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美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日

安全がキーワード。新しい生活様式と持続可能な地域社会構築への方策は

2020年6月15日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「安全がキーワード。新しい生活様式と持続可能な地域社会構築への方策は」について質問し、町長 山口信夫が答弁しました。

質問者
岩崎泰好 議員
答弁者
町長 山口信夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 岩崎泰好

それでは一般質問をさせていただきます。議長の方にお願いがありますがマスクを外すのは構いませんか。ちょっと先程から息苦しくなってきて。

質問 5番 岩崎泰好

それでは行政の項目についてお聞きしたいと存じます。安全がキーワード。新しい生活様式と持続可能な地域社会構築への方策はということで、町長の考え方をお聞きしたいと存じます。5月25日、全都道府県で緊急事態宣言が解除されました。解除後の取り組みについて国は「新しい生活様式」を求め、定着するまでの移行期間を設け感染状況を確認しつつ、段階的に社会経済活動のレベルを引き上げていくこととなると説明し国民への協力を呼び掛けています。この根底には、コロナウイルスは終息したのではなく、いつでもどこででも発生してもおかしくない状況は続き、第2波・第3波も想定されることがありうるからだというように解釈をするところであります。一方住民は長期にわたって自粛要請に心が折れそうな重圧にじっと耐え忍んでいる状況であり、宣言解除後の生活にも不安を隠しきれない状況というのは、今日も変わっておりません。住民活動や社会活動、様々なイベントの中止が相次ぐ状況にありまして、住民に旧来あった明るさと闊達な住民活動や社会活動を復活させるための方策についてどのように対処されようとしているのか町長に所見を伺うところであります。1つ目には、安全であることのキーワードとしてPCR検査体制の構築があると思います。全町民を対象にした実施が望まれるところでございますが、最低でも第2波・第3波への対応としてクラスターの発生を防ぐそんな検査体制が必要ではないかというように考えるところであります。美深町単独で難しいことであるならば広域圏での取り組み等の手法もあると思いますが、今やっぱり一段落した今日にあってしっかり検討に入る決断の時期ではないかと思いますが考え方をお聞きしたいと存じます。2点目には、それらについて一定程度の費用等もかかることでございますから、掛かる財源については地方主権の観点から財源移譲を道や国に強く訴えることもまた重要であると思うのですが、その辺の対応について伺いたいと思います。3点目は、今日の社会状況はピンチの連続ではございますが、見方を変えれば社会が大きく変わるチャンスかもしれない。というようにこれは様々な方々が主張し始めています。ニューノーマルの発想やパンデミックに耐えうる持続可能な社会システムの構築、さらに過疎から「適疎な農村づくり」などのそれらの検討を加えながら、いち早くその対応を全国に発信して、人気を呼ぶそのような美深町にしてはいかがでしょうかということが3つ目の考え方をお聞きしたい中身でございます。以下は後程お聞きをします。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

只今、岩崎議員から安全がキーワード新しい生活様式に可能な地域社会構築への方策という質問の中身でありまして安全であることのキーワードとして1つはPCR検査体制の構築、全町民を対象にした実施が望まれるが最低でも第2波・第3波、クラスター発生、検査体制必要ないかと。美深町単独で出来なければ広域圏での取り組み等の検討に入る決断こういう時期ではないかという話もございました。まずもってPCR検査体制の構築に対するご質問なのでありますけれども、新型コロナウイルス感染症については都道府県で緊急事態宣言が解除されている段階でありますけれども、北海道で感染者がゼロというようにならないで新たなクラスターも発生しているという状況であります。ご質問のPCR検査についてはインフルエンザの検査と違いまして簡単にできる検査ではございません。新型コロナ感染症が指定感染症である以上、まずは帰国者さらには接触相談センターである名寄保健所または北海道保健福祉部に相談されて保健所で感染が疑われると判断した場合に帰国者だとか接触者外来、こういう形で受診をしていただくという建前になっているわけであります。ただそこで直ちにPCR検査を実施するということでもなくて新型コロナウイルス感染症以外の病気がないかどうかを選別するというか鑑別という医師の判断、こういうものも大事になるわけでございます。この検査にあたっては帰国者、接触者外来、そして採取した検体を札幌にあります北海道立衛生研究所に送って検査し、その結果は名寄保健所を通して通知されるものでありまして、現在全ての指示によって、指示といいますか北海道の指示によって動くという実施するという段階に状況になっておるわけであります。先程来、少し将来のことを収束の段階が見えて来ていることもあるわけでありますから広域の考え方等も出されましたけれどもなかなか国においても道においてもPCR検査、そのものを拡大しようという動きはないわけではないと私も理解はしているのですけれども、中々そこまでやれるのかとなれば難しいものがあるのではなかろうかなと。広域圏でやれると言っても名寄保健所管内で見ますと名寄保健所でPCR検査やれる段階でもないようですし非常に難しいなと思っているわけでございます。一言で言えば町で独自に実施する考えはあるのかないのか広域圏で言うつもりあるのかないのかと言ったら、言っても無理かなと思って先に頭がそっちの方にいくものですから僕としては独自に実施する考えはありませんというのがいいのかなと思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。次に社会が大きく変わるチャンスというニューノーマルだとかパンデミックに耐えうる持続可能な社会システム構築、過疎から適疎という新しい言葉も出されましたけれども、全国に先駆けて発信して人気を呼ぶ町にしてはどうかということで非常に分からないわけではないのですけれども、どうかなと、中々難しいなと思っている段階でございます。しかしながらこういうことがやれる財源なり時代になれば非常にいいものかなと思って、さすが岩崎さん先取りするのが早いなと思って聞いていたところでございます。ここで適疎な農村という新しいキーワードが出されましたので、私も聞き慣れない難しい言葉だなと思いながらどのようなものかなと調べてみたのだと、長年にわたって当町が進めてきた安全で安心して暮らしていける町づくり、暮らしやすい町を作るという方向ではそんなに大きく特別変わるわけではないのかなと思って理解しているところでございます。当町では基幹産業である農林業をはじめ、商工業における担い手の確保を最重点課題として取り組み、新しい産業づくり等々にも力を入れながら豊かな資源を活用した産業振興を推進してきており、そういうことが議員の言われる適疎な農村づくりに繋がっていくのではないかなとそのようにも見ておりますので、環境や文化にも違いはありますけれども、その中でも先進的な先駆的取り組みを参考にしながらも、これまでの方針を踏襲して引き続き美深らしい誇れる町づくりに取り組んで参りたいと思っております。ニューノーマルの考え方も出されておりますけれども、これまた難しい言葉で私が解釈するより新しい日常的なことと解釈されるのかなと思っておりますのでご理解を頂きたいと思います。

質問 5番 岩崎泰好

町長には10問ほどお聞きしたいと思っては用意したのですが、ちょっと順番を変えます。1つ目にはまず6月14日付の名寄新聞です。先程来、話題にも出ています上川振興局と北部9市町村の意見交換会の記事が出ています。中身については私はよくわからないですが、町長はどのような発言をされたか是非お聞きしたいところなのですが、その記事の中に、最後に美深商工会の園部一正会長は飲食業などの営業自粛が緩和されたことを機に民間の利用は増えている一方で官公庁職員は未だ自粛傾向にあることに指摘をし、この地域は特にだが感染者がゼロであることからも積極的に利用して欲しいと協力を呼び掛けたというように記事の内容になっています。真意がよく掴み取れないところもありますが、しかし、そのこの感染者がゼロであるという認識は先程の町長の答弁にも出てきました。しかし、それは確実にコロナにかかってはいないというその判断にはならないということですよね。そうであるならば、一定程度の期間この収束を迎えるための期間が必要なのかもしれませんけれども、しかしそれは確認する方法がないのですね。科学的に。あくまでも自粛要請・新たな生活様式を守って頂く。それによって感染者が出ない方向を作りたいということだけであって、そのためには最低限、今、最近は町長は大変費用的にも多額なものだし今の仕組みの中では中々難しいと発言もされましたが、しかし今、どんどん開発を色々なものが出て来て、抗体検査何かは血液検査で簡単に費用も3千円程度で済むような、そのような仕組みも日進月歩といいますか、とにかく毎日のような状況の中で生まれ変わってきている。その中でやっぱり最低限全町民は無理としても例えば救急医療に携わる消防職員だとか、あるいは医療現場にいる職員の方だとか、あるいは高齢者を扱う介護の施設の方々とかそのような特定のいわゆるクラスターが発生しては困るようなそういうところの方々に最低限のそういう安全確保をする、そういう検査体制というのは必要ではないかというように思っています。それがないことには次の一歩が踏み出せない。経済の問題にしても、社会生活の問題にしてもそう思うのですがいかがですか。踏み出せますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

冒頭、この間の会議を受けて何を発言したかわからないという発言がありましたので、発言は順番でもあったのですけれども上は士別から始まったのですけれども私としては、順番もかなり後半の方だったから大体話は出尽くしているのだけれども、やっぱり物事は何でも決めるのはいいのだけれども上で決めてくるのはいいのだけれども、町村に何でもくるのだよと。それと簡単に言ってくれるけれども結構な面倒な手続きもあって中々スピードと言われるけれどもスピードもそんなに上がるものでもないのだということもご理解をいただきたいな。国も道も上で決めてくれるけれども、町村としてはそういう苦しみもあるのですよということも言ってきたと。それと最後に地元の商工会長園部さんの発言があったわけですけれども、それはそれで理解をしているつもりであります。彼曰く、我々も一生懸命やっているのだけれども、公務員関係ももう少し外へ出てもいいのではないか、そういう時期に来ているのではないかとそういうことも留意しながら、一方ではそういうことも考えていかなければいけない。そういう部分もあろうかと思います。そういう中にあっては我々も公務員の1人でありますから、そういうことも意識しながら職員共々に考えていくことにしたいというように思います。ただこれがコロナ対策は先程言いましたように終わったということでありませんので、まだ継続しながらその辺のバランスをどうやって作っていくか、そして経済をどうやって復興させていくか。こういうことが非常に大事になってくるのだろうと。これが完全な終息に向かっていくということが読み切れればいいのですけれども中々読み切れない。そして町村が勝手と言っては、言葉は適当ではありませんけれども、そんなにそんなに優先的にうちはこうします、こう考えますと言い切れる部分が僕はないのではないかとそう思っています。

質問 5番 岩崎泰好

住民の自粛の生活スタイルがいつまで頼ることができるかという、やっぱりそういうことも1つは十分に考えながらやはり旧来とは違う生活かもしれないけれども、住民活動なり様々な社会活動等について闊達に復活できるようなそういう社会というのは、いかに早く作るかというような緊急の課題だと私も考えていくところです。方向性は多分同じ感じなんだろうと思いますが、そこで先程、藤原議員の質問の町長の答弁の中でも今回のそのコロナの関係を受けて3組ほどの美深に来たいという申し込みがあったと。対応ができないので断ったという話だったのですが、今回の私の質問も関わってきます。私もニューノーマルの発想というのをまだ勉強中でよくわかりません。あるいはパンデミック数によるそれらに耐えうる持続可能な社会をどう作ったらいいのかということも勉強中でありますが、ただ今後、今は新型コロナウイルスがこの後様々な形でこう言った感染症の問題が出てくる可能性は十分ありうるということは、もう世界的な学説だとか常識の範囲にあると思います。それらのことに加えて先程新たな言葉ということで適疎な農村づくりということも出しましたが。どんどん出てくる新しい言葉、新しい色々な解釈について、やっぱり私もそうです。町の職員もやっぱりもっと勉強して、しっかり勉強する中でこういう時代の変化の中でどう対応したらいいのかということを皆で議論し合いながらこの町を作っていくのが1つの方策だというように思っています。過密すぎる現在の状況は首都の東京、北海道においては、札幌市これは異常に過密な状態が続く中で顕著にコロナの発生が今も続いているという状況です。日本の歴史の中では疫病によります都を移す遷都ということも過去の歴史の中では記録の中にはございます。そのような形で日本自体が動こうとしているときでもあります。個々の生き方の中では若い人たちの中では、ゆったりと自然の中で緑一杯の環境の中で過ごせるような日常、そして仕事はテレワーク。そして食料は半作、半自作といいますかね。そのような形の生活スタイルというのが、今多くの若者たちのやっぱり思考の1つにあるのだというように思うと折角3組来たいという方がいたのなら、ちょっと待ってくれと言ってその断るのではなくて新たな仕組みを、受け入れるような仕組みを作ったらいいのではないかと思っています。今回のコロナ関係でも他の町村でも同じような形で質問した方がおりますが、例えば美深の農業の方々が入る宿舎も現状はほとんど空いているような状態が続いていますね。そのようなことを考えると希望者にはどうぞ来てくださいと。部屋数は限られているけれども、そこで一定期間感染予防のための宿泊をこれは何日ですかね。1週間何ですか2週間程度してもらって、そこで安全性を確保出来たらどうぞ美深にお越しくださいというような仕組みを折角ある施設ですから、そういうのを利用しながら順次受け入れていく。そのような仕組みをこの町は作ったらどうかなというのを1つの考え方ですが、それを全国に発信するそういうタミングではないかと思うのですけれどもどのように考えますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

藤原議員からの質問もそうだったのですけれども岩崎議員から、あえて3人断ったやつについて問われておりますので、それは終わったことだから良しとするわけではありませんけれども、それは1つの事象として捉えてほしいなと思っております。将来の課題としてはそういうことも踏まえながら一人でも多く我が町に住んでもらう。そういうことを心掛けていかなければならないなと思っています。ただコロナの心配があるとかそういう部分については慎重を期していかなければならない、これも事実でありますのでご理解をいただいておきたいなと思います。その両面から見ましてどうやって調整していくか、それは私どもにお任せをいただきたいなと思っているわけでございます。ただ、今、藤原議員からも相談ありましたけれども岩崎議員から提起されているようなことについては十分理解して心掛けて参りたいとこのように思っています。

質問 5番 岩崎泰好

前回、農地の利用の緩和について質問した経緯もあります。それらも含めて、やっぱり一定の農地がないと農業者として入居駄目だよというのではなくて、小さな面積でも今言ったようなスタイルで入ってくるような人たちが出てくるような、そのような仕組みを期待したいというように思っています。町長への質問は以上で終わります。

出典:美深町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月15日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる