美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日
(1)第6次まちづくり総合計画と各種計画の整合性について/(2)生徒から選ばれる魅力ある美瑛高校改革に向けて
2021年3月15日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「第6次まちづくり総合計画と各種計画の整合性について」「生徒から選ばれる魅力ある美瑛高校改革に向けて」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 13番 八木幹男
番号13番八木幹男、質問方式、回数制限方式。質問事項は2点です。まず1項目、第6次まちづくり総合計画と各種計画の整合性について。質問の要旨、「第6次まちづくり総合計画」(以下、「総合計画」という。)は、令和2年度から始まった「共有ビジョンワークショップ」の議論を基に令和3年度から、まちづくり委員会等で本格検討に入り、令和5年度から運用開始になるものと理解しています。また、町長選挙で示された「まちづくり政策」では、「町民の声を取り入れる、ビッグデータや独自調査データを活用し、分析と診断を行い中長期の計画に反映する。」と公約されていることから当然の進め方と考えます。さらに、令和元年6月の第4回定例会一般質問「総合計画とマニフェストの整合性について」に対する答弁で、総合計画は総花的なものではなくアクションプランを取り入れていくべきとの考え方を示されました。さて、今年3月で期限切れとなる「過疎地域自立促進特別措置法」(以下、「過疎法」という。)に代わる新法案が議員立法として提出されるという報道があります。これらのことを踏まえ、次の3点を町長に伺います。(1)新過疎法施行に伴い「過疎地域自立促進市町村計画」(仮称)策定が求められ、具体的な事業を盛り込むことが必要になるものと思われます。これと連動を図る意味から総合計画立案のスピードアップが必要なのではないでしょうか。(2)「共有ビジョンワークショップ」では、町長選挙で示された「まちづくり政策」は、ビジョンとして事前に示されているのでしょうか。(3)第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略で取り入れたSDGsの考え方は踏襲されていくのでしょうか。質問相手は町長です。質問事項2、生徒から選ばれる魅力ある美瑛高校改革に向けて。質問の要旨、令和2年第6回定例会で「高校普通科再編に向けた取り組みについて」一般質問しました。町長からは、中央教育審議会(以下、「中教審」という。)での審議過程であり、不透明な部分が多い、町内の組織「総合教育会議・地域教育推進会議」で、あるべき理想の美瑛高校の姿について語ることからスタートしたい。また、北海道教育委員会の方向性や新学科設置後の将来展望などを見据えながら取り組む必要があると答弁いただきました。さて、昨年12月、北海道教育庁学校教育局高校教育課から「地域創生に向けた高校魅力化の手引き~高校と地域の連携・協働を進めるために~」が発表されました。ここでは、「学校と地域の連携・協働の必要性を踏まえ、地域創生の観点から高校の魅力化を提案するものです。」と明記されています。「関係人口」という概念にも触れた、画期的な提案であると考えます。1948年に新制高校制度が始まって以来の大改革に相応しい内容であり、機は熟したとみるべきです。そこで、次の3点を町長に伺います。(1)総合教育会議・地域教育推進会議等で、美瑛高校の再編に向け、どのような議論が行われているのでしょうか。(2)美瑛高校の学校運営協議会と連携しながら議論できる、美瑛高校魅力化に特化した組織を早急に編成すべきではないでしょうか。(3)理想の美瑛高校構築を目指すには、生徒の全国募集も視野に入れるべきと考えます。町立化という選択肢も模索すべきではないでしょうか。質問の相手は町長です。以上、よろしくお願いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
13番八木副議長さんよりの2項目の質問に答弁申し上げます。質問事項1番目、第6次まちづくり総合計画と各種計画の整合性についてでございます。本町の最上位計画である「美瑛町まちづくり総合計画」(以下、総合計画)は、第5次計画が中間年を迎えたところであり、現在、次期総合計画の策定に向け、新たなまちづくりの方向性を示す「美瑛町まちづくり共有ビジョン」(以下、共有ビジョン)の策定について、20年後の未来に思いを巡らせながら、町民の皆さまと共に取り組んでいるところです。この協働作業の中心となる「まちづくりワークショップ」(以下、ワークショップ)の実施は、新型コロナウイルス感染症の影響により延期を余儀なくされたことから、次年度も引き続き取り組んでまいりますが、第6次総合計画の令和5年度からの運用開始に向けては、中間目標を意識した策定作業を進めてまいります。また、国において、現行過疎法の期限切れに伴う新法案が今通常国会に提出されておりますが、新法に関する国からの通知が4月以降になると見込まれることから、本町の新たな過疎計画等の策定は、令和3年度中を予定しております。1点目につきましては、国の新過疎法制定により「移住・定住施策」や「人材育成施策」、「デジタル化」などの事業が盛り込まれる可能性があることから、本町においても「美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略」や「美瑛町移住・定住促進計画」、「美瑛町建設事業計画」などの関連計画を基に、令和3年度当初予算で御提案させていただいている事業を始め、あらゆる分野における具体的事業について、新たな過疎計画等への登載に努めるとともに、必要に応じて総合計画策定後の過疎計画等の変更も行ってまいります。2点目につきましては、令和2年度の町政執行方針の中で触れさせていただいた「まちづくり政策」でありますが、共有ビジョンのワークショップでは、事前にお示しはしておりません。本町のありたい姿を町民の皆さまと共に描いていきたいという思いから、自由闊達な議論が行われるワークショップの開催に努めております。3点目につきましては、SDGsの17目標についてワークショップの議題の一つとするほか、過去の議会においても答弁させていただきましたが、人々が安心して暮らすことのできる持続可能なまちづくりを進めることが重要であり、地方創生の取り組みを進めること がSDGsの取り組みにつながるものと考えておりますので、SDGsの考え方を踏襲しながら共有ビジョン及び総合計画の策定を進めてまいります。2点目、生徒から選ばれる魅力ある美瑛高校改革に向けて、答弁を申し上げます。北海道が策定した「地域創生に向けた高校魅力化の手引」は、生徒から選ばれる魅力ある高校づくりに主眼を置き、高校の教育改革や魅力化に向け、地域との協働により将来の地域を支える人材を育成することなどを目的に策定されたと承知しております。令和3年度の公立高校入学者選抜の出願状況については、昨年に引き続き非常に厳しい状況となり、美瑛高校の存続に向け、この手引を参考とするなど魅力ある高校づくりに向けて、あらゆる方策の検討が必要な状況になっております。1点目につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、会議の開催を延期しており、開催には至っておりません。しかしながら、個別に美瑛高校の校長、教頭と今後の学校が目指す教育活動の考え方や生徒募集についての重点的な取り組み、また、高校存続に対する考え方などについて意見交換を行っているところであります。会議における議論については、今後開催する中で、委員の皆さまの御意見をお聞きしながら、高校のあるべき姿などについて模索してまいりたいと考えております。2点目につきましては、既存の町内組織から議論をスタートし、必要性を見極めながら、次のステップとして組織編成について検討してまいりたいと考えております。地域として高校の更なる魅力化を考えることは、当然必要であると認識しておりますが、美瑛高校として、既に進学希望を対象とした学力向上の取り組みやキャリア教育の実践など、魅力ある教育活動を進めておりますので、保護者の方々や生徒に対し、高校卒業後の将来を描くことができる広く分かりやすい有益な情報発信の仕組みづくりについても、あわせて必要であると考えております。3点目につきましては、まちの高校の存続というものを考えると、全国募集や町立化については大きな手段であり、選択肢の一つと理解しています。ただし、その前提には、美瑛高校の将来のあるべき姿を創造していく中で、卒業生や地域が一体となって「町立化」を選ぶという機運の高まりが必要だと考えております。魅力と特色のある高校づくりや移管に伴うコストなど、検討すべき項目は多くあることから、幅広い議論を重ねてまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。総合計画、こちらの関連につきまして、再質問させていただきます。こちら第6次総合計画は、まちづくりワークショップの議論をベースに、令和5年度からの運用開始を目指しているということで、こちらの方でスピードアップがもう少し必要でないかと、この点に絞って再質問をしたっていただきます。こちらのワークショップでは、20年後、2040年の未来に思いを巡らせながらと、こういう表現があります。俗に言うバックキャスティングの手法で取り組んでいるということを理解をいたします。このことは、内閣総理大臣宛てに出た令和2年6月26日の地方制度調査会の答申、これも同じく、2040年を想定した答申をもらっておりますが、この辺のところの関連があるのかどうか、その辺のところをまず1点目。それから2点目につきましては、総合計画はまちづくりの最上位計画であり、各種計画での整合性、これを重視しなければならない。この点ですが、当面、一番大きな計画っていうのがこれから出てくるであろう過疎地域自立市町村計画、これの提出が新過疎法で求められるのではないかなと、このようなことを考えております。新過疎法は2021年4月施行を目指しているところから、令和3年度中に策定を予定しているところですが、新最上位計画がない中での計画というものが果たしてこう機能するのかどうか、その辺のところを心配しておりますので、その辺のところの考えをお伺いいたします。3点目はこれ議会の問題なんですけれども、議会の議決すべき事件に関する条例、こちらにおいて、議会の議決すべき事件は、現在は基本構想だけになっております。現状から見ましてやはりこの世上から見ましても、議会が新総合計画にどう関わるべきか、議論を始めなければいけないと、こういう段階にあろうかと思います。したがいまして、新総合計画は、今まであるような総論、基本構想、基本計画という構造でつくられていくのか、その辺のところを含めて、以上3点について、再質問をさせていただきます。
答弁 町長 角和浩幸
すみません、失礼いたしました。3点いただいております。1点目、地方制度調査会の答申等でございますけども、具体的にそこを踏まえてということはございません。2点目であります、総合計画と過疎自立計画との関係でございますけれども、先ほども答弁申し上げましたが、過疎計画そのものにつきましては、議員もご指摘のとおりで、令和3年度中の策定でございまして、具体的には美瑛町といたしましては、新計画につきましては、令和3年の9月ぐらいを目途に作らせていただきたいなと思っております。もちろん、内容を精査していく必要ございますけども、これまでも過疎計画の見直し等を行ってきてございますので、その流れの中から、10何件を重点的に盛り込んでいくなどした形で、令和3年9月ぐらいを目途に策定をしたいと思ってございます。そして、総合計画との関係でございますけれども、総合計画が新たに定まった時に、その時点で過疎計画との整合性、中身の方針等を見比べることによりまして、総合計画に沿った形で、過疎計画を見直していくという順序にさせていただきたいなと考えております。いずれにしましても、各計画がバラバラになることのないように、総合計画が最上位であり、それに基づいてその下位の計画が策定されるという、その体系図というのは、大変大切に重要に考え、守ってまいりたいと考えてございます。総合計画の構成についてでございますけども、これにつきましては、今、まさにワークショップ等で共有ビジョンづくりを進めているところでございます。こちらの方が先ほども申しましたけれども、コロナの影響で中々集まっていただくことができないという状況の中で、しかし、このところではオンライン会議を使うことによって、町民の方、また東京から参加してもらうというような形で議論を深めているところでございますけども、少し、ここの部分で、当初の予定より時間がかかっているところでございます。そのワークショップを行って共有ビジョンをつくり、その共有ビジョンと関連させた総合計画を策定していくという流れとなってございます。まだ、その最終の形が見えてる訳でございませんので、総合計画の具体的な構成については、定まっている状況ではありません。ただ、先ほど議員もご指摘いただきましたけれども、総花的な総合計画では、これまでとあまり変わらなくなってしまうという思いを持っておりますので、具体的なアクションプランも含めた、実のある、実効性のある計画にしていきたいという思いは持ってございますし、その思いをこれから総合計画に関わる皆さまにも伝えていきたいなという風に考えているところでございます。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
はい、再度この過疎計画この辺のところの整合性ということで今、町長から答弁いただいたように、総合計画が出来上がった時点で整合性をとっていくと、こういうことで了解はしてるんですけれども、やはりこの民主主義というのはやはりこの時間のかかる問題だなということを、先日、自治基本条例の制定の会議に一回出させていただいて時間かかるもんだなと、議論喧々諤々で良い議論の内容だなと思っております。しかしこの民主主義は時間がかかるものと理解はしておりますけれども、時間をかけて良いものと、やはりこのスピードアップを図らなきゃならないと、こういうものがやっぱり分かれるかと思います。自治基本条例、こちらの制定については、この両方の見方でいくと比較的時間をかけても良い問題かなと、喧々諤々とやっていただいてるので、非常に良い雰囲気だなということで参加させてもらいまして感じております。しかしこの最上位計画となる総合計画はやはりこのスピードアップを要するなと、こういうのも実感しているところであります。したがいまして、今まだ確定した段階ではありませんけれども、新過疎地域自立促進市町村計画、これは過疎計画からまた求められるんだろうと思いますけれども、今新聞報道程度ですけれども、期間がこれからは10年間、こんなことを想定してるという新聞記事もありますので、今までよりも長くなると。そういったことを踏まえて、やはりこの総合計画との整合性、一番心配をしているところであります。ここの内容では現状の過疎法の計画を見ていきますと、具体的な事業内容と、それから年度区分が入って、この年度には幾ら使うよと、こういった細かい計画が入ってる、いわゆる財源上も重要な計画だろうと思っております。この辺の整合性、先ほど町長から答弁いただきましたからそれで十分なんですけれども、再度この辺のところで過疎計画、こちらの方との整合性につきまして再度、もう一度詳細、この財源の問題も含めてこちらの方が出てくると思いますので、その辺のところを踏まえて再度答弁いただければなと思っております。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、スピードアップというご指摘をいただきまして、私共も気を引締めてスピードアップに取り組んでまいりたいと思います。共有ビジョンづくりの方につきましても、実は講師、ファシリテーターをお願いしている方からは、令和2年度内でも無理すればスピードアップしてまとめられるよというお話をいただいたところだったんですけれども、しかし、あまりにも町民の方が参加していただいて、長時間かけて話し合いをしていただく、そういうような中で、余りにも過密なスケジュールで成果を急ぐよりは、やや実を取っていきたいというような思いもありまして、年度をまたいで検討していただく形となりました。大事な総合計画でありますので、町民の多くの方のご意見を反映させていただきたい。そのアイデア等を取り入れていきたいという思いからでございますので、やはりその部分、丁寧に進めていきたいと思いますけれども、議員ご指摘のとおり、これが今後の美瑛町の方向性の最上位だろうというご指摘でございますので、よりスピードアップを進めるべく、取り組んでまいります。ご心配の過疎計画との整合性の部分でございますけれども、過疎計画につきまして財源の方は過疎債を充ててその活用のためということでございますし、その事業の細かいところ、KPIの設定等もございますので、その部分についても考慮して計画を立てていきたいと考えております。整合性という意味では、先ほどと同じになりますけれども、まず、定数を求められる計画、過疎計画の方を先に策定し、その上で、総合計画との整合性、きっちり合うように修正をし、必要であれば計画の変更を行っていきたいという風に考えてございます。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
13番八木です。2点目の美瑛高校の関連につきまして、再質問をいたします。こちらについてはまたか言われそうなんですけれども、その辺のところは文科省、あるいは道教委からの方針的なものが出てきた頃、一般質問をしていたということでご理解をいただきたいなと思っております。ここでは仕組みづくりに絞って再質問をさせていただきます。令和2年3月の第1回定例会では、役場庁内にプロジェクトチームをつくって検討していくべきではないかという質問をさせていただきました。ここでは、道立高校という性質上、容易に取り組めない、あるいは、庁舎内において検討が必要であると判断した際には設置を検討すると、このような答弁をいただいております。また、令和2年9月の第6回定例会では、文科省の普通科再編の方向性が出されたのを受けて、大学、自治体、あるいは企業によるコンソーシアムの必要性を問うてきました。それに対して、この時点ではまだ不透明な部分が多い、あるいは道教委の方向性を見据えながらという答弁をいただいております。このような流れの中、令和2年12月に北海道教育庁学校教育局高校教育課、以下、高校教育課と略させてもらいますけれども、ここから地域創生に向けた高校魅力化の手引、こちらは以下、手引と略させていただきますが、こういったものが出され、これはまさにまたとない画期的な提案でできておりまして、今までの課題が全てクリアできてると、こういう風に理解をしております。今回の答弁でも、既存の庁内の組織から議論をスタートしたいということでありますが、既存の組織はそれぞれの課題を抱えており、果たして対応できるものかなというようなことを心配をしております。また、美瑛高校が取り組んでいる学力向上の取り組み、あるいはキャリア教育の実践も、こちらも色んな高校で取り組みを始めておりまして、やはりこの現状では差別化になっていないと、こういう状況でなかなか生徒が集まらない、こういう状況になっているんだと思います。さて、こちらの高校教育課が、推進体制の構築という方向性を示した項目があるんですが、こちらはまず、順を追っていくと、コミュニティ・スクールの導入、続いて、連携組織コンソーシアムの整備、続いて、地域コーディネーターの配置、こういう順序になっておりまして、あまり難しく考える必要がないのかなというように思っております。本町においては、美瑛高校はコミュニティ・スクールは導入済み、それから今、高校サイドのコーディネーター設置を今進めておりまして、人選をしているところであり、こちらもクリアできると、こういったことで残るのは、コンソーシアムの整備と地域サイドからのコーディネーター、これの設置ではないかなと思っております。こんなことを踏まえコンソーシアムの整備と地域サイド、地域側からのコーディネーターの採用、この辺の考え方を再度お伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
美瑛町に美瑛高校があるということの価値、その大きな意味ということにつきましては、議員と同じ共通認識を持っていると思っております。その点からも、美瑛高校の振興を今後の魅力づくりというものには努めてまいりたいと思っております。今回示されました手引でございますけれども、実はこの手引自体は美瑛町役場に向けては発信はされておりません。道教委が道立高校に向けて、魅力ある高校をつくれということで、その手引だということで示したのかなという風に理解をしております。そういう意味では、手引の発令を受けて、美瑛高校がまずどのように、高校自身が取り組んでいくのかというところが見極めといいますか、私はそこに注目をしたいなという風に思っております。これまで、先ほど答弁申し上げましたとおり、ちょっとコロナ禍の関係で会議等開かれてございませんけれども、個別に校長先生、教頭先生とお話もしてきました。キャリア教育の推進等、力を入れていますと、その辺りについて、さらに力を入れていきたいというようなお話も伺っております。また、この手引、示された手引の中に美瑛高校が紹介されていますよね、コミュニティ・スクールの関係で。コミュニティ・スクール早い段階で設置をされている、先駆事例として美瑛高校がその手引の中でも紹介をされているということを受けますと、美瑛高校としては、コミュニティ・スクール、キャリア教育等という魅力アップに取り組んでいる、それが道の中でも認められて、手引の一つのモデルケースとして紹介されているのかなという風に思っているところであります。さらに、そこから魅力アップをしていくということにつきましては、従来のお答えの、また重なりになってしまいますけれども、道立高校に対して美瑛町ができる支援のあり方、そこの限界を見定めながら、しかし、できる限りの範囲で仕組みづくりを続けていきたいと思っております。コミュニティ・スクールは申し上げましたとおり、もうできてございますので、コンソーシアム、地域コーディネーターにつきましても、役場からやってくれという訳にもいきませんので、やはり、今ある会議の中から意見が出てきて、その辺をコンソーシアム設置をという流れの機運が高まってまいりましたら、もちろん、そこに向けて力を合わせて、足並みを揃えて取り組んでいきたいという風に考えております。(「はい」の声)
再質問 13番 八木幹男
今、町長から道立高校の壁みたいなこと言われたんですけれども、やはりこの高校がどういう取り組みをしていきたいのかという一つの方向性と、それから地域としてどのような高校を作りたいのかと、こういったところを二つをすり合わせながらやっていくべきだということがこの文科省、あるいは道教委、あるいは北海道教育局の考え方ではないかなというように考えております。したがいまして、従来道立高校であるから、地域は中々加われないっていうこういう壁は取り省かれたのかなというような理解をしております。こんな面から、例えばコーディネーターであれば、高校が採用した学校内の問題を取上げながら地域のことを考えていくというコーディネーター、それから地域が採用した地域の、どういう高校が欲しいのか、あるいはどういったところをやってほしいのかというところの、地域が採用したコーディネーター、これが学校にどう関わっていくかと。こういったことのコーディネーターは2名体制、色んなところを事例見ていきますと1名のところが多いんですけれども、やはりこういった形からのスタートもできるのかなというようなことを考えております。やはり最終的にはコンソーシアムを構築して、やはり色んな人材が関わってもらって、理想の高校をつくっていく、こういったことが理想的な形であろうかと思いますので、その辺のところにつきまして再質問させていただきたいと思います。そして現状を見ていきますと、1学年30人の学級ではやはりこの魅力ある方向とは言えないと思っております。やはり私の個人的な意見ではやはり2クラス80名、これがやはりこの高校が広い人材、あるいは多様な人材と切磋琢磨しながら育っていく、こういう環境には必要なのではないかと。こういうようなことから広く募集をしていくと、こういう考えを入れていかなければならないのかなというようなことを考えております。また、今回この高校の魅力化、こういう制度を打ち出してきましたので、やはり最初で最後のチャンスなのかなというようなことを考えております。例えば、資格試験なんかでありましても、やはりこのスタート時点は案外容易に受かると、こういうようなことでありまして、やはり今回の制度も、やはりスタート時点はやっぱり相手側も成功事例が欲しいとか、あるいは具体的な取り組みが事例が欲しいということで、比較的安易に通してくれるかなと、こういうような甘い考えをしている訳ですけれども、やはり他が出てくる前に先に取り組むということではないかなと思っております。また、このところにつきましては、都市部の高校より地域の高校の方が取り組みやすい制度ではないかなというようなことも考えております。町立ではありますけれども、剣淵高校が先日も既に普通科の中心科目の新系列を入れたというニュースも出ております。色んなところがもう取り組みを始めていると思いますので、やはりこの、とにかく色んな面もあるかと思いますけれども、早期に取り組むと、こういう姿勢をコーディネーターの対応を含めて、再度答弁をいただきたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
心配をされている向きというのは共感しながら聞かせていただきました。1学年1クラスの限界というのも、私も心配しておりますし、解消すべき課題であるという風に思いながら聞かせていただきました。ただ、広く募集をしている上でこれまでどおりの募集をしている中で段々と志願者が減っていき、そして、ここ2年続けて1クラスとなってしまいそうな現状になっております。その原因がどこにあるのかというところの分析というのは、やはりしっかりしなければならないと思っておりますし、それが地域の側、行政の側、美瑛町側がやるのか、高校そのもの道教委がやるのかと、こういう議論あろうかと思いますけれども、なぜ志願者が減ってきてしまっているのかの分析については行っていく必要があるかなと思います。そこを解消すると、減少の原因を解消する方策はどこにあるのか、では、皆で知恵を出していきましょうということで話を進めていくのが順序かなという風にも思っております。魅力ある高校というのは、地域にとっても魅力あるという言い方もできるかもしれませんけれども、やはり生徒にとって魅力のある高校、あるいは中学生にとって進学したいと思える、そういう魅力のある高校、その生徒たちの立場に立った魅力というのは、一体何なのかということについての議論をより深めていく必要があるのではないかなと感じております。例えば、将来に向かって自分の可能性、希望を叶えてくれる高校であるということでありましたら、キャリア教育の部分ももちろんですし、学力の部分で、希望する大学に進める、ここで学べば、そういう進路が開けるというところを磨いていくというのも、もちろん必要になってこようと思います。また、全く違う、進学、学問という物差しではなくて、全然違う観点から、私たち、僕たち将来こういうことをやってみたいんだ、そのために学ぶ場所が欲しいんだということでありましたら、その希望にかなえられる体制、それが道立という中で取り組めるのか。町立化しないと、その魅力ある、特色ある教育ができない、であれば、そっちに踏み切っていこうという話になるのか、そのような現状の分析、そして志願者が下がってきてしまっているということの原因を見極め、そこを解消し、より魅力アップするためにどうしていくのかという手順を踏む必要があるのかなと思っております。そのために、現在ある様々な会議体ございますので、そこでの議論をさらに深めさせていただくということと、その上で、ご指摘いただいてますコーディネーター、コーディネーターさんがいることにより、その議論、私が今申した議論が前に進んでいくんだよということでありましたら、地域側のコーディネーターの設置ということも前向きに考えていきたいなという風に、現状、理解して考えているところでございます。