みんなの議会

美唄市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月18日

桜井市長の所信表明及び選挙公約について

2023年7月18日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「桜井市長の所信表明及び選挙公約について」質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
本郷幸治 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 本郷幸治

令和5年第2回市議会定例会に当たり、大綱1点、市長に伺います。桜井市長の所信表明及び選挙公約についてであります。この度の激戦の市長選挙で、多くの市民の負託を受け、今後4年間、市政運営のトップリーダーとして、地方自治体の基本的役割である住民の福祉の増進のためにご尽力されることを期待しております。本題に入る前に確認をさせていただきます。市長の所信表明と選挙公約の意義について、どのような認識をされているのか、お伺いします。去る10日の本会議で、市長就任の所信表明がありましたが、その中で美唄市の将来のビジョンについて、「皆が、ときめく未来を語るまち、美唄」の実現を目指してとありましたが、少し抽象的な表現で、私にとっては理解ができません。もっと具体的に将来のあるべき美唄のまちづくりについて、お伺いします。次は、市長が掲げる三つの基本政策と関連する選挙公約について、特に当面の課題としての政策について、以下、具体的にお伺いします。一つ目として、物価高騰対策として、市民全員に1万円を直接給付する1万円の根拠は何か。給付の実施時期と給付に至る経過と、給付方法はどのように考えているのか。次に、資材・肥料・燃油の高騰に直面する農業者への給付について、具体的な給付の内容と給付方法、実施時期はどのように考えているのか。次に、高齢者の生活を守るため、間口除雪の要件緩和で冬の不安を解消するため、具体的にどの要件を緩和するのか。また、免許を返納しても、「安心して移動できる交通手段の確保を図る」と述べておりますが、安心して移動できる交通手段の確保等は、具体的にどのような内容なのか。次に、市民の皆様が安心して医療が受けられるよう、病院の機能、・スタッフの充実について。市立美唄病院の機能・スタッフの充実についての具体的な内容について伺います。次に、事業の優先順位の見直しについて。現在進行中の事業であっても、一旦棚卸しを行い、優先順位の高い事業へ予算を重点配分するなどの見直しを図るとありますが、現在進行中のどの事業の見直しをいつまでに実施するのか、伺います。

答弁 市長 桜井恒

美唄市の将来のビジョンについてでありますが、はじめに、所信表明、選挙公約の意義について、「所信表明」は多くの市民の皆様の信託を得て市長になった私自身が市政運営に関する考えや信念、方針について述べさせていただいたものであり、選挙活動において、市民の皆様とお約束した「選挙公約」は、私はこれからまちづくりのリーダーとして、市民の皆様の信託に応えるため、取り組んでいかなければならないものと認識しております。次に、美唄のビジョンについて「皆がときめく未来」とは、市民の皆様それぞれの暮らしに不安がなく、生きがいを持って暮らしながら美唄に住んでいて良かったと思えている未来ではないかと考えています。そのためには、行政から情報発信とともに、市民の皆様や事業者の皆様など、多様な意見を掘り起こすため「対話の場」の充実を図り、まちの課題や魅力を共有していくことで、より良いまちづくりに向けた方向性を確立していくことが大変重要であり、こうした取組は、美唄市まちづくり基本条例の基本原則であります「市民主体のまちづくり」「情報の共有」「協働のまちづくり」のあるべき姿であると考えます。先輩世代の皆様と語り、創っていきたいのは、「元気に安心して暮らし続けられる美唄」、現役世代の皆様と語り、創っていきたいのは、「子育てを応援する美唄」、将来世代の皆さんと語り、創っていきたいのは、「自分の可能性を広げる学びができる美唄」であります。そして、その先にあるのは、市民の皆様の期待や未来への希望がまちづくりに反映されている姿であり、そのようなまちになることで市民の皆様のまちづくりに対する主体性が高まるだけでなく、地域の支え合いや連帯意識が促進され、魅力や愛着を感じるまちとなり、ひいては移住定住の促進にもつながっていくものと考えております。いずれにしましても、先の所信表明で申し上げましたとおり、私は「対話から始めるまちづくり」をスローガンに掲げておりますことから、市民に寄り添う市政を着実に進め、市民の皆様とともに未来への夢を語るまちづくりを目指してまいります。次に、「三つの基本政策について」の当面の課題としての政策に関するものでありますが、はじめに、全市民への1万円の給付につきましては、物価高騰や円安により、食料品や生活必需品などの価格が上昇し、市民生活へのさらなる影響が懸念される中、不安を抱える多くの市民の皆様の生活を支えるため、支援を行おうとするものであります。支給額の考え方につきましては、物価高騰の影響を受けている市民の皆様へ、できるだけ早い時期の支給を目指すとともに、他市の支給状況等を踏まえ、緊急的な対策として、総合的に判断した結果、現金1万円の支給とするものであります。また、給付金の支給に当たっては、令和2年度の特別定額給付金のデータを活用した指定口座振込み方式「プッシュ型」による支給を想定しているほか、総務部内に設置した「特別定額給付金推進室」において、予算の積算やシステム構築、必要な財源の確保など、支給に向けた検討を進めているところであり、庁内連携による様々な観点からの議論を経て、補正予算案を議会にご提案したいと考えております。物価高騰は全市民に影響していることから、暮らしに役立てていただき、厳しい生活の一助としていただくため、スピード感を持って、できるだけ早い時期の支給に努めてまいりたいと考えております。次に、資材・肥料・燃油の高騰に直面する農業者への支援についてでありますが、近年の米の需要減少による米価下落や、ロシアによるウクライナ侵攻等の不安定な国際情勢などにより、肥料価格が高騰するなど、営農経費の多くが値上げされ、農業経営が圧迫されていると認識しております。こうしたことから、本市の基幹産業である農業を持続可能なものとするため、農業振興基金などの活用を念頭に、農業者の皆さんの声をお聴きし、関係機関の方との協議を行い、具体的な支援内容や時期について、検討してまいります。次に、間口除雪の要件緩和についてでありますが、地域を訪問する中で、住宅が市道の歩道に面している高齢者から、間口除雪でお困りの声を伺ったことから、間口除雪の対象についての要件緩和に取り組みたいと考えたところであり、詳細は今後検討してまいります。次に、「安心して移動できる交通手段の確保」の具体的な内容につきましては、「美唄市地域公共交通計画」に基づき、デマンドバスによる市街地の効率的な公共交通体系の実現や、郊外部における乗合タクシーの再編・拡大を目指すこととしております。次に、市立美唄病院の機能及びスタッフの充実につきましては、現在、建替えを進めている市立美唄病院は、地域医療構想に沿った「美唄らしい地域医療」の在り方として、地域完結型医療への転換を図りながら、地域包括ケアシステムを構築するという、これまでの考えを基本に進めているところであります。今後、こうした病院づくりの取組に加え、市立美唄病院が市内唯一の救急告示病院として、市民の命を守る救急医療を担っていることから、救急医療の機能強化及び必要となる医療スタッフの確保に向け、医師をはじめとした医療スタッフと協議を行い、市民の皆様が安心して医療を受けられるような体制を整備してまいります。次に、現在進行中の事業の見直しについてでありますが、はじめに、合同墓整備事業につきましては、議会での議論や附帯決議を踏まえ、一定の工事費の圧縮を図り、先日、工事の契約締結を行ったところでありますが、さらなる工事費の縮減に努めてまいります。安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄改修事業につきましても、工事費の縮減を図るため、現在発注している工事内容について精査・協議しているところであります。コミュニティ放送局整備事業につきましては、これまで水道事故を契機とした情報発信の強化を目的として進めてまいりましたが、防災のみを目的とした開局に向けた準備は一旦、中止したところであります。今後につきましては、地域での機運の高まりや、まちづくりの方向性、費用対効果を見定めながら、検討してまいりたいと考えております。

質問 7番 本郷幸治

はじめに、本市の基幹産業は農業でありますが、第2次、第3次産業に携わる900社以上の業者も、コロナ禍の3年間と、近年の物価の高騰などの影響を受け、売上げの減少や後継者不足などの課題を抱えながら事業継続をしているのが実態であります。こうした様々な現状把握に努めながら課題解決に向けて行政として何ができるのか、スピード感を持って対応していただきたいと思います。市長としての考えを伺います。次に、公共交通では、市長は所信表明で、免許を返納しても安心して移動できるよう、交通手段の確保を図ると述べており、選挙公約では、市民の暮らしを守るため、「家から目的地、目的地から家へ自由に使える新しい交通の整備」を掲げております。本市では高齢者の免許返納者への支援事業については、既に予算化していたかと思いますが、その概要について改めてお知らせください。また、今後どのような考え方で、市内の公共交通を整備していくのか、伺います。最後になりますけど、市立美唄病院について、選挙公約では、「MRIの設置など命に係わる治療ができる市立病院」を掲げておりますが、具体的にどのように取り組んでいくのか伺います。

答弁 市長 桜井恒

三つの基本政策に関連しまして、はじめに、第2次産業、第3次産業への支援につきましては、コロナ禍におけるエネルギー価格の高騰により、全ての産業において事業継続に支障が生じているものと承知しており、市としましても、今年度におきましては、全業種を対象とした「びばい事業継続緊急支援金」による支援のほか、地域の消費喚起を促すため、7月23日から販売を開始する「がんばろう美唄応援券」や「泊まって応援びばい割」を実施しております。今後におきましても、企業や関係団体の皆さんの声をしっかりとお聞きしながら、必要に応じて支援を検討してまいります。次に、高齢者の免許返納支援事業につきましては、75歳以上で本年4月1日以降に運転免許証を自主返納された方に対し、2万2,000円のタクシー利用券を交付し、受付は7月24日より開始することとしております。また、公共交通の整備につきましては、「美唄市地域公共交通計画」に基づき、バスのデマンド化など、市民の利便性の確保に努めながら、免許を返納しても、安心して移動できるような公共交通体系を構築し、将来的には、「家から目的地、目的地から家へ自由に使える交通」の早期実現に向けて取り組んでまいります。次に、市立美唄病院のMRIにつきまして、現在、北海道せき損センターに依頼し、検査を行っていただいているところであります。今後につきましては、市立美唄病院にMRIを導入することで、制度の高い診断や高度救急への詳細な医療情報提供を可能にするとともに、検査における患者負担の軽減が図られますことから、設置を目指してまいります。なお、設置に当たりましては、現在、建物の建替え工事が進んでおり、今後の地域医療を取り巻く医療環境の変化を見極めながら、設置時期、場所、工法等について、医師をはじめとした医療スタッフと協議を行い、検討してまいります。

出典:美唄市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月18日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる