みんなの議会

美瑛町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月15日

(1)令和元年度美瑛町教育委員会事務事業点検・評価を受けて/(2)小中連携を踏まえた中での小中一貫教育の実現について

2020年12月15日、美瑛町議会の一般質問で、桑谷覺議員が「令和元年度美瑛町教育委員会事務事業点検・評価を受けて」「小中連携を踏まえた中での小中一貫教育の実現について」について質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。

質問者
桑谷覺 議員
答弁者
教育長 千葉茂美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 8番 桑谷覺

番号8番桑谷覺、質問方式、時間制限方式、質問事項1、令和元年度美瑛町教育委員会事務事業点検・評価を受けて。質問の要旨、令和元年度美瑛町教育委員会事務事業点検・評価の報告があり、美瑛町の子ども達のために、教育委員会が中心となって各種事業が積極的に推し進められていることが理解できましたが、一部で評価Cの課題があるのも見受けられましたので、次の3点についてお伺いします。(1)評価項目「心を和ませる学級経営」において、「児童生徒が互いの考えや気持ちを尊重し合える雰囲気を作り、『心の居場所』となる学級づくりにより一層努める。」とあります。これは一つの大事なテーマだと感じます。不登校やいじめ問題、コロナ禍での差別等の問題解決は、本人や家庭事情等解消すべき課題はありますが、まずは、児童生徒がお互いに話し合い自己存在感・自己有用感の醸成、そしてお互いを認め合うことが必要と考えます。今までの状況を踏まえて、今後の具体的な取り組みは。(2)評価項目「体力向上のための指導の推進」において、「運動習慣の調査の結果、特に週末において運動する時間が、全国や全道の平均から低い状況にある。学校外で児童生徒自ら運動する習慣の醸成と、社会教育活動などを通じて子どもが外で運動しやすい事業の検討が必要である。」とあります。体力と学力の相関関係は、全国学力・学習状況調査や、全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果で、密接に関係していると思います。学校現場では、それらを意識しながら取り組んでいると思いますが、特に発達が著しい小学生の時が大事だと考えます。地域活動のリーダーの育成やコロナ禍での安全確保をした上で、子どもが積極的に土日に野外活動や文化活動等できる環境づくりを進めては。(3)評価項目「通学路の安全の点検」で、「『美瑛町通学路交通安全プログラム』に基づき要望のあった信号機設置について関係機関と協議中であり結論が出ていない。今後の課題では、各学校においてPTA・CS(コミュニティ・スクール)等の協力を得て一層の安全確保に努める。信号機の問題について、早期に解決できるよう、関係機関との協議を進める。」とありますが、①各学校での点検要望に関する回答は。②信号機が設置できない状況ですが、問題点及び今後の具体的な解決策は。③交通安全と合わせて、不審者等の防犯予防との連携を図っていく考えは。質問の相手、教育長。2番目、小中連携を踏まえた中での小中一貫教育の実現について。千葉教育長の就任後、コミュニティ・スクールやキャリア教育等を推進し、美瑛町の子ども達が自分の個性を生かしながら社会に出てからも生き抜く力を醸成する等、積極的に取り組んでいると思います。その中でも小中連携の取り組みは、評価に値するものと考えています。小学生が中学校に上がる時の戸惑いや不安等の解消を図るため、受け入れ側の中学校の先生が事前に小学校に赴き中学校での授業内容や生活等を教える出前授業や、送り出す側の小学校の先生も中学校に赴き同様に中学校での生活を踏まえて児童を送り出す準備をしていると思います。これらの取り組みは、小中学校の校長をはじめとする先生方の理解があってのことと思いますが、それ以上に千葉教育長のリーダーシップの賜物と思います。また、小学校に上がる前の園児や中学校を卒業した生徒のフォローも含めた11年という長いスパンで美瑛町の子ども達の教育を推進していると聞いております。そこで、次の3点について質問します。(1)小中連携における現状は、中1ギャップ等生徒の不安は解消されているか、また、校長をはじめとする教職員の理解や業務の負担になっていないか。(2)小中一貫教育の実現性について、小中連携も熟してきていると考えますが、次のステップとして、小中一貫教育を推し進めてはどうか。(3)園児から高校1年生までの計11年間の長いスパンでの教育の連携の課題は。質問の相手、教育長。よろしくお願いします。

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

8番、桑谷議員の2項目について、一般質問の答弁を申し上げます。よろしくお願いします。質問事項、1項目、令和元年度美瑛町教育委員会事務事業点検・評価を受けて。教育委員会評価につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育行政事務の管理及び執行の状況について、自ら点検評価を行い、その結果を公表したところです。1点目につきましては、学校では、子どもたちが人として平等な立場で互いを理解し、尊重し合える学級づくりを目指しています。具体的な例としては、小学校では、友人の良い所を手紙に書いて交換し、お互いを認め合う取り組みや、児童会活動を通じて、助け合い、励まし合う心の育成に努めています。また、中学校では、各学年の代表者が、学校生活における改善点などを話し合い、お互いを尊重し合う学校の風土づくりのための活動を定期的に実施しています。さらに、子ども理解支援ツール「ほっと」を活用して、子どもたちの協調性や他人と接する態度などのコミュニケーションスキルの状態を把握し、より良い人間関係づくりにいかしています。また、コロナ禍においても、学習の遅れや進路に不安などが生じないよう、子どもたちが安心して相談できる環境の充実に努めております。2点目につきましては、小学5年生及び中学2年生を対象に毎年実施している全国調査では、本町の子どもたちは、総体的に体格や体力、運動能力が全国平均を上回っています。このことは、各学校における課題の克服に向けた適切な指導の成果であると考えています。一方で、運動の習慣が十分でない傾向が見られました。このことは、テレビの視聴やゲームなど、自宅で過ごす時間が多いことがその一因であると分析をしています。美瑛町教育推進協議会では、各学校で行っている全学年の体力測定の結果を踏まえて、家庭でできる体力向上に役立つ資料を作成中であり、子どもたちが自ら運動に親しむ習慣が図られるように取り組みを進めています。また、少年団などの指導者の育成も図りながら、小学生を対象とした各種スポーツ教室の開催など、日頃から体を動かす機会を提供しているところです。今後も新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で、望ましい運動習慣につながる事業を展開してまいります。3点目につきましては、町、国、北海道、警察等の関係機関が連携し、通学路の安全確保を目的として、平成28年度に「美瑛町通学路交通安全プログラム」を策定しました。各学校からの改善要望のあった箇所について、関係機関で現地調査の上、危険性などの状況を把握し、PTAなどによる街頭指導により安全確保に努めているところです。議員御指摘の信号機につきましては、道路の構造や景観上の課題から、現在のところ設置には至っていません。教育委員会としましては、引き続き関係機関と協議を重ね、信号機の設置に向けて取り組んでまいります。今後においても、各学校のPTAや学校運営協議会委員、青少年健全育成協議会、防犯協会等が連携の上、児童生徒への交通安全指導と防犯対策の強化を図ってまいりたいと考えています。2項目、小中連携を踏まえた中での小中一貫教育の実現について。子どもたちの心身の発達や価値観の多様化が進む中、本町では、小学校から中学校へと新しい環境に移行する際の登校しぶりや不登校などの課題の解決に向けて、小中連携教育を進めています。1点目につきましては、現在、小・中学校で統一した学習規律の定着を図ることや中学校の教員が小学6年生に授業を行う出前授業の実施、異校種間の相互授業参観など、美瑛町教育推進協議会を中心に小中連携の取り組みを進めています。また、子育てファイル「すとりーむ」や引継ぎシートを活用した、小・中学校間のきめ細かな引継ぎ、中学校の通級指導教室を軸とした中学校教諭による小学6年生の個人面談の実施など、教職員の理解と協力を得ながら、子どもたちの不安解消に取り組んでいます。本町は、令和元年度から北海道教育委員会の「中一ギャップ問題未然防止事業」の推進地域に指定されており、美瑛中学校に加配教員を配置し、校下の小学校と学習や生活に関する情報を共有するなど、連携しながら中一ギャップの未然防止に努めています。なお、これらの取り組みを進めるに当たり、担任の先生だけの負担にならないよう、学校全体で情報共有し、教職員の負担軽減に努めています。2点目につきましては、1点目で述べましたように、小中9年間の連続した教育を見据え、出前授業などを実施し、連携を深めています。今後、教育委員会としましては、これまでの小中連携の成果と課題を検証し、小学校と中学校の指導内容、指導方法等について、教職員の研修などを実施しながら、地域や学校の実情に応じた教育の一層の充実を図ってまいりたいと考えています。3点目につきましては、これまでも町内の幼稚園と保育所の意見を踏まえた、小学校入学後のスタートカリキュラムの編成、小学校と中学校の教育目標の共有や、互いの教育活動について共通理解を図るよう努めています。また、高校への進学に当たっては、引継ぎシートを用いて、高校、中学校、保護者及び教育委員会で教育相談を行うなど、高校生活へスムーズに移行できるよう努めております。進学に伴って生じる様々な課題の解決に向けては、学校間の連携が最も必要であることは言うまでもありませんが、最近特に、学校だけでは解決できない家庭に起因する課題も増加傾向にあり、教育と福祉の連携強化が今まで以上に重要になってくると考えています。

再質問 8番 桑谷覺

8番桑谷です。1点目につきまして、ちょっと再質問したいと思います。自己存在感の醸成は、小学校生活から大事であり、一つの方法として平成30年度から実施されている道徳教育が行われており、学習指導要綱もあると思いますが、担任の先生の指導力の格差が子ども達の発達に影響しないか、お伺いします。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

再質にお答えをします。指導力の差が子ども達の発達に影響しないかというお話でございますが、自己存在感と合わせて自己有用感の育成を目指すということを重要なことだと考えております。他の人に役立つこと、それから、他の人に喜んでもらえたことなど、相手の存在なしには自己有用感っていうのは達成できないと思っております。最近、褒めて自信を持たせる、育てるという教育も認められて、自信を持って育つ方が子ども自身が持続しやすいという風な言われ方もしております。それで、ただいま受けました、指導力の差が子ども達に、発達に影響するのではないかどうかということでございますが、2点あると思ってます。1点目は先ほど議員もおっしゃられましたように、学習指導要領に従い、教育課程を学校全体で教育課程を編成して実施しているということでございます。例えば、答弁書でも申し上げましたが特別活動の中で、学級活動とか児童会活動、それからクラブ活動、学校行事とかそういうような特別活動の中で、そういうことについて各先生がお話をしながら、また、担任の先生だけではなく、他の先生も入った中で色んなことを教育しているという流れでございます。また、北海道教育委員会が出してるマイノートというものがありまして、これを使いながら取り組みを進めているところです。先ほど道徳の話もありましたが、特別な教科として入った道徳につきましても、これらにつきましても、各先生方で差が出ないよう、子ども達に影響ないように色んな研修した中で進めているところでございます。もう一つ、教育課程の指導要領の中にもありますけども、生徒指導とかいじめ対策については、やはり自己有用感、自己存在感というそういう育成にとても大事なことだと思いますので、教職員が研修しながら、組織として取り扱っております。どんなことをしてるかっていったら、色んな教育相談をしたり、事例研究などしながら、それぞれの教職員が情報共有しながら、研修研究しながら、先生方で差が生じない、子ども達に影響を与えないような、そんな取り組みを現在しているところです。以上です。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

はい、分かりました。次に2点目につきまして、質問したいと思います。2点目、体力と学習の関係は周知のことだと思いますが、昔は学校生活以外で野外活動、少年団活動を通して、教科書にはない問題を自ら、あるいは仲間と解決したり、年上が年下の面倒を見て、また、その後輩が、先輩たちの行動を見て見習うなどの、そういった環境づくりが大事だと思います。少子化、プライバシー問題、指導者の不足、そしてコロナ禍による集団活動の難しさもありますが、子ども達が大人になり社会に出てから、勉強だけでは解決できないあらゆる困難に立ち向かうには、合宿や野外活動などを通しての体験も大事だと思いますが、お伺いします。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

体験が大事ではないかっていうお話で、色々話をいただいたところですが、学力と体力の関係についてということでお話があったところですが、毎年してる全国学力・学習状況調査の中でもやはり、部活動をしている子どもと、それから部活動なり、そういう活動をしてない子どもの学力と体力の関係についてというのは、やはり、平均正答率等々の中では傾向としては出ている部分があり、部活動はあまりやり過ぎても駄目なんですが、やはり定期的な運動をしながら、学力・体力、両方をやはり備えたっていうことでは大事であり、豊かな人間性をつくるためにも、やはり体力というのは非常に大事なことだという風に私は思っているところです。これを受けまして、色んな取り組み、学校教育、社会教育、生涯学習の中で、小学生を特に中心に色んなスポーツ教室、それから色んな、スポーツ以外の学習も含めた土曜学習等ということで、土曜日、日曜日の過ごし方をしっかりしようということで、土曜学習というのを始めて、もう何年かになりますけど、始めているところですし、また、社会教育関係でもスポーツの色んな事業を取り組んで、子ども達にぜひ、体を動かしてもらいたいということで進めているところです。中々、地域の子ですと、スクールバスに乗って、そのまま自宅に、学校と自宅のスクールバスの往復というような子どももいますので中々、また、1人では運動、昔のように、今議員おっしゃったとおり、昔のように子どもがいっぱいいて、遊びなりができる環境ではありませんので、やはり、子ども達にそういう場をつくることも大事かなと思っているところですので、今後ともやはり団体生活の大事さを教えながら、発達段階においては色んなスポーツ教室の設定、それから、それと合わせた学習等含めて、色んな情報が今入っており、中々その昔と同じような遊びなり運動ができないというか、家で過ごす時間が多くなっておりますので、答弁で申し上げましたように、それを十分に考えながら、これについては学校教育の中でも、やはりお話をしていただきながら、放課後の有意義な活動、それから土曜、日曜日の色々な活動ができるよう、これからも色んなことを考えながら進めてまいりたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

はい、分かりました。次、3点目につきまして、再質問します。通学路安全対策協議会は、事務レベルで構成され、即効性のある会議で、公安委員会が信号機を設置するということは、長年要望してきた経過もありますが、会議の効果も大きいと思います。このチャンスを逃すのはもったいないと考えます。道路管理者がどうの、規制がどうのというのも分かりますが、美瑛の子どもを守るという一つの大義で大胆な行動はできないか伺います。私も今日15日に交通指導員として立ちまして、交通指導員あっちこっちに立っておりますけど、子ども達を見守ってますけど、信号のことは中々難しい問題もあると思いますが、ぜひ、地域で要望あった信号機などの設置は、ぜひ検討していただきたいなと思っております。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

15日ですか、交通指導、大変お疲れさまでございます。ありがとうございます。1回目で申し上げましたように、この組織っていうのは、全国で登下校中の子ども達が事故等に遭うということが起きたことから、全国的にこの通学路の安全点検をしてはどうかということで、組織をつくって安全プログラムを作成してということで始まって、美瑛町は平成28年度より、会議をしながら合同点検しながら進めているところです。それぞれ地域なりPTAの方から学校を通じて、それから学校として、それぞれの通学路に危険な箇所があったり、また、学校前に横断歩道が欲しい、それから信号機が欲しい、減速マークがほしい等々の色んな要望を受けた中で、こちらの推進会議の中で関係者が集まって協議をしながら、合同点検しながら優先順位を決めながら進めているところです。今議員おっしゃるとおり、中々その要望をまとめて、会議にかけて公安委員会に示しても、中々その優先順位と、それから交通量の問題とか、これはあと予算の問題ということもあったりして、中々こちらは要望しても実現しないっていう状況が多いこともあります。また、横断歩道とか信号機ですと、交差点の形状等々によって必要性が低くなったりということで、中々その実現しない部分があります。今回、信号機の話が出ておりますが、これにつきましても警察、公安委員会、それから道路管理者等々の中では必要であろうということで今設置に向けて協議をするというところですが、中々、公法上の問題、また、それに起因する色んな協議を進めていかなければならない課題が多く含んでおりますので、中々設置には至っておりませんが、引き続き、設置できるように関係機関等、今後とも協議をしながら進めてまいりたいと思います。何より色んな規制標識等々が必要な訳ですが、交通安全指導委員会の方、それからPTAの方々、CSの委員の方々等々に街頭での色々指導していただきながら、それから子ども達を見守っていただいていることに感謝申し上げまして、今後におきましても交通事故に遭わないよう、また学校を通じて子ども達に指導するような、そんな風に進めてまいりたいと考えております。以上です。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

はい、ありがとうございました。質問事項2番目について、2番目の1点目につきまして、小中連携の良さは理解できましたが、担任の先生の理解・協力が大事で、その件については、美瑛町では心配ないと思いますが、町内中学校は2校あり、美馬牛中学校は美馬牛小学校からの進学で、学校間、地域的にも密な関係、連携を取れていると思いますが、美瑛中学校の場合は、美瑛小学校、美瑛東小学校、美沢小学校、明徳小学校と広域にわたるため、密な連携が取れない場合もあるのではないかと思います。私も小学校から中学校上がる時は、今のような少子化もなく兄弟もたくさんいて、兄から中学に行く心構えだとか、従兄だとか、隣近所から色々教わって、中学校行く心構えがあったっていうのを記憶しております。そういう点で、今の子ども達は少子化でございますので、密な関係が取れない場合もあるので、その点どうでございますか。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

先ほどお答えをさせて、繰り返しでありますが、小中連携を進める中では校長先生はじめ、教職員の皆さんのご理解とご協力をいただきながら進めているところで、特に中学校の先生が、それぞれの学校、美瑛中学校の先生が美瑛小とか3校、それから美馬牛中学校の先生が美馬牛小学校6年生に授業していただいて、ただ授業するというだけでなく、しっかりとした狙いを持った中で、小中の特に中1ギャップと言われる、そういうことがないようにお願いしながら、中学校に上がったらこういう授業をして小学校でやってることを引き続きやって、中学校来ても心配ありませんよなんて言葉をかけながらやってくれていることなので、非常にありがたいなと思っています。また、美瑛町教育推進協議会という組織をつくったその中で、先生方が、特に小学校の先生が中学校の授業を見て、特に中学校1年生、6年生の担任の先生が中学1年生の授業を見てどんな状況なのか確認する、こんなことも非常に大事なことですので、中々小学校の先生担任を持ってますので、授業を外せない部分がありますけども、日程決めてそれぞれ参加して、小中連携も定着してきてるのかなと思っているところです。特に美馬牛中の校下については美馬牛小学校ということですので、先生方が考慮しながら合同研修などをしながら、美馬牛小学校の先生が中学校1年生の授業をしたりということで、学校運営協議会コミュニティ・スクールも一緒なんで、十分な連携を取りながら今取り組みを進めているところです。また美瑛中学校校下の4校ということですが、これにつきましても学校規模の違いもありますけども、先ほど述べましたように出前授業を活用しながら、また、ストリーム等も活用しながら、特にきめ細かな引継ぎを行っているところでございます。答弁申し上げました中1ギャップの未然防止事業の美瑛町推進地域、それから美瑛中学校校下4校、小学校4校が推進校となっておりますので、それらも含めて小中学校間で色んな情報を共有しながら、今現在進めているところです。特に先生方の負担にならないように十分に気をつけながら進めておりまして、今後の進め方としては、保護者の方もそういうことを十分理解できるような方法がないかなという風に一つ考えているところでございますが、いずれにいたしましても、今後におきましても、校長会、それから美瑛町教育推進協議会の組織の色んな意見を聞きながら、小中連携に努めてまいりたいと考えているところです。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

分かりました。次に2点目につきまして、美瑛町の教育は近隣市町村を見ても引けをとらないと思います。これは学校長をはじめとする教職員の方々の努力だと思います。もっと美瑛の教育をPRしてはどうですか。移住対策との連携も含めて、教育が充実している美瑛町だということで、推進してほしいと思います。また、先ほども言いましたが、美馬牛中学校と美馬牛小学校はエスカレーター方式で進学するのであれば、小中一貫として再編してはどうですか。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

美瑛町の教育について、特に他自治体と比べたことはないし、比べる必要もないかと私自身は思っていますが、美瑛町の教育の実態はどうかっていうことをやはり整理しておく必要があると思いますし、地域との関わりも非常に大切なことですし、それについても十分に教育委員会、教育委員さんと含めて、美瑛町の教育について考える必要があると思ってますし、議員おっしゃるように遜色ないと言われるのも、やはり美瑛町の教育職員の方々の日頃のご苦労のおかげかなという風に感謝するところです。教育のPRと言いましても、それぞれの自治体でそれぞれの将来を担う子どものためにということで、色んな取り組みをされていると思いますし、美瑛町でも例えばホームページの中で、美瑛町の教育、それから子育てについて、それで情報発信をしているところですし、私はちょっと参加したことないんですが、移住フェア等々ではやはり美瑛町の教育、子育てについて、移住フェアで行かれた方がそんなお話をして、特に教育について関心のある方が、当然、色んな仕事とかについてもそうでしょうが、教育について子育て中の方ですとやっぱり教育についてというお話もありますので、そんなこともお話ししてるという風に聞いているところです。ぜひ、子育てしやすい町としては選ばれるようなそんな教育になればなと思っているところです。美馬牛中学校、美馬牛小学校、小中一貫校にしてはどうかというお話でございますが、先ほど来お話ししてますように、小中連携を今一生懸命進めているところですし、少しずつ形になって、それぞれ進めているところです。特に美馬牛小中学校については、教職員の理解も非常によく、色んな合同研修とか、それから小学校、中学校でそれぞれ、出前授業等で取り組んでいきたいということで、非常に密接な関係がありますけども、今なかなか新たな形ということになると私の一存で済む話でございませんですし、今後も色々な検証をする必要があると思いますし、地域の児童生徒をどう育てるか、それから、義務教育9年間どうしていくかという、その目指す姿を考えたりすることについては特に町内では美馬牛地区がそういう面では考える必要がある。これは、全ての学校において、小中9年間を通し、子ども達を育てるかという長いスパンで見ることが大事なことですので、特に美馬牛中学校校下だけということでございませんが、そういう面では1校1校で取り組みをしてるかなということは考えますが、それ以前に今進めている小中連携について色々な課題等もありますし、検証しながら、小中一貫教育について将来的には必要な教育の方法でもあるという風に私も考えておりますので、機会があれば、先進的取り組みしてるようなところを視察しながら、色んな学校が情報を得ながら、教育委員会としても色々考えながら将来的に向けて考える時には考えるような、そんな風に今のところ考えているところです。何かとりとめのない話ですけど、今の状況はそんな状況です。以上です。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

桑谷です。では、3点目につきまして、再質問します。小中学校生活の前後1年ずつ、計11年として美瑛の子ども達の成長を見ていく、これは学校の先生ばかりでなく、美瑛の子どもは美瑛の大人たちが守るという気持ちが必要だと感じます。再度、11年間という長きスパンでの教育の継続についてお伺いします。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

3点目につきまして、答弁をさせていただいたとおりの内容でございます。特に地域の多くの大人の方が子ども達と触れ合いながらということは子どもの成長には非常に大事なことだと思っておりますし、大人が子ども達を温かく見守っている、そんな社会が望ましいのかなと思っているところです。現在、幼稚園、保育所から小学校へ、小学校から中学校、それから中学校から特に美瑛高校ですが、それぞれの接続する部分において関係者の方々が様々な取り組みを行っていることは先ほど述べたとおりでございます。特に最近、学校だけでは中々解決できないような、そんな事案もあり、やはり家庭と学校との色んなこのやりとりの中で色んな組織を活用しながらっていう、そんなことがありますので、これも一つの課題かなと思って、少しずつ関係機関と協議しながら、学校の先生方の負担にならないような、また、家庭での生活、当然学校として家庭での生活、学校での生活と色々知らなきゃならない部分が多いんですけども、学校の先生だけにちょっと負担を負わせないような、福祉と連携した中、また、関係機関と連携した中の取り組みを進めているところです。幼稚園、保育所から高校1年生までの11年という長きスパンの教育についてということですので、それらも考えながら美瑛の子ども達が小学校に上がる時、中学校に上がる時、高校に上がる時、それぞれしっかりと接続できる仕切りをしながら、進学しても困らないような、そんな風にできるようにしていくのが我々の務めでないかなという風に感じているところです。以上です。(「はい」の声)

再質問 8番 桑谷覺

私も6月の定例会で、スクールカウンセラーのことを申し上げましたけど、こういう時でもスクールカウンセラーの役割は重要だと思いますので、スクールカウンセラーのことも検討してはいかがと思いますが、いかがですか。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

スクールカウンセラーにつきましては、大分早い時期から道教委の支援を受けてスクールカウンセラー、それぞれ中学校にスクールカウンセラーを派遣していただき、その校下の小学校にということで、北海道の予算には限りがありますので、町独自の予算も組みながら、スクールカウンセラー各学校に出向いてもらって、子ども達の話、それから先生の話、時には保護者の話も聞いたりということで取り組ませていただいてます。今スクール・ソーシャル・ワーカーという方にも派遣をしていただいて、スクールカウンセラー、スクール・ソーシャル・ワーカーということで、スクール・ソーシャル・ワーカーは特に福祉の面が多いんですが、家庭との関わりについて色々保護者と協議をしていただきながら、しっかりと子ども達が学校に通う、家庭で生活できる、そんな風な取り組みをしているところです。先ほどちょっと申し上げませんでしたが、今社会に開かれた教育課程の実現というようなことで進めているところですが、その中での一つの方法として、コミュニティ・スクールを各学校に設置しておりますので、このような組織も使いながら、学校と地域が一体となった取り組みが進められれば良いなという風に考えているところです。以上です。

出典:美瑛町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月15日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる