美深町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
チョウザメ産業の推進について
2019年12月10日、美深町議会の一般質問で、和田健議員が「チョウザメ産業の推進について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 和田健 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 和田健
今の田中議員の一般質問、私も子供がいない者で町の方には貢献していないのですけれども、ちょっと自分的に気を付けなければなと思ったところで、ありがとうございます。それでは本日一般質問最後となります。皆さんお疲れのところですが最後までお付き合いを頂きたいと思います。項目の方は産業です。件名はチョウザメ産業の推進について。質問の要旨を述べさせて頂きます。チョウザメの産業化を目指した事業も3年目に入り、良質な魚肉やキャビアの生産に一進一退しながらも日々努力を積み重ねていることは、これまでの議会における質疑や現場視察から見て取られ、そのたびに新規事業の発展と生き物を扱うことの困難さは実際に従事していないものでさえ痛感させられているところです。しかし、美深町民のチョウザメ事業に対する評価は、依然として理解を示すものは多くなく、これからの発展を静観するような意見が聞こえて参ります。山口町長が夢と語ったこのチョウザメ事業が、将来的に美深町の一大産業として成長すべく、より一層の推進を願う立場として以下について所見を伺います。1つ目、平成30年度事務報告書によると美深町チョウザメ事業推進委員会の開催は平成30年6月の1回。出席者は委員が10名、事務局6名、オブザーバー3名となっていますが、今年度の開催状況とその内容について可能な部分を公表頂きたいと思います。また良質なキャビアや魚肉の生産において研究部門である北大水産学部、内水面試験場などとの連携は、議会の質疑において都度報告を受けておりますけれども、現状の飼育担当の様子からは技術確立の方針が決まらず現場が困惑しているように見えます。しっかりと飼育担当まで指導や情報が伝達されているか。専門知識を有した新たな担当員の必要性の考えをお聞きします。2つ目に事業収益の核となるキャビアの生産は、品質や量産技術の向上において北大水産学部の魚種改良研究が継続されておりますが、キャビアの採卵では、その時期、タイミングが品質に大きく影響することが判明しており、試行錯誤を続けながら商品化に向けていくと聞いております。北大水産学部は年に数回学生が美深町に滞在して検卵を実施、それを持ち帰って研究しているそうでありますが日々様々な問題に直面している飼育担当に必要な原因究明や技術確立のための関わりが希薄と見えます。北大が望む研究と現場が要望する調査、開発そのすり合わせはどのように行われているか。3つ目にそれとともにチョウザメ個体数の増産確保は当初計画からは遅れており、抜本的な計画の見直し再計画の考えは持たれているのか。この事業の性質上、計画の見直しや変更は可能なのかお聞きいたします。最後4つ目にキャビアの生産、商品化が待たれる間、主な収入源は魚肉の販売、特にオスの2キロ程度に成長したものがメインとなり販売価格は町がキロあたり千円で株式会社美深振興公社に卸し、公社が町内外別途の販売価格を設定して流通させようとするものでありますが実績としては拡大が見られていません。先月、札幌市の飲食店で試験的に魚肉を調理して頂いた際には捨てるところがない汎用性や美容、栄養面での希少価値、何より質の良さが好評を得たとのことであり都市部への販売拡大の可能性を大いに感じるところであります。札幌圏での販売戦略は地元での量産化と並行して営業担当をつけてでも進めるべきと考えますが、戦略上の課題を確認し今後の展望をお聞かせ頂きたいと思います。以上この4点について町長の所見を伺います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、和田議員からチョウザメ事業計画も3年目に入って良質な魚肉やキャビアの生産に一進一退のご苦労を重ねているという事でご質問をいただいたところでございます。まさに4点ほどのご質問を頂いているわけでありますけれどもそれぞれ苦労しながら一進一退を続けているという状況でありますけれどもご質問でありますから答えていきたいというように思っているわけでございます。私自身が夢の実現という話をどこかの機会でしたのかなと思っておりますけれども、我が町としても新しい産業を作っていかなければならないという意味では夢を持ちながらでも挑戦をしていかなければならないという立場でありますのでご理解を頂きたい。ただ産業の1つの創出でありますから、そう簡単に一朝一夕に出来るものでもないと思っております。したがって今まで何十年も続けてきた経過があるわけですけれども事業化といいますか産業化といいますか、そういう面では持続的な町の形成を念頭に置いた考え方にたっての町の施策でありますのでご理解を頂かなければならないと思っているわけであります。そこで初めのご質問でありますチョウザメ事業推進委員会、本年度はご指摘の通り各委員さんの日程が整わず未だ開催しておりません。この委員会はチョウザメ飼育施設の拡大が必要と判断した上で現在進めている辺渓にあるチョウザメ飼育研究施設を建設した際に関係する方々にご参集頂いたのが始まりであります。委員の皆様には施設全体の建設構想を練り上げ各種の許認可等にご尽力を頂いてきたところでもあるわけでございます。すべての施設完成はまだ先になるわけでありますけれども今後については財源の状況等を見ながらこれも進めていかなければならない。十分に財源のことも考えていかなければならないという立場であります。委員会の開催の役割については施設の建設の他、運営やチョウザメの育成技術の確立などもありますけれども、これは主に北海道大学水産学部や水産試験場に担って頂きながら指導を受けているということについてご理解していると思いますけれどもご理解を頂いておきたいと思っております。本町の気温だとか水温だとか水質だとか積雪、いってみれば環境にあった育成技術などは研究機関においても明確な答えはありませんけれども水質の検査、育成不良、斃死などの原因調査に協力を頂いているというような状況でございます。動物等、魚特に多いわけでありますけれども突然の変死だとかそういうこともあるわけでございます。技術確立の方針が決まらず現場が困惑しているように見えるとのことでありますけれども、質問を参酌すると育成技術の確立、魚種を決めるべきということではないのかなと、こういう面もあるわけでありますけれども育成する現場に指導や情報などが伝達されていないとの声も賜っているわけでありますけれども本町の施設環境における育成技術を今作り上げていかなければならないことでもありまして、これは北大や研究機関の指導を受けながら今進めている途上にあるのだということもご理解を頂いておきたいというように思っております。さらに水産学に精通した人材を確保してチョウザメの育成がなされることがベストな体制だということについてはわかっているわけであります。ただ現状の飼育体制には多少問題があると感じておりますけれどもこれについても検討、対応していかなければならないと考えているわけであります。2点目の北大水産学部との包括連携協定に伴う総合支援関係については学生の現地実習の場であるとか孵化作業などの他、学部をとらないサマースクールなどの実施等もされているわけでありまして、本町においては孵化作業やキャビアの状況を判断してもらうこと、魚種の特定、育成の助言の他、チョウザメの皮、頭、脊柱などの利活用について水産学部のネットワークの中で研究の拡大に繋がっている現状にもあるわけであります。育成を担当する者との関係が希薄と言われますけれども基本は町の直営事業でありますので現場から意見など報告を受けながら可能な事、必要なこと町が判断をしながら進めているというような実態でございますので、これまたご理解を頂いておかなければならないと思っております。3点目の育成計画数でありますけれども、これは孵化した稚魚の生存率と販売量が関係するわけでありますけれども計画では今年度孵化した稚魚の一年後の総数から5千匹と見込んでいたわけでありますけれども平成29年度から30年度にかけては1,500匹の育成となったところでございます。現在ではかなり良好な成績で残っているわけでありますけれども初めの段階、29年30年の段階ではそういう状況があったということです。また販売の継続では、これまで成長してきたチョウザメを基に計画したものでありまして今年度としてのキャビア生産量は大体3キロに留まっているような状況であります。その一方で魚肉の販売が10月末の段階での実績といいますか昨年の実績は10月末の段階でありますけれども数を上回っているという状況であります。これらのことから孵化1年後の成育数量が計画を下回っていることと魚肉の販売が増えていることなど全体の数量が減少しているのが現状でありますけれどもしかしながら言われている通り確保数量は計画を下回っておりますがようやく動き出している事業だというように認識をして頂きたい。当面、計画に基づいて進めたいと考えておりますのでご理解を頂いておきたいと思います。ただ見直し、計画変更が可能かという問いでありますけれどもこれは変更することが可能であると考えますけれども交付金起債など財源確保を図りながら一定要件の事業を進めるにあたっては国や道との調整も必要なことであると理解をして頂きたいなと思っているわけであります。最後に魚肉の販売についてでありますけれども昨年度の販売実績は253匹、478キロほどでありました。本年度は10月末の段階で276匹、603キロの販売となって昨年より大分増えているわけであります。都市圏での商品普及として都市部でのホテルや飲食店でのPRとしての札幌市内のホテルレストランで行われた特産品フェアなどに提供しているわけでありまして販路の開拓を行っているわけであります。ただし元々魚肉の販売では収支が成り立つ事業ではないことから営業担当の配置までは厳しい状況と考えておりますけれども今重要なことは孵化育成技術の確立と良質なキャビアの生産に至る育成環境を探す。これを重点において今後も北大水産学部や水産試験場の指導協力を仰ぎながら進めて参ることとしたいと考えているわけでございます。以上を申し上げて答弁とさせて頂きたいと思います。
質問 3番 和田健
町長も若干歯切れが悪いのかなと質問しておきながら、困ったことに色々と聞きたいことがいっぱいあって中々まとまり切らないところがあるのですけれども、これまで今回のこの質問に関してもそうですけれども色々話は聞かせて頂きましたし議会なりなんなりで辺渓の施設とかも視察にも行っています。確実に一朝一夕では絶対にいかない。しかもこれを質問する時に産業化は今始まったばかりだけれども、この町やっぱりチョウザメというのは30年以上もやっていること、それが今動き出したところですぐ出来るものではないという事は本当に身をもって感じたところであります。なのであそこに携わっている飼育員の方達のその苦悩といいますか、そういったものも凄いものがあるのだろうなというのがわかるところなのですけれども、ただこの1番目の質問をさせて頂きましたその推進委員会の方ですね。そちらの方は施設の建設に関してという部分の役割があって飼育の方は北大の方に任せているのだという話なのですけれども、その北大との関係なのですが今はいなくなってしまいましたけれども、元いた一番のメインでやられていた方がいなくなったところで、やっぱりあの方の頭の中に色々な計画、または北大との連携というものが色々詰まっていて、今そのあの方がいなくなったお陰で今いる飼育担当の方達は困っているのではないですかね。そういった面では北大との関係というのは今って本当に成り立っていますか。ちょっとお聞きします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
色々な見方、考え方があるかなと思っております。そしてまた現場の飼育から聞かされている話と少し和田議員におかれても矛盾があるのかなと思っておりますけれども私どもとしては町の直轄事業でありますから北大との関係だとか、そして今年まだ組織としての動き、研究会ですか。等が見えないとかという関係等については、今後やらないと、本年度中にやらないと、そういう方向を出したつもりではありません。まだ今後続けていかなければならない。そして探っていかなければならない。そして大学との関係も協力隊の彼はいなくなりましたけれども大学の教授の関係だとか、教授も1人ではなくてまだいるわけでありまして、そういう関係については良好な関係が続いておりますのでそれは問題ないと思っております。ただ色々な言い方をされる部分についてはあるのだろうというように思っております。そして色々な話を聞かされている部分については私も理解をするわけで、現場に近いところで働いているというか近くにいられるのかなとそのように見ているわけであります。
質問 3番 和田健
そういう部分もあるのだろうなというのは僕も聞かされているところでいうとありますよ。だけれども客観的に見てその2番目でちょっと出したのですけれども北大のその研究というのが色々な魚種の改良ですとか、先程出して頂いていた骨とか皮とかそういった部分の活用方法だとかそういうことであるのかもしれないですけれども実際にこの事業でメインとなるのはキャビアであって、そのキャビアに関して現場がどうやったらキャビアの一番良い時に魚体から取り出せるのか、そこがハッキリしなければキャビアって本当に商品にならないのだということを僕はお聞きしたのですね。そういったところを北大に教えてもらおうとしても教えてくれないという話なのですよ。となると北大はやっぱりそっちの自分達の研究がしたいというのが何かこう裏には見えてくるのですよね。折角の包括連携を組んでいるのであれば、やっぱり関係というのは今流行りのwinwinでなければならないと僕は思うのですよ。そうしたらこっちからそのキャビアの取り出し時期がどうしてもこれ商品化するには必要なのだということがわかっているのであれば北大にこれを教えてくれということも可能なのではないかなと僕は思うのですよ。そうしたら言えない関係というのがあるのであれば、そこは友好的ではないのではないのかなと僕は思うのですけれどもどうでしょう。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
北大が教えてくれるとか、くれないとかというのはその現場の声がそのように聞こえてくる部分もあるのかもしれませんけれども、これは町の事業でありますから、町の担当もおりますから、その辺はあまり心配しないでてもらって結構かなと思っているわけであります。ただキャビアがいつ採れるのだと、いつ卵になってどうするのかと北大もきちっとしたことを答え出し切らないというのが正直なところだと思います。ただそういう関係ではあるのだけれども情報が入ってないのではないかと、こないのではないか。そういうことではありません。それは心配なく町の担当もおりますし、あまり心配しないでくれということを言えるのではないかなと思っているわけでございます。それとキャビアキャビアと言われるけれども、もちろんキャビアは大事なのですけれども、その他の先生例えば将来的に沢山の皮だとか肉だとか骨だとか、そういうものが使えるようになったら、化粧品になるとかそういう研究もされておりますので、コラーゲンですか。そういうことも研究をされている部分もありますので、それはそれとしてやっている部分もありますのでご理解を賜りたいと思います。もちろんキャビアは大切なものであるということについて我々も既にそれを入れる入れ物等々も作りながら温泉の方でも段取りしながらそういうことも進めているという段階であることもご理解頂きたいと思います。
質問 3番 和田健
逆に言ったらそういう情報が町の担当の上席の方には北大との関係でそういったものはあるけれども、そういった先に降りていないということになるような僕は気がするのですけれどね。僕に飼育員の人たちがそういう話をするということはね。なので、そういう情報伝達というのがどこまで現場の最前線にいる人たちが理解しているのか。実際、僕あそこで働いている人たちにチョウザメの事業計画見たことあるのと聞いたのですよね。最初に町で出していた計画ですね。そうしたら、そんなのあるのと言われたのですよ。見たことないよと言われたのですよ。で、僕コピーしてあげましたよ。だから、あそこで働いている人たちが何をしたらいいのか本当にわかっているのかなと思うのですよ。そういった面でいうと。だから僕はそのどういう情報が伝わっていて、どういう指導が伝わっているのかということを聞いているのですけれどもそこって大丈夫ですかね。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
現場の者がどう申し上げているのかわかりませんけれども、ここで議会で申し上げているのが私の答弁でありますのでご理解を頂きたいと思います。
質問 3番 和田健
そういうこともあるので、僕もちょっとやりづらい面があるかなと思ったのですけれども、ではちょっと別な質問にいきたいと思います。先程町長が専門知識を持った担当の方の検討を重ねながらということなのですけれども、そういった専門知識を持たれている方というのは、また話が戻ってしまいますけれども北大の方からの援助というか来てやってくれるという方はいらっしゃらないのですかね。そういった方に求めることはできないのですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
いると思います。一言で言えばね。ただ物事をやるのには非常に金の掛かる話でありまして、その折り合いをどうつけながらどうしていくかという段階が非常に我々も経営の事を考えますので、ましてや経済動物を扱うわけでありますから取り組むわけでありますから非常にその辺のことも考えながらどうしていくかということが大事になる。そしてどの程度の専門的な知識を持った人間が必要になるか。それと大事なのは現場との折り合いだとか、そういうことも非常に大事になってきている。町とのバランスの関係だとか町の事業としてやっているわけでありますから、そういう折り合いのことも非常に大事になってくるわけで、もちろん北大だとかそういうところの事業団だとか水産試験場とかそういう中での協議が大事になってくるというように思っております。
質問 3番 和田健
というのも、やっぱりあの中で働いている方たち、あれだけの施設でしかも恩根内または玉川あそこの辺渓とかなり距離的にも離れているところを何回も一日行ったり来たりしなければいけないという中で分業という訳にはいかないのかもしれないですけれども、どうしたって飼育の方でしっかりやってくれる人、あとは動く人という役割分担って、僕はチョウザメに関して言えば必要なのではないかなと思うのですよね。僕の提案として言わせて頂いたその一応営業部分のところもそうだと思うのですけれども、もうちょっとその経費的な人件費は掛かるかもしれないのだけれども、やっぱりこの規模になると人が本当に重要なのでないかなと考えるところなのですけれども町長の考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
役割分担、非常に大事な事だというように思っております。そしてあれだけの施設、そしてあれだけの事業場所になってきておりますのでそこで携わっておられる方々も1人2人ではないのですよね。何人かおられる。そこでかなり昔から携わっておられて専門ではないのかもしれないですけれども、長く携わることによって専門的になってほしい人もいないわけではありません。そういう意味ではやっぱり現場は現場としての責任なり努力なり研鑽なり研究なりしてもらって成長してもらわないとならない。そういう色々な課題があるわけで、それは非常に言葉としては簡単に言うのですけれども非常に難しい話でありましてそれをどう育てていくかということについても、これは町の一大産業化に向けての取り組みでありますから、そういうことを留意してかかっていかなければならないと思っております。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。先程から時間がかかるというのは言っているところなのですけれども、やっぱりあまりわからない生態もありますし、キャビアのとり方とかそういったことというのをやっとここまで来たというところで、ここからまた試行錯誤を重ねてやっていかなければいけないというところで言うと、まだまだ時間がかかるのではないかなという気がしてのその計画の見直しだったり変更はどうなのだということをお聞きしたのですけれども実際に直接お聞きしますけれども、町長あと何年かかると感じていますかね。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
私の町長としての任期よりも少しかかるのかなと思っておりますけれども、それがいつになるかということは明確に申し上げることは今の段階では申し上げることはできないのですけれども、冒頭計画した段階で町が事業主体となってやりますよと言った段階でも8年乃至10年と言ってきたつもりであります。今3年目でありますからそういう面ではまだまだ始まったばかりだという捉え方をしているわけで、ただそうは言うもののあまり計画は、初めの計画通り進めるということには中々ならないというように思っておりますけれども、少し見直しをしなければならない。施設投資も控えていかなければならない。そういう部分もあるわけでありますけれども、言ってみれば国の関係、道の関係さらには金を貸してくれたところ等々の関係、さらには現場の関係等々も踏まえながら町の関係、町もどこまでやり切れるかということも踏まえていかなければならないと思っております。そしてただ言えることはすでに宮崎県の小林市だとか何かが取り組んでいる事業、そして一種の成功だと思っています。ふるさと納税等にもキャビア1缶3万円近くで出てくるわけでありますから、そういう面ではいいのかな。ただそれにしてもちゃんとした事業化に県レベルで取り組んだ事業等についても言ってみれば30年かかっている。2年や3年で美深も褒めてくれとは言わないけれどもそんなもんだろうとご理解を頂ければと思っております。
質問 3番 和田健
そうですね。冒頭に私、町民の風潮といいますかチョウザメ事業に関する前回の議会、前回というか私の一般質問チョウザメにした時にもいつになったらこの町の中でチョウザメが食べられるのかと、そういったことが聞こえますよといった話をさせて頂いて、今そこから何年か経過した時に温泉では食べられます。新しいところで言うと今白樺ビールのブルワリーのところでもちょこっと食べれるようになったと。ちょっとした料理なら食堂の方でも出してもらえる時があるというように少しずつは変わっているのがすごく感じるところなのですよね。なのだけれども、やっぱり町民の人達は僕の周りにいる人たちが厳しい意見を持った人たちなのかどうかというのはわからないのですけれども、やっぱりその自分らに情報があまり来ないから何をやっているのかわからない。じゃあ何であんなにでっかいものを作ってしまったのよということになっている。静観しているというようにさっき言ったのですけれども、ちょっと百歩譲って静観しているといいましたからね。本当に厳しい意見を聞くことがありますよ。ですから、町民に対してどうチョウザメの産業化というものを理解するために町として示していくのかとなると、やっぱりその実績もあるでしょうし、他の面でのPRもかなり必要になるでしょうし、となるとそのこれだけキャビアが、美深でとれたキャビアが少ししかないけれども売れたとかチョウザメの肉が色々なところで食べられているのだよということもまた町民に対してはすごい良い成果だと僕は思うのですけれども町長はこの町民に対するこのチョウザメ事業を理解してもらうというところではどのように緩和されていこうと思いますかね。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
私の努力も足りないのかもしれませんけれども、こうやってこういう場で言われると、これまたいかがなものかなと思って一生懸命ラーメン作ったりヒレ酒作ったりして一般的にも公開しているわけでありますから何事もそうなのかもしれませんけれども広報が足りない、広聴が足りない、宣伝が足りないと言われる部分も確かにあるのかもしれません。しかしながらお互いに努力していくことも大事かなと思っております。ただ今の段階でサメの肉等についても飲食店等々で中々高いなというような印象を持たれている飲食店もいるようであります。したがってあまり伸びていかない部分もあるわけでありますけれども、今の段階では温泉でほとんど消費してもらっているような状況でありますけれども、そこでは色々な料理になったりまた注文されると、作るというような状況もありますので徐々にではありますけれども浸透してきているのではないのかなと理解しているところでございます。中々一長一短にいかないのは事実でございます。
質問 3番 和田健
そうですね。この場で言うというのは、どうかとは私も思うのですけれどもね。ただ町民の皆様のことを代弁するとこうなってしまうというところなのですけれども、そういったところで先程小口議員の方から町長に対する質問で情報共有、そして町長が飲み会でもしながら飲んだところでいいからざっくばらんに、こういうことをやっているのだけれどもどう思うとか、こういうことをやりたいのだけれども何か良い案ないかいということをやることが必要だと先程の一般質問の時におっしゃって、それって僕は必要かなと思うのですよね。チョウザメにとっても。情報共有と町民の人達とのそういうざっくばらんな話というのがこの町長がよく事あるごとに言っている町の人達から何かアクションが欲しんだわということを町長おっしゃいますよね。たまに。そういうののきっかけにしていくことも必要ではないかなと思うのですけれどもいかがでしょう。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
役所の中にチョウザメ委員会をつくっておられるのはご承知おきかな。職員も若手から専門的な人間も含めてそういうところに配置している。ただ外に出て私がしゃべるというのも、私もざっくばらんな方だとは思っていますけれども私がしゃべってしまうと逆におかしくなる部分もあって非常に難しい話なのですね。これね。どこまで言って良いのかなと思ったりする部分もあるのですけれども、言いたい部分もあるのですけれどもその辺は非常に私も色々なことを考えながら進めているということだけご理解をして欲しいな。ただ町民も30年もやっているだろこういう話だけではなくて本格的な事業が始まったのは2年、3年前からだと。それも魚を買いだしたのは2年ですからね。施設を作るのに1年かかっているわけですからね。それもまだ満足に施設が出来ているわけではない。そして水質の問題だとか水量の問題だとか環境の問題だとか色々やっているわけでありますから、その辺は私も若干焦ってはおりますけれども焦らずに見て下さい。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。焦らずに見ていきたいと思います。今までちょっと厳しい話をしたので最後のこの札幌での飲食店のことなのですけれども、実は私がその知り合いの札幌のお店で、たまたま美深に遊びにきた料理人の人に美深のチョウザメってあるという話をしたら、ちょっと触ってみたいなというのでその時期に地域おこし協力隊の人にそういう話をして、持っていってやってもらった経緯があるのですけれども凄く良いと。他のホテルとかに反応も多分そういう感じで全然美味しくてとても良いものだという反応は返ってきているのだと思うのですけれどもそういった面でいえば、やっぱりその都市部の方に卸していくのか。こっちの美深の町で広く食べられるようにして美深に観光客を来てもらうというのもあるのかもしれないのですけれどもPR的にやっぱり都市部の方が観光客も人口も多いわけで、そっちのPRというのも視野に入れなければいけない、この販売戦略というものを私今このところで聞いたのですけれども、町長的にどうですかね。町の方を重視するのか、他に出すのはまだ先でいいのか。どうでしょう。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
販売戦略というのはある程度の生産が整ってきた段階で、それに間に合わなくなったら困るわけでありますけれども先程言いましたようにキャビア等についても非常に重要なことでありますから、入れ物等も既に用意しているという話もしたわけでありますけれども、やっぱり販売戦略も生産と同時にやっぱり地元のことも考えなければならない。さらにはそういうホテル等のことも考えなければならない。それもこれも今協力隊の話もされましたけれども統括しているのは言ってみれば町のチョウザメ部門の担当している統括がいるわけでありますから、そういうところの戦略を大事にしながら私は考えていかなければならないというように思っておりますので、情報の入り方を集め方、そういうものも考えてほしいなと思っているわけであります。
質問 3番 和田健
一応最後にしたいと思います。このチョウザメに対して先程から町民の方にどう理解してもらうかということを言っているのですけれども先程、また人のことを使って申し訳ないのですけれども岩崎議員の質問で、その町民の町の熟度というものを熟しているかというのを聞かれていましたけれども、そのためにこの町民とのよく言う協働の町づくりと言いますよね。その協働の町づくりにおいて、このチョウザメというのをすごく利用できると思うのですよ。町民との接点としては。その部分で最後にこの町長が町民とこの町づくりの一環としてのこのチョウザメ事業、産業化というものをどう進めて行きたいかという思いをちょっと聞かせていただいて終わりにしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、必要かどうかは別にして、そういうことが必要であると判断した時にはそういうこともやぶさかではないと思っております。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。