美深町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月11日
商工業者への事業継続発展のための支援について
2016年3月11日、美深町議会の一般質問で、和田健議員が「商工業者への事業継続発展のための支援について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 和田健 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 和田健
3番、和田です。質問の項目は産業。件名は商工業者への事業継続発展のための支援について。質問の要旨を述べさせていただきます。地域経済の担い手・支え手である中小企業・小規模事業者は町長の今年度予算における執行方針に挙げられていたように長引く景気低迷また、アベノミクスによる波及効果が地方にまで届いていないなど依然として厳しい経営状況に置かれています。1次産業強化による循環型の地域経済振興においても未だ着手段階と見受けられ、その発展を待つ間個々の経営努力により事業の継続がなされている状況ではないでしょうか。美深町の人口ビジョンで統計がとられているように町内の事業所数は急激に減少しており商店街の空き店舗対策や既存事業者の経営支援で目に見える成果、変化が望まれています。美深町の地域経済を1次産業から2次、3次産業へと発展させ、より強固なものとするため町内既存の企業・事業所を守り育てることが重要と考えますが、以下についてお伺いします。1つ目、美深町まち・ひと・しごと創生総合戦略における中小企業支援事業の具体的な内容または今後の展望は。2つ目、企業立地促進条例の今後の活用促進のためのPRや啓蒙対策に課題があると考えますがこれについて所見をお伺いします。3番目、雇用の拡大には町内商工業者の事業拡大が大きな役割を担うと考えますが既存事業者の方たちからは事業の拡大、設備投資に踏み切れない状況にあるとの声を聞きます。事業の継続発展や生産性向上のための設備導入支援の考えは。以上の3点について町長にお伺いいたします。よろしくお願い致します。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、和田議員から商工業への事業継続・発展のための支援についてのご質問を頂いた所でございます。まず1つ目の総合戦略における中小企業支援事業の具体的内容、展望と、こういう事でございます。美深町まち・ひと・しごと創生総合戦略、美深町人口ビジョンで示した将来展望を踏まえながら人口減少に歯止めをかけるために4つの基本目標とKPI重要業績評価指数等を設定しながら平成31年までの5カ年の取り組みをまとめたものであります。中小企業支援事業としては魅力ある雇用環境整備や総合支援のための商工業担い手育成支援事業、新産業創出のための起業家育成支援事業や活性化促進補助、小売業や建設業活性化のための商工会活動の支援や林産業活性化推進事業などについて総合計画の後期計画に盛り込みながら施策を推進しようとするものであります。特に商工業担い手育成支援事業については昨今の厳しい国内情勢にあっても新規開業6件、事業継承6件、異業種進出1件等ご活用いただいている状況であります。今後の展望としてもこの事業の活用をいただきながら小規模事業者の担い手育成と確保に加えて商工業における雇用の場の確保や拡大に繋げて参りたいと考えているわけであります。また新たな対策として今議会にご提案申し上げるわけでありますけれども、快適な住まい環境と商工業振興補助金の拡充によって町産木材の利用促進と合わせて町内産業、林業との商工業の連携等々を踏まえながらこれを推進し地方経済の活性化を図ってまいりたいと考えているわけであります。本町の雇用を支えるのは中小企業であります。町内の事業所を守り育てるとともに身近な良質な雇用に繋げるよう振興策を推進して参りたいと考えているわけであります。2つ目の企業立地促進条例のPRや啓蒙活動に課題があるということでございますけれども人口の減少や若者の雇用問題を抱えるにあって企業立地、地方創生のための有効な手段と位置付けているわけであります。企業をうまく立地することができれば町内に雇用が生まれる効果をもたらし、若者の雇用が増えれば我が町へのUターンであるとか就職や人口に対する効果も期待できるわけであります。そういうことで本町では企業立地促進条例を整備し企業立地のための各種助成ですとか措置を整備している所でありますけれどもしかし、企業立地に動くという事は地域の資源を将来的に活用できるなど企業、町にとっても大きなメリットがあるわけでありますけれども、なかなかそういう事にはなっていないわけであります。しかし何らかのきっかけを大事にしながらホームページですとか広報誌等々でのPRに加え、機会を捉えて全国規模の企業立地フェアなどに参加出店も行っているわけでありましてご理解を頂くわけでありますけれども、しかし一方では、この条例は町内業者が行う工場の新設や増設も対象としておりますので町内商工業者の育成支援による雇用の場の確保や創出にも支援できる事となっておりますのでご利用を頂ければと思っている訳であります。3つ目の既存業者への設置導入支援の考えかたということでありますけれども町内業者の設備導入に対する支援についてのご質問でありますけれども、これまでの支援に付きましては活性化促進条例において食品加工などの比較的小規模な設備導入の補助、300万円を上限としているわけでありますけれども商工業担い手育成支援事業では新規開業、異業種進出、異業種進出は上限200万円ですか異業種は上限500万円ということでありますけれども機械設備の導入に対する補助なども興じております。活用頂ければと考えているわけであります。また美深町企業立地促進条例においても工場の新設や増設に対する補助金があり林産業において機械設備の導入に活用された実績があるわけであります。さらに今議会において提案している林業施設整備事業補助金は高性能林業機械と購入補助の2件分でありまして1,500万円の予算を措置しているところでありまして、これらの有効活用と言いますかこれをもって助成措置としたいと考えております。これらによって一定の支援措置が図られていくものだと認識をしているわけであります。何れにしてもこれらの既存の制度等があるわけでありますして最大の効果と言いますか有効に活用されるよう引き続き周知を図って参りたいとこのように思うわけであります。よろしくお願い致します。
質問 3番 和田健
町長のご答弁をいただきました。ありがとうございます。午後に入りまして1発目ですけれども皆さんお疲れのところ申し訳ないと思っています。この中小企業の支援事業の具体的なところをお聞きしました。町の中の経営者の皆様にお聞きしますとやはりこの美深町内、高規格道路の延伸工事が終わってからは元に戻ってしまったような感じがあってこの先、美深にはもう何もなくなってしまうのではないかと。またこういった商売をしている方にとってみれば正直言えばこれから何があるのだと。そういう正直なこの美深町の商売をしていく上での将来を若干危惧するような声を聞いております。そんな中で町としましては町長のおっしゃる通り色々な施策支援をされているというお話ですけれどもこれが本当に今既存の事業者、経営者のみなさんとマッチングしているのかどうかという点について少しお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、和田議員の方から高規格道路これが部分開通と言いますかそういうことで町の中、特に商店街少し危惧があるというようなお話も今、頂いた所でございます。私は実はそうは考えておりませんので高規格道路と言いますか道路が基本になる国道40号線がもちろんあるわけでありますけれども、いってみれば交通事故ですとか更にはそれより早く物流が運び込まれる、更には救急救命の交通安全対策ですとかこういうことを諸々踏まえながら大事な高規格だろうと思っているわけでありますして、もちろん高規格道路を作ることによって町の中で大型車ですとかそういったものが若干減ったきらいは若干あると思いますけれどもそれはそれとして時代の流れの中でそうなって来たのかな。人口減少に伴ってそうなってきたのかなという部分があると思います。道路の開発整備これは大事な要素だと思っておりまして商店街の皆様方もそれは一定の理解をしながらではあるのだろうけれどもどうしてもそこに結びつけて行きたくなる部分があるのかもしれませんけれどもそれは少し見解が違うのかなと思っております。あまりそれを町の中、商店街等々から言われると3月に入ってから2月の末ですか、我が町で広域的な集会、期成会等々やったわけでありましてそれらの集会でも我が町で開催させていただいて会場いっぱい溢れんばかりの人が集まっているような状況でありまして、その辺は町の人間も踏まえながら働くものも良かったなとそして早期開発もお願いしたい。一番我々がお願いしたいのは部分開通でありますので多寄以北士別までとあっちの方、更には稚内までの物流の状態ではなくてさらに早期開発を願っているわけで我が町の事だけを言っていてもこれは高規格道路の開発には繋がっていかない。その辺のところを立場は若干違うかもしれませんけれどもご理解をいただきたいとこのように思っている次第であります。
質問 3番 和田健
町長のおっしゃる事は理解できるとこの場で申し上げておきます。その高規格道路自体の話とともにやはり高規格道路の建設工事中は工事関係者や、色々な建設業界または整備業界そういったところ商店街にしても飲食店さん等にはまだお客様がかなり増えたとそういったことがあった。それが終わったとともにみんな去っていってしまったと。一過性のものだったというところでかなりな経営者の方たち、そういった方からの将来的なこの美深で将来的にも自分の生業を続けていくという面でショックが大きいように私としては感じているわけですけれどもそういった面でやはり何かこの一過性では無いもの、この町の商売をしていく上で将来自分の子供にも確実に継承できるものというところで町として考えがあるのかどうかをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
ちょっと古い話、昔の話になるかもしれませんけれども例えばまだ高規格道路が整備されていない、高規格道路をどうするのかという時点だったと思いますけれども例えばセブンイレブン、これを我が町の商店街の方々にどうしようと。自らこれも参画してお願いできないかとそういう実態があったかと思います。更には今もう一つのセイコーマート等々あるわけでありますけれどもこれらについてもなかなか地元で積極的に関わろうとしない。こういうやはり積極性に若干欠ける一面、批判は批判として受けるわけでありますけれどもそういう面もないのかなということもやはり打って出る必要もあるのかなと思っております。さらに遡ってみれば40号のアイランドの入り口に道の駅を作った経過があるわけでありますけれども道の駅についても我が町の飲食店街にしても商店街にしてもあそこに率先して打って出るという考え方がなくて行政として非常に頭を抱えながら商店街と言いますか飲食店街と言いますかその方々になんとか語ってもらうとそういう時代があったわけでありましてその辺は少し色々議員さんもご理解の程をお願いできればなと思ったりする次第であります。
質問 3番 和田健
そういった町長の考えをもっと町全体のものにしていくというかその商店街の経営者の方にしろ、事業所の方にしろ、町民の全体のものにしていくという点ではやはりもうちょっと考えを周知または啓蒙させるという活動に足りない部分があるのではないかと僕は思うわけですけれども町長としていつもこうやって聞くと、そういった活動はホームページに掲載しているとかそういったインターネットによるPR活動とおっしゃるわけではありますけれども、そういったそのインターネット、ホームページ僕の中では正直申しますと町の中でどのくらいの人が見ているのかと、とても疑問があるわけです。評価調書によりますと4,000いくらのアクセス数があると載っておりますけれども、その4,000いくらが多いのか少ないのかと言う判断はやはり出来ないというか他のホームページにしてみれば少ない方ではないかと私は思うわけです。そういった面で町長としてこのPR、啓蒙活動なり、どうこの先行っていこうと思っているのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、議員ご指摘の広報ですとかインターネットの活用をして積極的に昔の色んなことをあまり昔のことはこういう場所では私は言うのですけれども懇談会等で言う時もあるのですけれども対話が途切れるような話にはしたくは無いなと。終わった事でありますから今後どうするかという展開の部分でありますからそれはそれとして考えていかなければならない。そういうひとつの媒体として広報ですとかインターネットということについては理解をするつもりであります。ただ議員さんや商工関係、更にはまちの中心と言われる方々にもお願いしたいのは過去の事を忘れないでこれからのまちづくりをどうするのだという観点に立って緒に行政と歩んで欲しいなとそう思っておりますので色んな機会を通しながら私共も努力をしていきたいし議員の皆様方もそこら辺の事を踏まえながらよろしくお願いしたい。そういう中でありますけれどもまだちゃんとした話では無いのですけれども、新しく富士重工がこの4月から大々的に工事に入ると。それも20年、30年今まで仁宇布で冬期の試験をやっていた経過があるわけでありますけれども、ここにきて私の時代になりまして議長を含めて富士重工に毎年のようにお邪魔をしながら何とかこれの本格的なコース作り等々、町の活性化等々お願いをしてきた経過がやっと実が結んで30億、40億という、ここ1、2年で投資をしてくれるわけでありますから相当これらについても町に与える経済効果というかそういうものが出てくるものと思っておりますし、また高規格道路ではありませんけれども天塩川のとこざらいとか堤防の舗装化ですとか堤防ののりしろの改修ですとかそういう言ってみれば公共事業等々も相当あるわけでありますからこういう部分については一生懸命私たちも宣伝しますし議員も立場は違うかもしれませんけれども宣伝の方もひとつよろしくお願いをしたい。また道有林も我が町には国有林がない状況でありますけれども道有林と提携をして色んな事業を進めているような状況でありますからその部分についてもよろしくご指導のほどをお願い申し上げたいと思っております。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。私も町長の言われる通り頑張っていかなければいけないと思っております。この質問に関して最後に24年、2年前ですか。その企業誘致に関して町内でも話題になりまして、そのあと企業誘致の話がなくなったという経緯がありますけれどもその企業誘致に今一度お聞きしますがどのようなお考えをお持ちなのかよろしくお願いします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
正直言って企業誘致、前回取り組んだあの会社が再びここへ来てということにはなかなかならないかと思います。しかしながらあの種の誘致活動と言いますかそれについては先程ご答弁申し上げた事もありますけれども条例そのものも生きておりますし条例も北海道市町村の中では遅れている条例だとは思っていません。従ってあれらは持ちながら地方に向かって大いに取り組みをしたいと思っておりますし、更にはまだちらちらな話ではありますけれども、あれほどの大きな会社ではないと思いますけれども例えば農業関連の会社がここへ、何を作りたいとかそういう打診がないわけでもありませんのでこういうことがまとまるような努力を色んな意味でしていかなければならない。そういう段階が、良い方向が具体的に少し見える段階に来たら議会と言いますか議員に相談して参りたいと思っております。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。企業誘致に関して私の意見を言わせていただきますとやはりギャンブル的な大きな雇用を見込んで一気に何百人だという企業を何としてもこの町に持ってこなくてはいけないという話ではなく、やはりこの1次産業、基幹産業に結びつくような企業そしてまたこの町内で既存の商工業者も一緒になってやっていけるような企業をぜひとも誘致していただければという意見を述べさせていただきます。また商工業者の方から言わせると今このTPPに日本が批准するという段階で農家の方これまでもやはり1次産業を守っていくという面で農業には色々な支援が国からも道からも町からも行っていると。だけどどちら経営者は、商業者は自分たちの力でなんとかしている。そんな不満にも似たような声も聞いております。そういった面で商工農まで連携させる、そういった取り組みを町として行っていくべきではないかと思いますけれどもそれに関して最後お聞きして終わりにしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
TPPの話も出ました。TPP、ただ反対だ、困ったと言っているだけではなくてTPPに立ち向かう努力を農業者と共々にやっていかなければならないと思っているわけであります。商工業者、農業なりTPPの関係で担い手対策等々とよいいよ手厚い政策があるのだと。しかしながら我われ商工業については若干薄いのではないかとこういう考えもあるわけでありますけれども、私としてはもう充分理解しているつもりで実は農業者等については認定農業者制度そして担い手制度等々の中で手厚い支援の制度は国、そして担い手制度、こういうものがあるわけであります。しかしながら商工業というのはあまりそういう部分ではなかったつもりであります。従いまして私としては農業者の条例等を見習いながら全道に先駆けるような形で商工業担い手対策条例なるものを立ち上げて実施をして来たつもりであります。大いにこれを利用していただきたいとこう思っているわけであります。
質問 3番 和田健
ありがとうございました。では項目の2番目に移らせていただきます。項目は教育。件名、学校カウンセラーの配置についてです。質問の要旨を述べさせていただきます。昨今、イジメにより児童生徒が自ら命を絶つ、または暴力行為によって命が絶たれるという痛ましい事件が相次ぎ報道などでも日常的に取り沙汰されることが多く大きな社会問題となっています。本町においてはそういった事件発生もなく、とかく都会の子供たちの話ととられているように感じておりますが実際に思春期の子供を抱えている保護者や1人親家庭の保護者の方たちの中には子供の変化に対応しきれない。また、いじめと疑われる行為を受けているが相談できない、などの状況にストレスを抱え思い悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。北海道では、いじめ根絶に向けた取り組みとして北海道いじめの防止等に関する条例を制定し、また美深小学校と美深中学校は、いじめ未然防止推進プログラムモデル校に指定されたと聞いています。以下についてお伺いします。1番目、いじめ未然防止推進プログラムモデル校に指定された経緯と今後の取り組みをお聞きします。