美瑛町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月22日
町民プール建設に向けた手続きについて
2017年6月22日、美瑛町議会の一般質問で、角和浩幸議員が「町民プール建設に向けた手続きについて」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 角和浩幸 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 角和浩幸
9番角和でございます。私から1点、町長にお尋ねをさせていただきます。9番角和浩幸、時間制限方式。質問事項、町民プール建設に向けた手続きについて。「町民プール」の建設に向けた手続きが進められています。それに基本設計書が示され、実施設計の策定段階に入っています。「町民プール」建設について、町民の間からはさまざまな意見が聞かれます。それだけに、町民が建設についての是非を判断するために必要な情報の公開や、それを受けての意見集約、合意形成など、丁寧な手続きが求められていることは言うまでもありません。プール建設をめぐる経過は、唐突とも思える平成28年8月臨時会の補正予算で基本設計を計上し、今年度当初予算で実施設計を組みました。さらに、今年度中の補正予算による本体工事着工の方針が示されています。このスピード感ではたして、町民の意向を十分にくみ上げられているのでしょうか。基本設計書を見ても、細部が決まらないまま実施設計に進んでいるとの疑問が拭えません。一例を挙げれば、建設の是非を判断する大きな材料である「ランニングコスト」ですら確定できていない。性急な手続きでは、結果として住民不在の議論となり、「結論ありきではないか」という疑問、違和感を生じさせるおそれはないでしょうか。改めまして、次の3点について町長のお考えをお伺いします。(1)今後の予算措置のスケジュールについて。(2)ランニングコストの試算結果について。(3)本体工事費の積算根拠について。以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
9番角和議員よりの一般質問に答弁を申し上げます。今回はプールの関係で3人の方にご質問を受けましたので、かなり丁寧な答弁はできるのではないかなと思っています。よろしくお願いいたします。町民プールの建設につきましては、先の答弁の中で申し上げましたが、これまで各方面から要望の多い懸案事項として、平成26年度から具体的な検討に入っており、平成27年6月議会において八木議員からの一般質問答弁で新たなプール建設の検討について答弁をし、昨年6月議会では、桑谷議員からの一般質問答弁で年度内での基本設計発注について意思表示し、昨年8月の臨時会において、基本設計実施について説明するとともに、広く町民の意見などを聞き、手続きを踏まえて取り組んでいるところであります。基本設計はプール建設に向けた基本方針をはじめ、法的な整理のほか、基本的な事項である建設場所、施設の規模、構造、機能などの検討を行うため、同年10月に実施した町民アンケートの結果と合わせて、町内の体育団体や各小中学校からの要望、まちづくり委員会及び健康と福祉のまちづくり会議等から、プール建設に対する意見をいただきながら、町民が利用しやすいプール建設に向けての基本設計を策定し、その概要は本年の町広報紙4月号において周知をしたところであります。1点目についてでありますが、町民プールにつきましては、本年9月定例会において予算案を提案し、来年度中の開設に向けて工事の発注を考えているところであります。2点目についてでありますが、現段階においては、熱源は木質バイオマスボイラーを予定しており、熱源のみのランニングコストとして年間600万円ほど見込んでおりますが、実施設計においてより踏み込んだ調査を実施しており、経済性および効率性をアップさせるためのボイラーの運転方法、設備体制について担当に指示を出しているところであり、今後、実施設計の中で詳細がわかり次第提示したいと考えています。3点目についてでありますが、実施設計において規模、構造、機能等の細部が決まり次第、「北海道建設部営繕工事積算要領」に基づき積算することとなります。以上であります。(「はい」の声)
質問 9番 角和浩幸
では、質問を続けさせていただきます。今、町長の話にございましたとおり、野村議員、京屋議員ともに同じプールについて質問されております。その中で、新しい技術なども、また詳しい詳細な内容も判明してきておりますので、いろいろ準備はしておりますけども、なるべく重複するところは避けまして、また持ち時間にもこだわらず、質問させていただこうと思います。行政運営を進める上で、情報公開と住民参加の重要性が指摘されていることは今さら言うまでもございません。特に、この町民プール建設というような大きなプロジェクトに関しましては、特に丁寧な手続きが求められております。ところが、率直に申し上げまして、今回のプール建設につきましては、先ほども質問の中で触れさせていただきましたけれども、性急に過ぎるのではないかなという思いを持っております。今さらこれまでの経過を遡って云々するつもりはございませんけれども、まず今計画のスタートが平成28年8月の臨時会でありました。この平成28年度の執行方針を見ますと、プール建設についての言及はなかったわけでございます。この経緯を見ますと、年度初めの時期にあっては、プール建設について具体的な構想というのは、あるいは具体的な姿というのは、あまり描かれてなかったのではないかなという推測が働くわけでございます。プール建設を検討しているというのは、ご答弁にもありましたとおり、議会でも話も出ておりますし、情報もいただいておりました。しかし、大きな、これだけの大きな事業をスタートするに当たりましては、きちっとした仕切りをした上で、始めるものではないでしょうか。先ほどのご答弁で、本体工事を今年9月の補正予算で、補正予算案を提案するということでございました。スタートである基本設計が臨時会の補正予算、本体工事も補正予算。ここに何か、特別にこう事を急いでいるのではないかなと、いろいろいらない推測を働かせてしまっているところでございます。端的に申しまして、巨大事業の本体工事の予算は、当初予算で組むべきものではないかと考えておりますが、補正予算で提案しなければならない理由についてお尋ねをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
プールの建設につきましては先ほど述べさせていただいたとおり、議会の皆さん方にも、早くから議論をしながら、情報も皆さん方に建設に向かって進んでいくよということで話をさせていただきました。人の取り方ですから、手続きの部分でおれは聞いてないといえば聞いてないわけでありますから、そこの部分、ここで論議をするというのは非常に私もあまり本意ではないので、先ほど答弁で申し上げましたとおり、平成26年度の部分から、場所の問題ですとかいろいろ見えない部分もありますので、検討し、平成27年度の議会において、一般質問等でこういう方向で進んでいると、こういう方向で進みますよということで、答弁をさせていただいたところであります。それから予算の関係でありますけども、プールの建設の部分についての予算の設定については、施工時期等の部分、場所の設定とかそういった部分を見据えながら、予算の計上をさせてきていただいているところでありまして、特に何か理由があって臨時会で、臨時議会で提案したということはないということをご理解をいただきたいというふうに思っています。町長としては、皆さん方に情報等を公開しながらこれまでもやってきたということでの答弁でございますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。(「はい」の声)
質問 9番 角和浩幸
平成28年8月臨時会から本体工事予算を予定しております平成29年9月定例会まで、約1年間でございます。後にお尋ねいたしますけれども、本体工事費は約8億4000万円という数字も聞かれております。これだけの大きな事業をわずか1年で進めるということになるわけでございます。普通の、通常の工事でございましたら、基本設計、実施設計、そして、本体工事と3年かけて行うものでございます。小さい例でありますけれども、例えば道路の舗装改良などでありましても、実施設計から本体工事と1年、2年かけて手続きを踏んでいるわけであります。例えば道路で言いますと、住民の方の意向、関心、要望も非常に強くてですね、この手続きどうにか短縮できないのかと、2年かかる、3年かかる、これどうにか、設計だったら簡単にやって手続き踏めないのかということもよく言われるわけですけれども、そこはですね、行政にはきちんとした手続きがあるので、こらえて1年、2年待ってくださいというふうに私が言われればそう答弁を、返答を申し上げているところでございます。今回、これだけの大きな事業が1年での着工となりましたら、住民の皆さまからプールの前例があるではないか、もっと早く進めてほしいよということを言われかねないという思いがございます。そうなると困ってしまうなと思っております。繰り返しになりますけども冒頭申し上げたとおり、情報公開と住民参加を図るためにも、今年度、平成29年度は実施設計を組んでいるわけでございますから、それが完成した後、町民に公表し、意見集約し、建設が必要と判断されるならば、平成30年度の当初予算に計上して、そして執行方針の中で目玉事業と位置付けて詳細に説明していくのが、行政の手続きとしては望ましいのではないかなと考えますけれども、再度お考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
プールの建設についてこれまでも、皆さん方とお話をしてきました。平成28年、平成28年と強調されますけども、平成27年、平成26年にも、我々内部協議し、平成27年には質問に答弁し、そして建設の方向を、方針を説明させていただいているわけであります。そこまでに方針に対してですね、いや俺は聞いていないとか俺はそこの部分は知らないとかと言えば、それはもう短くなって、いつでも短くなるというふうに思いますし、どんなことをやっても、俺はここから聞いたことしか判断していないと言えば短くなると思います。そこは我々も議員の皆さん方との情報の部分について、しっかりと出しながらこれまで取り組んできたということをご理解をいただきたいと思います。それから、町民の方々に、特にですね、このプールについては、いろんな団体の方々に意見を集約するという部分が非常に手のかかる対応でございます。こういった部分を内々に手を尽くしてきたということで、こういったプールに対する方向性ができたということでありますので、こういった部分にもしっかりと対応しながらここまで来たということを、ご理解いただきたいと思います。決して、1年や2年で何かつくって乱暴なやり方をしたという思いはしていません。町民の方々にも、そういった部分はかなり理解をしていただいているというふうにも思いながら、今後取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。(「はい」の声)
質問 9番 角和浩幸
違う観点から質問を続けさせていただきます。ランニングコストにつきましてでございます。先ほど来から質疑の中でも出ておりまして、熱源で600万円との試算を明らかにされました。これ熱源でございますので、改めてお尋ねしますけれども、例えばプールに溜める水を含む水道料、人件費、その他の光熱費などを含めた、総額のランニングコストっていうような試算は出ているのでしょうか、お尋ねします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
今のところ私どもの方では、ボイラーの設定等をして、そして経費の部分についても大枠の部分については掴みながら取り組んでいるところであります。ただ、今、実施設計段階でいろんな見直し等をしていますので、この部分について、整理させていただいてお話をさせていただきたいというふうに思っています。その部分を含んで町としては、このプールの運営について、町の行政の中で適正に対応できるという判断をして、提案をさせていただいているということでご理解いただきたいというふうに思います。(「はい」の声)
質問 9番 角和浩幸
ランニングコスト、まだ最終数字が出ていないということでございますけれども、9月に本体工事を予定されているというわけでございますので、なるべく急いで出さなければならないのかなと思っております。そして、もちろん庁内手続き的に出さなきゃいけないというのはもちろんでございますけれども、ランニングコストが一体どのぐらいかかるのか、維持にどのぐらいかかるのかっていうのは、町民の皆さまも大変大きな関心を寄せているところでございます。繰り返しですけども、プールは欲しいよ、ぜひ通年の温水プールが欲しい、でも年間こんなにかかるんだったらそれはどうかなあと、そこの大きな判断の基準になるのがランニングコストの数字ではないかなと思っております。そういう意味でも、1日も早く、町民の皆さまにランニングコストを含めた詳細な決定事項をお知らせして、意見集約をして合意形成を図っていく必要があると考えております。そう考えたときに、9月に本体工事というこのスケジュールはいささかやはり早いのではないかなという思い、時間が足りないのではないでしょうかという思いを持つわけでございます。そこでこの実施設計ですけれども、ランニングコストの数字も含めました、最終的な実施設計の取りまとめ時期はいつごろになるとお考えでしょうか。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
今の答弁を、ご質問の答弁を申し上げますが、ランニングコストの部分についてはですね、大まかな部分の見通しは基本設計で当然我々見ています。やはり今議員ご指摘の部分で、実施設計を踏まえたランニングコストの提案という部分については、今、9月の定例会には提案できるという状況だというふうに思っています。工事の発注等については11月を目途にしていますので、そういう方向で今進んでるということで、ご理解いただきたいというふうに思っています。プールの建設について、特に何か含みのあることはありませんので、私が何かそこにプールの発注だとか建設だとか、そういったふうに何か疑いをもたれるような質問はあまり欲しくないなと、やはりそこはちょっと正攻法でお話をしてもらわないと、何か私が悪だくみをしているようなそういう質問の仕方はちょっと、どうかよろしくお願いしたいなと思っています。とりあえず先ほどから申し上げましたとおり、町民プールの建設については町の大きな課題としてずっと以前からありました。丸山のプールの解体の時期、そして美瑛町の今の小学校のプールがいつまでもつかということ、もし来年まで、再来年までと長くなるほど、今の段階でもう修復をしてお金をかけなきゃならないと、そうするとそういうお金をかけるということになれば、二重のお金がかかってしまうので、皆さん方にこういう時期にやらせてくれということで、これは提案してきます。これまでもそういった部分の説明をさせてきていただいていますので、ぜひ悪く取らないで、ご理解いただける部分はご理解をしていただきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
質問 9番 角和浩幸
はい、いや、全く悪いとは思っておりませんし、浜田町長、清廉潔白な町長であると思っております。お尋ねしているのはあくまで手続きの進め方でありまして、私自身別にプールに反対というふうに表明しているわけでございませんので、丁寧な手続きを進められているのかな、どうかなという意味で、ご質問をさせていただいておりますことをご理解いただけたらなと思います。続きまして、事業費についてお尋ねをさせていただきます。先ほどの、1番最初の質問要旨の中での質問で、言葉足らずの部分があったようです。私がお聞きしたかったのは、本体工事費の額についてでございます。8億4000万円という数字も出ておりますけれども、そのことの妥当性についてでございます。もちろん必要な設備や機能がおありだと思いますけれども、それら全てを盛り込んでいいわけではないわけでして、最小の支出で最大の効果を得るような、そういうような事業計画をぜひお願いしたいなと考えている次第でございます。そこでですね、例えば、これは例えばですけど、過去手元にある資料をひっくり返した中で出てきた数字は、平成24年、平成25年作成の町財政運営計画でございます。この中で、プールの、将来の大型事業としてプール整備事業が盛り込まれておりまして、その時点では約4億円という数字を計上されております。もちろんこれは計画ですから、丸い数字なんだよと、それほど深い根拠あるわけではないよというのは、わからないではないですけれども、それをそのままはいって言ってしまうと、財政計画そのものの信頼性が問われかねないことでもございます。財政計画で盛り込まれています額から倍増しているということについては、何か、これが必要なんだと、これをやるからこの額になっているのだという理由がありましたら、教えていただきたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
プールの建設関係の部分については、以前から、先ほど申し上げましたけども、丸山プールの修復がなかなかできない状況の中で壊していく、そして小学校のプールがまた漏水等の厳しい条件が重なってきたということで、そういった部分を見据えて取り組み、検討してきたということでございます。そんな中で当初はですね、建設の部分について先ほどご質問、京屋議員からのご質問がありましたとおり、学校プールの再編という部分の視点を持っていました。一般町民の方々への対応という部分についてのプールの建設の部分については、要素として多く含まれてなかったという部分があります。今回は、丸山それから学校プールがこういう状態であるということで先ほど述べさせていただきました、町民の方々全体が使えるプールであるということでの規模、そして施設の見直しを行ったということ、それからもう一つはやはり建設資材等の高騰も、これらの理由の中には一つあるということもご理解をいただきたいというふうに思っています。そんなことで、今の計画を提案させていただいているということであります。