みんなの議会

美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日

美瑛町電子地域通貨「Beコイン」の運用について

2021年3月15日、美瑛町議会の一般質問で、高田紀子議員が「美瑛町電子地域通貨「Beコイン」の運用について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
高田紀子 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 9番 高田紀子

番号9番高田紀子、質問方式、時間制限方式、質問事項、美瑛町電子地域通貨「Beコイン」の運用について。質問の要旨、美瑛町における人口減少、町内市場の縮小による地域コミュニティ機能維持が課題であることから、地域内の経済循環、地域コミュニティの活性化、さらに、新型コロナウイルス感染症対策の取り組みを目的に、電子地域通貨「Beコイン」が導入され、昨年12月から実証実験が行われています。町民の中には、新規事業であったこともあり、「Beコイン」について理解できず、「5千円カードが送られてきたので利用するだけ」という声も多数寄せられていました。プリペイドカードとポイント付与について理解され、広く利用されることが重要になりますので、導入に至った経緯、「Beコイン」の役割を明確にし、説明していくことが必要と考えます。令和3年度から本格的に運用するに当たり、町民・加盟店舗にアンケートを実施した結果を踏まえて、改めて町長の考えを伺います。(1)導入の考え方について。(2)今後の運用について。質問の相手は町長です。

答弁 町長 角和浩幸

9番高田議員の1項目の質問に答弁を申し上げます。質問事項、美瑛町電子地域通貨「Beコイン」の運用について。美瑛町電子地域通貨「Beコイン」は、町内での経済循環や地域コミュニティの活性化等を目的に、昨年12月より実証実験を行い、本年4月からの本格運用に向けて現在準備を進めているところです。1点目につきましては、これまで地域内での即効性が高い消費喚起対策として、プレミアム付商品券の発行などの取り組みを行ってきたところでありますが、一過性で終わらせない持続的な経済循環の仕組みづくりが必要であると考えておりました。デジタル技術の活用による利便性の高さ、事業拡張の容易さ、コストの低減により、地域内での消費喚起、地域内の資金の円滑な循環、地域経済やコミュニケーションの活性化を図ることを目的として、町全体で新しい技術や仕組みを活用した「電子地域通貨」を導入することにより、地域内の経済循環と地域コミュニティの醸成を図り、ひいては非接触による新型コロナウイルス感染症対策の取り組みにもつながると考えております。2点目につきましては、コミュニケーション型として地域貢献活動の参加や健康促進などに対するポイント付与と、消費促進型として従来のプレミアム付商品券に代わるデジタル商品券を発行するなど、様々な手法を組み合わせた効果的な展開に努めてまいります。また、実証実験での活用動態や事業者及び町民の皆さまからいただいた御意見等を踏まえ、次年度からの本格運用に向けた検証を進めるとともに、引き続き事業者や町民への説明、広報紙等による周知などに加えて、加盟店や関係機関で構成する運営協議会を立ち上げ、町民の皆さまにとって便利で親しまれる電子地域通貨となるよう取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

再質問 9番 高田紀子

9番高田です。それでは、再質問をさせていただきます。まず、導入についてですが、全国では人口減少問題から地域の経済を維持することが喫緊の課題となっていまして、地域経済の活力を維持するために、地域から外に流出するお金を減らす、地域外から入ってくるお金を増やすことが重要と考えられて、その手段として地域通貨を活用されています。現在までに大小を含めて800以上あると言われていますが、その中で、40%程度が2年から3年の間で活動を停止されている調査結果もあると言われています。また、今回、答弁いただいたことにつきましては、地域通貨の活用に使われる一般的な目的であると考えられます。今回、この地域通貨を取り組むということの決定について、町長がどのような思いを持って、この地域通貨の取り組みをすることになったのか、町民の中には地域通貨の説明会に至っても、こういうことが使われます、こういうものに使うんですっていうような説明はあったんですけれども、なぜここで美瑛町で地域通貨だったのかっていう導入について、説明が少し足りなくって、その中で町民はなぜ、なぜっていうところがありますので、再度、町長がこの地域通貨に至ったところについて、お考えをお伺いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

地域通貨の発行目的等々につきましては先ほど答弁の中で申し上げさせていただきました。幾つかあろうかと思いますけれども、大きくは、地域内での経済循環をより進めていくため、もう一つはコミュニティ、コミュニケーションの道具、高めていくために地域通貨というものを介在した人と人、人と物のつながりをつくっていく、その両面が美瑛町のこの経済状況の中で、地域通貨を発行することにより両面から資することになるという思いでございます。端的に申しますとその2点からでございますが、これに至る経緯の中では、例えば、美瑛町内の既に事業営んでいらっしゃる商店の方から、このような仕組みづくり、美瑛町内で必要ではないでしょうかという提案もいただきましたし、事業者ではない方、商店街の事業者ではないですけれども、の方からも、より多くの人が関われる、そして、地域通貨というものを媒体に、人と人が結びついていく仕組み、そういう意味で、地域通貨必要、やった方が良いんじゃないか等々、町民の方からのご意見もございました。そういうような様々なご意見を伺い、私の中で美瑛町の経済振興のために資する一つの施策になるという思いで進めさせていただきました。合わせて、思ってもいなかった新型コロナウイルス感染症でございますけれども、このコロナ禍によりまして非接触型の決済方法というものの見直しが図られる中で、その面からも、この地域通貨、電子地域通貨の導入という意味の重さというものを認識したところでありまして、実証実験という形で、昨年12月から取り組みをスタートしたところでございます。(「はい」の声)

再質問 9番 高田紀子

今の導入のお考えを理解するところなんですけれども、急にコロナ禍によってデジタル化っていうことが大きく進んでいる状況にあって、今地域通貨が出ることになったんですけれども、町民においては、そこにまだ理解を示せるっていうか使えるっていうことが、まだできない方たちがたくさんいらっしゃる中で、町長が導入に当たって、やっぱりその年代層にもよりますけど、やっぱり新しいことをするっていうことは、中々そこに理解をしようと思っても、中々やっぱり新しいことで、そんな面倒なこととか分かりづらいことをやらなきゃいけないっていうところがあるので、その導入に当たる時に、その世代間とかもあると思うんですけど、その辺の考え方はどういう風に、町長はうまくそこを理解してもらうっていう風な考えを持っていられたのか、ちょっとお伺いさせていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

世代間と申しますか、ここで高齢者と言ってしまうと高齢者の方々に失礼になろうかとも思います。デジタル化、ICT関係に興味のない方、あるいは知識の乏しい方にとりましては、若干最初に抵抗あるかなという思いは、もちろん持っておりました。ただ、それを越えてでも、手に取っていただいて使用していただく限りであれば難しいものではない、心理的なハードルは高いけれども、使っていただくことによって、使い勝手の良いものだなと実感してもらえるだろうと思っていただくために、実証実験の期間を設けて、いきなり本格スタートではなくて、実証実験、昨年12月から使ってもらうことに慣れてもらうという期間をまず助走期間として設けて、今進めているところでございます。心理的なハードル高い部分につきましては、繰り返し説明をさせていただき、まだ不十分だというご指摘でございますので、より一層、理解を深めていただくように、様々な形、様々な場を使ってご説明、私も出向いてご説明させていただこうと思いますけれども、狙うところ、目的とするところ、町内の経済の循環、振興のためであり、それが引いては、町民生活の便利性向上につながっていく、豊かさにつながっていく取り組みですということを、今後もご説明してまいりたいと思っております。(「はい」の声)

再質問 9番 高田紀子

高田です。それでは今のお答えに受け止めて、運用の方になるんですけれども、今、町長が自分も出向いてということで、やはり町長はじめ職員皆さんが、本当の宣伝マンにならないと、この新しい事業について本当に町民の皆さんが理解しなければ、うまく使っていかれないと思われるんですね。それで今回、協議会がセッティングされる、設立されるようなので、そこでは商店さんたちが事業者さん達について、どのように町民の方にポイント制とか、事業をうまくすることを考えていく場とすれば、町長をはじめ職員の方、町民に対してもっと訴えていくべきではないのかなという風に考えています。ですから、一般的に今回実証実験の時に、2回ほど説明会、町民側と、それから事業者側とありましたけれども、この地域通貨を成功させるためには、やはり小まめに丁寧に説明が必要だと思われるので、それこそ本当に出前でも良いので、出ていって説明をするぐらいな覚悟というか、場がもっと設けられても良いのではないのかなと思います。そしてそこで、はっきり言ってその地域通貨を使うことによって、ポイント制とかそういうところもあるんですけれども、先ほど町長がお話しになった町民とのコミュニケーション、そこっていうのはやはり令和3年度予算でも色々今Beコインに対しての事業が立てられているところなんですけれども、まだまだこれからだとは思われるんですが、何か今回アンケート調査もやったことによって、それを踏まえての事業がまた確立されるとは思っておりますけれども、そこら辺も、町民の方にもっと分かりやすくしていくために努力が必要ではないかと思います。その中でですね、ちょっとお話なんですけれども、やはりこれは今のところ、お買物とかそういうところに使うっていうところはどうしても集中しているんですけれども、あとはそれこそ健康増進とか、それからボランティアとか、その中で自助共助、そして行政事業に参加しているっていうような、町民をそういう気持ちにさせていくような説明も必要ではないのかなという風に思っています。そして、将来的っていうか、これは個人間での流通というか取引とかっていうのにも、考えがおありなのか、その辺が、個人間でも使えるようになれば、もっと広がっていくような感じがあるんですね。ですからそうすると、小さなお子さんとかは、おじいちゃんおばあちゃん、孫にお小遣いあげたいよとか、そうすると子どもに個人間での流通があって、そうすると子どもも、そのBeコインについて使うっていうことを勉強できるし、そして、そういうことをもっと深く広げていけば、使いやすいっていうことが分かってくるのかなっていう風に思っています。プラスなんですけれども、私のような年代のおばさんたちって、先ほど携帯を使うこと、はっきり言ってこの携帯を使うっていうことが、スマホを使うことが個人間がうまく使えることなので、やはりそのスマホをうまく利用するっていうことの、町でもスマホを使う勉強会というか講座をいただいてはいますけど、もっとその辺を出前でも良いので行って、そういうようなことを使えるんだっていうことを、小まめに丁寧にやっていただければなという風に考えています。その辺どのようなお考えありますか。

答弁 町長 角和浩幸

はい、すみません、お待たせしました。まず、この電子地域通貨Beコインについての、まだまだ普及が、町民理解が進んでないよというご指摘につきましては真摯に受け止めさせていただきまして、宣伝マンという表現も使っていただきましたので、もちろん私共、町民の皆さまの前に出向かせていただきまして、よりご利用いただけるように説明していく場というのは、今後設けてまいりたいと考えてございます。そして、今後の運用方法につきましてですけれども、現段階では実証実験が終わりまして、今、利用実績などを最終集計してそれをどうであったのかを分析して、より使い勝手の良いものにしていく、そういう段でございますけれども、であるからこそ、今の使い方としてはカードを使っていただいて、お買物だけをしていただく、行政から与えられたポイントをお買物で使っていただくという使い方からスタートさせていただいておりますけれども、もちろん最終目標はそれではなくて、コミュニケーションの道具にもなるよう、地域経済の活性化にもなるようというところが目標でございますので、よりそのための仕組み、制度というのはつくっていきたいと考えております。個人間であげるシステム、私もそれは本当に魅力的だなと思いまして、おじいちゃんおばあちゃんが今お話ありましたようにお小遣いだよというのもございますし、隣近所で除雪、間口の処理してもらったら、じゃあその分、Beコインでお返ししますよとか、日頃の人付き合いの中の助け合いを、その間にBeコインが介在してくれれば、よりそれが人と人とのコミュニケーションの間に入る道具になっていくという風には思っております。今、その個人間のポイントの付与というのは、システム上できない形にはなっておりますが、今申したように、個人間のやりとりというのはより、非常に効果の高いものでありますので、何とか個人間のポイントの付与というのができないか検討を加えていきたいなという風に思っております。スマホの利用に対する講座等、最初のご質問と同じでございまして、まだ、普及に対する役場からの働きかけが少ないということでございますので、より一層分かりやすい形、回数も増やしていきたいなと思っております。Beコインだけではございませんけれども、役場の中の各担当課がそれぞれが抱えている重要な案件、やっていこうと町民の皆さまにお願いする事業などについて、より積極的に町民の方々に説明する場というのは今後必要だろうなという風に思っておりますので、そういう広い視野からも、役場が行うことについて、町民の方に理解していただくという、そのための行動というのは、より数も質も増やしていきたいという風に考えております。(「はい」の声)

再質問 9番 高田紀子

9番高田です。今のお話、個人間、ぜひとも使えるようにしていただきたいと思います。最後にですけれども、もう一つ、今回Beコインを使うに当たって、スマホなどで見れば、どこで使えるかっていうのが分かるんですけれども、カードの方、その方たちがスマホの見れない方たちっていうのが、こういう商店さんというか事業者さんで使いますっていうのはいただいてるんですけれども、それはお名前っていうか会社名だけなので、ここは何で使えるかっていうか、すいません、飲食店さんとか、宿泊施設なんですけれども、もうちょっと詳しく入れていただければと思うんですね。宿泊施設でも宿泊施設じゃなくって、ちゃんと飲食も伴うところもあれば、飲食店でもこういうことが、それこそテイクアウトができますとか、そういうところも、もう少し詳しく一覧でポンと来るのではなくて、もう少し内容を深めていただけないかなっていう風に町民の方から、そのことも声を出されてた方がいらっしゃるんでね、それこそ高齢者の方もそうなんですけれども、一体どこで使って良いのか分からないという方がいらっしゃって、ここで使えた、あそこで使えたみたいなことが起きているので、ぜひともそこの辺をご検討いただいて、町民の方に分かりやすい中で伝えるようにしていただければと思います。お願いします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、貴重なご意見を賜ったと、感謝を申し上げます。より分かりやすい形、今166事業者さんが加盟して、利用できる状態にしていただいておりますけれども、そこのどういう業態なのか、どこにあるのか等々をもっと詳しい情報をということでございますので、分かりやすく使える、店舗についてご説明するような資料を作ってまいりたいと思います。まだこの形が、これから協議のお願いとご相談していくんですけども、先ほど申しました協議会につきまして、商工会さん、あるいは今回、Beコインに協力いただいてる事業者さんを含めた、多くの皆さまで構成をしていただきたいなと思っておりますので、そういった場を通じてより分かりやすくお伝えする方法づくりについても、そのような場を通じて検討してまいりますし、実行してまいりたいと思っております。

出典:美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる