美深町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
新校舎完成で新たな段階へ踏み出す山村留学の展望について
2021年3月11日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「新校舎完成で新たな段階へ踏み出す山村留学の展望について」質問し、教育長 草野孝治が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 教育長 草野孝治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 藤原芳幸
6番 藤原。一般質問させていただきます。項目は 教育。件名は新校舎完成で新たな段階へ踏み出す山村留学の展望についてであります。質問の要旨を申し上げます。仁宇布小中学校の存続を願い始まった山村留学でありますが、新年度からは新たな校舎での山村留学が始まります。山村留学については、美深の特色ある教育の1つと位置づけして、環境の変化に合わせながら現在に至っているものでありますが、仁宇布の学校は山村留学を導入している他校と比較しても実績も支援も充実したものであると考えております。また校舎の耐震化問題は建替えにより解消するとともに新しい校舎は町産材で建設され、大規模木造建築物では国内初となります「SGEC(エスジェック)プロジェクトCOC認証」を取得する予定になっております。こうした中、令和3年度の教育執行方針では山村留学には触れておりませんが、第6次総合計画では各学校の創意工夫をいかした魅力ある学習活動を進め、地域の自然や産業、人材をいかした地域ならではの特色ある教育を推進するとしております。これを機に、山村留学を美深の特色ある教育として更に魅力あるものとし、「山村留学の里」として飛躍できるよう新たな施策を具体的に着実に進めていく必要があると考えますが、教育長に考え方を伺うものであります。質問の1つ目として、SGECプロジェクトCoC認証は、森林の町である美深町としてふさわしい森林認証制度と考えるわけでありますが、この教育的資源を教育の場でどのように活用していくのか。またこの制度取得により林業や建築に関わる様々な場面で取り上げられることが予想されますが、山村留学の学校としてPRすることに活用すべきではないかと思います。次に仁宇布での山村留学により子どもたちは大きく成長をとげ、その教育的価値は非常に大きく今の時代に必要な場になっていると考えておりますが、その実態を世間一般ではあまり知られていないのではないかと思うわけであります。この教育活動をより幅広く知ってもらうために、近年実績のあがってきている「ふるさと納税制度」の指定事業に山村留学を加え、全国的にこの教育活動を紹介し、理解を得る取組をしながら山村留学に関わる財源確保と支援の充実に役立てるべきではないかと考えます。次、3番目ですが、今後も山村留学をより安定した形で継続していくには、これまで以上に多くの町民の理解を得ることが大前提だと思うわけですが、新校舎の完成時期に合わせ、山村留学で巣立った人たちの声を紹介するような取り組みは考えられないものか。また山村留学に関わる支援についてどのような支援の在り方が望ましいと考えているのかを伺います。最後に教育長は前回の定例会において、まず学校の改築そして新年度は学校の外構工事、そして山村留学を軌道に乗せ、次のステップとして特認校制度の研究・導入等を進めていく旨の考えを述べておりましたが、第6次総合計画の期間内で山村留学の推進をどのように進めていくのか考え方を伺うものであります。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
藤原議員から山村留学に関して4点にわたりご質問をいただきましたが、冒頭藤原議員から教育行政執行方針で、山村留学に触れられていないとのご指摘がございましたが、令和3年度教育行政執行方針の中で英語教育や山村留学など特色ある学校教育に取り組むとし、第6次総合計画において推進していく旨、ご説明を申し上げたところです。説明が不十分とのご指摘があれば大変申し訳ございませんでした。はじめにSGECプロジェクトCoC認証を活用したPRについてのご質問でございますが、仁宇布小中学校校舎の建替え、プロジェクト認証の取得に合わせ、北海道上川総合振興局北部森林室の協力を得て、仁宇布小中学校の全児童生徒を対象に木育体験学習を実施し、森林資源の大切さの理解とともに森林から木が伐採されて、建築資材となって新校舎で使用されるまでの一連の工程を学んできたところでございます。また美深小学校や美深中学校においても毎年森林教室や林業体験を実施しており、森林散策や枝打ち体験を通して人と森との関りや林業・林産業について学んでおります。このように本町の各小中学校において森林資源を活用した教育への取組や森林に親しむ授業に児童生徒は参加しており、今後も継続して参ります。次にSGECプロジェクトCoC認証の取得は、大規模な木造建築物としては、国内初と伺っています。本日の産業教育常任委員会の所管調査報告で校舎の特性を環境教育の教材として活用し、山村留学のPRにも役立てるように望むとのまとめを受け止めているところでございます。認証取得の協議を進める当初からですね、町の林政部局と連携したPRへの活用を考えておりましたので、林業の振興と一体となって、仁宇布小中学校、山村留学の全国PRに活用して参ります。既に林業団体、建設会社のほか、北部の町村長、教育関係者、議会の所管事務調査など11団体200人以上の視察者が仁宇布小中学校の建築現場を視察に訪れています。また町林政部局を通じ北海道林務部やSGECの認証団体であるSGSジャパンにおいてのパンフレットなどを活用して全国的にPRしていく計画になっているほか、SGSジャパンのホームページにも掲載の予定と伺っているところでございます。次に、山村留学の教育的価値の紹介と財源確保のご質問ですが、山村留学には様々な課題を抱えて仁宇布の地に来られる方もいるのも事実です。本人の努力に加えて、友達や先生方そして何よりも地域の皆様に支えられ短期間の山村留学でも大きな成長を見ることができます。地域の子どもたちの重要な教育機関であるとともに、特に山村留学を通じて大自然の中で伸び伸びと学びたい子どもたち、さらには現代社会の中で様々な思いや悩み課題を抱えた子どもたちが学びなおし、育ちなおしなど再スタートをきり、生き生きと学べる価値ある学校として大きな役割を果たしてございます。山村留学を修了された方々の声やSGEC認証取得、地域一体となった特色ある教育と合わせて、引き続きPR活動を取り組んでまいります。次にふるさと納税制度の指定事業に山村留学を加えて、財源確保と支援の充実に役立てるべき、とのご質問ですが、全国的に山村留学、仁宇布小中学校の教育活動を紹介して幅広く知ってもらうこと、理解してもらうことはふるさと納税に限らず大切なことだと考えてございます。ご承知のとおり、ふるさと納税制度を活用して積み立てている美深町まちづくり応援基金につきましては、指定事業として5つの事業が基金条例で定められて規定されており、寄附者の意向に沿って事務事業に充てることとしています。この中の1つに、未来を担う子どもたちを応援する事業があり、多くの方々から寄附金を頂戴しているところでございます。これを指定して頂いた寄附金については、山村留学に関する事業を含めて、子どもたちを応援する事業に、学校関係含めた財源として充てられているようになっておりますので、改めて指定事業項目を増やさなくても、現状で対応できていることをご承知いただければなというふうに思います。次に山村留学を修了された方々の声の紹介と今後の支援の在り方についてのご質問ですが、山村留学を修了された方々の声につきましては、平成29年度に実施した修了生のアンケート調査にお寄せいただいた声をまとめて、一部でございますけれどもホームページに掲載して紹介しているところでございます。今後も山村留学を修了された方々、地域の皆様、そして学校の協力を得ながらホームページをはじめ、パンフレットに修了生の声、充実に努めて参りたいと思いますのでご理解をよろしくお願いしたいと思います。また山村留学に対する今後の支援の在り方についてですが、ご承知のとおり、仁宇布小中学校の山村留学は地域住民の手で協議が進められ、地域と学校が密接に連携して山村留学制度推進協議会を立ち上げ、町そして教育委員会はこれまで出来る限りの支援を行ってきたものでございます。平成28年度に設置した町内各団体の代表者による仁宇布小中学校の在り方に関する懇談会や、平成30年3月に出された山村留学に関する調査特別委員会報告書で、山村留学に対する多額の財政補助による美深小学校、美深中学校保護者の不公平感情がある旨の報告を受け、山村留学についてさらに理解をいただくため周知拡大するとともに、助成制度の見直しに着手したところでございます。今後の受け入れ体制につきましては、親子住宅とホスターホームによる居住の場、住環境の整備確保に継続して参るとともに、管理経費への負担をはじめ、留学生の帰省や募集に係る経費を継続して支援して参りますが、毎月の生活扶助、生活費支援助成金の現金給付は見直しをし、協議会による留学生の確保やPR活動、留学に伴う必要な下支えとなる支援策について北海道内の他の山村留学実施自治体の支援状況等も踏まえながら関係者と現在協議を進めているところでございます。最後に、第6次総合計画期間内の山村留学推進の考え方についてのご質問でございますが、第5次総合計画から進めた学校の改築は令和3年度で終了し、ようやく安全安心な学習環境が整うと考えてございます。第6次総合計画においても引き続き山村留学による教育の場の提供を推進していく考えには変わりはございません。仁宇布小中学校では小中併設校、少人数の特性を生かし児童生徒の個性に応じた指導を行うとともに小学1年生から専科教育、専門の免許を持った、教科の免許を持った中学校の先生相互相容れして専科教育を実施するなど特色ある教育に取り組み魅力ある学校づくりを継続し、協議会が推進する児童確保対策を教育委員会としても支援していく考えでおります。以上、答弁といたします。
質問 6番 藤原芳幸
それでは今、教育長の答弁をいただきましたので一つずつ改めて伺いたいと思います。まず森林認証の部分でありますが、今は教育長から言われた通り沢山の視察も当然随分きているという中で、今後も本当に期待の持てる部分ではあるのかなと思いますが、まず森林認証の中で認定となれば色々な形でリーフレット等を作りながらの紹介ということも多分できるとは思うのですけれども、そういった中にこの学校が山村留学としてそういった木育教育も行うそういったことも実践できる学校ということを是非取り上げていく機会になるのではないのかなと思っております。森林認証システムのことに関しましては、ここでは割愛しますけれども、国内初のもし認証となればここで山村留学、全国から集まった子どもたちが森林を含めて学んでいる学校ということでいきますと、先ほど教育の中で既に取り入れてやっている部分ということもご紹介ありましたけれども、まず森と人の生活というのは、これは切り離せないと私は考えております。森が人の生活をできる環境をつくり、人がその森で出てくる木材を利用し、そして森を守り育てる。この循環自然保護や循環型社会の考え方というのは、今日の気候変動や温暖化によると思われるこういった異常気象などをみると、これからの人類にとって学ぶべき教育的価値が益々高まっているのではないかなと感じる。本当にもう大きな意味でも凄い教育になるのではないかなと思っているわけです。教育に、森や木、人と自然と組み合わせて、そしてこれは仁宇布だけではありません。美深町全体として特徴的な教育として確立していけないものかどうか。そして昨年開講しました、北の森づくり専門学院といったところと連携しながらですね、子どもたちに今までと違ったような視点、考え方を事業に取り入れていくということは美深としては非常に可能性のある環境にあると思いますが、そこについて再度教育長に伺います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
SGECの関連について、藤原議員から再度質問を受けたわけでございます。ご承知かと思いますけれども仁宇布、アイヌ語で森林という意味と言われてございます。まさにその地域で地元産の原材料といいますか、地元産材で新しく建てられた仁宇布の校舎、これを山村留学のPRと合わせて進めていくということについては、当然当初よりそのように考えていたものでございます。森と人または循環、そういったものも含めて教育現場、学校の教育課程もございますけれども、その辺につきましては学校と協議しながらどういった形にできるか、またそれ以外にも色々な団体と連携して推進していくことが可能かなというように考えているものでございます。北の森づくり専門学院等含めて教育委員会だけではこの部分進めていけない部分もあります。町の林政部局とも連携を図りながら推進して参りたいと思いますので、議員さんからも1つご指導の方をよろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
今までの枠の中の考えでいきますと、当然できることできないことというのが、範囲が限定されてくると思いますけれども、そういう枠に捉われず可能性のあるものを是非追いかけていっていただいて、少しでも実現して頂ければ非常に将来展望が持てるのかなと感じますので、是非その辺を実践していただきたいなと思います。そこで美深町の今回は地元木材を使ってあれだけの校舎を建設できたわけでありますから、そういった資源が非常に豊富なわけであります。それでちょっと他町の他自治体の例としてちょっと面白い取り組みがありまして、同じ上川管内の当麻町でありますけれども、当麻町は小学校6年生、中学校に入る前に町産材を使って自分専用の勉強机を制作して中学校に入学するときにそれを持って入るそうです。そして自分の机を3年間中学校で使い、卒業の時にはその思い出と一緒に持ち帰るという取り組みをここ数年前からしているようであります。詳しいことは、今の時代ですからいくらでも調べることはできますけれども、非常にこれは面白い取り組みといいますか、本当に直接木育の1つとしては非常に良い例といいますか、参考になるなと思ったわけであります。美深町は同じことというわけではなくて、学校を作って町産材を使って終わりではなくて、何か継続できるようなそういった取組の1つとして参考にできるのではないのかなというふうに思っております。教育長ならひょっとしたら良いアイディアが浮かぶのではないのかなと思うのですけれども、どうですかこういう取り組み。何か参考になるような部分があると思うのですが、今すぐ即答というのは無理でしょうけれども、何かその町産材を使ったような具体的な取り組みというところに繋げていけないものでしょうか。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
当麻町の話題については担当の方からそういったことがあるということでお話いただいてございます。また木育の関係、体験の関係では町内の望みの森を育てる会、あと北部森林室さんと中心となって森林浴の集いの中で色々そういった実体験、学習もされているということで聞いているところでございます。地元産使って何か、ちょっと言いにくいのですけれども、私が思うには手作りのカヌーがすぐできるかなと、そういったことも考えられますけれども、過去にそういうふるさと親子教室ですね。そういう制作を行ったこともありますけれども、中々そういう短時間でできないというこういったこともございます。藤原議員からも色々アイディア頂いておりますので、それらを今後関係者、町部局も含めて学校全体でご相談しながら進めていければなと思っていますのでご指導よろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
それではふるさと納税について伺います。ふるさと納税でありますけれども、昨年の1月に総務住民常任委員会の所管事務調査の中で、これ当時はまだ学校建設がこれからという時期ではありましたけれども、仁宇布のその取り組み等を知ってもらい応援できるような形で利用できないかという旨の内容をちょうど1年前の3月の第1回定例議会で報告しているところであります。その時はふるさと納税は返礼品目的の買い物感覚での利用が多いのではないかという調査結果がありました。ただ中には事業の内容に賛同してくれ寄附をしてくれる方もいらっしゃるということであります。民間では事業を絞り込んだ中でクラウドファンディング等で資金を募って成功している例も見受けますけれども、山村留学というものはそういった可能性を十分に秘めているものの1つではないかと思います。町政執行方針の中で、ふるさと納税に関しては本町のPRを最大限利用しつつ全国の方に寄附という形で広くまちづくりに参画していただけるよう関係する事業者とも連携を取りながら町の資源や特色を活かした事業展開を図るという町の考えとこれは十分合致しているのではないかと思います。これは是非とも当時は総務課でありましたけれども担当課と協議していただきたいなと思うのですけれども、教育委員会として是非PRの場も含めて利用していけるよう前向きに考えていただきたいなという部分ではあるのですけれどもお答えをいただきたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
ふるさと納税でございますね。藤原議員から再質問ございました。実際、ふるさと納税された方の前年等のコメントを見ますと、年に1人、2人ほど山村留学に役立てて下さいといったコメントが確認できました。本当にここで得た沢山の学び、生きる喜びを多くの人に伝えていきたいと修了生のコメントも載っているところでございます。先ほど申し上げましたけれども、条例に基づいて5項目規定されているということでご理解いただいているかなと思うのですけれども、その中でも未来を担う子どもたちを応援する事業、こういった部分に山村留学制度の支援が入ってくるかなと思います。それでふるさと納税、まちづくり応援基金については町の方の財政、総務の方の所管でございます。ホームページ等では未来を担う子どもたちを応援する事業ということで、それぞれ何に充てるというようなことも掲載されていないわけではございません。山村留学制度をPRするという点でふるさと納税を紹介している美深町のホームページに何とか美深町の仁宇布小中学校山村留学支援というような部分を明記といいますか、追記といいますか、そういったように工夫出来ないかというように思っておりますので、いずれにしても教育委員会の一存で進めるわけにはいけません。他の事業との整合性等もあることから町の所管と早急に協議対応して参りますので、どうかご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
今、教育長の話でありますけれども、未来を担う子どもたちを応援する事業という大きい項目がありまして、その後に色々なことがついているのはホームページを探していけば出てくるわけなのですが、そこで思うのが山村留学ということ、美深の人が山村留学といった場合にイメージできるものと、これ山村留学というのは特に教育的な定義がありませんので、全国的には山村留学って一体何なんだろうと。何か山にいって勉強するのかなぐらいな部分で、実際美深でやっていることというのが知られていないので、どのような取り組みなのかが多分わからないのではないのかと思うのですよ。これは美深と都会の人のその認識の差というのが、我々が思っている以上にあるのではないのかなと思います。そこで山村留学という仮に項目を設けたとしてもその内容がよくわからないのであれば、これさっぱり意味がないわけで、知っていただきたいのは山村留学ということではなくて、山村留学の中で美深で取り組んでいる取り組みだと思うのですね。それでいくのであれば、ただ山村留学にどうぞというのではなくて、例えばですよ。全国各地から子どもたちが集まり、大自然の中で大きく成長し、日本の将来の人材育成に貢献している事業ですだとか、これぐらいのPRを是非やってもらいたいなと思うわけですよ。そのぐらいの自負を持って多分町も進めてきていると思うのですが、山村留学の教育的価値をより知っていただくために、そういうものだけではなくて国や道にもその山村留学というものの必要性、これは前にも言ったことがあるのですけれども、もっとやっぱり働きかける行動をとるべきではないのか。美深だけで物足りないのであれば、まだ他でもそういった山村留学をとり行っている学校があるわけですから、そういうとことも連携をして是非その山村留学というものの知名度アップ、ブランド化というかそういったものにも早く取り組むべきではないのかなと思っておりますけれども、再度ご回答をお願いいたします。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
ご意見いただきましたので、できる限りそういう方向に向かうように相談して参りたいなと思いますけれども、山村留学の部分、美深町は全国山村留学協会の方に加盟しています。その中で道内現在15の山村留学の実施校がございまして、2020年の資料でございますけれども、60人の留学生受ける。この全国山村留学のホームページトップは美深町が出てくるということもありまして、そういったところでの山村留学に興味のある方は、そういったところをホームページで検索して調べてくる。今年も9家族の方が面接に来ていますけれども、やはり多いのはホームページで調べました。その次に多いのが今いる留学生のご家族ですとか、これまで留学生を親子留学したお母さん方から紹介されたという相談が一番多い状況になってございます。道内手元の資料では、旧自治体において山村留学の制度入れてございますけれども、新年度2つの自治体が新たに取り組むというような情報も受けてございます。引き続き先ほど藤原議員からございましたけれども、日本の将来の人材育成に貢献しているそういったことも含めて関係と相談しながら進めていければなと思っていますのでよろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
今、教育長の中のちょっと一言。興味のある方は行ってみるという、当然そうなのですけれども、そこに行く人を是非増えるような形で色々な形でのPR利用していただければなと思っています。次の項目に移りますけれども是非その部分も含めて一歩でも二歩でも具体的な事例として前に進むように兎に角先ほど言った国・道に関しても、これは言わなければ絶対伝わりませんので、よろしくお願いしてほしい部分ではあります。まず続きまして町民の理解についてでありますが、本町では美深の子どもは町民みんなで育てるという考え方を持って教育の場であるとか色々な学習の場で示してきております。これにみんなで育てる、みんなで応援するこれが加わるととても素晴らしいことになると考えておりますが、美深の子どもは町民みんなで育てる。この考え方の中にこの山村留学で美深に来られた子どもも私は当然含まれていると思いますが、そこに関してまず一言ご回答いただきたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
どのような裏があるかわからないのですけれども、美深にいて、美深で学んでいる子は、どこの学校であろうが美深の子どもたちですので、昔からのびろ元気に美深っ子という合言葉があるようにそのように考えているところでございます。
質問 6番 藤原芳幸
当然、そういう答えが来ないと僕も困るわけなのですけれども、今日は3月11日で、今日は何の日かとなったときに、恐らくみんな知らない人はいないのではないのかな。10年前の地震のあった大災害の日でありますけれども、このことというのは後世に残すということを兎に角伝え続けていかなければならないということで、朝からあれだけ取り上げていたら、今日は地震がおきた10年前のこの日だったのだと当然みんなわかりますけれども、やっぱりこれはそういう伝える努力といいますか。そういったものを続けているからずっとみんなが認識をするということでありまして、これはやっぱり大事なことでありまして、山村留学というものもちょっと例えますと仁宇布には色々なところから子どもが集まり、学校へ通っているわけです。それに対して町が支援していることというぐらいまではほとんど多くの町民も知っている事実だと思います。ただ内容に関しては、まだまだ理解されていないことも多いのではないか。先ほど、これまでの取り組み等の紹介もしていただきましたけれども、山村留学をもっと理解してもらうために伝える努力というものもやっぱりしていかないと伝わらないのではないのか。何をどう伝えるのかということが多分ポイントになると思うのですけれども、町民に山村留学体験者の声を聞いてもらうということがこれ最もわかりやすく理解しやすいものと思うわけでございます。令和3年度に取り壊す校舎につきましては、山村留学で巣立った子どもたちの思い出深いものであると想像できます。このままでは一般の関係者同士での思い出に浸り情報を共有したままで終わってしまうのではないかなという心配もございます。これまでの歴史を積み重ねてきた山村留学の貴重な声として関係者等に協力をいただいて、校舎や何かにその歴史的な思い出として何かを残すような取り組みは学校でもしているかもしれませんけれども、教育委員会としてもCOM100等に、この山村留学の歴史を伝えるようなコーナーであるとか、町民ギャラリーで落成記念事業等にあわせまして山村留学のあゆみ展など取り組むことで町民に広く紹介し、情報を共有し、理解を深めてもらうということもできるのではないかなと思うのですけれども、具体的なその町民に知ってもらうための方策として是非そういったことは検討できないかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
全国のPRもそうですけれども、町民理解、これらもこれまで議会の所管調査等々の報告でいただいているところかなと思っています。これまでですね、例えば今ちょっとコロナ禍で止まっていますけれども、COMカレッジの美深大学、その中の教育長講話の中で山村留学を詳しくご紹介したりですとか、まちづくり施設見学会これは主に新しく美深町民になられた方ですとかそういった方に学校に足を運んでいただいて、その制度の概要を説明したり等々進めている道半ばということでご理解いただければなと思います。また古い校舎、つい先日も3年前に留学された方がお陰様で仁宇布の生活をバネに大学に合格しましたというお手紙だったのですけれども、古い校舎がなくなるのがちょっと寂しいけれども、また仁宇布の地を訪れてみたいというようなお手紙を数日前に拝見させていただいたこともございます。そういった歴史の部分、あと学校においても今年で山村留学制度30年、今年の留学生が修了すれば延べ366人の方が修了した、延べ人数ですけれども。そういう状況になってございます。そういった歴史も学校の方で、今色々データ化して保存したりとかという取り組みもしていますので、藤原委員がご提案いただいた点等を参考にしながら整理させていただければなと思いますのでご理解の方をよろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
まだ道半ばであるという話がありましたけれども、是非とも幅広くの人にそういったものが理解できるような形で事業紹介等が進むことを凄く期待するところでありますけれども、続きまして支援体制について山村留学というものは当初は仁宇布に学校を残すことが町にとっても必要な事業であり、支援をしてでも学校に通う児童生徒を集めて、しかも一定数在籍をするということが教職員の配置にも有効になるものとして事業を進めてきた部分でもあると思います。そして議会においてもそういったことの中で、承認をしてきた部分であります。今回、新校舎の完成が目前に迫ってきているわけでありますけれども、これ新校舎が完成すると当分の間、児童数等に関わらず教員が配置されるというようなことにはなるのでしょうか。そのようなことはないですよね。新校舎が完成すると児童生徒数に関わらず一定期間はそこの学校に対して教員がしっかり配置されるというようなことにはなるのでしょうか。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
あの、ちょっと理解しきれてない部分はあるのですけれども、教職員の配置はですね。地方教育行政法に教職員の定数配置基準というものがございまして、それに基づいて何学級ですとか、何人ということで配置されることになっています。当面といいますか、新年度も含めて教職員の数は公務補入れて14人体制ということで、ほぼ美深中学校と変わらない教員体制でいくことになってございます。
質問 6番 藤原芳幸
今の点は私が決めるわけにはいかなかったので、ちょっと補足として教育長に伺った部分ではあるのですけれども、新校舎になっても山村留学生を募る活動というのは、これは手を抜くわけにはいかないことであります。ここでの支援は、個人の支援というよりも山村留学を維持継続するために政策的に支援を行ってきたものだと私は思っています。結果として留学生や家族が美深での体験を周囲に情報発信することによって次の留学生の獲得に重要な役割を果たすなど大変有効なものになっていると私は思っています。また山村留学は地域と山村留学関係者の理解と協力で成り立ってきているものであり、今回先ほど言った見直し等が行われるということでありますが、内容等についてはここでは議論しませんけれども、しっかりと今回の見直しについては関係者と十分協議して、そして出てきたものなのか。また支援の在り方というものも色々あるとは思うのですけれども、私はトータルでは現行の水準をしっかりと維持して今後の山村留学生というものをしっかりと美深の地に来ていただくようなことを今まで以上にこれやっていかなければならないと思うわけですけれども、このことに対して再度、教育長に伺いたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
私も同じ考えで当然ございます。子どもたち、地元生、移住者ですとか、転入がなければ段々減っていく。そういった中でしっかり山村留学生を確保していかないと学校が成り立たなくなってしまう。前にもお話しましたけれども、15人を切ってしまうと事務職員が配置されない。11人を切ると養護教諭が配置されない。そういった例が実際ございます。東神楽町の農村部の小学校でも山村留学と特認校とやっているのですけれども地元は0です。山村留学生が15人、特認校は0ということでギリギリでやっているというようなお話も聞いているところでございます。いずれにしましても山村留学継続していくための環境整備、受け入れ体制含めて本当に関係者と丁寧にしっかりと相談していくことが必要かなというふうに思いますけれども、協議会の中でお話とまた予算的なものは町の財政部局とのお話になりますので、その辺についてはなんとか町長の、町の施策で行っていますので理事者の方にもご理解いただけるような協議会の考えで相談していくような形になるのかなと思っておりますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
質問 6番 藤原芳幸
ここに関しては今言ったことが全てなのかなとは思いますが、ここはやっぱり大事な部分なのでもう1回強調したいのですけれども、学校が続くか、続かないか正直本当にどんだけ子どもたちが毎年来てくれるか。そして先ほど言ったように町のホームページ等も確かに見ていただいて増えている部分もあるけれども、今いる山村留学で来ている方々からの情報だとか知り合いだとかという形で凄く関心を持って来ていただいている人というのは間違いなくいるのですよね。恐らく今年もいると思いますけれども、そういった人というのは、本当にやっぱり凄く大事な部分ではないのかなと思うのですよ。そういった中で現在いる方々が次の留学生の獲得といいますか、次の留学生を連れてきていただいているという部分は本当に多いというように、ずっとこれは継続して続いている部分でありますので、ここでのその支援の在り方、考え方というのをしっかりやらないとそれこそあそこに行っても大変だよということになってしまうと中々口伝えで 伝わるものも逆にマイナスイメージが出来てしまうと本当に大変なのかなと思うのですけれども、先ほど言った中身に関しては色々議会の中でも見直しも必要ではないのかなという議論も当然ありました。ただ全体としてしっかりとした水準を維持していかないと、今後本当に山村留学の学校は新しくなったけれども、さっぱり人が集まらないということは是非ともそうならないようにやっぱり力を入れていくべきではないのかな。先ほどいったふるさと納税等でもこういったものに色々財源的なものがあるのであれば、活用しながら水準を保つということがまず必要かと思うのですけれども、見直しは結構です。ただ内容としてはしっかりここは維持すべきと思いますが、再度ちょっと伺いたいと思いますけれども。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
あくまでも協議会が主体となってございます。協議会の町の負担が99%を占めるということで財源について役員会の中でもちょっと議論されています。そういった山村留学を支援する補助金制度だとかないのかですとか、後は自主財源を持ってくる方法はないのかと、そういったことも含めてお話を今進めている段階でございますので、いずれにしましても今いる留学生、ホスターホームと親子留学の皆さん、留学生の方が卒業して美深に勤められて世帯を持たれている方もいますし、今本当に留学修了生の方が自分のお子さんを連れてまた親子留学されている方もいます。そういった方々の声を大切にしながら今後とも本当に日本を良くする子どもたちを育んでいくそういったことに繋がるように教育委員会としても支援して参りたいなと思っていますので、今後ともご指導いただければなと思います。
質問 6番 藤原芳幸
是非、あとあとになって今回の進めていることが問題にならないようなことを本当に心から思うわけでありますけれども、最後ちょっともう時間が3分ですので、4番目として今後の進め方という部分ですけれども、今後山村留学を推進する上で、学校の改築の課題というのは、これクリアしたわけですけれども、まだまだ多くの課題が残っております。年次計画を6次総計に盛り込んで進めていくと思いますけれども、新たなまた課題も発生することも十分考えられます。それらの課題を示して、十分議論の上できるもの、できないものというのをしっかり精査して着実に進めるということが重要になろうかと思います。大事なのは本当にこれからでありまして、仁宇布に来た生徒、児童が卒業までこの地にいたい、そしてこの学校で良かったというように誇りを持って卒業し、そんな学校でまた学んでみたいという子どもたちがやってくる。そして町民も理解して応援をする。これこそが山村留学の里として目指す姿ではないのかなというふうに思うわけであります。そのようになるように導いて行くのが教育委員会の役割ではないのかなと思うわけでありますけれども、理念や目標がしっかりと定まれば町民の理解が深まると同時に課題解決のための施策の優先順位というものも高まっていくというように思う次第であります。是非そうなっていただきたいなと思いますけれども、今後の進め方について最後に教育長に推進の考え方を改めて伺いまして終わりとしたいと思います。
答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)
最後のご質問をいただいたところございますけれども、本当に町民への理解、本当にすぐ皆にご理解いただけるものとは思ってございませんので、じっくりとそういう機会を見つけながら理解を得られて、美深の大事な学校というような形で今後とも町を挙げて進めていけるように努力して参りたいなと思います。私、冒頭申し上げましたけれども、執行方針の中でも6次計画の中で推進していくということで説明しておりますので、今後ともご指導いただきながらですね、山村留学の里というようにもうなっていると思ってはいますけれども、その里を生涯とも続けられるように努力して参りたいと思っています。まずは協議会の中で議論を進めて参りたいと思っておりますので、ひとつご指導のほどよろしくお願いします。
質問 6番 藤原芳幸
はい、終わります。