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美唄市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日

(1)交通行政について/(2)令和4年度新事業について

2022年12月9日、美唄市議会の一般質問で、川上美樹議員が「交通行政について」「令和4年度新事業について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
川上美樹 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 川上美樹

令和4年第4回定例会におきまして、大綱2点について伺います。1点目は、交通行政について。通院バスを含めた公共交通の在り方について伺います。板東市長の選挙公報の公約として、「通院バスなどの日常生活を支える交通手段の確保を進める」とあります。任期満了まで残り半年となりましたが、新しい病院建設が順調に進みますと、あと1年3カ月後にはオープンとなります。市内外を含めた、通院のためのバスの確保がどのようになるのか。また、通院バスだけでなく、全市的な公共交通の在り方について、美唄市地域公共交通計画では、今までと異なる部分など、どのような特徴をもって市民の交通手段を確保するのか、市長に伺います。大綱の2点目は、令和4年度の新年度事業において、2点お伺いいたします。一つ目は、美唄産農産物輸出促進事業について伺います。美唄産農産物を複数国に輸出することを目指し、4月からこの事業が行われたと思います。私はかねてより、美唄の農産物は世界市場において高い評価を得ることができる。また、世界の方々に美唄の農産物を食べてもらいたいと、大きな希望を持っております。そこで今年度、この事業において、どのような進捗状況になっているのか、市長にお伺いいたします。二つ目は、FM放送局整備事業について伺います。令和4年度の新規事業として、防災緊急情報の伝達やコミュニティの活性化を目的に「FM局の開設」を行うため、電界調査、送信場などの整備等に係る調査を行うという内容で、この事業を行っているところと思います。令和4年度は残り3カ月となりましたが、調査等の結果はどのようなものだったでしょうか。本市でFM局を開設するためのインフラ整備、さらに放送内容、それらに関わる運用費用などを含め、調査状況と今後の展望について市長にお伺いをいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

交通行政について、通院バスを含めた公共交通の在り方についてでありますが、本市の公共交通は、市内の居住地と公共施設・商業施設・医療施設等の生活関連施設を結ぶ路線バスや乗合タクシーが運行し、市民の足を確保しているところでありますが、公共交通利用者の減少などにより、これまで以上に利便性が高く、効率的な公共交通体系の充実が求められていることから、現在「美唄市地域公共交通計画(案)」を策定しているところであります。次に、市内外を結ぶ通院バスにつきましては、地域医療構想調整会議の動向などを踏まえた広域的な医療連携体制を見据えた上、病院間の協定についての協議等が必要なほか、広域バス路線の維持・確保につきましては、現在、北海道、関係自治体等で策定している「中空知地域公共交通計画」においても検討が行われる予定となっていることから、関係機関であります札幌運輸支局や近隣自治体、バス事業者などと検討を進めてまいります。次に、全市的な公共交通の在り方につきましては、新たな「美唄市地域公共交通計画」に基づき、既存のバス路線の見直しや予約運行システムを導入した、いわゆるデマンドバスの運行のほか、乗合タクシーの運行区域において、再編・拡大を図るなど、日常生活を支える交通手段の確保を図ってまいります。次に、令和4年度新事業について、美唄産農産物輸出促進事業についてでありますが、この事業は、コロナ禍における米価下落対策として、農家所得の確保及び世界的にも品質の良い美唄産米の輸出への道を拓くため、複数国の市場調査を行い、その結果を踏まえ、輸出事業者と継続的な輸出契約に結びつけることを目的といたしまして、実施するものであります。令和4年度の事業内容につきましては、「一般社団法人北海道国際流通機構」を通じ、台湾において美唄産米の販売促進イベントの開催や、美唄産米に対するニーズ調査を実施したほか、現地で販売されている日本産米の販売状況の調査を行い、美唄産農産物の販路・販売拡大に向けた取り組みを進めております。また、雪の冷熱エネルギーを利活用して、美唄産農産物の加工品開発や販路開拓を行っている「株式会社雪のココロ」への委託による取り組みにつきましては、タイ、台湾、シンガポール、マレーシア及びオーストラリアの5カ国において、試験販売や試食会を実施し、輸出業者との折衝などを行うとともに、意欲のある団体等が米の輸出に取り組むために、必要な事務手続きを内容としたマニュアルを作成することとしております。こうした取り組みを進めることにより、当面の目標としましては、令和8年度には300tの米の輸出を目指しているところであります。現在、国内におきましては、自給率100%を超える米の余剰対策としまして、国を挙げて海外からの評価が高い日本産米への販路拡大への取り組みが強化されておりまして、道内では東川町が令和7年度までに輸出量1,000tを目指していると伺っているところでございます。本市におきましても、現在、実施中の基盤整備事業により、さらなる良質の米の生産や、多様な農産物の生産が期待できることから、基幹産業である農業の持続的な発展に向けて、美唄産農産物の輸出の拡大に積極的に取り組んでまいります。次に、FM放送局整備事業についてでありますが、本市では、昨年の水道事故における経験を踏まえ、市民の皆様への情報伝達手段の強化を図るため、今年度、コミュニティ放送の整備に向け、送信所や中継局の適地選定、電界強度の調査のほか、送信所やスタジオ整備費、放送設備等の概算費用の算出、他の自治体や放送局の視察を行ったところでございます。この調査結果といたしましては、市内を広くカバーするための送信所として市庁舎が適地とされたところであり、費用については、送信所のほか、スタジオの改修や機器整備、さらに市内全域をカバーするため、4カ所の中継局を想定していることから、現時点で総額約3億1,000万円程度の費用が見込まれているところであります。次に、開局後における市が負担する年間のランニングコストについてでありますが、NTT回線使用料で約500万円、機器等の保守点検費用で約300万円のほか、市から運営事業者に対する支出として、公共情報番組委託料約1,200万円を含め、合計約2,000万円の支出を見込んでいるところであります。これに対する財源につきましては、整備費には過疎対策事業債が、公共情報番組の制作及び放送に係る経費については、特別交付税がそれぞれ対象となるところであります。次に、放送内容につきましては、災害時には緊急情報などの放送のほか、平時においては、地域に密着した情報番組や公共情報番組を予定しているところであります。市としましては、災害時の対応も含め、市民の皆さんに必要な情報を速やかに伝達できる仕組みづくりとして、コミュニティ放送の開局に向けて取り組んでまいります。

質問 7番 川上美樹

まず1点目に、公共交通と通院バスについてですが、公共交通を必要とする、特に高齢者にとっては、通院だけではなく買い物について、特に荷物を持って帰るときの交通手段が必要だと思われます。先日、産業・厚生常任委員会で、滋賀県東近江市で行われている「ちょこっとバス・ちょこっとタクシー」、こういったものについて研修してまいりました。例えば、利用者から予約のあった時のみ動くバスですとか、あるいはバス停ではなく、自宅近くで乗降できるバスの在り方や、例えば買い物のレシートが2,000円以上あれば、バスの回数券を1枚進呈するだとか、なるだけ公共交通を使ってもらう工夫をしているということが研修で分かりました。本市でも、コンパクトシティを進めつつ、公共交通で各地域を結んでいく立地適正化計画が施行中ですので、全市的な公共交通の在り方とあわせて、市長の公約である通院バスの在り方も市民にそろそろ具体的な運行内容が示されても良い時期かと思います。多くの市民が通院バスには期待しているところと私は感じますが、改めてこのことについて、市長のお考えを伺います。次に、FM放送局整備事業についてですが、この市内全域をカバーするために中継局の設置が必要であるということで、整備費用として総額3億1,000万円、ランニングコストとして年間2,000万円の費用がかかるという調査結果がご答弁で分かりました。これは4カ所の中継局を想定しているとのことなんですが、岩見沢の「FMはまなす」は、岩見沢市内の一部地域では受信時に雑音が入ったり、全く受信できない地域もありますよということで、ホームページのほうには記載がされております。ただ全域をカバーするには相当な費用がかかるのかなと思いますが、例えば美唄の場合ですと、南は峰延、それから北は茶志内、西は中村だったり、西美唄、東はスキー場ぐらいまでを想定されているのか。それだとしても、美唄市内は278㎢という面積があるということ。それから、特に東側のほうに行けば、山があったり、それから農村部にいきますと防風林が立ってあったりします。もし中継局が4カ所では足りなくて、例えば、5カ所、6カ所必要となれば、恐らく一つ建てるのに5,000万円から、二本建てるとしても1億円かかるような、試算になるのではないかなと、これは私のほうで調べた調査の金額なんですけれども、そのような費用がかかるという可能性があるかなと思います。それから、やはり機械ですので、故障が出るという場合もあるかと思います。もちろん市長のおっしゃるコミュニティ放送、プラス断水のときに非常に情報が伝わらなかったということで、防災のための情報を伝えるために、美唄市の全地域がFMラジオに番号、ダイヤルを合わせていただければ常にそういう情報が伝わるという必要性は感じますが、かなり高額だなと感じます。今後、本市独自に放送局を設置・運営して、それを続けるということに対して、財政的な不安を感じます。多くの市民は、既にスマートフォン持っておりますので、そこから情報収集できる方も多いので、このFMラジオを聞くというためには、アプリケーションをダウンロードするということが必要だったり、それから開局するからにはFMのダイアル、FM76.3Hzとかですね、その番号を全市民に周知しなければ意味がないですよね。せっかくやっているのに知らなかったよというのであれば、意味がないということ。そういったことを考えると、現在SNSで行っている美唄のアプリですとか、地デジ広報なんかも絡めた情報伝達のほうを強化しながら、それを補う仕組みとして、これ一度にやるのはお金があればいいんですけれども、そうではなくて段階的に、例えば母町から、それから何かあった場合には、その周辺には違うアナログ的な方法で災害時は連絡をするだとか、そういったシステムを作っていって、段階的にコミュニティ放送を整備していくという方法もあるのではないかなと思います。改めて、このことについてどう考えるか市長に伺います。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

公共交通についてでありますが、通院バスを含めた公共交通の確保につきましては、予約型の区域運行を行うデマンドバスの効果的な運行や、乗合タクシーにおいて、運行区域の再編・拡大を図るなど、今回の計画において、指摘の点も含めて、本市にふさわしい公共交通となるよう、検討をさらに進めてまいりますし、さらに、他市の取組状況を十分踏まえながら公共交通の確保に努めてまいりたいと考えているところでございます。次に、コミュニティFM整備の実施についてでありますが、大規模停電などの災害においても、市民の皆さんに情報を速やかに届ける手段として、コミュニティ放送は重要な役割を果たすものと考えているところでございます。このため市としましては、「市民の皆さんの命と暮らし」を守るため、基本的には全ての地域に速やかに情報を伝達できるツールとして、やはりFMがあるということで検討しているところでございます。そういった視点からですねコミュニティ放送の開局に向けて取り組んでいるところでございます。また、整備等に係る財源の問題でございますけども、これにつきましては、整備については、先ほど申し上げました過疎対策事業債、交付税算入7割、これを活用するほか、運用経費においても、特別交付税の対象経費となっておりますので、こういったものを活用しながら、整備運用を努めてまいりますが、今後とも、さらに経費の縮減、こういったものとともに、さらなる財源の確保に向けて一層取り組んでまいりたいと考えてございます。

質問 7番 川上美樹

もう一度お伺いをいたしますけれども、FM放送についてなんですが、早急に取り組むということで、多額の費用がかかるけれども、全市的に情報が行き渡る、さらにコミュニティの放送も聞けて、美唄の情報が市民の皆さんに行き渡るようにしたいという市長の思いかと思うんですけれども、何せ費用が非常にかかるということで、一度にはどうかなという思いがあります。ただ市長としては、やはり一度に、全市民に情報を渡したいということですので、これは新年度から開設ということで、よろしいでしょうか。時期はいつやろうと思ってらっしゃるのか、伺います。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

今回、開設に向けた調査ということでございますけども、これは第一弾の調査ということで、さらに詳しい、ご指摘の点も含めて、さらなる詳しい調査で、できるだけ早い時点で実施に向けていきたいと考えています。実施に向けての段階的というご提案もありましたけども、そういったことも含めて、どういったほうが美唄にとって一番ふさわしいか、基本的には災害含めて、なるべく早急にってことは基本でございますけども、そういう点も含めて十分検討させていただきたいと思っております。

出典:美唄市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる