みんなの議会

美瑛町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月18日

「角和町長と明日の美瑛を話し合いませんか?『びえい未来トーク』をスタートします!」の告知・申し込みビラについて

2019年9月18日、美瑛町議会の一般質問で、増山和則議員が質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。

質問者
増山和則 議員
答弁者
町長 角和浩幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 増山和則

3番、増山和則。質問方式、時間制限方式。質問事項、「角和町長と明日の美瑛を話し合いませんか?『びえい未来トーク』をスタートします!」の告知・申し込みビラについて。質問の要旨、8月広報に折り込まれた「角和町長と明日の美瑛を話し合いませんか?『びえい未来トーク』をスタートします!」の告知・申し込みビラについて質問します。私は、今回の取り組みは角和町長の公約実現の大きな第一歩になる仕事だと考えて、期待をもって読んだのですが、違和感を覚えました。6月定例会の一般質問で角和町長は、町民懇談会は「『気楽に、誰もが』参加でき、行政単位に固執することなく、必要があれば町内会単位ごとに幅を広げるなど、柔軟に開催していくことを想定しています。また、町民からの要望があるならば、業種別や各種団体を単位としての開催も検討させていただきたい」と答弁されましたが、告知・申し込みビラは、あまりにもかけ離れているのではないでしょうか。告知・申し込みビラの「1.対象団体」の文言には、①当日の出席者が10人以上であることが条件、②「政治団体、宗教団体」などは除きますと書かれています。なぜ、このような文言になったのか、町長の考えを伺います。質問の相手は、町長です。

答弁 町長 角和浩幸

3番、増山議員のご質問にお答えをさせていただきます。町民懇談会「びえい未来トーク」の取り組みは、町民の皆さまからの様々なご意見から見えてくる問題点や課題をしっかり受け止め、町民の皆さまとの対話を大切な柱として町政運営に当たりたいという思いから、「みんなでつくるまちづくり」に向けた第1歩として、8月号の「広報びえい」でその取り組み内容をお知らせさせていただいたところでございます。町民個々や小人数のご意見、ご提案につきましては、町ホームページなどによるお問い合わせや、町民まちづくり提案事業なども活用いただけることから、「びえい未来トーク」の対象につきましては、できる限り多くの皆さまとの意見交換の機会を確保する前提において、一定程度の町民の皆さまの参加の中で対応させていただきたいとの考えから「おおむね10人以上」と対象人数に幅を持たしているところであり、人数要件については、状況に応じて柔軟に対応してまいりたいと考えております。また、政治団体、宗教団体など特定の団体を対象から除外させていただいたのは、町民の皆さま方が描くびえいの未来に向けた直接の声をお伺いしたいとの思いや他の自治体の対象団体などを参考に、特定の政治活動や宗教活動の内容に特化した意見交換とならないよう考えていることであります。いずれにいたしましても、「びえい未来トーク」は、初年度の取り組みであり、びえいの今後のまちづくりを進めるため、町民の皆さまとの貴重な意見交換の場として考えておりますので、取り組みを通した中で、対象や内容等は検証、検討し、町民の皆さまが利用しやすい制度づくりに努めてまいります。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

増山です。今の町長の答弁についてですが、再質問をいたします。前提として、「びえい未来トーク」の具体的取り組みについては、町民が判断するのは、このビラだけだと考えています。ですから、このことを受け止めて話をしたいと思います。質問の中で、第1に、当日の出席者が、10人以上であることが条件になっていますが、私は町のホームページ、提案事業は大切ですが、「びえい未来トーク」の眼目は、角和町長が町民と直接会って、顔を合わせて町政への意見を聞き、話し合えることだと考えています。出席者は少ないより多いことにこしたことはないですが、町民1人でも、極端に言えば数人でも足を運び、耳を傾け、開催の間口を大きく広げる取り組みが大切だと考えています。そういうことから言うと、ビラの文言は、当日の出席者が10人以上であることが条件、は、町自ら町民にハードルを作ることになると考えます。町長は答弁で、概ね10人以上と対象人数に幅を持たせているところであり、人数要件については状況に応じて柔軟に対応してまいりたいと言いましたが、町民に配布されたビラは町長が答弁した要旨を理解できる文言ではありません。当日の出席者が10人であることが条件を訂正して、町民に訂正ビラを配布する必要があると私は考えていますが、町長はどうお考えでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、ご指摘を受けまして、なるほどなというところがございました。ただ実際の、またお叱りを受けるかもしれません、実際の運用を1回目を開かせていただいたところでございますけれども、実は10名の方はいらっしゃらない中で開かせていただいておりまして、そういう意味では今後柔軟な対応というのは間違いなく心がけていくのは、お約束をさせていただきますけれども、町民告知のあり方ですね、今は1回広報の中にチラシを入れて広報させていただきまして、その上は今、ホームページの中で募っているというような形でございます。そのホームページの内容はすぐにでも訂正できますので、そこは訂正していきたいなと考えております。配布ビラは、新たな配布、1枚作って配布するのか、あるいは広報の中の一つの面のどこかに訂正という形で、あるいは追加という形で書かせていただくのか、方法ちょっとあろうかと思います。それのやり方については検討させていただきたいなと考えておりますが、よろしくお願いします。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

今の前向きな町長の対応ですね、ぜひ期待していきたいと思います。どういう形でですね、今町長言われたような形で対応するっていう点では私の具体的には思っていませんけども、少なくても町民が判断できる正確なですね、文章なり情報というのをきちっと伝えると、ないし間違っていたり、誤解があるような文書であればですね、きちっとやっぱり訂正するという視点にですね、立っていただけるというふうに考えていると思いますので、引き続きよろしくお願いします。続いて、同じ要件で二つ目の政治団体、宗教団体などを除きますという文言についてですが、私は色んな目的・要求などの実現のために、色んな団体つくり、そこに多くの町民が集っているのが団体だと思います。美瑛町で活動してる団体の中に、政治団体、宗教団体がある訳で、懇談会の申し込みがあれば歓迎すべきことではないかと私は思います。町長は除外の理由の一つに、特定の政治活動や宗教活動の内容に特化した意見交換にならないように考えてのことと、敬遠するような答弁は、公の政治団体、宗教団体に失礼にあたるんでないかと私は思います。その辺を町長はどうお考えでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

まず1点目、さっきの質問の内容ですけれども、まさに町民の方を対象にした事業でございまして町民の方に正しい情報を伝えていくというのは、ごもっとものことでございますので、心がけていこうと考えております。そして、ただいまのご質問でございますけれども、「びえい未来トーク」の趣旨からしまして、多様な方々の集まりということを想定していくということもございました。また、先行事例として同様の取り組みをしている自治体を調べたところ、こういうような規定もあったということでございます。繰り返しになりますけれども、行政の普遍、不当性、公平、中立性とかっていう観点から、過度にですね、過度に政治的主張、あるいは宗教の布教が目的となるような場合になってしまったらという思いがありまして、このような記載とさせていただいたところでございますけれども、もとより政治団体の皆さま、宗教団体の皆さまの活動をどうこうっていう話ではございません。皆さまの志を持って取り組んでいる活動でございますので、皆さまの政治団体、宗教団体システムの活動につきましては、当然敬意を払っているところでございます。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

私はですね、私も政党に所属していますので、こういう議論にはよくなることなんですけども、やはり、政治団体とかですね、宗教団体の活動しているからこそですね、見えてくる、町政に対する意見提案だとかですね、あると思うんですよね。美瑛の政党できれば自民党なり共産党なりいろんな政党がありますけども、そこに集うのは町民なんですよ。宗教団体の方もそうだと思うんですよ。僕は町長から、例えば一つの例として、宗教団体の住職さんに集まってもらって、懇談しても良いんじゃないかという風に思います。お寺の住職さんは、多くの檀家をもって、一軒一軒訪問して、お参りして家族の方もお話しています。いろんな意見、知恵を僕は持っていると思うんですよね。そういう方の力も借りることもですね、大事なことだと思うんですよ。ですから、今までの慣例なりの考え方ではなくて、私は町長にそういう新しい視点での考え方、美瑛町の、オール美瑛町民の取り組みをですね、是非やっていくということでも、今の考え方で良いのかというと私はそうは思わないんです。宗教団体の皆さんとか政党の皆さんに来ていただいて、または、参加してもらって町の未来について語ると、そういうことが僕は新しい取り組みとして必要でないかという風に考えています。町長いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

冒頭繰り返しになりますけども、当初、懸念をさせていただいたのは、過度に政治的、過度に宗教的という部分になるのではないかということから、こういうような定めにさせていただいたところでございまして、皆さまの活動というのは尊重していきたいと思っております。例えば、政治団体でございましたら政治的な心情などから来る地域づくりへの思いとか問題点の指摘、そういうのは当然あろうかと思います。宗教で言いましても、宗教的な良心、人を思いやる気持ちなどからくる、町政の課題が見えてきたというようなこともあろうかと思います。もちろん、そのようなお話については耳を傾けていく所存でございます。それが議員ご指摘のように一律、政治団体、宗教団体で括られてしまっては、その機会がないではないかということでありましたら、ちょっと対処法を考えていきたいと思っております。政治団体、宗教団体それぞれの団体に加盟していらっしゃる方も、もちろん個人個人では町民の皆さまでございます。町民の皆さまの声に耳を傾けていくのは当然のことであろうと考えております。例えばの話でございますけれども、「びえい未来トーク」は気軽にという趣旨もありまして、事前に質問テーマを受けていないんです。自由ですよということでやっておりますけれども、その中で、もしよろしければどんなご質問ですかみたいなことをお尋ねして開催をしていくというようなことも考えられるかなと、今ちょっと思っておりましたけれども、まだ始まったばかりでございますので、増山議員のご指摘を受けながら、より町民の皆さまに開かれた、せっかく開く機会でございますので、多くの方に参加していただける未来トークのあり方を検討していきたいと考えております。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

増山です。今の町長の答弁を聞いてですね、私の所属するですね、日本共産党美瑛支部のですね、が、この懇談会をですね申し込んだら除外しますか、町長。それとも今の答弁では、検討するというような内容含めてですね、前向きに検討したいというふうなことですが、いかがですか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

繰り返しになりますけれども、今申しましたとおり、もし事前にこのようなテーマというのをお出しいただけるのであれば、それに沿ってお答えをさせていただきたい、開催をさせていただきたいなというふうに考えております。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

その考え方、前向きな姿勢というか検討していただいて、前進面だと思うんですが、それは政治団体であり、宗教団体であっても同じだというふうに考えてよろしいですか。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

はい、そのように受け取っていただいて結構でございます。(「はい」の声)

再質問 3番 増山和則

最後になりますけども、時間あるんですけど最後にしたいと思うんですけども、町長に最後の、一つの質問したいと思うんですが、私自身もちょっと疑問を持ちながら色々考えていることもあるんですが、先ほどちょっと憲法の話も出ましたけども、私たち国民というか町民である限りですね、個人としての憲法の基本的人権である法の下の平等とか思想信条の自由ですね、それから信教の自由、表現の自由などの保障というのは享受できる、そして住民としてですね、行政のサービスにですね、サービスの提供を受ける権利というのが町民にはある訳ですね。そして、自治体職員は公務員ですから、憲法尊重それから擁護義務を負っています。そういう点でですね、今の政治団体、宗教団体の扱いっていうか考え方について、私はやっぱり除外するという点でですね、そういう憲法の立場で考えても、再考する必要があるんでないかと思っているんです。そういう点で町長は、憲法との関係でどのように考えているか。最後にお聞きしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

日本国憲法の精神を尊重するというのは、私もまさにその通りでございまして、日本国憲法を自治の中に、精神を生かしていきたいというふうに考える立場でございます。それと、今のご指摘の部分でございますけれども、繰り返しですけれども、過度に、開かれた議論の中で過度に宗教的、政治的な意見のやりとりの場になってしまうのは、今回設けさせていただいた会の趣旨ではございませんので、その部分について、今回こういう規定とさせていただきましたけれども、最大限、柔軟な対応を図ってまいりたいというような繰り返し申させていただく次第でございます。

再質問 3番 増山和則

すいません。最後と言いながら、町長の言葉の中で過度にっていう言葉がよく出るんですけども、なんかやっぱりそれは過剰な、なんか敬遠するような言葉に私には聞こえるんですよね。ですからテーマは、今回の「びえい未来トーク」はテーマが決まってる訳ですよ、自由だと言いながら、やっぱり美瑛の、美瑛町の未来についてとか、町政のあり方とか、困っていることも含めて町長と直接会って聞いてもらう。町長も聞くと。そういう趣旨は理解した上での話なんですよね。ですから、何かそのトークの中でね、私の、共産党で言えば、共産党の云々かんぬんの語ってこういうことなんだっていう話ではない訳です。基本的にはやっぱり住民のためにどうあるべきかということで、そういう立場で参加する訳ですから、何かこう過度のというね、何かとんでもないものを持ち込んでないかというようなね、何かそういう感じが私はしてならないんですよね。ですから、私たちはやっぱり日本共産党も、やっぱり住民のためのより良い社会をどうつくるかという点での立場でいろんなことを考えたりしてますし、それは大きな意味で政治を変えるということはありますけれども、町の中でどういう役割を果たしていくのかとか、町民と一緒にですね、考えていく政党だという風に私は自負しています。そういう意味では過敏なですね、文言といったそういう決めつけにも見えるんですが、そういうことは是非ね、改めていただきたいという風に思います。以上をもって私の質問は終わらせていただきます。町長の方で何かありましたら。(「はい」の声)

答弁 町長 角和浩幸

過度なという部分でございますけれども、私が申し上げて、最初からご丁寧に申し上げれば良かったんですけれども、町民の皆さんの生活実感にそぐわない形而上学的なご議論とか、政治的なとか言いますか、そういうようなものになってしまっては、その場にふさわしくないという、そういう意味合いで使ったものでございまして、どのような思想、信条、宗教をお持ちでありましても町民生活、住民生活に根差した、そこから出てくる疑問、課題について話し合おうよというのでありましたら、もちろんお受けをさせていただきたいと考えております。よろしくお願いします。

出典:美瑛町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月18日 議事録 PDF(59ページ) 間違いを知らせる