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美瑛町議会 平成27年第10回定例会 2015年12月17日

近年における町長と副町長の出張状況について

2015年12月17日、美瑛町議会の一般質問で、杉山勝雄議員が「近年における町長と副町長の出張状況について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
杉山勝雄 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 杉山勝雄

おはようございます。13番杉山です。今年最後の議会でありますけれども、たまたま質問の1番手ということになりました。なかなかトップバッターというのは、なりたくてもなかなかできないことでありますけれども、いざなってみてまだ頭の回転も口の回転も滑らかに運ばないかなと思って、失敗したかなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。質問いたします。副町長の2人体制と職員の充足は。町長に伺います。11月2日に開催された臨時町議会において、佐藤剛敏議員の町長、副町長ともに海外に出張する事態が起きている状況の中で、危機管理は大丈夫なのかとの質問に答える中で、副町長二人体制の検討が示唆されました。このことについての詳細な提案はこれからと思われますが、さらに理解を深めるために質問をいたします。まず、近年の町政の広がりを考えますと、海外に出て行く仕事が増えているものと推察しております。観光客の誘致、また農産物や美瑛ブランドの販路の拡大、今年60町村まで広がった美しい村連合の取り組み、こうした海外や国内で多様な業務が展開されているところですが、町長と副町長が同時期に出張する状況についてなど、近年における町長と副町長の出張状況について伺います。さらには危機管理体制です。町長と副町長の双方が不在であっても危機管理の構築は無理なのか、このことについてどのように考えておられるか。次に、職員の充足率の問題です。今までに職員を減らしてまいりました。各課の職員の充足率は十分といえるのか。代休が取れないとか、イベントなどの対応でもかなり無理な働き方をしているとか。また、通常の業務においても町民と向き合えるだけの十分な職員数が確保されているのか。町長と副町長の仕事が海外や国内で増えているとなれば、当然その仕事量は職員にも負荷されてくるのではないでしょうか。ただ副町長を増やせば事が足りるとはならないのではないでしょうか。そのことの整合性も含めて町長の考えを伺います。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

一般質問ということで、どうかよろしくお願いを申し上げます。1回目というのは、なかなか頭の回転がまだ脂が乗らんというのは私も経験済みで、非常に答弁等十分でないところありましたらご指摘をいただければというふうに思っているところであります。それでは答弁を申し上げます。13番杉山議員よりの副町長の2人体制と職員の充足は、という質問についてご答弁を申し上げます。平成19年3月定例会で、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定で、平成18年度をもって助役を副町長に改めるとともに収入役の制度が廃止されました。また、同定例会で、美瑛町副町長定数条例について議決を経て今日に至っております。議員ご指摘のとおり、美瑛町長の他に日本で最も美しい村連合会長、上川管内町村会長をはじめ北海道町村会副会長などさまざまな要職も兼ねていることから、札幌や東京での公務をはじめ海外出張など、美瑛町を離れる公務が増加していることは事実であり、町長が出張中のさまざまな公務は副町長が対応しております。1点目の近年における町長と副町長の出張状況については、平成26年度でありますが、町長が144日間、副町長が44日間。今年度については、11月末現在で町長が82日間、副町長が42日間となっております。2点目の町長、副町長不在時での危機管理の構築については、従来から必要な連絡体制をとっており、総務課長をはじめ各課長からの情報を踏まえ、適確に対応しているところであります。3点目の職員の充足率については、医療職を除く合計で申し上げますと、平成20年の160人に対し平成27年は139人で、21人の減となっております。しかし、平成25年に機構改革を行うとともに、平成26年度から退職者の再任用も導入しており、充足率は問題ないと考えております。したがって、通常の業務においても町民サービスに支障が出るようなことは無いと判断をしております。副町長の二人制に言及した最も大きな要因としては、大きく3点ほどございます。その1点目が、美瑛町特有の案件でありますけども火山防災の対応でございます。昨年の御嶽山の事例もある中で、先の噴火から30年近く経過し、数年前から活動が活発化している十勝岳の火山防災対策に一層の万全を期さなければならないことであります。2点目としては、地方創生と人口問題に関して、これからのまちづくりの中で外部機関や企業連携など、体制の強化を図る必要があるとともに、第3セクターなどの整理強化を図ることでございます。3点目といたしましては、町内外に対する情報発信の戦略的強化の推進であります。当然このような体制を整備するには、職員の補充などに配慮することは言うまでもありません。いずれにしても、これからのまちづくりを推進する上で、役場組織の体制強化を図ることは重要なことであり、議員の皆さまとも協議しながら検討していきたいと考えていますので、よろしくお願い申し上げます。以上であります。(「はい」の声)

再質問 13番 杉山勝雄

はい、再質問をいたしますけれども、町長の出張、副町長の出張が一体どのくらいの割合になるか私なりに計算してみました。昨年で144日間、副町長で44日間ですか。これが1年間の休日ですとか祭日を除いて、平日の中で144日間というのがどのぐらいの割合になるのかなと、ざっと計算いたしますと59パーセントの出張という数字になりました。副町長で18パーセント、そのぐらい1年間で出張しているわけです。今年のことも触れてありますから、今年といえば4月から11月までということになりますか。この日数で計算しますと今年は町長82日間の出張、50パーセント出張してるという割合になります。副町長は42日間ということですから25.8パーセント、こういった状況かなというふうに伺いました。お互いがこれだけの期間出張されてるということになれば、当然2人とも不在になるという期間が起こり得る、起こって当然かなというふうに思っております。率直に言って想像を超えておりました。私も最近、役場時たま訪れますけれども、なかなか町長の顔を見ることができないなというのを最近感じておりましたけれども、事情はこういうところにあったのかなというふうに思っております。それでですね、副町長を2人にという話が出たときにまず感じたことは、議会はもとよりですが町民に対して、なぜ2人体制が必要なのか。このことをやはり丁寧に説明することが、まず何をもちましても重要かなというふうに思っております。というのはですね、この間ずっと職員を減らしてまいりました。ここでも答弁の中でも数字が挙げられておりますが、平成20年との比較で21人の減ですね、こういうことになっております。しかし、これを定数条例で比較しますと52名の減になるかなというふうに思うんですね。73パーセントにまで職員の数は現在減っております。そして、町民の目から見ましてもね、職員をずっと減らしてきたということは誰でもが知っていることであります。当時の状況を鑑みますと、職員を減らせとか、あるいは公務員の給与は高過ぎるとか、議員の定数も減らせとか、こういった考え方が当時一方に根強くありました。そういうことも分かっております。そしてもう一つは、財政の事情から職員の削減が進んできたのかな、こういうふうに受け止めているわけです。そして、こうした当時の世の中に根強くあった風潮といいますか、議員の定数とか公務員の給与を減らせばいいという考え方が長く続くことによって、何と言いますか負のスパイラルというふうに言ったらいいでしょうかね。要するに世の中がずっとマイナスマイナスという方向に悪循環を繰り返すというような、そういう流れがいつの間にか出てきたのかなというふうに考えています。経済の循環ということで考えても、このことが地域の活力を奪ってしまうということで、やはり最近になってマスコミも含めて、少し立ち止まって冷静に考えてみようという空気が生まれているのも事実ではないでしょうか。言いたいことは、職員を減らしてきたことは町民の誰もが分かっていることであります。そのことで職員の働く環境、そして密度、代休は取れているのかとかですね、サービス残業をしていないか、町民サービスに影響が出ないかというように、マイナスの面を気に掛けていることが町民の中にも徐々に起こってきてるのかなと、こういうふうに私は捉えています。丁寧な説明が必要というのは、副町長を増やして職員はそのままというような状況では、町民の十分な理解を得られないのではないか。そのことについて、再度町長に質問したいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

再質に答弁を申し上げます。先ほども答弁をさせていただきましたが、今回の副町長の2人体制ということについては、副町長とは今年の夏頃からいろいろと話を内々にしてきましたけども、しかし基本的には、今議員がご指摘のとおり町民の方々、さらには議員の皆さん方にご理解いただき、お認めをいただいた上での体制の見直し、条例の変更等がありますので、これを私の方で無理矢理何か提案をして何とかという案件ではないというふうには存じています。しかし、私にとって昨年の御嶽山のあの噴火というのは、やはり非常に恐ろしい案件だと、改めて十勝岳の火山を持っている地域としての行政運営のあり方というのを考え直させる、そういう案件でありました。私ども町長一役として先ほど述べさせていただきましたとおり、いくつかのいろんな職をいただきながら町長としての仕事をさせていただいていますけども、現状としては、こういった防災体制に対して、例えば気象台ですとか自衛隊さんですとか警察も含めてホットライン等を持ちながら災害対応をするということで、そういった形で進んでいけるだろうというふうに見ておりましたけども、あの御嶽山の状況を見て、実は我々はもっともっとリスクに対して対応する、そういう取り組みが、余地があるんだと、そんな認識をしているところであります。そんな中で、上富良野町と美瑛町で災害対応をしているところでありますけども、上富良野町等におきましては自衛隊さんの職員が定年になったり途中退職された方を防災の責任者としての役職の中に導入をしているところでありますし、美瑛町といたしましては自衛隊さんとの連携はそういったホットライン、また総務課長を中心とした防災体制の中でしっかりと連携をしているところでありますけども、この役場自体の住民の安全を守るための体制づくりっていうのが強化する必要があるんでないかと、そんな思いを強くしてきたところであります。そんな中で今回の考え方といたしましては、役場全体の人件費についてはあまり変わらない体制でいければというふうに思っています。各管理職の併任等あわせて行わさせていただいて、例えば副町長がもう一人増えたとしても人件費等については大きく変わらないという形で進めていければというふうに思い検討させていただいているところであります。そういった中で、先ほども議案の提案等で説明を申し上げましたけども、今まちづくりに大きな課題として人口問題、地方創生というものが提案されています。地域がどう経営されていくかという部分では、非常に新たな大きなテーマが私どもの目の前に提起されたということだというふうに思ってます。これは何か国から提案されたからということではありませんけども、ずっと我々が抱えてきた課題であり、ここに来てそれがクローズアップされたというふうに理解をしているところであります。そんな面におきましても、新たな行政運営における重要な案件がさらにまた我々の目の前にあるということで、この管理体制、そしてまた役場の運営体制を整備していければというふうに思ってます。私自身の思いとしましては、収入役が廃止されたということで非常に経営という部分からすると体制が弱体化したというふうに思ってずっと運営をしてきました。この部分について何とか経営体制をしっかりとさせたいという思いであります。しかし一方では、議員ご指摘のとおり職員の充足という部分につきましても、やはり大きな我々の課題であります。これまでも職員の業務の改善等はいろんな意味で必要でありましたし、当時のことを申し上げますと行政改革という部分につきましては、やはり新たな時代に対応すべく行政の組織改革というのは重要な案件だったというふうに思っています。当時は、例えば入札案件につきましても入札制度これでいいのかというようなこともいろいろと論議される中で、行政運営全般がチェックされたというふうに思っています。この部分につきましても職員がしっかりと業務に付けるような、そういう組織運営について検討し取り組んできたところであります。なかなかこれまで行政の運営の体制がありますので、職員が例えばイベントで日曜日、土曜日出るというようなことが美瑛町は非常に多いわけでありますけども、代休等を取って、そして業務に当たってくれというようなこともお願いをし、管理職ともいろいろと議論をしてきました。役場の職員としては、なかなか日中休みを取って町の中にいるというようなことも非常にしづらいというようなこともあり、そういった部分の見直し等がなかなか進んでこなかったということでありますけども、しかし一方では、これは町民の方々にも理解をしていただき町行政運営の適切な運営、そしてまた効率的、効果的な運営には重要な案件だというふうに思ってますので、こういったことについてもさらに進めていきたいと思ってます。ちなみに、今回新規採用で一般職で8名の職員の採用等も進めているところであり、職員の定数確保、職員の人員確保については重要な案件としてこれからも取り組んでいきたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)

再質問 13番 杉山勝雄

今、町長が答弁されたことの一つ一つは十分理解できることかなというふうに伺っておりました。私も今年たまたま1週間ぐらい連続して出張することがありましたけれども、戻ってきてやっぱり1週間地元にいないと何か浦島太郎になったような気持ちになりましてね、元の感覚に戻るのに時間が掛かったというような経験もしましたけれども、やはり町長、副町長ともにこれだけの日数地元にいないということは、やっぱりそれぞれご本人の感覚もそうですけれども、役場内で起きているさまざまな仕事の流れ、起きている案件に対する十分な掌握ということについても不安が率直に言って残ります。そして同時に、今それぞれ地方が抱えている課題、この課題の大きさ、困難さということを考えれば、やはりどの町もそうでしょうけれども積極果敢に前へ打って出ていく政策、取り組みっていうものがやはり必要になってきます。TPPも含めて、やはり相当取り巻く環境が厳しくなっていくわけですから地方の経済なり、産業なり、そういったものを守りつつ、そしてまた人口問題、少子化問題ということの難しい問題にも対応していかなきゃならない。そういう点で、それらの課題をこなしていくために職員も含めた、管理職も含めた体制というのを、やはりしっかりと見据えた構築を図っていかなきゃならないんだろうなというふうに思っています。いずれにしてもこの問題は、この一般質問で終わるというのものでは全くありませんし、これからも議会も一緒になっていろいろ意見交換をしたり、密な議論を交わしていかなければならない課題かなというふうに思っておりますので、ぜひ引き続き丁寧な説明を求めていきたいというふうに思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

はい、ご指摘をいただきました住民の方々、そして議会はじめ各関係機関に対する、また行政体制のいろんな見直しということになりますと、職員組合等も含めた職員の理解等も十分な形で持ちながら取り進めていかなきゃならんということで、今後、私どもの今進めているまちづくりを多くの方々に理解をしていただきながら、体制の整備等について理解を得るべくお願いをしていきたいというふうに考えているところであります。以上であります。

出典:美瑛町議会 平成27年第10回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる