みんなの議会

美瑛町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月16日

未利用町有財産の利活用について

2022年6月16日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「未利用町有財産の利活用について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
桑谷覺 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 桑谷覺

番号8番桑谷覺。質問方式、回数制限方式、質問事項、未利用町有財産の利活用について。質問の要旨、町内にある公共施設の利活用については、懸案だった四季の交流館や旧五稜小学校が、民間活力により、リニューアルされ、新たな地域の振興が図られることが期待されるところです。一方で、旧宇莫別小学校や西美体験交流館の有効利用が未だ決まらない状況にあると思います。また、未利用町有地では、西大通沿いや、本町3丁目の旧郷土資料館跡地などが、利用目的が決まらないままの状態でおかれています。今述べた箇所は中心市街地にあり、町の土地利用計画上、重要な位置づけが必要で、利用目的が未だに決まらないのかもしれませんが、一方で町は、移住の促進や街中の空洞化を抑制する目的で、空き家対策などを図っていると思います。そういった中で、街中の大規模な未利用地が存在することは、まちづくりにおいてマイナスイメージに繋がると思います。そこで、次の3点について伺います。(1)旧宇莫別小学校や西美体験交流館の活用方法についての具体的な考えや、民間からの活用に向けた問い合わせ状況について。(2)旧郷土資料館跡地は、半径500m以内に駅や役場、町立病院などがあり、立地条件が最高の場所で、町の土地利用計画に関心をもっている町民も少なくないと思います。現段階でのまちづくりを進める上での位置づけや具体的な計画について。(3)西大通に面している未利用町有地の土地利用計画について。質問の相手は町長。よろしくお願いします。

答弁 町長 角和浩幸

8番桑谷議員さんからの未利用町有財産の利活用についてお答えを申し上げます。老朽化による建て替えや人口減少による統廃合等により、現在未利用となっている公共施設の利活用に当たっては、様々なノウハウを持つ民間事業者等から自由な提案をいただくことで、財政負担を最小限に抑えつつ、効果的な施設の活用に努めているところです。1点目につきましては、町ホームページ等により民間事業者等からの利用計画を募集しております。西美体験交流館につきましては、これまで数件の相談をいただいておりますが、施設規模や周辺環境などから活用には至っていない現状です。宇莫別小学校につきましては、現在地元行政区により部分的に活用されていることから、積極的な募集等は行っておりません。今後の施設の在り方につきましては、地区との協議の中で検討してまいりたいと考えております。2点目につきましては、当該地は平成25年から未利用地となっておりますが、議員御指摘のとおり、主要施設にアクセスしやすい立地から、今後の施策を進める上でも重要な土地と認識しております。現時点で具体的な事業計画はありませんが、令和2年に策定した「第2次美瑛町都市計画マスタープラン」に基づき、人口規模に応じて様々な都市機能が効率的に集積したコンパクトな市街地の形成を図ることとして、社会環境の変化や多様化するニーズに対応できるよう、引き続き活用に向けた検討を進めてまいります。3点目につきましては、当該地は平成6年に決定した鉄西地区地区計画において商業業務地区として位置づけており、幹線街路である西大通沿線へ商業施設等を誘導していくことを基本としておりますが、鉄西地区土地区画整理事業が完了して以降、土地利用が進んでいないのが現状であります。現在のところ、イベント広場や駐車場、冬期間の雪捨て場として利用しているところでありますが、大規模な未利用町有地につきましては、民間事業者等からの提案を募集する等の手法も含めて、今後の活用の在り方について十分検討してまいります。以上です。

再質問 8番 桑谷覺

はい、8番桑谷です。2回目の質問をいたします。1点目ですが、美瑛町のホームページ「廃校を活かした取り組み」では、旧西美小学校だった西美体験交流館は俳優の榎木孝明氏の水彩画を展示し、榎木氏を交えた写生会や絵画教室を開催し地域との交流を図られていたと思いますが、残念ながら令和3年10月に閉館となりました。この場所は道道沿いで、国道237号線からも近く立地条件は最高で、俳優の美術館ということでしたが、運営次第ではまだまだやれたのではないでしょうか。閉館に至った要因は何だと考えていますか。もう一校の旧宇莫別小学校は、北海道のホームページ遊休施設の紹介がありますが、平 成16年に用途廃止がされ、一部は地域の公民館、行政区会館として活用されているとのことです。この紹介では、「貸与・譲渡に関する条件等」の中に、「利用計画に応じて、土地の売却を検討します。」とありますが、どういった場合に土地の売却が可能になるのでしょうか。また、売却した場合、学校整備の時に補助金が入っていた場合、補助金返還はあり得ますか。2点目ですが、旧郷土資料館跡地は言うまでもなく、向かい側が町立病院その隣に農協があるなど公共施設や商業施設がある箇所で、合わせて道北バスの停留所も近くにあり、利便性も良く立地条件は最高と思います。しかし、以前この土地にプール建設計画があった時に、敷地が狭いという理由から今の丸山スポーツセンター横に建設されました。ですからこの土地の用途も限定されるのかもしれません。「都市計画マスタープラン」やその他のマスタープランに基づき計画されるとは思いますが、例えば自家用の交通手段を持たない人や介護を必要とする人など、いわゆる交通弱者向けの集合住宅的なものや高齢者サロン、或いは行政区会館が考えられませんか。箱もの建設になるかもしれませんが、必要な場合は箱もの建設も推し進めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。3点目ですが、北町の鉄西通り線は道路幅が37メートルもあり、広い公共空間で環境的に良好な場所だと思います。ここは鉄西土地区画整理事業で、町長の答弁のとおり当初は商業的な土地利用だったと思いますが、現在は住居系の土地利用になっていると思います が、この37メートルの町道沿いや駅横の未利用町有財産の立地条件はJR駅やふらのバスの乗り入れ、国道237号線に近く最高の位置だと思います。例えば町道沿いはそのままでは売れないので、区画道路や上下水道の整備が必要かと思います。町では実施が難しいのであれば、今、国土交通省で進めている「不動産証券化」の手法を活用し、地元企業による開発・改修ができる制度で、地域活性化に繋がると思います。ただし、土地の売却で地域住民などからの理解が難しい場合は、定期借地権の考えも必要になるかもしれませんが、改めて町長の考えをお伺いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい。再質問に対してご答弁を申し上げます。まず1点目、西美体験交流館のことでございます。西美体験交流館につきましては、観光振興、都市住民との交流など様々な目的を持って運営をされてきたところでございます。中心には、榎木孝明氏の作品を展示事業として人気を博してきたところでございます。閉館に至りました理由につきましては、様々ございますがやはり大きかったところは入館者数の減少のところをやはり考慮せざるを得なかったというところだと思います。開館後、平成17年の開館ですが、平成18年、19年には1万人を超える方の入館者数がございましたけれども、平成30年頃からは、1,000人を割って、900人台、800人台というような入館者数となっておりました。運営につきましては、指定管理で運営協議会さんが行っておりましたのでそこの在り方について私どもが口を出す立場ではございませんけれども、いろいろ工夫をされる中ででも入館者数が段々と減ってしまい、またそこに、このコロナの影響もあった中で一つの決断をされたという風に受け止めているところでございます。続きまして旧宇莫別小学校についてでございます。売却についてと可能かどうかということでございますけれども、売却自体は制度的には可能であるとお答えをさせていただきます。どういった場合にというのは、ご提案いただいた事業の内容につきまして売却することがふさわしいとそのことが事業の推進に役立つという判断をいたした場合、売却という一つの手段はあるという風にお答えをさせていただきます。その時の補助金の返却でございますけれども、返還の期間内である建物でございますので有償で売却をした場合は補助金の返還が発生していく、無償の譲渡であれば返還はないという風に制度的には理解しているところでございます。旧郷土資料館跡地についてのご質問でございます。議員ご指摘のとおり非常に立地のいい場所にございます。多くの方からも、であるからこそ、この跡地利用については注目もされている土地であるという風に認識をしているところでございます。今、議員から様々な形のご提案をいただきました。様々な意見をお聞きする中で、最終的には一つの形に持っていくというのが方向性であろうと考えております。その中で、箱もの建設になるけれども必要なものはやるべきではないかというご指摘ございました。私もまさにそのとおりだと思っておりまして、箱ものであるからこれはやらないと、箱ものはしないというスタンスではございません。必要なものは必要なところに必要な規模の建物、箱ものを建築していく、建造していくというのは、当然のことであると思っておりますので、何か一定の前提がある中で今考えているわけではございませんで、非常にオープンな中で必要なものを必要なときに建てていくということであろうと思っております。その時に大事にさせていただきたいのは、今、議員さんからもご提案様々な形のご提案をいただきました。町民の多くの方が、あそこの立地こうした方がいいだろうなという思いを持っていると思います。ですので、この形でこういう風な利用の仕方をしますという行政からの提案の仕方ではなくて、なるべく広く町民の皆さまが立地をどういう風に活用したらいいのかなというその意見を言える場、皆さまで討議してこれが一番いいねという風に最終的に形をもっていける、そういうような議論の進め方で非常に立地のいい場所の有効活用について考えてまいりたいと思っております。3点目の鉄西通り沿いの土地でございます。ご指摘の中では住宅、住居系の土地利用になっているとのご指摘ございましたけれども、あくまでも今のところも商業目的の土地という位置づけのままでございます。その中で、では一体どのように活用していくのかというようなご指摘、ご質問だと受け止めているところでございます。こちらの方も非常に立地のいいところでございますので、様々な皆さまの意見をお伺いする中で一つの方向性を持って進めてまいりたいと考えております。今、具体的にご質問ご指摘いただきました不動産証券化等の利用もということでございますけれども、今民有地だけでなくて、公共用地、民有町有地につきましても、その活用につきましても様々な手法、手段がございます。より民間の方々のアイデアが反映されやすいあるいは民間資本を利用しやすい形というのは、議員のご指摘のとおりあると思っておりますので、一番有意な、町の負担が少なく民間の資金を活用させていただく中で公共的な目的が達することができる、そのような建造物ができるという時代になっておりますので、議員ご指摘いただきました不動産証券化等の手法も、念頭に入れながら、あらゆる手法、手段、財源を考えながら町民の皆さまとともに土地の利用について考えさせていただきたいと思います。以上です。(「はい」の声)

再々質問 8番 桑谷覺

8番、桑谷です。では再々質問をします。1点目の旧宇莫別小学校や、旧西美小学校の件はわかりました。1日でも早く事業者が見つかり地域振興に繋げてもらえればと思います。もう一つだけ、二股にある自然の家は今後においてどうなされるのですか。答弁いただいた二つの施設と異なり、研修や宿泊施設の機能を持っていた公共施設と思います。あそこは昔は東京経済大学の学生や旭川の高校の合宿や、上富良野自衛隊の柔剣道の練習に使われていたと聞いていますが、立地的にも課題があるとは思いますが静かな落ちついた空間でもあるので、是非、企業や関係機関にアピールしてはどうですか、お伺いします。2点目ですが、前回も質問しましたが、隣接する町道丸山本町線は、街路樹とは言い難い大きくなり過ぎた白樺や冬の除雪に邪魔になる焼石など、ぜひ、具体的な土地利用ができた場合、その丸山本町線側からの出入口を確保するためにも白樺や焼石については、やはり整理した方がいいと思いますが、いかがですか。3点目でございますが、やはり未利用町有財産が第三者から見て魅力的で活気のある公共空間である必要があると思います。例えば町道鉄西通り線は「ほこみち」として道路幅37メートルのうち広い歩道を活用し、ベンチや食事施設やキッチンカーを並べて「歩きたくなるみち、居たくなるみち」として人の賑わいづくりができれば、結果として住みたくなるまちになるのではないでしょうか。また先程の人口増に向けて、移住者のベッドタウンみたいな、そういう用途も考えたらいかがですか、町長のお考えをお願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、お答えいたします。まず二股の施設についてでございますけれども、これまでも利用につきまして公募もしておりますし、関心を持っていただいた企業、事業者の方々を案内してきているという事例もございます。ただ、その中で最終的な結論まで至っていないという段階、現状ではございます。これまでも、公募をさせていただく中で関心をお示しいただいてますのでさらに、より広く企業の方々にここの立地の魅力などをアピールする中で関心を深めていただいて、二股の地で事業展開をしていただく。そのために、町としても必要な情報をどんどん出していって、いい形にもっていきたいなという風に考えております。町道丸山本町線沿いの白樺あるいは焼石等でございます。議員のご指摘ですと、跡地利用が決まりましたら、そこの邪魔になるようであれば撤去せよという話で、当然ご指摘のとおりその部分はさせていただくと思いますけれども、現時点でも、日常、町民生活を営む上で、街路樹等が生活の支障になっているということでありましたら、その跡地利用とは別に、町民生活の安全の確保というところから適切な対応をとってまいりたいと考えております。魅力ある公共空間、今もまた具体的なアイデアを頂戴をいたしたところでございます。今回のご質問の中で深くご指摘をいただきましたとおり、町内にまだ利用されてない公共的な空間、町有地が存在しております。そのままにしておくのは当然もったいないわけでございまして、町民の方に親しんでもらえる、また町民の方にも役立ってもらえる、地域経済に役立っていく、そのための活用方法を探していくというのは当然のことでございますので、利用計画が早急に進むよう町としても検討を進めてまいります。またその際には、先ほど申しましたとおり、町民の皆さんの意見が反映される、そういう形で未利用の町有地が新たに活用されていくという、そういう道筋をつけてまいりたいと思っているところでございます。ご指摘いただきましたような、キッチンカーやベンチ等の賑わい施設というのは非常に魅力的なところだと考えております。先日も、東京のど真ん中ですけど、丸の内にちょっと仕事の打合せがあって行ってまいりましたけれども、東京駅の真正面の丸の内の中でも道を歩行者道にしてそこにベンチを置いてキッチンカーを並べて、賑わいづくりを盛んにしているという姿を見てまいりました。区とも協力しながら、あと、東京都、駅前の大手企業とが連携しながらそういう取組を進めているということで、感銘を受けて帰ってまいりましたけれども、歩行者空間本当にそこを利用するだけでも様々な賑わいづくりができるという風に思っておりますので、今、議員ご提案いただきました方策も含めまして、より町民の方が賑わいを見せるそういう空間づくりを進めるということにつきましても町としても取り組んでまいる所存でございます。以上でございます。

出典:美瑛町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる