美瑛町議会 令和元年第4回定例会 2019年6月20日
新町長執行方針の基本姿勢と所信について
2019年6月20日、美瑛町議会の一般質問で、野村祐司議員が「新町長執行方針の基本姿勢と所信について」質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 野村祐司 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 野村祐司
番号10番、野村祐司。質問方式時間制限方式。質問事項、質問の要旨の順について申し述べます。新町長執行方針の基本姿勢と所信について、この4月に行われた統一地方選挙は、町長、町議選挙とも美瑛町選挙史に残る激戦の選挙となりました。いずれの選挙も定数を大幅に上回る中での選挙の審判を受け、私たちは新たな体制で議会に臨み、自治体の運営者としてや、その執行等をチェックする議会議員として、役割発揮に加え地域住民の皆さんからの負託に応える責任を痛感しているところであります。さて、角和新町長は熾烈な戦いの上、町政運営の中枢を担うものとしてその任に就かれました。新町長の誕生は行政サービスの向上はもちろん、人口の減少や高齢化の進行など難問が山積する中にあって医療、福祉、教育に至るまで、先細る経済を背景に難しい舵取りを余儀なくされるものと推察するものであります。本町の人口は3月末で9966人。人口の減少は地方財政の縮み指向を示唆し、町民の生活と産業・経済の安定的な確保の基礎となる各種施策の実行に向けて、安閑としていられないものと危惧するものであります。今回、町長は令和元年初の町政執行方針を示されました。美瑛町を新しいリーダーが新しい視点で町政を担う羅針盤としての方針には、前任者との引き継ぎや事務方管理職からの申し送り事項の伝達など、切迫する時間との戦いで方針がまとめられた苦渋の跡が随所に見られます。言うまでもなく方針は、予算の確保や組織の構成にかかわる基礎をなすものであり、次の3点についてその姿勢と所信を伺うものであります。(1)町民の信頼を確保するコンプライアンスの充実と危機管理について。(2)効率的な住民サービスには庁舎内組織の硬直化を危惧する声があります。町民に寄り添う組織の改革について。(3)NPO法人や町の外郭組織等に対する民間活力の活用について。質問の相手は町長でございます。2番目でございます。町民生活に直結する基幹産業の振興について。平成30年度の本町農業生産額は交付金などの直接払いを含み137億円余。この年度は全道的に気象災害に見舞われ本町も例外ではなかったものの、農業を基幹産業として標榜する美瑛町農業は、全道的にも福祉の農業生産地として活発な生産活動が行われています。歴代の美瑛町行政を担うリーダーは、基幹産業を農業と位置付け、商工業、観光業を産業間で連携させ、「足腰の強い農業づくり」を目指して参りました。美瑛町を訪問する観光客は200万人を数え、その牽引役となる農業景観は全国でも類いまれな「農村景観」として認知をされています。しかし、ここに来てTPP11や日欧EPAの発効などは、本町農業の将来方向に暗い影を落としています。一方では森林の除間伐等に係る環境保全に期待されていた森林環境譲与税は地方自治体の財源醸成に大きく寄与をするものと待ち望んでいたものの、本町への配分は僅少額で、人口が集中する都市圏への傾斜配分が見込まれ、肩透かしにあったような内容となっています。ここは地方が知恵を絞り、他人任せではない我が町の特性に合った産業の振興が急務と考えるものであります。農林商工業、観光事業の振興には地方経済の「強靱化」が必須条件であり、行政も攻めの姿勢で企業支援を講じることや6次化産業への模索が活性化への近道と考えるものであります。本町の農業振興に向けては都度、中山間事業が活用した農林業支援など対策を講じてきた実践的な施策は評価するものでありますが、多種多様に変化する産業振興の求めに、次の3点について町長の所信を伺うものであります。(1)第1次産業従事者、食品加工を含みますが、この慢性的な労働力不足の解消を補足する居宅の確保について。(2)土地利用型作物への誘導品目としての馬鈴薯、スイートコーンの安定作付け化と地元食品加工施設の円滑な処理支援について。(3)耕畜連携の基本となる循環型農業に向けた家畜排せつ物の処理と酪畜生産力の向上策について。質問の相手は町長でございます。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
それでは、10番、野村祐司議員のご質問に答えさせていただきます。まず質問事項の1点目でございます。新町長執行方針の基本姿勢と所信についてでございます。ご答弁申し上げます。4月に行われました選挙において多くの町民の皆さまのご支援、ご支持をいただいて、町長の職に就き、新しい元号「令和」の年とともに今後4年間の美瑛町のかじ取りの重責に当たり改めて身の引き締まる思いでございます。1点目のコンプライアンスの充実と危機管理につきましては、職員の事務的なミスを発端とする賦課漏れや支払い遅延事案の発生を教訓に、町民に信頼される役場を目指し、平成30年4月に「美瑛町行政組織運営基本方針」を作成し、「コンプライアンスの推進」と「事務遂行上のリスク管理について」に基づき、職員の意識改革とその実践に日々取り組んでいるところであります。当面はこの方針に基づき、事案発生の際には職員全体で共有するとともに、不祥事を防止する体制と再発防止のための行動を確認し合い、さらには、職員の日々の行動や身なり等に課局内で常に目を配り合うなど、町民の皆さんからの十分な付託に応えていくことができるよう取り組んでまいります。2点目の町民に寄り添う組織の改革についてでありますが、ご質問の組織の硬直化としては、一般的に「短期間での成果の希求」、「新規取り組みへの希薄化」や「職員のモチベーションの低下」などが要因と考えられています。私は、町政執行方針の中で町政運営に当たっての基本的な考え方として、判断主義、現状把握と分析、先例踏襲からの転換や町民の皆さまとの対話を通じた効果の高い政策の形成、提案などをなどの取り組みについて申し上げたところでありこれらとともに人事異動や組織の改編などに取り組み、喫緊の課題への対応や活力ある組織を構築してまいりたいと考えております。3点目の民間活力の活用についてですが、基本的にはNPO法人や外郭組織などの活動を尊重しながら、町と法人間との役割などをすみ分けて組織運営を図っていくものであると思っています。今後既存の法人、組織などの事業成果と費用対効果を解析し、またこれら組織の改編を含めたあり方を町民懇談会等で伺いながら、民間活力の活用や人材登用の有無の判断してまいります。質問事項2点目、町民生活に直結する基幹産業の振興についてお答えをいたします。町政執行方針の中でもあるとおり、中山間事業をはじめとする国の補助事業などを活用しながら、基幹産業である農業、林業の振興を推進し、経済基盤の強化と雇用創出を図るとともに、商工業、観光業との産業間連携により、町内の各産業が共存共栄するまちづくりを目指していきます。1点目の労働力不足に対応する居宅の確保についてですが、美瑛町農協で実施しております労務確保対策に対し、町も支援を行っておりますが、採用人数は毎年20名程度にとどまっております。農業を含む第1次産業従事者の慢性的な労働力不足の対応策として、農業ヘルパーの確保やコントラクター事業の推進、労働者住宅の確保といった総合的な労務対策の検討が必要であり、関係機関との情報共有、連携を図りながら対応していきたいと考えております。2点目の土地利用型作物の安定作付化についてですが、馬鈴薯については特に収穫作業の労働負担が大きいことから、作付面積が漸減し、また、スイートコーンについては、冷凍食品などの需要の高まりにより、加工用スイートコーンの作付面積は増加していますが、収穫機の台数不足により、加工施設への安定供給ができず、収穫体制の強化が必要と承知をしております。加工馬鈴薯コントラクター事業に対する支援や畑作構造転換事業、美瑛町農協が実施するスイートコーンハーベスターの導入への支援により、安定した供給産地に向けて取り組む取り組んでまいります。3点目の耕畜連携についてですが、町内の乳用牛・肉用牛・養豚のいずれも増加傾向にあり増頭に伴い、家畜糞尿も増加しています。家畜排せつ物処理においては、美瑛町農協や農業改良普及センター等とともに、畜産農家及び耕種農家との需要と供給のバランスを確認し、適切な堆肥処理方法と補助事業等を検討しながら、循環型農業が作り出す安全・安心な農畜産物の提供が可能となるよう、関係機関とともに取り組んでまいります。以上でございます、よろしくお願いします。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
よろしくお願いいたします。新町長の1番最初の執行方針、最大の関心値をもって本当に熟読させていただきました。町民の皆さんは恐らくは、新しい町政の流れを角和さんに託したもんだと私は思っております。就任からひと月半ぐらい経ちましたけど、思ったより難しいと角和さん、ちょっと厳しさをちょっと吐露していましたが、それまでは各関係機関への挨拶であったり、あるいは前任者からの引き継ぎであったり、多忙を極めたと思います。この質問書にないんですが、全くフラットなオープンな気持ちでいいですから、ひと月半経って、この町長職とはどんなもんであったんだろうかといったところから質問をさせていただきます。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
一言で申しませば、やはり当たり前ですけど大変重たい重責を担わせていただいたなということに尽きると思っております。このひと月半何やってきたかと言われますがやはりご挨拶ですとか、いろいろ組織関係のご挨拶が多くて、実際にまだ何を手をつけたかっていうと、これからだという思いでありますけれども、どこに行きましてもやはり期待とともに、これから果たしていく責任を考えた時に身の引き締まる思いで毎日過ごしているというような時間でございます。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
時間が全てを解決するっていう言葉もありますので、時間をかけてそれぞれ初期の目的を達成していただきたいと思っております。今回の新町長は4項目のまちづくりについてそれぞれ町民に公表いたしました。問題提起であって、変えますという意識改革、やりますという約束、それから新町政の1点目ということで実践目標それぞれ掲げておりました。執行方針については、基本方針、その構成内容については、基本方針であって足腰の強い産業づくりとともに支え合うまちづくり、それから町を動かす人づくり、安全・安心なまちづくり、それと、みんなで歩むまちづくりと、このような基本構成になっております。新町長の約束事項の実現化に向けては、苦労の跡の文言も見られますが、これやっぱり人口の減少ですとか、町民の所得向上あるいは社会的な弱者を生まないまちづくりをするんだと。非常に難問山積でありますけど、今後の舵取りに特に期待するものであります。そこで私は、今回執行方針について今3点について質問させていただきました。一つのコンプライアンスの充実とこの部分でありますが、これもやはり、申し訳ないんですが、町民の皆さんからの視点でいえば、何かある度に新聞報道で町長が頭を下げる姿、これもう見たくないっていうのが本音だと私は思っております。そういったところで、やはり一旦物事が起きてしまい、最近ではもちろんそれはそういう悪い事象を起こした人が悪いんですが、この頃の中ではそういうような不祥事が起きるような体制や組織が悪いんだっていう風に変わってきておりますので、これについてはやはり、その組織の管理ですとか、危機管理の甘さが問われる時代になってしまいました。その信頼の確保について、町長もこちらに座っているときは、いろいろ話を質問しておりましたので、この信頼の確保という点では非常に大事なとこだと思いますので、町長の私見を伺うものであります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、私も大分そちら側にいた時にはお話をさせていただいておりましたので、ご答弁をさせていただきます。不祥事、職員不祥事の発生というのももちろん、大変重たい危機感を持っておりますし、どこか個別個人に原因があるのというのはもちろんですけれども、それよりも組織的な問題がどっかに隠れているんではないかというような、そういう危機感も持っております。就任をさせてもらいましてそのコンプライアンスに対する対策としましては先ほどご答弁申し上げましたけれども、美瑛町行政組織運営基本方針に則って、庁内の統制を図っているというふうに報告を受けました。それを見てみますとその中でもPDCAサイクルを使ったようなやり方も用いておりますし、先に問題になりました公金関係につきましても、公金あるいは課内費も含めて、適正に運用するようにというような対策もその中では盛り込まれておりました。このことを適切に実行していくことで、再発防止に努めていきたいなというふうには考えております。ただ、ここで言ってしまいますが、公益通報、公益通報者保護という観点、野村議員かつてからご指摘でございましたけれども、それにつきましては、現在のところ町としては、規定や、条例、窓口が設けていないというのが現状でございます。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
これについても町民信頼を裏切らないような、もっと言いたいことがあるんですが、町長の手腕の発揮をお願いしたいということであります。組織改革についてお伺いいたしますが、確かに組織改革、それから職員の皆さんのモチベーションを変えるんだ上げるんだ、そんなに口で言うほど容易くないことだと私は本当に思っております。そこでやはり今回、令和元年度の人事の中では退職者も、多く退職者が出てしまった、出ている現状にある。それから、どこの組織もそうでありますけど、組織の低年齢化っていうのが若年化が進んでおりますので、これらについて意見でありますけど、急速に変わってきますので、住民サービスに向けて労働生産性の向上も含めて、これらの組織の改革について町長の考えを伺うところであります。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、具体的には人事関係につきましては7月1日付けの発令を今予定をさせていただいているところでございます。その中で、少しずつはございますけれども、やはり人員がかなり足りないと言ってはいけないのかもしれないんですけれども、人員に比べて仕事量が増えてきている、そういう現状を踏まえまして、より良い働きやすい環境をつくっていくためにも、機構改革、少しある部署の機能減らしていったり、課内で二つあったものを一つにくっつけていくとか、そういうようなものを図りながら、今ある人員の中で最大限の力を発揮していただけるような、そういう体制をつくっていきたいと思っております。ご指摘のとおり、若年層、職員の中での若年層がかなり広い部分ございます。これは簡単にはいかないですけれども、研修などを図って一人ひとりのスキルアップしていくということに尽きると思いますし、またスキルを高めたそういう職員が能力を発揮できる職場環境、意思疎通が図れる風通しのいい、そういうような職場環境の改善に努めていきたいというふうに考えております。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
次の民間活力の活用ということでお伺いをさせていただきます。答弁書には既存の法人、それから組織の事業の成果、これを費用対効果で確かめる、解析するんだという、私は画期的な答弁だと思っております。そこで、私もその各事業の成果を費用対効果を表すんだという答弁でありますので、これはほんとに、どのような形で行うか分かりませんけど、やはりきちんと町民の皆さんに数字で公表できるようなところを望むところであります。あわせて人事の一新も含めて、活力のある人材と言いますか気力のある人材の登用を求めるところでありますが、この辺の町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
費用対効果につきましては、もちろん行っていこうと思っております。あの今までの中で、問題があったとは言いませんけれども、補助金なり何を出してその中で物事が進んでいるというだけでとどまらず、やはり、収益活動を行っている部分、そういうような部分もございますので、そういうところにつきましては、きっちりと費用対効果で数値で数字で図っていきたいなというふうに考えております。今後もご質問、あとの方のご質問にもありますけれども、やはり今までの勘とか、そういうのではなくて数字・根拠に基づいた政策立案が必要になってくるだろうと思っておりますので各分野で、それは進めていきたいと思っております。民間活力でございますけれども、現状でも外郭団体の中でプロパー職員さんとして働いていらっしゃる能力の高い、経験抱負な方々もいらっしゃいます。ぜひ、そのような方々にご活躍をいただきたいと思いますし、そのような優秀な人材について、今後とも募集を図っていきたいというふうに考えております。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
次に産業の振興についてお伺いをさせていただきます。これまで町長も産業の強靭化というような言葉を使って、力の強いテーマを挙げてきました。美瑛町の産業の振興の妨げとなっているものについては、色々言われていますが、あそこで上げさせていただいた、労働力不足の解消策ですとか、あるいは地元企業の企業をどういうふうに育成するかですとか、あるいは家畜排せつ物の処理について挙げさせていただきました。1番目の居宅の確保でありますけど、これからもその方向で進めてもらいたいと思うんですが、やはりここはですね、時系列にいつ目標を立てて、最終的にどのような時期に預託ができるんだと、こういう時系列な流れが必要ではないかと思うんですが、いつまでも検討で終わってしまうのではなくて、やはりこの時に予算確保してこういうするんだというような、目に見えやすい内容が必要だと思うんですが、それについて町長の考えをお伺いします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
はい、労働力確保に向けての対策でございますけれども、時系列で言えば、スピード感を持って取り組むという緊急の課題、喫緊の課題であるというのは認識しておりますので、具体的に言えば、来年度、新年度予算で反映できればいいなというふうには考えております。ただ、そこに向けてこれから作業を進めなければならないとも思っておりまして、具体的には労働力不足、農業分野はもちろんでございますけれども、その他の商工業、福祉分野、いろんなところで労働力不足の問題が今あらわれてきております。そのことに対して総合的に対処していくためには、実際に、例えば、農業部門であれば何人ぐらいが足りないのか、商工部門であれば何人ぐらい足りないのか、そういうような具体的な実数をまず把握していかないと、どのような規模、あるいはどのような対策をしていけばいいのかっていう判断がまずその前提がつかないので、そこの関係団体、関係機関とご協力をいただいて、実際の今労働力不足の実数について把握をさせていただきたいなと思います。それが把握できましたら、それに基づいて、例えば、いろんな分野各種一緒になった集合住宅的なものがいいのか、空き家を使った方がいいのか、あるいは公営住宅新しく小さくとか、色々手だてはあると思いますけれども、まず実数把握に努めまして、それができましたら可能な限りスピード感を持って取り組んでいきたいというふうに考えています。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
次に地元企業の育成っていう言葉でございますけど、よく企業の誘致とかよく、施策出てくるんですけど、なかなか今の時代、そういうのは非常に難しいもんだと思ってます。やはり地元にある企業をどのように育成していくかっていうのが大事なところだなと。特に、美瑛町にも大きな食品加工場がありますんで、ここもやはり色々聞いてみたら、労働力もない、それから原料もなかなか確保できない、そういう非常に経営に直結するような悩みを持っているのは事実であります。ここはすぐ助成金とかそういう言葉ではなくて、地元企業をどういう風に育成していくんだという風に視点を変えていただいてですね、地元企業の育成の仕方、これがやっぱり行政のある程度の姿勢が必要ではないかと考えるところでありますけど、これちょっとぼやっとした青田に進んでいるという言い方でありますけど、やはり、地元の企業も雇用ですとか、あるいはパート労働者、従業員たくさんおりますので、地元経済に大きな寄与していると思っております。そんなところから、地元企業の育成という考えについては、町長どのようなお考えをお持ちか、改めてお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
地元企業への育成、あるいはこれまでのご貢献に対する考え方でございますけども、やはり、新規に誘致してくれと言ったら、見栄えも加工も良いですし、アピール力もあるかもしれませんけれども、今までこの美瑛町の中で事業を起こしていただいて貢献をしていただいてきたという、そういう地元企業の持ってる重みというのはもちろん、認識をしておりますし、これからも認識しなければいけないというふうに考えております。また、これまでもですけれども地元雇用の面でも、大きな働きをしていただいているかなというふうにも思っておりますし、今後地元雇用をさらに増大していただくためにも、今ある企業の皆さんに対する協調支援体制というのは考えていかなければならないかなと思っております。さらに加えて言えば、美瑛町の経済、所得の向上には町内での経済の循環が必要でございます。町内の中でいかにお金が回っていくかっていうことを考えた時に、ある地元企業の皆さんの貢献度っていうのは大きなものがあると考えておりますし、大事にしていかなければならないと思っております。ただ、具体的にどうするかっていいますと、お金の関係であれば、今ある条例や規則がございます。まずはそこに則ってやっていくのが筋でございますけれども、それまでのこれまで、今まで申しました、今までの貢献度などを考えました時に、より寄り添って意見交換を図りながら、共に栄えていけるような、そういうような体制づくりができればいいなというふうに考えております。(「はい」の声)
質問 10番 野村祐司
循環型農業、3番目で最後でありますので、お伺いをさせていただきます。いわゆるその酪畜、畜産関係については、TPPであったり日欧EPAであったり、本当に開発どうなのかと、不安の中でそれぞれ経営をしているというのが今実態でございます。今一番、酪畜で生産者の中で問題はふん尿の処理といいますか、これが本当に規模拡大もなかなかできないっていうのはここで足止めをくらってしまうというところであります。先進地の十勝あるいは釧路方面の白糠なんかも先進的にやっている事例もありますので、すぐそこにっていうのはなかなか難しいかもしれませんけど、この辺もやはりもう補助を見つけてして、それぞれの所でやってくださいということでやってくださいという事で、時期ではなくて、やはり行政がきちんと畜産行政の施策として取り組んでいかなければ、なかなか解決できない時代になってきました。そこで、答弁書でちょっとお伺いしますけど、もし後段の方で、人の書いたことについては、ケチをつけるわけではありませんので、ちょっと気になったところがありますので、答弁書の一番後段の方でこんなような記述があります。畜産農家及び耕種農家との需要と供給のバランスを確認し、適切な堆肥処理方法と補助事業等を検討しながら、循環型農業が作り出す安全・安心な農畜産物の提供が可能となるよう、関係機関とともに取り組んでまいります。これ私、何回も読みました。結論で言えば、補助事業がなかったらしないというふうに私とれるんですが、そういうところちょっと苦悩の跡が見れるんですが、私たちこの問題についていろいろ苦言を呈しているわけではないんですけど、姿勢としては今後についてはやはり、さっきも言いましたようにもう時系列的にきちんとこれは大きな問題として町として捉えて、この処理をしていかなければ、畜産行政が停滞してしまうんだと、総生産が下がってしまうんだというようなところに行政マンの方の頭を入れかえていただければと思っておりますので、そういったところの内容について、町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 角和浩幸
もちろん言うまでもございません。美瑛町の基幹産業は農業でございますし、その中で、酪畜産業を占めるという位置づけも年々大きくなってきているというふうに思っております。その大事な部門の今大きな課題というのがふん尿処理であるということも認識をしております。この処理方法、いろいろ私も調べてはみました。過去もいろいろ視察も、職員も農協さんも視察もしたりして対処してきてるんだなということを改めて認識したというところでございますけれども、例えば、1カ所に大きなプラントをつくるとなるとやっぱり10億、鹿追を調べてみましたら16億とかっていう、規模のものになってしまう。それではなく、各農家で組んであればということで、自走式の大型コンポストターナーなどの検討も進めたようでございますけれども、それもいろいろ課題があって、なかなか数件で共同ではいかない各農家1戸ずつしか入らないんじゃないかというようなこともありまして、具体的な検討は進んでおりますけれども、これという決め手がないような状況でございます。あと、野村議員の方がご存知ですけれども、フリーストールが増大しているので、堆肥化がなかなかしにくい、とろとろになってしまってて、なかなか堆肥化がしにくい運びにくい。そういうような課題をどのように解決していくのかっていう、今課題が多いんだなあということは認識したところでございます。ただ、とは言いましても、ここの問題解決していかないと美瑛町の今大きな力になってもらっている酪農畜産業でございますので、そこの分野、さらに成長していただくために、ただ課題ばかり上げるだけではなくて、ではどう解消していくのか、解決していくのか。今すぐにはお答えできないですけれども、大きな関心を持って取り組んでいきたいと思っております。よろしくお願いいたします。