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美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日

白金温泉における配湯量の確保について

2021年3月15日、美瑛町議会の一般質問で、大坪正明議員が「白金温泉における配湯量の確保について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
大坪正明 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 大坪正明

増山議員、今議長も申されましたけども、お見えにならなかったということで、体調が一刻も早く回復されますようにお祈り申し上げたいと思います。一般質問最後になりました。よろしくお願いいたします。番号5番大坪正明、質問方式、回数制限方式、質問事項、白金温泉における配湯量の確保について。質問の要旨、白金温泉は、昭和25年の開湯以来、昨年で70年を迎えました。本町の観光の原点であり、例年20万人を超える宿泊客を数え、多くの方が訪れております。さて、配湯量の確保を目的として昨年実施した白金泉源18号井の浚渫工事では、地下500メートルまでの浚渫を予定していたところですが、管の閉塞により308メートル地点で終了し、施工前と比べ揚湯量の減少と湯温の低下という大変残念な結果となりました。現在、6カ所の泉源で揚湯していますが、掘削してから古いものでは40年、一番新し い20号井で22年経過しており、今後の湯量の減少が懸念されるところです。令和3年度において、21号井の新設に向けて予算の計上もありますが、国の許認可等も必要となり、掘削までにはある程度の期間を要すると思われます。温泉施設等に安定した配湯を行うためには、湯量の確保が急がれるところです。観光客入込数及び入湯税の回復につなげるためにも対策が必要と思われますが、今後の見通しについてお伺いします。質問の相手は町長です。よろしくお願いします。

答弁 町長 角和浩幸

私からも、増山議員、体調不良とのことでございますので、私からも一日も早いご回復をご祈念申し上げます。また、5番大坪議員よりの1点のご質問に対して答弁を申し上げます。白金温泉における配湯量の確保について、お答えいたします。現在の白金温泉における各施設への配湯状況については、各泉源井の揚湯量の調整によって、必要な湯量を配湯しているところですが、全体湯量の余力不足を要因とした配湯圧の変動により、圧力のバランスが崩れたことによって、揚湯量に影響が出るなど不安定な事象が発生していることから、都度、各施設の配湯圧や揚湯量の全体調整を行い、配湯の維持に努めているところです。今後、季節の移り変わりによる気温の上昇に伴い、各施設が必要とする配湯量が冬期に比べて減少することから、湯量に余力が生じ安定した配湯ができる見込みとなっています。しかしながら、次年度以降の冬期間の運用に向けては、一定の湯量を確保する必要があるため、既存の配管網や配湯設備の調査を実施し、その結果を基に不具合の改善策を検討するとともに、新規掘削に向けた調査・測量についても、令和3年度に実施するよう本定例会に御提案させていただいたところです。さらに、その調査・測量結果を踏まえ、十分な分析や検討に基づき、長期的視点に立った年次計画を策定した上で、順次、新規掘削や揚配湯設備の改善等を行うことにより、常に安定した配湯を可能とし、本町の観光の一翼を担う白金温泉の魅力の一つである「源泉かけ流し」を維持すべく努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

再質問 5番 大坪正明

再質問させていただきます。18号井の浚渫では結果として、揚湯量が以前、毎分150リットルだったものが、12月時点では13リットルという風に10分の1以下になってしまったっていうことで、大変残念なことです。また、それを受けまして17号井のポンプ交換をして、揚湯量アップしようとしたところですけれども、結果的には以前とあまり変わらなかったということで、やはり全体的に湯量の供給できる量が厳しい状態になっているという風に考えられます。現在、何とかやりくりして、それとコロナの影響で休業されてる温泉施設もあるということで、何とかこの冬は間に合いそうですけれども、来年の冬以降について、次の冬以降については、厳しい状況も予想される訳です。新たに、21号井の掘削に向けて今年も調査、測量という予算もみておられます。さらに、やっぱり国有林、国立公園内ということで、それぞれ官庁の許認可等も必要になってくると思います。ある程度日数も要するものと思われますけれども、その点の見通しについてと、もう1点は今回18号井の浚渫で、結果的には残念でしたけれども、今後、他の泉源でも浚渫するのであれば、やはり今回の経験というか結果も十分精査して、取り組んでいかなければならないのではないかという風にも考えられます。その点について、再度お伺いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、まずは、以前の議会でもご説明を申し上げましたけども、18号井の浚渫工事に伴いまして、思ったような効果を発揮することができず、温泉施設関係者の皆さまはじめ、議会の皆さまにもご迷惑をおかけしたことをお詫びを申し上げます。また、その後、17号井につきましても、現状維持ではございますけれども、厳しい状況が続いているということは、皆さまご承知のとおりでございます。そのような中でございますけれども、美瑛観光の発祥の地である白金温泉を、引き続き多くの皆さまに楽しんでいただくために、万全なる配湯体制に今努めているところでございます。さらに、その体制を維持、向上させていくためにも、今回、令和3年度の当初予算に調査、測量等の予算を計上させていただいた次第でございます。調査測量そのものにつきましては、今ある設備の中で、より効果的に配湯量を確保して、安定的に各施設に配当できる体制を整えていくことができないかという観点もございますので、新たな掘削とは別に、より効率的に配湯を進める体制を考えております。ただ、そのことだけでございますと、今あるやり繰りの中で十分に回していくということでございますので、やはり、新たな掘削が必要になってくる、これは私はそう判断しておりますので、新たな掘削を前提にした調査も、重ねて兼ねてやっていくところでございます。議員ご指摘のとおり、掘削に関しましては様々な許認可がございます。国有林の使用許可、動力の許可申請、その他、温泉成分の分析ですとか、事細かく定められておりまして、一つずつクリアしていく必要がございます。中でも、温泉法によりまして温泉審議会の許可申請、そこで認定をいただくことが必要になってくるんですけれども、この温泉審議会の開催がですね、2月、5月、8月、11月と開催月が決まっておりまして、それぞれの開催のそこに向けて準備を整え、申請するという運びになっております。こちらの準備が整い次第、整いましたので審査をお願いしますという形ではないので、これが一つ、スピードアップのためにはネックになっているという面がございます。ただ、もちろん、それを受けまして、であるからこそ私共としては、もう全ての手続をスピーディーに進めていく必要があるということで担当課はじめ、すぐに着手できる体制を整えて、なるべく可能な限り速やかに温泉審議会にかけられるよう努めてまいります。望みとしましては、令和3年度内に掘削というところが理想ではございますけれども、間に合わない場合につきましては、その次の4年度の実施にならざるを得ない状況だなという風に、今は見通しを立てているところであります。(「はい」の声)

再質問 5番 大坪正明

できるだけスピーディーにって今、町長のお話でございますけども、やはり泉源事業会計をもって、事業者の皆さんから泉源使用料もいただいています。また、入浴客の皆さんからは入湯税いただいているということで、やはりそこに十分なお湯を供給していくっていうのは、やはり責任があるんじゃないかという風に思います。今回は当初予定していたとおりにはならない、逆の形になってしまったということで、湯量が減ったっていうこともございますけども、やはり現在ある源泉ですね、やはり古いものもあります。どれか1泉でも故障すると、やはりまた配湯量が足りなくなるっていう恐れもありますし、できるだけスピーディーに取り進めていただけるように取り組んでいただきたいという風に思います。以上です。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘いただきましたとおりでございまして、美瑛の大きな観光の柱の一つであります白金温泉でございます。その中で、各事業者さんに温泉事業を経営していただき、美瑛町の観光経済の一役を大きく担っていただいている皆さまでございます。その皆さま方に対しまして、源泉、温泉を配湯していくというのは、美瑛町の課せられている使命でございますので、今ある事業に支障が出ないよう、滞りが出ないように進めることはもちろんでございますけれども、より余力、余裕のある形で配当を進められるように、よりスピーディーに早く事業を業務を進めてまいります。先ほど答弁漏れがございました。18号井浚渫後の浚渫でございますけれども、今回の浚渫を18、17号井とやらせていただきましたけれども、思っていた以上といいますか、想像外に井戸の管の中の劣化というのが進んでおりまして、容易に手をつけられないなという風に判断しておりますので、今後の浚渫というのは、相当に慎重、基本的には、少し一旦ストップして別の手立てを考えるというのが現在の立場でございます。いずれにしましても、関係する多くの皆さまにご迷惑が出ないように、一日も早く、新たな掘削が実現できますよう、万全を期して臨んでまいりたいと考えております。

出典:美瑛町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月15日 議事録 PDF(83ページ) 間違いを知らせる