美深町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月9日
仁宇布小学校及び美深小学校の教員住宅の今後の改築方針について
2014年12月9日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「仁宇布小学校及び美深小学校の教員住宅の今後の改築方針について」質問し、教育長 石田政充が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 教育長 石田政充
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 藤原芳幸
時間もありませんので次の質問に移させて頂きたいと思います。次、2番目の教育問題の中から、教育長に今度はお伺いしたいと思います。仁宇布小学校及び美深小学校の教員住宅の今後の改築方針についてということでお尋ねしたいと思います。学校教育の分野では懸案でありました美深中学校の改築、学校給食センターの建設に一定の目処がついたといってよろしいと思います。これからは大きな課題というものはこれまでも出ておりましたが仁宇布小中学校や老朽化した教員住宅の整備が課題になってくるのかと私は思うわけでありますが、この点に関して過去にも質問といいましてもまだ私は3年ちょっとしかやっていない中でこれまでに質問したなんて言って恐縮ではありますが、色々取りまく環境が変わってきたり、事業の進展等もありましたので、もう1度改めてお伺いするものであります。1番として仁宇布小中学校というものは地域作りには欠かせない存在となっており、山村留学の里として受け入れ態勢をしっかりと整えて必要な事項を調査し、早急に整備を進め、山村留学というイメージアップを図っていくべきではないかと考えております。2番目として美深小学校前の老朽化した教員住宅に関しては、必要な整備はしつつも将来は改築をしていきたいというような回答を以前に伺ったと記憶しておりますけれども、改築時期を示すことができる環境になってきたのではないかと感じているわけでこの2点についてお尋ねいたします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、藤原議員の方から仁宇布小・中学校の老朽化に伴いました施設の問題、それから山村留学の対応の問題も含まれているのかと思います。それから教職員の住宅の問題、大きく2点についてご質問頂きましたので申し上げたいと思います。まず、仁宇布小・中学校の校舎の問題でありますけれども、これまでも何回かご答弁申し上げてきている通り、校舎そのものが耐震の問題で整備が求められているという状況にあることについては既にご承知の通りであります。仁宇布小・中学校そのものの存在という部分も考えてみたいと思いますが、学校そのものはご質問にあった通り、地域の活性化に非常に大きく貢献している学校だと思います。ただ、教育的な視点ということは別にあると、それに合わせて地域作りと2つの要素を持った学校だろうと考えています。教育的な視点といいますと、地域で暮らす子供たちがこれまであそこの学校を使って育ってきたという大切な地域の中の教育の場であるという点が1つありますし、もう1つは全国から山村の学校を求めて集まってくる子供たちが学習をする大切な場であるという意味を持っています。また、一方で地域作りという視点に立って考えますと、本当に地域住民の方にとってみれば学校は心のよりどころであるということは言えると思います。そして、その学校を核として、地域が形成されていって、コミュニティが確立されている、そういう地域になくてはならない学校であるということが大きな役割を持っていると思います。そういった状況の中で、冒頭申し上げましたけれども校舎の問題があるものですから、これについてはやはり既存の校舎を改修して繋げていくことができればこれに越したことはないのですが、なかなかそうはならないということになりますとやはり多額の経費が係ってきますから、その中で今仁宇布に求められている教育、それから町全体でそこを負担していくということになってきますから、そういった部分でのご理解が必要になってくるだろうと思います。そしてそういった中で理解が得られるのであれば、やはり今の山村の体制も十分見直しをしながら体制をさらに継続できることが必要だろうと思いますが、なんと言っても仁宇布にとって1番大きな課題というのは校舎の問題でありますから、これについては先程申し上げた通り、町民の理解を含めて丁寧な議論をしていかなければならないと思っています。そういった部分で議員皆さんの色々なご意見も聞かせて頂きたいと思います。次に美深小学校前のいわゆる長屋の2棟8戸を指してのご質問だと思いますけれども、確か、昨年にご質問頂いて、将来に向けた改築を考えているということをお話し申し上げましたけれども、今年9月にこれらの設計業務についての補正を頂きまして、現在、それに基づいて作業を進めさせて頂いている最中でございます。次年度以降、予算措置に向けて協議させていただければと思っていますけれども、27年度にすぐ実施できるのか、28年度にずれていくのかどうか、色々な状況の中で協議させていただけなければなりませんけれど、教育委員会としてはできるだけ早く手を付けていきたいと、これも単年度で終わる事業ではないと思いますので順次進めていきたいと考えています。以上です。
質問 3番 藤原芳幸
今、仁宇布小・中学校の校舎をどうするかということは、最大の課題ということは皆さん共通だと思うのですが、山村留学という観点からいきますと、今年道東の何校かを調査させて頂いた中で、今後も進めようということでやっている学校と、残念ながら閉校に追い込まれた学校を視察させて頂いたのですが、共通していることは地元児童の減少或いは里親としてのなり手の不足というのがどこの地域でも同じような課題として浮かび上がってきて、その一定の線を下回った時にどうしようかというのが、今、山村留学をしているところの1つの1番大きな課題といいますか問題点があると伺っています。その中で例えば美深の仁宇布小中学校はおそらくその問題をクリアして現在に至っている、山村留学としての先進校の位置に美深はあるのかと感じるわけなのですが、まわりの状況としてはなかなか色々な課題を乗り越えられずに閉校していく学校が多い中で、全体として北海道として見た場合は縮小傾向にある中で、美深小学校の山村留学をどうするのかと考えた場合に、山村留学というものをきっちり確立するということが逆に教育長がさっき言った町民の理解を得ながらという部分の1つにもなるのかと考えているわけなのですけれども、そうなった場合は美深町を山村留学というものが胸を張って発信できるように色々な諸問題を精査して解決するものは解決する。そして改めるものは必要があれば改めるものも加えた中で、そして方向づけをきっちりして、その上で学校校舎をどうしていくかという議論もやはりあるのではないかと思うのですけれども、その辺に関しては教育長どう考えるでしょうか。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
山村留学の在り方ということで、これまでの何回かどうしていくのだという話をしているのですが、基本的には続けさせて頂きたいという話を申し上げました。今、他の市町村の例を取り上げられて、地元の子供がいるうちはと、いなくなったらどうしようかとそういう考え方は美深の場合はもう越えているのではないかとありましたけれども、それはこれまでの経験の中でそういった時期もあると、ただ、その問題が基本的に解決しているということではないということです。その過去に確か1年か2年か地元の子がいないという状況があったと思います。たまたま今地元の子がいらっしゃいますけれども、そういった議論が常にしていかなければならない議論だと思います。それとなんといっても大切なことは美深の場合は、地元の方たちが山村を支えている地元の住民の人たちがやって行くのだと美深も同じようにと里親から始まってやってきましたけれども、それの形を変えながら、一貫して言えるのは地域の人たちがしっかりやっていくのだという気持ちがあってこれまで続いてきている。これまで私も申し上げましたけれども、美深町は山村を進めていく基本的な考え方は地域の方の協力を頂かなければ、これは教育委員会だけでできる事業ではありません。ですから地域の方たちがしっかりとやっていくのだということの中で成り立っている事業であります。地域の人たちが地域の活性化を含めて残していこうとしているわけですから、そのことを大切にしたいと思います。学校の校舎の問題につきましても、やはりそこが1番大きなポイントになってくるだろうと思っています。そういったことをしっかりクリアできていければ、町全体の合意を含めた部分も先が見えてくるのではないかと思いますが、そういったこと大切にしながら山村留学をしっかり作り上げて行きたいと思います。
質問 3番 藤原芳幸
今、教育長が言ったのは非常によく解りました。一時、ちょっと美深の仁宇布もどうしようかという時期があった時も続けた結果としてまた人が増えて、また通う子供も出てきたと、逆の展開をしたら学校が存続をあきらめる、人もいなくなる、人もいなくなるから当然受け入れもなくなる、逆の形も起こるのですけれども、私としては、そういう方向を打ち出した中で新たな人が来て、また地域作りとしてそういう好循環が出来るような形を作っていくためには、やはり学校というものが1つの鍵になるのかという感じがしますので、山村留学としての地位をしっかりと築くことがやっぱり1番の学校存続の道ではないのかと思っています。その中で特に山村留学の親との関係というのは非常に大事だと思うのですが、他校へ行った時には学校のPRで1番大事な部分ということで、訪問して頂いたり、インターネットでの紹介よりもそこの学校を出た親がそこの学校が良かったというのが1番やっぱり良い形で後に繋がる部分だと聞いております。それでいくと仁宇布はそれができていないというわけではないのですが、そのことの関係からの卒業後も地域に移ってきた方というそういう移住にさえ繋がった時もあるわけで美深町もそういう可能性は十分あるのかと、そのためには是非腰を据えてじっくりと学校を今後どうするかという部分に関してはしっかりとした方針を出して頂きたいと思った中で、今回の質問とさせて頂いたわけでありますけれども、ちょっとそのことに関して教育長からも一言もらって次の質問に移りたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
山村に来られた方々の体験されたご意見というのは非常に大切なご意見です。過去にもそういった伝手の中で来られた方も何組かいらっしゃいますし、また、山村留学を終えて、本町に職を求めてという方もいらっしゃいます。ただ、やはり山村で来られた方々が将来の定住の中で家族を含めてという話になると、今日午前中から色々お話がありましたが、やはり職の問題というのが大きく係わってきますから、特に仁宇布地区ということを限定して考えるとその部分では非常に難しい。それぞれの方に力があり起業されるということにもなればそれは素晴らしいことなのですが、そういったことは課題の1つとしてとあるということは常に我々も募集の段階でも意識はしているのですが、どうしても募集の中で仕事がありませんかという話が出てきますから、そこを安易に受けてしまうと、またお互いに困ってしまいますから、そこはしっかりと意識を確認しながらやってきているという状況であります。言われるとおり経験された方の意見を大切にしながらその方が逆に言えばPR母体になって頂くのも大切なことだと思いますし、これまでの中でもそれはあるというこという認識していますので、しっかりとまた対応していきたいと思います。
質問 3番 藤原芳幸
最後の質問として、小学校前の教員住宅の整備を何とか今後早い段階で整備に載るように計画していきたいというような前向きな形を頂いたので、非常にありがたいと思っていますけれども、学校の先生方は美深に赴任が決まった時には、色々な情報交換がある中で、当然美深は寒い、雪が多い、そして学校の状況、給食がない、とそういう中で相当覚悟して美深に赴任して来られるというようなことを聞いたのですけれども、その内の寒い、雪が多いことはどうにもならないのですが、給食については先程申していたように、来年度以降の状況が進んでいる進展した中で、住宅の方はもう少し掛かるけれど、もう少し前向きにやっていきたいという話を伺った中で、安心して美深に来て頂いて子供の教育に専念をして頂けるような環境になってもらえたら本当にありがたいと、そんな中で地域活動にも加わって頂ければ本当にありがたいと思うわけですが、その住宅整備をする中で前にも言ったのですけれども、この美深の豪雪、厳寒、この地域の特性というものをしっかり理解した中での住宅建設は今まで色々なところで話が出てきていますけれども、是非、後になってこうであれば良かったああであれば良かったとならないような地域の特性を活かしたものをしっかりと設計した上で実現をして頂きたいというのが思うところでありますけれども、その考え方について教育長の考えをちょっと聞いて最後の質問とさせて頂きたいと思います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
教員住宅は、今お話があった通り認識して来られる先生方、色々な部分で気にされる部分の1つです。幸いにも美深町の住宅は、平均的には高い評価を頂いているとのことでありますけれども、ご指摘にあった住宅については、残念ながらその部分についてはあまり高くない評価ということで、今回、改修に向けた協議を進めさせて頂いております。住宅の基本的な考え方ですが、今2棟8戸と長屋形式です。来年以降に向けてどうしょうかと、それから教職員の数からいってどうしょうかと色々と考えさせて頂きましたけれども、基本的には4戸減らして4棟4戸の戸建てにしたいという考えでおります。その中で、やはり住宅そのものは借りて頂いている先生方がそれぞれに管理して頂くわけですから、しっかりと管理の部分についてお願いしていかなければならないと思いますし、良好な管理をして頂かなければと思っています。そういった形で対応していきたいと思います。そして、今の住宅プランの中で、どういった配置をするのが良いのかということも相対的な検討をさせて頂いていますけれども、それと合わせて地域の中の活動ということで、これは先生方がやはり地域に顔を知って頂くということが大事なことですから、委員会の立場でもそういったことがある毎に働きかけをしていますけれども、それぞれの地域からもまた声を掛けて頂いて、地域の中で学校の先生が今度来たのだという形で認めて頂けるような体制も作って頂ければ、今までも色々な形で取り組んで頂いていますけれども、さらにそういったこともお願い申し上げて、ちょっと住宅建設と最後の違う話になってしまいましたけれども、ご答弁させて頂きます。
質問 3番 藤原芳幸
ありがとうございました。