みんなの議会

美深町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日

新型コロナワクチン今後の接種計画について

2021年6月16日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「新型コロナワクチン今後の接種計画について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
藤原芳幸 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 藤原芳幸

それでは6番 藤原。一般質問をはじめさせていただきます。まず新型コロナ感染拡大で社会に混乱が生じてから、既に1年以上が経過し、美深町でも色々影響が出ておりますけれども、多くの町民は不安を抱えながらも自分から感染しない、感染させないとういう意識を持ち不平不満もあまり言わず、辛抱強く賢明な行動をとってきていることを誇りに思っているところであります。またこんな状況下でありながら落ち着いた日常生活を送れるということは、これまでも連日対応つづけて来ておられる町職員や医療関係者、福祉関係者など、多くの皆様の日ごろの努力の結果でもあり、町民として感謝を申し上げる次第であります。それでは一般質問ですが、項目は行政、件名新型コロナワクチン今後の接種計画について。只今の町長の行政報告の中でも随分色々と詳しく報告がありましたが、ちょっと質問の答えになっている部分も多々あったわけですけれども、この辺時間のずれ等もありますので、改めてこの辺質問申し上げますのでよろしくお願いしたいと思います。中々、収束の見通しが立たないコロナ感染も、収束の切り札と期待されるワクチン接種がようやく始まりました。本町では今週末から高齢者に対し本格的な接種が始まりますが、前例のない事態に連日対応に追われる担当職員に敬意を表すると共に、今後の対応にも期待するものであります。高齢者の接種では、取りまとめで混乱が生じないよう、また短期間で集中的に成果があがるよう入念に準備のされたものと思われ、十分評価の出来る内容であると私は思っております。今回のこれまでの経緯を踏まえて今後の対象となる町民へのワクチン接種をどのように進めるべきと考えるか、不確定な要素も多いですが町長の考えを伺いたいと思います。1、現在ワクチン接種の該当者が予約した割合はどのような状況か。また接種を希望しない人への対応はどのようなものになるのか。2、各地でキャンセル等により発生したワクチンの取り扱いの問題で、対応のマニュアル不備などが指摘されてきました。対応マニュアル等の準備はできているのか。3、今後は65歳未満の町民の接種計画を立てていくことになるが、現時点での考え方と日々状況が変化する中で対象者へどのような情報提供を行っていくのか。4、ワクチン接種の進展状況は町内の事業・イベント等の開催に影響があるのではないか。町長は当初、工夫しながら開催できるよう努力するとしておりましたけれども、現時点での考え方はどのようなものか伺うものであります。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

只今、藤原議員の方から新型コロナワクチン今後の接種計画についてご質問をいただいたところでございます。新型コロナワクチンの接種に関しては、行政報告で申し上げましたけれども、若干重複する部分もあるかと思いますけれどもお許しをいただきたいと思います。なお、4点についてご質問いただいておりますので、これらについて答弁を申し上げたいと思います。まず高齢者の集団接種についてでありますけれども、対象者は1,584人、6月14日現在の予約数は1,414人で、予約率89%となっておるわけであります。申し込みがない方に対しましては、ワクチン数を準備するためと申し込み忘れ、これらを防ぐための確認作業を行っているところであります。希望する高齢者への接種は今回の集団接種で概ね終了できる見込みとなっております。また接種を希望しない方への対応でありますけれども、ワクチン接種は任意接種であります。従いまして、接種券の発送の際に国のリーフレットを同封するなど、ワクチンの安全性・効果など周知してきておりますけれども、新しいワクチンですので接種しない理由も様々だと考えております。集団接種後も希望すれば個別接種も可能ですので随時、予約を受け付けしていくことも考えております。次にキャンセル等により発生したワクチンの取扱いについてでありますけれども、集団接種・個別接種・それぞれにおいて廃棄防止対策を構築しているわけであります。行政報告でも申し上げました通り、キャンセルが発生した場合には廃棄することなく代替者に接種できるよう事前に対応者を確保しております。次に65歳未満の方への接種でありますけれども、まず基礎疾患を有する方を優先して進めるよう6月10日に防災情報端末機及び回覧にて周知してきたところであります。その次に基礎疾患のない一般の64歳以下の方の接種になりますけれども、接種券を6月下旬に発送し7月下旬から接種を進める予定となっています。その後の進めにつきましては、ワクチンの供給状況によりまして決定次第順次お知らせいたしますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。また新型コロナワクチン接種の対象年齢については、16歳以上としておりましたけれども、国の実施要領が改正されておりまして、6月1日から12歳以上に年齢が引き下げられているわけであります。ワクチン接種自体は任意接種でありますので、これまでと同様に新型ワクチンについて情報提供して参るわけであります。早期に希望する町民の皆様の新型コロナワクチン接種を終えられるよう引き続き努力して参りたいと考えているわけであります。次に、イベント等への開催への影響についてのご質問でありますけれども、今年度については、それぞれの主催者においても可能な限り町内の事業やイベント等を実施していくよう考えておられると認識しております。しかしながらここに来て緊急事態宣言が6月20日まで延期となっており、町内の事業やイベント等も中止、または延期になったものが多いと認識しておるわけであります。緊急事態宣言の解除後は開催できるものについては、これからも工夫をしながら実施していただけるような方向を示して参りたいと思っております。また多くの町民の皆様の新型コロナワクチンの接種が進んだとしても、感染予防対策は継続していかなければなりませんので、これまでと同様に新型コロナウイルス感染症の予防について、国や道の指針、方針に従い周知・啓発に努めて参ります。新型コロナウイルス感染症に係る町民生活や経済活動に対する影響を最小限とするためにも、引き続き感染予防対策へのご理解とご協力を賜りますようお願いを申しあげたいと思います。以上であります。

質問 6番 藤原芳幸

町長に今お答えを頂きました。質問の作った時期とこの回覧等の時期との関係で質問したことに対しての内容がもう既に出ている部分もあるということもそこは申し訳ないなと思いますけれども、ご理解をしていただいて答弁いただきたいと思います。まず、今の現状として1,584人中89%が希望を持っているということで、それらのことも全て準備が出来ているということで非常に高い希望者があって、非常に安心はしているところなのですが、ワクチンにおいてはある程度の数が割合で接種が進まないとその集団免疫ができないだとかというある程度のレベルのクリアというものが求められるのですけれども、そこに応じては強制ではない、任意であるということで中々指導的な部分は難しい部分はあろうかと思うのですが、今高齢者の方は大変関心が高くて美深町でも高い予約率なのですが、ネット等の色々なアンケートの結果を見ますと早く打ちたいという方が40%ちょっと45%ぐらい。そして今はまだ打ちたくないという人が30%ぐらいいると。そして様子を見ながら考えたいという人が20%というようなそういった話も出ていると。その中で今後若い人、若い人というか65以下の人を打っていった場合には、このような高い予約率というのですかね。そういうものも少し難しいのかな。そして接種方法にしても集団接種という形はとりにくい状況もみられるのかなと私は思うのですが、それらに関してまず接種方法というのは今回の高齢者と同じような集団的に日程、あるいは地域等を決めながら打っていく形になるのか、その辺に関してまず町長はどうお考えになっているのかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

ご質問の件でありますけれども、89%の高齢者の予約率でありますから、かなり高いものがあるなと見ております。また既に医療従事者だとかそういう方々の接種も進めておりまして、これが済んでいるという状況等もあるわけであります。従いまして、美深町の場合はインターネット等々の数字の報告等もありましたけれども、我が町においては、インターネットの数字にはこだわらないと言ったらおかしいのでありますけれども、その中にも我が町の数字も含んでいるのかなと思っておりますけれども、しかしながら我が町の医療、医師の状況等も鑑みて、厚生病院と既に集団接種については2日間、COM100で2回にわたって実施をするよということでありますけれども、それ以外については厚生病院で平日、土日以外に接種をするという、町内の医療事業にもよりますけれども、そういうことを既に厚生病院等々検討して進めておりますので、そういう方向に持って行くのだということをご理解頂きたいなと思っているわけであります。これで十分かと言えば、まぁまぁ十分、100%十分と言えないのかもしれないけれども、私としては最善の方向を取っているのではないのかなと思っているところです。

質問 6番 藤原芳幸

今、町長からその部分は聞いたところですが、まず64歳以下の接種は7月、来月からですか。疾患等のある人を優先して行うと。その後については、先程の行政報告では7月下旬くらいから打てるように想定して準備していくという形になるのですが、今言った、例えばこれ若い人になった場合には、高齢者と同じようなわけには恐らくいかない部分も出てくるだろうという中で、町がどのような情報を出していくかということは、高齢者の時もこれ4回、黄色い紙ですね。これはしょうがなかったと思うのですが、これは2月から2・3・4・5と4回、その都度、その都度の情報を出しております。5回目というのが今回覧版で回っている64歳以下の方の対応になるわけですけれども、最終的には4回目で決定したということの1回目の接種の日にち、2回目の接種の日にち、で3回目までは当然そういうことが中々流動的で決定できなかったので、色々な情報提供にはなっているのですが、その中でもう既にここまで来た段階で、64歳以下の人に対しては、まだそこまでの決定は出来ていないようなのですが、これある程度国の方ではワクチンに関しては数が確保できているということで号令がかかっているわけですが、今後町が進めるその接種の計画、日程等がこれ具体化したらそれに合わせてワクチンが供給されることになるのか、あくまでもやはりそのワクチンが美深町に届く日を見たうえで、その具体的な日程等が決定されるようになっていくのか。そこによって報告の仕方が全く変わってくると思うのですけれども、今現状としてはどういう状況でそのワクチン、道や国に美深町の計画を立てれば直ぐ供給されるような、合わせて供給されるような形になっているのかどうなのか。ちょっとそこをお伺いしたいと思うのですが。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

既に集団接種等々の部分についてはワクチンの目途がついているわけで。今後の若年層等の関係も含めてでありますけれども、ワクチンの目安がついた段階に厚生病院と協議をしながらこういう、そしてこういう予定になるよという方針も既に出ている部分もありますので、それにそって準備を進めているというような状況であります。

質問 6番 藤原芳幸

後は、今町長の話で町としてはそれなりの準備を当然しながら進めていると。その部分がこれから打とうと、打てると思う人達は中々見えないのですね。結局は町としては、何月何日に決まりましたというのは、それは報告としては絶対間違いなく出せる部分なのですが、それまでは色々と流動的な部分があって不確定なものの中で情報を出すのが難しい部分があると思うのですけれども、その方に関してどういう状況にあるのか、というその情報の出し方、これ不安を抑えるために情報というのが出てくるわけですから、もう少しそういう視点での情報の出し方というのは考えられる部分ではあるのではないかなと思います。高齢者に関しては、私はこの日程等に関して非常に混乱の起きないような形で成果があるようにということで、大方の町民も理解をしている部分で評価はしておりますけれども、一方で他の町等がどんどん進む中で美深町何でまだ進まないのだという意見もこれ聞くわけですよね。そういった場合には、今現状美深の進めている取り組みを、私なりに、こうこうこういう状況だからもう少し待って、この日になれば必ず打てるのだから。そのために準備しているのでという話をそれなりにすると、なるほどなというように理解はしてもらえるのですけれども、私として何でそういう話をしなければならないのかということも変ではあるのですけれども、やっぱりそういう話をして町民にその日までちゃんと待ったら打てるんだから、間違いないからという話はするのですけれども。そういった意味で町が色々工夫をしながら苦労しながら立ててきている状況、計画が中々町民に理解されていない部分が多少あったのではないのかなという気がするのですよ。だからそういうことも踏まえて64歳以下の人をこれから高齢者と同じような形で集中してやるのは難しいかもしれないので、そこに関してはその都度、その都度の状況合わせた情報というものを出していく必要があるのではないのかな。今までは月1回でこうやって出ていましたけれども、これあたりも同じような形で持って行くのか、その辺に関して実際の計画を進めながらなので非常に難しい部分はあろうかと思いますけれども、その辺に関して町民が安心できるような形での情報の提示の仕方というものをもう少し工夫できないのかなと思うのですが、町長はどうお感じになりますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先ほども申し上げましたけれども、64歳以下の部分については、今後については基礎疾患のない方々については、今月下旬といいますか6月下旬を持って発送して7月下旬から接種できるように致したいということを申し上げているところでございまして、先程申しました各家庭に1枚ずつ取ってもらうように広報だとかそういうものもさせて頂いているところでありまして、状況の分析等々については、出せる状況についてはそれぞれ私どももそれぞれの情報も集めておりまして、やっているつもりでおります。今後についても議員のご指摘のように月に何回というところまでは今段階では申し上げられませんけれども、逐一出せる方向、ワクチンの状況等々も踏まえながら行っていきたい。広報していきたいと思っております。コロナのワクチンの関係については、町民も心配される方、更にはそんなに心配されていない方様々な考え方あるようでありますけれども、国においては特別に6月から12歳まで年齢を引き下げるという方向も出ておりますので、この部分については新しい状況でありますので、学校等々も十分な連携、そして保護者の考え方等々も聞き取りしなければならない部分もありますので、その辺のことを十分対策をとりながら、町としての対策本部も30何回も1年間通してでありますから、1年以上経っているものですから、積み上げてきているつもりでありますのでご理解を頂きたいと思っております。

質問 6番 藤原芳幸

それでは、最後に聞いた町内のイベント等のことですが、町長が先程言ったように、やれるものは実施できる方向が基本という形でしたけれども、その中で当然状況を見ながら中止・延期になってきているということは私も承知をしております。それで、ある程度どこかでどのような線を引くかというと、今回のように緊急対策が出ていると。20日でどうなるかわかりませんけれども、そういうものがあるとこういう事態だからということは非常に言いやすい部分があるのですけれども、それが仮に解除になって、どのような形で北海道が残るかわかりませんけれども、そういった中でそういったイベント等をどうしようかという時に考えた時にはその時、その時の様子を見ながらということで対応するのは当然なのですが、1つの考え方として町民と話しても多くの方が思っているのは、これ折角ワクチンをこういう形で接種できるようになったと。そして高齢者が7月中に目途がつく。その後に他の町民たちも受けるような形になったらある程度のそのワクチンが希望者に接種できた形、そしてある程度そこが1つのラインかな。それが終わらないうちは中々大丈夫だから集まろうというのは難しいのではないのかなという雰囲気があるし、そういう方が多いです。そして実際に解除になるというのはまだまだその先の話になろうかと思うのですが、現状としてその都度考えるとは言え、出来る方向で色々やっていきたいという希望はあったけれども、現状としてはやはりコロナワクチンの接種が最優先で町民の希望者に行った後で出来るものを再開していくという形になるのかなという気はするのですが、そこに関しては町長はどのように考えられているでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

言ってみればコロナ禍にあっての会議だとか総会だとか、そういう催し物についてのご心配ごとかなと思って聞いていたわけでありますけれども、従前もそうでありましたけれども、緊急事態宣言中については、やっぱり中々出張等もままならないということで、多くはテレビ会議だとかそういうもので実施することにする。また町内にあっても私どもだけが主催者となって会議を進めるわけではありません。総会等も進めるわけではありませんけれども、多くの場合は書面会議だとかそういう形でみんなの了解を得ながら進めさせていただいている。今後も出来る限り総会をやってほしいという願いはあるのですけれども、総会等をやってほしいという願いは、催し物等もやってほしいという願いはあるわけでありますけれども、必ずしも私どもだけの主催者ではありませんので、それぞれの立場の方々と相談をしながら進めさせていただきたい。ただ町民感情としては、こういう時代なものですから、こういうコロナ禍の時代なものですから、なるべく出かけることは自粛といいますか、避けていきたいなという風ではある。しかしどうしてもやらなければならない会合、総会等があるわけでありますので、それらについて催し物等も含めてでありますけれども、それはそれで粛々と進めることができればいいなという希望を持っています。

質問 6番 藤原芳幸

それではコロナコロナでコロナのことばかりであれなのですけれども、先程の行政報告の最後の方にもこれから町民に対しての呼びかけみたいなものがついておりますけれども、改めて今町民はコロナ禍の中で色々冒頭申し上げましたけれども、色々な意識を持ちながら兎に角頑張ろう、乗り切ろうということでそれなりに行動をとって、僕ら色々話を聞いた中で、そういう中で何というのだろう、何処にも出かけられないと。町が何をやっているのだとか誰が悪い、彼が悪いというそんなことは全然聞こえてこないのですよね。本当そこに関しては町民の本当にそういう考え方だとかというものは本当に誇りに思っている部分で有難いな。本当に自分らもその辺言われてどうするのかと言われたら、本当困る部分だったのですが、そこら辺に関しては本当に冷静に対応して非常に落ち着いて生活を送っているという形なのですが、今こうやってワクチンが見通しがつくようになってきて、ただそれだけで物が片付くわけではないと。まだまだ色々そのこれまでの生活に近いものに戻っていくためには、クリアしなければならない部分、見ていかなければならない部分がまだまだ多い中で、それこそ2年経っちゃうのではないのかなという気はするわけですけれども、そういったものに対して町民にまだまだ協力をしてもらわなきゃならない、辛抱してもらわないといけないものもあると思うのですが、折角の機会なので町長にもそこに町民に対してメッセージがあれば是非一言お願いしたいなと思うのですが。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

私からのメッセージということもあるようでありますけれども、実は本当に混乱なく進めさせていただいていることについて、非常に感謝を申し上げたいな、町民に感謝を申し上げたいなと思っているわけであります。ただ6月20日に今宣言が緊急事態宣言が北海道もどうなるかわからない。こういう状況であります。しかしながら先程申し上げました通り、その後についても3密を避けていくとか、色々なことを考えて行動をとらなければならない。言ってみれば生活防衛もしていかなければならない。こういう立場だろうと思っております。しかし美深の町民の方々本当にご理解をいただいて安心・安全な生活を送っておられるのではないのかな。ただ色々厳しい面もあろうかと思います。ただ混乱なく進められていることについては感謝を申し上げたいと思っているわけであります。皆さんに感謝したいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

それではコロナに関して終了します。それでは続いての質問になります。次は産業の部分で、チョウザメ事業、次のステップはということで、ここ先月ですか。チョウザメの部分に関しては、新聞等でも随分取り上げていただいて、ああいう形で報道されていくということは、本当にチョウザメ少し次のステップに入ったのかなと非常に嬉しく思うわけでありますけれども、美深町が長年取り組んできたチョウザメ事業は、懸案であった辺渓の養殖施設が完成し、今年は成魚500匹あまりが放流されました。事業も新たな段階に入ったと思っております。目標であった稚魚5,000匹の確保の目途も達成されて、キャビアの商品化も今年実現をしたところであります。生き物が相手で手探り状態の中で、このような課題をクリアし、今日に至った裏には担当者の多くの努力があったことは容易に推察できるものであります。ただ、課題も多くまた町民の中にもこのチョウザメ事業に関しては、否定的な考えもあるのもこれは事実であります。事業が軌道に乗ることは申し上げるまでもありませんが、特産品として町が誇る1品に成長してもらいたいものであり、今後の展開について町長に伺うものであります。1、辺渓の施設の完成で、飼育環境が格段に充実しましたが、点在した各施設は今後どのように運営されていくのか。2、「チョウザメと言えば美深」という認知度のアップや商品開発・ニーズの掘り起こし、販路拡大はこれまでも取り組んできておりますけれども、今後はますますウェートが高まるものと思いますが、PRや販売の今後の戦略をお伺いします。3番、町民に特産品としてのチョウザメの価値を再認識をしてもらい、みんなでチョウザメを盛り上げていく、このような機運を作る必要があるのではないかと思いますが、町長に見解を伺います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

2つ目の質問として、チョウザメの事業の今後のステップと言いますか、次のステップ。こういうご質問をされました。具体的には3点ほどになるわけでありますけれども、チョウザメ施設の関係でいえばチョウザメの辺渓の部分については、チョウザメの成育過程に合わせてチョウザメのふ化棟、更にはチョウザメの屋外稚魚水槽、屋外親魚水槽、こういう3つの事業を展開させていただいたところでございます。当初の計画から照らすと屋外親魚水槽であるとか、研究施設の整備がまだ残っているわけでありますけれども、施設整備についてはとりあえず一区切りをつけたいと思っているわけでございます。あと魚体等の大きさだとか、早く育てる方法、これらに主眼をおいて取り組んで参りたい。また5,000匹だとか500匹だとかという話もされましたけれども、その点については5,000匹を確保した状況であります。点在している施設等の話もありましたので、触れますけれども、今後どうしていくかということでありますけれども、将来的には集約をした方がよいのではないかなと考える部分もありますけれども、私もそう思っておりますけれども今現状維持でやっていくことが望ましいのではないかと見ているわけであります。それぞれの施設の役割もございます。飼育するチョウザメを振り分けており、言ってみれば種苗生産用の親魚を飼育する施設、更には魚肉となる雄を飼育する施設。稚魚を飼育する施設。キャビア生産のための雌を主に飼育する施設。観光・観賞用を主にする施設となっております。同時に分散しているということは、それぞれ生き物でありますから何が起こるかわからないという状況があるわけです。ただそれぞれに点在している関係、そして遠隔といいますか遠距離な部分もあるわけでありまして役割分担させていかなければな。そういうリスクもあるわけでありますけれども、先に言ったように何が起こるかわからないリスク分散のためにも今持っている施設を当面はこれらの施設を有効に活用しながら進めていきたい。このような考えを持っているところでございます。2つ目に商品開発と販路拡大に関する今後の戦略について考え方を問われているわけでありますけれども、ご案内のように本町で初めてキャビアの瓶詰めを美深振興公社から販売することが出来て、1つの成果が上がったなと見ているわけでありますけれども、全国的にはインターネットの検索状況、更にはヤフーのトップページにも掲載されるなど、1つの注目も集めたという状況になっておりますけれども、キャビア生産といいますか、養殖事業は言ってみれば長年の経過がありますけれども、養殖事業という部分については、キャビアの生産含めてでありますけれども、安定生産にまだ向かっていない。若干時間がかかる今後も時間がかかるという考えがありますので、見守ってほしいなと思っております。更に申し上げますとキャビアの採取でありますけれども、去年はああいうことで生産して販売も出来たわけでありますけれども、実はとれる年ととれない年、親の関係でありますけれども、そういう年もあるのだということもご理解をいただいて、おかなければならないなと見ております。そういうことで稚魚の生産等についても、採れない年はどうするのだと、こういうことでありますけれども、北海道大学の水産学部だとか水産試験場などとの相互協力等もありますので、技術面等々については確立をある程度出来上がったと見ておりますので、安定生産に向けての努力をして参りたいとそのような状況で推移しているということを抑えてほしいなと思っておるわけであります。魚肉の関係等については、レストランの札幌の物産フェアの関係でありますけれども、観光地だとかPR販売、こういうものを進めている状況でありますのでご理解を頂きたいなと思っております。ただ今年はコロナの関係がありまして、今年と言いますか現在でありますけれども、飲食店であるとかホテルの需要が見込めないという状況でありますから、ただ振興公社として聞いているのは、連携をしていかなければならないと思っておりますけれども、各種の機会を捉えながら販路拡大と言いますか、開拓に向けて努力して参るということを聞いておりますので、ご理解をお願いしたいと思っております。最後に、チョウザメの特産品として再認識してもらって、みんなで盛り上げていく機運を作る必要があるのではないかというお話も頂いたところでございます。まさにその通りだなと思っておりますけれども、そして更にチョウザメ事業については、町民のご意見と言いますか、賛否両論もあるように聞いております。それらも私どもも承知しているつもりでおります。ただ長い年月要していること、更には過去の料理等についてもあまり評判が良くなかった。言ってみれば不評があったこと等があるな。こういうご批判もあったものと理解をしているところでございます。過去の評判はともあれ、現在食材として提供しているチョウザメについては、飼育環境や調理方法などを工夫する意味で、食味や食感が大変良くなっているのだということもご理解をいただいておかなければならないと思っております。更にびふか温泉に提供する料理だとか各種イベントの出品などによる、多くの人に食してもらっている機会を更に作って参りたい。町内においては、学校給食であるとか、厚生病院における入院患者等の給食にも食材として提供をいたしており、大変良い評価を頂いていると聞いているわけでございまして、少しずつ過去の悪いイメージが払拭されつつあると、こう感じているわけであります。町外の人と話していても、チョウザメと言えば美深だね。キャビアと言えば美深だねと、そんな話もこの頃色々なところで、私もふられるような立場になっているわけでありますけれども、今申し上げたというようなことも踏まえて着実に認知度があがるように、またPR効果も上がるように努力をして参りたいと思っておりますので、町民皆様方にはチョウザメに対する考え方、特産品としてのチョウザメの認識を上がるように、ご努力をお願いしたいと思っているわけでございます。あとふ化から育成、出荷までの安定的な生産に向けていち早く、これが繋がるように一層関係機関を挙げて努力をして参りたいと、もちろんでありますけれども、関係各位議員さんの皆様方のご指導ご協力もお願いしなければならないなと考えていますので、よろしくお願い申し上げて答弁とさせていただきたいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

チョウザメ、今年たまたま新聞等でそういう記事も紹介しながら話をさせていただいたところなのですが、平成30年、だから3年前ですか。町長に聞いた時には、やはり1つ5,000匹の生まれて育ててという、当然5,000匹生まれれば良いわけではない。当然残る割合がありますので、稚魚幼魚として5,000匹の循環をまず作るのが最初の目標という形の答弁をいただいて、中々難しくて今町長のその答弁を見ても、中々そこはスポッと答えにくい部分がある中で、色々課題を一つひとつクリアしながら取り組んできているのだということが、よくわかるのですけれども、そこで5,000匹というものが、それから3年目の春で達成できそうな状況になっているということですけれども、今年に関しては、まだわからないと。キャビア生産にしても同じようなことが言われておりますけれども、まず安定的に今後確保していくということが当面の目標だとは思うのですが、そこで必要になってくるというのが、このふ化の技術なのか。技術的にはある程度いっているけれども、中々生き物相手で思うような形のものが残らないということだと思うのですが、そこに関しては、技術は良いけれども後は実戦経験なのか。その辺に関しては現状はどう捉えておられるのでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

どう捉えておるということでありますけれども、20年産ですね。昨年の状況でありますけれども、5,000匹を確保したというように見ていて、稚魚残っている数も5,000匹もっと多い数字で押さえているわけであります。ただ21年といいますか、卵の持ち方等々、親魚の状況等々も今調査をしている最中でありますけれども、中々そうはいっていない。従って関係機関といいますか北大水産学部だとか試験場だとか、そういうところからも調達をするような形もとらなければならない部分があるのかなと見ているわけで。その辺は関係機関とのやり取り、とれる時期、とれない時期あるわけでありますから、その辺の調整もしなければならない。そういうことでなるべく当初計画通り5,000匹、5,000匹のサイクルを確保していかなければならないという考え方は持っているわけであります。そういうことによって上手く回っていく。こういう状況を作っていかなければならない。こう見ております。ただ、そこで先程申し上げましたけれども技術的には、1つの確立がなったと見ているのですけれども、それに携わる職員等も育ってきていると見ておりますけれども、しかしながらまだまだ分からない部分、未知の部分、どうしていくかとこういう部分もあるわけでありますので、今後ともこれらについては注意深く見ながら努力をして参りたいということでございます。

質問 6番 藤原芳幸

今、町長の言った部分に関しては、この間の新聞等でもちょっと出ていましたけれども、恐らく卵の5,000匹というものは今回出来たとしても、卵を蓄える雌がどれだけ安定的に今度卵を採るかと、今度はそういう課題も出てくると思うのですが、今年に関しては卵を抱えている雌が少ないような状況だと。そして北大には、その部分を多分北大は、美深だけとの関係ではないので色々なとことの関係の中で稚魚を供給してくれる部分もあるかなと思うのですが、そういった中でやはり技術はある程度出来てきたとは言え、北大との関係というものは色々な稚魚の確保だとか色々な部分でやはりずっと非常に大事になってくるのかなという気はするのですけれども、その辺で前回もちょっと話した時に、コロナ禍ではあるけれども北大との関係は良好に保てている状況にあると伺っているので、そうなると先ほど言った5,000匹、その魚が親になって子どもを卵を持ってという循環までには、町長が先程言ったように長い目でまだ見ていかなければならない部分があるのかなと私は思っているわけですけれども、そういった中でこれからも長い間北大の先生たちも変わるでしょうけれども、生徒たちも変わる中で、そういう良い繋がりの中で継続を、関係を継続していくということは今後においても非常に大事な部分になるのかなと思うのですが、当然町長も恐らくそういう考えでおられるのではないのかなと思うのですけれども、そこに関しては今後どのような形で進めようという思いでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

質問された議員さんの内容等についてご理解を頂いているのかなと思っておりますけれども、北大等々の関係、他の関係機関等との関係もあるわけでありますけれども、関係を密にしながら、そして特に北大との関係等については学生等もそれと親魚の確認だとかそういうので来町しておりますので、そういうことも含めて非常に大事な、北大としても大事なフィールドというように押さえているのではないかなと思っておりますので、我が町言ってみればチョウザメの先進地でもありますので、チョウザメと言われれば美深町と言われるような取り組みをして参りたいとこのように思っております。

質問 6番 藤原芳幸

それでは、チョウザメの今後の販売だとかPRについて、ちょっとお伺いしたいのですが、まず2番目でどのような販売戦略かという話だったのですが、キャビアは今年、ああいう形で非常に話題にもなった部分がございました。北大の足立先生と話した時に、美深にそのチョウザメのことで、こういう関りを持つきっかけになったというのが、1つとして美深は卵だけを狙っているのではなくて、チョウザメを長い間飼育して、そして食にまで入っていると言ったらおかしいけれども、食にまで進んでいる。そういったことに魅力を感じて美深町と色々そのチョウザメの研究をしていきたいという思いがあって、先生は先生で色々な思いがあるようですけれども、食という部分、先程料理によっては美味しいもの、またそうでないものも色々あるような話も町長から聞きましたけれども、食にまで美深町が来ているということを大変高く評価していた部分がある。ただその食というものも当然キャビアは確かに目玉商品でしょうけれども、その食というものをもう少し色々な形でPRしていける部分があるのではないか。例えばネット販売等ありましたけれども、今美深町のふるさと納税の中では133品ほどあるのですけれども、チョウザメはそこに1つも入っていないのですよね。チョウザメで販売金額を稼ぐというのは、それはまた別かもしれないですけれどもそういうところに1つ乗っかることによって、美深のチョウザメというものが表に出るということも活用出来るのではないかな。3番のそのPR、町民の中にも色々再認識してもらう機運づくりという部分にも重なりますけれども、インターネットというものは、これやっぱり今無視できない非常に優れた媒体になっていて、例えばふるさと納税のところをやっていくと、当然美深のチョウザメのことをそこから知る人も当然出てくるだろう。そしてチョウザメという検索をするとこれ残念ながら美深町は3ページくらい開かないと出てこないのですよね。他の町はチョウザメの取り組み出てくるのですけれども、それは検索の仕方だとか何回引っ張ってくるかにもよって変わるとは思うのですけれども、私のパソコンでは3ページ開かなければ出てこなかった。そして美深町のオフィシャルトップページでチョウザメというものを見ようとした時には今載っているのは、チョウザメ館コロナにより閉館のお知らせ、このこと1個だけです。他はチョウザメは出てこないです。探さないと出てこない。トップページの中でチョウザメに触れているのはその部分だけです。観光協会はどうか。観光協会のホームページに行くと美深町の背景色々秒単位で色々なものが出てきます。その中には背景には牛、羊、ビール、宿、トロッコ、松山湿原、そういうものが順繰り順繰り時間をおいて出てくるのですけれども、残念ながらチョウザメは出てこない。そういうことでいくともう少し、何ていうのだろう折角チョウザメというものが認知されつつある中で非常にもったいない。何とかもう少し美深町とチョウザメというものが自然に多くの方に触れられるような形をやっぱり意識して作っていかないと、中々広まらないのかな。町民に関しては、皆、町民はチョウザメは知っているのですよね。当然です。ただ美深町、チョウザメと言ったらチョウザメかいというものじゃまだまだ物足りない。自信を持って美深はチョウザメだよねと他の町の人にも言えるようなやっぱりそのようになるようにせっかくここまで来たものをしていかない手はないのかな。是非とも誇りをもった1品になれるように我々もそのように応援していかなければならないと思っていますし、そのようなそれこそ町長がよく言われる機運づくりって僕も使わせてもらったのですけれども、是非そのようなきっかけ作りを色々な方面でしていくべきではないのかなと思いますけれども、ちょっと時間が大分迫ってきたけれども町長にもう1回そこに関して見解を伺いたいなと。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

ネット社会といいますか、そういう面で残念ながら美深町のチョウザメはまだまだ全国展開なっていないこういうご指摘があったのかなと思っております。そういうことも含めて色々検討させてもらって内部で色々協議をしながら、やれるものやれないものそして宣伝するものしないもの等々を振り分けしながら取り組んで参りたいとこのように思っております。先程冒頭、魚肉の関係の話も出ました。そして私も前の話でありますけれども少し不評の時代があったのだけれども、ここに来て非常に好評で良い方向に向かっていると、こういうことも申し上げたところでありますけれども、そういうことも含めて努力して参りたいと思っておりますので、よろしく申し上げて答弁に代えさせていただきたいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

議長、終わります。

出典:美深町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる