美瑛町議会 平成27年第5回定例会 2015年6月22日
町長の考えについて
2015年6月22日、美瑛町議会の一般質問で、杉山勝雄議員が「町長の考えについて」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 杉山勝雄 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 杉山勝雄
13番杉山勝雄でございます。今日の一般質問はなかなか厳しい内容の質問が続いているかと思いますけれども、これも選挙の後遺症ということで、ひとつ受け止めていただきたいというふうに思います。それでは質問に移ります。統一地方選挙で示された町民の民意を受け止めて。4月に行われた統一地方選挙での審判を受けて、私たちはここに新たな体制で議会に臨んでおります。町長選挙、議会議員の選挙とそれぞれありましたが、私はこの2つの選挙から受けとめるべき町民のご意見、批判はどこにあったのかを考えております。象徴的に表れたのは、やはり町長選挙でありましたが、同時にそれは議会にも突き付けられた問題だと思うからであります。さらに、全国的に今の政治がもたらしている有権者の意識、生活実態から生まれる意識、投票率の低下や立候補者数が揃わないといった他の町村での傾向など、さまざまな条件が町民の選挙動向に反映されているものと思います。もとより選挙によって審判を受ける我々は、有権者の意識や動向に敏感でなければならないわけですが、それをどのように受け止めて、政策等にどのように反映して行くかは、それぞれの立場や理念といったものがあるわけで、自己の責任において4年間の任期を果たしていかなければなりません。そこで、町長の考えについて、執行方針よりさらに踏み込んで所信を伺います。1、町民協働による町政について2、行政の説明責任のあり方について3、箱物に傾注しているという声に対してどのように受けとめられておりますか。次に、2番目の戦争法案に対する町長の考えについてであります。安倍政権は、今国会で集団的自衛権の行使が可能だとする内容の、いわゆる戦争法案を提出いたしました。審議が進むにつれて多くの国民の意識に、今国会での採決には批判的な声が多数になっていると思います。これまでの専守防衛から、戦争できる国へと転換を図ることは、これまでの政策の大幅な方向転換が伴うことは必至であります。福祉の増進と自治体として進めてきたまちづくりの政策、町民の生活や営業がいっそう削減される傾向の予算の中で、さらに軍事面に偏重した政策が進行することは明らかではないでしょうか。そこで、有権者はもとより自治体行政を預かる町長としても、地方自治体をも巻き込む大変重要な法案である戦争法案についての態度を示すべきと考えますが、いかがでしょうか。3番目に、滞納の整理に行き過ぎはないのか。税金や国保料などの滞納に対する整理について質問いたします。税金や公的な負担金の滞納について、滞納整理機構がその業務を行っておりますが、比較的少額の滞納については担当の課で、その整理にあたっているようです。そこで質問でありますが、最近滞納の整理が行き過ぎると思われる事例を耳にします。少なくとも滞納整理には督促を送り、それでも納付の姿勢が見られない場合に財産の差し押さえという段階に進むと思っておりましたが、督促状と同時に預金口座が差し押さえられた。しかも、わずか数千円の預金残高しか残っていないものまで差し押さえに合っている。このような生活費にまで手を突っ込むような回収行為は明らかに行き過ぎと思われるが、いかがですか。町税等の滞納処分方法について、町長の考えを伺います。以上であります。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
13番杉山議員よりの一般質問に答弁を申し上げます。3点についてということでありますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。まず第1点、統一地方選挙で示された町民の民意を受けてというご質問であります。先に、執行された統一地方選挙において5期目の任に就かさせていただきました。これからも町民一人一人が安心して暮らせる美瑛町の創出に向けた行政運営に精力を注いでまいりたいと期しているところであります。1点目の町民協働による町政についてでありますが、私はこれまでも幅広く地域住民の意見や要望を聞いて行政運営にあたってまいりましたし、今後もこの基本姿勢に変わりはありません。行政は、各種の機会を通じてあらゆる情報の発信に努め、町民参画意識の高揚を図り、行政と町民が適正な役割分担の下で、英知と行動力が伴うまちづくりを実現しなければならないと考えております。このため本年度から、その核となるまちづくり委員会に札幌市立大学の教授に特別委員としてご参画をいただき、委員会委員の見識の向上と委員会の活性化を図ってまいります。2点目であります。行政の説明責任のあり方についてのご質問でありますが、議員ご承知のとおり、行政の説明責任につきましては、法律や条例などの規定に基づいて公開をしてきております。こうした事案以外の件につきましても、可能な範囲内での説明や情報提供は惜しまずに開示し、WEBやフェイスブックなどの広報媒体を活用して公表し、説明をしてまいります。3点目の箱物に傾注しているという声をどう受けとめているのかとのご質問でありますが、私はこれまでにハード建設につきましては、本町のまちづくりを進めていく上で、将来において必要な施設であると判断をして建設をしてきたものであります。例えば、先生がいても学校というハードが適切に整っていなければ、子どもたちの教育が成り立たないのは自明であります。このようにソフトとハード部分が両立して初めてまちづくりが推進されるものと考えておりますので、町にとって必要な施設建設にあたっては町民の皆さまや議会のご意見を伺いながら、その都度説明をして施設の建設を実施させていただいてきたことをご理解願いますとともに、今後もまちづくりの考え方に組み入れて取り組んでまいりたいと考えております。次に、質問事項2であります。戦争法案に対する町長の考えはということであります。質問の要旨にあります戦争法案につきましては、現在、国会において審議されている安全保障関連法案についてのお尋ねかと思います。そういう判断をして答弁をさせていただきます。議員ご質問の安全保障関連法案に対する町長の考えにつきましては、現在、国会にて与野党による闊達な議論が展開されており、その動向について注視しているところであります。日本の平和と繁栄を維持し、国民の生命と財産を守ることは、国の最も重要な責務であることから、個人的には戦争の無い国であることを強く願っておりますが、本法案に対して地方自治体の首長がこの場で態度を示す政策課題ではないものと考えておりますので、ご理解願いたいと思います。続きまして質問事項の3、滞納の整理に行き過ぎはないのかというご質問であります。町税等の滞納処分方法についてのご質問でありますが、最初に、滞納整理業務の体制については、税務課が主に行っており、滞納事案のうち滞納額が高額にのぼる事案や徴収困難な事案について、上川滞納整理機構に引継ぎしているところで、滞納整理については国税徴収法や地方税法等の関係法令に基づき、適正にその業務に取り組んでおります。しかし、厳しい経済状況の中で、さまざまな事情により納期内納付が困難な方には、窓口、電話等での納付相談、あるいは夜間相談窓口を通して、その状況を聴取し、分納誓約を交わすなど、実態に応じ早期完納となるよう努めているところであります。ただ、要因はさまざまと考えられますが、納付相談での約束を履行されずに滞納状況になる方、連絡もないまま滞納状況になる方もおります。こういった場合には、納付能力が有るのか、真に生活困窮なのか、その判断を的確に行うためにも納税者の実態を把握するための財産調査を綿密に行っており、生活困窮者に対しては税法や条例に定める減免の諸制度や、滞納処分の停止を適正に適用するよう業務にあたっています。ご質問にあります督促状発付と同時の預金口座の差押えでありますが、督促状発付後10日を経た日でなければ差押えはできませんので、そのようなことはないと考えております。また、預金残高が僅かな場合の差押えについても、滞納処分をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがあるときは、滞納処分の執行を停止することができますので、その預金残高がその方の唯一の生活費であれば、当然、差押えはせず、生活困窮者と判断して滞納処分の執行を停止するようにしています。町税等の徴収につきましては、あくまでも税負担の公平性、明確性、公正性等に基づき、適切に徴収するよう取り進めているところであります。もちろん、徴税吏員には法令に基づいた強い権限が付与されており、個人の財産の制限を含む、その権限の行使にあたっては、十分慎重に業務を行わなければならず、議員のご質問にあるような行き過ぎた滞納処分とならないよう十分留意のうえ、今後も滞納整理業務にあたってまいりたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)
質問 13番 杉山勝雄
はい13番、再質をいたします。同趣旨の質問がこの後も取り上げられておりますので、なるべくかぶらないように進めたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。まず1点目の町民協働、再質なので少しストレートな言い方になることをお許しいただきたいと思います。答弁では、幅広く地域住民の意見や要望を聞いて行政運営にあたってまいりましたと答弁されました。こう言ってしまえば議論は終わってしまいます。この質問の前提に置いていることは、この選挙から受けとめるべき町民の意見や批判はどこにあったのか私も考えています。議会も審判を受けた。象徴的にあらわれたのは町長選挙だが、議会にも突き付けられた問題だと水を向けております。2点目も同じではないでしょうか。行政の説明責任につきましては、法律や条例などの規定に基づいて公開をしてきております。これでは、相手の批判を切り捨てていることになってしまいます。答弁されたことに間違いはありません。一面の理屈であります。もう一面の批判があるのではないか、それをどのように受けとめるのか。そして、そのことがこの選挙に表れた面ではなかったでしょうか。3点目の箱物に傾注しているのではないか。これについては、私も8年間の議会の中で議案に向き合ってきました。ですから、町民の中に箱物と言われるようなご意見があるとすれば、その責任の一端を私も感じております。この後、中村議員から建設までのスピードが批判を持たれたのではないかとの質問が用意されておりますので、そこにこの問題は譲りたいと思っております。1点目、2点目について再度質問いたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
はい、杉山議員からの再質に答弁を申し上げます。選挙の部分についてご質問をされるわけでありますけども、選挙の部分の分析という部分については、やはりいろんな要素があると思います。そこの選挙の部分をですねもって、町長が選挙の部分でこういうことが批判されてるよということ、それをここで述べるのは簡単でありますけども、具体的にやはりこういう点を町民は見て言ってるんだよとか、そういう論議をさせていただかないと、抽象的にですね、この中で反省せですとか、やり直せとかそういう論議に対して何と答えていいのか、私の方はちょっと答えに詰まるところがあります。ですから、やはりこういうことで選挙では、選挙それ自体ではなくて、選挙の中でこういう事例があって町長の政策なり、それが課題となってそうだよという論議をしていただくことでなければですね、抽象的に例えばですね町長の選挙でこうだと、じゃあ議員さんの選挙はどうだったんだと、ここでそんなことをやってて本当に生産的な町民のための議会であるのかどうか、ぜひご理解をいただいて、やはり質問の段階でもそういった論議ができるそういう議会として皆さん方に提案、そしてご意見をいただければというふうに思っているところであります。正すべきところは私もしっかりと考えて正していきます。しかし一方で、まちづくりを進めていくという思いは私は強いものも持ってますし、今回のこの選挙においてもそういう提案を町民の方々に言ってまいりました。そのことをしっかりと約束として守って実現をしていきたいという思いで町長にあたって、職にあたっていきますので、ご理解いただきたいというふうに思ってます。以上であります。(「はい」の声)
質問 13番 杉山勝雄
はい。もちろん、いろいろな要素がその中には含まれているわけであります。あまり抽象的で、こういった議論は生産的ではないとおっしゃられました。確かにそういう面があるかなというふうに私も思いますけれども、実はこの質問を作る段階の中で、最初の原稿というのは、かなりストレートな物言いを実は使いました。町長の政策を進める姿勢はワンマンではないか、あるいは意見の違うものは排除してきたのではないか、そういった言葉なんかを使いましたけれども、進めていく段階で削られていったわけですけれども、むしろ町民が聞きたいとしているところは、そういったあたりにあるのではないのかなというふうにも思っております。再々質ですから、その点についてどのように考えておられるか質問いたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
政策をいろいろ論議させていただいているときも述べさせていただいていますけども、基本的な政策の判断は町長がいたします。これは職責として、町長として政策の最終的な判断をさせていただきます。そうすると政策を提案していくのは当然町長になりますし、住民の方々に説明していくのは町長の責任で進めていかなければなりません。しかし、その政策を打つ上で住民の方々とのいろんな要請、それから話し合い、そして職員からの提案、こういうふうにやったら町長まちづくりこうなると、そういう論議を我々は中に含めながら政策を作り上げてきています。ですから、そこの部分について私はワンマンであるという表現を取られるとすれば、そこの部分が町長が判断していくということの部分に、多くの方々にご理解をまだまだいただかなければならんということだというふうに思っています。これからも美瑛町のまちづくり、住民の方々のご意見をいただきながら、そして役場の職員と一体となって、これからも美瑛町の道を示すべく政策を進めていきたいというふうに思ってますし、何よりもやはり町の発展と先ほど申し上げました住民福祉の充実、このことをしっかりと実現していく、そんな思いを強く持っています。ちょっと先ほど説明責任と情報の発信の関係で少し言い方が足りませんでしたが、情報発信の部分についてはですね、いろいろあらゆる面で広報それから防災無線、そして今はウェブ等ですとかフェイスブックですとか、いろんなことをやっています。職員の方も本当に毎日忙しい思いで情報発信の取り組みをしていますけども、情報を受け取る方もやはり受け取るんだという思いを持っていかなければ、情報が一方通行であって受け取る気のない方にはなかなか届かないわけであります。ですから、まだまだ我々もそういった部分では、情報を受け取っていただけるようなそういうアピールもさらにまた進んでいく、こういったことが重要になっていくんでないかというふうに思っているところであります。以上であります。(「はい」の声)
質問 13番 杉山勝雄
はい、質問を次に移ります。戦争法案についてでありますけれども、答弁では地方自治体の首長が態度を示す政策課題ではないと言われました。ただ、個人的には戦争の無い国であることを願っているとも答弁されました。これは多くの町民の願いと共感できるものではないかというふうに思っております。しかし、首長として意見を述べないというのであれば、TPPにはどうなのでしょうか。あるいは原発推進の政策には意見を言えないのでしょうか。日ごろ、歯切れの良い意見を言うことで有名な町長にしては意外だなというふうに受け止めております。この度、美瑛町の遺族会の方々が戦後70年を記念して語り継ぐ戦争と美瑛という記念誌を発行されました。そこに掲載された町長の言葉には、悲しく愚かで切ない歴史を語り継ぐとともに、二度と戦争を起こしてはならないことを後世へ伝えていかなければなりません。こういう言葉を載せておられます。この記念誌は99頁に及び、貴重な記録を後世に語り継ぐ労作だと受け止めております。戦場にはならなかったこの美瑛での戦没者が457人という、この数の持つ意味が日本全体で約300万人、うち軍人212万1千人の中で457人というこの大きさを想像していただきたい、こういう紹介も載せられております。巻末のところでは、戦場にはならなかったが戦争で多くの若者が帰らなかったことを、そのとき残された家族が平和を身をもって感じたことを書き記し、戦争を知らない孫やひ孫に伝えたいことがあるはずだし、いつまでもいつまでも平和の世界でいてほしい、このように結んでおります。平和であってこそ生活が成り立ちます。日々の家族の暮らしが送られます。美しい丘の景観も守られるんであります。この記念誌が伝えたかったことは、まさにその思いなのではないでしょうか。遺族となった経験を持っておられるからこそ、戦後70年、そしてまさに今というこの時節に私たちに訴えておられるのではないでしょうか。人はなぜ戦うのか、戦争が人災であるならば、自然には避けてくれない、こうも記されております。平和な世が保たれるのは人間の努力が必要なんだと、この記念誌では述べております。町長の個人の気持ちは分かりました。改めて、町長としての考えを伺いたい。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
はい。今回、国の安全保障に関する法律の制定と憲法違反というような議論も重ねながら、今国会で審議をされているところであります。基本的に議員がご指摘をいただいたとおり、戦争を愚かな行為というふうに考えることについては私も何の異論もございません。そしてまた、戦争は決してすべきではないと、常に外交努力などによって国際間の紛争等は避けなければならんというのも持論でありますし、議員ご指摘の意見に私も賛同をさせていただくところであります。じゃあ今回の法案について町長どうなんだということでありますけども、この法案の部分について、TPP法案さらには原発等の部分についてと態度が違うんじゃないかということでありますけども、原発等につきましては私は明確に原発地域の方々が今避難行動等を準備したりしてですね、避難活動さえしっかりできれば原発を再稼動しても良いんじゃないかというような風潮等を作っているのではないかというふうに危惧をしてますけども、北海道で原発事故があったり、原発が攻撃を受けたりということになれば、北海道自体がですね農業、そして観光、もう北海道自体が駄目になってしまうという、そんな危機感を強く持っています。ですから、原発の部分につきましては、やはり今まで取り組んできたものを生かすということの発想が必要でしょうけども、常に道民にとって安全なものを選択すべきだと。エネルギーの安全な獲得をやはり模索すべきだという部分については強い思いを持っているとこであります。それからもう一本、TPP等の案件も、TPPについてはいろいろと内容が見えない部分がありますけども、しかし、今我々が見えている部分だけをとっても、国民の生活がまさに資本の論理の中に取り込まれて、国民のいろんな、多様な生活、生き方が肯定されなくなると、否定されると、そういう危機感を強く持っています。ですから、TPP法案についても、これはやはり国として見送るべきだと、日本の国としての生き方を模索すべきだというふうに思っています。今回の安保法案はどうなんだということでありますけども、国も今回この安保法案については戦争しないと、戦争をするためではないんだという言い方をされています。しかし一方で、この法案によって戦争が抑えられるかどうかということについてはですね全く見えない状況でありますから、この法案を私自身がここで否定するということもできませんし、一方で、じゃあどうぞどうぞと、憲法違反だというようなそういう大きな課題がある中で、どうぞどうぞということでもありません。国が国を守っていく、安全保障、国の専門とする、国が責任を持って取り組んでいかなきゃならない政策でありますから、この部分について戦争をしないという、そのことを法案によって実現していただける、そのことを強く願っているところであります。今の段階でこの法案が、私にとって戦争する法律なのか、戦争をしない法律なのか見えきれていないと、そんな中で意思を表明するというのは厳しいところがあるということでご理解をいただきたいと思います。ただ、基本的に先ほど申し上げましたとおり、戦争をしてはいけないんだと。遺族会の皆さん方の今回の70年の記念誌を見させていただき、15日の前日の日にいただいたんですけども、夜全部読ませていただきました。まだ、お母さんの腹の中にいるときに徴兵されて、そしてそのまま帰らぬ人となってお父さんの顔を見ていないというような方々のお話もありました。いかに戦争というのが悲惨であり、我々が最も意に嫌うなもんであるというそのことは、はっきり申し上げて今後とも国と向き合っていきたいというふうに考えているところであります。以上であります。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
はい。基本的に杉山議員からの再質に私が反論するものはないというふうに思います。私どもも税業務を担わさせていただいて、やはり町民の方々に安心して暮らしていただきたいという思いを強く持ってるわけでありますから、税の徴収を苦しめるために行ってるということでありませんので、その点についてはご理解をいただきたいというふうに思っています。一方でしかし、人から税金を頂くというのは大変な仕事であります。誰からも褒められる仕事でもありませんし、喜ばれる仕事ではありません。しかし、国の仕組み、社会の仕組みとして、この業務が必要であり、この業務が住民の方々に平等感であったり、それから国民としての義務感であったり、こういったものをしっかり持っていただけるような形で遂行してるというのは大変難しいことでありますけども、しかし、重要な案件であります。人によっていろんな考え方がございますけども、我々も徴収にあたっては私も確認をさせていただいていますけども、滞納整理等でやはり相談があってこういうふうに納付しながらやってみましょうと。しかし、そこで論議されても後はもうなしのつぶてですとか、滞納の部分がありますよと通知しても、いきなり美瑛町からいなくなってしまう、そういう方々もおられます。そういう方々を、じゃあ町民の方々の公平感等保ちながらどう対応していけばいいのかというのが、やはり我々の業務の中でも大きな課題となっていますし、課題であるからこそ適切に対応していかなきゃならない業務だというふうに考えて、そして執行させていただいているところであります。先日もありました。お母さんとお子さんと暮らしている方が、家からもアパートからも出ていけというようなことがあり、お子さんの命が失われるようなことがありました。しかし、これをですね私は何か社会のせいとか、貧困のせいだと、そればかりに片づけることはあってはならないんじゃないかと思います。人の命をアパートが出ていかなきゃならんから取り去ってしまうというようなことは、やはり同じ水準で考えるべきことではないというふうに思ってます。ああいう報道を見まして我々としても、私といたしましても、やはり相談をできる、そういう機関をさらにまた充実していくことが必要なんだなと、改めてそんな思いを強くしています。相談をし、そして何か辛いことがあったり、これから生きていく上でこんな困難があるという方々に行政としてできる限りのことをしていく、そういう相談業務、窓口をしっかり確立していくことこそ、これからのまちづくりを、また議員からご指摘をいただいた方に対応する解決策ではないかというふうに今見ています。そんな思いで今後とも行政運営に職員の方々と方向性を探ってまいりますので、具体的な案件等ご支援とご指導がありましたら、またいただければというふうに思ってます。以上であります。