美唄市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月13日
コミュニティ放送局整備について
2023年3月13日、美唄市議会の一般質問で、齋藤久美夫議員が「コミュニティ放送局整備について」質問し、市長 板東知文が答弁しました。
- 質問者
- 齋藤久美夫 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 齋藤久美夫
令和5年第1回定例会において大綱1点、コミュニティ放送局整備について、市長にお伺いいたします。これにつきましては、同僚議員が昨年の第4回定例会においても質問されておりますが、その時は11月下旬に放送局の開局に向けての電界調査等の必要な情報資料の収集が終わったばかりだったということでしたので、今回改めて、コミュニティ放送局の整備についてお伺いいたします。ただ、質問内容が重複しないようにいたしますが、重複した場合には、この調査結果に基づいて修正したのかということをお伺いすると受けとめていただければと思います。そして、お伺いする事項につきましては、大きく4点でございます。1点目は、放送局の整備計画の概要。2点目は、放送局開局及び運用に要する費用。3点目は、防災行政無線との比較。そして4点目は、放送局開局に向けての広報、これはPRであります。市長が、令和3年の大規模水道事故における市民への情報伝達の経験を踏まえて、スピーディーな市民への情報発信、伝達について、地域懇談会、市長とのふれあいトークの中で、FM放送局の開設について話をされておりました。私もこれをきっかけに、防災行政無線が本市にも必要ではないかと考えておりましたが、このFM放送局の話を聞いて、今後、情報等の迅速な連絡手段としては、大変有効であると思い、大規模水道事故調査委員会においても、お考えについてお聞きしたことを記憶しております。そこで1点目、放送局の整備計画の概要でありますが、それについては細部2項目、お伺いいたします。令和4年度の予算において、その説明書の中で放送局開局までのスケジュールとして、令和4年度に調査を、そして令和5年度には施設整備、コミュニティFM局開設とありましたが、しかしながら、この令和5年度の予算については、放送局の開局に向けて、送信所等の実施設計に取り組むことだけでありました。また、市長はできるだけ早い時点で実施に向けていきたいと、これも昨年の第4回の定例会で答弁されておりました。では、この放送局の開局はいつなのか。これを含めて、1項目目、開局までの整備計画とスケジュールについてお伺いいたします。また、この整備計画にあわせて2項目目、放送局予定地についてお伺いいたします。次に2点目、放送局開局及び運用に要する費用についてでありますが、これについても細部2項目、お伺いいたします。この件につきましても、4回の定例会で概算費用として、12月の時点で約3億1,000万円とご答弁がありました。しかし、調査が済んで約3か月が経ち、この放送局整備について、いろいろと検討されたと思いますので、ここで改めて1項目目として、開局までの総事業費とランニングコストについてお伺いいたします。また、これらの費用についても、整備費については過疎対策事業債を、運用費には特別交付税を活用し、今後とも、さらに経費の縮減とともに財源の確保に一層取り組んでいくとのご答弁をされておりましたので、2項目目、費用に対する財源についてどうお考えなのかをお伺いいたします。続いて3点目、防災行政無線との比較であります。大規模水道事故の際の市民に対する情報伝達の教訓から、防災行政無線の必要性を私ながらに強く感じておりますが、整備費がかなり高額である。しかしながら、この防災の面から費用、運用費についても、交付金の活用ができると聞いております。また、市長は災害時における情報発信について重視されているようでありますので、この放送局開設に当たり、市長が防災行政無線の設置についても検討されたのかを含めまして、防災行政無線とコミュニティFM放送局についての開局費用及び運用費用の比較についてお伺いいたします。そして最後の4点目、放送局開局に向けての広報、PRについてであります。これまでも本市はホームページ、地デジ広報や美唄アプリ、そして広報紙メロディーなどで市民に対する情報発信を行っておりますが、これらを活用し、コミュニティFM放送局開局について、放送チャンネルやどういった内容をいつ放送するかなど、開局準備段階から広報していく必要があると思いますので、市民への周知について、市長のお考えをお伺いして、当初の質問を終わります。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
コミュニティ放送局整備について、放送局の整備計画の概要についてでありますが、本市では、令和3年2月の水道事故における経験を踏まえ、市民の皆様への情報伝達手段の強化を図るため、今年度は送信所や中継局の適地選定、電界強度の調査等を行ったところでございます。その結果といたしましては、市庁舎にアンテナを設置することで市内約84%の世帯をカバーできることから、送信所としては、市庁舎が適地とされたところであります。当初は、市内全域を広くカバーするため、4か所の中継局を想定しておりましたが、放送免許を所管する北海道総合通信局からの助言により、送信所とスタジオを市庁舎に設置する想定で送信所1局からスタートし、段階的に中継局の整備を検討していくこととしたところであります。また、開局までのスケジュールにつきましては、令和5年度において送信所及び放送スタジオの実施設計を経て整備工事に着手し、令和6年度中の開局を予定しているところでございます。次に、放送局開局及び運用費用についてでありますが、施設整備に係る総事業費につきましては、概算で1億円程度と試算しているところであり、整備に係る財源としては過疎対策事業債を見込んでいるところでございます。また、ランニングコストにつきましては、放送事業者に対する年間の委託料として、公共情報番組の制作及び放送や放送設備保守点検等で2,000万円程度の支出を見込んでおり、そのうち公共情報番組の制作及び放送に係る経費には、その経費の2分の1の経費に特別交付税が措置されることとなっております。次に、防災行政無線との比較についてでありますが、防災行政無線は「地域防災計画」に基づき、それぞれの地域における防災、応急救助、災害復旧に関する業務に使用することを主な目的として、合わせて、平常時には一般行政事務に使用できる無線局であります。運用面では、コミュニティ放送と比較しまして、一般のラジオで受信ができないほか、放送内容も行政情報に限られ、地域の情報や音楽、民間のコマーシャルなどは放送できないことになっております。また、費用面では、本市で導入した場合、約13億円程度かかる試算となっており、コミュニティ放送に比べて多額の整備費用が必要となります。このため、整備費用を抑え、さらに民間の活力を生かしながら、地域に密着した情報を発信できるコミュニティ放送局を整備していくことと判断したところであります。次に、市民周知についてでありますが、コミュニティ放送局の開局に当たりましては、市民委員会を立ち上げ、市民の参画・協働のもと、整備を進めるとともに、放送事業者と連携して各種イベントでのPR活動、市内各地域において模擬放送等を実施していくなど、様々な機会を通じて、市民の皆様の参画とともに市民周知を図ってまいります。
質問 3番 齋藤久美夫
現在、全国で338局のコミュニティFM放送局があり、道内ではそのうち27局開局しており、空知管内でも岩見沢市、滝川市が開局して、その運用をしており、そして令和6年3月には栗山町が放送局の開局を予定しているところであります。先月、この栗山町のコミュニティ放送開局のイベントに行ってまいりました。そこで、コミュニティ放送局のプランナーの方や、商店街の専務理事の方、そして職員の方と準備の話や番組の作り方についてなど、いろいろ話ができました。そこで、各放送局はそれぞれのまちの特色を織り交ぜながら、創意工夫して番組を制作して、まちのにぎわいを、そして、いざというときに住民への情報伝達手段として、活動されているとお聞きしました。そこで、市長のご答弁に基づき1点、再質問させていただきます。事業費等につきましては、北海道総合通信局の助言や整備費の縮減から中継局を取りやめ、当初は、送信局1局で始めてみるということを承知いたしましたが、しかしながら、この中継局を失くすことによる送信のカバーできない地域について、市長が言われる情報伝達の強化という面からどのように考えるのかであります。平常時の情報伝達であれば、地デジ放送及び美唄アプリの周知、そしてスマートフォンによるラジオの聴取の推進を図るといった方法や、災害緊急時は、これらに加えて広報車のカバー外の地域への集中運用等が考えられますが、そこで、この放送局の送信所を1局にした場合のカバーできない地域に対する措置について、市長のお考えをお聞きします。また、それから防災行政無線との比較では、この防災無線が高額で、かつ運用が防災や応急救助及び平常時の一般行政事務に関わるもののみという限定であることを承知いたしました。これに比べて、このコミュニティFM放送局は民間の活力を生かして、安価かつ音楽や地域情報、そしてコマーシャル等の放送ができるなど、そしてさらには、コミュニティFM放送の協会、これに加盟すれば、放送局間での番組の交換もできるようであり、このネットワークを活用して、道内に美唄のPRもでき、そして、最近活発化している隣国のミサイル発射についても、AIを活用した警報をいつでもこの音声で流すことが可能であると聞いておりますので、このコミュニティ放送の有効性、有用性がより発揮できる必要な情報、これまで以上にタイムリーに市民に提供できると思いますので、これらについても、いずれはご検討していただきたいと思います。この件につきましては要望でありますので、ご答弁は結構でございます。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
送信がカバーできない地域への今後の対応ということでございますが、運用開始後に改めて、カバーできる地域の調査を行いまして、その結果を踏まえて段階的に中継局の整備を検討してまいりたいと考えております。また、先ほどお話ありましたFMコミュニティ放送の多様な活用についても、しっかり検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。