みんなの議会

美深町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日

仁宇布山村留学のこれからの展望について

2020年3月12日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「仁宇布山村留学のこれからの展望について」質問し、教育長 草野孝治が答弁しました。

質問者
藤原芳幸 議員
答弁者
教育長 草野孝治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 藤原芳幸

それでは一般質問をはじめさせて頂きます。最初に、昨日11日は9年前の東日本大震災の発生した日でありました。被災地では、次世代のために地域住民が震災を語り続けていて、その活動には心より敬意を表するところであります。また今日本は、コロナウイルス対策で大変な状況でありますが、美深町においても町民一人ひとりが節度ある行動をとり、みんなでこの難局を乗り越えなければならない、このような状況でないかなと思っております。このような状況下でも、今やるべきことを我々1つずつ進めることが、町のこれからにとって重要なことであり、今を生きる我々がどのような行動をとるかが問われているかのように感じるところであります。町にとってもこれからの課題が沢山ある中で、より良いものとなるよう期待を込めまして、質問をさせて頂きたいと思います。質問 項目は教育、件名については仁宇布山村留学のこれからの展望についてということであります。美深町仁宇布は世帯・人口ともに少ないものの、SUBARUの試験場が完成し、トロッコ王国や松山湿原など体験観光の拠点でもあり、美深町にとって重要な地域の1つでもあります。私も観光分野で直接この地域に関りがあり、この地区の重要度は認識をしているつもりであります。町は、この地区の仁宇布小中学校を改築し、山村留学を継続する方針を固め、新年度への予算計上をいたしました。山村留学の課題については、これまで多く議論して参りましたが、校舎を新築する計画を立てた、あるいは教育長が新しく変わられたというこの時期に、再度今後の展望について伺うものであります。現状では仁宇布小中学校の地元の児童・生徒には限りがあり、留学希望者に来て頂くことが最大の課題であると考えております。情報発信は、これまでインターネット掲載、パンフレット配布、留学生等の口コミが主な情報源となってきておりますが、これは10年以上続いている手法であります。以下のことへの対応が必要と考えますが、教育長の所見を伺うものであります。1つ目、山村留学での特徴ある取り組みの確立と、情報発信が必要ではないか。これまで教育委員会では、美深町を選んでもらえるよう努力し、主要な情報源のインターネット上のホームページを充実させるとしています。山村留学が美深の特徴ある教育の1つと位置づけをしていますが、美深の山村留学は他の地域の山村留学と比べてどのような特徴があるのか、またホームページの充実は掲載する情報内容のことと思いますが、どのような内容を発信していくのか。2つ目、卒業生は最大の理解者であると考えます。山村留学のきっかけは、利用者からの口コミが有効であるということでありますが、発信をしてもらえるかどうかは何も確立したものはありません。有効であるというのならば、利用者や卒業者のネットワークをつくり、活かす取り組みを考えていくべきではないか。3つ目、町の各事業とコラボレーションしたPRが必要ではないか。美深町仁宇布の知名度、山村留学の認知度を上げる取り組み、働きかけが必要ではないかと考えます。学校新築にあわせて目指す目標を日本一の山村留学の里と掲げ、ふるさと納税や、町が支援をしている美深高校と連携させた美深町の教育環境をしっかりとアピールしていくべきだと考えます。4つ目、町民の考えは多種多様ではないか。今後は、これまでとは異なる町民の理解、協力を求めることが必要になると思われます。町民への情報発信は、学校と教育委員会が役割を分担して行い、伝える内容というものも、新しいものに代えていくべきではないかと考えます。以上について、教育長の見解を求めるものであります。よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

藤原議員から、山村留学に関して4点にわたりご質問頂きました。まず、仁宇布での山村留学の特徴ある取り組みの確立と情報発信についてのご質問ですが、これまで議会調査特別委員会や全員協議会でご協議・ご説明しており、十分ご承知のこととは思いますが、仁宇布小中学校の山村留学は、地域の学校を守ろうとする地域住民の手で協議が進められ、地域と学校が密接に連携して山村留学制度推進協議会を起ち上げ、平成3年度から子どもたちの受入を開始し、これまで町・教育委員会は出来る限りの支援をしてきたものでございます。仁宇布小中学校は小学1年生から中学3年生までが同じ校舎の中で一緒に勉強し、互いに協力し、学校生活を送るという教育活動を進めており、異学年交流における児童生徒相互の教育効果は大きなものがあります。日常の学校生活をはじめ、学校行事や総合的な学習の時間、そして地域の教育資源を生かした学習活動など、異学年同士の活動の場や協力し合う場を設定することで、思いやり・達成感や自信を身に着けることができ、転入生の場合などでは1年間の山村留学で大きな成長を見ることができます。全校生徒が現在21名と少ないこともあり、学習面では教職員がそれぞれの子どもたちと接する時間も多く、状況に応じた指導が図られております。特に小学校における専科教育による教育の質の向上、マンツーマンで自由度が高く小回りの利く機動的な教育活動ができることも特徴の1つと考えております。地域には全国各地からきた子どもたちを温かく迎え入れていただいており、学校行事には大きな協力をいただいております。加えて学校及び児童生徒は地域行事に積極的に参加しており、地域と学校が協働して教育を進めているところで、コミュニティ・スクールとしての実践が図られているところでございます。山村留学についての問い合わせは、ホームページから情報を得た人が多くを占めておりますことから、ホームページの充実が大切であると考えており、昨年の夏に全面的に内容の刷新を行ったところでございます。掲載している内容については、学校の経営方針・学校の様子・学校だより・山村留学制度の内容・山村留学修了生の声などであり、トップページに学校行事や学校だよりの更新状況がわかるようにしており、今後は山村留学修了生の声を充実するなどこまめな更新に努め、最新情報を発信して参ります。次に、卒業生等のネットワークについてのご質問ですが、現状は同窓会といいますか、修了生の会のようなネットワークはございませんが、以前に山村留学を経験した方や、卒業して、親となって、お子様と親子留学で再び仁宇布に来られる方もいらっしゃいます。山村留学経験者からの情報を得て、問い合わせして来られる方もおりますことから、経験者との繋がりを大切にし、仁宇布や美深町の近況を報告するよう努めて参ります。次に、町の各事業とコラボレーションしたPRについてのご質問ですが、山村留学制度のPRにつきましては、ホームページの他にパンフレットでも行っており、びふか温泉、道の駅、トロッコ王国など多くの観光客が立ち寄りそうな施設等に配置している他、昨年は白樺樹液まつり等でも配布PRをしているところでございます。また、山村留学の面接時には、美深高等学校への町の支援内容や下宿について周知しており、昨年からは美深高校へ入学出願されている生徒もでてきております。仁宇布小中学校校舎の建替えの際には、美深産の地域認証材を多く活用する見込みであることから、これらと合わせた新木造校舎のPR方法も関係部署とともに検討して参ります。最後に町民への情報発信についてのご質問ですが、これまでもホームページ・パンフレット・広報びふかへの掲載、各種行事などでPR活動に取り組んで参りました。今後はコミュニティ・スクール制度を有効活用し、町全体で理解頂けるよう取り組んでいくとともに、引き続き広報記事の掲載や学校だよりを町内回覧するなど、学校全体の動きが見えるよう継続し、学校と教育委員会が連携・協力しPR活動に取り組んで参ります。

質問 6番 藤原芳幸

只今、教育長から答弁をいただきました。まず、第一印象としてはちょっと残念だなという感じです。おっしゃっていることは、今までのこととほぼ同じ内容でございました。中々、教育長が変わってもそう簡単には変わらないのかなと思ったところではありますが、1点違ったところは、校舎が新しくなれば、そちらの方をPRとして活用する、活用っと言ったらおかしいですけれども、当然そういう中で取り組んでいける。当然のことだと思いますね。ただ今回、新年度予算に学校改築、これはずっと進めてきたこととはゆえ、その節目の年になったわけで、これは学校をつくって終わりではない。学校をつくったあと10年、15年と続けていかなければならないわけで、地域の状況もどんどん変わっていく中で、しっかりと子どもたちを美深に来てもらうということの中で、情報発信ということで美深の山村留学の特徴的なもの、当然ですね、僕も考えているのですけれども、人口が少ないゆえに地域が家族みたいな形で進んでそういう交流関係の中にある、あるいは少数制へ学習の環境がマンツーマンに近い形でやれる。充実した支援制度、この辺はこれまでもずっと同じことなわけですけれども、これだけでは、やはり学校をつくって進めていく上では、もっと美深の山村留学が非常に、是非とも、あそこに行って学習したいというものを思えるようなものには中々ならないのではないのかなという感じがいたします。そしてホームページ、もし僕が見たのと今が違っているかどうかは、今この場では確認できないのですけれども、ホームページで見た中では、この山村留学の、このパンフレットの情報がずっと載っているだけですよね。その辺が、ここからだと僕らはわかるのだけれども、よその人が見た時に、これを見てどう感じるのかな。特に他と比べて特徴的なものが読み取れるかどうかというのがちょっと疑問に思うところなのですけれども、これからは当然、学校が新しくなった場合には素晴らしい学習環境があるということも当然PRにはなると思いますし、今言った異なる学年同士が学習し、お互いにできる環境、小中一貫に近い環境で教育ができるというのは、僕らはわかっているのですよね。ただこの中で、どこまでそういうことが伝わるかなということがちょっと心配といいますか、色々検討の出来る余地はあるのではないのかなと思います。それともう1点、特色のある体験学習というものがなければそういったものの情報発信ができないわけですよね。是非とも何か美深ならではの、仁宇布ならではの特色のある体験学習、こういったものは校長先生何かと話していても色々考えていることはあるようでありますけれども中々難しいという話はあったのですけれども、そういったもの美深ならではの何か1つ特徴的なものを確立しなければ発信もできないわけですからその辺学校現場とも相談しながらまだまだ出来る余地はあるのではないのかなと思うわけであります。インターネットの力が大きいのは当然なわけですけれども折角のそういうツールがあるわけですから、今インターネットの状況ということでいきますと、もうインターネットで山村留学を知る時代ではないと。もう山村留学に関心のある人は山村留学と検索するとポンと出てくるわけですよね。そこの中からどう美深を選んでもらうかということなわけですからホームページ上から学校の取り組み、教育内容、先程言ったことでここの山村留学に興味を持って頂けるようなそういった情報の発信というものが当然必要かなと思いますけれども、先程言ったインターネットの充実というものに関してはやっぱり発信する内容が恐らく大事になると思いますけれども、その辺に関してどう取り組む考えがあるのか再度お伺い致します。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

発信の内容等について再度ご質問があったわけでございますけれども、ホームページの部分ですけれどもパンフレットという部分、ホームページを全面更新したのは仁宇布小中学校のホームページを刷新していますので、それを今随時更新していくというような体制を考えているところです。また町の山村留学のホームページからもリンクしていけるようになってございます。それと最初に残念だと言われて私もショックなのですけれども、学校の特徴これは本当に大自然の中で伸び伸びという部分がありますけれども近年やはり多いのは学校に馴染めない不適用の児童生徒、特に不登校こういった子がこれからの人生やり直したいといった部分で、その中で仁宇布の大自然の中で頑張りたいといった子の応募が増えてきているところでございます。先程ホームページの情報発信のことについて色々お話頂いたところでございますけれども、やはりホームページ以外で参考までに令和元年度36件の問い合わせがありました。年々問い合わせが増えています。増えているのはやはりホームページでヒットした。全国山村留学協会に加盟しておりまして、これのTOPが仁宇布の小中学校ということにもなっておりそういうところから探されてくると。それも保護者だけではなくて子どもさん自ら探してくるといったところが一番多いというように伺ってございまして、今年36件のうち4件が山村留学修了生、あと仁宇布の地域に住む住民からのPR・紹介でしたというようなことで半数以上のほとんどがホームページによる情報によってこの仁宇布の地を探し求めてきているといったことが言われています。あと入学するのに保護者の面接を行うのですけれども、保護者に聞いたところやはり色々なところを検索して美深を選んで面接にきたと。そういった状況の中ですからこれは10年以上続いてきている手法が今まさに効果が表れてきているのかなというように思っているところでございます。参考までに申し上げますけれども、今年度山村留学の面接等々も定員をオーバーするような状況になってきておりまして、これもやはり情報発信がようやく定着がしてきたのかなというように思ってございます。新年度地元生現在9名の子に対し留学生・ホスターホーム・親子住宅とも今のところ満室で14名、合わせて23名の新年度の児童・生徒を見込んでございます。これがコロナの対応等で本州から来られる方の心配をどうやって取り除くかというようなことも今対応を考えているところですけれども21年ぶりに23人の小中学生を確保するような状況になっているということをまずはご理解いただければなというように思っていますのでホームページにつきましても刷新、具体的にこういったところを更に強化してはというご意見がございましたら別途お伺いしたいなと思っておりますので、ご理解の方よろしくお願いしたいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

何番に対して、何番に対してということではなくて大体がPRに関してのことなので何番というわけではないのですが冒頭も教育長から説明があったように、これまで山村留学が美深で果たしてきたものということでいきますと、当初は学校の存続を願ってはじまったわけでありますけれども、これは他の学校もみんな同じスタートをしていると思っているのですよね。地域の学校をどう残すか。その中で地域の状況が厳しくなった時に新しいことを取り入れて今日まで運営してきたという美深の実績がございます。そういうこともあって今回の決断になったわけですけれども学校が新築されたあとでもやっぱり新しい取り組みというものを進めていくべきだと思っております。逆に最近は町が目指す教育理念にどんどん近づいてきているのかなという気がいたします。教育行政執行方針等の中でも触れているようなその町が目指すものというものが美深の仁宇布で本当に実現できるような環境になってきているのではないのかな。そういうものというものは自信を持って美深の教育として発信できるものを先程日本一の山村留学の里なんて言ったら、多くの人からお前は何寝ぼけているのだなんて言われましたけれども、そのぐらいの学校を建ててまでやる以上は目標として持っていって頂きたいなと思うわけですよ。そして山村留学の地位向上だとか色々山村留学という制度そのものは教育の中ではありませんので山村留学というものをしっかりと認知してもらうために、これからまだまだ色々PRが必要ではないのかなと思います。それで山村留学、色々今言ったインターネットだとかという直接来る人が目にする部分なのですけれども事業とコラボレーションしたPRという中で、まずはふるさと納税というものを先程の議員の中からもちょっと話がありましたが、今年は非常に好調であったと。その中にはインターネットの影響というのはすごく大きいわけで、そこでその未来の子どもたちという項目があるようですけれども、そこにその山村留学の取り組みというものが1つ入りますと、みんなが選ぶ時にそこを見る訳ですよ。美深で山村留学、未来の子どもたちという大きい括りではなくて、山村留学というものを目にとまる回数が圧倒的に増えると。そして美深高校の支援を美深町はこうやってしているわけですよね。そうしたら教育の発信の仕方で、それこそ美深は幼保一元化からやっているわけですから幼保一元化それこそ0歳から高校卒業まで一貫した形で支援を行っている大変な教育に支援をしている町でありますので、その辺もしっかりとPRをしていく中でその山村留学というものも理解をしてもらうという折角の取り組みを中々活かしきれていないのではないのかなという気がするのですよ。今年色々増えたという話がありましたけれども、これはちょっとその後もう1回話しますけれども、まず連携したPRという中ではそういった美深町の本当に優れた教育環境というものをもっともっとPRして山村留学の果たしている役割、もっと全国的にもPRできるだけの事業をずっと継続してきておられるという自負を持ってやれる部分はあると考えますが教育長のお考えを伺います。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

色々ふるさと納税の関係、美深高校との連携の関係と先程ご説明申し上げたところです。特にふるさと納税、未来の子どもたちこの中には相当山村留学も含んだ中での対応となってございまして、町の部局ともその辺これまでも協議してございますけれども引き続きその辺の扱いについては相談していきたいなと思っています。またやはり児童・生徒の募集、そしてまたアピールの部分ということでご質問があったわけですけれども基本的には児童・生徒これをきっちり確保していくと。今大体20人程度がこの学校の適正規模ということで、先程小中併置校この部分を十分活かしながら進めているというような部分でございます。それに合わせて児童・生徒確保以外にこの地域、学校だけではなくて地域と一体となってPRしていくということが更に私も同じように大切かなと思っておりますので、その辺についても意に沿うように進めて参りたいなと思ってございます。

質問 6番 藤原芳幸

もう1点ですね。先程、今年は非常に申し込みが多いと。非常に有難い話で嬉しいわけですけれども、これはずっと続いていただけるともっと嬉しいという話になるわけですけれども、こればっかりは今年が例えば来た件数が来年以降も必ず来るかといったら、そこはやっぱりPRをどういかにしていけるか。それにやっぱりかかっているのかなと思います。それで先程子どもの現状なんかもちょっと話をしましたけれども、美深町の仁宇布の山村留学に関しては、特別そういう人に特化した学校に中々学校に不登校でいけない子どもを対象に集めるというわけではないということで、これはいくということは方針として出ていますので、その中で文部科学省の統計等によりますと不登校児童というのは依然として全国的にも高い水準があってこれは減少ではなくて少しずつ増えてっている現状があるという中で生活指導上の喫緊の課題であるというように言っております。そして、ではどうするのかというと、まずは不登校を生じさせない学校づくりを目指すと。集めて何とかするということではなくて、そうならないような環境をつくるというように言っております。そして美深の学校に関しては結果としてそういう子どもも来てくれているわけではありますが、そういう子どもたちを多く受け入れて卒業までしっかり指導してきているというこういった実績がありますね。そしてそういう部分で美深の学校は不登校を生じさせない学校づくりというものもしっかりと出来て来ているというのも事実だと思います。そういった中で先程申し上げた高い目標の中に日本一の山村留学の里とちょっとキャッチフレーズがそれをどこかに看板をつけれだとか、大々的に宣伝しろというわけではないのですけれども、そういう目標をとって要するに全国の色々なこれからの国の担い手をこの地で教育機会を与えてひとづくりの貢献をしているということは胸を張ってあちこちで宣伝するといいますか、情報提供の出来る部分だと思うのですよね。そういう意味で目標を高くして、それこそ山村留学の先進地、本当に日本一の山村留学の里と言われるような学校づくりを目指していただきたいなという思いなのですよ。これは目標が高過ぎて大変だというならこれまた何とかしてもらわなければならないのですけれども、目標を高くもって今までの延長ではなくて学校新築にあわせてしっかりと対応していくという腹積もりだと思うのですけれども、そこに関して教育長まだ来て半年でありますけれども、今後どのようにしてそういったPR、あるいは山村留学の地位向上どのように今後取り組むお考えなのかちょっとお伺いをしたいと思います。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

これまでの延長でなくという、まさにそのような考えでおります。人づくりに貢献している学校、その部分についてまさにその辺の情報を発信していくということも必要かなと思っています。今、学校不適用児童・生徒がますます増加するまさにこれは予想されていることでなかなかそれは大きな学校で、通常の学校で対応がますます難しいと考えてございます。これが中々ほかの山村留学の受け入れで不登校はお断りというような学校もあるようですので、この辺も並行しながら美深の魅力ある仁宇布の学校を選んでいただけるように、またアピールできるように更に一層努力して参りたいなと思っています。日本一の山村留学の里ということで、これは藤原さんの想いかもしれませんけれども、仁宇布小中学校のブランドをより一層高くしていくようなことが必要かなというように思ってございますので今後ともご指導ご支援いただきたいなと思ってございます。

質問 6番 藤原芳宰

大体、教育長の話は聞かせていただいたところでありますけれども、もう1点ですね。これはもっとPRもしていいのかなという部分なのですが、子どもの脳の発達というのは周辺の環境が非常に大きいという研究結果が出ているわけですけれども、先程の一般質問の中で子どもの脳は3歳までで80%がという話がありましたけれども、3歳で全部決まってしまうなら本当に大変だなと思うのですけれども、色々協調性であるとか運動能力あるいは判断能力というのは、多分子どもが大きくなって色々なことがわかるようになってから備わってくるということは非常にやっぱり小学生の時代というのが非常に大きいのかなと思うわけですけれども、脳の発達する大きさといいますか幅は子どもの時が一番大きいと言われているのですよね。そして脳が発達する環境としてどういう環境がいいかと言うと緑の中での活動、緑の中での運動そして本が多い環境そして青空が見える中での活動というこの環境の中で好奇心を育てることというのが非常に有効であるというように言われています。逆にいうと今その部分が今の子どもたちは欠けているということが言えると思います。そういう環境というのは都会ではもう作れませんので、仁宇布の環境というのは本当に合致しているなというように思います。ただ仁宇布だけが持っているものではありません。他にやっぱり山村留学の持っているところということもそういう環境はやっぱり山村留学である以上もっておりますので、そこに負けないような先程言った地域との繋がりであるだとか、これまでの実績そういったものが大きなその宣伝する上での武器になっていくのかなと思います。それともう1点、教育長はちょっと触れられなかったのですが、学校の特認校制度をというのは以前もちょっと出ていた部分ではありますがそれに関しては色々課題があるでしょうけれども、方針としてはどのような考えをお持ちかもう一度伺いたいと思います。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

緑、図書、青空そういった点について魅力をさらに発信していければなというように思っているところです。仁宇布地域、まさに学校あっての学校中心の地域かなと思っています。住民の半分以上は学校関係者ということもございます。その中で子どもたち、面接するとどういったことをやってみたいのと聞いたらイカダ下りですとか牛の世話をやってみたいとか羊の世話をやってみたいですとか、あとは雪の中で思いっきり飛び込んでみたいですとか、色々やはり子どもたちもホームページでそういった情報を得て美深の仁宇布の地区を選んでくるのかなというように思っていますので、その子どもたちを裏切らないように美深を好きになっていただいて、その子が修了したあとに美深の魅力を全国各地に発信していただくことが大事かなというように思っています。30年の歴史、これを大事にしていくことが必要かなというように思っております。特認校の関係で特認通学制度ですね、こちらの関係がございますけれども2年程前から仁宇布の学校の中でこういうお話が出てきまして、今教育委員会の内部においても学校とそういった制度について色々検討している部分がございまして具体的に進めていくというようなまだ段階でもないですし、やるやらないというようなところまでは行きついていないということで、ここの部分については例えば美深の町内の子が仁宇布に通うというそういった部分で果たしてその需要といいますか地元に通っている子が仁宇布に通うというようなことも特認校制度において対応できるというようなことで、その辺もうちょっと慎重に対応を検討していく必要があるかなというように考えてございます。

質問 6番 藤原芳幸

今のお話を聞いて、なるほどと思いましたけれど当然新しいことに取り組むと色々なまた課題も発生する。他とのバランス等もある中でなかなか難しいことではあるけれども、今そういう状況であるのだなというのは理解をいたしました。それでもう1つ課題ついでで1つ、これはすぐにはならないかもしれないですけれど、今年は山村の卒業生の中で教育長もお話があったように1人美深高校に進学するものがいるという話がありました。これは本当に凄く有難い話で美深高校の生徒をどう確保するかということをずっとやってきている中で1つ光が見えたのかなと思いますが、たまたまそういうのが合致したということで、これからも続くかどうかといったらまだちょっと不明なところはあるのですけれども、当然家の住むところの問題あるいはここに来る親が何か仕事が出来るかどうかというそういう経済的な部分と必ず密接に繋がりますので今回そういう人がいたからといってどんどんなるかといったらそこは難しいとは思うのですが、山村留学をしながらそれこそ卒業後は町が支援している美深高校に通うことができ、その美深高校では卒業後の支援までついているわけですから。進学というか、その後の進路次第では卒業後の支援まで町はつけているわけですからね。そこら辺というのはやっぱり入ってくる段階でそういうものを想定してくるということが出来れば本当に大きな力になるのかなと思うのですけれども、当然選ぶ時にはそういうこともあるということもやっぱり提供すべきだと思うし、提供してそれに対して今すぐできることは難しいかもしれないけれども一貫してそういうことが美深の地で教育として学んでそして社会に旅立つことが出来るというようなものをやっぱり早急に検討してみる。そしてできるものは取り入れて頂きたいなと思うわけですけれども、そこまでなると本当に日本一に近づくのかなという気もしないわけではないのですけれども、日本一ばかりが先行しても駄目なのですけれども、そのくらいの山村留学の里になるような色々工夫、そして検討、そして実行して頂ければ本当に有難いなと思うのです。学校が新しくなるわけですから是非その辺までもできる、できないはあるでしょうけれども一度検討してみて頂ければ有難いかなと思いますけれども、最後山村の話ばかりでしたので教育長も答弁が大変かと思いますけれども最後ちょっとその辺に対して意見を頂いて終了とさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

答弁 教育長 草野孝治(教育長は2022年12月まで)

美深高校の連携ということで、今の美深高校の校長先生が熱心に仁宇布の方にも足を運んで頂いて、PRされてございます。そういったことで山村留学の面談の時に実は美深には美深高校、地元の高校があって下宿も用意されていますよ。そういったことをほとんどの保護者はそこまでわかっていません。今の子ども、どうやってこれから学校に戻すかですとか色々子どもたちもこれからの人生、将来どうしようかということも悩み悩んでたどり着いている部分も結構多いですので、そのあとのことまではまだ考えていないというのが大部分ですのでそういうPRの場、面談の場であわせてセットでご紹介するような形をとってございます。現在山村留学の修了生が1名の方が1年生の方が在学しておりますし、今ご質問にあった通り今の仁宇布の中学3年生の方1名が受験を終えているというようなことになっています。これがたまたまなのかどうなのかという部分もございますけれども引き続きそういった道、山村留学、仁宇布そして美深を気にいって頂いて、なおかつ美深に残って美深の地元の高校に通って頂く、そういった環境整備を進めてございますのでセットでPRしていきたいなというように思っています。仁宇布小中学校の合言葉は小さな学校の大きな一歩という合言葉になっておりますので、今後ともご支援、ご指導の方をよろしくお願いしたいと思います。

質問 6番 藤原芳幸

是非、素晴らしい学校になるよう期待をいたしておりますので、よろしく今後とも執行して頂けるようよろしくお願いいたします。以上、終わります。

出典:美深町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月12日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる