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美深町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日

地域担当員による自治会のサポートについて

2022年6月15日、美深町議会の一般質問で、名取明美議員が「地域担当員による自治会のサポートについて」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
名取明美 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 名取明美

住み良い町とは何でしょうか。これから一般質問に入ります。項目 行政。件名 地域担当員による自治会のサポートについて。質問の要旨 自治会活動において、住民の高齢化による役員の後継者不足は各自治会の共通課題であります。小規模自治体では、住民の減少により活動が難しくなっているところもあります。現在、美深町の取り組みの1つに地域担当員制度があります。地域担当員制度について以下の点について町長に伺います。1、地域担当員制度における地域担当員の役割と近年の活動内容について伺います。2、地域担当員の人材育成の観点から、後継者として若い職員を副担当の1人に充てるのはいかがか。3、地域担当員が、各自治会の自治力を高めることを目的として、自治会の事業に積極的な共同を図り活性化させてはいかがか。4、住み良い地域づくりのため、地域担当員を通じたよりタイムリーな情報提供や各自治会が抱える問題に対する助言をより積極的に行ってはいかがか。町長の所見をお願いいたします。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

只今、名取議員の方から地域担当員による自治会のサポートについて、4つのご質問を頂いたかなと思っているわけですけれども、まず地域担当員制度における地域担当員の役割と近年の活動状況についてでありますけれども、地域担当員の役割、活動についてですけれども、地域担当員は担当する自治会におかれている現状と課題を把握し、それぞれを町政に反映するという目的を持っているものでございます。役割としては各自治会の行政情報の提供、2つとしては主要事項の広聴と要請。地域が行う活動の相談だとか助言。担当地域内の現状把握や災害時の現状把握。担当自治会と行政との連絡調整、こういうことが大きな役割かなと思っております。近年の活動内容としては、新型コロナウイルス感染症の影響により自治会活動が縮小している。こういうことが言われているわけであります。自治会行事等への参加は少ない状況でもあるわけでありますけれども、例年各自治会の総会に出席をして自治会活動や生活の役に立つ主要な事業などの行政情報をお知らせしているところでもあるのかなと思っています。また自治会によっては、自治会イベントや行事に参加して交流を深めたり、役員で参加する中で地域活動を地域課題の相談にも乗っているということは言えるのかなと思っているわけであります。地域担当員の人材育成の観点から後継者として、若い職員を副担当の1人に充ててはいかがという提案も頂いたところでございます。現在、課長職が地域管轄として複数の自治会を管轄し主幹職が主な担当として2人ずつ配置をしているわけであります。担当のうち、1人は係長・主査職を後継的な考え方で配置しているわけであります。ご理解を頂きたいと思っております。次に、地域担当員が各自治会の自治力を高めることを目的として、自治会の事業に積極的な協働を図り、活性化させてはいかがという質問でありますけれども、この制度は自治会の様々な事業や参加させるために、配置したものではないということをまずご理解頂きたい。自治会活動は地域住民の主体的な活動であります。行政側である地域担当員が地域の自治力向上のために、住民が活動しやすいようにサポートしていくことがポイントだという風に考えているわけであります。またそれぞれの地域に様々な状況があることから、これからも地域担当員が地域と協議を進める中で、地域に見合った形の活動を推進したいと考えております。最後になりますけれども、住み良い地域づくりのために地域担当員を通じたタイムリーな情報提供だとか、各自治会が抱える問題に対する助言を積極的に行ってはいかがという部分でありますけれども、住み良い地域づくりのためには、よりタイムリーな情報提供や各自治会が抱える問題に対する助言をより積極的に行ってはいかがというご質問でありますけれども、これまでもどちらかというと自治会総会をはじめ、まちづくり懇談会などへの地域担当員が参加し、まちづくりの意見や助言などを汲み取って頂くほか、必要に応じ住民と職員とが地域の課題やその解決を検討する場を設けるなどの取り組みを行って参っております。地域住民と職員とがまちづくりへの共通認識を持つことがまちづくりに不可欠であることから、職員には進んで住民の中に入って行くことが期待しております。職員も通常業務の状況によっては、タイムリーな情報提供が出来ない場合もあるわけでありますけれども、必要な時に自治会の皆さんからも気軽に声をかけていただきたいと思っているわけであります。以上4点に亘っての答弁と致しますけれども、これらのご質問、根幹に係る自治会の役員などは、どちらかと言うと人材不足、そう言われることも聞きおよんでいるところでもあるわけでございます。ただ美深町の自治会制度というのは、早くから制度化されております。今でも自治会、他の町村では、行政区だとかそういうことでやっている自治体もあるわけでありまして、そういうこともご承知おき願えれば有難いなと思っているわけであります。以上申し上げて答弁にさせて頂きます。

質問 1番 名取明美

まず初めに、何故地域担当員制度を今回取り上げることになったのかの理由を申し上げます。単独自治会の活動が難しくなっているからです。私が議員になる前、自治会対抗町民大運動会が盛んに行われていました。近年、参加している自治会の数が減少しています。合同自治会等での参加によるものです。近年の2018年の大会では、14地区の参加でした。今後、人口減少が更に進むと単独自治会での参加が難しい小規模自治会が増えることを心配しています。このようなことを、町長はどのように思われますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

うちには町内に6つ、更に農村部に7つですか。8つですか。全部で17の自治会があるという風にしているわけでありますけれども、その中で今言われましたように年々運動会等にも参加できない自治会も出てきている中、合同出てきているチームも地区も自治会もあるという風に聞いているわけであります。また、そして目にしているわけであります。ただ、この頃の活動として少し自治会活動そのものがコロナ禍の中で委縮しているというか、委縮させられている。自粛している。こういう傾向があるのも事実です。そろそろ自治会、更には色々な活動もそうでありますけれども、経済活動含めてでありますけれども、自粛するのも終わらせていかなければならんなと思っているわけであります。

質問 1番 名取明美

もう1つの心配は、自治会の活動員の不足です。何故かといいますと1人で何役もやらなければならないという状態をそういう話を聞いております。このことは自治力の低下に繋がります。2つの自治会を合同し、新しい1つの自治会としての考え方はありますか。町長いかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

具体的に言えば、町内は中々何百とありますからね。自治会は、ただ農村部と言いますか、集落の部分ではね。自治会機能がかなり難しくなってきている。そういう自治会の中にある班活動等もそうでありますけれどもね。非常に難しくなってきている。ただ私の方からね、行政として合併を言っているのかもしれませんけれどもね。質問としてあるのかもしれませんけれどもね。そういうことを申し上げる段階ではないのかな。そういう今の気持ちであります。

質問 1番 名取明美

町長のお考えはわかりました。私は、未来の自治会活動に不安を感じております。今後、美深町はどうなるのだろうかと真剣に心配していました。議員になり地域担当員制度という取り組みを目にしました。その時は、内容までは十分に理解していませんでした。今年になり、自治会の資料で令和3年度町からのお知らせ事項、こちらのものを頂きました。地域担当員制度の担当員の配置を細かく見させて頂きました。まず一言、なんて素晴らしい取り組みなんだろうと感動しました。役員である地域担当員の方々の人数と、配置されている役職に深くこの制度を重要視されていると伺えました。100人程度の町職員の半数以上の重要なポストの方々が配置されています。自治会への力の入れ方が分かりました。町長の自治会への思いを強く感じました。これだけの町長の思いを町民にも知って頂きたく、地域担当員制度を取り上げました。この素晴らしい制度を継続し充実させるためには、人材育成が重要となります。先程話したように取り組みの強さを感じるところではありますが、継続力には少し問題があると思います。若い人にも経験が必要であり、いずれ主担当になります。そういう役割を果たさなければなりません。取り組みの継続は後継者の育成にも考慮しなければならないと思いますが、町長どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

只今、質問されている名取議員の方から自治会制度については、頑張っているなというお褒めの言葉も頂いたなと思っておりますけれども、課題がないわけではない。こういう風なご指摘を頂いたところでございます。機会あるごとに職員側といいますか、行政内部でも自治会制度を取り上げながら私も発言して、職員の皆さん方に自治会に入っている職員、担当員等々にもお願いをしている向きもあるわけであります。ただ、自治会としてもその自治会員、担当員となっている方々の使いまわし、役員を含めてでありますけれども、使いまわし。そしてその制度ということを考えていかなければならない。ただ、先程申しましたように農村部だとか小さな自治会等々が介在している現状においては、非常に難しい問題も含んできているな。ただ自治会の中ではもう既に、例えば、ひまわり会だとかそういう部分等の方のいかがになってきているかこういう部分もあるわけで、そしてごみ拾い活動等も十分でない。そういうことも行政内部では色々検討しながら、また私としても職員側にそういう注文もつけております。そして機会があるごとに言っているわけでありますけれども、担当員を集めた自治会の在り方といいますか、担当員の在り方といいますか。そういう部分のお願いもしてきているような状況でありますので、ご理解をいただきたい。自治会問題は何と言うか時代とともに人口が少なくなってきて、そして高齢化を迎えて役員なり手がいない、そういう難しい課題があるわけでありますけれども、何とか乗りきっていきたい。そのためには役場内部にいる自治会担当員制度だとかそういうものだけではなくて、自治会の役員そのものがやっぱりその使いまわしを含めて苦労する。苦労と言いますか1つの解決策を見出していく。そういう努力をやっぱりすべきかな。ただ、若い職員という部分もあるわけでありますけれども、若い職員でないかもしれません。若い職員と言えないのかもしれませんけれども、補佐的な職員、係長ぐらいの職員もつけておりますので、その辺のところをご理解いただきたいなと思っております。

質問 1番 名取明美

地域担当員制度に関わる職員数は、58人です。その中で女性職員は6人です。女性職員の配置についても重要であります。女目線での意見を取り入れた考え方や、対応が必要なこともあると思いますが、その辺のことはどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

私も意識して考えたことは、考えたと言うか意識してかくれたことはないのでありますけれども、全体的に我が町の行政含めてそうでありますけれども、女性がそういうポストについているという、少ないなと思っております。逆に言えば若者と女性と、そういうのが少ないなと、こういう感じがしているわけであります。それだけにその辺の登用も考えていかなければならない。6人と言われましたけれども、行政内部による女性の数も少ないのだということも先ずもってご理解いただきたいと思います。

質問 1番 名取明美

今の町長の答弁で凄く分かります。今の事ですが、そのことを考慮してもらうことで、地域担当員の質、質というものが向上すると思いますので、そちらのことをよろしくお願い致します。次に、総務課企画グループより聞いた中で、住民参加のまちづくりを推進するため、各自治会に地域担当員を配置したと知りました。その役割として住民への行政情報の提供と地域の要望等について、自治会長と調整すると聞きました。自治会長が住民の要望を聞いて、困った時、行き詰った時にどう考えて、どう対処したらいいのかを相談できる人が地域担当員であり、自治会長と行政との繋ぎ役として地域担当員制度があると理解しましたが、消極的な協同だと私は思います。問題がなければ地域担当員の活動はありません。そこで地域担当員の積極的な協働につきましては、このように書かれていました。令和元年度美深町まち・ひと・しごと創生総合戦略評価報告書の中で、平成30年度元気づくり交付金の活用がなかったことを受けて、地域計画の早期の策定を地域担当員と自治会役員と共同で行うよう期待すると町の方向性が示されました。このように積極的な町の方向性、あるいは行政が自治会の活性化に有効だと思いますが、町長いかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今言われたことそのものが心配なことでありますけれども、ただ自治会の担当員は、その自治会の出身者を必ずしも充てているわけではないのですね。ただ役員に多くは自治会の出身者が役員となってきたり、そういう部分もあるわけでありまして、だからそういう60何人と言われましたけれども、相当な数が自治会にかたっておるのではないか。というのは、うちの職員がかたっているのではないか。ただ自治会の課題と言いますか、問題は活性化になっていない。そういう部分はあろうかと思います。そして悩みもあるのかなと。その中で自治会が抱える課題、そして担当員が抱える課題、そして自治会長が抱える課題等々の付き合わせ等が十分されるかどうか。この辺が自治会活動の要になってくるのかなと思っているわけでございます。従いまして、やっぱり地域の住む人もそうでありますけれども、やっぱり自治会なりそういうものを上手く使うというか、大事にするとか、という活動が大事になってくるのではないかな。うちの自治会担当員もそうでありますけれども、やっぱりその配置されている意味。元々は2人だったのですけれども、自治会担当員が、それを3人に増やしているということも含めて機会あるごとに、その辺の事も職員に指導しておりますので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 1番 名取明美

話は変わりますが、5月30日、町長も参加されていました交通安全指導員の総会において、名寄警察署長が、詐欺事件が非常に多いと話されていました。また、6月4日付の北海道新聞の記事には昨年同期の3.4倍の詐欺被害金額となっていると報じられております。犯罪防止、犯罪予防、これをしなければ安心な住み良い町とは言えません。特に高齢者が被害にあうケースが多いことは、町長もご存じかと思われます。投資詐欺、オレオレ詐欺などもあります。安心な住み良い地域づくりをするために自治会長と地域担当員が共同して知恵を出し合って犯罪防止に配慮して頂きたいと思いますが、町長いかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

1つの提案型かなと思っております。聞いておりましたけれども、非常に大事なこと、安心安全な町としてという掲げておりますけれども、そう簡単なことではない。行動しないとやっぱり何と言うかつくっていけないと。安心なまちをつくっていけない。やっぱり色々な機会を通してつくりあげていくというものだろうという風に思っております。非常に手間暇のかかる話かもしれませんけれども、その辺は十分協議をして自治会の中で機会を捉えて対処していきたいと、このように思っております。

質問 1番 名取明美

今、警察の方でも巡回、啓発、1軒1軒回るなど、大変美深町でもやられております。警察はもちろんですが、自治会からの情報提供と言うのですかね。そういう防犯をして頂きたいとは思います。不満というのは、我慢できます。でも不安は命と財産に関わる問題です。私は、健康寿命という命の問題と犯罪防止という不安を少しでも少なくすることで、住み良い町になると考えております。これが最後の質問になります。山口町長が町長になられて、平成、令和と時は流れました。美深町という船が大きな波を乗り越えるために、舵取りをされてきました。未来の美深町の船が、不安と言う波を乗り越えるには、この地域担当員制度が重要な役割を果たしてくれることを期待いたします。地域担当員が自治会からの要請と必要があった時、全力で自治会のサポートをして頂きたいと思います。これが最後です。町長いかがでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

自治会のサポートという部分については、色々なサポートの仕方があるのかなと思っておりますけれども、全力で自治会へのサポートをしたいと思っております。そして安心なまち、これをつくりあげていくように努力して参りたいとこのように思っております。

質問 1番 名取明美

よろしくお願い致します。これで一般質問を終わります。

出典:美深町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる