美深町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月7日
美深ならではの教育スタイル(山村留学の充実・高校教育の支援)について
2015年12月7日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「美深ならではの教育スタイル(山村留学の充実・高校教育の支援)について」質問し、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 藤原芳幸
それでは一般質問をさせていただきます。今回美深町の地域創生総合戦略に対するメニューが短期間でこのように仕上げて提出されました。関係者の皆様の努力に敬意を表したいと思います。また、この施策が単なる補助金獲得と言うものではなく、この美深町の未来そして日本国の未来に大いに役立つものと信じ期待をするものであります。それでは質問に移らせていただきます。美深町、まち・ひと・仕事創生戦略の1つに教育環境の整備、充実があり美深ならではの教育スタイルを確立するという項目がございます。人づくりは対象となる世代により町が提供できるものと期待するもの、それぞれ違ってくると思いますけれども、ここでは就業前の子供たちを対象に具体的には生きる心を育てる教育として山村留学の充実、高校卒業後の支援も含んだ高校教育の支援を挙げております。これまで以上に力を入れていくという意思の表示と察するものでありますが以下の項目について教育長に質問をするものでございます。まず1番、生きる心を育てる教育それを実践する山村留学を充実させる。とありますけれども山村留学を継続していくという判断をどの様に下したのかお伺いするものであります。2番目、学校の継続が地域の存続に繋がる要素が大きい訳ですけれども仁宇布地区の振興と山村留学というものをどのように捉えているか教育委員会の考えをお聞きいたします。3番、美深小学校、美深中学校にも生きる心を育てる教育、美深ならではの教育、教育というものは当然大事でありまして美深ならではの教育スタイルを示し進めるべきと思いますけれども具体的な考えをお伺いするものであります。4番目として美深高校の支援拡大も基本趣旨は理解しておりますけれども支援の拡大から美深町が期待をしていくものはどのようなものがあるのかお伺いをします。5番、仁宇布の中学校の方ですけれども仁宇布中学校の山村留学の方に対する美深高校への進学の働きかけはどのように行われてきているのか。その実績及びそれに対する評価をお伺いするものであります。以上よろしくお願い致します。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、藤原議員の方から教育関係、特に山村留学等に対してのご質疑をいただきました。まずもって仁宇布小中学校が先日100周年を迎えたと言う事で本当に地域の方々の努力はもとよりですが、議会をはじめ関係する町民の大きなご支援ご協力頂いて無事に100年を迎えたと言う事は本当に喜ばしい事でありまして地域の方々そして町民の方々に厚く御礼を申し上げたいと思います。そういった中で山村留学の継続についてのご質疑でありますけれども山村留学そのものについて、これまでも学校のあり方などを含めながら教育的な視点それから地域づくりの視点というものを持ちながら仁宇布地域の仁宇布小中学校において山村留学という事は欠かせない位置付けであるという事で今回、新たに継続の判断を下したという事ではなくて、これまでも再三申し上げている通り基本的には継続をして行く事が望ましいと考えておりまして、そういった事をこの規約の中で唱ったという事でありますのでご理解をいただければと思います。次に仁宇布地区の振興と山村留学についてという事でございますけれども地域の振興という事は、本当に色々な方がご努力をされて地域づくりをどう考えていくかとう視点で考えていく必要があろうかと思います。この地域で暮らす住民にとって学校そのものがやはり心の拠り所と言っても過言では無いかと思っています。学校を核として地域が形成されコミュニティが確立されているというのも現実であろうと思います。言ってみれば学校があるという事で地域の活性化が図られるという大きな役割を果たしていると考えている所でございます。また山村留学そのものを考えてみた時にやはりこれは教育的な視点という事で見ていく事が必要であろうと思っております。全国から集まる子供たちが山村留学を通して大自然の中で学習をし、そして立派に育っていく事が出来る。言ってみればその事が本当に学校の特色ある教育ではないかと考えているところでございます。次に美深の教育スタイルという事でお話がございました。近年、幼児センターから小学校、中学校、高校、高等養護学校という形で美深町の教育として連携をして進めて行こうという事で3年ほどぐらい前から連携をする連携会議的な事を進めて来たところでございます。そもそも、教育そのものは、いかに環境を作ってその中で各指導を行っていただくかという事が基本でございますけれども、そういった連携を図る中で、これまで以上にプラスをして新たな教育スタイルというものが確立できないかという事で検討して参りました。これまでも各講師間での色々な連携の中での取り組みを近年、進めて来ているところでございますけれども、さらにどうしていくかと言う事で各学校の教育課程等の関係もありますから色々な調整が出てこようかと思いますけれども、何かそういった部分で特色、これまでにプラスした特色を持たせるような事ができないかという事を今、検討している所でございます。そういった中で例えばという事で近年、英語教育という事が求められておりますからそういう事にも視点を当てて行けないのかなと考えてみたり、今後に向けて検討しているという状況でございます。次に美深高校への支援拡大によってどういった事が期待されるかという事のご質問でございます。今回、新たな支援策としての条例を提案させて頂いておりますけれども、この事は美深高校へ入学していただける生徒をいかに確保して行くかという事が根底にありまして地元の高校の存続をさせていくという事を基本にしているという事でございます。地元に高校があるという事は単に高等学校の教育の場が確保できるという事ではなくて、それらを通して社会に貢献する人材を送り出していくというような事や地域にとって高校が地域に果たす役割と言いますか、そういったものが非常に大きいと感じている所でございます。最後に山村留学生の美深高校への進学の働きかけという事でございますけれども、27年度、仁宇布小中学校から美深高校へ入学いただいた生徒は2名でございます。生徒に対する美深高校の紹介等は随時行っている訳ですけれども生徒1人1人がどのような進路を目指して行くかという事もそれぞれの考え方、進み方がありますからそういった事も充分配慮しながら、それぞれの課題等を聞きながら美深高校への進学が適していると考えられる場合には美深高校等の良さもしっかりと伝えながら積極的にPRをして行きたいと考えているところでございます。以上ご答弁申し上げます。
再質問 6番 藤原芳幸
それでは今、お答えを頂きましたので順を追って1問ずつ再質問をさせていただきたいと思います。まず1番目の生きる心を育てる教育の中で山村留学をどのように結論を下したのかという事で私も従来からこの事は教育長とも色々お話をしている中で、これまでは継続するにあたっては当然必要だけれども地域の理解、地元の理解というものをずっと尊重してこられた訳ですけれども、まだそういう段階には至っていないというような回答、従来と同じ状況なのかなと思う訳ですけれども、もう一歩踏み込んで継続をするためにきちんと方針を打ち出す時期に来ているのではないかと考えている訳ですけれどもまずこの点はこれまで通り今、回答頂いた訳ですが具体的にその理解を得るために今後どのような形で動き出す予定があるのかどうなのかその辺をまず1点お伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
しっかりとした方針を出して行くべきであると、そういったお話でございます。基本的に先程もご答弁申し上げた通り、地域にとっての学校の位置づけなり、教育的な視点も含めて山村留学の大切さという事は色んな機会でお話し申し上げているつもりございます。そういった中で山村留学そのものが地域の学校を存続して行くという形で大きなポイントになろうかと思います。山村留学そのものがやはり地域の中で皆様のご努力の中で考えられてスタートした事業です。そういった事を踏まえるとこれからの山村留学を含めて地域の学校のあり方という事に対して、地域の中で十分なご理解を頂く中での考え方が必要になるだろうと思います。単に町の方だけでこうやりますと言っても大きな財政負担も出てきますし、そういった事を考えますと町全体としてのご利用をとっていく為にはそういった事を整理して行く必要があるだろうと考えているところです。
再質問 6番 藤原芳幸
そのような事をずっと聞かされてきている訳ですけれども仁宇布に関しては山村留学の継続だけではなく、そのための土俵作りというものも例えば学校の校舎等も含めて沢山ある訳で、逆に山村留学が非常に重要だという認識は同じく色んな意味での重要性というものが理解しているところだとは思うのですがそういう事であれば逆にその方針をしっかり進めるために住民との協議もして山村留学をしっかりと継続していこう、その中で来るからまた来年も開くかなというスタイルから、やるから呼ぶ、という形を自信を持って出来るような形の体制作りというのも早急に進める時期に来ているのではないのかなと。というのは北海道の中では山村留学、ここまで来る間にずいぶん減ってきている現状があるという中で美深の特徴として山村留学というのが美深小学校、中学校とは違った特色を持つ学校としての存在価値というのは非常に高いのではないのかなと感じている訳で、その辺ぜひとも今後、地域創生につながる部分と考えて進めていっていただきたいなと。その中で仁宇布の山村留学というのが、方針の中にもある生きる心を育てる教育、それを実践する山村留学という風に唱っている訳で、それだけの魅力が学校教育の中ではあるのかなと感じている中でどういう事なのかなと私なりに考えてみたのですけれども元来、日本国民というのは農耕民族で隣近所と助け合いをしながらずっと生きてきて来たと。最近はどんどんその辺が近代化して便利になってきて失われた現代社会がそう失いつつあるものが仁宇布には自然環境を含め人々の助け合い、その中で子供が育っていく環境、そういうものが非常に貴重な財産となっているのではないのかなと私は思う訳ですけれども教育委員会としては山村留学の貴重な環境、特色が残る部分としてはどのような考えがあるのかをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
前段の方の協議という部分ですけれども一定程度、地域の方々にも教育委員会と言いますか私の立場で山村留学を止めるとかなんとかいう事は一切言っておりません。基本的にはいつもお話し申し上げている通り私のスタンスとしては続けていくという事で地域の方々にもお話をしているというような状況でございます。そういった中で山村留学はやはり後段の部分にも係ってきますけれども地域の方々に支えられて、そしてやってきていると。以前はPR活動を含めて本州方面へ出かけてという事がありましたけれども、それよりは今インターネット等でPRする方が遥かに有効でありますし、毎年たくさんの応募を頂いているという状況でございます。そういった中で地域としてもご努力頂いていますから、そういった部分をしっかりと地域としての関わり方、考え方も再度まとめていただくという事が必要なのだろうと考えています。そして山村留学の持つ意味という部分になるのですけれども今、言われた通り地域の中で地域の人が色んな形でご協力を頂いて子供たちを支えて頂いて山村留学を支えて頂いているというのが現実でございます。その中で子供たちにしても社会勉強もしますし非常に意義のある事だろうと思っています。それと合わせて山村を目指して来る子供たち、大自然の中でという子供たちもいますけれども正直なところ色々な課題を持ってくる子もいます。やはりあの地域の中で育まれる事によって先程申し上げた通りしっかりと学校を卒業して、次のステップを踏んでいく事ができる事がそういった事が大半であると見ています。そういった部分では非常に山村留学の持つ意味と言いますかそういったものは大きなものがあると考えています。以上です。
再質問 6番 藤原芳幸
山村留学、地域との人々の関係、これがやはり大事だという話でありますけれども山村留学の事業がその仁宇布地区というものを支え、逆に仁宇布地区の振興が山村留学を支えていくという、そういう関係にあるのかなと思う訳で、教育委員会の中では学校をどのように運営していくかというのが仕事な訳でありますけれども仁宇布の場合では現在、トロッコ王国だとか色々な形で人々が関わっている中で山村留学が振興策の1つになっていると言っても過言ではないと思うのですけれども、そういった中で仁宇布全体の地域の振興という事を考えた時に、教育だけではなくて色んな部分が関連して来る訳なのですけれども、その山村留学を継続して進めていく中で他の部局と政策的には教育委員会の政策なのでしょうけれども仁宇布のあり方等について他の部局と協議をしてどの様な事が出来るのか考えられるかその様な計画と言いますか協議した事があるのか。あくまでも教育委員会での中だけで進めているのかその辺についてお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
山村留学が地域を支えているというお話でございました。確かにお互いに地域が山村留学を支えているというのも事実ですし、その事によって地域全体が頑張っていこうという事で学校を存続させて、反面から言うとそういった山村留学による学校が地域を支えていると。支えていると言うと意味合いが違うかもしれませんけれどもそういった関係で地域の中でしっかり取り組まれているという事はその通りだろうと思っています。学校の存続なり山村留学が地域振興にどのように役割を果たしていくか。学校そのものが地域振興、言ってみればそれに代表されるのが観光事業ですとかそういった形で今、仁宇布が非常に脚光を浴びて、その中心にある様に思いますけれども、その事が直接、学校があるからという事であるかどうかは一概に言い切れない部分だろうかと思いますが地域が学校支え、学校が地域を、力となると言いますかそういった部分で考えると学校があってそういったものが支えられているというのは意味合いとしてはあるだろうと思っています。その事は非常に大切な事だろうと思っています。直接、山村留学と学校の存在と返して地域振興、役場庁舎内での横の連携という形でそれをテーマに議論するという事は現実としてはございません。ただ、それぞれの認識の中にそういった事業を支える源の中には地域が努力をされて学校を残しているという事態というのはあるという事は認識をされていると考えています。
再質問 6番 藤原芳幸
当然、政策を施行していくとなるとそれぞれの分野、立場がありますのでその辺の理解はしています。その中でやるものはあっちがやらなければならない事、こっちがやらなければならない事というのは当然ある訳なのですけれども、どっちがやるかという事ではなくて振興策としてはそういう協議と言うものも必要というかそういう情報交換の中から得られるものもあるのかなと。それにプラス、人の移動の中で例えばそういう所に関わった人が来るだとかというのも最大限に期待をするところではあるのですけれども、そういった中でぜひ柔軟な考えの中で学校の教育とは言え間違いなく地域振興の1つになっているという点はあるのでその辺色々な垣根の高さ、低さはあるかもしれないですけれども一般のものとしてはそういうものをぜひ期待をして政策に反映されればすごく有り難いと感じる部分で今後そういうような情報交換がされる事を期待はするところであります。学校教育という事でいきますと今、仁宇布の話をしてきましたけれども、やはり町の小学校、中学校に子供たちがたくさんいる訳ですから、そこの中での美深の特色ある教育という中で教育長は環境づくり、そして特色をどう持たせるかという話を先程していただいた訳ですけれども、今後、色々教えていく地域創生の中で鍵になる部分というのが新しい事をどんどん見つけるという事よりも、これまで経験してきた事の中に色々なヒントがあるのではないのかなと。生きる心を育てる教育とここでは唱っている訳ですけれども新しい事ばかりではなくて現代社会が失ったものを再発見するという事も何かしらの鍵になるのではないかと。そういう事で失われていくものを伝承していくというような事で行くと美深町の子供たちにまず郷土教育というものを少し特色として、今もやってはいるのでしょうけれどもその辺にもう少し特色を出していく方法もあるのではないのかなと。その点、美深には色んな環境の中で自然環境だとか生物の環境だとか非常に良いものが残っていると私は思う訳ですけれども、その地域の素材というものをまだまだ有効に使える部分があるのかなと。例えば美深の場合ですと普通にあるので住んでいる人はなかなか気付かないと思うのですけれども、豊かな森があり、山があり、川があると。自然がもたらすその水の循環だとかというものを知ってしっかり美深の中で教えられる環境にある訳でその中で人々が営みをしていると。そして美深には天塩川という母なる川がありましてここは毎年鮭が上って来る訳ですよね。先月11月あたりは7線のところの川と天塩川との合流地点には、ものすごい数の鮭が上っていてそこで打ち上げられて死んでしまったところに上って来た鮭がまた間をくぐって上に上っていって、そういう命の循環というのが直接この目で見られる環境が残っていると。学校の先生にその話をしたら、ぜひ子供たちにそんな所、私も見たいし見せてあげたい、みたいな話もある訳なのですけれども、そういう素晴らしい目で見て、肌で感じる事のできる素晴らしい環境がこの町には残っていると。教科書を使った教育はどこの町でもできる訳ですけれども、美深ならではのそういう環境をして心が感じる場というものを提供できればこれはやはり生きる力だとか生き物を、命を大切にする、そういうものも非常に有効に伝えられる場であるのではないのかなと思っているのですけれどもこういうものが1つの美深スタイルとして教えられる部分の1つではないかと感じるのですけれども教育長はどのように感じるでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
最初の横の連携と言いますか、仁宇布の地域振興としての情報交換等、これはそれぞれの縦割りの中で壁があって出来るとか出来ないとかいう事ではなくて必要に応じてその部分については当然、協議をされていく部分ですし、その事が意図的にされていないという事ではないので、そういった事についてはご理解を頂ければと思います。美深スタイルと言う部分でのお話の中で、特に前段で現代社会が失ったものというお話がありました。地域の中でやはり子供たちが切磋琢磨しながら子供の社会を作っていくというような環境が薄れてきたという事は、これは言われる通りだろうと思っています。そういった中で各講師間の連携の中で、例えば幼児センターと小学校の中での連携ですとか、各学年の子供たちが幼児センターの子供たちと連携しながら、例えば5年生の子供にしてみれば来年1年生に入ってくる幼児センターの年長さんと交流を深めながら入ってくる準備をして入学した時にはそのお世話役となるというような形で、それは1つの例ですけれども各学年で色々なそういった連携がされています。そういった部分で幼・小・中・高という連携の中でそういったものが育まれている、これは1つの言われる通り教育の特に今、教育の中では学校主観の連携という事が言われておりますから、そういった部分で大切な取り組みであるという事でこれは大事にしていきたいと思っています。それからふるさと教育という部分でお話がございました。小学校では現在、社会の副読本を作っています。これについては先程色々お話がありましたけれども美深の自然ですとか産業ですとか色々な事が記載されている訳ですけれども、その中でも例えば小学校4年生で行けば森林学習ですとか地域の山作りを体験するとか色々な形で美深の町の産業である森林について勉強する、ですとかそういった機会が各部分で設けられている部分です。お話ありました孵化場の部分もそういった部分で載っていますし、そういった事を勉強して行くという機会はあろうかと思います。ただ実際にその現場に足を運んでいるかどうかと言う部分については、それぞれの授業の中での取り組みがありますから100%そうしているという事は言い切れないのかもしれませんけれども、そういった部分で一定の努力はされている部分があるという事もご理解いただければと思います。今、お話があったような事はとても大切な事ですから今後そういった部分がまだまだ色々な部分で取り組んでいけるという余地があるとすればそういった事を学校側に知らせていくのも大事なことだろうと思います。ただ最近の課題としては授業実数が増えてきて、いわゆる総合の時間ですとかそういった部分の時間がだんだん減ってきているという課題があるというのも現実でございます。そういった部分では学校現場では非常に色々な部分でのご苦労はされている事だろうと思っています。以上です。
再質問 6番 藤原芳幸
今の話で行くと色々な時間制限の中でなかなかその美深のスタイルを確立し、郷土を教える時間を取りたくても現場的には結構厳しい方向性もあるのだというような話も聞き取れる訳なのですけれども是非そういった中でもやはりさらにそれを増やしていくというのは現状として厳しいのかなと思うのですが時間数として確保がなかなか厳しいのであれば中身で色々工夫をしていくという方法もあると思うのですけれども今、色々失われていくものの中で環境だとか周囲の状況の中で色々な昔を伝える人というのも時間が経つとどんどん減ってきますので、その辺の生の声を伝えるような場というものがあったら学校の枠の中でそういう時間を持つというのは今、教育長が言ったように難しい部分があるのかと思いますけれども、どこかでそういう話を聞ける機会、子供たちが聞く機会、要するに苦労していた高齢者が話をできる機会、これがあったら良いのになと。早くしないとそういう事をわかった人が僕らではそんな昔の苦労話は逆に出来ないような年代でありますので是非そういう事も考えていただければ有り難いのかなと感じているところであります。そういった考えも私はあるのですけれども教育長はその事についてどう思われているでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
総合的な時間が減ってきたというお話を先程しましたが、これまでやってきた取り組みが縮小されたという事ではなくて総合的な時間の取り組みというのが各教科の中で取り扱われるようになってきたという事も現実ですので、そういった部分についてはご理解をいただければなと思います。それから昔を伝える人のお話という事でありますけれども近年では中学校で道徳の時間等で地域の色々な方々のお話を伺うと、そういった取り組みもされています。ただやはり申し上げた通り時間数的な事もありますからそうそう大きな数ではないのですが毎年、数人の方にそういった取り組みがされていると言う事でそういった部分については今後も推進をしていきたいと思っています。
再質問 6番 藤原芳幸
それでは美深高校の質問に移らせていただきます。まず先程の4番ですけれども美深高校の支援等の質問をした中でお答えを頂きましたが、はっきり言って高校がなくなれば何もなくなってしまうお話になるので、そういった中で今回の支援策というのは英断ではなかったのかなとそのように思って僕らも早く気づけばと逆に思ったぐらいこの時期としてはこれに懸けようという思いだとは思うのですけれども、その中で奨学金、これをやる事によって来てもらおうという事になりますと奨学金が直接魅力という部分よりも奨学金を受けるという事は当然進学が前提になる訳ですから進学を目指すという事になると当然、学力の充実というのが基本になってくる部分だと思うのですよね。それを進めるには美深高校ならではのメニューというものが必要になってくると。その中で教育長が言っておられた一つとして英語教育に力を入れていきたいというお話がございましたけれども英語教育に力を入れる、入れていく中で具体的な現状あるいは今後の予定として取り組みの例をあげて頂ければ有り難いと思うのですけれども。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
英語教育については具体的に今ここでどうこうというプランを持っている状況ではございません。先程、英語教育と言ったのは今、小・中学校、小学校での英語教育という部分が来年28年度に学習内容が改正される訳ですけれどもその中で教科として位置付けされるという事と、現在5年生、6年生が英語の時間としてやっているところが小学校の3年生から教科として入ってくるという事がありまして社会的な要請の中で英語教育は大切だと、1つの例として先程申し上げたという事をまずご理解ただきたいと思います。言われる通り今回の奨学金そのものは魅力付けの1つであるという事はそうであろうと思いますけれども子供たちがそれで即、美深高校に大きな魅力を感じて行く状況になるかというとそれだけでは足りないというのはご指摘のあった通りだと思っています。そういった事について今後、奨学金を出すという1つの目標は、美深高校は普通高校ですから普通高校の役割としては子供達にしっかりと学力をつけて、そして次に進んでいただくという事が基本だと思っています。それらについてどうして行くかという事を今、高校と協議させて頂いているという事でご理解頂ければと思います。
再質問 6番 藤原芳幸
英語は例えば1つの例として挙げられたとは言え、実際、英語検定だとかそういう事にもこれまでもそれなりに力を入れてきているとそういう実績を踏まえての発言ではなかったのかなと理解をしているところでありますけれども例えば英語に力を入れるのであったらそれを目指してやってくというのも1つの特徴付けにはなると思うのですけれども美深高校は3学年各1クラスですよね。英語の力をつけるには教科書をたくさん与える事よりも直接、会話ができる環境というのもすごく大きいのではないかと。子供達を一斉に外国に出すというのはできませんので私個人的に思うのは3名、要するに1クラス1名、外国の人をクラスメートとして入れないだろうかなと思う訳ですけれども、そうしたら部活だとか私生活を通じて当然、会話の中で英語教育というものに関心を持ってもらう。また当然、知識がとかそういうものも上がってくるのではないのか。1番、環境としてはそういう中に混ぜてしまうというのが非常に有効だと思うのですけれども、これは実際やるとなったら問題あるでしょうけれども1つの考え方として思う訳ですけれどもそれくらいの特徴だしてもいいのではないかと。先程申し上げた学校の存続が前提でありますけれども、それくらいの思い切った特色を載せるのも今回の奨学金と同様やはり必要と言ったらおかしいですけれどもそういうような英断も今後必要になってくると感じるのですけれどもその件に関しては教育長どう思われますか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
例えば英語教育という事を中心に置いたときに、やはり日常的な中で英語を使う機会をいかに作っていくかという事は大切な事だろうと思います。各クラスに英語圏の学生を連れてくるというのも本当に1つの奇想天外と言いますか、ご提案なのかなと思います。要はそれぐらい色々な取り組みがあっても良いのではないかというご提案かなと思います。どういった形で子供たちの学力の向上を目指した魅力付けができるか、そういう事を検討していきたいと思っています。
再質問 6番 藤原芳幸
あくまでも今後、それを決定した訳ではありませんので、今後色々特徴付けをしていく中でそういった事も含めた色々な議論の中で政策として特色が出せたら凄く期待をするところではありますけれども美深高校がこれまでもそうだったしこれからもこうあっていただきたいと思う部分で、まず美深高校の卒業生として各社会に出た後で、冒頭でも教育長が言われましたけれども社会への貢献、これが第一で美深高校の卒業生として美深の色々なイメージアップにつながる部分ではある意味貢献になってくるのかなと考えている訳で、例えば今回この夏、桜庭和さんが美深でちょっと育ったという中で一生懸命やってくれていると。多分なにが心に刻まれたものがあるのでは無いのかなと。そうしてみんながみんな言う形になればいいですけれども、そうはならなくても美深の高校で一生懸命学んでそして社会に出たその時に色々な支援をした結果そのような発信をする1人にでもなってくれれば非常にありがたいのかなと私は感じている訳ですけれどもそういった部分を含めて今回の奨学金の美深に貢献していただける部分というのはそういう事も含めてあるのかなと私個人では思うのですけれども、当然、何も出しっぱなしで終わるという事にはなかなか町民としても町民感情も有りますので何かを出す上で美深が何か期待できるものというのは当然考えられるのかなと。先程、教育長が言った社会貢献という中で美深に何かの形で戻ってくるというものを期待したい部分ではないのかというふうに受け取った訳でありますけれどもこの件に対してもうひとつ教育長の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今回、議案で出されている部分ですので、その内容についてここで詳しくお話しするという形にはならないのかなと思いますけれども、基本的にやはり地元の高校を出て社会でしっかりと活躍をして頂いて、それぞれの方々が美深高校出身者であれば地元の高校ですし、外から来られた方であれば高校3年間を過ごした地域として美深の事を考えて頂けるという事は、これは本当に携わる者としてそういった事を期待したいという所でございます。以上です。
再質問 6番 藤原芳幸
それでは山村留学から美深高校への進学の働きかけというところで27年、今年2名の方が入学をしていただいたという事で非常に心強く思う訳でありますけれども、この2名というのは当然、山村留学で来られた方がそのまま美深に残ってくれたケースなのでしょうか。それとも地元の子が入っているのか、そこら辺どうなのでしょう。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
山村留学で来られた方が地元に残ってくれたという事です。
再質問 6番 藤原芳幸
そうであれば当然こちらに出てきて住まい等の課題を色々解決した中でクリアしてきた部分に思う訳ですけれども、この2名がそういうような形で実績として残られたという事でいけば今後、先程の奨学金ではないですけれども当然、美深町内だけではなくて美深町外にも門戸を広げて人を来てもらおうという趣旨だと思いますので、そういう事であれば今回の2名というものが非常に貴重な経験となって次につながるのではないのかなと感じるのですけれども、よそから来た場合には同じような課題にぶつかると思うのですよね。例えば2名来るという事は3名来ても4名来ても受け入れる体制が可能なのか。その辺の今回の支援と合わせて整備しなければならない部分があるのか、その辺に関してはどの様なお考えでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今お話しがあった通り住宅の問題という事が大きな課題としてあります。今年入っていただいた2名の方は町の事業の方で支援して作って頂いた住宅、これは下宿用として整備して頂いた部分に2人、入って頂きました。実は下宿として適した場所というのはもう他にうちの町には無いというのが実態です。そういった中で高校の関係で今年、何回か地方の学校を回らせていただきましたけれども、やはりその住む場所という課題は大きな課題としてあります。基本的にはそういった子供たちが住んでいただける場所、そういったものをしっかりと確保していきたいという基本的な考え方を持っています。
再質問 6番 藤原芳幸
多分そこが進めるにあたっては現実として一番直面する課題なのかなと認識をしているようですけれども実際まさにその通りかなと思う訳ですけれども、あれもこれも全て満足に行くものというものは難しいかもしれないですけれども、今例えば美深町は今年から給食もして高校は希望者も給食を受け入れるような環境も有りますので、ましてこういった支援策が出てくるという事であれば、来るから何戸か用意しなければならないという、後を追っかけるようなのではなくて、逆にさっきの英断の話で、用意していますのでぜひどうぞというようなそういったスタンスもやはり時には必要かなと。それにはすごく大きな決断が伴うでしょうけれども、そういった考え方で今この時点でそれを作るというのはまず学校存続のために一生懸命やる中で難しいでしょうけれどもそういったものの進め方というものもやはり今後も必要になってくる場面がおそらくそう遠くない時に来るのかなと感じるのですけれどもその辺の見通しと言いますかそこらへんを伺って今回の質問これで終了とさせていただきたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
今回、地方の学校を回らせていただいた中でやはり興味を持っていただける方というのは現実問題としていらっしゃいます。そういった中で実際に美深町に来られるという事になれば、これは4月1日から何らかの体制を作っていくという事になりますのでそういった事を含めながら一定程度の考え方を整理して、そして次年度に向かっていきたいなと思っています。