美瑛町議会 令和3年第4回定例会 2021年9月16日
(1)美瑛版「令和の日本型学校教育」の構築のために/(2)連携中枢都市圏構想の現状と課題について
2021年9月16日、美瑛町議会の一般質問で、青田知史議員が「美瑛版「令和の日本型学校教育」の構築のために」「連携中枢都市圏構想の現状と課題について」について質問し、教育長 千葉茂美、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 青田知史 議員
- 答弁者
- 教育長 千葉茂美、町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 青田知史
11番青田でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。11番青田知史、質問方式、時間制限方式でございます。質問事項1、美瑛版「令和の日本型学校教育」の構築のために。質問の要旨、令和3年1月に中央教育審議会より「令和の日本型学校教育」を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~についての答申が出されました。これにより、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと、協働的な学びの実現のために、6項目の改革の方向性と、9つの各論において基本的な考え方と取り組みの方針が示されたことで、従来の日本型学校教育を発展させ、「令和の日本型学校教育」が構築されるであろうと期待しています。社会の在り方が劇的に変わる「Society5.0時代」の到来、新型コロナウイルスの感染拡大など先行き不透明な「予測困難な時代」を乗り越え、児童生徒が豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となるために、答申は、①学校における働き方改革、②GIGAスクール構想の強力な推進、③新学習指導要領の着実な実施、④社会に開かれた教育課程、⑤学校教育を支える全ての関係者による連携等が重要であるとしています。本町においても様々な取り組みが進められていますが、美瑛版「令和の日本型学校教育」の構築のために、次の5点について伺います。(1)ICTを活用した学びの現状と課題について。(2)障がいのある児童生徒の学びの充実について。(3)新しい担任制の導入とその意義について。(4)いじめの発生状況と防止対策について。(5)不登校対策について。質問の相手は教育長です。質問事項2番、連携中枢都市圏構想の現状と課題について。質問の要旨、人口減少・少子高齢社会にあっても、地域を活性化し経済を持続可能なものとし、住民が安心して快適な暮らしを営んでいけるようにすることは自治体に課せられた大きな使命です。連携中枢都市圏構想は、地方圏においても、相当の規模と中心性を備えた圏域の中心都市が近隣の市町村と連携し、コンパクト化とネットワーク化によって「経済成長の牽引」、「高次都市機能の集積・強化」及び「生活関連機能サービスの向上」に資するために、一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点となる連携中枢都市圏を形成することを目的に、全国34圏域で展開されています。美瑛町は平成26年に旭川市と定住自立圏形成協定を締結し、1市8町で構成される上川中部圏定住自立圏で事業連携を行ってきました。その後、旭川市と各町において、「連携中枢都市圏構想」への移行を目指した作業が進められ、令和4年度の連携協約締結を視野に、旭川市が10月に連携中枢都市宣言を行う予定です。新たな広域連携が間近に迫る今、持続可能なまちづくりのために、次の3点について伺います。(1)構想実現に向けての推進スケジュールと課題について。(2)町民の理解と意識醸成に向けた周知方法についてどう考えるか。(3)想定する取り組みと本町のメリットについて。質問の相手は町長です。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
11番青田議員の2項目の質問のうち、質問事項1、美瑛版「令和の日本型学校教育」の構築のために、につきまして答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。急激に変化する時代の中で、学校教育には、一人一人の児童生徒が、自分の良さや可能性を認識し、多様な人々と協働しながら社会的変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められています。この実現に向けては、これまでの日本型学校教育の成果である知・徳・体を一体で育む役割や安全・安心な居場所としての役割などを継承しつつ、これからの時代に求められるGIGAスクール構想などを推進する必要があります。このような国の動向等を踏まえながら、本町の学校教育の充実に努めてまいります。1点目につきましては、これまで計画的にタブレット端末やプロジェクターなどのICTの整備を進め、指導者用デジタル教科書を大画面に投影するなど、児童生徒にとって分かりやすい授業の実施に努めてきたところです。一方で、学校での個別学習や協働学習におけるICTの効果的な活用方法の検討や児童生徒の家庭での端末の使い方などが課題となっています。現在、町教育推進協議会では、これらの研修を行うとともに、授業内容を検証することにより、課題を整理しているところです。2点目につきましては、従来から障がいの有り無しに関わらず、全ての子どもについて就学前から小学校へ丁寧な引継ぎをし、障がいの状態や個々の特性、発達段階に応じて、きめ細かな教育の充実を図っています。また、教員の資質向上のための研修の実施や町独自で子どもたちをサポートする特別支援教育専門員を配置しています。また、これまで、車椅子による学校生活を支援するため、段差解消のための玄関スロープの設置や階段用昇降リフトを整備しており、今後も、子ども一人一人の教育的ニーズを的確に把握し、全ての子どもが学びやすい環境づくりに努めてまいります。3点目につきましては、小学校では、道教委による教員の定数配置に加え、外国語科の専科教員を配置し、専門性をいかしたきめ細かな指導を行っています。専科教員については、これまでも、体育科で配置され、子どもたちの体力の向上につながったものと認識しています。今後は、小学校高学年の教科担任制の導入が見込まれており、各教科の専門性を持った教員によるきめ細かな指導の充実により、学力の確実な定着や教員の負担軽減などに資するものと期待しているところです。一方、美瑛中学校では、本年度から1年生の複数担任制を試行的に実施しています。個々の担任が各クラスを担当するのではなく、教員が協力して学年全体の運営に取り組むものです。このことにより、複数の目で生徒たちを見守ることができ、生徒も相談しやすい体制となります。また、これまで以上にコミュニケーションが必要となり、生徒の変化に気づく機会が増えるとともに、対応も教員個々の特性をいかしたり、分担したりすることができます。さらに、今まで以上に保護者にも複数で対応できるため、教員との信頼関係が深まる効果が期待されます。4点目につきましては、学校においては、いじめの早期発見・早期解消に向け、教育相談やいじめアンケート調査を行っており、いじめを認知した場合には、家庭や関係機関と連携し、学校全体でいじめの解消に向けた取り組みを行っています。一方で、子どもたちには、道徳の授業で、いじめの問題について児童生徒が自ら考え、話し合う学習を行っています。今後とも、学校生活の様々な活動の中で、小さな変化も見逃さないように子どもに寄り添い、安心して学校生活が送れるよう、いじめのない楽しい学校づくりを進めてまいります。5点目につきましては、不登校が生じないような魅力ある学校づくりのため、児童生徒の自己有用感を高めるよう、様々な教育活動の中で子ども同士の話し合いの場を設定しています。また、児童生徒のコミュニケーションスキルを測定することができる、子ども理解支援ツール「ほっと」の結果を用いて、児童生徒一人一人の状態を把握し、より良い人間関係づくりに努めています。不登校傾向の児童生徒に対しては、個々の状況に応じて、保護者との教育相談を丁寧に行い、状況の改善に向けた取り組みを行っています。また、必要に応じて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーへの相談を促すなど、児童生徒や保護者をサポートする体制を整えています。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
質問事項2点目、連携中枢都市圏構想の現状と課題について、ご答弁申し上げます。本町では、平成26年に上川中部定住自立圏の形成に関する協定を締結し、旭川市と近隣8町が連携を図りながら、圏域に必要な都市機能及び生活機能の確保によって安心して暮らせる定住自立圏の形成を目指すため、上川中部定住自立圏共生ビジョンで示された取り組みを推進し、連携市町の共通する課題の解決と一体的な発展に努めてまいりました。しかしながら、上川中部圏域におきましては、少子高齢化の進行に加え、離農者の増加や就労の場の不足、都市企業と地元企業との賃金格差などにより、若者流出による地域活力の低下などが大きな課題となっております。このような状況下にあっても、地域活性化により経済を持続可能なものとし、地域住民が安心して快適な暮らしを営んでいけるようにするため、議員の御質問の内容にあるように、地域において相当の規模と中核性を備える中心市と近隣自治体が連携し、連携中枢都市圏への移行に向けた議論が進められております。1点目につきましては、現在、連携市町の事務レベルによる新たな取り組みの検討作業とあわせて、旭川市が中心となって連携中枢都市圏ビジョンの作成が進められております。10月には旭川市による連携中枢都市宣言が行われ、各連携町の最終意思確認や議会の議決を経て、12月中に連携協約の締結、来年4月には連携中枢都市圏ビジョンの公表が行われる予定です。また、既存事業の拡充や新規事業の創出等の再構築が求められることから、連携市町それぞれの主体性や独自性を尊重しながら、議論を深化させていく必要があります。2点目につきましては、今後、連携市町の民間や地域関係者で構成する協議・懇談の場において、情報共有や具体的な取り組みの検討が進められますので、あわせて町民の皆さまへの効果的な周知方法について検討してまいります。3点目につきましては、昨年度から連携を開始した「就業マッチング促進事業」や「eスポーツ拠点事業」等の活用など、町単独では対応できない課題の解決を図るとともに、生活関連機能サービスの維持・向上や雇用創出、交流人口の拡大に取り組みながら、本町の将来を見据えた広域連携の在り方について引き続き検討してまいります。人口減少社会において、高齢化や人口の低密度化等により行政コストが増大する一方で、資源が限られる中、行政サービスを安定的、持続的、効率的かつ効果的に提供するためには、あらゆる行政サービスを単独町だけで提供する、いわゆる「フルセット主義」ではなく、連携市町の資源を有効に活用する観点からも、柔軟に取り組んでまいりたいと考えております。また、連携中枢都市圏への移行により、これまでの定住自立圏の取り組みを更に拡充・発展することで波及効果につながり、本町の特色をいかす中で圏域全体の活性化や魅力の向上につながるものと考えております。以上です。
質問 11番 青田知史
11番青田でございます。教育長の方には初めての質問ということで、私も勉強しながら、ちょっと盛りだくさんにし過ぎてしまったかなという風には思っているところもあるんですけれども、それでは早速なんですが、こちらの方、ICT教育については先達ても、担当課の方と勉強会といいますかね、ちょっとそういうのをやって、地に足のついたという表現で講師の先生言ってましたけれども、取り組みが進んでいるなという風に実感しました。それでICTについてはもう本当にこう、答弁のとおりで、全般、安心してといいますかね、思ってるところなんですけれども、2番目の公立学校等のバリアフリー化の件についてなんですけれども、この答申の中で文科省の方でですね、やはり公立学校等におけるバリアフリー化については令和7年まで重点的にその取り組みを進めると、そういうようなことが有識者会議の中で話し合われて、それで具体的には、車椅子使用者用のトイレについては、避難所に指定している全ての学校について整備と。そしてスロープによる段差解消については、全ての学校に整備と。エレベーターについても、円滑な移動等に配慮が必要な児童生徒や教職員等が在籍する全ての学校に整備することを目標としているという、そういうような答申の中に記載があるんですけれども、本町のこのようなバリアフリー化の取り組みの現状と今後の令和7年までということで、先、結構な年数があるんですけれども、その方向性といいますか、取り組みの見通しについて伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
青田議員の質問に答弁申し上げます。ICTにつきましては青田議員も課の方に降りて色々勉強されているってお聞きしております。本町のICTの取り組みについては先ほど答弁申し上げたとおりでございます。なかなか昨年度ですか、昨年度末に入って4月からということで、まだ数か月しか経っておりませんが、先生方も色んな研修をしながら、どの時点で特に一人1台の端末を有効に活用したら良いのかとか、子ども達も小学校1年生から中学校3年生までの学習の場面、それから発達段階において、いろいろ効果的な使い方等につきまして研修等を含めた中で、今いろんな取り組みの中で各学校、また、この間の小規模校3校の集合学習、それから小学生のふるさと学習等々においてもやはり、オンラインでのというような取り組みを進めている中で、一人1台の端末を有効に効果的に取り組むようなそんな風な考えのもと、それぞれ学校、それから町の組織挙げて今取り組みを進めているところです。それともう一点のバリアフリー化に関してのことでございます。青田議員、今お話しの通り、2025年までですか、令和7年までという風な国の目標の中で、バリアフリー化を促進していきましょうというような目標を掲げられているように私も認識しているところでございます。これまでの経緯、答弁の中で少し触れさせていただきましたが、特に大規模改修等を行った場合、学校大規模改修行った場合には、身障者トイレというか多目的トイレ、それから段差解消等々の取り組みをしながら学校生活に支障ないような、そんな取り組みをしている中で、もう一つやはり配慮が必要な児童生徒がいる場合についてということで、特に車椅子等を使用している児童生徒の場合ということで、階段の昇降機付リフト等とかも整備して対応したり、それから当然、玄関、それから入口等との段差解消に努めたい、そんな風なことをしながら、配慮が必要な児童生徒がいる場合、それから大規模改修等々で全体的に学校全体を改修する場合には、バリアフリー化に配慮した取り組みをしている。7校ございますので、それぞれその時その時の財政的な面も含めた中で対応しているところです。今後の見通しにつきまして、大前提としては大規模改修等々で学校改修するような場合には、やはりそういう風な対応も必要だという風に、学校としては学校が機能する場合に、やはり段差解消とか多目的トイレとか身障用トイレというようなことも必要になると思いますが、そういう配慮が必要な児童生徒が今のところまだ見込まれない場合については、現状の中で配慮していこうかなという風に考えていると。また、もう1点、災害等の避難所に指定されている学校、7校全校が指定されている訳ですが、これらにつきましても、なかなか車椅子用トイレを全校に配置するとか、それから国が言ったようなエレベーターが必要な場合もあるということになっておりますけども、これにつきましては防災、それから建築等々、町長部局とも教育委員会もいろいろ連携しながら、今後、将来的にどのような形が学校としているかということも検証しながら、協議しながら検討していきたいという風に考えてるとこです。以上です。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
はい、11番青田でございます。答弁いただきました。それでちょっと次、大きな括りにはなるかとは思うんですけれども、3番の担任制の関係ですとか、あといじめの関係、あと不登校の関係、いずれにも関わってくる、キーワードになるかもしれないんですけれども、担任制の関係について言えば、中学校の試み、新しい試みについては、中学校から出た広報といいますか、通信の方を拝見しまして、それで私も知って、町民の方からどんな風になるんだろうねって、そういうような話もあって、それで今回、質問させていただくということで。それで令和の日本型学校のこちらの方の答申なんですけれども、答申の中でやっぱり数多く出てきてるキーワードということで言ったらもうICTなんかっていう本当にキーワードで150数回出てきてますし、あとやっぱりこの地域という視点、地域、地域社会、地域については、家庭だとか保護者という言葉よりも多くですね、141回出てきていると。そんなような状況で、答申の中身ざっと見ていっても、やはりその地域社会との教育、コミュニティ・スクールですとか、学校運営協議会ですとか、やはりそういうところで、地域との関わり本当に大事になってくるかと思います。その中で、今後更にこう、令和の学校教育考えていく上で、地域との関わりについて、教育長のお考えを、ちょっと大きな括りになってしまうんですけれども、お尋ねしたいと思います。(「はい」の声)
答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)
私も令和の日本型学校教育もちょっと目を通した中で、今青田議員ご指摘のとおり、学校、家庭、地域との連携という言葉が非常に盛りだくさんに出てくるところです。ICTそれから教科担任制等々、それから教職員の働き方改革等々については盛り込まれているところですが、特に最初に言いました中学校の複数担任制、美瑛中学校今年の1年生から試行的に始めてみたんですけど、今のところ、ちょっと学校からはよく聞いていないんですが、多分いろんな取り組みの中で複数の担任の先生、1年生2クラスある中で4人の先生が複数担任制というような形でやってるんですが、良いメリットが出ているんではないかなという風に期待しておりまして、やはり子ども達が色々な先生と、先生も色んな子ども達に触れ合う中で、色んな悩みとか話す機会も増えると思いますし、やはり4人の先生、どの先生にも色んな話ができる、また、この先生としか話ができないというようなことの場合もあると思いますし、先生も休む時もありますので、その中で多くの先生が子ども達に関わるっていうことは非常に良いことだという風に思ってます。今試行的にやっておりますので今後、来年以降をどのような形になるか、美瑛中学校の校長先生と良く話し合ってみたいと思います。また、地域との関わりということの中で、今お話があったように、7校全校、美馬牛小学校、中学校は一つの学校運営協議会というようなことで、学校、家庭、地域が連携して子ども達を育てていこうというような形でコミュニティ・スクールというような呼び方で今設置をされているところです。特に、今青田議員からのお話ありましたように、色んな学校の取り組み等については、学校だより、市街地ですと、広報に折り込んで町民の皆さんに見ていただいたり、それからまた別の学校では、町内会で配布したりというような取り組みの中でやっぱり地域に学校がどんなことをしているのかということを見ていただくということで、やはり非常に大切なことだという風に考えております。特にやはり、この今の時代、先ほどのいじめ、不登校等々の問題もあったり、それから社会全体が今特にコロナ禍の中で少しこう下を向いているような雰囲気の中で、地域で子ども達がどんな生活をしているかということを、やはり一番分かっているのは地域の方だと思ってますし、当然そういう情報も、学校として得ることは、アンテナを高くして、地域それから子どもの様子、学校以外での子ども達の様子を知るということが、とても大切なことだと思ってますので、そういう点も含めまして、今ある色んな教育活動の中でしている、例えば交通安全指導とか、それから青少協の取り組みであったり、読み聞かせであったりということで、地域の方がいろいろ学校・子ども達に関わってくれる部分が多い部分がありますので、コミュニティ・スクールをもう少し進めた中で、色んな形で学校、家庭、地域が連携しながら美瑛町の子ども達、健やかに生活できるよう、そんな風な町になれば良いなという風に考えているところです。以上です。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
はい、答弁いただきました。それでは2問目の質問に移りたいと思います。はじめに旗幟鮮明にしますと、私あの連携中枢都市圏構想については賛成といいますかね、圏域でやはり連携して、経済対策含めて、課題解決をして盛り上げていくということに対しては、今まさに旭川の方でですね、戦いを前にしている元の市議会議員ですとか、そういうような彼らと情報交換しながら頑張ってやっていけたら良いなという風に思ってるところなんですけれども、本来これ9月に宣言予定で、色んな諸々の事情があって10月に延期になりましたと。それで、今回ちょっと一番ここのスケジュールのところで気になっているのと、そのプロセスですね、プロセスと、あとは町民の方に対してどのように周知していくのか、合意形成を図っていくのかについて、まず町長の方に伺いたいんですけれども。スケジュールの方見ましたら10月に宣言を旭川の方で出した後、上川管内の市長町長会議で最終意思確認をすると、そういう風になってるかと思うんですけれども、その後に議会が開かれたり、ビジョンが公表されると、そういうような中で町長として何を根拠に、こちらの方で最終の意思確認というか意思表示をするのか。その意思表示の意義ということについてどうお考えか伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
現状のスケジュール感につきましては先ほども答弁させていただきましたとおり、事務担当者レベルでの内容の詰めをしているところでございまして、この首長が入った中での意見交換というのはまだなされておりません。まだその事務レベルを今、深めているところでございます。でございますので、私もまだ、細かいところの一つ一つまでは把握、掌握してる訳ではございませんが、連携中枢都市圏というこの構想そのものの意義についてですね、このメリットを十分に感じ取ることができ、有用であると判断できれば、この最終意思確認の場で合意の判断をさせていただきたいなと思っております。先ほども申しましたけれども、定住自立圏が既にございます。これを発展させるような形のイメージで、さらに、圏域全体の経済成長の牽引役として、この圏域、中枢市が役を果たしていただく、あるいは高次都市機能、議員ご指摘の、高い次元の高次都市機能の集約、強化、それによって町単独では解決できない様々な課題を連携の中で取り組んでいく、そのことがひいては、美瑛町にとって、町民の住民サービスの向上に役立っていく、町民の方々が持続して、この町で幸せに暮らしていける、そういうことにつながっていくというのが、この中枢都市圏の理念、目的であると思ってございますので、今進められている、事務レベルの話、それが形が見えてきた段階で、この都市圏の理念に沿っているのかどうか、その辺りをきっちりと見極めさせていただきたいと思っております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
11番青田でございます。今町長の方で、事務レベルの話、それで町長の方に今度、何ですかね、情報が入ってそれ見極めていくということで、ただ、この見極める間の期間というのがやっぱりどうしても短いんじゃないかなという風に思いましてね。それで総務省の方のホームページから資料の方見ますと、連携中枢都市圏構想の実施要綱といいますか、そういうのを見ますとね、やはり実施要綱の中には、連携の締結内容について、住民、町民に対して、ホームページだとか、住民集会だとか、町民集会だとかそういうのを活用してですね、しっかりと丁寧にそのプロセスを重視して、当該連携協約の案についての趣旨であるとか、具体的内容を周知してくださいっていう風に要綱にあります。ですからその現在のスケジュールの中でその要綱に沿ってですね、きちんとその締結の時期というのが12月という風に伺ってますけども、その間に合うように、町民が合意形成できるような、その情報の提供ですとか、そういう風な何らかの町からの情報共有の試み、それで間に合うのかなっていうのがちょっと心配なところあるんですけど、その辺りについてどうお考えでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
全体のスケジュールにつきましては、これ美瑛町と中核市である旭川市との個別のやりとりの中で進めてる訳では当然ございませんので1市8町、全体の中で話が進められている状態でございます。その中で美瑛町として、議員ご指摘のように、早めにもっとスピード感を上げる、あるいは丁寧な説明をしろということは、町としての要望意見としては伝えていく所存でございます。けれども、全体スケジュール感につきましては美瑛町1町で左右できるというものでもないことはご理解をいただきたいなと思います。その上で、先ほど来ご指摘をいただいております、具体的な中身について町民にお知らせをしろというご指摘でございます。そのとおりだと思っております。発信できるところまでまとまったもの、固まったものにつきましては速やかにホームページ、広報紙等を通じて町民の皆さまにお示しをし、できれば広く町民の皆さまの間でもご議論をいただきたいなという風に期待をしているところでございます。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
はい、議論すること本当に大事だと思います。これ、やはりまちづくりの根幹に関わるようなケースも出てくると思いますし、町長が今進めている自治基本条例についてもちょっと関わってくるですね、そういう部分も出てくるかと思いますので、それについてはしっかりお願いしたいなと。それで課題についてですね、平成31年3月の旭川市議会で、前市長が周辺8町については、定住自立圏に比べて財政的なメリットがないという課題があり、移行に向けた具体的な取り組みを進めていくためには時間を要するというようなことが述べられてるんですね。確かに、定住自立圏の周辺町に対する交付金と、あと連携中枢都市圏で交付される金額っていうのは変わらなくてですね、財政的なメリットというのはないんです。ただ、ない中で、具体的なビジョンも町長まだ示されてない訳ですよね。その中で、どうして乗っかれるのかなって、その辺りのところがですね、ちょっとまだ明確にないような気がしますので、財政的なメリットがなく具体的なビジョンもない中で町長が本当にどうやって判断するのか、その点について伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
財政的なメリットという面から言いますと、議員ご指摘のとおり、財政措置は中核的なところになるところ、旭川市はまだはっきりしてませんけどおよそ1億数千万円に対して周辺町は恐らく1,800万円上限ぐらいになるのかなという風に思ってます。その数字だけを見ますと、何て言いましょう、周辺町にとっては、旨みが少ないという風に見えなくもございません。ただこれは、中枢都市圏の仕組みそのものでありますので、我々が言ってそこを上げてくれ、どうこうしてくれというところでもないのでこれは制度として、まず、この前提で話を乗っていきたいという風に思っております。そして財政面では、この中心市との格差がありますけれども、内容は、ただ財政的なお金をもらうというのが目的ではございませんので、どのような取り組みを進めることで、美瑛町民にとって、それがメリットになる、町の発展に資するという中身というのは、お金では換算できないところがあると思いますので、その、まさに連携のあり方について検討してまいりたいなと思っております。また、ご心配いただいておりますとおり、町の方向性を左右しかねない面もございますけれども、各1市8町それぞれが、例えば総合計画を持っており、その中でまちづくりを進めている訳でございます。この連携中枢都市がそれを超えるような位置付けになるとは思っておりません。それぞれが独自性を持ったまちづくり、行政を進める中で補い合える部分について補い合い、より効果を発する、そこの面で効力を発していくものであろうと私は思っておりますので、そういう観点から、美瑛町独自性を失うことなく、しかし、連携のメリットを享受する、その形をされてまいりたいと思っております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
11番青田でございます。今答弁いただきまして、やはり本当にこう財政的な措置だけではないんですこれ。定住自立圏と連携中枢の大きな違いということで言いますと、先ほどの町長の答弁にもありましたように、経済の推進、それとあと高次的都市機能の集積ですとか、その辺りについてですね、やはりそういうこう締結していくメリットというのはあるのかなという風に思います。それでやはり圏域のことを言いますと、北海道の法人所得でいったら、札幌は当然順位1番、2番に十勝、帯広が来て、3番4番、苫小牧、函館、そして旭川が5番目ということで、人口でいったら2番目の都市なんだけれども、そういう5番目に甘んじていると。それで、一部十勝に追いつけ追いこせと、そういうような掛け声もかけていきながら、圏域をしっかりと牽引して、経済的な成長も目指すと、そういう風なことになるかとは思います。それで、こちらにですね札幌の圏域の連携中枢都市圏の連携協約書ってある町のやつがありましてね。これ見ると、例えば札幌なんかでは丘珠空港の利活用について一生懸命やりましょうという風になってるんです。それで、締結してるのは千歳なんかもそうなんですけど、千歳空港がありながら丘珠空港の利活用について積極的にやりましょうという風に、そういうような締結の中身もありますのでね、やはりこれ連携のビジョンですとか締結の内容については、しっかりと精査していきながらやっていかないと、もしかすると、美瑛町が思わぬ方向に引っ張られるといいますかね、美瑛町の観光のあり方と旭川の観光あり方、例えばそのスキーについて言っても随分と差があると思うんですよ。その辺りについてやっぱり関係団体含めてですね、やっぱり連結中枢都市圏構想を目指して取り組んでいく、であれば団体さんどうでしょうかと、そういうような働きかけといいますかね、そういう風なこうヒアリングをしていかないと、やはりこう、こうじゃなかった、ああじゃなかったということになりかねませんので、その辺りについて町長、今後の取り組みの中でどういう風にお考えか伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
おっしゃるとおりでございますので、観光の面、例として挙げていただきましたけれども、私もまさにそうだと思いまして、美瑛町が望む観光の姿と、例えば旭川市が望む観光の姿、それぞれのメリットがどう感じ取るのかというのは、見る角度が違うと全く違う様相を呈するのかなという思いもいたしております。そういう意味では観光だけではございません。あらゆる、この連携を進めていこうという分野の中で、関係している諸団体の方々、実際に取り組みを進めていらっしゃる方々の声というのは、非常に大事になってくると思いますので、民間の方々のご意見にしっかり耳を傾けて取り入れさせていただきたいと思っております。先ほども申しましたけれども、各市町村長の独自性を損なってしまっては、全く方向性が逆行するものになると思っております。例えば、交流を進めることで美瑛町から人口が流出してしまっては、それは美瑛町の衰退につながるという面につながってしまいますので、その辺りをよくよく注意をしながら、美瑛町の独自性、歴史性、優位性というものを更に高めるための取り組みになるよう民間の方々、各種団体の方々と倶に、慎重に考え、議論を深め、検討をし、決定をしていきたいと考えております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
それは最後になります。ちょうど去年9月の定例会で、自治基本条例、その時に町長、自治基本条例作る理由としましてはね、やはりこう、いつの間にか決まっていくだとかそういうようなことがないようにということでおっしゃってました。また、2年前の定住自立圏の私の一般質問については町長は自主・自立性をきちんと担保した上で、まちづくりを進めていくと、その二つ聞いてるので、恐らく大丈夫かとは思うんですけれども、この連携中枢都市圏構想、くどいようですけれども、やはり本当にこう町民の方にきちんと周知して、まちづくり委員会の方に諮っても良いかと思いますし、やはりその辺ですね、速やかにこちらの方の取り組みをホームページですとか、広報等で周知していただけるようにお考えいただきたいなと思って、その周知のタイミング、いつからこの周知をするのか、最後に伺って、私の質問を終わります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ご心配いただいております、いつ、どこで決まったのだというような思いを町民の方が持ってしまわぬよう、それはもう必ず避けるべく、適当な時期を見て発表させていただきたいと思います。いつとは今すぐには申せませんけど、ただいま、先ほど申しました通り、事務レベルでの話し合いを今詰めているところでございますので、そこが終わりましたら、副市長、副町長の会合も予定されております。ある程度、中身が固まらないうちに公にしてしまっても、その後、変化があってしまっては元も子もないものでございますので、内容がある程度、コンプリートできた時に、適宜な時期を見て発表、公表させていただきたいと思います。ただ、今、こういうような取り組みを進めてますよという中身に触れないものは、現時点でも出していけると考えておりますので、より分かりやすく、丁寧な説明に努めてまいるよう心がけてまいります。