みんなの議会

美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日

コロナ終息後の社会の変化への町の対応について

2020年6月15日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「コロナ終息後の社会の変化への町の対応について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
藤原芳幸 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 藤原芳幸

それでは一般質問を始めさせていただきます。6番藤原であります。最初に長期間に渡りまして自粛に生活等に支障が出て大変ご苦労なさっている町民の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、医療関係や福祉関係の皆さんを始め、住民の毎日の生活を守るために様々に多様に連日ご奮闘いただいている多くの関係者の皆様に感謝を申し上げるとともに敬意を表する次第でございます。現在、世界各国でコロナウイルスとの戦いが続いております。日本でもようやく状況が改善してきておりますけれども、まだまだ油断の出来ない状況であり、今後も第2波、第3波の感染が懸念をされており終息までには年単位の時間を要し、新生活様式は日常のスタイルになるとも言われております。この世界規模での危機に日本では第二次世界大戦後に匹敵するほどの社会危機、経済においてはそれ以上のダメージになるとも言われており、大きな社会変化が起こることも予想され、コロナ終息後の社会がどう変わるかということに関心が高まっております。全世界の社会環境が変われば当然日本社会も変わらなければなりません。我々も変化に合わせた対応に迫られるということになることが重々予想されるところであります。今回の事態で私達が生活していく上で必要なものとは何なのか。普遍的な価値とは何かということを考える機会となり、グローバル社会による世界との連携が思わぬリスクになることも露呈しました。都会の生活から田舎暮らしが見直され、サービス業に偏り過ぎた産業構造から農業による食糧生産、国内自給率の向上や自国に生産基盤を戻し、内需拡大による経済復興に転換を目指す動きも予想されてきています。本町でも多くの総会、行事、イベント等が中止や変更が余儀なくされ企業も当たり前にできたことができなくなり、影響はまだまだ続きそうではありますが、これが新たな可能性が生まれるチャンスになるということも十分考えられます。以上のようなことを中心にしまして、町長には3項目について具体的に質問していきたいと思います。1項目目として、今回の前例のない事態にこれまで必要な対策を迅速に対応し、先頭に立って指揮を執ってきているわけでありますけれども、町長は今回の事態をどのようにまず受け止められているのかをお伺い致します。2項目目として、現在本町では将来の方向付けをする第6次総合計画の策定に向け準備を進めていますが、今回の事態を受けてこの町の将来像や基本構想及び基本計画の内容にどのように反映させていくのかを伺います。3項目目として、今後社会情勢の変化に対応した町づくりが求められていくと考えられます。町民とともにどのようにこれらを進めていくのか、この3点について町長に伺うものであります。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

冒頭、前例のない事態ということで町長にどのような基本的な考え方といいますか事態に受け止めているのかこういうお尋ねがございました。したがいまして私としては、人口減少・高齢化社会にあるわけでありますけれども、新型コロナウイルス感染症の発生、これは社会的な危機ではもちろんありますけれども、生活や暮らしの変化を問われているのかなと考えているわけであります。したがって国もそうでありますけれども、我々もこれ以上感染者を出さないと。さらには暮らしや経済をどう守るか。努力していかなければならない。そういう基本的な考えにたっているわけであります。しかしながら、今やっている施策、さらには我々もやっているわけでありますけれども、充分に住民に満足させるものではないのかな。なかなか住民全員に満足させるものにはならないのかなと考えているわけであります。ただ、これからは今までの生活や暮らしを取り直すことが問われているわけでありますから、これの見直し等も重要ではないかと思っております。言ってみれば社会情勢に対応した町づくりが必要になってくるのではないだろうかなと、こういう基本的な考え方にたっているわけでございます。次に2点目の総合計画に絡めた話、さらには社会情勢変化に対応した町づくり等々があるわけでありますけれども、それらについても関連がありますので一括して答弁させていただきたいと思います。第6次総合計画の策定に向けた将来像や基本構想及び基本計画の内容にどのように反映させるのかということでございますけれども、社会情勢の変化に対応した町づくりを町民と共にどのように進めるのかという質問でありますけれども、30年9月に発生した北海道胆振東部地震そして今回の新型コロナウイルス感染症など想定外のことが、全く想定していないようなことが次々と起こってきているわけでありまして、本当に色々な経験をさせられるなと思っております。しかしながらその経験を活かしながら、自然災害や新しい感染症などの脅威に耐えうる町づくりを目指すことを基本に総合計画にこれらを反映させ、町民とともに町づくりを進めて参りたいと考えているわけでございます。今回の新型コロナウイルス感染症を一つの例として考えるならば、先ずもって安心安全な町づくりという点からどのような安心して受診できるような医療体制こういうことが問われるのかなと思っております。また社会情勢、社会経済の安定という観点で見ると基幹産業であられる農林業を中心とした大きな変化にも耐えうる経済環境の確立が大事ではなかろうかと思っています。そういった中でありまして、ただ残念ながら担い手の確保だとか基盤整備の強化が重要となるわけでありますけれども、その辺が少し進んでいないそういう面もあるわけであります。しかしながらこれからを目指すところはこれまで進めてきた基本的な視点と大きく変わるものではありません。この感染症から得られる経験と知識を意に留めて進めていく必要があるかなと思っております。今回の新型コロナウイルス感染症の発生により様々な分野で考え方の転換が必要になる部分もあると思います。これまで美深らしさが誇れる町づくり、住民が安心して暮らしていける町づくりの基本的な部分に大きな変化はないものと考えますけれども、今後においても新たな脅威がいつ発生するとも限らない中でその事態に振り回されず、言ってみれば一喜一憂せず冷静に受け止めながら社会情勢の変化に対応できる町づくりを進めることが大事というように考えております。ご質問の中にあるように考え方の転換において新たな可能性が生まれるチャンスでもあるという捉え方もあるわけでありまして、大事な視点かなとこう思っております。今回のコロナウイルスによって日本は元より全世界において社会経済環境が変化していくのだろうと思っております。その変化にも対応すべく対処して参らなければいけないと思っています。具体的には現在次期の総合計画に反映させることは非常に難しいわけでありますけれども、これを進めてきた町づくりの基本方針それほど大きく変わるわけではありません。災害に強くこの地域の資源特色を活かした町づくりを町民の皆様とともに考え、ともに行動できるよう進めて参りたいとこのように考えるわけであります。

質問 6番 藤原芳幸

今、町長からまず町長のまず最初に町長自身の考えとしてどう感じているのかということをお聞きして答えて頂いたわけですけれども、そんなに町長と認識の差が大きくない中で話ができるということで安心はしているところではあるのですが、この中で最初に第6次総合計画について。基本的にはそう大きく変わるものではないだろうという中で今回のものをどう取り込んでいくのかというのは当然町民との協議で進めてきたことなので、どのようにやっていくのかなというのは関心はあるところではあるのですけれども、スケジュール自体に他の自治体では、これらの関係で色々会議等の制約がある中でなかなか予定通りにはできないという可能性もあるというような自治体も出て来ているようなのですが、美深町においては今後のスケジュールに関しては同じような形でいけるのか、何か今回の事態によってもう少し町民との会議の中でこのことをもう少し協議をしていく事態が必要になるのかどうなのかちょっとその辺お伺いしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

次期の6次計画で大きな事業等の順序が狂うとかそういうことのお尋ねかなと思いますけれども、今何を一番先に持ってくる、そして何を後半に持ってくるという仕分けはまだこれから進める段階であります。したがいまして今人口減少が進んで高齢化社会そういうことを踏まえていくと、そして持続する美深町をどう作っていくかとそういう観点に立ってここ何年か進めておりましたのでそう大きく変わることはないのだろうというように理解はしております。しかしながらこれを機会にもう一度みんなで見直していくそういう作業が必要になってくるのだろうと思います。そういう中にあっては具体的には議員の皆さん各位にも色々ご相談をしていかなければならない部分も沢山出てくるのではないかなと思います。しかしやるべきことはやらなければならないと思っております。非常にきしっとした組み立てはまだ6次計画はこれからでありますから具体的には作り上げていないわけでありますけれどもその辺のことをご理解頂きたいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

そうしたら6次計画そのものはこれから進めていくことでありますので、そのようなことも踏まえた中身になっていくということを期待をするわけであります。そして、それで町長は今これまでの先程の行政報告の中でも現状について色々触れられていた中で今美深町のこの新しい生活、美深町新しい生活様式ということで先週ですね。回覧板だから全世帯に配布になったものだと思います。そしてこの中で一人ひとりが行う行動だとか町内での生活に関することは色々これまでずっと自粛期間にも言われてきたことではありますけれども、見やすくまとめさせていただいた部分ではありますが、今回これを発行することによって、恐らく道でもこの新北海道スタイルというものをほぼ似たような形で出ていて、まず北海道が2月に緊急事態宣言を出す時に当然鈴木知事は全道の町村議長会だとかそういうところと連携をしながらやっているということを言っておりますので、今回のスタイルに関しても美深町だけではない当然全道の町村が連携をしてやっていってその中で美深町もこういうことでやっていこうということでないのかなと思うわけですが、今美深町はご存知のように感染者が出ていない。美深町だけではないこの地区全部出ていないわけですけれども、そういった中でこの新しい生活様式の中で町民とともに目指すもの、どのような目標を持って町民とともにこういう行動を指針を目指していくのかということについて目標というようなものがちょっと見えないのですが、その点ちょっともう一度町長の方からお話をいただきたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

北海道においてもこれと似たようなものが出ていると。さらに町としても全戸配布になったと。ただ実は対策本部で協議した段階では回覧でやるかな。それも回覧でありますから中々一戸配布にならないのではないかということもありまして、出来れば紙質もよくして時間表、JRだとかバスだとかそういう時間表の下にでも貼ってくれたらいいなと思ってこういうものにしたところでございます。そういう経過もあるわけで、ただ北海道も似たような物を作っているということを承知しているわけでありますけれどもどこの町村もこれと同じような、それを文字って作っているということは承知しておりません。我が町としては積極的にこういう物が住民は求めているのではないかということを積極的に出したつもりであります。これがこれだけで十分なものかどうかという、これはどちらかと言うと感染者を出さないことを留意して書いている。新しい生活様式それもちろん変えていかなければならないわけでありますけれどもそういうところも具体的なことまでは触れていないわけであります。しかしながらそれぞれが生活、今までの生活を見直していく、どうあるべきか。それを個々に反省をしながらそれぞれの企業にあっても行政にあっても個人個人にあっても生活スタイルはやっぱり見直していくものがあるのだろうというように私は思っております。そういうことでここでは書ききってはおりませんけれどもそういうことも踏まえて新しい生活様式ということを謳いながら書いていただいているような状況で配布させていただいている状況でありますのでご理解をいただきたいです。

質問 6番 藤原芳幸

町独自ということ、私は他の町のことを情報として持っていなかったのでそうなのかなと今思ったところではあるのですが、これ今町は防災端末にも出ていますし、インターネットのホームページにも当然出て、そして今回こういう形で町全世帯に配布になったという事で情報はどんどん出せる状況にはあるのですが、今言った町長が目指しているもの、こういうようになっていただきたいということが中々町民とコミュニケーションが取りにくい、今環境になっております。そういった中で町民がどう認識してこういうことを進めていこうとしているのかというのが非常に掴みづらい状況になっていると思うのですが、こういったものを町がやろうということで町民に対しての周知徹底という言い方は、そこまできついものではないのかもしれないですけれども、その辺町がやっていきたいことをどういう機会を通じて町民に理解してもらえるようなことを進めていくのか。そこで回覧板に書いてあったことの中で、これを出すにあたっての回覧板に書いてあった文言、新型コロナ感染の蔓延を防止のため新しい生活様式を作成しました。これを参考に感染拡大の予防行動に協力をお願いしていきますというようなことが書いてあったのですが、ここの辺はまだ発生しておりませんので蔓延防止という形がちょっと僕は引っ掛かったのですけれども、この地区で発生をさせないような形で皆で協力していきましょうという趣旨だとは思うのですが、その辺をもう少し町民がなるほどという形で分かりやすいような形の情報の出し方というのかな。そういったものをもう少ししていく必要があるのかな。当然すぐ1日、2日でできることではありませんので長い時間のかかることではありますが、その辺に関して町民とのコミュニケーションどのように今回これに関してこういう事態の中でとっていけるのかどうなのか。そこら辺は町長どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

見方は色々あるのだろうと思いますけれども、正直言って我が町お陰様で感染者が今発生している状況にはございません。それは、1つは確認されていないということであります。ひょっとするといるかもしれません。そういう状況があるものですから、どちらかというと生活を少し規制してほしいということを中心にこのパンフレットは作っているわけでありまして、ご理解を頂きたい。したがいまして、将来に向けた生活様式等々の見直しどうしていくのだという部分については、まだまだこれから議論をしながら色々皆で協議をしながら直していかなければならないという部分だろうと思っております。本当に上川北部は特に感染者が、今、発症者がいないという、いるかもしれないけれども確認されていないという状況でありますから有難いのでありますけれども、そういうことを中心におさえているところでございます。

質問 6番 藤原芳幸

もう一点だけ、今のに関連して町長にお伺いしたいのですが、この生活様式の中では外出、人の移動に関する部分というものは特に出ていないのですが、今国では県をまたいだ移動は控えて下さいと。北海道の場合は1つの道ですから当然釧路に行こうが函館行こうが県をまたいだことにはならないわけでありますけれども、その中で知事が、札幌がああいう状態なものですから、札幌への行き来、これをなるべく控えてくださいという中で出ているわけですけれども、今までも緊急事態が出ている間、そして自粛の期間の間も町民はそういうことを心配して、非常にどこまで行ったらいいのかなということは随分気にしていたと思うのですよ。そして今回、自粛が緩和されまして、こういった形の中で、1人ひとりの行動の目安というものが出てきた中で、その住民の移動、これは来るなと言われてもその人たちには何もできないわけなのですが、それぞれの町村でこういうことをやっていれば考えて頂ける部分はあるのかなと思うのですが、美深町民において色々札幌には中々行かないだろうけれども、そういった形の不要不急の外出等に関しては、町民自信で判断して行ってくれということなのか、町としては何か十分注意してというそういうメッセージ的なものを出す考えがあるのかどうかお伺いしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

各関係団体というか、国は国において、更には、道は道において、そして町は町において、それぞれの通知をしているところでございまして、それぞれ気を付けてほしい。国においては、県は、東京へはまだ入ってはいけないよとそういうこと。道についても札幌近辺は遠慮してくださいよと、そういう自粛の通知をしているところで、町としてもそういうところまで書ければいいのかもしれませんけれども、それは国なり道なりの方針があるものですから、ご理解を頂いて町民はそれを理解してくれて、これはこれで町は町で出したやつを理解してくれているのではないかという観点に立ちながら、私はこれを出してるつもりです。

質問 6番 藤原芳幸

中々この部分に関しては、ここは大丈夫ですからということは早々言えるものではないですけれども、道や国の方針に準じた行動をお願いしたいということであればその辺もう少しはっきり伝えてもいいのかなという気はいたします。あと、その今の人の移動の関わる部分ということでちょっと思うのですが、今まで本州だとか海外から色々美深町に来て頂きました。これはもう正直期待していた部分ではあったのですけれども、今の状況だと、どう回復するか全くわからないような状況であります。そのような中で先程町長も言いましたように、この美深町だけではない、天塩川流域なのですよね。士別から天塩まで、天塩川流域はどこもゼロって言い方をすると先程町長が言った陽性確認者が出ていない。そんな地域であります。そしてそういう中でどのようにして人の移動だとか交流、そういったものを起こしていくかと考えた場合に、この天塩川流域の町村でもう一度原点に戻っていったらおかしいですけれども、そこの町村内での交流の推進というものを色々考えられるのではないのかなという気がいたします。美深町は同じ地域の中で定住自立圏構想だとか北いっしょだとかというそういう色々連携した取り組みをしております。元々は違う目的で作ったものではありますが、こういった機会にそういったこれまで作った協議会などを活用し、ここの地域間での交流事業そういったものが実際可能ではないのかな。中々こっちは大丈夫な地域でありますので、都会に向かってどんどんいらして下さいと言うことは中々言いにくい、そういった状況ではあると思います。この地区の中でのその今はもう一度地域間の交流というものをこれまで締結してきているいろんな協議会等を利用して、地域間交流に活かしていくということを、今やれることではないのかなと思うのですが、その辺に関しては町長どう思われるでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

世の中が段々進んでいくと、今、藤原議員が言われたようなことも将来的に考えなければいけない部分も出てくるかもしれませんけれども、今の段階であれば国の方針だとか道の方針等々があって、その広域圏だとかその流域だとかそういうことを積極的にそういう会だとか行事だとかそういうことについてはいかがなものかという指導といいますか、そういう考え方もあるわけで、加えてここは塩狩峠からこっちですから士別以北、中川ずっと来るのですけれども、名寄・士別等の大きな町もあるわけでありますけれども、そういうところではそういうようにはなっておりませんので、我が町としてそういう議論を今の段階で持ち上げてもちょっと対応出来ないのかな。やっとこの間の段階で知事が各総合振興局段階で会議を持つようなことをいって、知事そのものが来るわけではなくて、振興局の局長と保健所の所長だとか振興局の部長さんあたりが来て、町村長あるいは商工会の会長さんだとか集めてこういうことをそして今の状況をお話するくらいのことで将来のことについては具体的なことをやっている段階ではございませんので、ご理解頂きたいと思います。まだまだ時間がかかると思います。

質問 6番 藤原芳幸

今の町長の答弁だと、恐らくそういったことは今の時期的にまだそういう段階ではないだろうというようなことなのだなと思ったところですけれども、状況が少しそういう動きが出てきた場合には、美深町長はこの近辺でも長く町長をやっておられる方ですので、是非とも美深町長にその辺イニシアチブとって頂いて何か進めていって、少しでもまず地元の人の交流が図れるような、今まではどちらかと言うと遠くに行くこと、そして遠くから来てもらうということに少しなりすぎてしまっていた部分があって、地元の良さというものを割と近隣の中では置き去りになってしまっているような気が多少致します。そういった機会がありましたら是非、町長にはリーダーシップ取って頂いて、そういうようなことが1つでも2つでも出来れば有難いな。そうなって頂きたいなという思いもございますので、是非そういう時にはよろしくお願いしたいなと思います。それでもう1つ、2つ聞きたいのですが、今回の色々なこのコロナによって田舎暮らしというものに対して国民が色々な意味で高まってきているのかな。今までは話としては出て来ても中々そのきっかけとして、今、テレワークだとか色々な形で都会に居なくても、ものがどんどん出来るような時代になってきて、これが何処まで今後進むかはわかりませんが、田舎暮らしに対する生活の見直しというものが大分都会の中では進む可能性があるのではないか。その時に、では対象となるのが美深町になるかどうかということは、これは難しいこともあるのかもしれないですけれども、この農業というのも、経営としての農業だけではなくて、その生活の中に農業スタイルというものを取り込む、そういった農業を基本として自分が生きることの出来ているこの大地で作物を生産し、生活スタイルということも今後随分出てくるのではないのかなという私は期待をしているわけですけれども、そういった場合には、北海道というのは魅力的な地域にはなるのかなと思ってはいるのですよね。今は中々農業の経営ということだけでいくと、夢だけでは中々難しい現実もある中で、そういった農業経営、自営業としての農業、経営者としていくら売り上げを上げるかという農業だけではなくて、生活スタイルの中に、そういったものを植えて育ててという、そういう人たちも随分出てくるのではないのかな。そういったような移住政策というものも考えられるのではないのかなというふうに思うわけであります。そこは農業の色々な仕組みがあるので一概には今まで通りにはいかない部分があるかもしれないですけれども、なんせ今回のことによって今までのものに何もこだわることがなくて色々なことが起こってくるのではないのかなという、そういった状況の中でそういう考えも受け入れ側として持つということも大事になるのではないかなという気が致しますが、その件に関しては、町長は美深町の可能性の1つとしてどのように思われるでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

基本的に今、藤原議員さんがご指摘と言いますか、話がありました。都会から新規就農的な考え方でくるとか、そういう部分についてはご理解をするつもりでございます。しかしながら今コロナが発生期間中でありまして、これが収束になってければ、そういうことも進んでくるのかなと思っています。そして、またそれら農業だけではなくて商業も含めてでありますけれども、大いに受け入れて町づくりをしていかなければならない。このように考えています。先般の議会だったと思ったのですけれども、実はこのコロナが発生して、美深町に移住したいという申し入れ、移住機関住宅ありますよねという話が担当の方にあったようであります。3件ほどあったように聞いておりますけれども、全て都会からでありますから、都会から来るということもあったようでありますけれども、断ったという話でよろしいですかと、自粛を求められていることでありますから、それはそれで致し方ないのかな。ただ将来に向けて今、藤原さんおっしゃられる部分については、もちろん夢ばかりでは農業でも何でも成り立たないわけでありますけれども、ここへ来て生活をしてもらって、1人でもいいように言ってみれば、美深町も開拓120年を過ぎたわけでありますけれども、開拓120年前、100年ぐらい前を思い出すと、もうその時に既に5千人という人口があったわけですから、その人口すら割れているような状況であります。そういう人方も大いに受け入れながら、やっぱり共々に町を救っていく、地方を救っていくそういう考え方を大事にしていかなければならない。それはそれで大事なことだと思っております。

質問 6番 藤原芳幸

もう1つ聞かせて下さい。今、町長とずっと話している中で、このまま時間が経って元の形にさやに納まるということは中々難しいのかな。恐らく変わってしまうのだろうな。変わることを恐れてはいないわけでありますけれども、そのような社会情勢なのかなという気はいたします。そういうことがあまり続くと、我々も過去の経験則で物事を判断してきたものにはちょっと厳しいような状況も出てくるのかなという気もしないではないのですけれども、こういったものを1つの契機として、やはり過去はわかりません。町長とも1回話したかもしれないけど戦後のことだって、町長だってまだどういうことをして乗り切ってきたかというのは多分実際のその場で生きていたとしても、赤ちゃんのときですからどういう事をやってこうしてきたという経験則はないかもしれないのですけれども、これまで戦後75年で我々が経験則の中でもって色々判断をし考えてきたことというのがひょっとしたらちょっと厳しくなるようなことも充分にあるのかな。そうなった時に、あまり我々のような経験で全部ものが見えちゃう人ではなくて若い人の考え、意見というものが非常にやはり貴重になっていく、有効になっていくのではないのかな。それらをどう取り組んで行く事が今以上にやれるのかどうなのか。そして、そういう考えを経験豊富な人員でサポートしていって町づくりをしていくということが形としてしっかり出来るようになってくれればいいのかなというように感じるわけですよ。中々どうしてもそうは思っていても実際に中々難しいと。新しい人をこの場に入れて、あなたやってみろと言っても、やっぱりどこまで出来るのかな。そうしたら、出来なかった場合に責任どうなるのかなという部分があると、中々二の足を踏む部分が沢山あると思うのですが、そういったものを若い人の考え、そして、経験豊かな人員でサポートして、全体として協力しながら町づくり事業展開をしていくということも具体的に進めて行く必要も出てくるのではないのかな。これは考え方ですから、私はそのように、これを機会にやっぱり考えるべきことではないのかな。町長はひょっとしたら十分もうやっているのだよということなのかもしれませんけれども、ちょっとその辺は私が思うところなのですが町長はどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

多くの若者が色々な機会に町づくりに参加してもらうと非常に大事なことだろうというように思っております。ただ、残念ながら中々、地域的といいますか、町の空気として中々参加しづらいような空気がないのかなという心配もしないわけではありません。ただ、そうは言うものの着実に一人ひとり参加する機会を作っていく努力は我々としてはしていかなければならない、そういう責務があろうと思います。ただ、残念ながらそういうけれども、若い人そのものも少なくなってきているのも事実であります。高齢者も多くなってきているのも事実でありますから、出来ればやっぱり高齢者が若い者にのびのびと発言させる。そういう雰囲気作りも我々としては努力して作っていく必要があるのかなと思っております。それと時代の要請に基づく機械化だとか情報化だとかそういうものも合わせて進めていかなければならないと思っている訳であります。ともすれば私どもはそういうことに経験値がないものですから、どちらかというと少ないわけでありますから。そういうことも合わせて考えていかなければならない。こういう時代に入ってきているという新しい生活様式といいますか、というところに考えて、それと言ってみれば人口減少はなぜ起こっているのかな。都会との関係、何も地方だけが人口減少に悩んでいる訳ではない。全世界的にも近代国家はみんな人口減少であるようでありますから。そして都会も高齢化が進んで厳しいようでありますから、地方に来てくれればいいのですけれども、地方はそうもなかなかいかない。農家当たりでも戦前のことを考えると5,6人の家族が今2.1くらいですか家族。そのような世帯となっている。こういうのも事実のようでございますからそういうところも全部見ながら対応していかなければならないと思っています。

質問 6番 藤原芳幸

時間ちょっと残っておりますけれども、町長には今回随分色々とお話をして頂きました。今回はこの後コロナ関連で3人、私含めて4人ですけれどもありますので私の質問は以上で終了とします。ありがとうございました。

出典:美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる