みんなの議会

美瑛町議会 平成26年第2回定例会 2014年3月17日

保険診療による禁煙治療について

2014年3月17日、美瑛町議会の一般質問で、花輪政輝議員が「保険診療による禁煙治療について」質問し、町長 浜田哲が答弁しました。

質問者
花輪政輝 議員
答弁者
町長 浜田哲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 花輪政輝

皆さんおはようございます。私は2項目の一般質問を行わせていただきます。最初に保険診療による禁煙治療についてですが、厚生労働省は喫煙による影響について、たばこを吸うことによる人での観察研究などによる総合的な判断によって、がん、循環器、呼吸器、妊娠などへの影響といった広範な健康影響が喫煙により引き起こされると、発表しています。このため、1990年、平成2年代後半から禁煙外来を扱う病院が増加し、以前は、禁煙治療は全て健康保険の対象外、自由診療、保険外診療で患者の全額負担でしたが、2006年、平成18年4月より、喫煙はニコチン依存や肺がん、心臓病などを引き起こす病気であり、治療の対象であるべきなどとされ、一定の基準を満たす患者における禁煙治療に関して保険が適用されています。また、禁煙治療が保険適用される医療機関は敷地内禁煙であることなど一定の要件を満たして認可を受ける必要があります。そこで、本町の町立病院でも病院内だけでなく敷地内も禁煙として内科で禁煙外来を設け、保険診療による禁煙治療ができるようにすべきではないでしょうか。町長の見解を伺います。次に、2項目目としまして、水ぼうそうや肺炎などの予防ワクチンに助成を、についてですが、厚生労働省は、昨年12月24日、水痘、水ぼうそうを予防する小児用ワクチンや高齢者を対象とした成人用の肺炎球菌ワクチンを、予防接種法に基づいて自治体が行う定期予防接種に加える方針を明らかにしました。厚労省の推計では、水ぼうそうは毎年約100万人が感染、9歳以下の子どもがほとんどで一般的には軽症ですが、年間4千人程度が入院、20人ほどが死亡しているとされ、一方、成人の細菌性肺炎の感染も年間100万人に上るとされ、このうち3万人余りが死亡していると見られています。このため両ワクチンの定期予防接種により、患者数を大きく減少させることが期待されています。平成26年度の町政執行方針にも本年度から両ワクチンの関連法が整い次第適切な措置を行う旨発表されています。そこで、2点について町長の見解を伺います。1点目としまして、子どもたちに対する水ぼうそうの予防の現状や今後のワクチン接種の対応は。2点目についてですが、高齢者に対する肺炎予防の現状や今後のワクチン接種の対応は。について伺います。以上よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

おはようございます。7名の議員の皆さん方の一般質問、今日質問を受けさせていただいて答弁をさせていただきますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。なかなか雪が解けないという状況で、農家の方々もまた一般の方々も、ちょっと環境が厳しい中でありますけども、春に向かって順調に今後天候の回復が得られればと期待をしているところであります。余計なこと言いましたけど、そんな中答弁をさせていただきます。7番花輪議員からの質問でありますが、まず第1点目、町立病院での保険診療による禁煙治療というご質問であります。議員ご指摘の禁煙外来は、2006年4月から一定の基準を満たす患者における禁煙治療に関し、保険適用がなされているところであります。この禁煙治療を受けるためには、患者側に各種の条件が必要とされ、患者自らが禁煙を望むこと、そしてニコチンの依存診断用スクーリングテスト時の評価などの診断が必要とされます。また、禁煙治療を保険適用で行う医療機関は、敷地内禁煙、施設責任の及ぶ範囲、駐車場も含めるということでありますけども、この条件を満たす必要があります。町立病院では、院内禁煙を実施しながら保険適用に向け、内部協議などを行い環境整備を進めているところでもあります。しかし、車いす利用での喫煙や、高齢者患者の喫煙も多く、敷地外へ誘導することもなかなか進まなかったのが実態でありました。タバコによる健康への影響は大きく、肺がん、循環器疾患、呼吸器疾患の発病のリスクも懸念され、受動喫煙による健康被害、肺がんに罹る率が高くなるとの報告があり、それらの情報も広く周知されている中で、禁煙は医療機関の患者のみならず、地域住民すべてに必要な優先課題ともいえます。町民の健康を預かる医療機関として、禁煙治療は重要な懸案だと考えており、病院を利用される方々に敷地内禁煙への周知、理解を深めながら、医療従事者の多くが関わり、病院あげて患者を支援できる体制づくりに向け、検討を進めてまいります。続きまして、質問事項2、水ぼうそうや肺炎などの予防ワクチンに助成をという質問であります。この度、国は、広く接種することが望ましいこととされてきました、水ぼうそうと成人用肺炎球菌の予防接種について、財源確保等の一定の調整が図られたことから、平成26年度中に定期接種化を実施する予定であります。水ぼうそうは、主に集団予防を図る目的であるA類疾病、成人用肺炎球菌は個人予防目的に比重のある分類上B類疾病に位置づけられる予定であります。1点目の水ぼうそうについての現状でありますが、現在は任意接種であるため、保護者自身が望む場合と主治医から感染したことにより重症化が予想される場合などにおいて接種を行っている状況にあります。予防接種の導入に向けた対象年齢は、生後12カ月から生後36カ月に至るまでの間にある子どもさんを予定しております。2点目の肺炎予防接種についてでありますが、現状では主治医と個人が相談のうえ接種を行っておりますが、定期接種化された場合は、65歳以上の者と60歳以上の者でも心臓、腎臓等の機能に障害を有する者などが対象になる予定であります。このワクチンにつきましては、一度ワクチンを接種した後、5年以内に再びワクチンの接種を行うと副作用の危険が予想されることがあります。また、国では平成26年度から平成30年度までの間を経過措置期間として、70歳、80歳、85歳というような5歳刻みで定期接種を行っていく予定をしておりますが、5歳刻みの、はざかいにある年齢層のキャッチアップの要否や対象年齢の基準など、実施に向けて検討課題の整理を行わなくてはならないようであります。先にも申し上げましたが、肺炎予防接種はB類型疾病に位置づけられたことから、接種者には原則として一部実費負担が生じる予定であります。両ワクチンの開始時期は10月頃を予定されておりますが、本町といたしましては、予防接種の実施についての関連する法整備などが整いましたら、速やかに適切な措置を講じてまいりたいと考えているところであります。以上であります。(「はい、議長」の声)

質問 7番 花輪政輝

再度伺います。最初に保険診療による禁煙治療についてでありますが、昔からお酒は百薬の長といわれますが、タバコは百害あって一利なしといわれてきております。現在では喫煙者の皆さんもタバコの健康影響というものについては、大変良くご存じであります。しかしながらニコチンの強い嗜好性や依存性によりまして、なかなか禁煙できないわけでございます。聞くところによりますと、旭川の病院の禁煙外来で治療を受け、禁煙に成功した町民の方、またあるいは病気で入院した折に、病院が禁煙だったために入院期間中我慢、タバコを我慢したところ禁煙できた方なども多数いらっしゃると伺っております。2月のですね、全員協議会で町立病院を訪問させていただきまして、現状の経営状況についてお話を伺ったわけでありますが、懇談的な話の中で禁煙外来のことが話題になりました。病院長は、町民の健康増進のため敷地内を禁煙にして、保険診療による禁煙治療を実施したいとの町民の健康を願う熱い思いを語られておりました。お医者さんの身になって考えてみますとですね、患者さんの一日でも早い健康回復のための入院、加療を行っているのに、一方では健康に影響のある喫煙をされる入院患者さんがいることは、やはり問題であろうかと存じます。病院長もやはり町民の健康を願う熱い思い、高い志の尊さを高く評価するべきではないでしょうか。一日でも早く町立病院の敷地内を禁煙としまして、保険診療による禁煙外来を開始すべきではないでしょうか。再度町長の見解を伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

花輪議員さんからの再質に答弁を申し上げます。私自身も町立病院の禁煙という状況を進めるということについては、特に異議を持っておりません。そういう意味では、この保険適用による禁煙治療ができるというようなことは、病院の果たす役割としてはやはり重要なものがあるだろうと。議員ご指摘のとおりだというふうに思っています。一方では町立病院を、今のところ院内ということで禁煙という形をしているわけでありますけども、ここまで来る部分についてもいろいろやはり経過がありました。病院運営も一つの経営体としてあるということで、やはり一つは経営体としてどういうふうな考え方を持って経営するか、今花輪さんがご指摘をいただいた、こういう病院でありたいという部分があるというふうに思ってますが、一方で需要といいますか、そこを使っていただく、そこを必要とされる方々がどういう状況であるかというようなこともやはりあるというふうに思っています。そんな面からしますと、やはり使っていただく方の意識、それからもう一方では経営する方々のやっぱり禁煙という部分については状況もありますので、一遍に何か管理者としてですか、その方向でこうだという形では、経営体ということの先が見えてこない部分があります。つまり、私にその部分の経営どこまで指導する権限があるのかどうかというのも厳しいとこありますけども、私の方からこうしなさいと言ってもですね、経営上なかなかそう簡単にならないというとこがありますんで、これはやはりいろんな局面を捉えて、一つ一つそういった意識を高めていくということが必要なんだろうというふうに思ってます。先日も院長と病院経営の部分でいくつか話をしていますけども、院長からも花輪議員さんからご指摘いただいたようなご意見いただいています。そこで話させていただいた時も、やはり病院の中での先生方そして看護師さん方、事務に係る方々、そういう方々の意識が、やっぱり一つになって経営されていく、その中でこういう対応をしていくことが必要だろうということで話がされたとこであります。今後、ご意見等を十分にいただきながら、こういうご指摘がありますよということも病院に伝えさせていただきながら、そういった方向性に対して、いろんな方々の思いが重なっていくようなふうになっていけばなと、そんな取り組みを私としても協力していきたいというふうに思っているとこであります。(「はい、議長」の声)

質問 7番 花輪政輝

7番議員です。再度、今度は2項目目について伺います。水ぼうそうや肺炎予防ワクチンに助成を、についてでありますが、1点目としまして、水ぼうそうの予防ワクチンは1歳から2歳児が対象で、3カ月以上の間隔をおいて2回接種され、平成26年度は3歳、4歳児の公費助成の対象とされるとの報道が広くなされておりましたが、本町では3歳、4歳児は公費助成されないのでしょうか伺います。2点目としまして、肺炎予防ワクチンについてですが、定期接種に要する地方自治体の費用は地方交付税を通じて総務省が支援することとなっておりまして、肺炎予防ワクチンにつきましては約3割が地方交付税の支援だと思われます。そこで本町は、何割助成される予定でありましょうか。現在、肺炎予防ワクチンの患者の負担はおよそ6千円と消費税でありますが、本町の助成によって患者の負担額はおよそいくらぐらいになるのでありましょうか伺います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

花輪議員さんから2点目の質問、水ぼうそうまたワクチン等の助成について、どう予定してるんだということで再質をいただきました。この辺は先ほども申し上げましたとおり、国の方も10月をめどにということで検討しているようであります。私どもも、この点につきまして重要な課題というふうには認識をしています。特に、やはり国がこういう法定化に動くということは我々にとっても大変重要であり、地域としてもこれは良い方向の動きだというふうに捉えております。多くの町民の方々にこういったことを知っていただき周知をいただき、できるだけ国の制度等を十分に活用しながら、この法定化に対して我々も対応していきたいと思ってますけども、当然議員言われるように、じゃあ町側がどんな形で支援できるんだという面が今後出てくると思いますので、この辺につきましては、国の法整備関係の状況をよく確認しながら、町として施策を検討していきたいというふうに思っています。病気にならずに健康に暮らしていただけるということは、まちづくりの福祉施策の基本でありますから、私としても重要な施策に位置づけて他の町村等の状況等もいろいろ確認しながら、今後検討させていただきたいということで今回答弁とさせていただきます。

出典:美瑛町議会 平成26年第2回定例会 2014年3月17日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる