美瑛町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月21日
(1)「青い池」周辺の環境整備とビューポイントづくりについて/(2)基幹産業の振興に向けた課題の解決と今後の施策について
2017年9月21日、美瑛町議会の一般質問で、野村祐司議員が「「青い池」周辺の環境整備とビューポイントづくりについて」「基幹産業の振興に向けた課題の解決と今後の施策について」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 野村祐司 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 7番 野村祐司
7番野村祐司。質問方式、時間制限方式。1、「青い池」周辺の環境整備とビューポイントづくりについて。平成31年度を目標年度とする「美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、中・長期的な施策の展開が示されております。その施策の一つに「丘のまちびえい」に新たな人の流れをつくることを戦略とし、地域資源を活用した観光戦略の構築を掲げ、目標年には観光入込客数200万人、宿泊者延べ人数35万人の他、冬季の観光入込客数を61万4000人、冬季の美瑛宿泊者10万8000人と意欲的な目標を設定しています。これに呼応し、観光マスタープランの実践と北海道大学との連携で、観光地経営の視点に立った体制づくりを支援することや観光に対する満足度調査を行い、美瑛町の地域資源を最大限に活かし魅力ある観光を総合的に推進することとしています。美瑛町には、昨年の170万人を超えるような勢いで外国人を含めた町内外から白金エリア、農山村エリアに観光客が訪れているように感じているところであります。観光地として満足性とクオリティの高い観光拠点づくりを目指し、当該年度は白金インフォメーションセンターや美望ヶ原線道路改修など進んでいるところですが、さらなる高みを目指し、美瑛観光拠点「青い池」周辺の環境整備とビューポイントづくりについて考えを伺います。(1)駐車場から池までの藪、灌木内は汚物、小用を足す場となっているところがあり、極めて不衛生で看過できない状況である。仮設トイレ設置についての考え方について。(2)場内に入る砂利悪道、駐車場車列整理用の杭破損など環境整備の必要性について。(3)遊歩道側道の堰堤への立ち入りは危険で、規制されているものの特に外国人の立ち入りが散見される。景観を重んじた立ち入り規制の考え方について。(4)ライトアップは集客効果が高く好評とされている。ビルケの森も含めて、通年のビューポイントづくりの考え方について。質問の相手は町長でございます。2、基幹産業の振興に向けた課題の解決と今後の施策について。町長は施政方針で「足腰の強い産業づくり」を筆頭に、農業においては振興作物に対する産地化支援、昨年の台風被災によるJA生産施設の復旧支援の他、新たに担い手育成を目的とした実習圃場併設の研修施設の整備に着手し、実効ある取り組みが期待されているところであります。ここに来て、厚生労働省は7月の有効求人倍率を公表し、それによると前月より0.01ポイント高い1.52倍で上昇は5カ月連続で、求人が活発な状況を示しています。これは求人が活発だったバブル期を超え、企業は将来の人手不足を見据え正社員の雇用を増やしているのが現状です。事実、ほんの数年前まで高根の花だった公務員への応募が激減し、しかも中途退職者で人事計画が成り立たないとの報道もあります。つまり都市も地方も隔たりがなく世の中は慢性的な人手不足の時代に入った現実が、産業の振興を脅かしています。本町も例外ではなく、この事実を捉え課題解決に向けた施策について町長の考えを伺います。(1)基幹産業の農林業、食品加工、土木・建築、サービスなど本町の労働力不足の現状について所見を伺いたい。(2)労働力確保の前提となる居住施設は、農林商工、建設・加工を網羅する施設として行政主導で施策を講じることについての考え方について。質問の相手は町長でございます。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
7番野村議員よりの一般質問2点について答弁を申し上げます。第1点、「青い池」周辺の環境整備とビューポイントづくりについてのご質問であります。本町は、農林業の営みにより作り出された「丘陵地帯の観光エリア」や、白金温泉をはじめ十勝岳や「白ひげの滝」、「青い池」などを有する「十勝岳周辺観光エリア」など国内でも有数な観光資源が点在しており、毎年多くの観光客で賑わいを見せている観光スポットがあります。「十勝岳周辺観光エリア」においては、「青い池」観光の爆発的な人気により、道道966号が渋滞する状況となっており、本年度より道路渋滞解消に向けて協議を進めているところであります。1点目から4点目についてでありますが、町では現在、「青い池」観光の爆発的人気による道路渋滞解消と十勝岳周辺観光の魅力向上を目指して、「青い池」周辺の環境整備について計画をしているところであります。事業期間としては、平成30年度と31年度の2カ年を予定しており、平成30年度に白金インフォメーションセンターから「青い池」までの町道美望ヶ原ビルケ線の未改良部分、約1.2キロメートルの道路新設工事と駐車場の新設工事を、平成31年度に「青い池」周辺のトイレと売店の新設について計画をしているところであります。また、「青い池」の施設設置者である北海道開発局では、「青い池」の敷地内に新たな観覧場所、視点場の設置と「青い池」周辺の遊歩道の整備について現在検討しているところであります。今後も関係機関と連携して「青い池」の環境整備に努めるとともに、魅力ある観光地づくりに向けて取り組みを進めていきたいと考えております。続きまして、質問事項2、基幹産業の振興に向けた課題の解決と今後の施策についてであります。本町の基幹産業である農業につきましては、昨年本町を襲った台風によって大きな被害がもたらされ、その復旧に全力を注いでまいりました。また、振興作物に対する取り組みでは、高品質化、ブランド化を推進するとともに、トマト栽培を中心とする実習圃場を備えた研修施設を、平成31年春の供用開始を目指して建設を進めているところであります。議員ご指摘のとおり、厚生労働者の公表によりますと、本年7月の全国の有効求人倍率は1.52倍と求人が活発な状況にあります。旭川エリアにおける本年7月の有効求人倍率においても、ハローワーク旭川の公表では1.12倍と活発な状況であると考えられます。1点目についてでありますが、本町においても労働力の確保は重要な事案であると考えているところであります。雇用対策の現状としては、基幹産業の農業においては、必要となる労働力の確保に向けて、道外などから来られた農業ヘルパーの方々へ着任手当の支給、家賃助成、募集に係る広告宣伝に対する支援等を行っております。また、商工業につきましては、役場庁舎1階に求人情報コーナーを設置し、きめ細やかな町内の求人情報の提供に努めるとともに、商工会と協議を進めながら、事業継承、空き店舗を活用した再活性化に向けた支援施策を一体的に取り進め、雇用対策に努めているところであります。2点目についてでありますが、本町では少子高齢化、人口減少、経済衰退、労働者不足などの地域や地区が直面する課題に対して、その地域や地区の住民が主体的に行う活性化に資する取り組みに対して、町としてもサポートをしているところであります。行政区における地域内の合意、活用目的の整理、適切な用地確保などの受入れ態勢を前提に、新築または既存の建物を活用し、町の町営住宅施策として地域の支援に努めていきたいと考えているところであります。以上であります。
質問 7番 野村祐司
7番野村です。よろしくお願いします。それでは「青い池」周辺の環境整備とビューポイント、これについて質問をさせていただきます。答弁書では、それぞれ平成30年度、31年度の2カ年で青い池周辺の整備をするとわかりました。駐車場の新設工事、さらには31年度には「青い池」周辺のトイレ、売店の新設計画、わかりました。ここで、観光ボランティアの皆さんの話をちょっと町長に聞いてもらいたいと思うんですが、やはり「青い池」に対する思い入れはやっぱり観光ボランティアの皆さんは本当に強くて、私は敬服しますね。例えば、ごみの容器等は、やっぱり人によってはそれで持ってきたり、それから人によっては、スピードランニングをやっているんだなんて人もいるんですね、いろいろ交流の中で。その中であって、やはり訴えるのは「青い池」周辺にあって、やはり汚物にあっては砂をかぶせてきたり、それぞれ苦労していると。それから堰堤にあっては、トラロープを渡って行く人がいるものだから、そこは危ないよって言って、相当大きな声で、美瑛の「青い池」のかけがえのない資産をそれぞれ守ろうという意欲はよくわかるんですね。それで今回、風雲急を告げる課題として、やはり水の溜まっている道路とか、あるいは環境美化を損ねるようなトラロープだとか、倒れたままの杭だとか、それから駐車枠のない駐車場だとか、これらについて何とかならんかと。これからまた秋の観光シーズンを迎えるわけでありますので、それでもやはり30年度の駐車場新設工事に合わせて、これらが整備されていくのか、早急に対応ができないのかということで、それぞれ開発局との協議だとか承認が必要だというのはわかりますが、これらを承知の上で、考えをひとつお聞かせをいただきたいと思っております。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
「青い池」の部分についての今後の見直し等、また対応等について、議員からご理解をいただいたということを大変感謝をしています。応急的な必要性のある部分について、対応できるものを対応していくということで答えるしかないというふうに思っていますし、大きな部分として、これから事業等を進めていくということでありますから、その中で今言っていただいた部分を、少しでも具体的に改善しながら事業を進めていきたいというふうに思っています。まだ時間がかかるわけでありますから、ボランティアの皆さんをはじめ関係者の皆さん方にはいろいろとご苦労をかけます。先日の台風でも「青い池」が葉っぱだらけになってしまいまして、昨日も行ってきたのですが、「青い池」がやっぱりまたちょっと色がおかしくなったりしてですね、そこにたくさんの人が来ているのがちょっと私も心苦しいなと思いながらも、非常に多くの人が来ていますので、よく観光協会なりボランティアの皆さん方の意見等、お話をいただきながら、今後進めていきたいというふうに思っています。(「はい」の声)
質問 7番 野村祐司
善処をお願いしたいと思っております。これもまたあまり要望するなと言われているんですけど、あえて町長に要望いたしますが、やはりトイレの問題については、路線バスから来て、「青い池」、ここにはトイレがないからビルケの森に行きなさいという看板は確かにあるんです。やはり、路線バスに来た人がやはり、ボランティアの人に話を聞いてみますと、どうしても我慢できなくて横に入って小用を足しているようだということでありますので、これはもうやはり、簡易トイレぐらいは併設できないのかというような、これも切実な声がありますので、あわせて善処をお願いしたいと考えているところでありますが、考えをお伺いいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
簡易トイレを設置してもですね、やはりあれだけの人が来ているわけですから、おかしなことをやって逆に1個や2個置いて、何でこんなことだとか汚いだとかこういうことにもなっていくんだろうと思っていますので、今、議員ご指摘のような内容をですね、やはり観光をするエージェントなり、それからバスの運用者もですね、その辺は十分考えて観光客を動かしていくという発想が必要なんだというふうに思っていますので、そういう今のような情報については、我々からエージェントなり観光に携わる方々に、観光協会を通じて情報発信をさせていただきたいというふうに思っています。今の段階で、仮設トイレを置いてという対応については考えていない状況ですので、この辺についてはご理解をいただきたいというふうに思っています。(「はい」の声)
質問 7番 野村祐司
7番野村です。あの辺の、周辺の「ビューポイントづくり」という言葉を使わせてもらったんですが、温泉関係者の人に言わせると、冬場も含めてライトアップの効果は非常に高いと、高い評価をしております。宿泊にもつながっているし、これらについてもう少し高みのあるっていいますか、例えば夏場もできないかとか、あるいはビルケの森については「ビルケの森」という名前の、名称が非常にいいと。好評でありますので、ビルケの森あたりにライトアップをすることもできないのか、こんなような意見もありますので、これは苦情でありませんので、少しレベルアップを目指す観光地づくりに、町長どういうふうにお考えになっているかお答えいただければと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
どういう形でビューポイントにするかということ、いろんな方々のご意見を伺いながら、ライトアップという事業について取り組んだところであります。当初ですね、うちの職員にライトアップをちょっとしてみようということがなかなか言いづらくてですね、苦労も多いものですから大変だなと思いながらも、ただやっぱり有効に資源を生かしていくというその試行錯誤をやってみようということで、ライトアップに取り組んだところであります。いろんな方々のご意見をいただいての取り組みでしたけども、幸いにですね、職員の方も大分慣れてきまして、今年からまた長くすると、冬の5か月間まで延ばすと職員の方からそういう提案がありまして、私の方はあまりそこまでやれとは言わないんですけども、職員の方で、町長、やっていいかということでありますので、皆さん方の現場でやれるのであれば検討してくれという話を、今、しているところであります。それからあと、ビルケの森もですね、今、議員の皆さん方にご理解をいただいて、施設整備、再整備という形で取り組まさせていただいていますけども、そこを今、道の駅としての新たな申請をお願いをしています。従来の道の駅ということですと、国道の通り道にあって一休みするということになりますけども、あそこを道の駅にするとなると、今までの考え方を、相当こう考えをひねってねじっていかなきゃならんと。つまり、ある意味でいえば行き止まりとか、そういう場所に設置するわけですから、道の駅としての性格を、どういう性格で運営するのかということをしっかりと立てなきゃならんということで、今、担当課長、今野課長といろいろ論議を始めているところであります。そんな面からしますと、少しまた、こういう方向でという新しい枠組みを、皆さん方に、予算を通じてもお願いするようなこともあるかと思いますけども、今のところですね、ビルケの森も活用できるような、そういう道の駅化ということを狙っていきたいということで今取り組みを進めています。ある程度具体的になれば、また議員の皆さん方に説明させていただきたいと思います。(「はい」の声)
質問 7番 野村祐司
ライトアップについては、関係者、本当に期待しておりますので、今度5カ月に延伸するということでありますので、観光のポイントがもう一つ増えるっていうことについては、本当に喜んでいるんですね。ライトアップ、失礼しました、「青い池」についても、私はかつてこんなことはないような現状であると思うんですが、朝起きてちょっと歩いてても、阿部百貨店のところにずらっと路線バスに乗る外国の方が並んでいると。今までないような風景でありますので、それらを有効利用だとか、合わせてポイントづくりについても、それぞれまた町長の努力をお願いしたいと思っております。それについてのお考えがあれば町長から伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
町長1人で考えてもですね、空回りに終わることも多いんですので、商工会や農協さんだとか、各関係機関、いろいろ知恵を出し合って、今、議員ご指摘のような部分で、美瑛町にお出でをいただいた方が本当にいいところに来たなと、そんなことを思って帰っていただけるような地域づくり、観光地づくりというよりも地域づくりをしっかり仕上げていければなと、そんなことを強く願っているところであります。いろいろと相談をして進めていきたいと思っています。(「はい」の声)
質問 7番 野村祐司
今の件は了解いたしました。基幹産業の振興ということ、ちょっと堅苦しい質問になってしまったんですが、要するに人手不足が本当に美瑛町も深刻だということを、私はここで訴えたかったわけであります。そこで、それぞれまたこの町長の29年度の基本方針でも、丘陵景観だとか、それを生業とするところの農業振興だとか、商工業だとか重要性をそれぞれ訴えているところでありますけど、ここにきて本当に、人手不足っていうのはその産業のパイを大分縮めてきているという現象があります。建設関係、あるいは運送関係、食品加工関係で、この質問に向けて社長も含めていろいろ話をさせていただきました。建設業のあるところでは、本当に人がいないと。それでどういう現象が起きているっていったら、大工はうちはいるんだけど、次の内装工事だとか、あるいは左官屋さんだとか、あるいは差しもの、いわゆる建具屋さんだとかがいない。本当にこれ、外注になってしまっている、町外に行ってしまう。これが困っているところの一つであります。運送関係では、運転手はもちろんおりませんので、どういう現象が起きているかというと、仕事を断っているというのが現況でありまして、一方では、事故が起きるたびに国からの規制は高くなってくるし、非常にやりづらい状況にあると。人手不足って本当に深刻だというふうに訴えております。それから食品加工、美瑛町にもありますが、この方がおっしゃるのは、ここも加工業もそれぞれ時期が集中しますので、これはどういうふうに渡っているかって言ったら、やはり何社もの派遣会社にお願いしてやっと確保しているんだというようなところであります。加えて、この会社では社是として、地域に貢献をするという社是でありますので、美瑛高校に行ったら10人ぐらいの卒業生しかいなかったと。これも本当に困っているという状況でありますので、やはり、どこの業種も農業に限らず全般的に頭を抱えているというのが実態であります。そこで、解決策というのは、人をやっと採用しても泊まるところがないというようなことありますので、これも本当に先を向けては急急に解決できる問題ではありませんけど、美瑛町については、比較的人を探して賃貸アパートを探しても高過ぎると。それから、公営住宅についてもハードルが高くて住めないんだということもありますので、これらが美瑛町の労働者不足に拍車をかけているというような実態であります。それで、質問の中でご答弁もお願いしたいんですが、答弁書の中段にそれぞれ「空き店舗を活用した再活性化に向けた支援策を一体的に取り組めて取り進め、雇用対策に努めている」ということでございますけど、これはもう少し具体的なものが用意しているのであれば、お答えをいただきたいと考えております。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
労働力の確保は大変だと、私も建設業さんの皆さん方やらそれから地元の企業、加工会社の方も大きな投資をしたいんだけども、人材確保が大きな壁になっているということで、地元での事業拡大についてですね、相談を受けたりしています。福祉とかそういった部分では、先ほど京屋さんからご質問いただいたとおりであります。この部分についていろんな施策に向けて対応しなきゃなりませんが、1つはやはり生産性の部分で、いかにその生産性を上げた産業を育成するかということが大きな課題になると思って、例えば林業なんかでもですね、今、下刈りですとかそういった部分も非常に機械化が進んで、今、いろんな実験もまだ行われていて、できるだけ雇用環境をよくするためにも機械化、それから省力化をやろうというようなことも取り組みをしているところであります。そういう意味では、生産性の上がる事業体としてどのように今後その事業が時代に対応していくかということが、大きな課題であるというふうに思っています。また一方で、やはり、これだけ美瑛町のまちづくりの中で、観光ですとか、農業はもちろん基盤として今までもあるわけですけども、観光というような新しい外貨を獲得する、そういうものが生まれてきていますので、そういったその新たな対応する施策という部分では、我々も人材育成等の部分についてですね、今までどおりの考え方ではなくて、本当に地元の方々なり町外から来る方々に、我々の持つ地域のいろんな課題に解決になるような、そういう育成というような部分も必要だというふうに思っています。そんなことで、いろいろ農業関係ですとか美瑛高校などにもお話をさせていただいたりして、できるだけのことをしています。もう一方ではですね、国はどんな考え方をしているんだということでありますけども、これは結構、国の方は衝撃的な考え方をしておりまして、日本の国の労働力が増えるということにはもうならんだろうというぐらいの考え方をしているわけであります。これは人口減ということもあるわけでありますけど、特に地方部においてはですね、労働力を都心に集めるというその政策を、オリンピックなどもそうなんですけども、取り組んでいて、あまりこう地方の労働力というような部分について、本当にこう真剣に考えているような部分もあまりないような、そういう見方もされています。そんな中で、外国人の労働力という部分が、今、ヨーロッパでもいろいろとこう移民の関係ですとか、アメリカではメキシコからの労働者を排斥するような、そういう短絡的な論理が動いていますけども、日本の国もですね、やはりそういう幅の広げていく手法を検討するというのが、実は厚生労働省ではもう進んでいるだろうというふうに見ています。今回、2017年の11月1日に施行になります新たな技能実習制度、これは外国人の技能実習制度でありますけど、これも今までの3年から5年に延長する、優良企業については5年に延長するというようなことをやっていますし、日本は移民という政策はとれないけども、こういった枠組みを持って労働力という、表面には「労働力」という言い方はしませんけども、労働力を確保するというのは内々に進んでいて、この5年が10年になっていくんではないかというような思案もされているところであります。いずれいくと思います。そんな中から我々も、こういう時代の流れをしっかりと見据えてですね、地域においてもちゃんと受け入れ体制ができるような、そういう地域づくりということも大きなことだというふうに思っています。そういう面からしますと、今、議員ご指摘のいろいろこう幅の広い受け入れ体制をとる中で、町として労働力というものをどういうふうに受け入れていくか、そのことは今の議員のご指摘にですね、我々も十分に拝聴していかなきゃならん部分が多々あるというふうに認識をしています。この部分についてはですね、まだまだ、アパートを経営している人ですとかいろいろいますので、そういった方々の状況等も対応しながら今後検討していくことになるというふうに思っていますので、引く続きご指導等をいただければというふうに思っているところであります。(「はい」の声)
質問 7番 野村祐司
さっき、6月の定例会で町も公営住宅を地域に提供すると、私は労働力確保という点では、これはもう前進的というか斬新的な施策だというふうに歓迎をしております。ここで2番目のところで、ちょっと私の質問の仕方も難しく書き過ぎちゃったかもしれませんが、やはり将来的な構想として、道内にも居住を確保するという点ではいろんな先進事例がありますので、いわゆるその業種を問わないで労働者が美瑛町に季節的にでも作業に従事できる、作業ができる施設、あるいはその施設へのサポートとか支援とか、いろんな先進事例がありますので、将来的な構想として町長の頭の中に入れていただきたいというところであります。そこで最後の質問でありますけど、この2点目の回答のところで、「行政区における地域内の合意」の云々というところで、非常に私としては難しくて理解できないところがありましたので、もう少しわかりやすく、ここでは何を意図としているのかお伺いいたして、質問を終わります。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
今回、私ども、俵真布地区に建設をさせていただきたいということで、町営住宅を提案させていただきました。この部分については、労働力対策ということよりもですね、集落の維持が大変こういろいろ厳しい状況になっている中で、集落の方々が地域をしっかりと保全していく、運営していく、その中で、いろんな対策を打っていく、そのことについてですね、やはり集落だけではなかなか難しい部分があると。その部分に対して、難しい部分に対して、町が支援していくという形で、その地域地域の集落が維持されていく、今後とも美瑛町の全体がですね、進んでいけるような地域づくりにしたいということで、これは町営住宅施策の中で当然政策に合うだろうということで認識を持って進めたところでありますので、ここはご理解をいただきたいというふうに思っています。労働力、今回ですね、実習制度の部分もですね、今までは技能研修とか研修という名前がついていたんですね。今回の制度では「研修」という言葉が一切入っていません。技能実習という言葉で国は通しています。それでいて、労働力の確保、不足する労働力の確保に使うものではないというただし書きをつけていますけども、実際には非常に今までの政策を相当見直した案になっているということは、ご理解をいただきたいというふうに思っています。そういった部分、我々がどのように受けていくのか、地域のこれからの課題、いろんな部分があると思います。先進事例を見ていろいろと勉強せいということでありますので、これも我々、よく先進事例等探して、勉強させていただきたいというふうに思っています。今回の新築の関係、これ労働力対策ということよりも、地域の活性化とか、地域の存続という、持続という、そういった観点も持っているものですから、そういった観点が強いものですから、行政区において合意をいただいて、行政区で受け入れ体制を作ってくれと。それから、目的はどういうような形で使うんだ、ただ漫然とですね、家ができたらそこに誰か住むだろうということじゃなくて、目的を設定したものにしようと。それから、用地確保という部分については、やはり行政がそこの地域に一方的に何か建てるというよりも、地域と行政が協力し合う、そういう関係をつくってその建物を維持してほしいということでの用地確保というふうな部分の協力体制を仰いだところであります。新築とか、既存の建物については、活用するものは、できるものはしていきたいということで、このような内容で提示をさせていただいているところであります。今後、労働力対策ということでの住宅という部分がもっともっとですね、先鋭化されれば、こういった文面もですね、いろいろ検討し直すことが必要になるかなと、議員ご指摘のとおりだというふうに思っています。