美深町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月18日
自治会策定の地域計画について
2018年6月18日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「自治会策定の地域計画について」質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 岩崎泰好
それでは2点目に移ります。自治会策定の地域計画、いわゆる地域ビジョンというものは第5次総合計画で、どのように実を結んでいくいくのかという課題についてお聞きしたいと思います。平成23年度から始まりました美深町第5次総合計画は、今年度8年目を迎え、最後の仕上げの時期を迎えようとしております。現在17ある地域の自治会の地域計画の策定については、第5次総合計画に新たに位置づけられて実施をしてきた経過だというように認識しておりますが、それぞれの自治会が策定作業を進め、自治会運営の基本として計画実施に取り組んでいる、そのような状況だというように思っております。それぞれの地域のビジョンの進捗状況につきまして、第5次総合計画との関連について、17ありますから全部聞けばいいのですが、特に際立って農村部にあります2つの自治会を例に町長の考え方を伺うものであります。1つ目は恩根内自治会、これにつきましては、恩根内元気の源計画として住民の聞き取り調査を基に平成27年4月に計画を策定しております。地域で暮らす住民がいなくならないためにどうするかということを大きなテーマとして足の確保、バス運行体制の改善、雪下ろしや住宅までの通路除雪の課題、農業の担い手づくり組織の充実、新たな企業は作り出せないかという課題に取り組もうとしていますこの計画実行に美深町としてどのように対応し、地域計画の推進を実現しようとしているのかをお聞きします。2つ目には、仁宇布自治会の取り組みです。仁宇布自治会の町づくりビジョンには平成25年12月に策定をされ、地域の将来目標人口を現況70人から増加を目指す。として観光の拠点整備や山村留学の充実に加え、新しい移住者の入居しやすい地域環境や特性を備えており、新しい事業や産業が生まれる地域状況にあるとして計画を進めています。しかし、目指す将来人口実現には、住宅・住居の不足が立ちはだかっているのが現状であります。スバル試験場の拡充と、通年運用あるいはスバルの森構想の新たな展開など、それらを考えましても住宅政策に新たな施策が必要と思うところでございますが、仁宇布の将来像について町長の考えを伺うものであります。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
自治会策定の地域計画について、具体的には2つの自治会を例に挙げながらご質問を頂いたと思っております。自治会全部で17あるわけで、ご承知の通りだと思いますけれども、町内においては第1、第3これが未整備であります。更に農村部では敷島、吉野、斑渓これが未整備であります。その他はそれぞれ年度が違う部分もありますけれども、それぞれの自治会のビジョンといいますか、そういうものが整備されてきているという状況であります。そこでまず冒頭取り上げられました恩根内地域の関係でありますけれども、どの自治会もそうでありますけれども、自ら主体的活動の基礎となる連帯感の高まりの事業、さらには地域の活性化に資する事業、自治会が主体として計画をどうするか、策定するこういう基本的な考えがあるわけであります。恩根内の元気の源計画の推進でありますけれども、長く元気に暮らしていこうという目標の達成があるわけでありますけれども、町としてどのような計画の推進、実現をしようとしているのかという部分でありますけれども、基本的には地域住民が自ら実践する中で恩根内地域を地域としての活力を継続させて、生き甲斐をどうつくっていくか、地域をしっかり次の時代に繋いでいくかと、こういうのが恩根内元気の源計画を担っていると、こう見ております。したがって地域の主体的な取り組みとして、新たな若者の呼び込みを図るために、農業の担い手育成組織の更なる活動の充実、更には新たな企業の検討、住民の移動手段の確保、一人暮らしの住宅の確保など地域としてそれぞれ推進している事項と、行政としてはそれほど、まあ大体マッチしているなと思っているわけであります。更に公共交通の面から見ると実証試験の段階でありますけれどもそういうこともやっていると、更には恩根内旧保育所、これを町有住宅ふらっとコーポとして4戸の住宅整備を行ってきたということもあるわけで、いずれも地域計画に基づく地域からの要望を要望通りにいかない部分もあるのですが、そういうことを踏まえながら、これらの地域の目標に沿って、町としても一体感を持って目標達成に協力して参ったということであります。町としては今住んでいる方がいつまでも元気で暮らして頂きたい、併せて新規就農であるとかそういう方々、特に若い人達をこの地域に呼び込みたい、地域の担い手の確保、企業に結び付くための計画、推進に努力をして参りたいと思っているわけであります。2つ目の仁宇布自治会の町づくりのビジョン等でありますけれども、仁宇布についても恩根内と同様、非常に期待のもてる地域でございまして、ただ仁宇布地区というのは移住されてきた方が大変多いわけでありますし、また学校等もあるという関係もありますけれども、現在でありますけれども、平均年齢が34.6歳と非常に町一番若い地域であるということが言えるのかなと思っております。地域計画においては、山村留学を中心とした地域づくりを主体に、観光の中心地域としての交流人口の増だとか、新規就農者や新たな移住の受け入れなどを目標に掲げながら地域の活性化に努めて、これが出来ないか、こういう内容をもっているわけであります。これらの状況を踏まえて、町としても観光面もそうでありますけれどもトロッコ王国に対する支援であるとか、新たな産業、事業展開への支援、北部森林室等々との絡みもありますけれども、森づくりですか、観光資源の整備を始め、山村留学を含めた地域の学校に対する教育の充実とこういうものを進めながら一体的に考えて参りたいと考えております。ただ地域の要望もあるわけでありますけれども、地域もそれぞれその時々の事情がありまして、なかなかどう整理していけばいいのかと、正直言って難しい問題があると。ただご質問にありました、住宅だとか住居の整備、こういう不足している分も話としてわからないわけではないのですけれども、具体的に推進計画をもって今どうするかというところは、山村留学の進展の問題もありますけれども、現段階ではまだこうであるということを申し上げる段階ではないのかな、申し上げられる状況ではないのかなと思っております。ただ、スバル試験場の通年利用だとか、スバルの森構想と新たな展開もあるわけでありますけれども、これらの住宅政策との関連でありますけれども、仁宇布の地域計画の推進とは別な課題ではないのかな。必ずしもスバルから今こういうことが、という協議があるわけではありませんし、まだないような状況でありますので、具体的に要望として出てきている状況でもありませんので、今後わかりませんけれどもまだ今、明確に相談していくとか具体的に回答するという段階ではないとそう思っておりますので、ご理解を頂きたいと思っております。ただ先程申しました恩根内地域さらには仁宇布地域、両地域とも非常に活発といいますか、活性化されつつある地域だというように認識をしておりまして、町としても非常に大事な地域だというように認識はもっているところでございます。以上です。
質問 7番 岩崎泰好
第5次総合計画の中に地域ビジョンの策定ということを謳った、このことについて非常に私は評価をしたいと思っています。やはり地域がしっかりそれぞれの自治会が、自ら自主的に様々な課題解決に向かう中で、どう町に支援をして頂きながら協力してやっていくかということは、非常に大事なことだというように思いますので、今後もそれらの推進についてお力をお願いしたいというように思うところでございますが、今回2つの地域を取り上げた中身について、特に恩根内自治会の中では、今実証試験等を進めながら住民の足の確保等について色々試行錯誤しながら進めているところでありますが、基本的に、前の自治会長さんと色々話す中では、現状の中で、やはりバスは美深町から走ってくるのですよね。それを恩根内地域に住んで頂いて、恩根内地域で出発して恩根内地区に帰るというような仕組みをしたら、もっと今あるものが有効に恩根内地域をぐるっと周回できるようなことも可能ではないかと。具体的には色々この地域計画策定の中には聞取りの中で、足の確保という問題は非常に大きな問題で結構な方々が、足が不自由になると家からセンタープラザの老人クラブに行きたくてもなかなか行けないとか、あるいはバスにある送迎が充実すればもっと有難いとか、バスのきめ細かな対応、特に大手地区の週2回についてはバス停まで家族が送らなければ実現しないこともあるのだというような、それらの足の問題を非常に取り上げております。ましてやセンタープラザで行われている老人クラブの集まりについては、相当な人が出入りし集まっているというのですね。地域活性化のやはり大きな源になっているのですね。そういう意味では今、運転されている方をしっかり、例えば恩根内にしっかり居を構えてもらうような体制をつくっていって今まだまだ恩根内には住居として中を改装すれば、使える住宅が結構あります。そこをやはり改造して、次の問題にも絡んでくるのですが、そういうような仕組みをしっかり町として支援をして住民にとって安心・安全な地域づくりにやっていくことも必要かと思いますが、その辺のことを1つお聞きしたい。それから1つ今恩根内では1件あった商店、前は2件あったのですが、1件あった商店が情報では6月いっぱいで閉店をしてしまうというような状況にあります。地域の商店がなくなることについても非常に重要な問題でして、やはりそこで買回り品を購入していた方も近所には沢山おられて、その辺の問題をどうするかということと、もう1つはあそこにあった自販機ですね。自動販売機、あれについても今撤去してなくなると恩根内地域には自販機はずっとないのですね。飲み物1つ飲むのも購入ができないという状態になります。例えば私の私案ですが、センターのところに自販機を設置するようなことができないかとか、色々最低限でも沢山の人が集まりますから、そこに自販機を設置するような形が、上手に業者との話し合いをすれば可能ではないかなと思うところなのですが、その2件について恩根内についてはお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、具体的な話がありました。なかなか具体的、個別な課題について一般質問でありますから答えにくいわけでありますけれども、地域住民として特に恩根内さらには仁宇布等について色々な案件として多種多様な要望なり考え方が寄せられてくると、こういうことについては認識をしているわけであります。しかしながら個別案件的なことが非常にありますので、全町的なバランスだとかそういうことも考えながら、今後の1つの、いつもは申すのですけれども、ここで検討するとか何とかと言うと、すぐにどうしたという話になるわけでありますから、非常に辛いわけでありますけれども、正に言葉として検討させてほしいということでありますから、具体的に商店も閉じる、自販機がないとか、こういう話も承りましたので答弁は致しませんけれどもそういうことも頭に入れて参りたいと考えております。
質問 7番 岩崎泰好
次は仁宇布の方に移りたいと思いますが、基本的に午前中の同僚議員の質問の中でも仁宇布地区のあり方について議論もされたところでございますが、今町長の答弁を聞いておりますと、仁宇布地域は衰退を余儀なくされる地域という認識ではなくて発展向上するそんな地域として捉えているということがわかりました。やはり1つは住宅問題なのですが、仁宇布に関しては古い住宅は0に近い状態です。もう中身の改造もできないような所が何戸かあるくらいです。やはり山村留学制度の中で、この地を訪れてくれた親子住宅のお母さん方、あるいはあの地へ行って商売をやりたいなというような発想で来られた方、その方の中でも基本的に住宅がないということが1つのネックとして、やはり私の知り合いの中でも4人程が惜しいなと思うのですが、あそこに居を構えることが出来る住宅があれば、あの地に残ってくれた人がいたなという思いで今います。そういう部分では基本的に沢山の住宅はいりませんから、まずは1戸から、何かの形で住宅をきちっと整備していくというような手法をとって、あの仁宇布地区に残って自ら企業を興すなり、あるいは自ら仕事の場をつくるなり、そういうような形の居住者が増えるような施策というのが必要なのではないかと思っているところです。前にも何年か前にも話しましたが、山村親子住宅については相当大きな金額を掛けて住宅整備をしてきた経緯もありますけれども、今のこういう時代ですから若い人にとってはなるべく小さいお家で住むというのも1つのステータスといいますか、そのような方も結構おられます。例えばトレーラーハウスですとか、そのような形の最低限必要な物は揃っていて、そこに居住が出来るということだったり、そのような住宅が1戸、金額にしたら500万から700万、800万お金の掛けようですが1,000万以下で1戸の住宅をあそこに設置することができる、そのような状況になってきていますから、そういうような形で実証試験的に住宅をあそこに置いて、そこに住みたいという人の対応を進めていくような施策もこれからきめ細かに必要なのかなと思いますが、これらについて所見を伺います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
住宅が先なのか、住居が先なのか、非常に議論が難しいところでありますけれども、午前中の山村留学の話の中でも仁宇布の山村留学の居住地として4棟4人という話もあって、ずっと聞いていたわけでありますけれども、そういうことも踏まえながら、仁宇布の将来の住居のあり方等々については一定の段階で学校建設含めての絡みもあるのですが、そういうことも含めて考えていかなければならない、こういう時期だろうと思っております。ただ、いずれにしても、この住居問題というのは、学校建設程お金は掛からないとは思うのですが、それにしても財源問題含めて非常に金の掛かる話でありますので、実際山村留学なり仁宇布に住もうとしている方がどのような状況なのかということを少し考えながら慎重にこれは取り計らわなければならないと、建てたけれども入ってもらえないと、それも入ったけれども1年で帰ってしまうとか、こういうことではならないと。その辺の要望なり、地域の事情なり、皆様方の意見を色々参酌しなければならないと思っております。いずれにしても、今議員から言われている課題といいますかこういうものについては、認識は持っているつもりでありますのでご理解を頂きたいと思います。
質問 7番 岩崎泰好
もう1点、仁宇布の件でお話しておかなければいけないことがありますが、先程町長の答弁の中では、スバル試験場の通年運用の問題、あるいはスバルの森構想の問題については別な形だろうなというお話がございましたが、特に試験場の問題については企業秘密等もございますから、なかなかこれは難しい、ハードルが高いと思いますが、スバルの森構想については既に多分スバルさんはトヨタの森構想を参考にしながらそのコースを作ったのかなというように思われる節もあります。今、トヨタの森というものは、年間数万人の方々がその森に行くだけに訪れています。そのようなところですから、将来的な観光の視点からいきますと本当に沢山の人が訪れる場所になると思います。そうなってきますと観光に関わるその雇用の場といいますか、そのようなものもこれから考えていかなければならない、そんな時代だというように思っていますので、その点について、単にスバルさんが来て云々ではなくて、しっかりとした住宅を建てて、受け皿をちゃんと作っていくということが大事だと思いますので、改めてその点についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
スバルの森の構想というトヨタの考え方は抑えきれていないのですが、1つのスバルの森の構想といいますか考え方、スバルというのは、自動車会社どこでもそうだとは思いますけれども言ってみれば世界のスバルなのですね。言ってみれば環境問題がこれから大事になってくるものですから、そういうことで観光というよりも環境対策を意識した、こういうこともやっているのですよというところを見せなければならない。そういう観点だろうと思っております。そしてスバルとしてはこういう環境問題、例えば木材を山づくりに加工していくかとか、そういうことが今、内部で検討されているのだろうと思います。そういうことで我が町の林産業といいますか、山づくりといいますか、そういうことについて一定程度の理解を示しながら一緒になって進めようと。一時スバルとしての認証を取りたいというような話もありましたが、町なり、森林組合と一体的になりながら進めることができないかということも模索しているようでありますので、それらの考え方を大事にしながら、我々もスバルの考え方に協力をして参りたい。そしてまたスバルも我が町の森づくり等々について協力を頂ければありがたいと思っているところであります。
質問 7番 岩崎泰好
それでは3点目に移ります。地域資源や、と書きましたが、これは集落支援の誤りでした。