美深町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
チョウザメ産業の将来的な展望と雇用の確保について
2016年12月13日、美深町議会の一般質問で、和田健議員が「チョウザメ産業の将来的な展望と雇用の確保について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 和田健 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 和田健
それでは私の一般質問を始めさせていただきます。項目は産業です。件名は、チョウザメ産業の将来的な展望と雇用の確保についてです。質問の要旨です。美深町におけるチョウザメ飼育の歴史は30年以上が経過し、チョウザメといえば美深という認識は、道内外に及び、わが町の知名度向上や、観光PRと切り離せない役割を担っています。今年度は、役場内にチョウザメ産業振興室を立ち上げ、平成29年度からは、辺渓地区に大規模な養殖施設の建設に着工と、本格的な産業化に向けて大きな進展が見られ、期待を寄せるところでもあります。しかし、チョウザメの養殖や製品化は、美深町のみならず、道内外の自治体で、既に産業化に着手し、発展を続けている事例もあり、町民感情としては、なぜ美深はと、30年の歴史を持つチョウザメ老舗の町にしては後発の各市町村との違いに、もどかしさと、諦めの声を多く聞いております。また、チョウザメ産業の育成に伴う雇用創出にも効果が期待されますが、町内の生産年齢人口は減少の一途をたどり、町内各事業所においても、その確保が困難な状況にあります。中でも、若い世代の労働力確保においては、売り手市場と言われる現状において、都市部への集中と、ワークライフバランスという働き方の意識、そして情報収集のインターネット化によって競争力が求められ、そのマッチングは極めて難しいと考えられますが、以下について町長の所見をお伺いします。1つ目に、チョウザメの本格的な産業化について、一通りの説明は受けておりますが、今一度、我が町のチョウザメ事業にかける思いをお聞きします。2つ目に、今後の事業展開は町主導で、と方針の説明を受けており、事業としての収支計画上、平成29年度は242万6,000円の収益が見込まれておりますが、魚体単価などの根拠をお示し頂きたいと思います。3つ目に、町内飲食店や団体によるチョウザメ料理のメニュー開発に協力を得ておりますが、いつになったら食べられるのかと、そのスピード感がありません。飲食店や商業業者との連携について、今後の展開をどのように考えているのかお伺いいたします。4つ目に、チョウザメ事業に取り組んでいる他の自治体との差や違いが目立ち、長い歴史の中で、町民の期待意識が低下していると感じておりますが、町民との温度差をどのように解消していくのかをお伺いいたします。5つ目に、雇用創出や拡大の面で大きな成果を期待するところではございますが、経費上、当面は人件費をかけられる状況ではないと考えられます。雇用計画はあるのかどうかをお伺いいたします。また、町内各分野にわたって、人材の確保は喫緊の課題となっております。労働力の確保は、まち・ひと・しごと創生総合戦略でも課題とされておりますが、その具体的な方策について、情勢を踏まえた考えをお聞きいたします。以上の5点について、町長にお伺いするものでございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、和田議員から、本町の新たな産業の創設に向けて取り組んでいるチョウザメ事業について、大きく5点にわたって質問を頂きましたので、順を追って説明を申し上げたいと思います。まず、チョウザメの産業化について思いということでありますけれども、チョウザメだけに特化して進めているわけではありませんけれども、総合計画に関わる5つの大項目、住民の生活、産業振興、教育の推進、福祉の充実、更に行政経営、どれをとっても欠かすことのできないものばかりでありますけれども、そういう中にあって、チョウザメの事業については、私としては職員時代から自分も関わって参りましたし、将来の夢を描きながら取り組んできた事は事実であります。まちづくりを進めるための施策の1つとして、町内にある資源を活用しながら、新たな事業の展開に可能性を見出しながら、取り組みを進めて参りたいと思っております。ただ、チョウザメの事業化、これは非常に即効性に乏しいと思っております。商品化にするまでは非常に長い期間といいますか、時間をかけて育てていかなければならない。したがって、じっくり腰を据えて産業の創設につなげて参りたいと思っているわけであります。このような思いを持って取り組んで参りたいと思っております。2つ目の方針と言いますか、収益ですとか魚体の単価、こういうことについてお話しがありましたけれども、5月の議員協議会において説明をした、事業展開方針の中で収支について少し触れております。美深町全体のチョウザメ事業の収支を試算したものではありませんで、魚体の単価等の根拠についてお示しされたいということでありますけれども、試算では、1つとしてはキャビアの瓶詰めですとか、美深温泉での料理ですとか、販売用途によってそれぞれ区分があるわけでありますけれども、魚肉ですとか、そのままの状態で3枚におろして処理をして、これを分けて試算をした。そのようなところから算定内容について作り上げたものでありますけれども、平成29年度の収支については、まだ、町が直接的にやっているわけではありませんので、株式会社美深振興公社が手がけている部分でありますので、ご理解を頂いておきたいと思っております。次に、チョウザメにおいて、美深町で食べられないのかというご質問でありますけれども、今、美深温泉等において、だいたい恒常的に、たくさんの量は急に言っても、ということにはなかなかならないかもしれませんけれども、だいたい恒常的に食べられるような状況になって、対応していただいているのではないかと思っております。ご承知ないかも知れませんけれども、だいたいそのような状況になっております。昨年までは、どちらかと言うと、予約を受け付けての料理提供でありましたが、だいぶ大きくなっておりますので、成長もしておりますので、フィレ加工と言いますか、冷凍加工等をしながら、提供できる体制が整ってきたと思っております。ただ、個体数が限られておりますので、町内の飲食店への販売は、まだ出来ていないという段階であります。これらの解消に向けて、育成数の増加ですとか、施設の拡大も必要となるため、もう少し時間が必要と、このような状況があります。スピード感を持ってやれということでありますが、孵化して成長したものを、その年に商品化する、そんなところへは行かないわけでありまして、その辺はご理解をいただけなければならない。魚肉にするにしても、最低でも3年はかかると。3年乃至4年はかかると。キャビアに至っては、8年も10年以上、場合によっては12年以上の歳月が必要であります。サメの種類にもよるかもしれませんけれども、そのような状況であります。しかし、現在、試作と言いますか、料理の種類、どんなものができるのか、好まれる料理にしていくためには、色々研究を重ねておりますので、ご理解をいただきたいと思います。美深振興公社では、国や町からの補助もそうでありますけれども、施設の整備を進めておりますので、これがちょうど3年目に入るところでありますので、チョウザメの育成を始め、商品化に向けて、今、提供といいますか、その部分については、とりあえず順調に推移している状況にあるということだけは、申し上げてよいかと思っております。それと、チョウザメ事業、他の市町村、自治体と比較されて、遅れているのではないかというご指摘というか心配をされていたわけでありますけれども、他の自治体も事業展開に入ってきたということも知っているわけであります。ただ、それぞれ、本州でやっている気象条件ですとか、そういう所も違いますし、道内でも始まったところもあるわけでありまして、更には、そのチョウザメでも色んなチョウザメがいるのですね。その種類ですとか、生育環境あるいは、孵化までやらず、稚魚を購入してきて取り組んでいる、製品化している、様々なやり方があるわけでありまして、我が町としては、チョウザメの町として長年やっておりますので、少し時間がかかっているという感じがあるかもしれませんが、本格的な事業化という部分について、今まではどちらかと言うと見せる部分でやってきましたので、ご理解をいただきたいと。今までは、積雪寒冷地域での飼育試験として導入し、鑑賞用としての飼育が長い間続いてきている。特に観光資源としてチョウザメ館の施設ですとか、そういうものを作っていただいたということであります。この間、孵化事業等にも挑戦をしてきておりますし、何度か成功と言いますか、持続して、ただ、これからは何とか製品化と言いますか、商品化、事業化、食として進めたいと、こう考えていて、これには北海道大学水産学部をはじめとした関係機関のご指導はもちろんのこと、それぞれの関係機関にご支援をいただくということで、大きく前進をしておりますし、これから孵化、育成、成魚そして商品化と、こういうことに向かっていきたいと。そういうことによって、町直営の事業もそうでありますけれども、本格的な事業化に結びつけていきたいと考えているわけであります。町民と温度差があるのではないかと、こういうご質問をいただいているわけでありますけれども、われわれのPR不足が、下手なのかもしれませんけれども、その辺のPR不足等に時間がかかっているものですから、ピンとこないのかもしれませんけれども、努力をしていかなければならないと思っています。もちろん、町内の飲食店等々についても、これから食べることについて、もうすでに始まっている部分もありますけれども、いっそう活発にしながら取り組んで参りたいと思っております。それと、最後のほうに言われたわけでありますけれども、雇用の関係であります。これは、議員から時々言われるわけでありますけれども、当面、人件費を大きくかけられないのではないかという心配をいただいているのかなと。その通りでありますけれども、先ほどから申し上げておりますように育成機関が長いものですから、この間の人件費と言いますか投資が必要になります。どうしても専門的な知識を持った人材の確保ですとか、そういうことをしていかなければならない。したがって、北海道大学であるとか、水産学部であるとか、道の総合研究機関などの関係機関との連携等を強めながら、それらの人材確保、こういうことも考えていかなければならないと思っております。したがって、簡単な事業ではありませんけれども、夢を持って、これらに取り組んでいかなければならない。ただ、大きな投資が必要になってくるということであります。その他の産業等についても担い手対策ですとかの人の確保、これが言われました。継続的に本町の条例を制定しながら、商工業の担い手条例ですとか、農業の担い手条例ですとか、色んなものがあるわけであります。なんとか、都市部から新たな人材等々も入れていかなければならないと考えております。ただ、現在の経済動向と言いますか、そういうものがあって、人材の確保というには、非常にそういう経済動向と言いますか、そういうものに左右されるものですから、そういうことも踏まえながら考えていかなければならないと思っております。チョウザメのことはもちろんあるわけでありますけれども、産業全般の努力もそういう意味では、していきたいと思っておりますので、少しぼけた答弁になったかもしれませんけれども、以上、申し上げます。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。最後に町長の方が夢を持ってということで、それが聞けたのがとても良かったかなと思っております。このチョウザメ産業に関して、私自身がこれはあまり言いたくは無いのですけれども、町外から移住してきた者にとって、やはり美深町はどんなところかとインターネットなどで調べたりしたとして、出てくるのはチョウザメなのですよね。美深に来てからも、あちこちへ出向いたときには美深と言うとチョウザメやっているよねと。やはり、そこで言われる事はキャビアってもう食べられるの、と。でも、そちらはまだ時間がかかるので、今は肉の方へいっていますと一応答えるのですけれども、そういうことがやはり、町民の皆さんの中でも、多分そうだと思うのです。親戚関係や旅行先でそういった話になりますと。それが今、町長が言うように温泉でやっと恒常的に食べられるようになったと。そして、各飲食店、団体さんの方で色んな創作メニューがだいぶ作られてきているというような報道は目にしているのですが、一向に口に入らないというのが町民の方の、それが本当の感情だと思っております。ですから、この料理の開発研究というところに時間をかけて、そこもやっていかなければいけないとおっしゃっておりますけれども、魚体が少ないのはわかりますけれども、少しでも、限定的にでも、ものを出して、新しく展開する事業と同じく、そちらの方にも手をつけていくべきではないかと私は思うのですけれども、町長の考えをお聞きします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
一言で言うと、魚の数がたくさんいれば出したい部分もあるのですけれども、まだまだ充分になっていないと。そういうことでご理解をいただくしかないのかなと。ただ、そうは言っても、新しく、町が辺渓地区で水源を求めて大々的にやる前に、恩根内のSAF恩根内ですとか、町が補助して、久の家さんの池ですとか、そういうところでやっていますので、そういう部分もかなり大きく育ってきていますので、孵化も1年で、今年、孵化して、こんなもんです。今、この間、地方創生に何とか、こちらの事業ではなくて新しい方でありますけれども、のせたいというものもあるものですから、知事も関心を示して、道北へ来たときに寄ってくれたのですけれども、地元のキャビアを含めて、こういうものですと恩根内SAFでも見せながら、食べてもらった経過があるのですけれども、正直言って、まだ、わずかな、ふんだんにいつでも食べてもらうということには、なっていない。ただ、そういうことに向かって、徐々に、遅いと言われれば遅いかもしれませんけれども、体制づくりに勤めていると。温泉もそういう方向で、努力しているということでありますのでご理解を頂けたらと思います。
質問 3番 和田健
そのチョウザメの養殖産業、私も議員になってから、政務調査活動であったり、議会の視察であったりと、色んなところでそのチョウザメ産業というものを学んで、見てきたところではございますけれども、確かに気候が違う、ものが違うと言われれば、時間がどれだけ違うかというのは、推し量ることができるかなと思っておりますけれども、今回、その新しく始まる事業に関して言うと、当面のうちの研究施設ということで説明があったかと思いますが、北大の水産学部の連携の面で言うと、最終的にどういうところに落ち着くのかというところが、僕の中では疑問なところがあります。そこを少しお答え頂ければと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
私も確固たることを、こうだとは、なかなか申し上げにくいのでありますけれども、北大がチョウザメの今、日本国内では第一人者、それと国のリーダー的に進んでいるのは間違いないわけであります。そこの教授が、魚を飼うこと、それと別な教授は、それをコラーゲンですとか、そういう部分で研究すること。そういうことを進めているわけであります。そういう先生方が居られる関係もあって、学生を連れて、美深の方へすでに何回も入ってきている。学生には、授業の一環として単位も与えたいと。そういうことまで学内で進めているような経過もあるものですから、そういうことも含めて、そういうキャパ的なものも考えて行かなければならないのかなと思っております。ただ、それと事業と言いますか、新しく展開する、そういう一面もありますけれども、チョウザメの事業展開という部分については、うちはそれとは直接的には、そういう応援なり、一部そういう事もやってもらうけれども、事業は事業として展開していくと。こういう形になろうかと。そういう応援ですとか研究ですとか、言ってみれば大学だけではなくて、他の研究機関もそうでありますけれども、応援はする。それと道の総合研究機構、これは、昔は、例えば昔で言うと、水産試験場は水産試験場、農業試験場は農業試験場、たくさんあるわけでありますけれども、そういうものが全て1本になっているのですね。そういう所ではあるけれども、美深のチョウザメを取り上げてもらって、応援をする、そして研究もすると。販路ですとか、採算ですとかそういうものも研究するという約束が、今年来ていただいて、先生方に来ていただいて、取り付けておりますので、物事は常に、コミュニケーションしながら、連携しながら進んでいくのでありますけれども、そういうことにも向かっていると、進めているということであります。
質問 3番 和田健
ありがとうございます。この地方創生の加速化交付金と、いわゆる新型交付金を活用してという事業で、そこの面で1番大きなところは、私的に、その官民の共同であったり、このチョウザメに関して言うと北大も絡んで産・官・学になるかなと思うのですけれども、そういった面で、北大とそういうお話があるということで、安心はするところであります。それに絡めてになるかと思いますが、そういった実習の受け入れであったり、その新しく施設の中で作業と言いますか、携わる方たちに、どれくらいの人数が必要になってくるのか。そういった雇用が、人件費が掛けられないのは確かだとおっしゃいましたので、そんなに人数はいないかと思うのですけれども、当面の間、その実習生も含め、どういった計画になっているのかを再度お聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
その事業が開始されれば、それなりの専門職員を抱えなければならないと思っておりますけれども、その北大ですとか、そういうところは受け入れとして、例えば宿舎ですとか、何日泊まるか、どうするかと。こういうことは、少し考えて行かなければならないと思いますけれども、その人材を抱えるということには、なかなかならないのか toolsなと。それだけの我々としての構想というか、体力と言いますか、そういうものはつけられないのではないかと思っております。たまたま北大が、今の例で言うと2回なり3回、学生、大学院生を連れて先生2人ぐらいで5?6人の規模で来るのでありますけれども、北大は水産学部が函館であります。遠いのですね。そういう経費ですとかも、北大は北大で研究費は持っているようでありますけれども、少し、美深を拠点としたいという考えもあるようでありまして、そういう経費も少し相談になるのかなというのは正直なところであります。ただ、今の段階で、そういう事は、具体的にこうするという検討にはなっていない。ただ、今、温泉の方で、振興公社でやっている部分については、そういう学生を含めて、相当、応援に入っていただいていると。大学ですとか、研究機関と経費でまかなって貰う、こういう状態であります。それと、この地方創生の事業に手を挙げて、今、なんとかしたいという努力をしている最中でありまして、まだ水利権も、正直言って、北電等に努力をして、北電と言うより実質はエコエナジーと言う子会社でありますけれども、努力をしていただいて、道の申請への一時審査、内部審査でありますけれども、そういう段階を終えて、これから本格申請という段階と。本格申請というと、普通で考えると1年もかかる話です。本格申請をして許認可がおりるということになれば。だけど、そんなことまで待ってはいられないような状況もありますので、もちろん事業の認可、地方創生の事業の認可、認可と言えば財源も含めての話でありますけれども、それもきちんとまだ整っているわけではありません。あくまでも申し込みをしながら、努力をしながら、そういう形です。そういう中で、色んな視察が来たりして、ただ、我々は当然これは地方創生にのせると、そういう構えで、努力をしている最中なのだということだけはご理解いただきたいと思います。
質問 3番 和田健
その地方創生に、このチョウザメ事業をのせると。そこは地方創生の交付金の内容、要項と言いますか、そういうものを照らし合わせると、理解するところではございます。ただ、やはりその地方創生、交付金が事業に活用できて、地方に対して良い面と悪い面があるのだと思います。お金だけもらえて、認定されれば、やる。後は、その後がどうなるかというのは、その地域の力の差によるのかなと思うのですけれども、それをやはりこのチョウザメ産業で地方創生に値するものにするのだということであれば、この地域を磨くということが、かなり大きなものになるのではないかと思うのですけれども、そういった意味で、町民の声ですとか、または、色々なアイディア、そういったものを集めていかなければいけないのではないかと。これは地方創生を別にしても、このチョウザメをこの町でどうするかというところから始めて、町民の方と、または、そういった商業飲食店の方と詰めた話をしなければいけないのではないかと私は思うのですけれども、そこら辺、最後、お答えをいただきたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
非常にチョウザメ産業化に向けて、地方創生といえども、心配な点があるわけであります。それだけに、役場の内部に色んな検討室というか研究室を作りながら努力していかなければならないし、外に向けては、美深でこういうことをやっている、それは町民のためになるのだと。そして、美深のまちづくりの1つの目玉になるのだということも含めて、色々努力して行かなければならない。おかげさまで今、学校であるとか、例えば小学校で子供たちが小さなチョウザメを飼っていただくとか、色んな形で高校生がチョウザメの研究をされるとか、色んな形がある。そして、大学は大学で、学生が先生を連れて、ここで発表会をやってくれたり、色んなことがありますので、なかなか町民には見える形にはなっていないかもしれませんけれども、諸々を発信できるように、もっともっと発信できるようにしていかなければならないと思っております。努力したいと思います。
質問 3番 和田健
それでは最後に、今、町長の方からもそういった美深小学校での取り組みですとか、美深高校のそういった取り組みのことをお聞きしました。そういうのをもっと活用した方が良いのではないかと思うのですね。例えば、美深高校もインターンシップをやっていますよね。名寄の大学や高校でもそういったインターンシップは取り入れているわけでして、そういった人材を育てるという意味でも、活用ができるのではないかと私は考えているところであります。最後に、雇用の確保という面で、若い世代の町内の流入、流出を防いで連れてこなければいけないというところに関して、町長的には今後どのような方向で考えているのか。私は、やはり一般的な名寄のハローワークですとか、そういうところは若者にはあまり使われていないのではないかと感じているわけです。やはり、何を見て募集を探しているかといえば、インターネットだと思うのです。そういったところを踏まえて、今後の対策をどう考えているかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先ほど申し上げたのですけれども、チョウザメを飼育する、研究する、といいますか、そういうことを含めて専門的な職員と、作業をする職員と、色々ランクがあるのだろうと思います。できることならば、地元の人間が、それも、できれば若い衆が良いわけでありますけれども、なかなかそういう時代の情勢といいますか、経済動向含めてなかなかそういう人がいないとすれば、インターネットを含めて色々募集をかけなければならない。そういう方向でたまたま今、協力隊で色んな方がサメの飼育等で、温泉の方に1人、ああいう形で残っておりますけれども、ああいう方を何人か育てる必要があるのかなと。彼自身がサメの専門家かと言ったら、正直言って、専門家にはまだまだなれていないし、なれないのだと。もっともっとレベルの高い専門家も必要であるし、作業する人間も必要である。日常の管理と言いますか、餌やりと言いますか、そういうことも必要になる。ただ、たくさんの人件費をかけて雇用を起こせばよいのですけれども、なかなか、儲かる段階に行けば、何十年か経てば良いのかもしれませんけれども、今の段階でそこまではなかなか行かないという状況でございます。
質問 3番 和田健
色々とお聞きしましたけれども、私自身は、やはりチョウザメといえば美深だと我が町が言えるように、私自身も応援しますし、頑張らなければいけないと思っているところでございますので、とりあえず最後にこの美深でチョウザメを何とか盛り上げていくという面では、色んな難しさがあることがわかりました。そういったところで、町民の声を反映しながら、みんなで頑張っていかなければいけないということだと私は思います。以上で終わらせていただきます。