みんなの議会

美瑛町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月16日

(1)美瑛町自治基本条例(仮称)の構成と考え方について/(2)「0次予防」という考え方と「出歩きたくなる街」への環境づくりについて

2021年12月16日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「美瑛町自治基本条例(仮称)の構成と考え方について」「「0次予防」という考え方と「出歩きたくなる街」への環境づくりについて」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
八木幹男 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 13番 八木幹男

番号13番八木幹男、質問方式、回数制限方式。質問の事項、質問事項1、美瑛町自治基本条例(仮称)の構成と考え方について。質問の要旨、美瑛町自治基本条例(仮称)(以下「自治基本条例」という。)策定が、まちづくり委員会・策定専門部会で検討されており、先日、議会にも中間報告がありました。概念的な問題は、令和2年9月定例会における青田議員の一般質問で議論されていますので、ここでは、各論的な問題について議論していきたいと考えます。策定にあたり理解しておかなければならないのは間接民主主義が大前提であること、補完性の原理が背景にあるということを認識しておく必要があります。特に、間接民主主義に関しては住民投票の項目で記述されることが多くありますが、いずれも全体を通しての理念として踏襲していくべきことと考えます。さて、本町の自治基本条例案の条文は確認しておりませんが、構成面から見ていくと美幌町自治基本条例が見本的な存在で、更には多治見市市政基本条例の影響があるのではないかと推測しています。目指すところは、他市町村にない本町らしさを前面に打ち出した町民から見て魅力的な自治基本条例にしていかなければならないということではないでしょうか。そこで、次の3点について町長の考えを伺います。(1)「協働・コミュニティ」の定義と方策について。(2)「総合計画」が行政運営の括りで議論されるようですが、その関係性について。(3)「町外の人々との連携・協力」では、どのようなことを想定しているのか。質問の相手は町長です。質問事項2、「0次予防」という考え方と「出歩きたくなる街」への環境づくりについて。質問の要旨、これまでの予防には、1次予防(健康増進)、2次予防(早期発見・早期治療)、3次予防(再発・悪化予防)の3つあると言われてきていますが、最近は「0次予防」という考え方が出てきています。暮らしているだけで健康を保てるような社会環境をつくる。あるいは、本人が努力しなくても知らず知らず(無意識)の内に健康になるような環境設計をしていくという考え方のようです。また、「こんな町は危険!」、サークルが少ない、公園が近くにない、食事は一人でする、笑わない等をあげ、「町の環境」があなたの寿命を決めると指摘する人もいます。さて、令和3年6月の定例会では4つの生活圏域におけるB・C・D圏域の小規模多機能施設の方向性について議論させてもらいましたが、今回は、最も大きなA圏域市街地区に、どのような施策が最適か議論していきたいと考えます。今年度は、公民館事業の「スマートフォン講座」、介護予防事業の「サロン活動」の開催など「0次予防」的な環境づくりが多様に展開されていたのは理解していますが、これらはあくまでもイベントであって、これから必要なのは「あそこに行けば、何かやっている」あるいは、「誰かがいる」といった「通いの場」づくりだと考えます。そこで、次の2点を町長に伺います。(1)イベント的な開催ではなく、いつでも気軽に立ち寄れる場所が必要と考えるがいかがか。(2)公園は、孫とボール遊びができる環境にあるのか、あるいは、公園ごとに行動変容を起こさせるような仕掛け作りは行われているのか。質問の相手は町長です。以上、よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 角和浩幸

13番八木議員、八木副議長さんからの2項目にわたります質問にお答えをさせていただきます。まず1項目目でございます。美瑛町自治基本条例(仮称)の構成と考え方についてお答えします。美瑛町自治基本条例(仮称)の策定につきましては、現在まちづくり委員会専門部会において、様々な議論を進めていただいている過程でありますが、条例案の構成や条文につきましては、まだ仮置きとして進められております。地方自治制度の基本的仕組みは、議員御指摘のとおり代表民主制であり、自治基本条例は、代表民主制を補完するものであると認識しております。その上で地方自治の本旨に基づき、町民と議会、行政がお互いの立場と役割を尊重しながら対等なパートナーシップにより自治を推進することが重要であり、共有すべき自治の在り方としての基本的な理念やルールを明確にし、主権者である町民の「町政参画」と「情報共有」を保障するための制度設計が必要と考えております。部会では、これまで先例条例を参考にしながら議論が進められておりますが、特定の自治体のみを見本としているものではないと承知しており、本町の実情に即した本町らしい自治の実現に向けた条例案の報告を期待しているところです。1点目につきましては、人口減少、少子高齢化が進むとともに、町民ニーズの多様化に伴い、行政だけでは対応できない課題が生じており、従来の画一的な行政サービスの提供では、その課題解決にも限界があります。持続可能なまちづくりを進めるためにも、町政について共通認識を持ちながら、町民、議会と行政が対等な立場で連携・協力して進める「協働のまちづくり」が必要と考えております。また、コミュニティにおきましても、まちづくりにとって重要で欠かすことのできない存在であることから、その重要性を十分認識し、守り育てていく必要があるため、それぞれの主体性、自主性、特性を尊重しながら、まちづくりの大きな原動力となる活動の推進が必要と考えております。2点目につきましては、総合計画は本町の将来像を明らかにし、総合的・計画的にまちづくりを推進するための最上位計画であることから、まちづくりにおいて自治基本条例との両輪的な機能を期待しており、自治基本条例におきましても重要な位置づけになるものとなると考えております。3点目につきましては、町外の個人、法人、団体等との連携・協力を様々な分野において推進することは、重要であると考えておりますが、条例案への規定や考え方につきましては、今後部会で議論されることとなります。いずれにしましても、現段階で具体的な所見を示すことは、部会の主体的議論を抑制することにもつながりかねないと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。質問事項2点目の「0次予防」という考え方と「出歩きたくなる街」への環境づくりについてお答えいたします。病気を予防するための1次予防は健康増進、2次予防は病気の早期発見・早期治療、3次予防は病気の重症化予防やリハビリテーションという位置づけの中で、0次予防とは生活習慣の改善や病気の予防を推進するための概念であります。持続可能な健康にやさしい環境づくりも含まれるもので、老人クラブ活動や趣味に係る活動、また、外出のきっかけとなる公園の存在等も0次予防と密接に関連してくるものと認識しております。現在進められております生活圏域での介護予防の取組につきましても、それぞれの圏域の地域サロン等の活動で行っている人との交流や運動の取組など、社会参加や身体活動のきっかけとして、「フレイル」と言われる認知機能、身体機能の低下や虚弱状態に対する0次予防となり得るものです。1点目につきましては、本町では、町民センターや図書館、ビ・エールなど、町民が交流できる施設が多数設置されておりますので、イベントだけではなく、より気軽に御利用いただけるよう活用方法や周知内容の検討を行ってまいります。2点目につきましては、町内には誰もが憩える公園として、都市機能に適した配置計画によって現在20か所の都市計画公園を整備しております。御指摘のボール遊びにつきましては、運動広場を設置した公園もありますが、多くは狭小な公園であることから、他の利用者にも御配慮いただいた中での利用となっております。また、公園の中には、足つぼを刺激する通路や健康遊具を設置するなど、行動変容を促し、多様な活動や交流が可能となるよう努めており、引き続き公園の有効な活用を図るとともに、多様な役割を担えるよう機能の向上に努めてまいります。以上でございます。よろしくお願いします。

質問 13番 八木幹男

13番八木です。ちょっとデリケートな質問をしてしまいましたけども、よろしくお願いをいたします。第1項目の質問につきまして再質問させていただきます。現段階では、具体的な所見は求めておりません。部会の主体的議論に抑制をかけると、こういう部分がありましたら、避けて答弁いただいても結構ですので、よろしくお願いをいたします。ただ、議会は条例の審査あるいは議決をしなければならない、こういう辛い立場にあるっていうこともご理解をいただきたいと、このように思っております。本町の実情に即した本町らしい自治の実現に向けた条例案の報告を期待しているところであります。さて、1点目ですが、協働のまちづくりが必要と考えていると答弁をいただきました。これで十分なのですが、条例制定後の、特に地域はどうあるべきかという視点から議論をしていきたいと考えております。私は、令和元年第6回定例会の一般質問で、「地域運営組織」「行政区・町内会」などコミュニティーづくりについて、あるいは今年の第3回定例会で、小規模多機能施設のバージョンアップと地域運営組織の構築についてを一般質問をさせていただきました。いずれも前向きな答弁をいただいておりますけれども、実感として、具体的な動きができていないように感じております。協働とは、新たな公共を創造するために不可欠な活動と認識しており、条例制定と並行して、4つの日常生活圏での小規模多機能施設、この時の設立当時の議論のプロセス、こういうことがこのことを読み帰らせるというか、もう一度この動きを始め、それぞれの地域に何が必要かを議論してもらう必要があるのではないでしょうか。2点目、こちらは総合計画に関してでありますが、こちらも条例制定後の姿を想定しながら議論をしていきたいと考えております。こちらも令和元年第4回定例会で町長がデビューした時でありますが、何が何でも一番先に質問したいという意気込みが先立ってしまいまして、十分な議論ができていなかったかなと反省をしているところであります。こちらも策定部会の議論に影響があるという部分に関しては、答弁は求めません。しかし、総合計画策定は既定の事実であり、議論の余地はあると考え、再質問をいたします。総合計画はまちづくりを推進するための最上位計画であり、自治基本条例との両輪的な機能を期待しており、重要な位置づけになると答弁をいただきました。そう考えますと、最上位計画であり、町政運営の根幹をなすものである以上、町民、行政、議会、共有の関心事でなければなりません。前提となるのは情報開示であります。まちづくり総合計画(H18~H27年度)、前回の政策評価調書ですね、これがホームページに掲載されていますが、現行の総合計画の中間評価は見られません。現状、どのような状況で、どう判断されているのでしょうか。質問の3点目ですが、こちらは町外の人々との連携・協力、こういう視点でありますが、自治基本条例制定からはちょっと飛躍し過ぎるんではないかと指摘を受けるかもしれませんけれども、現状の課題として議論しておくべきと考え、再質問をいたします。本町の連携で最大の強みは、日本で最も美しい村連合の取り組みであり、ここでは町民同士の交流、あるいは経済活動をどうしていくのかと、こういった大きな課題があるように感じております。本町においては、まだまだ盟主として、連盟の盟と主ということでですね、盟主としての役割があるのではないかと考えております。また、直近の最新の最大の関心事は、連携中枢都市圏であります。ここではスタートに当たり、旭川市との連携が先行するものは、やむを得ないといたしましても、次の段階は周辺町村との足並みを揃えた活動、こういった活動が大事ではないかと思っております。旭川市の提案に参加する、参加しないの問題とは別に、周辺町村との町民同士の連携、こういった仕組みを作っていくべきではないかと考えております。以上、非常にデリケートな部分ではありますけれども、以上3点につきまして再質問いたします。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい。まず、先ほど答弁の中で、失礼な表現だったかもしれません。自治基本条例、ただいま部会で議論しておりまして、抑制するというということに最終的にはつながる恐れがあるということでしたけども、私が何かこう、ここで発言したことが、その部会員の皆さまがそこに影響されてしまっては、部会員の皆さまの自発的なこうアイデアが出てこなくなる恐れがあるかなという、そういう意味で申した訳でございまして、もちろん議会の役割の重要さというところは認識しておりますし、議会の皆さまと共に、今後とも進めてまいりたいと存ずる次第でございます。ご配慮いただきまして誠にありがとうございます。さて、質問の中でございます1点目の郷土のまちづくり、特に、地域コミュニティのところでございます。これまでも八木議員さんとはお話し合い、議論をさせていただいておりますとおり、地域運営組織的な、そういう地域の組織が今後大事になっていくんだよというご指摘に対しまして、私もまさにそのとおりだという同感を持って抱いているところでございます。ただ、ご指摘いただきましたように、では具体的に今の行政区・町内会、より良くしていくために何がされているのかという風に問われてしまいますと、ご指摘のとおりでございまして、これからまた一つずつ積み重ねてまいりますというお答えをさせていただくしかないのかなという風に思っております。反省を持って真摯に受け止めているところでございます。ご提案いただきましたように、各小規模多機能の施設がそれぞれの地域に設置された時、それぞれの地域で多くの議論を行い、その結果、この地域に何が必要で、そのためにはどういう施設、ハードが必要になるかという議論を積み重ねてきました。この時の経験値というのは非常に大きいものがあると私も思っておりまして、個人的には私が住む地域におきましても、その時の議論の結果というものが今も結びついておりますし、その時した議論があれどうなるんだろうね、これどうなるんだろうねというような話というものも、今も住民の間で出ていることを考えますと、やはり様々な住民の方が集まって、地域課題に向けた議論を重ねていくということの意味の深さというものを改めて認識をしているところでございます。今この行政区が形になっている中で、もう一度その議論が何もないところでできるかというと、少し難しい面もあろうかなと思っておりますけれども、その地域、地域で課題があり、また、様々な計画がある中で地域の方が集まっていただき、その直面してる問題だけではなくて、地域全体として、この課題、このテーマにどう対応していくのかという観点から、多くの住民の方が議論を加えて重ねていただくということは非常に有効だろうと思っているところでございまして、そのようなこちらから投げかけをさせていただくことも、行政の仕事だと思っておりますので、地域の方々が関わり、議論を重ねられるための種ですね、それをこちらから提供していく、そういうことに努めてまいりたいという風に考えております。2点目のご質問の総合計画との関係性といいますか、今の状況でございますけれども、これも自治基本条例と総合計画の関わりという面でいきましたら、想定されるのは、総合計画という美瑛町の最上位計画でありますので、その過程、総合計画を策定する過程の中で、町民の方、議会の皆さまの参加をどういうように確保していくのかという視点が一つ出てくるかなという風に思っていますのと、総合計画が出来上がった後、その後できてくる計画が、総合計画との整合性がどうなのかということも恐らく議論にもなり、そのことをどう担保していくのかというようなところが、自治基本条例との間の中で、今後議論のテーマになっていくのかなと考えているところであります。今、重要なのは情報公開という風におっしゃっていただきました。今の現在ある総合計画の見直しについては今後進めてまいりますけれども、現在、自治基本条例とは全く別のところで美瑛町共有ビジョンづくりという作業を進めております。先頃、7つの柱から成る美瑛町共有ビジョンを町民ワークショップ形式の中で作っていただきました。今はこの7つの柱を、ではそれを実現するにはどういうような施策が必要なのかということにつきまして、同じく町民参加のワークショップ形式でご議論をいただいておりまして、これが年度内に答申といいますか結論を出していただく予定になっております。これがまとまりますと2040年の美瑛町が目指すべき姿の大きな柱と、具体的な施策のあり方の方向性が示される訳でございまして、このことと総合計画をリンクさせる形で、最上位計画である総合計画の中に反映をさせてまいりたいと考えているところでございます。その都度、都度の情報公開につきまして、もちろん進めていくということと、それぞれの過程において意思決定が必要な場合につきましては、町民の皆さまの参加、議会の皆さま方の参加を経た後での決定というような透明な過程にしてまいりたいなと考えているところでございます。3つ目の連携の協力関係ということでございます。美しい村の取り組みでございますけれども、今、美瑛町は一会員として、連合全体の中の取り組みに協力する形で進めさせていただいております。この中で地区別で活動しているのが、最近の美しい村連合の傾向でありまして、北海道地区は非常に活動が盛んでございまして、先日も北海道で加盟している町村だけで集まって勉強会を開いたりというような活動も進めております。その中で美瑛町も、これまで美瑛町、浜田町長が会長として果たされてきた役割ももちろん視野に入れつつ、真似はできませんけれども、そういう位置づけでポジションだということで、深く認識をして発言をさせていただきたいなと思っております。そして中枢連携都市、旭川市のみならず、との連携でございます。現在の中枢連携都市の事業内容につきましても、旭川市だけの提案ではなくて、周辺町村から、これについて連携の取り組みしたいというものも含まれております。そういう形でございますので美瑛町からも提案することもできますし、一番、八木議員のご指摘の町民相互、あるいはこれは美しい村もそうだと思いますけれども、町民住民相互の交流、連携という部門につきまして、具体的な何かこう事業でうまく交流が進めるような、そういう形のものを模索しながら検討させていただきたいと考えております。答弁漏れがありましたらご指摘お願いします。(「はい」の声)

質問 13番 八木幹男

13番八木です。実はこの出す段階でちょっと考えたんですが、やはりこの多少議論しても、部会の審議には影響ないような部会かなというような感じを持ったものですから、私なりにそう判断をしたところから出させていただきました。それで、1点目のところだけちょっと再々質問をさせていただきます。先ほど町長から地元から動きがなければ、町側から働きかけることも町の仕事だよなということをいただきましたので、ここが全てかなという面もありますので、やはり以前に攻撃的行政ということで話させてもらいました。こんな形で、地域の課題解決には、やはりこのプッシュプルの関係、プッシュプルですね。押す引く、こういった関係が必要であると思いますので、先ほど町長から答弁いただいた動きをぜひ実践していただきたいなと思います。こんなことをなぜここを強調するかといいますと実はあの、議長がおられない時に視察の対応を一度出たことあるんですが、その時に慈光会の安倍理事長がこの先ほどお話しした内容を例題に上げて説明してくれた、こういうこともあったなということで、まとめた資料、まさにこれが地域づくりであるなと思っておりますので、その辺のところぜひ活用しながら地域活動に活用していっていただきたいなと。この辺だけ、再々質問させていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、小規模多機能の関係でございまして、私もほたるの設置の時に、当初から関わらせていただきまして、その過程で先輩であります七彩さん、ひなたさんのがどのような過程を経て造られていったのかということを学びまして、それを真似をさせていただく形で、住民がみんな集まって考えていこうよということをやってまいりました。それぞれのこの圏域の小規模多機能を設立する経験を持ってるこの各地域というのは、今のこの経験則がありますので、一度できたものなのであの時の経験を生かしていこうよという形の取り組みがやりやすい地域になっているのかなという期待も持っております。また、それぞれの地域外のところでおきましては、じゃあ新たにこのような取り組みをしていただく、そういう機会をつくっていくというのが、ご指摘のように重要であろうと思っています。おまかせ民主主義という言葉があります。決して、自治体が偉そうに言う訳ではありませんけれども、何でもかんでも町民の方から自治体やってくれ、やってくれと言われるよりは、町民の皆さんも主体的になって一緒に考えてくださいということは、やはり私たちは提案をさせていただきたいです。もちろん自治体の仕事を放棄してる訳ではございません。一緒になって考えていきましょうというスタンスで臨んでまいりたいと思っておりますので、じゃあ考えてくださいというだけでは中々動きづらいと思いますので、具体的な話し合いのテーマになるようなものを投げかけさせていただくということが重要になってくるのかなと思いますので、どういうような中身でご議論いただくようなテーマがつくれるか、更に検討させていただきたいと思います。(「はい」の声)

質問 13番 八木幹男

13番八木です。質問を変えます。2項目の方につきまして質問をさせていただきます。こちらにつきましても令和2年第1回定例会で、類似した質問をしておりますが、重複しないような再質問をしたいと考えております。まず1点目ですが、町民が交流できる施設は多数設置していると答弁をいただきました。まさにこれは理解しておりますけれども、ここで考えていきたいのは、既にある洗練された施設ではなく、昔どこの家庭にもあったような縁側のような、余分なお金と気を使わない居場所というんですか、こういったことが街中にできないのかなというようなことを想定をしております。イベントとして開催されている、いわゆるこのサロンのエブリデー版というか、毎日使えると、こういった施設が街中に何か所か設置できないのかなという内容です。ここにつきましては、全く新設するという高級なものは必要ありませんので、やはりコーヒー、紅茶が100円で飲める程度の施設、空き家の活用で十分だなと思っておりますけれども、こんな形で私も後期高齢者、一歩手前まで来ましたので、コロナの関係もあって実は行くところが、行く場所がないんですね。やはりこういったことで、やはりこういった気軽に行ける場所というのが必要ではないかなというように感じております。ここでフレイルにならないためには、食事、運動、社会参加と言われていますけれども、これが中々できないっていうことなんだろうと思います。居場所づくり、機会づくりをして、とにかく家から出てもらって誰かと会話してもらうと、こういった機会をつくっていく、こういったことがこれからやっていく重要なことではないかなと考えております。それから2点目ですが、本町には公園があり、ポケットスペースがあり、多種多様な設備が豊富に用意されております。これからはやはりこの、これを使って、人をひきつけるというか、ストーリー作りというか、一工夫必要なのではないだろうかと考えております。うまく仕掛ければ人は動くものではないかなということを感じております。例えば公園等のベンチの背もたれに町民が創作した詩歌や絵などを作品として埋め込む。今流でいえば俳句なんでしょうかね、こういったものを載せていくということもアイデアとしてあるのかなと。あるいは公園に子どもと年寄りが一緒になって落書きをできるスペースをつくる、こういったこともちょっとしたアイデアではないかなと思っております。あるいは公園のサイズ、あるいは地域性、こういったことも交流して、世代間交流を想定した公園活用の、やはりこのストーリー作りといいますか、人を動かす仕組みづくり、こういったことが発想の転換が求められている時代ではないかなと思っております。まだまだアイデアによってやれることがたくさんあるように感じております。中々具体例出すことできませんが、この辺のところ以上2点につきまして、再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、2点についての再質問をいただきましたけれども、お聞きをさせていただきますと、元は一つでありまして、今あるものを有効に活用せよというご指摘だという風に受け止めております。多くの方々が気軽に来れる場所ということは先ほど何箇所か挙げさせていただきましたけど、もちろんそういう箇所、基本的にお金がかかる訳でもございませんので、更に有効に活用していただきたいなという風に思っている面もございます。ただ、それぞれに機能を持った施設でございますので、そうじゃなくて、もっと気軽にぷらっと来れる場所なんだよということであろうかなという風にも受け止めさせていただきました。その中で、空き家で良いんだと、一軒家で良いんだというご指摘でございます。美瑛町の中で今、空き家対策というものは非常に重要な課題になってきておりまして、空き家の現状の把握から、それの活用方法などについて、今後、美瑛町としても取り組んでいかなければならない課題になってくるところでございます。そういうような中で一つ、地域の方に、このように楽しんでもらう場所として使っていただける、そういうご指摘を、ご提案をいただきましたので、これ非常に有用だなあと思いながら聞かせていただきました。空き家対策という意味も含めまして、地域の方が、どこでもすぐに来れる、気軽に来れる場所、そして会話をしてもらえる、フレイル予防になる、そういう機能を持ったものに、上手く今ある資源が活用できるのであれば、それ以上のことはございませんので、空き家対策という面からも含めて、ご提案を受けさせていただきまして今後検討を進めさせていただきたいと存じます。また、公園の方も同じ趣旨で聞かせていただきました。まさにベンチで背もたれに、絵や俳句をはめ込めて飾れたらどうだとかっていう、町民の方々の活動がここに入り込むことによってより親しみを持ってもらえますし、集まりやすい、来やすい場所になるかなという風に思っています。これまでの発想でいきますと公園があって、場所があって、遊具を設置してという発想なのかもしれませんけど、その発想の転換といいますか、もっと柔軟に、もっと自由に考えながらより多くの人が集える場所づくりというご提案と受け止めましたので、町職員の発想もより柔軟になり、自由なアイデアが出てくるような、そういう庁内の雰囲気づくりも努めてまいりまして、豊かな発想の下、町民の方が安心して安全に、また、幸せに暮らせる、そういう環境づくりに結びついていけば良いなという風に思っております。そのように努めてまいりたいと思っております。(「はい」の声)

質問 13番 八木幹男

13番八木です。こちら1点目も2点目も目指すところは一緒で、私なりのコンセプトといいますか考え方は、街中は町民が交流する舞台であると。こういったコンセプトでぜひ取り組みをお願いしたいなということであります。ちょっと先ほど質問を忘れたんですけれども仕掛けづくり、あるいは発想の転換という面で、現在配食サービスやっているんですけれども、逆にこれが孤食を、孤立の孤ですね、孤食を助長するサービスになってるのではないかと。こういう仮説を立ててみてはどうかということです。こういったことの裏返しとして、サロン活動の拠点に人数分の弁当をまとめて出かけていって食べてもらう、こういった仕掛けのやり方もあるのかなというようなことも感じております。あるいは、家に閉じこもりがちなのは、やはり男性なんだと思うんですね、男の問題だと思います。やはり男性を引きつけるには、やはりこの公民館事業でやっておりますスマートフォン講座であるとか、あるいはパソコン講座、こういったところには男性も若干出てきてくれるんではないかなと、このようなことを考えております。これからの方向性としては、やはりこの単独事業ではなくて、公民館事業、あるいはサロン活動、公園活用、これらを組み合わせて何かできないかと。課を横断した発想が求められると、こういう時代に来てるように感じております。本町においては、美瑛町役場はシンクタンクであると私なりに解釈をしております。お年寄りが街中に出てくるようになってから高齢者の医療費が下がったねと、こういったことを効果を期待して、このような私なりのこの変な発想ですけれども、こんなことをやりながら、やはりこのまちづくり、健康づくり、こういったことが大事なのではないかなと思っておりますので、ちょっと拍子抜けの質問かもしれませんけれども、再度答弁を求めます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

八木議員さんがもう力説をされている、これまでの力説の中のとおりだと私も思っております。街中で人々が普通に暮らしていく、楽しんでいる、そのことが0次予防でもありますし、健康・予防になれば良いんだよと、特別なことをするなと、街中で人が集まってきて出てきて、動きをしてほしい、そういうための仕組みづくりを行政頑張れよと、提案いただいてるという風に理解をしております。本当に様々なアイデアの中で配食サービスが孤食を助長するという面は、これ間違いなくあるんだろうなという風に思って聞かせていただきましたし、サロンで食事出してるところもサロン活動なんかありますけれども、そういうようなサロン活動だけではなくて孤食を防ぐという様々な観点が結びついて一つのものになっているのかなという風に思っております。スマホ講座等アイデアいただきましたが、これは多分、個別的にその一つ、一つをどうしろということではなくて、例えばこうであって、人が出てきて、閉じこもりにならず交流するには色んな手立てを考えよということと受け止めております。その時に、ご指摘のとおりでございますけれども、行政の縦割りの中で、それぞれの持ち場の中だけで考えているようでは、やはり今の閉塞感といいますか限界があるのかなと思っております。中々機構を簡単に変えていって横串刺していくというのは難しい面もございますけれども、それぞれの職員の意識を変えていく中で横の連携も含めて、縦割り行政の悪いところに陥ることなく、自由な発想がより職員の中から出てくる、そういう雰囲気づくりは先ほどと一緒ですけども、そういうような自由濶達に意見を言ってそれが実現できるような雰囲気づくりを、私も庁内で構築をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

出典:美瑛町議会 令和3年第6回定例会 2021年12月16日 議事録 PDF(60ページ) 間違いを知らせる