美深町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月15日
健全な自治体経営推進と課題解決の姿勢について
2020年12月15日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「健全な自治体経営推進と課題解決の姿勢について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 岩崎泰好
それでは一般質問を始めたいと存じます。質問にあたりまして議長にお願いがございます。この質問に関する資料の配布を許可願いたいと思いますが、あとですね。ちょっと私、肺のかつて色々手術をした経緯もございまして、息苦しいということでマスクを外しての質問をさせて頂いてもよろしいか、その2点について許可を頂ければと思いますが。
質問 5番 岩崎泰好
あの、途中で外すということもある。今のところはまだあれですけれども。よろしくお願いします。資料配布をお願いします。(資料配付)
質問 5番 岩崎泰好
それでは質問に入ります。私、議員になりましてから今回54回目の一般質問に立ちます。項目は100項目を超える質問をさせて頂きました。やはり行政と議会という2つの立場からですね、様々な点について議論を交わしながらより良いまちづくり、あるいは住民が本当に幸せを感じるそんなまちづくりのために一般質問を続けさせて頂いています。今回は行政のことについてお聞きしたいと思います。町民の信託に応え健全な自治体経営推進は町長の大きな仕事であります。これについて現在までの様々な課題がございますが、この解決の姿勢を問うものであります。2007年4月から4度の町長選挙を制して、4期目の中間点に立たれている山口町長。今日まで自治体経営の先頭に立ち町民の信託に応えてこられた努力は町民の認めるところです。また一方では、未だ解決されない課題も多くみられ、その手腕に期待するところですが、4期目を山口町政仕上げの年としたい意向であるならばその努力を加速して課題解決に邁進してほしいと願うのは多くの町民の願いであります。とりわけ次の3点の課題について考え方とその手法について伺うものであります。1点目は、地域医療の課題であります。美深町の地域医療の現状は、2つの民間医療病院が大きな役割を果たして参りました。今その1つが廃院の方向にあり、今後の地域医療に大きな課題が浮上して参りました。この課題をどう捉えるのか。そしてその解決にどう取り組もうとしているのか伺うものであります。2点目については、第3セクターによる行政運営の課題についてであります。株式会社美深振興公社と株式会社アウルによる2つの事業運営に様々な問題が浮上してきておりますが、それらの現状をどのように捉えているのか、現状分析の中から今後の課題はどこにあるのか。課題解決の方策はどう進めていこうとしておられるのか伺うものであります。3点目は、核のごみ(高レベル放射性廃棄物)最終処分場を選定に向けた調査への対応についてであります。既に北海道内2つの自治体が文献調査に同意し、動きを始めております。また同様の動きを進める自治体も出始めるというような現況にございます。美深町の住民の不安にどう対処するのか。美深町の対応を明確にすべきと思いますが、その考え方を伺うものであります。以上3点について考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、岩﨑議員から行政について町民の付託を受けて町政を執行しているわけでありますけれども、大きく分けて3点程についてご質疑を頂いたところでございます。1つ目の地域医療の課題についてのご質問でありますけれども、行政報告で申し上げました通り平成元年5月から美深町の地域医療を支えて頂いた瀬尾医院が令和3年3月を待って閉院するという報告を受けたところでございます。瀬尾医院は長年町民の健康を支え本町の医療に貢献して頂きその功績は大きく瀬尾医院の閉院は町としても重く受け止めているところでございます。ただ恩根内診療所については嘱託医師として診療を行って頂いておりますけれども令和3月4月から診療回数を見直したいという方向でありますけれども可能な限り、続けて頂くという方向でということで話し合いを進めておりますのでご理解を頂きたいと思っております。今後は美深町厚生病院が町内唯一の医療機関となることから今まで以上に町民が安心して受診できる医療機関となるように厚生連とも協議を進めていく。更には近隣の医療機関との連携も含めて一次医療を支えて頂きたいと考えているところでございます。開業医につきましては、これまで同様に取り組んで参りたいと思っております。更に2つ目の課題として第3セクターに係る運営の課題について現状分析なり課題解決をどのように進めるのかというご質問も頂いたところでございます。ご質問にある通り本町の第3セクターについては、びふか温泉の運営主体を主体とした株式会社美深振興公社と物産展示館双子座館の運営を主体とした株式会社アウルの2つがあるわけであります。それぞれの施設が開設した当初から運営を担っているものであります。開設当初からしばらくの間は来場者も非常に多く安定的な経営が続いておりましたけれども、びふか温泉については平成17年ころから物産展示館双子座館については平成23年から赤字経営に転ずる状況が発生しており経営努力を重ねるもその後も収益が上がっていない、下がってきている状況であるというように言えると思います。これらの原因として1つは、入込客数の減少が大きな原因となっているわけでございます。近隣を含めて道北地域の人口減少と比例して、特にびふか温泉では日帰り入浴やレストラン会食等の利用が大きく減少しているわけであります。また物産展示館においては時代の変化と共に道北観光のスタイルも当時の観光バスによる団体客ツアーから家族単位や少人数などのグループ単位に変わってきているという面もあろうかと思います。また高速道路の整備によりまして移動時間の短縮によって目的地への早期到着型の旅行形態に変わってきている他、近隣市町村においても新しい環境の良い施設が開設されていることもありまして利用者の減少に繋がっていると、色々な要因があるわけでありますけれども、そのような分析をしているところであります。更に外的要因の他、それぞれの組織において体制的な問題があったのも要因の1つと考えているわけでございます。それぞれの施設は町民にとって大事な施設であると考えておりますが、施設の建設からしばらく経過しており新しく建てられた近隣の施設と比べても古さは否めないといいますか、ちょっとそのような状況になってきている。ロケーションや地理的条件なども含めて美深町の観光施設の拠点の1つであると考えております。また町民の健康増進に評する施設でもあるわけでありまして、そういう意味では憩いの場ということも言えると思っております。びふか温泉では団体などの多人数の宿泊が可能でバスの送迎サービスも可能な町内唯一の施設でもあり、町内における各種の大会だとか合宿だとかイベントの誘致による地元経済活動の波及効果があると考えておりまして、地域雇用の場でもあるわけであります。物産展示館についても美深の特産品の販売の他、ファーストフードの提供だとか、更には町内観光情報の提供、何よりも道の駅としての知名度など他にはない魅力を持った施設でもあります。全道・全国に美深アイランドというブランドが確立していると考えておりまして美深町には不可欠な施設であると言い続けているわけであります。こうしたことから町としては、両施設を存続させるために課題解決に向けてこれまでと大きく取り組みを変える時期にきているのではないかとこう判断しているわけであります。またびふか温泉については、町民の健康増進と憩いの場としての公共性を有する施設でもあり、社会情勢の変化によっては経営努力だけでは対応しきれない問題もあるなと見ているわけであります。本来、経営の悪化に対しては企業の経営努力により回避すべきものでありますけれども、こうした公共的施設として運営している部分においては情勢の変化により避けられないであろう減収部分については、今後一定程度の公費負担も検討していかなければならないと考えているわけであります。更にそれぞれの第3セクターがこれまでと同じような経営体系や経営方針では改善が期待できないと考えているわけでございます。そういう意味では経営の効率化を進め営業面の強化やサービスの向上、新たな集客の実現を図る為、2つの第3セクターの統合を検討し新たな経営体制として再構築することもあわせて進めていく必要があるのではないかと考えております。いずれに致しましても2つの第3セクターの経営改善を図る為には、これまでの形を変えまして早い段階での改善が図られるよう行政も深く関わり指導して参りたいと考えておりますのでご理解、ご協力をお願い申し上げたいと思っております。それと最後に高レベル放射性の最終処分場に向けて調査や対応についてのご質問を頂いたところでございます。これは住民の不安にどう対処するのかということが言われるわけでありますけれども、当町では海岸線もありません。港もありません。したがって言ってみれば内陸地でありますから調査の適地だとかとはならない、なっていない現状であります。また北海道には1つの条例もありまして知事は今表明しているところであり、町の考え方を示すことが必要かどうか。こう考えているわけであります。あえて町の中にこの表明をすることによって波風が立つというか、そういう部分もあるのかな。こう思っています。従って表明しないということが良いのではないかと私は考えており、この考え方は北海道等々との聞取り調査もあるわけでありますのでそう答えているところでございます。ただ町長としては町を常に心配して色々なことを考えているだけでありますけれども、伝えたいことは伝わっている。伝えているというように考えている訳です。以上です。
質問 5番 岩﨑泰好
では最初に今最後にお答え頂いた核のごみの最終処分場の選定に向けた対応についてからお聞きしたいと存じます。町長の方では適地ではないという判断の下答弁をされたところでございますけれども、国が示した地図では適地の2番目に匹敵する場所ということですよね。それは適地ではないということではないと思います。今、私の方で質問しますが国や関係機関からそれらについての打診等について、あるいは要望等について、それらが町の方に具体的にあったのか、なかったのかまずそこからお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
ありません。
質問 5番 岩﨑泰好
今はそういったところを明確にしないことが波風を興さない大きな主張だというような方の認識だと思っておりますが、しかし北海道内では寿都の動きにけん制する形で黒松内、蘭越、それから島牧、積丹、この後古平等も出すような予定も聞いておりますが、いわゆる核抜きの条例。私達はこういう核の扱いは致しませんというような条例を具体的に制定をしようとする市町村が出てきております。私もちょっと調べさせてもらったのですが、全国には今30カ所くらい、既にこれらの条例制定を行っている市町村がございます。今これは寿都が手を挙げたことによって周りの市町村が動きを始めたところですが、実は北海道には美瑛町にあっては平成30年の3月にもう既にこういう条例を制定しております。あるいは浦河町も同じ30年6月に同じような中身の条例制定を既に行っています。あるいは、これは厚岸ですが核廃棄物最終処分場はいらない宣言という宣言を発している町村もございます。こういう時期ですから波風が立たないようにというのは分からないでもないですが、しかし我が町は平和宣言を持っています。これはかつのような戦争の参加を再び繰り返さないというような意味で、この平和宣言が制定されたと思います。そういう意味では、今様々な未来の子どもたちに負荷を与えるようなこのようなことについては、やはり町として十分町民の理解を得ながら、そして宣言なり条例化なりそういったことを進める必要があるのではないかと思いますが、その点について改めて考え方をお聞きしたいと存じます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
改めて聞くということでございますけれども、色々北海道の各町村の動き等についても勉強されて、今お話をされたのかな。質問されたのかなと思っておりますけれども、私としては各町村の動きが気にならないと言ったら嘘でありますけれども、気にはなりますけれどもそういうことについては、良いとか悪いとか賛成だとか反対だとかそういうことを一切表明しないつもりでおります。従って町内においてもそれぞれの、しないつもりでいるわけでありますけれども、それが町村長としての見識かなと私は思っているわけであります。北海道知事は明確に条例があるものですから、今表明している。それはそれで理解はしているのですけれども、町としてどうなのかということでありますけれども冒頭申し上げましたように、やはり表明しないのが良いのではないか。表明、賛成だとか反対だとかそういうことを言わないと。だけども1つの気運として町の中にそういうことが起きてくる、起こってくる。そうしたらそういう判断もしなければならない時期があるかもしれませんけれども、今の段階ではそういうことには表明するのはいかがなものかなというように考えておるわけであります。
質問 5番 岩﨑泰好
わかりました。そういう議論が沸き起こってくる時点には、是非十分なる検討を加えて宣言なり条例についてご検討いただきたいと思いますが、2つ目に地域医療の課題について更にお聞きしたいと存じます。先程の答弁の中では、今瀬尾医院の廃院によって厚生病院が唯一の病院になるというような見解を述べられました。果たしてそれで良いのでしょうかということをお聞きしたいと思います。廃院に変わる新たな診療所の必要性の認識というのは、先程の答弁では持っておられないというように受け止めたのですが、その辺のことはどうなのでしょうか。今ある厚生病院で任せると。1つあれば十分だという認識でおられるのか。いや、やっぱり民間にもう1つ必要として探すそういう努力をするのか、そのどちらなのでしょうね。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
どちらかというとベストではないかもしれないけれども、ベターな考え方として厚生病院が唯一の病院になっていかざるを得ないという判断もしていかないとならないということは、瀬尾医院の後釜と言いますかそういう部分も非常に努力した経過があるわけでありますけれども、現実として中々そうはいけてない。そういう側面もあるわけであります。厚生病院も充実する方向で努力はすると言っておりますけれども、どこまでやれるか。そういうようなこともあるわけであります。先程申し上げましたように広域行政の中でも色々考えていかなければならない部分等があるわけでありますので、国の考え方、道の考え方等々を参酌しながら、そして厚生連の考え方はもちろんでありますけれどもそういうことも考えながら、かつてのように1万4・5千のいた人口から今4千人の人口になっているわけであります。そういうことも参酌しながらどう判断していくか。従ってベストではないけれどもベターな考え方として今は申し上げている状況でございます。
質問 5番 岩崎泰好
町長としてベストな方向に向かうのが1つの町長の在り方ではないかと思うのですよね。ベターな方向で仕方ないから今の現状で満足してもらうような方向で町民に話すということは、町長のあるべき姿ではないと私は思います。きついかもしれないけれども。私が聞きたいのは誘致活動を盛んにされたのでしょう。町長は。その実態がどうなのか。それも是非聞いておきたい。どの程度のどういう形で誘致活動をしたのか。その辺のところを町民に説明が出来なかったらやったことにはなりませんよね。ましてや議会では本当に全国に先駆けてと言いますか、本当に素晴らしい誘致条例を作ってあるのにも関わらず、そこにお医者さんが来ないという現実問題。色々町長は理由を言われましたが、しかし今日の北部新聞では、士別市は誘致条例を基に既に4件の医療機関を実現していますよ。今度は歯医者さんが開院するようですよ。そういう町民の立場に立って、やっぱり人口が減であろうとも充実した医療体制というのは必要なのではないですか。そこを聞きたい。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
従いまして、色々お叱りを受ける、そして色々考え方も違う部分もあるのかもしれませんけれども、色々私も申し上げておりますけれどもベストではないかもしれないけれどもベターな選択もせざるを得ない時もあるのだということもご理解を頂いておきたい。
質問 5番 岩崎泰好
町長ね。瀬尾医院に外来の人が、この町の中でどの程度行っておられたか把握しておられますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
しているつもりであります。
質問 5番 岩﨑泰好
それではですね。次は唯一の厚生病院にという話ですが、本当に下駄ばきで行けるそんな地元のかかりつけ医のところに多くの方、とりわけ子どももそうですよ。老人もそうですよ。みんな、沢山の方が行って診療を受けている。その人たちは、ではどこに行けばいいのですか。厚生病院なのですか。厚生病院に行けない部分が瀬尾医院が抱え込んで頂いていたのではないですか。全町民の正確な数は今は言いませんが、概ね4割近い方が外来で瀬尾医院に行っていたのではないですか。それが今なくなるということに対して、やはり瀬尾医院の方からもう何年も前からその話が来ている段階からですね、次のしっかり開業して頂くことを見つける努力をこの美深の町の町長室に座ってないで365日歩いてでも医者を見つけるのだというような気概とそういう努力というのがあって初めて町長として評価されるのではないですか。それをやってきましたか。それを聞きたい。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
365日歩いたかと言われれば、歩いていないかもしれませんけれども、常に頭の中にそういうことも置きながら行動してきたつもりであります。またそういう運動も展開してきたつもりでありますのでご理解を賜りたいと思います。
質問 5番 岩﨑泰好
答弁してほしいところは、やっぱりみんな瀬尾医院に行くと親切、丁寧に見てくれると。自分の症状についてやっぱり懇切丁寧に見て頂いて、見て頂いてよかったなというのが瀬尾医院がそれだけの多くの外来を迎えていた現実ですよね。それが今度は1つしかなくなった時に、厚生病院が果たしてその役割を果たせますか。そういった人達は、ではどこに行ったらいいのですか。名寄まで行けと言うのですか。そういうことをやっぱりしっかり町民側に立って考えなければいけないのは今じゃないですかね。具体的にも来年の3月という期限が決まったのなら、この3カ月でも4カ月そういうお医者になる人のところに行って、お願いして回るというのがそれが町長の姿じゃないですか。私はそういう努力といいますか、そういうことに本当に課題解決の姿勢を見せてほしいのですよ。それで初めて山口町長はこういう時でもこうやってくれたというように後世に評価される町長に是非なってほしいのですよ。是非厚生病院、ベストではないけどベターだというようなそんな切り捨てるようなことではなくて、具体的に医療で困っている人達がいるのですよ。その人をどうやって救うかということにどうして奔走できないのですか。今、それに気づいたなら改めて奔走してくださいよ。その結果を議会に報告してくださいよ。そういう姿勢というのは大事なのではないですか。改めて聞きます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
改めて聞きますということでありますけれども、答弁として改めて追加することはございませんのでご理解を頂きたいと思います。
質問 5番 岩崎泰好
それでは2番目に挙げました、第3セクターによる行政運営の課題についてお聞きしたいと存じます。縷々これからどのような形で進めて行くかということについてはお聞きしました。2つの3セクを1つにするという話もお聞きしました。まずはそれで問題は解決するのかということの認識ですね。課題の認識。それをまずお聞きしたいと思います。私は経営の健全化とここの生き残りの視点から私は発言したいと思います。決してやめろとか解散しろとかそういう視点ではないことだけご承知おき下さい。実はですね。前にも何らかの機会にお話をさせて頂いた件もありますが、これは令和元年の7月23日に総務省の自治財政局公営企業課長から各都道府県のいわゆる市町村第3セクター等の担当課の扱いとして出された文章です。第3セクター等の経営健全化方針の策定と取り組み状況の講評についてという文章です。これは直接、我が町もらった文章ないですからあれですけれども、北海道を通してこれらの第3セクターの経営健全化方針の策定について打診あるいは問い合わせ等はあったのかどうか。その点からまずはお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
打診等はございません。
質問 5番 岩崎泰好
時間がないからあれですけれども、ちょっと読みますね。公共性と企業性を兼ね合わせ持つ第3セクターは地域住民の暮らしを支える事業を行う重要な役割を担う一方で経営が著しく悪化した場合には、地方公共団体の財政に深刻な影響を及ぼすことが懸念されますという書き出し分の中で始まって、実はこれらの推進については平成26年の8月5日付、更には同じ26年の8月5日付のこれは財務大臣、それから総務省の自治財政局によってまず出されました。そして更にはですね。これは平成30年の2月にも第3セクター等の経営健全化方針の策定についてということで折り返しこの問題を道の方に出していると思います。北海道にですね。その北海道から地方公共団体が抱える第3セクターとして我が町のセクターは、挙がっていないという認識でいいのですか。来ていないということは。来ているはずなのですよね。来なかったらおかしいのですよ。国がこういう文章を2度も3度も4度も出しているのですが、それらについては一切来ていないのか。来ていたとしたら、それらの検討等加えているのかいないのか、その辺についてお聞きしたいと思いますが。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
国が第3セクターの経営健全化に対する指針ですか。今議員から頂いた別紙資料2に戻ると思いますけれども、そしてそれを通して更に道におりているのだと。そして検討するというようなことが町におりていないかということであります。私の認識としては、こういう抜本的に改革を含む経営健全化取り組みに関する返答のフローチャートと言いますか。考え方等々について打診があるのかということでありますけれども、私の知っている範囲ではこういうものは、うちとしては頂いていないのかなと思っているところでございます。
質問 5番 岩﨑泰好
その辺の経緯、来ていないというはずがないのですが、何故でしょうね。その中で総務省の経営健全化方針の策定と取り組み状況の公表についてという元年の時の文章がございますが、その中に経営健全化方針を策定する必要がある地方公共団体という書き出しがございます。第3セクター等の内、当該地方公共団体の出資割合が25%以上である法人、これは当てはまりますね。あるいは当該地方公共団体が損失補償等(損失補償、債務保証、短期貸付及び長期貸付をいう)と書いてありますが、行っている法人その他該当地方公共団体が経営に実質的に主導的な立場を確保していると認められる法人。これも該当しますね。そこについては、当該法人に関わる経営健全化方針を策定するものとするととなっています。それの策定はこの通知によって、北海道を通してきているはずなのですね。来てないとしても国がこういう方針を立てて第3セクターの健全化を進めたいと何年もかかっていますよね。そんな中でこのように来ているし、途中ではこれらについての債権処理についても既に前にも話したように債権処理も是非資金をお貸ししますという制度もやってきたはずですよ。それらについて、やっぱりこれから3セクを考える時には、このような形で今フローチャート図を資料として出しましたけれども事業そのものの意義があるのか、ないのか。あるとしたならば採算性の問題があるのかないのか。そして採算性がないとした場合に事業手法の選択として完全民営化、民間への売却、あるいは上下分離方式。債務調整を実施した上で第3セクターに引き続き積極的な経営改革を実施するというような形で、最後は地方公共団体の直営のという話も出ています。これらの検討を是非加えるべきだと思いますが、現状こういう検討を加えたのでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
このフローチャートを見ると、第3セクターのことをもちろん第3セクターの経営健全化に関する指針という打ち出しでありますから、1つのフローチャートとして参考になるというか検討しなければならないなとは思いますけれども、しかしながら国における第3セクターは、前にも一回答弁したのではないかと思いますけれども、色々な第3セクターが国にはあります。そして道段階というか県レベルでも相当な数があるのだと思います。町村レベルでも然りだというように言えると思います。ただその中で我が町のようにどうしようもならなくなったという報告を常に道なり国なり挙げている状況では、今までないわけであります。そういうことでこういうフローチャート等々が果たして届いているのかどうか。私の段階ではちょっと抑えきれていなかった部分があるのですけれども、したがってちょっと来ていないと申し上げたのですけれども、こういうものがあるのだとすれば1つの検討材料にはなるのかなと思いますけれども、しかしこういうことを持って我が町の第3セクターが改善されるというのは思っておりません。今、先程から答弁しているように色々な角度から検討しながら、そして内部努力もしながらやっている最中でありますので、ご理解を頂きたい。これは1つの参考になるのは確かになるのではなかろうかというようにフローチャートでありますから見ている段階。
質問 5番 岩﨑泰好
こういったものが国か道を通して出していないのか、改めて是非確認をして下さい。これらについて国は全第3セクターを対象にしています。大きいとか小さいとかそういう問題ではない。要するに地方の財政の健全化の為にこれらについてしっかりと調査を進めて具体的に健全経営がなされるような方策を作ってこれらを出してきていると思います。今、資料としてお渡ししたのは、これは平成30年2月20日の通知の一番最後のフローチャートです。他の文章もあるのですから後程またお渡ししますけれども、是非こういう手法で進めて頂きたいと思っていますが、その中でとりわけ法人が行う事業の公共性、広域性、採算性及び将来見通しについて、その評価について、先程町長がこういった立場にあるのだと、うちの第3セクターはということでおっしゃいました。しかし町長は一方ではそこの経営者の責任者でもありますよね。そういう形の評価の仕方というものについて、いわゆる外部の専門家などを入れた、しっかりとした構成される委員会等でこれらは検討されるべきだと国は言っているのですね。それらのその現在あるその2つの3セクの現状と今後の在り方について今は町の立場で、行政の立場で色々な解釈をしていますが、第三者の目でしっかりとこれについて検討を加えるということはされませんか。そういうことが必要なのではと思いますが、その考え方はいかがですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
1つの考え方として、今岩崎さんからご指摘の話があったわけでありますけれども、1つの話として聞き留めますけれども、今まで我々は我々として行政的判断といいますか、そういう中で進めて来ている部分もありますから、それはそれとして考えていきたいとこのように思っています。
質問 5番 岩崎泰好
私、一個個人、一議員の考え方ではありません。国の考え方なのです。国の考え方に基づいてそういった進め方をするのが市町村の1つの方向性ではないですか。それを言っているのですよ。是非進めてほしいと思いますが、考えを変えることはしませんか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
考え方を変えれとか、変わるとかそういうことではなくて、先程申し上げているように私自身もこういうものが果たして我が町も該当してくるのかなというような観点に立っておりますので、この辺のことも含めて参酌していきたいと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
更にですね、この文章の中にはこのようなことが書いてあります。議会への説明と住民への情報公開を行い、経営健全化方針の内容について理解を得ることが必要というように書いています。前にも私、色々資料を請求等した折にも、民間企業の法人の中身については資料として提出できないという方もございました。しかし今情勢は、やはり半分以上の出資をしている町の財政の悪化に繋がるような中身については、これについてはしっかりと議会への説明と住民への情報公開が必要だというように国としては、そういう進め方をするべきだというようにここで述べております。その観点について、今までのことは今までで結構ですが、これからの在り方についてはどうお考えになりますか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
議会への報告だとか、それぞれについてはその決められた1つの方法を持って、各議会に第3セクターの経営状況等について報告をし決算等も出してきたつもりであります。そして更には分かりにくい部分等々があるので、赤字対策もあるわけでありますけれども、経営の改善等をしていかなければならないという中で、会社は会社として、法人は法人としての考え方も常に進めておりますけれども、本会議だけではなくて全員協議会なり勉強会なりそういう方法を使いながら今まで努力したつもりでもおりますので、ご理解を賜っておきたいと思っています。
質問 5番 岩崎泰好
ちょっとここまで踏み込みたくはなかったのですが、具体的に町長が答弁されておりますから、ちょっと1点だけ聞きます。早い段階の対応、対処が必要だということも言われました。そして経営が赤字になった原因についても入込客の減少が大きな原因だという話もされました。また魅力ある施設にするということも大事なのだがというようなお話もされたと思いますが、要するに入込客の減少にあたっては、それにしっかりと対応、対処するのが行政の役割だと思っていますね。それは間違いないと思うのですが、ただそれについてここ何年間もある意味そのままにしてきたのが現状で、ここに来て累積赤字が六千何百万で来年度の令和2年度の計画書にあっても損金は2千5・600万でるというような、そのような状態になってきたのではないかと私は思いますが、遅きに失したという言葉がありますが、もう既に遅いのではないかと思います。本当にだから抜本的にこの経営の中身を変えていかなかったら、この体質は例え2人入れようが、3人町職員を入れようが変わりっこない。だって入る人が経営者じゃないもん。行政には得意だけれども経営者ではないですね。経営感覚で例えば入込客の減少にあたっては、具体的に何があればこの減少を抑えて増加に向かわせるのかと経営者なら考えますよ。そうでない人達は経営の中に入っていったって変わりっこない。私は断言してもいい。そういうことも含めて抜本的にどうすればこの2つの公社が、1つにするという方針もありますが、しかし生き残りという観点から考えると可能なのかということをやっぱりもっと真剣に中身を精査する必要があるのではないか。そのためには外部の専門的な見識を持った方々をしっかり入れて経営分析をして何が足りないのか、何をすればこれが好転に向かうのか、あるいはこれは駄目なのか。どう清算するのか、そのようなことも含めて、やっぱりしっかりしたものを作ってということが大事だと、それが健全化の大きな施策になる。それをしないで単純に行政側の分析だけで前に進んでは、また同じ様なことが繰り返すと私は考えます。それは私個人の意見ですから、どう捉えようと結構ですが。しかしやっぱりそこにもっと真剣に生き残りをかけた戦術戦略をたてていくという事を何故しないのか。今する必要に気づいたら、やっぱりそれはやってくださいよ。そういう方向性で物事を進めていく。そういう町長としての決意を聞きたい。後、残された期間2年ですね。4期目。5期目についてはわかりませんが、4期目の総仕上げでしっかりそれらの責任を果たすと。この公社の問題だけではなくて、医療の問題もそれから先程の小口議員から様々なことが6次総計のことで語られました。課題が多い。大変なんだよな。それは大変なのはわかりますよ。大変なのをどうクリアしていくかというのがトップに立った人の役割ではないですか。その決意を聞かせて下さい。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
決意ということでありますから、決意を申し上げる訳でありますけれども、第3セクターのこれらの問題等々についてどうも少し真剣みが足りないのではないかというご指摘、お叱りを受けたところでありますけれども、草鞋として、2足の草鞋、社長と町長という2足の草鞋を履いているような形があるものですから、それぞれ議会に報告しながら、そして真剣な努力をしながら進めてきた部分、しかしながら法人として法人の役員は別ですけれども、従業員としてそこまでやりきれていたのかなというところを反省しているわけであります。ただそこで真剣であったか、なかったのかと。社長なり町長と言う責任もあるのかもしれませんけれども、しかしながら真剣な努力はしてきたつもりでおります。そういう中で今後色々な課題に向かってもう少し頑張れと言う激が入ったなと思って受け止めているわけであります。そのようなことでいずれにしてもこれらの問題等については今、課題解決に向けて努力をしている最中でありますので、もう少し時間が欲しいというか、相手のあることでもありますし、そして今コロナ禍でもありますから非常に難しいのでありますけれども、真剣に努力をしているのだということだけはお認めを頂きたいなと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
真摯な答弁わかりました。ただもう1つは、社長としての責任の取り方。振興公社の社長としての責任のとり方。旧来全員協議会ですとか、あるいは議会の場でもお聞きしました。昨年の9月の議会ですかね。その時にもお話をお聞きしました。責任を感じているのですかという話もしました。その時に町長は責任の所在、とり方についてはどうするのですかと聞いた時に、会社の経営に関してはこれを代表する社長にあると。経営改善に向けた目下努力しているところであり、今責任云々に言及はできないというような話をされました。民間の団体法人にあっては、つい最近も1日全体の何かインターネット上の何かあったのでしょう。それが業務が株の関係ですかね。止まったことによって責任をとって辞めた社長もいますよね。たった1日のことです。
質問 5番 岩崎泰好
はい。町長の責任の在り方と取り方について、最後質問して終わりたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
前回もそうでありましたけれども、責任の在り方等々についてご質問が出るわけでありますけれども、町長としてどうするかということについては、法人等々を指導していく、そして改善を図っていくという努力を一生懸命やっていると。認めてもらえるかもらえないかは分かりませんけれども、その辺についてはご理解を頂いておかないとならないと。ただ公社の社長としての責任といいますかそういうものもあろうかと思います。私としては公社から報酬等を頂いているとかそういう観点はございません。ただ、町長として出資している企業、法人、第3セクターの退職金等々については経営が黒字の時であった前任町長等々についても何ぽか退職金にお礼みたいのが払ったような経過があるようでありますけれども、そのような程度でありまして、そのようなものも受け取るつもりはございませんので。従って責任のとり方と言っても具体的にどういう求められ方をするのか。ちょっと今は持ち合わせていないというか、いかがなものかなと思っているわけであります。法人でありますから法人の中で改善をしていかなければならない。そこに第一の問題があるのかなと思っております。辞めてしまえというような聞こえ方もするわけでありますけれども、それはそれとして受け止めているのですけれども、出来る事ならなるべく辞める方向で努力したいと思いますけれども、しかしながらそれを引き受けてくれる人がいなければ、辞めるわけにも簡単に辞めたというわけにもいきませんので、その辺の時はご理解を頂いておかなければならないなと思っております。