美深町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月11日
美深町冬季スポーツ振興の目指すべきところは
2017年9月11日、美深町議会の一般質問で、荒川賢一議員が「美深町冬季スポーツ振興の目指すべきところは」について質問し、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 荒川賢一 議員
- 答弁者
- 教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 荒川賢一
おはようございます。質問の前に、本年も様々な自然現象によりまして、度重なる大きな被害に遭われた被災地の皆様にお見舞い申し上げますと共に、行方不明者の捜索、今後の復旧活動をお祈り申し上げます。項目 教育、件名 美深町冬季スポーツ振興の目指すべきところは。について質問をさせて頂きます。平成16年にスポーツ関係者が一体となり、翌年から「美深町から世界への挑戦」を掲げたエアリアル競技は、世界大会へ出場する選手を輩出するまでに至っております。目指すオリンピックも節目のシーズンを迎えるにあたって、今後の冬季スポーツ振興について、質問をさせて頂きます。1点目、選手育成に伴う専任指導者確保についての考えを伺います。2点目、全国・全道大会運営経費に係る補助金の考え。3点目、平昌オリンピック事前合宿に来町する各国への対応策の考え。4点目、国際大会誘致に向けた取り組みの考え。5点目、冬季スポーツ拠点化実現に向けての考え。以上、教育長の見解をお伺いします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、荒川議員の方から美深町のスポーツ振興についてのご質問を頂きました。美深町から世界への挑戦を掲げたエアリアル競技に関して、ご質問を頂きましたので、ご答弁を申し上げたいと思います。今、お話がありましたけれども、「美深町からオリンピック選手を」の合言葉で町内のスポーツ関係者によるエアリアルプロジェクト委員会が立ち上げられ、全日本スキー連盟、日本スポーツ振興センター等のご支援と町内外の多くの皆様のご努力により、エアリアル選手の発掘、育成、強化が進められてきたところでございます。そういった状況にありまして、1点目の質問でございますけれども、専任指導者の確保についてであります。これまで、冬期間ではありますけれども、元オリンピック選手を専任指導者として、配置をしてきているところでございます。ご存知の通り専任指導者については、国内になかなかないないと、少ないというような現実がありますので、例えば、海外合宿等において、積極的にその海外合宿等に参加をさせて頂いて、外国のコーチに指導をお願いしてきたというような状況もございます。また、全日本スキー連盟との連携を深め、選手の育成、強化、充実を計ってきたという状況にございます。また、海外合宿等においては、多額の費用が掛かってきますので、エアリアル選手が充実した練習環境を得られるよう、合宿費用の面においても助成を行ってきたところでございます。2点目の全国・全道大会の運営経費に係る補助の考えについてでございますけれども、これまで通り、予算化については努力をし、予算措置をしてきたところでございます。また、平成29年度におきましては、関係者からの要望を踏まえ、予算の増額を図ったところでございます。3点目の来年2月に韓国・平昌で開催される冬季オリンピックに係る外国のチームの事前合宿等の関係でございますけれども、美深町での事前合宿は現在3ヵ国を見込んでいるところでございます。これらに掛かる必要な経費につきましては、今年度の当初予算で措置をしているところでございまして、その支援の主な内容としては、空港への送迎、町内での移動に伴うレンタカーの借り上げ経費、選手・スタッフ用の仮設ハウス等の他、海外チームとの交流や街頭のバナー・ポスター・グッズ作成など、町民と一緒に歓迎の気持ちを表していきたいと考えているところでございます。今回の事前合宿につきましては、現時点で100%決まっているという状況ではございませんが、私としては美深町に来ていただけるものと確信をしているところでございます。4点目の国際大会の誘致に向けた取り組みにつきましてでございますが、本年2月に海外チームのコーチ2名が美深町に視察に来ていただいております。その際に、美深町のコースを含め、受け入れに係る環境については、充分に大きな大会が開催できるというお話はされておりました。しかし、現実の問題等を考えますと、そう簡単にはなかなかいかないというのが現実だろうと思います。まずは、今年度、事前合宿等の受け入れをする中で、選手たちが実際にコースを飛んで頂いてのご意見も聞いていかなければならないと思います。また、宿泊施設をはじめ、受け入れ環境についても充分に見極めていく必要もあるだろうと思っています。最後に、5点目の冬季スポーツの拠点化につきましてですが、現在名寄市を中心に上川北部地域スポーツクラブ管内の地域において、冬季スポーツを中心とした各種事業の取り組みが進められています。将来的な拠点化を見据え、広域的な連携による取り組みを進めて行くよう努めて参りたいと考えているところでございます。以上、5点のご答弁を申し上げ、答弁とさせていただきます。
質問 5番 荒川賢一
選手育成に関して、再度お伺いをいたしますが、今まで通り冬場に専任コーチが来ておられますが、今は道の臨時職員という肩書も持っておりまして、今年度中に終了することになっております。その後、民間の方へ就職を視野に入れて検討しているというような情報もございますので、例年通りの形で、誰かコーチを招くようであれば、予算措置の時期でもありますし、早めに手を打つ必要があるのではないかというような感じをしております。マイナーな競技ですから、教育長がおっしゃる通り、選手等が終わった後の活動をなさる方も極めて少ないものですから、早急に手を打って頂ければありがたいと思います。それから、先程2点目の大会に関する決算の関係ですが、今年度、約200万の大会経費になっております。その中で、道のスキー連盟、全日本スキー連盟からの負担金が100万、道が30万、全日本が70万という金額でございます。広告代、関係者がプログラムの広告代を集めて55万円、それプラス参加料が13万円、町からの補助金が15万円になっております。町補助金の根拠は何なのか、それを1点お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
まず、指導者の関係でございますが、今、冬場に来ていただいているコーチが今年度で道を退職されるというお話は、その話が確定なのかどうなのかは、荒川議員は色々な方面からお話を聞かれていることだろうと思います。そのことについては、私がどうのこうのというお話を申し上げる予定はありませんけれども、色々な状況を踏まえる中で、エアリアルプロジェクト委員会として、そこら辺の指導体制をどう作っていくのか、そこら辺の考え方もまずは整理をして頂くと。そういった中で、町としてどのように対応していくかということが、考え方ではないかなと思います。そういった部分で、今のお話ですと今後に向けた、そう時間がないというお話ですから、そういった部分の一定の整理を頂く中で、町として出来る対応をどうしていくのか、そういったところはしっかりと関係者とも協議をしていく必要があるだろうと思っていますので、まずはその点でご理解を頂きたいと思います。それから、町の大会に対する助成の基本的な考え方でございます。これまでも、15万円を出してきておりますが、特に町長杯の実施をするということがありますので、そういったことをベースに置きながら補助金を出してきているということでございます。全道大会・全日本大会、基本的には全日本スキー連盟が開催をするわけですから、その中で経費を賄っていくというのが原則だろうと。ただ、言われる通り充分な経費ではないでしょうから、特に大会の関係者のご努力によって、28年度でいきますと、約56万円の協賛金を集められているということでございますから、そういった、言ってみれば官民協力をする中で、大会を支援していっているという状況であると思っていますので、特に荒川議員はその部分は充分ご承知のことと思いますので、ご理解を頂ければと考えています。
質問 5番 荒川賢一
予算措置等を関係者の中から、色々と小言を言われるものですから、切ない部分というのもあることだけは、ご理解を頂きたいと思います。3番目になります、平昌オリンピックの関係です。今年の2月に平昌オリンピック会場施設と合宿受け入れ候補国への誘致PRを兼ねて、数人、平昌の方へ行って面談をしてまいりました。後日、スイスとカナダのコーチが本町へ来町いただき、事前合宿地としての調査をしていただきましたが、話の中で改善してほしい要望事項が挙げられておりました。それをどう対応するかお伺いしたいと思います。まず、1点目、宿泊施設の関係です。直接、教育委員会の方には、課としては関係ない話にはなりますけれども、喫煙部屋の臭いを受け付けないと。当然、外人としてそうなのかという気がしますが、温泉には和室・洋室4部屋ずつ、喫煙できる部屋がございます。当然、事前合宿の際にはその部屋も使用しなければならないということになりますが、どう対応するか。長年染み込んだタバコの臭いを一時的にパっと消すわけにはいかないというような判断もあります。その辺の話を担当課、別の課になりますけれども、情報として共有されているかどうか、それをまずお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
先に、助成金の話がございましたけれども、荒川議員がそういった部分でご苦労されているということも充分に認識をしているつもりでございます。そういった色々な状況がありまして、本年度は15万から20万に増やしているということもご理解を頂きたいと思います。それから、事前合宿誘致に伴う宿泊施設の対応でございます。これについては、タバコの話も関係者の方からお話を伺っている中で、今年度の予算で温泉施設の方には、今、簡易的な分煙という形になっていますけれども、しっかりと分煙をする施設を整備頂くと。そして、その中で、それが出来た段階で、部屋等の喫煙については、温泉の方で対処頂けるものだろうと思っています。その対処の方法についても、関係課の方と協議をしながら、100%ご要望にお応えする部分が出来るかどうかはわかりませんけれども、対処をするという形で協議を進めている状況でございます。
質問 5番 荒川賢一
協議をして頂いているのであれば、ありがたいことですが、温泉の支配人にお聞きしますと、そういう話は一切聞いていないと言われるものですから、それで担当の課を通してきちんと方策を考えて頂ければと思います。もう1点、和室も利用するということになりますと、ベッドが洋室だけですから、当然、和室は日本人感覚でいくと敷布団というような感じになりますが、ベッド同様の厚めのマット等も、その辺の対応も何とかして頂ければというような思いもあります。その辺の話も共有されているかどうか、お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
先程のその喫煙の関係については、再度ご答弁申し上げた通り、町の方も担当課の方で一定の予算措置がされておりますので、その点もご理解を頂きたいと思います。それから、宿泊のベッド・布団の関係でございますけれども、当時来ていただいたコーチ関係者の話でいけば、当然要望としてはあったのでしょうけれども、和式の布団でもいいのだというお話もされていたというお話も聞いております。ただ、そういったこともありますので、その辺の話も含めて再度、また要望等ともお話等もしていきたいというように思っています。実際に、今のお話ですと支配人が知らないという話のようですけれども、私どもの聞いている話では決してそういうことではなくて、それぞれ担当する方それぞれあるのでしょうけれども、事前に布団のお話から、喫煙のお話から、全部協議されているという認識でおりますので、その点はよろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 荒川賢一
タバコの話で申し訳ないのですが、日本の受動喫煙対策は世界保健機構で言いますと、最低レベルだということで放送されています。事前合宿まで、あと5カ月を切っていますので、早急な色々な意味での検討をお願いしたいと思います。合宿等は、やはりオリンピックに向けて、いかに本番に向けてのストレスを溜めずに練習環境をきちんと整えるということが、そして送り出すということが大事であろうと思いますし、後々の各種大会にも良い対応になるのではないかというような思いをしております。それから、国際大会の関係の話ですが、先程申しました通り、2月に平昌の方の会場に行って参りました。施設、ワールドカップの運営も参考にして参りましたが、本町のFIS公認エアライズサイトがオリンピック会場に全く比をとっていないということです。それは両コーチからもお話があったと思いますが、全日本大会自体はFIS公認大会ですから、本来であれば外国人選手も参加しても構わない大会でありますけれども、各種ワールドカップ等の大会に曖昧ということで、他の選手の参加が望めない状況であります。毎年、春先にFISのカレンダー会議というのがございまして、そこに申請をして、認められると選手等も参加可能になるというような話でございます。国際大会を経験することによって、いずれは実施されるのであろう札幌オリンピック、そうなりますと、当然、エアリアル会場が候補地として期待が上がるのではないかと、そういう思いがあります。どうでしょうか、そのような考え方。可能性はいかがなのかをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
先程の喫煙の関係でありますけれども、いずれにしても温泉の対応によるところが大きいということでございまして、教育委員会としても出来る限りの対応をとって頂きたいということでこれまでも要請をしておりますけれども、今後も更に要請をしていきたいと考えております。それから、国際大会の関係でございます。議員がおっしゃる通り、今後の展開としてそういったことを考えていくということも1つの大切な考え方だろうと思っています。そういったなかで、大会そのものを行政側が進めるというものではございません。やはり、全日本スキー連盟、町内で言えば町内のスキー連盟なり、それからエアリアルプロジェクト委員会という核がございますので、皆さん方のそういった総意といいますか、それをやっていくのだと、そして色々な部分で汗をかいて頂く。そういったことが当然求められます。そういったものを踏まえた中で、町側として、どう対応していくのか。そういった環境が整っていくということであれば、これは最大限の取り組みをしていかなければと思っていますけれども、そういった関係者、町も含めてですけれども、一体の努力が必要だと思います。そういった部分で、なかなか簡単なハードルではないということも、ご理解いただけると思いますけれども、そういったことを充分、確認しながら進んでいく必要があるだろうというように思っています。以上です。
質問 5番 荒川賢一
5番目の冬季スポーツ拠点化について、質問をさせていただきます。教育長が申された通り、名寄が中心的に広域的にやっているのはわかるのですが、当初、エアリアルのプロジェクト委員会が発足して挑戦する時には、我が町にも何とかこの部分を出来ないかということで、議論した経緯がございます。うちの町に支障があるというのは、宿泊施設の数に、やはり問題があるということをお聞きしておりますし、そうなれば、年間を通して様々なスポーツの合宿だけの拠点づくりは出来るのではないかというような思いがございます。当然、合宿誘致を推進すると、交流人口の拡大に向けた取り組みが重要なことはご理解頂いていると思いますが、学生さん達が例えば、本町で合宿をすると言っても宿泊代が、やはり高額となるという感じで聞いております。団体競技になるとやはり難しくなると。少しでも安価で宿泊できるよう、天塩川自然学校の利用を考えて、料金設定をして、学生中心の合宿所の拠点として使用する策はないか、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今、名寄が中心として冬季スポーツの拠点化ということで、今、動いています。当初、プロジェクト委員会等と協議をする中で、冬季のナショナルスポーツセンターという考え方があって、そこを中心にどうかとお話をした経過もあったかと思います。町としても、そういったものが出来ないかということで、一定の要望等もしてきている経緯がございますけれども、残念ながら東京オリンピックが決まった移行、冬季のナショナルトレセンの話が、ほとんど今は消えてしまっているという状況を踏まえる中で、選手のタレント発掘という中で、国として、その今、名寄が中心となっているウインタースポーツコンソーシアム、そういった事業を立ち上げてきていると。これは、施設的なものだけではなくて、ソフト的に冬季スポーツを上川北部の地域を中心にどう拠点化をしていくかという取り組みでありますから、美深町としても、エアリアルという種目がその中に参加するイメージを持って、共同で元々、上川北部の広域スポーツクラブがベースにありますので、そういったことを取り組んでいかなければならないと考えています。そういったことで、拠点化については、冬季スポーツについては、そういった形で考えておりますし、また後段の合宿誘致という部分では、言われる通り宿泊施設がないというのが現実であります。ただ、今年も色々と高校のチーム、大学のチーム等も実は合宿に来て頂いておりますが、1つのチームが色々な事故で、大所帯でくるやつが来られなかったという非常に残念な例もあったのですが、段々とそういった部分では合宿に来て頂く状況というのは出てきているのではないかと。それから、町の方に持っている予算の中でも、本町に合宿に来て頂く団体に対しては、一部助成をしているという部分で、今おっしゃられた経費が高くなるという部分については一部ですけれども、支援をして来ていただける状況が少しはあるのではないかなと思っています。今後の部分ですけれども、言われる通り夏季のスポーツでいけば士別市が陸上等を中心としながら合宿を進めていますけれども、その部分でかなり受け入れができないぐらい来ているような状況があったり、そういった部分では色々な可能性が出てくるだろうというのは充分わかります。ただ、天塩川自然学校というものを1つ取った時に、言ってみれば365日しっかりと来ていただける状況であれば体制も作れるのですが、現状の中で体制をどう作っていくか、特に食事の面での対応というのが非常に苦労するという現状でございます。教育委員会の事業としても、これまで何回か使っているのですが、今後の課題というのはそういったところ。それもやっぱり利用頻度に応じたものが当然出てきますので、そういったものを総合的に対応していく必要があるだろうと思っています。そういった部分では、まだまだこれからの大きな課題として、認識しているという状況でございまして、直ちにそういった体制をつくっていけるという状況ではないということはご理解を頂きたいと思っております。
質問 5番 荒川賢一
先程、平昌オリンピックの関係で来年の2月に実施されますが、地元の選手、並びに我が町に縁ある選手がオリンピックに出場した場合、応援ツアー等の考え方というのはお持ちになっていますか。お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
その状況でどのように考えていくかなのですが、そこはやっぱりエアリアルプロジェクトなり、皆さん方と充分に協議をして見極めていかなければならないというように考えています。
質問 5番 荒川賢一
今月の9月18日になります、朝日新聞東京支社からスポーツ担当者が事前合宿の情報を取材に来ることの連絡が入りましたので、一応ご報告だけさせて頂きたいと思います。