美瑛町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月12日
(1)中心市街地活性化整備事業の進捗状況について/(2)ゼロカーボンシティ宣言と地域脱炭素推進事業等について
2024年9月12日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「中心市街地活性化整備事業の進捗状況について」「ゼロカーボンシティ宣言と地域脱炭素推進事業等について」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 八木幹男
番号10番、八木幹男。質問方式、時間制限方式。質問事項1、中心市街地活性化整備事業の進捗状況について。質問の要旨、令和6年度事業概要書、中心市街地活性化整備事業の事業内容の目的・効果には、中心市街地における様々な課題を解決するため、商工業・観光業の振興、地域福祉の充実、既存施設の有効活用等を加えた、総合的かつ具体的な計画を策定し、町民の意見を反映させたすべての人が安心して住み続けることが出来る、あるいは訪問することのできる地域づくりのための長期計画とする。と明記されています。このことを踏まえ、令和5年第7回定例会における私の一般質問に対して、推進協議会メンバーに女性・若い世代の方にも加わってもらうことを検討する。また、原案的なものをつくり、それを広く町民の皆様に示して意見を聞く機会を設けていく。と答弁しています。その後、中心市街地活性化整備事業に関する基本構想、以下、基本構想という。に対する町民コメント、さらに、オープンハウス説明会、以下、説明会という。が行われていますが、町民の意見を十分聞き取れているのか危惧しているところです。そこで、次の3点について町長の考えを伺います。(1)町民コメントでは、基本構想を示して町民に意見を求めているが、どのような意見があり、どう返答しているのか。(2)説明会には、何名の参加があり、滞在したスタッフと町民とはどのようなやり取りが交わされたのか。(3)推進協議会、まちづくり委員会、企画委員会では、基本構想をベースに議論されていることと思うが、どのような議論が交わされているのか。質問の相手は町長です。質問事項2、ゼロカーボンシティ宣言と地域脱炭素推進事業等について。質問の要旨、令和4年4月28日、美瑛町ゼロカーボンシティ宣言をし、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すこととなり、宣言には、地域資源を最大限活用しながら、環境と経済の好循環による持続可能なまちづくりにつなぐ行動が必要です。と明記されています。このことを踏まえ、トライアル的ではありますが令和6年度、地域脱炭素推進事業として再生可能エネルギー設備等導入設置費補助事業の中で、木質燃料ストーブ等設置補助事業が盛り込まれています。また、公衆衛生協会では、昨年、幌延町の西天北サーマルリサイクルファクトリーを視察するなど、多様な取り組みが模索されていると理解しています。一方、地域経済・産業構造分析にあたり、買い物と暮らしに関するアンケート調査が行われ、漏れバケツ理論が提示されました。これからは、あらゆる事業展開に際し漏れバケツ理論の視点を考慮しながら進めていく必要があるように考えています。このようなことを踏まえ、次の3点を町長に伺います。(1)木質燃料ストーブの申請が、8月5日時点で4件あるが、どのような型式で、どのような燃料を使うものなのか。(2)公衆衛生協会で西天北サーマルファクトリーを視察してきているが、同行した所管課とその他の課との間で議論はされているのか。(3)木質燃料ストーブには、木質ペレット等の燃料が使われることになると思うが、木質ペレット生産事業を展開するなどの考えはないのか。相手は町長です。以上よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
10番八木議員さんからの2項目にわたります質問に答弁を申し上げます。まず1項目め、中心市街地活性化整備事業の推進状況についてお答えをいたします。美瑛町中心市街地活性化事業につきましては、美瑛に住む全ての世代の皆さまが快適に暮らしていけるよう、商店街の振興、地域福祉の充実と医療の確保、既存施設の有効活用等を図っていく目的で進めております。町民生活への影響や事業規模も大きいことから、自治基本条例の主旨である町民主体の自治の精神にのっとり、より丁寧に町民の皆さまの御意見を伺いながら進めてまいります。1点目につきましては、町民コメントは6月から1か月間募集し、町民から11件の御意見をお寄せいただき、これとは別に美瑛高校生から37件の御意見をいただいております。内容につきましては、福祉施設の拡充に関するものが最も多く、他には観光客の増加がもたらす混雑の解消、公共交通機関利用の際の利便性向上、ごみ箱の設置など、様々な御意見をいただきました。寄せられた御意見につきましては、町内各団体、交通インフラ企業、上川総合振興局で組織される美瑛町中心市街地活性化推進協議会に諮り、今後の計画にどのように反映させていくか御検討いただく予定です。2点目につきましては、6月7日から14日までの1週間、ビ・エールに特設会場を設け、計画に対して直接御意見をいただくオープンハウス型説明会を実施し、延べ155人の方に御参加いただきました。説明会では、基本構想策定に関わった事業者が会話を通して疑問点や改善点を聞き取りました。また、参加者が自由意見をメモ書きして張り出すなど、どのようなコメントが寄せられているのかも一目で分かるよう工夫しました。町民コメントと同様に、オーバーツーリズム解消のための御意見、駅のトイレ改修や飲食店施設の不足に関する御意見などが多かったと報告を受けております。3点目につきましては、現在、町民コメントとオープンハウスでいただいた御意見を基に、国及び北海道の補助金を遺漏なく該当させるべく、関係機関と調整の上、各種計画を作成し申請準備を進めている段階です。現状の計画に財政的な根拠を加味した上で、今後は、推進協議会を含め、まちづくり委員会等にも進行状況を御報告し、御議論いただく予定としております。質問事項2点目のゼロカーボンシティ宣言と地域脱炭素推進事業等についてお答えをいたします。ゼロカーボンシティ宣言を表明して以降、第6次まちづくり総合計画の基本目標の一つに、自然と共生し生活基盤が充実したまちを掲げ、気候変動と頻発する気象災害などの課題解決に向けた脱炭素社会を推進してまいりました。昨年度策定した再生可能エネルギー導入目標を基に、本町の豊かな資源の活用による脱炭素事業を実行するため、地球温暖化対策実行計画を現在策定中であります。また、地域脱炭素事業の一環として、町内における状況調査も兼ねた木質燃料ストーブや太陽光発電設備、電動生ごみ処理機の設置に対する補助事業を開始し、町民のゼロカーボン活動の促進と意識の向上を図ってまいりました。ゼロカーボンシティの実現が、すなわち循環型地域社会の形成であると考えております。漏れバケツ理論の視点を持ちつつ、地域資源やエネルギー、経済を地域の中で循環させることで、持続可能なまちづくりを目指してまいります。1点目につきましては、現在、申請されている4件の木質燃料ストーブは、全て薪を燃料とするものです。二次燃焼システムや二重煙突など、環境や安全面に考慮した要件を満たす型式となっております。2点目につきましては、幌延町の西天北サーマルサイクルファクトリーの視察に同行したのは、住民生活課の職員で、ゼロカーボンを担当するまちづくり推進課と情報の共有を図っております。現在は、資源ごみを再生する取組として、株式会社JEPLANとの連携協定により、ペットボトルのケミカルリサイクルが実現しておりますので、今後は、廃棄物を利活用する取組につきましても、様々な視点で可能性を探ってまいります。3点目につきましては、現時点で、木質ペレットの生産事業についての具体的な計画や民間事業者からの相談などはありませんが、木質燃料の材料調達や需要動向を調査するなど、木質ペレット生産の可能性を検討してまいります。以上でございます。
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。まず質問事項1につきまして再質問をさせていただきます。1点目では、基本構想に対して町民コメントを求めています。また、2点目の説明会においても、部分的な意見が多いように、いずれにしましても、部分的な意見が多かったんではないかなとこのように感じています。これはやはりコンセプトあるいはビジョンが明確に示されていないからではないか。あるいは、基本構想の内容を読みきれていなかったのではないかと、こういう疑問が付きまとっております。基本構想をそのまま提示するのではなく、町民に分かりやすい資料に焼き直して提示していかなければならなかったのではないのかなと、このようなことを考えています。したがいまして、現状を踏まえて、このまま先へ進む方針なのか、その辺のところにつきまして考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
基本構想につきましては、意を尽くして説明をし、拝見頂きご意見を頂いたという風に思っておりますけれども、受け止め側といたしましてまだ分かりにくい、もっと丁寧にというご指摘がございましたら、今後の同様の説明の機会の中で生かさせていただきたいと思っております。そして、ご質問のこれまでのパブコメ、説明会等で頂いた意見についてでございますけれども、ご指摘ですと部分的というご指摘もございますけども、本当にそれぞれの方々が自分の生活実感ですとか、こういうことがあったらいいなというような視点から、多くのご意見を寄せていただいております。改めてこう、町民の皆様が、中心市街地というわけではなくまちづくりに期待していることはこういうことなのかということを認識を改めさせていただく機会にもなりました。そして、この大事なご意見を大切にして一つでも実現していくのが私たちの仕事であると受け止めております。基本構想につきましてでございますけれども、基本構想を今、都市再生整備計画の事業に乗せ申請する準備を進めております。その中で都市再生整備計画にのせていくには基本構想の中の事業で該当しないものも出てきてございます。該当しないものを一旦外して申請はいたします。そういう意味で、基本構想の形が変わっているところがございます。といって、この一つの事業に該当しないからといって、当初、構想案の中に入っていたものを諦めるというわけではなくて、別の事業を別の補助金を見つけてきて実現していこうという、手続をこれからとっていくことになります。そういうわけで、基本構想そのものも形も変わっていきます。そして、多くのご意見を頂きましたので、この多くのご意見を踏まえた、包含した形の新しいプランといいますか、青写真といいますか、こちらをですね、策定をいたしまして、改めて町民の皆様にお示しをし、またご意見を承っていく。そういう手順で進めてまいりたいなと考えております。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。ありがとうございます。今1番危惧してますのは、多様な意見がちょっと少ないなと、こういう実感している視点からの再質問であります。やはりこれからこれからもまた多様な意見を、徴収していく事業がいろいろ出てくると思いますけれども、こんなくじ引民主主義、こんな考え方がありまして、ここで無作為に抽出された町民からコメントをもらうと。こういった手法も取り入れていかなければならない時期に来てるのかなと思っておりますので、その辺のことについて、多様な意見を集めるという意向からその辺のところの考えについてお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
一口町民意見を頂くというだけでなくてその中に多様性を含めというご指摘は本当に大切なことであると受け止めております。くじ引民主主義、抽出する形で、無作為でいろんな方のご意見を伺った本当にこれは新しい形だなと思って聞かせていただきました。ただいま、少なくとも僕自身はそのノウハウですとか、手法について深く知るものでないので、その技法などについて検討を進めて取り入れるものでありましたら早速に取り入れてまいりたいと思っております。一般論といたしまして、多くのワークショップ型のもの形式をこれまでもとってまいりました。パブコメも、様々な形で採用させていただいておりましたけれども、同じような方々いつも同じ方々が参加するという傾向がこれはやはりなきにしもあらずでございまして、より広範な方々のご意見を伺うにはどうすればいいのかというのは常に疑問、疑問といいますか課題としてどうすればいいだろうと思ってきたところでございますので様々ご指導ご提案を頂きながら、新しい形を探ってまいりたいと考えます。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。ここでは比較的前段的な質問になりまして、これから本題に入ろうかと思いますけれども、質問1全体で私が提起したいのは、中心市街地活性化というこういう命題で進んでおりますけれども、やはりこれは、美瑛町全体のデザインをしてから中心市街地を持っていくと、こういう進め方にしていくべきではなかったのかなとこういう思いからの質問ですのでご理解を頂きたいと思います。そこで町長の答弁の中に、地域福祉の充実を図っていくという文言があります。本町では、四つの日常生活圏域を設定し、小規模多機能型居宅介護施設の整備を進めてきまして、福祉サイドからのアプローチは完成形を見たと考えております。次のステップとして、まちづくり、地域創生サイドからのアプローチに向かう段階に来ているのではないかなと、このような視点から今回発信をさせていただいております。改正された社会福祉法では、重層的支援体制整備事業、このように名称がなっておりますが、最終的に目指すところは地域共生社会の構築、ここにあるのかなと思っております。この理念のもとに、美瑛町全体の地域づくりをしていく、こういう構想からスタートして、その一部分として中心市街地活性化事業があるべきではないかなと、このような考えをしておりますので、その辺のところの考えについて再度お伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
中心市街地活性化の考え方につきましてはまずは、駅周辺を中心とした地域の商店の振興、そして先ほど答弁申しましたけれども、既存施設が点在しておりますので、それの有効活用など、そしてにぎわいを地域に取戻していくというところの発想から生まれてきたものでございます。そして、様々な事業を展開するに当たりまして今ある事業、制度的にもエリアを区切る必要もございまして、一定の範囲内の中で、ここの課題を解決していくにはどうしていけばいいのだろうかというような発想のところの下で取り進んでいるところでございます。ただ、ご指摘のように、まちづくり全体の中でどう位置づけるのかという視点は決して忘れてはならないと思っております。それは総合計画等これまでの計画の中にも包含されているものではございますけれども、まちづくり全体の中で、どのようにこの中心市街地を活性化させていくのかということにつきましては、大きな視点の中で今後も取り組んでまいりたいと考えております。ただ、事業の選定していく上でエリアを確定するということの意味からも、中心市街地という部分にこだわって限っているということにつきましてはご理解を頂きたいと思います。もう1点の地域共生社会の構築につきまして全く同意見でございます。本日も、ご議論も頂いておりますけれども地域の中で住みなれた地域の中でいつまでも暮らし続けてくることができる。地域包括ケア、様々な呼び方あると思いますけれども、その実現をしていくのが美瑛町の福祉の在り方であると考えております。その観点から、この中心市街地がどういう機能を持てば、地域共生社会の実現に寄与していくことができるのか。どういうような施設設備があれば、より実現していくのかという観点で検討をさらに進めさせていただきたいと考えております。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。実はこのところ、なぜ出てきたかといいますと、町長も講師として参加頂いた北海道大学の公共政策大学院のサマーセミナー、こちらの中で、重層的支援体制の整備、こういった事例発表あるいは講師の先生からお話もあったんですが、やはり私たちの町で四つの日常生活圏の設定、進めてきた福祉の課題問題、この辺のところがブロックセミナーといいますか、グループ討議をした中でいろいろ質問を受けまして、美瑛のこともいろいろ聞かれていろいろ答えてきたその実感の中から出てきたことでありまして、やはり地域によっては、福祉事業者が主体となって小規模多機能、居宅事業をやっているところ、あるいは社協が主体となってやっていっているところとこういった事例も講師の先生から話がありました。目指すところはやはりこの地域共生社会、これからのテーマとしてはやはりこのまちづくりの視点、これがやはり1番大事なってくるんだろうなと思っております。そんな形から今回町長の答弁に頂いた地域福祉の充実、こういったことが入ってたもんですから、福祉の充実ではなくて、地域福祉の充実、こういった項目で、答弁頂いておりますので、その辺のところちょっとくどいようですけれども、町全体の福祉をどう考えていくのか、その辺のところもお考えをお伺いしたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
地域福祉でございます。四つの圏域AからDまでの圏域ごとに区分しその中で小多機を整備を頂き、実際に非常に有効な、取組を進めていただいております。そしてそれにのみならずさらに、より重層的な支援制度を構築していかなければならないというご指摘と受け止めているところでございます。大きく地域福祉の考え方述べよと言われたら、もっと大きな視点かもしれませんけれども、今回、中心市街地の中で、私が想定していたただこれは、町民の皆さんのご意見頂いてパブコメ等の中で当然修正が図られるべきものでございますけれども、私のオリジナルの発想といたしましては、中心市街地の中に、地域福祉としては、介護予防の機能をさらに強化していくところ、それと障がいのある方、高齢者の方、様々な立場ございますけれども、住みいい住居し、住み暮らしやすい、そういう環境を作り、あと、子どもたち。子どもたちと、高齢者、障がいのある方々が交流ができるような場所、そして、そういうような相談機能が一元的にできるような場所を先ほどのご質問等の中にあったんですけれども、住居と福祉が一体となっているような、そういうような機能というところが新しいこれから四つの圏域の中で今事業展開されてますけれども、さらに、ここの部分が実現していくとより美瑛町の地域福祉が充実したものになるかなという発想のもとで描いてはございます。ただここにつきましては、町民の皆様のご意見をお聞きし、それを中身を変更していくということは当然のことであると思っております。そして、ですねそういうような発想をしておりましたけれども、先ほど申しました、都市再生整備計画事業の中では、今言ったようなものは事業の対象にならないという風に国、北海道とのやりとりの中で明らかになってきたのが、もうここをほんとつい最近のことでございます。では、これをどうするのか、諦めるのかといえば、諦めることなく、別の補助金別の事業を探して何としても実現していく、そのことを進めることが、地域福祉の充実につながるのかなと考えているところでございます。ちょっとポイントが絞られてしまったかもしれませんけれども、今はそのように認識をしているところでございます。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。それでは続きまして質問2、ゼロカーボンシティ宣言と地域脱炭素化推進計画等についてお伺いをいたします。これからの経済活動へのヒントは次の二つではないかなと、このようなことを考えております。一つ目は、漏れバケツ理論、こちらの延長上では、町から出るお金を減らす、町に落ちる、それを加えて町に落ちるお金をいかに増やしていくかと、こういうところと、もう1点は捨てられているものをいかに資源化していくか、この二つが、二つにヒントがあるんではないかなと、このように感じております。このような視点から1点目の再質問ですけれども木質燃料ストーブの使用が、提案されておりますけれども、こういったことを見ていくとストーブは町内では作っていない、あるいは薪であれば町内からの調達になるかもしれませんが、木質バイオマスストーブだと、現状のままでは、疑問がちょっと残るのかなと、こういうようなことをしております。このような中、日本で最も美しい連合、美しい村連合加盟の山形県飯豊町、ここでは、飯豊形ペレットストーブをつくって、燃料の木質ペレットも町内で製造しているこんな事例もあります。やはりこういった、日本で最も美しい村連合いろんな町村がありますので、この辺のところと情報共有すると、こういう動きも重要と、以前にも話しましたけれども、こういったことが重要だなというのを実感した次第であります。このように町内に事業を起こしてお金を町なかで循環させる。あるいはもう一つ雇用の創出、この辺の視点も入れてこれから、仕組みづくりをしていくべきではないかなと思っておりますので、その辺につくことについて再度質問させていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
地域循環、経済の地域循環を図るということはご指摘のとおり本当に大事な視点だと思っております。例えば、Beコインもそうでございますけれども、なるべく、町内でお金を循環させていく。外に出さない、漏らすことがないように努めるということが基本にしてまいりたいと思っております。私もそのとおりであると思っております。そのために、様々な先行事例がございますのでご指摘のように、山形県飯豊も美しい村の仲間でございますので、様々今あるネットワークを生かしながら、一つでも多く有用な情報を収集してまいりたいと考えております。例示なのかもしれませんけれども木質ペレットについてでございますが、仮定の話の中で進んだ話でございましたけれども、ある事業者が木質ペレットを活用した事業展開をしたいという、ご提案といいますか、そういう発想がございました。そのときに、美瑛町内で木質ペレットを作れないかということを検討に入ったこともございます。その当時、美瑛町森林組合さんは、需要がある、ニーズがあるならば、事業としてやることは不可能ではないというようなやりとりをしたところまでは行ったんですけれども、結局は木質ペレットを活用した事業展開というお話自体がなくなったので、そのあと進んでございません。で、その時は木質ペレットの可能性というのは非常にあるなと思っていたところでございますけれどもその後、今、美瑛町としてのゼロカーボンの進め方もしておりますので木質チップを活用した、方策というものも様々検討しているんですけども、このチップ自体がもう今入手が非常に困難になってきておりまして、ペレットの材料になる、チップが品薄になってしまっているというのが現状でございます。で、木質バイオを基盤とした何か、ゼロカーボンの再生可能エネルギーを展開できないかなということで様々な角度から検討を進めているところですけれども、このチップ原料難が今、一つの課題として出てきているということをお知らせをさせていただきたいなと思います。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。よく、理解させていただきました。それでは、2点目のほうに入らせていただきます。ここでは捨てられているものを資源化する、あるいは雇用の創出、こんな視点からの再質問であります。西天北サーマルサイクルファクトリーに関してですが、ここでは使用済み紙おむつと自然乾燥させた木質チップを使用して、固形燃料のペレットをつくるとこういったシステムのようであります。捨てられている紙おむつに関しましては、ちょっと前なんですけれども町内の大きな介護施設の数字をちょっと見させてもらいました。そうしますと、過去5年間のごみ焼却費これを年平均しますと、年間61万円かかっていると。こういう状況もありまして、やはり紙おむつばっかり焼却に回してるわけではないと思いますけれども、非常に大きな出費となっているとこういった実情があります。また美瑛町全域を考えると、さらに多くの紙おむつの処理が焼却されているんではないかなと、こういうことを推測しております。このようなことを踏まえて、行政主導で構想を練ってみると、こういったことも必要な段階に来ているんではないかなと思っておりますので、先ほどの木質バイオマス、材料のチップが不足してるというのもあるようですけれども、この辺のところ再度こう議論してみる必要があるのかなと思っておりますので、その辺のところを再度お伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
紙おむつ、まず紙おむつも含めて今捨てられているものを資源として有効に活用していくという発想こそ大事であると思っております。そのような、何が今まで気づかなかった面、点もあろうかと思いますので、このようなものが資源になるのかということが、今いろいろ起きている時代でございますので、様々な情報収集に努めてまいりたいと思います。紙おむつの処理につきましても、紙おむつをごみとして出される事業者さん、家庭もですけども様々お困りなところがあるということは承知をしております。そして、紙おむつをペレット燃料化しているところがあるのも、この西天北サーマルリサイクルファクトリーもそうでございますし、もうしばらく前ですけれどももう富良野市さんは既に導入しておりまして、どのようなものであるのか私も見させていただいたことがございます。技術的には、紙おむつを衛生的なペレットにして燃料で再利用するということはもう確立していると思っております。その中で今回、この西天北、職員さんたちで視察をさせていただいた後、議員ご指摘のように、関係課の中で協議し、報告書をつくっておりますけれども、やはりその中で指摘しているのは、建設コストと維持コストが多額なものになっているというところの指摘がこの報告の中でもなされておりました。これが具体的な額がどのようなものかは分かりませんけれども、大きな、やはり、工場的なものをつくるとなったときにそこにかかるコストがどのくらいのものかというものは、これからも、十分精査していかなければならないと考えておりますので、この費用対効果の面を含めてしかし、再利用していくという視点は大事でございますので、着地点を図って検討を進めさせていただきたいなと考えているところでございます。(「はい」の声)
再質問 10番 八木幹男
10番、八木です。実はここ木質ペレットこれ取上げた理由はですね、実はこんなことがあったんです。美瑛高校に行き始まってから3か月になるんですけれども、こんなことを言ってる生徒が2人もいたんですね、1年生のインターンシップの応募を募ってるとこで、これからの美瑛で伸びる可能性のある産業は林産業関係だとこうやって堂々と言っている子が2人もいるんですね、インターンシップ第1志望、第2志望を取ってるんですけれども、第2志望はなくて、2人とも第1志望、林産業、ここをインターンシップで体験したいといった子が出ていまして、すごいなと思って、こんな思いから今回質問させていただいております。そこで、美瑛町ゼロカーボンシティ宣言では、このようなことが明記されております。地域資源を最大限活用しながら、環境と経済の好循環による持続可能なまちづくりにつなぐ行動が必要です。こういったことです。また、美瑛町ゼロカーボンアクションの中で、再エネ導入目標5、ここの項目の中に木質バイオマスの項目もありますけれども、極めて消極的な数字が明示されておりました。木質バイオマスはもっと大胆な発想が必要であり、投資に値する事業展開が可能な分野ではないかなと考えております。このようなことを踏まえて、ちょっとしつこいようですけれども、再度町長のお考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
森林林業の重要性というものはご指摘のとおりでございます。美瑛町にとりましても基幹産業、農林業でございますし、林業が他産業への波及効果大きいというところを見ましても、これからますます林業の振興というものを図って行かなければならないと思っておりますし、その中で新た担い手ですとか働き手が生まれてきてくれるというのは大変心強いしありがたいことだなと思っております。森林の利用方法といいますか、価値というのは、林業そのものはもちろんでございますけれども、今後、Jクレジットの取組なども進めていくように、ゼロカーボンの中では、今既に、事業化に向けて進めているところでございます。そのうちの一つに木質バイオもあるのかなと思っております。ただ、木質ペレットにつきましては先ほど申しましたとおりの状況でございます。近隣の上川の近隣の町にもございました木質ペレットの工場が閉鎖し、事業譲渡されたという例も今年ございましたそれだけ、材料の確保が難しくなっているという風に言われております。それは木質ペレットの件でございますので、それ以外に木質を原料とする、バイオエネルギー、再生可能エネルギーがあるのか、ないのかということを、進めていくということは、林業の振興を考える上でも重要なことでございますので、あらゆる可能性ですとか新しい情報などの収集に努めて、林業振興共々ゼロカーボンの実現に努めてまいりたいと思っているところでございます。