美深町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月28日
草野新体制における福祉の方向性について
2023年6月28日、美深町議会の一般質問で、名取明美議員が「草野新体制における福祉の方向性について」質問し、町長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 名取明美 議員
- 答弁者
- 町長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 名取明美
それでは始めさせていただきます。新時代のはじまり。明るく元気なまちづくり構想。これから一般質問に入ります。項目 社会福祉。件名 草野新体制における福祉の方向性について。質問の要旨 美深町民は、草野町長の誕生に対し期待が大きく持続可能なよりよいまちづくりと安心・安全な未来へ続くまちを願っております。わが町における早急に取り組まなければならない課題としては、人口減少、少子高齢化は重大な問題です。また美深町は福祉のまちともいえると思います。福祉人材の確保、育成、定着の推進を図るためにも、自治体助成制度の検討が必要となります。今、何故それが必要なのか。福祉専門職の確保が必要だからです。他の自治体では専門職の確保のために自治体助成制度に力を注いでいます。現在の美深町の自治体助成制度は、弱く感じていますが、草野町政の福祉部門への具体的な方向性について伺います。1、医療関係の保健師、看護師、准看護師、さらに福祉人材の確保と育成が必要であり、福祉従事者への自治体助成制度の見直しが必要ではないか。2、美深町おける福祉人材(介護福祉士)の自治体助成制度の強化と就業一時金貸付の採用は、介護従事者の質の向上と福祉施設全体のサービスの充実が図られると思うがいかがか。3、自治体助成制度の強化は、美深町への定着率を高め、人口減少の抑止につながると思うがいかがか。町長の所見をお願いいたします。
答弁 町長 草野孝治
名取議員から草野新体制における福祉の方向性についてご質問をいただきました。まず、福祉従事者の自治体助成制度のご質問についてでございますが、福祉医療に関わらず、町内の各産業全体で先程も申し上げましたけれども、働き手、担い手の確保は深刻な問題でございます。福祉医療分野におけるまちの制度として、就学資金貸付制度として実施しており、福祉従事者としては、介護福祉士のみの対象となっておりますが、美深福祉会からは専門職でない方といいますか、資格所有者ではない方が就職すると離職率が高いという実態もあることから専門職を確保していきたいと伺っているところでございます。また人材確保に向けて養成学校へのPRとして、介護福祉士以外の福祉従事者への貸付金制度を設けてほしいとの要請もあり、対象職種拡大について、現在具体的に検討を進めているところでございます。次に、制度の強化と就業一時金貸付の採用についてのご質問ですが、まず福祉人材の助成制度の強化につきましては、北海道の市町村で介護職の貸付制度を設けている市町村は町で把握しているもので、美深町含めて17市町村、平均4万9千円となっております。まちの介護福祉士への貸付金につきましては、現在月額2万円就学貸付金を設定しておりますが、平均を下回っている状況にあり、また就業一時金の設定はございません。介護や福祉サービスの維持と質の向上のためには将来に向けて確実に人材を育成、確保していくことが必要でありますので、先程の対象拡大と合わせて現状の就学資金制度の改善に向けて、出来れば年内に条例改正をし、来年度以降の人材確保対策として取り組みができるよう進めて参りたいと思っております。3点目のご質問についてですが、現在、一時金制度は町内の病院や福祉施設に常勤職員として就業する者に対しての貸付としております。制度の拡大によって、医療福祉従事者が確保されることにより各種サービスの提供と質の向上に繋がるとともにサービスを受ける方は、長年住み慣れたまちでの生活が維持できます。さらに、町外の施設に入所することなくふるさと美深町で過ごすことができることから人口減少への抑制に繋がるものと考えられるので人材確保については今後も積極的に取り組んで参りたいと思います。以上、答弁といたします。
質問 4番 名取明美
今、町長の答弁で、専門職の確保、専門職のお金の話も今、していただきました。今進めているという話でした。今後も積極的にやりたい。本当に有難い話です。ありがとうございます。美深町は、福祉のまちともいえると思います。なぜかと言うと、人口比率からしても介護業界は美深町にとっての大きな産業となっています。まちとしても福祉施設で働く職員を支える支援が本当に必要となります。松浦周太朗、名誉町民の時から夫人と共に戦災孤児を受け入れる国の子寮をはじまりとして、脈々と福祉の心は引き継がれ全国へと広がっていきました。令和5年4月25日の北海道新聞によりますと、草野町長は、先程も何度も出ておりますが、早急に取り組みたい課題はありますかの質問に対して、働き手や担い手の確保の対策に手を付けたい。農業や商工業、医療、福祉などで人手不足となっていると書いてありました。あらゆる分野に対し、対策をしなければならない重要な役割が自治体にはあり、町長がそれらに力を注ぐことを期待するところであります。特に、このような状況の中で人口減少を早急に具体的な対策を進めなければなりません。今後、どのまちも人口減少を。今はどのまちも人口減少を抑えるために必死です。手をかけ、予算をかけて人口減少を、人口を増やすために尽力をかけております。どこのまちも人口減少だから仕方がないはもうやめましょう。必死になって人口減少を抑えることをやりましょう。今が、我が美深町を守るためのラストチャンスです。草野町長就任のご挨拶の時に、4年前の人口から473人減りました。上川管内町村で2番目に人口減の多い自治体となったと言われておりましたが、今が人口減少を必死で考えなければならない時期と私は思いますが、町長かがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
はい、まさに名取議員のおっしゃるとおりかなと思いますけれども、本当に美深町のみならず全国多くのこういった自治体の中では、少子高齢、人口減という問題に対して取り組みをされているのかなという風に思っているところでございます。国も異次元の少子化対策と銘打って考えているようですけれども、先程の2番議員のお話もありましたけれども、まだ先が見えていない状況にございます。その中でもですね。それぞれの町で色々アイディアを凝らしながらですね。対策を今、打っているのかなという風に思っております。ラストチャンスということで、何か凄く追い詰められているような思いにもなってございますけれども、私はまだまだ頑張っていけるのかな。全国的にも人口が減ってきますから、うちのまちだけ増やすということには、みんなどこのまちも同じような形で取り組んでいくのかなという風に思います。そういった中で、まずはその子育てというのも大事ですけれども、その手前、結婚して子どもを産まないと人口は基本的には増えてきませんので、そういった部分も合わせて対策を練っていかなければならないのかなという風に思いますし、今、定住人口だけではなく関係人口、そういった部分も大切にしながら、この大変厳しい時期を皆さんで知恵を出し合って乗り越えていければいいかなと考えているところでございます。
質問 4番 名取明美
町長の話、今、していただきましたが大変厳しい、そういうお話ではございました。では、人口を増やすためにどこに自治体の力を注ぐのかについてですが、他のまちは福祉従事者の人材育成に力を注いでいますが、美深町は先程申したように不十分であり弱いと思います。先程、町長が美深町は2万円、17市町村で4.9万円ですね。4万9千円という話もございましたけれども、やはり美深町は弱いと思います。福祉の充実のためには、人材確保と育成、定着の促進を図ることが必要であります。福祉にどれだけ一生懸命になるのか、福祉に向き合う気持ちがあるのか。それは草野町長の福祉に対する気持ちにかかっていると私は思います。町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
福祉のお話がでましたけれども、私は先程2番議員のご質問にもお答えしたとおり産業振興をはじめ、福祉も今多くの福祉介護従事者が1つの産業になっているというお話もありましたので、同様に力を注いでいければと思っているところでございます。制度拡充をされることによって、町がそういう制度で専門職員を募集するというPRも可能なのですけれども、美深福祉会ですとか町内の全ての事業者がですね。こういった制度がありますよということで、PRできるのではないかなと。そういったことによって人材確保ができれば、専門職の人材確保ができればすぐ離職するということは少ないと伺っていますので、定着、人口増に繋がってくるものかなと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 4番 名取明美
今、町長が言っておられましたように、美深福祉会さんの方でもそういうような支援の方を設けようという風な話は伺っています。町と、あと施設の方で両方でやはりそういうのを設けて人材確保に繋げていっていただきたいと思います。次に、福祉施設の抱えている様々な問題への対策に必要なのは、福祉サービスの向上です。専門職の確保と育成が重要であります。この福祉施設の充実は、まちの未来へ続く笑顔溢れるまちへと繋がると思います。私は、60歳を超えてから旭川近郊の老人福祉施設100件以上を見学し、入居に適した施設、施設サービスの内容、スタッフの対応を見てきました。入居者にとって施設のスタッフの優しさ、思いやり、話を聞いてくれるなど、サービスが充実していることが大きく評価に繋がりました。今、都市にも福祉施設が多くなり、専門職がそちらの方に流れる傾向となっております。自治体の福祉施設の支援は人材の確保と入居者の希望にあった施設になることも大きな効果があると思います。町長に伺います。私は、専門職の確保が入居者の希望にあった施設となると思いますが、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
専門職の確保が、やはり大切だということで、先程もお話した、ご答弁させていただいたのかなと思います。本当に福祉サービスの向上、専門職の確保、育成についてはですね、続けてしていかなければならないかなという風に思います。実は、今日、今晩ですけれども、医療と介護従事者のですね。包括支援センター主催の研修会がCOM 100で開催されて、私も冒頭出席することになっております。そういった部分でですね。約11事業所から60人以上だったと思うのですけれども、参加してちょっとコロナで毎年できなかったのですけれども、今年は講師を招いてですね、そういったことで医療福祉合わせて連携を図っていくと。そして従事者のレベルアップといいますか、先程の優しさ、思いやりも含めた研修会に繋がっていけばいいかなという風に思っているところでございます。
質問 4番 名取明美
ありがとうございます。次に、2番目の介護福祉士への奨学資金貸付の強化についてであります。今、その準備を進めていますという町長の答弁がありましたので、ちょっとあまりあれなのですが、こちらのですね、令和5年1月の広報紙10ページの中で、介護福祉士就学資金貸付2万円。2万円と書かれてあります。月額2万円。年間で48万円を上限としております。公立専門学校2年間で平均授業料175万円が必要になります。こちらの方の看護師の利用は2名の実績があったと聞いております。しかし、介護福祉士の利用があったとは聞いておりません。やはりこのことは2万円設定が弱い原因ではないでしょうか。私は、この設定の見直しが必要だと思います。町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 草野孝治
はい、先程もご答弁させていただいたとおり2万円は低すぎるという風に思っておりまして、先程平均等もお話しましたけれども、それ以上になるように現在、担当の方と協議を進めているところでございますので、安心していただければなと思います。
質問 4番 名取明美
ありがとうございます。では、こちらの方の質問は、今やっているということでもう質問の方は、こちらは終わります。続きまして、3番の質問なのですが就学一時金貸付についてです。これは介護福祉士の定着に繋がります。専門職の定着については、保健師、看護師、准看護師と同様に社会福祉士に対しても就業一時金貸付制度が美深町に定着するためには、私は必要だと思います。こちらの制度につきましても、どのように必要性を考えているかよろしくお願いいたします。
答弁 町長 草野孝治
就学一時金の部分も増額へ向けてですね。現在、担当所管と詰めているところで、まだちょっと細かな金額までは発表できない状況ということで、何とか就業一時金も見直していく考えでいるということでご理解いただきたいと思います。
質問 4番 名取明美
今、そちらの方も考えているということで、考えてもらっている以上、これ以上質問はないのですが、最後に、私は明るく元気な優しい福祉のまちづくり構想として提案させていただきました。福祉専門職への助成制度について、介護福祉士など奨学資金の強化と就業一時貸付金などをはじめとして未来へ繋がるまちづくりの一面となると思います。さらに他の市、町、村においては、理学療法士、社会福祉士、精神衛生士などへの助成制度が、もう既に進んでおります。施設サービスの質の向上になる助成制度は、福祉関係者、利用者の要望でもあります。私の100件以上の見学経験から強く要望するところであります。これが最後となります。福祉施設で働く従事者と福祉施設を利用する入居者、さらにその家族、関係家族が充実した福祉のまちの中で、安心・安全な生活を送ることができるよう、明るく元気な優しい福祉のまちを目指していただきたいと思います。このことは草野町長が目指す、持続可能なより良いまちづくりと安全・安心な未来へ続くまちづくりへと繋がり、福祉の心のさらなる成長に繋がると思います。最後に町長から何かありましたら答弁をよろしくお願いいたします。もしなければ結構です。
答弁 町長 草野孝治
はい、何か名取議員から激励をいただいたということで、ちょっと私もしっかりやらなきゃということを再度認識させていただきました。本当に優しく、元気な優しい福祉のまちづくりということは、本当に大事なことかなと思います。先程、専門職のお話もございましたけれども、施設の規模等々によってですね。配置の必須要件なのかどうなのかそういった点も見極めながらですね。最終的には専門職員を確保して、美深の町民が本当に安全・安心に暮らせるまちづくりに繋がっていくことを私も考えてございますので、今後ともご指導ご助言いただければという風に思って答弁とさせていただきます。
質問 4番 名取明美
本当によろしくお願いいたします。これで一般質問を終わります。