美瑛町議会 令和2年第4回定例会 2020年6月18日
(1)ニューノーマル(新常態)を見据えた町政運営について/(2)町の持続的発展を支える内部統制体制構築の取り組みについて
2020年6月18日、美瑛町議会の一般質問で、青田知史議員が「ニューノーマル(新常態)を見据えた町政運営について」「町の持続的発展を支える内部統制体制構築の取り組みについて」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 青田知史 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 青田知史
はい、11番青田でございます。質問の方式、時間制限方式、質問事項、1番、ニューノーマル(新常態)を見据えた町政運営について。鈴木直道知事が5月29日に「新型コロナウイルス感染症対策に関する基本方針について」で通知したように、6月1日に全ての施設の休業要請が解除され、外出自粛やイベントの開催制限についても段階的に緩和されることとなりました。しかし、新型コロナウイルスとの共存は長期化することが予想され、政府は「新しい生活様式」を提唱し、同様に北海道は「新北海道スタイル」の実践により今後も感染防止対策を十分に行いながら、社会生活を送ることを求めています。これらはいずれも「ニューノーマル(新常態)」と呼ばれる社会生活変革の概念であり、世界的に関心が高まっています。美瑛町においても、町民の皆さまと共に「新しい生活様式」あるいは「新北海道スタイル」を理解し、社会の変容を受け入れることが必要になりますが、町政運営も同様であり、これからの時代はニューノーマルの価値観や新しい条件の下で、まちづくりを進めていくことが求められると考えています。価値観や前提条件が変化することで、これまでの各種計画や予算についても、適宜見直しや変更を行うべきものもあるかと思います。また、今だからこそ町民の皆さまの安全・安心な生活、豊かなまちづくりのために展開していくべき施策もあるとの認識に立ち、次の3点について伺います。(1)重大感染症を想定した業務継続計画策定の必要性について。(2)公共事業脱平準化と企業誘致等による地域振興策について。(3)財政展望について(財政規律と基金のあり方)。質問の相手は町長です。質問事項2、町の持続的発展を支える内部統制体制構築の取り組みについて。質問の要旨、地方公共団体における内部統制制度は、平成29年の地方自治法等の一部を改正する法律により、監査制度の充実強化及び地方公共団体の長や職員等の損害賠償責任の見直し等とともに、一体的に導入されるのが理想だとされています。現在のところ、市町村の制度導入は任意となっているものの、本町では既に様々な形で適正な業務執行の確保に努め、一定の内部統制が存在し機能していると推察しています。今後も組織として常にリスクがあることを前提に、内部統制の基本的な枠組みを踏まえつつ、組織的かつ効果的に取り組み、さらに適正な業務執行の確保を図るべきだと考えています。総務省から平成31年3月に出された「地方公共団体における内部統制制度の導入・実施ガイドライン」において、内部統制の目的を達成するために必要となる6つの基本的要素のひとつとして示されているのが「ICT(情報通信技術)への対応」です。ガイドラインでは、内部統制の目的を達成するためには、ICTの活用が不可欠の要素になるとの指摘もされています。働き方改革や新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにテレワークの導入が進み、地方自治体の導入にあたっても国の財政措置が講じられるようにもなりました。内部統制制度は、町政の信頼と持続的発展を支える重要な制度であるとの認識に立ち、次の3点について伺います。(1)現在の内部統制体制と今後の取り組みについて。(2)ICT活用の現状とテレワーク導入の方向性について。(3)情報管理と提供のあり方について。質問の相手は町長です。よろしくお願いします。
答弁 町長 角和浩幸
11番青田議員の2点にわたる質問にお答えをさせていただきます。まず質問事項、1番目でございます。ニューノーマル(新常態)を見据えた町政運営について。新型コロナウイルス感染症対策については、一時の感染拡大期を経て、感染者の減少等を背景とし、5月25日に緊急事態宣言が全面解除されました。次のステージは、「新しい生活様式」の実践による感染予防対策と社会生活、経済活動の両立を目指すことです。感染リスクをコントロールしながら段階的に社会経済の活動レベルを引き上げていく、新たなライフスタイルやビジネススタイルの実践が求められています。1点目につきましては、今般の新型コロナウイルス感染症の発生や拡大に伴い、策定済の「新型インフルエンザ等対策行動計画」や「美瑛町業務継続計画」を基本に、本年4月に「新型コロナウイルス感染症対策行動計画」を策定するとともに、併せて感染拡大段階において継続的かつ迅速に業務を遂行するため、新型コロナウイルス感染症に対応した「業務継続計画」を策定し取り組んできたところであります。この計画は、感染症によって本町の職員またはその家族が罹患するなどして、最も厳しい状況で職員の4割が出勤不能となることを想定しています。今後においても、国や北海道の対処方針等との整合性を考慮しつつ、必要に応じた変更を行いながら、感染症による有事の際においても行政運営が継続的に実施できる体制づくりに努めてまいります。2点目及び3点目につきましては、町の公共事業については、建設事業等実施計画に基づき中・長期的視点に立ち、事業の優先度や財政の将来展望を考慮した上で計画的に公共事業を実施しているところであります。新型コロナウイルス感染症の拡大による町経済への影響は深刻であり、今後、時間の経過により、様々な業種に影響が広がることも懸念されるところであります。このような観点から、町民の皆さまの暮らしを守ることを最優先に、新型コロナウイルス感染症と向き合いながら地域経済が成り立つよう、社会生活の変化に適応した地域産業の振興や移住定住対策、企業誘致などに加え、新たな産業の創出に向けた施策の推進に取り組んでまいります。また、町経済の危機的な状況を乗り越えるため、緊急的な経済対策として「北海道備荒資金組合超過納付金」を一時的に取り崩し、町独自の経営支援対策や消費活性化など大胆な対策に取り組んできたところでありますが、国の第2次補正予算における地方創生臨時交付金の増額などの動向にも注視しながら、今後も行財政改革の推進により持続可能な財政運営に努めてまいります。質問項目2点目でございます。町の持続的発展を支える内部統制体制構築の取り組みについて、お答えをいたします。本年4月に地方自治法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、都道府県及び政令指定都市は内部統制制度に関する必要な措置を講じるよう義務化されました。その他の市町村については努力義務とされておりますが、行政運営に当たってリスクマネジメントの強化が求められているものと認識しているところであります。1点目につきましては、本町は平成30年に「美瑛町行政組織運営基本方針」を策定し、行政事務の執行に伴う多種多様なリスクを想定する中で、これらの未然防止、早期発見、発生時の損害の拡大を防止するための取り組みを進めております。今後においても、起こり得るリスクを把握した上で対応策を講じ、適正な事務の執行に努めてまいります。2点目及び3点目につきましては、本町における情報通信システム環境は、セキュリティ保持のために一般的なインターネットによる通信網と行政システムを分離し、総合行政情報システムや住民基本台帳システムなどのICTを活用しております。これらを活用した事務の執行に当たっては、個人情報の漏えいが生じた際のリスクが大きいことから、「美瑛町情報セキュリティポリシー」に基づき、職員の情報管理意識の向上を図るなど、更なるセキュリティ強化に取り組んでおります。昨今、国が推進しております在宅勤務やモバイルワークなどの「テレワーク」については、公共交通機関の混雑緩和や職員の通勤時間の軽減などがメリットとして挙げられておりますが、通勤時間が比較的短い職員が多い地方部の市町村においては、導入が進んでいない傾向にあります。また、個人情報を取り扱う行政事務の性質上、十分な機密性を有したネットワーク環境が不可欠であり、新たなシステムの構築に係る財源の確保や業務量に応じた職員の勤務体制のルールづくりが必要となります。一方で、新型コロナウイルス感染症に伴い、人々の価値観や働く環境が大きく変化しました。これからは、まさに「ニューノーマル」な社会になっていくものと考えられます。働き方も変わり、ICTの活用も広がりますので、今後の国の方針などを注視しながら、テレワークの導入について検討してまいります。ICTを活用した町民への情報提供につきましては、ホームページを主な発信の手段としつつ、本年度より「美瑛町LINE公式アカウント」を開設し、広報紙や防災無線とともに積極的な情報発信を展開しております。今後においても、伝達する情報が持つ影響度を十分考慮することによりリスク発生を未然に防ぎながら、ICTの即時性をいかした情報発信によって町民サービスの向上に努めてまいります。以上でございます。よろしくお願いします。
質問 11番 青田知史
はい、答弁いただきました。まずニューノーマルを見据えた町政運営の中での業務継続計画、4月に策定されたということで、迅速かつ本当スピーディーにですね対応して、その結果やはり経済対策等もですね、円滑に進んできてるという風に私は評価といいますか、認識しているところでございます。その中でやはり非常時業務の一覧というの作られて、なんて言うんですかね、継続計画立てられているのかなと思うんですけれども、委員会の中でもBCP事業継続計画というようなことで、そういう導入が図られてる中でですね、町政全般、やはり民間に委託して進めているそういう事業というのもあるかと思います。エッセンシャルワーカーという言葉が最近耳にするようになりましたけれども、必要不可欠な労働者といいますかね、住民生活を支える、ごみの収集ですとか、しらかば清掃センターのごみの受入等もですね、やはり町の委託といいますかね、組合通じているのではないかと思いますけれども、委託して運営がされているとそれで非常時継続業務一覧の中に民間に委託する部分っていうのはどの程度あるかちょっと、手元に情報っていいますか、そういうものがないものですから分からないんですけれども、やはりその社会生活、町民生活の機能維持のためには民間委託しているその企業さんに対してですとか、その辺りもですね、やはり業務継続計画、事業継続計画を立てていただいて、それがコスト的にちょっとこう、間に合う部分と間に合わない分もしかしたらあるのかもしれないんですけどね。それが町からの要請に乗って、それで業務継続計画を作っていただいて、町と一体となった、有事の際の業務継続計画が大事になるのかなという風に認識しているところなんですが、衛生用品の配備するの必要なのと合わせて、委託先民間事業者の業務継続計画の確保が必要、町と連動した計画が必要だという風に私考えてるんですけれども、その辺りについてまず伺いたいと思います。
答弁 町長 角和浩幸
はい、美瑛町業務継続計画に関しまして、ご質問にお答えをさせていただきます。今年4月8日制定となりました、新型コロナウイルス感染症に特化した美瑛町業務継続計画を策定したところでございますけれども、ご指摘のとおりと言いますか、ご指摘どおりで、この計画につきましては課内、美瑛庁舎内各課の事務についての取り扱いを定めております。例えば優先する業務は何か、海外、国内発生段階で提出する業務は何か、道内、町内発生段階で提出する業務は何か、あるいは新たに発生する業務は何か、それぞれの項目について整理をし直し、適切に業務継続できるよう計画立てているものでございます。そういう内容となっておりますので、民間委託の部門に関しましては、今回ここの中では計上していない訳でございますけれども、議員ご指摘のとおり、委託あるいは委託先の事業者が感染に晒された時に、どうなるのかというようなご指摘だと思います。重要な指摘と受け止めております。もちろん日頃から協力体制は構築しているところでございますけれども、改めて、このようなことを前提にした関係のあり方についても、見直しを図ってまいりたいと考えております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
はい、答弁いただきました。4月にスタートして誰もこのコロナ危機っていいますかね、想定しない中での町政運営ということで、中々大変な部分も多いのかなという風に推察いたします。ただやはり町政運営の中で民間の事業者の方、本当にこう重要な位置って言いますかね、占めているという風に思っておりますので、その辺、ご配慮といいますか、お考えの中に入れていただければという風に考えておりまして質問を変えます。(2)の公共事業の脱平準化と企業誘致等により地域振興策ということで、先の午前中の質問に重複しないようにということで、ちょっと別な形で質問させていただきます。公共事業については平準化するというようなことが年間通じて仕事があるというのがこれから望ましいというようなことで平準化、それとまた美瑛町内の美瑛町の水道事業の戦略等についてもですね、やはりプランについては、管路の更新については平準化した状態、平準化して進めていくとそういうようなことで認識しております。ただ新型コロナウイルスがこのように感染拡大する中で、国の方で4月7日の閣議決定、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策についてということで、その閣議決定の文面見ましたら、強靱な経済構造の構築、公共投資の早期執行ということで、生産性向上や復旧復興、インフラの老朽化対策などの国土強靱化対策、これは令和2年度は最終年という風になるんですけれども、設置するための公共投資を機動的に推進するとそういう風な文言がございます。それで令和元年度の補正予算案臨時特別の措置を含めた令和2年度当初予算についても、上半期の契約率目標を定めて早期執行を図ると早期執行を図ることにより、景気の下支えに万全を期すというような閣議決定がされて文面の方がこちらにあるんですけれども、先ほど町長の答弁の中でも、やはり色んなそういう影響が各方面に渡って出てくると、それは私も同じ認識です。日本経済新聞、15日の中で、ある県、群馬県ですね、北海道と違います。群馬県の建設業協会のアンケート、これ4回目です。群馬県の中での4回目アンケートがありまして、8割の会社が今後、公共工事、また民間投資、それが減っていくと、そういう風に予想されていると。それでやはり景気後退のタイムラグがですね、建設業全般については起こり得ますので、今工事があるから大丈夫という訳ではなくて、先ほどの答弁にありましたように、これから徐々にですねその影響が出てくるのではないかと私自身は考えているところです。それで、先ほども水道戦略の話しましたけれども、3月の一般質問の中でダクタイル鋳鉄管の管路更新、管路更新すると100年スパンのそういうことも可能となると、そういうようなこともありますので、緊急経済対策というよりは公共工事の進め方についてもですね、ちょっと考え方をニューノーマルにしていただくと。その中で、例えば管路の更新を耐震化含めて進めていくですとか、あとあるいは、財務財政運営計画の方には、障害者のグループホームが令和3年度という風に書いてありましたけれども、それをですね、やっぱり着実に進めていくことが必要なんじゃないかなという風に思ってます。また、町民の中には町長の政治力に期待して、地域強靱化計画というのが、美瑛町の中にはございます。その中の緊急輸送道路の整備だとか地域強靱化に資する道路というものを大きな道路も小さな道路大きな道路のですね、公共工事地域強靱化にする考え、そういうのをですね聞いてほしいというか、町長の考えを伺いたいという風に思います。具体的なそういう動きといいますかね、そういうのがあれば、またここで伺いたいと思うんですが、お願いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
いくつか論点があろうかと思います。答弁漏れありましたらご指摘いただけたらと思いますけれども、一般論といたしまして公共事業投資につきましては議員ご指摘のとおり平準化を図り、というか計画を立ててその計画に則り、財政規律を守りながら進めていく、それが基本的な考え方であり、これは今後も踏襲してまいりたいと考えているところでございます。そういう中で起きました新型コロナウイルスの感染症でございます。各経済界に多大なる影響を与えておりますし、そういう意味で、国も経済の下支えという意味でまさに公共事業は、経済支えるベースのところを担っているというのはもちろん周知のとおりでございますので、そこを手厚くしていこうというお考えだろうと思っております。経済への影響を広い面で支えていくという意味では正しいお考えだろうと思っておりますけれども、美瑛町内の中でアンケート調査、観光協会さんが行いました様々なアンケート調査がございまして、その中で、今回影響どこが受けている、あるいはどういうような受け止め方してるという項目があるんですけどもやはり宿泊業、飲食業が影響力が大きくて、土木建設修理工場等におきましては、そこまでではないというようなアンケート結果も出ております。まず行政として、ここ一番大きな被害を被っている事業者さん、業態のところにご支援をしていくというところを優先的に進めさせていただいているところでございます。その上で、ご指摘いただきました国土強靱化計画等に基づく新しい考え方での公共事業のあり方でございますけれども、例えば今ご指摘あったように、水道管路更新に、ただそれは物を変えればいいんだ、何年計画でやっていくっていうだけではなくて、耐震化というような新しい視点、これまでとは別の視点を加えていくというようなことは、おっしゃるとおりで必要な、これからの新しい公共事業のあり方になるのかなとも思いますし、緊急輸送道路につきましても、これは災害を想定しているということでございます。もちろんこれまでの各計画につきましても、広い面から計画立ててきている。そういう内容にはなってございますけれども、今一度、このような想定をしないような事態も起こりうるというこの経験を踏まえまして、あらゆる角度から計画の内容を見直しについて検討したいと考えております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
答弁いただきました。今おっしゃったように今一度というようなですね、そういう視点という観点大事かなっていう風に思っております。それで、先程来から移住定住ですとか、そういう企業誘致の件については、質問等ございまして答弁をいただいてそれは、ちょっと別な切り口で問わせていただきますけれども。昨年8月に地元経済誌、名前言って良いのか、北海道経済の方に美瑛町の市内中心部、中町のホテル計画についての記事が載っておりました。それで現地法人も作って、ちょうどこの夏7月ぐらいから建設をスタートして来春オープンの予定ということでですね、そういう記事だったかと思います。町民の方から、あそこちょうど今420坪程度あるようなんですけれども、杭は立てられてロープが張られていますが、美瑛町の白金に行く要所でもありますし、商店街の入口でもあって、ちょっと見栄えが良くないのではないかというのと合わせて、これからどういうような計画で進んでいくのかちょっとこう心配だと、そんな話が私耳に入りました。それでやはり企業誘致考えていくところでですね、誘致するだけではなくて、町の中で、例えば景観ですとか、そういうの含めて色々と町の方からも要望といいますかね、こういうような感じでやってるんでご理解いただきたいですとか、あと雇用についても町内の人を優先的に採用できないかですとか、あるいは地元調達も検討していただきたいとか、そんなこう交渉というか、そういうのはあるかと思うんですね。それで相手がある話なんで、あんまりこう詳しくはここではちょっと難しいかと思うんですけれども、やはり密は避けるべきだと思うんですね、三密は避けるべきだと思うんですけど、コミュニケーションは本当とにこう、密をしっかり取ってですね、やはりせっかく来ていただいて、先方もしっかりと投資をしてっていう覚悟で美瑛町の方で建設を考えているようですので、その辺ですね、美瑛町の経済振興と合わせて、やはり現時点で分かってる程度でいいのですが、今後、その見通しといいますかね、その辺があれば交渉していって差し支えない範囲で話と情報としていただければという風に思います。よろしくお願いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、民有地に係る部分でございますので、町として関われる部分というのは非常に少なく、民間の、それこそ民間の力でこれから事業を起こされていくのかなと認識しております。今までのところの交渉経緯等でございますけれども、2018年頃から相談があったと受け止めています。所有者でありましたり、設計関係、あるいは住宅関係者、それぞれの立場からのご相談が寄せられております。その中で、建築協定に有する部分、あるいは景観条例に関する部分についても協議は行われております。ただ、その後、現状のように話し合いがストップしている期間もございましたけれども、最近ここ2週間ほど前に、また新たに問い合わせがあったということでありまして、所有者の方では事業化に向けた動きが進んでいるのかなと受け止めているところでございます。ただ、現時点で確認申請等正式な書類が出てきてる訳ではございません。その前の事前協議の段階で何度か接触があるという段階でございます。民間の企業でございますので、積極的にこちらから中々話を持っていくという訳にもいかず、持ってこられたお話を受けて、それについて町としての立場を伝えていくというスタンスで、まずは、そういうスタンスで臨んでまいりたいと考えているところでございます。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
はい、安心しました。それではちょっと質問変えまして財政展望についてですね、伺いたいと思います。第2波第3波が想定されるというなところでですね、町民の方からも色々こう何かこんなことやったら良いんじゃないか、あんなことやったら良いんじゃないかということで、声はあるんですけれども、やはりそこで大事なのは財政的な裏付けだと思ってます。例えば東京都なんかでは、財政調整基金935億円あったのが今回、その対策で500億円になって、大都市と一緒にするという訳でないですけど、同じ財政調整基金の話をさせてもらいますが、名古屋市も500億あったのが今3億ですか、それで非常事態に積んで基金を積んできたので、ここぞという時に使うと、そういうようなスタンスで、財政のそういうスタッフの方は望んでいるという新聞記事も拝見いたしました。それで今回は備荒資金を使っての経済対策ということであるんですけれども、やはりその経済対策で、すっからかんになってしまうということは当然避けなきゃならないかと思いますし、やはりその財政の基金の中でですね、例えば財政調整基金については、標準財政規模の10%が良いんじゃないかとか、予算の20%が良いんじゃないかなとか、色々そういう考えが教科書の方にも載っているかとは思うんですけれども、やはり今回は久方振りにっていいますかね、基金、備荒資金を使うというようなところで言えば、やはり今後の財政見通しコロナ第2波第3波に備えるというようなことも当然考えなきゃならないでしょうし、やはりその辺のところで、ガイドラインって言ったら良いのかどうかあれですけれども、財政的な見通しということですね、例えば財政調整基金どのくらいあったら良いのか、それから大雑把にでも良いんですけれども、基金について、中には基金の中にここ5年ほどそのまま使われないで経ってるのもありますし、自治体によってはコロナ専門のって言いますかね、単独のコロナ対策基金というの も 使 っ て る 、 そ う い う と こ ろ も あ り ま す 。 そ の 辺 で ち ょ っ と 財 政 調 整 基 金 。 今 5 億5,000万円程度積んであるかと思うんですけれども、10%が良いというのであれば、もう少し積んだ方が良いのかなと。逆に備荒資金ちょっと後で触れますけれども、扱いがちょっと難しい部分もあるのかなと思いますので、まず、財政調整基金を含めた基金の展望といいますか、その辺について伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
ただいま青田議員からご紹介いただきました。財政調整基金5 億5,200万円強でございます。その教科書的にやはり10%言われておりますけれども、そういう観点からいきますと、決して多い額ではないという風に認識しております。美瑛町全体の基金で40億円でございますけれども、これにつきましても、1年間の交付税が45、6億円ということを考えており、1年分しかない訳でございまして、決して潤沢にある基金であるという認識はございませんし、ピンポイントの財政調整基金ということでありましたら、なるべくなら減らしたくないというところは正直なところでございます。諸々そういうことを考えまして今回備荒資金の超過納付金を使わせていただいております。先ほどもご答弁させてもらいましたけれども、臨時交付金が、今後額が決まって配分されてまいります。まずそこがどの程度の額になるのかを見極めまして、それをある程度の額でありましたら、備荒資金の方に戻して基金全体としての量はなるべく変動させないようにしてまいる、それがまず当面の目標ではないかなと思っております。その上で、第2波第3波を十分想定される訳でございます。その時にどういうような対策を打っていくのか、一方で、新型コロナウイルスのこの影響によりまして、事業が未執行となるものも当然ある訳でございます。そこの辺りの浮いてくる財源を振り替える形で、基金の額もあまり大きくいじらず、しかし、効果的に町民生活を支えていける、そういう施策を打っていく、そういう計画を立ててまいりたいなと考えてございます。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
今、未執行の部分ですか臨時交付金の話が出まして、やはりこの臨時交付金今ちょうど話がいただいたもんですから、ちょっとこう考え方触れさせていただくんですけども5月19日にこれまで先の臨時会の時に、水道料金の減免については対象にはならないと、交付税の措置の対象にはならないっていう話を聞かせていただいたんですけども、今回5月19日に新しいその通知の方が、事務連絡ですかね届きまして、それの中では水道料金減免した場合の、その交付の措置が可能になると、また、コロナウイルスの影響で、病院経営が患者さんが減ったと、その影響についても、そういう交付金対象として措置が可能という風になっております。その辺のところで今後、臨時交付金の活用についてもですね、しっかりとお考えいただいて、しつこいようですが可能であれば水道料金の減免を全世帯にお願いできればなという風に考えているところでもあります。それで、ちょっとその備荒資金なんですけれども、一時期やはり集中した経緯っていうか期間があったかと思うんですよね、やはり確定利回りでなおかつ高利というところでですね、資金が集まっていると。それで美瑛町の方でも今、普通納付金と特別納付金と足したら10億超えるんですけれども、やはりその運用について、組合の方でやってるかと思うんですがね、それが果たしてそこに集中して置いといて、大丈夫なのかって言ったらちょっと向こうに失礼ですけれども、やはりその基金の残高について財政調整基金含めて、やっぱり目的に合わせてまた将来の見通しを含めて考えていくことが必要なのかなと思っています。私はですね、私は思ってるんですよ。大丈夫だと思うんですけれども、年金の運用してるGP、何だかってありますよね、ちょっとど忘れしたんですけど、あれが今1月から3月で10何兆円、運用損を出してるというところもありますので、やはりその確定でなおかつ高利周りっていう、そういうのが果たして大丈夫なのかっていうところもありますので、それ含めて基金の残高について考えていくのが必要なんじゃないかなと思うんですが、いかがでしょうか。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
備荒資金の過去に短い間に多く積んでったというこの経緯につきましては、言い逃れではないんですけど私は当時おった訳ではないので、核心的なこういう意図があってやったっていうのはちょっと分からないところでございますけれども、多分、恐らく今おっしゃったように、有利な運用がされるということで使ってきたんだろうなという風に思っております。現在のところ別にここが何か危険である危ういという情報もございませんし、これまでも安定的に運用されている訳で心配はしておりません。ですけれども、今議員のご指摘を受けまして、基金全体の、おそらく基金全体の中の配分割合がこれで良いのかというご指摘だと思います。先に財政調整基金の額が十分なのかという議論もございましたので、そういう面も踏まえて基金としては、やはり交付税1年分ぐらいは持っておきたいですけれども、その中身の積み方の具合につきましては、ご指摘を受けて検討してみたいなと考えております。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
答弁いただきました。それでは2問目に移ります。内部統制体制の件なんですけれども、やはり内部統制、ガバナンスという言葉が出てきたり内部統制という言葉が出てきたり、今回の地方自治法の一部改正について言えば、やはり議会もやはり何て言うんですかね、業務継続計画もそうかもしれないですけど、やはり町と一体となって、その内部統制またガバナンスの一機関として、きちんとやっていかなきゃならないという風に考えているんですけれども、この条例の案の時、審査の時にちょっと思いとしてあったのがですね、町長は保険入られてるかどうかあれですけれども、これまで日本全国で住民訴訟による損害賠償、例えば京都にいらっしゃったから分かるかと思うんですけど、京都ポンポン山訴訟では26億1,000万円と、それで議会の方もそれ免責できなくて、そのまま市長さんが被って亡くなった後も遺族が払っていたと、そういうような事案がございます。身近なところでは滝川市の暴力団員による生活保護不正受給問題、これ約1億5,000万円です。それは議会の方で免責して市長さんは被ることはなかったんですけれども、やはりそういうこうガバナンスだとか内部統制体制を考えた時に、やはりそのトップとしての責任ですとか、この場にいる私議員としての責任、それぞれの持ち場での責任とかあるかと思うんですけれども、免責の要件として善意でかつ軽過失の状態、重大な過失でない状態であれば免責されるという風になってはいるんです。これは31次地方制度調査会、また、193回の通常国会の総務委員会の中でもですね、当時の自治行政局長の安田充、後の総務事務次官ですね、政府参考人が言ってることがまず法的には間違いないかと思うんですけれども、私は善意である状態っていうのはトップを知らない、議会も知らなかった、例えば監査も知らなかった、そういうような状態のそういう町の執行があるとしたら、それは私不名誉と言いますか、あってはならないことなんじゃないかなという風に考えてるんですね。ですから、町長は当然トップとしての責任はあるかと思うんですけれども、行政の中身についてはこれ俺知らなかったよ、知らなくって町民に影響を与えてしまった、損害賠償被ることになった、そういうようなことがあって良いのかどうかということになると思うんですね。ですからそれを踏まえて、各機関、また、職員の皆さんも含めて、内部統制体制きちんとやって知らなかったことがないように、後にはそのICTの活用もそうですけれども、そういうのを上手に使いながら、善意じゃない状態、そういう風に持っていけたらいいんじゃないかなと思うんですが、お考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、例えば公金返還訴訟、ポンポン山等、過去にもございまして、その中で問われてる部分っていうのは、過去の行為の支出の行為の評価がどうなるかというところで訴訟上争われて判決となっている部分だと思います。そのことについては町としても、おそらく知っていて、認識の上で行ったことが後々それが評価をどう受けるかということでありますので、もちろんその面からも慎重に対処していかなきゃいけないのはもちろんでございますけれども、今後も慎重に努めてまいります。それともう1点、今青田議員ご指摘いただいてるのは、そうではなくて、分からないところで何かが進んでしまったと、結果としてそれを組織の責任になってしまうというお話だと思います。まさにその内部統制としましてはそういうことが起こらないように、事前に取り進めておくというものであろうと認識しております。私も町行政の中の事務、大変幅広いですし、多くのものがございまして、全ての細部を承知しているとはとても言える訳もございません。であるからこそ、そういう状態であっても組織が適正に効率的に厳正に動いていける、その体制づくりというのが大切だろうなという風に考えているところでございます。先ほどご答弁を申し上げましたけれども、町内では形態としては一応内部統制の計画を持って取り進めてございます。形は整っておりますけれども、しかし、それを運用する人間がちゃんと認識しているのかどうかっていう問題もあろうかとございます。せっかく作ったものをちゃんと生かせていけるように、再度徹底しながら、職員の意識も高めて職務に当たってもらうよう努めてまいります。(「はい」の声)
質問 11番 青田知史
答弁いただきました。人、物、金、あと時間と情報、それを管理して統制していく、それが町長のお仕事かと思いますし、我々も一体となってですね、きちんと見るべきものは見て、意見するべきことは意見する、そういう風なことでやっていくようなことで考えたいと思いますが、やはり一番大事な人だと思います、人。職員の方、また町民の皆さんのそういう力をですね、十分発揮していただく、そういうようなことを考えて今後も町政運営お願いしたいと思います。最後になります。2番と3番でICTの活用とテレワーク導入の方向性、また、情報管理と提供のあり方というようなことでですね、時間の関係もあるんで、簡単にちょっと伺いたいのがあります。やはり今まさに進めようとしているっていうところの段階かと思います。その中で、北海道の森町の方でですね、やはり先進として進んでやってるんです、そんな事案があります。例えば庁舎一つが全部全壊したとしてもクラウドによって町政運営が別なところでできるようなそういう体制の構築ですとか、あとあるいは、そこの担当者がオープンデータ伝道師というそういう総務省の何ていうんですかね、任があるそうなんですけれども、その任に当たってオープンデータを町民や、また一般の方に対して民間の方に対するその情報の提供、フルオープンにはならないかと思うんですけれども、やはり権利の関係、個人の権利関係で個人情報も色々あるかと思うんですが、やはりデータについてはですね、情報については等しく国の方もやっぱり公共の利益のため情報公開するべきだとそんなような考え方もあるようです。それがオープンデータという風な言われ方をして北海道内179市町村ある中で、導入といいますかそれが着手し始めているのが40、50弱のようですが、美瑛町はまだなってはないようです。ただ今後やはりそのような取り組みを含めて、やはり働き方改革に合わせた、職員の方、子育て中の職員の方もいらっしゃるでしょうし、やはり在宅でもできるようなそういうテレワーク、そういうようなことも考え方としてもあるかと思いますので、私も一般質問の材料いろいろ調べたら、まだまだ本当分からないことたくさんありますし、時間の経過とともに随分と変わってくと、そのようなことがあるものですから、やはり今後も勉強しながら、私もやっていきたいと思ってますけど、その辺り今後について伺いたいと思います。それで終わりたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
分かりました。ICT活用、町職員でもICTに関する知識、知見の非常に深い高い人材おりますので、そういう人材を中心に情報管理のあり方についてはさらに一段高く進めてまいりたいと考えております。また、ICT活用したテレワークですとかの勤務体系、新しい働き方でございますけれども、これは私はこのコロナの後、必然的にそういう形になっていくと考えております。ただ先ほど答弁したとおり、様々なちょっと障害もございますので、そこを乗り越えつつ、しかし新しい働き方に相応しい新しい時代に相応しい、町行政事務のやり方を探ってまいりたいと考えてございます。