みんなの議会

美深町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日

恩根内地域における芸術村づくりの新たな展開について

2018年6月18日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「恩根内地域における芸術村づくりの新たな展開について」質問し、町長 山口信夫、教育長 石田政充が答弁しました。

質問者
岩崎泰好 議員
答弁者
町長 山口信夫、教育長 石田政充

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 岩崎泰好

集落支援員や地域おこし協力隊制度を活用した芸術村づくりの新たな展開について質問をしたいと思います。アートヴィレッジ恩根内は、2008年に閉校した小学校校舎を手作りで改造して、2012年にアートヴィレッジとしてオープンを致しました。それ以来、コミュニティカフェ、アトリエ、ギャラリー、宿泊施設を併設しながら木工、版画、絵画、陶芸のそれぞれの工房を備え、多くの方々を迎え入れ、様々な活動を独自に展開しております。アートヴィレッジのHPを見ますと集落内には町営住宅の空き家、離農した方の空き家があり、交渉次第では移住先としても面白い場所です。ここ恩根内地区は地域共同体意識が強く残っていて、あらゆることに全体で動くという、古き良き文化が残っています。地域と一体になる中、新しい創作をする場所として最適だと思います。として芸術村づくりへの参加を呼び掛けています。恩根内地域の活性の1つの手法として集落支援員制度や地域おこし協力隊制度を活用して芸術家の卵を育てる芸術活動の拠点づくり、いわゆる空き家などを整備し、長期間貸し出す制度設計を進めてはいかがという提案型の質問です。若者の獲得には若者の気持ちを1つは理解しなければいけないということもありますし、1つに魅力のある住環境の提供というのが必要でございまして、島根県の飯南町などが取り組んであります、セミオーダー方式の定住促進賃貸住宅の整備も1つの手法ではないかと思います。これについては、一定年居住した後には所有権が本人に譲渡されるという、そのような魅力もついています。芸術活動を進めながら生計については、今、不足しています農家の農業の仕事に従事することを基本としながら、徳島県の神山町や北見市などが進めております、今、全国、相当な展開数市町村がありますけれども、企業も参加しながら進めているテレワークなどの次世代の仕事作りの環境整備もこれからやっぱり地域として必要になってくるのではないのかなと思うところであります。また、ここに具体的に集落支援員をしっかりおいて恩根内なら恩根内地区、仁宇布なら仁宇布地区に集落支援員をしっかりおいて居住者を呼び込む、そのような仲立ち役、仲人役をその集落支援員にして頂くという、そのような役割を明確にして事業を進めてはという1つの構想でございますが、それについて町長の所見を伺う所でございます。教育長にはアートヴィレッジ恩根内が進めてきた芸術活動と芸術村づくりの新たな展開について所見を伺う所でございます。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

恩根内地域における芸術村づくりの新たな展開といいますか事業構想、これについてのご質問を頂いたところでございます。恩根内で展開されているアートヴィレッジ恩根内でありますけれども、ご質問がありましたけれども建物等はご承知のように町が無償で対応しているものでございます。その他運営については独自に様々な活動事業を展開して頂いているということでございます。そこで自らの創作活動併せて各種の工房等も整備されておりまして、ギャラリー等の展示も多く開催されているのかな。それをきっかけにしながら、創作活動への勧誘だとか進めだとか、この地域の暮らしなどについても1つの提案がなされているのではないかと。これは承知しているつもりでおります。これらの地域の1つ活性化の1つの手法として行政指導により今住宅だとか仕事づくりの環境整備を行ってはどうかと、それには集落支援員や地域協力隊の制度を活用しての拠点づくりといいますか、提案でございます。1つの提案でありますけれども今の段階で行政が主体となってこれ以上進めていくと、それはそれで民間でやって頂いておりますからそれはそれでいいのですけれども、行政として主体的に更に進めていくという現状認識は持っていないわけで、ただ応援しないとは言っていないわけでありまして、それなりの状況によって応援はしていかなければならない、して参りたいと思いますけれども、行政が主体的になっていくということについてはいかがなものかなという段階でございます。したがって来るのも自由、出るのも自由と、こういう状況でございまして、出来ることならこの地域に馴染んで、この土地が好きになって居住・移住に向けて動いていくといったスタンスが大事ではないだろうかと思っているところでございます。また色々な創作活動を担って頂いて、そこに参加してくれている人もいるわけですけれども、継続していきたい人もいるでしょうし、そうではないのかなと思う人もいるわけでありますけれども、いずれにしてもなかなかこういうことの確認というのも非常に難しい問題がありまして、ただどういうことか我々も考えながら、というのではなくて、聞いてみなければならないなと思ったりもするわけであります。しかし、そこで先程申しましたように町が行政主導で今アクションを起こしていくという段階にはならないと思っております。非常に共感する方々も現れている状況でありまして、この地域の可能性をさらに進化させていくものになればと思っているわけであります。今後、具体的な取り組み等が地域から要望事項として出されるのであれば、先程も申しましたように行政としても支援といいますか応援するこういうのもやぶさかではないのかなと思っているところでございます。ただ集落支援員、地域おこし協力隊、行政が主体的に呼び込んでという、今の段階では、そこまで踏み込んでいないのでありますからご理解を頂きたいなと思っております。ただ、そうは言うけれども調整等が必要であれば一定のコーディネーター的なことも我々、果たしていかなければならない。行政としてやるという考え方を持っておりませんけれども、そういう調整役的な考え方も果たしていかなければならないのではないのかなという部分もあるわけであります。ご理解を頂きたい。

答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)

只今、アートヴィレッジ恩根内の事業についての所見をということでお話がありました。質問の中に新たな展開についてというお話がありましたけれども、どの部分を指しているか十分把握をしきれないのですけれども、先程来、議員の方から色々な展開についての説明がありました。アートヴィレッジとしてお貸しをする時に、この場でも色々な議論をさせて頂いて、そして今の状況は、正しくそれをしっかりと実施をされ、言ってみればそれ以上の色々な展開をされているというように私は評価をしているところでございます。そういった中でアートヴィレッジとして、言ってみれば個人として、個人という言い方が良いかわかりませんけれども、色々な発想を持って展開をされるその部分については、やはり町づくり含めて大きな功績といいますか、そういったものがありますので、教育委員会としてもこれまで貸付をしてきたという立場においてもそういった色々な取り組みについては教育委員会が協力できる範囲において、しっかりと協力をさせて頂きたいというように考えているところであります。

質問 7番 岩崎泰好

1つは先程もお話した空き家の問題ですが、繰り返しになりますが、恩根内には非常に有効に活用できる空き家が沢山、今のところあります。確認なのですが、いわゆる空き家等対策の推進に関する特別措置法というのが平成27年2月に施行されて、その6条に、その法律に基づく空き家等の対策計画について策定をするというような条文がございまして今年の3月31日現在、国交省あるいは総務省の調べによりますと全国の45%が既に策定済みだということだそうです。43%については策定の予定に今あるという回答だそうでございますが、美深町はここのどちらに入るのか、入らないのかこれの確認をしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

ちょっと聞き漏らした部分があるのですが、空き家対策の関係だと思うのですけれども、そこまではわかったのですが、ちょっと後半聞き逃した部分があるのでもう一度お願いします。申し訳ないです。もう一度お願いします。

質問 7番 岩崎泰好

後半といいますと、6条に空き家対策の推進に関する特別措置法の6条にこの法律に基づいて空き家等の対策計画を策定するというような条文があります。これについて国交省あるいは総務省の調べの中では、今年の3月31日現在で全国の市町村の45%が既に策定済みということだそうです。43%が一応策定予定に今あるというような回答なのだそうです。この2つのどちらに美深町は当てはまるのか、あるいはそれ以外なのかということを確認したかったのです。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

今のところストレートに申しますけれども未定でございます。

質問 7番 岩崎泰好

それも策定の方向性についてはどう考えておられますか。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

未定でありますから、これから色々研究していかなければいけない部分も沢山含んでいるということでございます。

質問 7番 岩崎泰好

時間がないので、これはまた別の機会にこれらについてやりたいと思いますが、なかなかその構想自体が理解してもらえない。私の説明が悪かったのかもしれませんが、今、アートヴィレッジ恩根内というのは旧恩根内小学校の校舎を活用してのヴィレッジ構想という形で芸術村を展開しています。ここの持ち主は、うちだけではなくてうちを拠点にしてもいいけれども恩根内地区に沢山住宅、空き家があるから例えば大学を卒業して芸術を目指す方々、あるいはそういう方が沢山、芸術の卵が沢山いるからそういう人に空き家を提供するような形にすれば、この芸術村の広がりが恩根内全域に繋がるよねという、そういう発想です。構想そのものは。そんな中でやはり大事なのは、その提供する家屋について、町が一定程度の中の改装をするとか、あるいは手法は色々あるのでしょうけれども先程、例に示したような手法で進めるとか、そのような形でどうなのかなという疑問、質問でございました。それが1点です。そして集落支援については、既に北海道は16の市町村で集落支援員を迎えています。人数にしますと41名に上るのですね。その市町村の中でも特に東川は10人の集落支援員を抱えています。近々のところではニセコ8人、北竜2人それから白老3人、厚真3人、白糠5人という形で複数の集落支援員を抱えて地域の集落のしっかりとした支援員として集落の活性化の為に活躍しておられます。そのような形でしっかり集落支援員、今の我が町の集落支援員は農業全体に渡ってのことでございまして、一定の集落に対する支援員という形ではないと思います。それはやはりしっかりと集落それぞれに支援員を配置するような仕組みというのは今後つくっていく必要があるかなと思いますが、その辺の見解についてお聞きしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

集落支援といいますか、集落をどうつくっていくかの考え方でありますけれども、物事を生み出していくというか作っていく、これは私も馴染まない言葉というか知らない言葉だったのですけれども、啐啄同時という言葉があるようであります。非常に難しい言葉でありますけれども、何のことはないよく聞きますとヒナが孵る時に外側からつつくらしいのですね。それを合図に中にいるヒナが内側からつついて孵化して孵ってくるとこういうことのような正に啐啄、お互いにつついて同時にそして大きく孵っていく。こういう感覚で物事といいますか地域づくり、昔からよくあまりいい言葉ではありませんけれどもよそ者ばか者がよそから入ってきた人間が地域をつくっていく。問題はその人間が地域にどう馴染んでいくか、地域のことをどう考えてどう実行していくか1つの素晴らしい考えをもってもそれだけでは駄目だと。それだけでは駄目だと。やはり馴染む、特に馴染む、それが求められているのだと。だから外側から手を加えていく、中側から内発的に起きてくる。その辺のタイミングをどうするかということが1番、今行政に求められている大事なところなのだということを私自身も今教えられているところでございまして、その辺の兼ね合いを見ながら、この仁宇布の問題だとか恩根内の問題だとか地域集落支援員だとか協力隊だとか、そういうところに当たって参りたいと。基本的な考え方のことだろう。

質問 7番 岩崎泰好

最後ですか集落支援員の考え方ですが、ここのアートヴィレッジ恩根内を運営している方が既に10年ここで活躍しております。その方に具体的に集落支援員を町としてはしっかりと任命して、そういう芸術家たちを具体的に呼び込んでいくようなそういう仕組みを作ってはどうかという提案ですが、それを最後にしたいと思います。

答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)

先程、わかるようなわからない話をしたところでありますけれども、そのようなことも含めながら色々兼ね合いをしながら私自身よく考えて参りたいと思います。

質問 7番 岩﨑泰好

以上で終わります。

出典:美深町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる