美唄市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月4日
(1)第7期美唄市総合計画について/(2)環境行政について/(3)教育行政について
2020年12月4日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「第7期美唄市総合計画について」「環境行政について」「教育行政について」について質問し、市長 板東知文、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 松山教宗 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 松山教宗
第4回定例会において、市長並びに教育長に伺います。大綱1点目は、第7期美唄市総合計画についてであります。その一つに、公共施設の整備についてであります。老朽化が著しい公共施設の中でも、市立美唄病院の建替えにつきましては、近々の政策課題として現在、市議会においても調査特別委員会を設置し、議論をしているところであります。板東市長の市長公約文の中で、「ともに支え合い、分かち合うまちづくり」において、誰1人置き去りしない、安心して暮らせる福祉のまちづくりの推進や、しっかりとした将来の見通しのもとに、医師会や市民との合意形成を図り、美唄にふさわしい病院建替計画の策定を掲げております。現在、策定中の第7期美唄市総合計画前期基本計画の高齢者福祉施設施策においては、高齢化に健やかで心豊かに住みなれた地域の中で、安心して生活していくことを目指す姿として、施策の方向において、高齢者の総合的な生活支援として介護予防に取り組み、自立した生活が続けられるよう支援するほか、増加する認知症高齢者への対応を進めるとともに、保健、医療、福祉関係者が連携して各種サービスの提供を図り、地域包括支援センターを中心とした、地域包括ケアの取り組みを推進することとしております。また、同基本計画の地域医療施策においては、超高齢社会のフロントランナー美唄として、美唄が安心して生活できる安定的な地域医療体制を確立して、保健、医療、福祉との包括的な連携システムの構築に向けた取り組みを進めることとし、救急医療では医師会や近隣中核病院と、より一層の連携を図り、救急搬送や救急医療体制を確保し、市民の健康を守るまちづくりを進めることとしております。また、市立美唄病院は、超高齢社会のフロントランナー美唄として治す医療としての病院完結型医療から、治し、支える医療である地域完結型医療への転換を図るため、プライマリーケアの充実を図り、在宅医療の拡充や、多職種連携の推進、人材の育成など、美唄らしい地域包括ケアシステムの確立を進めることとしております。このように、次期総合計画では、保健、医療、福祉関係者が連携して、各種サービスの提供を図り、地域包括支援センターを中心とした地域包括ケアの取り組みを推進することや、保健、医療、福祉との包括的な連携システムの構築に向けた取り組みを進めること、プライマリーケアの充実を図り、美唄らしい地域包括ケアシステムの確立に努めること、保健、医療、福祉との包括的な連携システム、地域包括ケアシステムの確立に努めていくこととしております。私は、地域包括ケアの推進に向けては、保健、医療、福祉、市立病院との連携が必須で、病院本体の建替えのみならず、市立病院敷地外における関連した機能を備えた施設整備が必要と考えております。そこで、市長にお伺いします。市立美唄病院の敷地の活用に関して、来年度実施予定の病院本体の基本設計と合わせ、市立病院以外、敷地内リザーブ用地に建設するべき施設と機能として、一つに、どのような機能を備えた施設の整備を検討されているのか、伺います。二つに、市立病院以外の施設の整備にあたって、市民との情報共有や整備の時期について伺います。さらに、市長の公約の中でしっかりとした将来の見通しのもと、病院建替計画を作ると述べられておりますが、三つに、病院建替えに際して、国の交付金の申請時期や交付金の目処について伺います。一つに、長期財政推計についてでありますが、今後予定されている市営住宅や小中学校、生涯学習センターなど、大規模な公共施設の建設工事を控え、人口減少による地方交付税を初めとした税収の減少も想定される中、その財源確保、策定される長期的な財政推計ではどのように推計をされているのか。そして、そのスケジュール期間を含め、市長に伺います。その二つに、人口減少対策ついてであります。移住・定住施策として、静岡県沼津市では、高校3年生まで医療費無料、市内に本社がある法人に首都圏から移住し就職すると、100万円または60万円が支援金の支給される移住就業支援金制度、空き家活用定住支援補助金候補制度として、市内の空き家を有効活用し、若者世代の移住・定住の促進と、市内に増加する空き家の対策を図るため、45歳未満の世帯を対象とした空き家のリフォーム工事をし、空き家を取得する費用を補助する制度を導入するなど、先進的かつ地の利を生かすことを制度化して進めてございます。このように、全国各自治体にはない、実利的で特徴的な魅力ある主たる方法、施策を考え、本市も進めていくとべきと考えます。本市が移住・定住施策に本格的に取り組んできてからすでに10年が経過をしております。これまで取り組んできた住宅補助制度をはじめ、通勤助成など、その取り組みにより一定の成果があったとは思いますが、今ある制度をより活用しやすく整備し、工夫していくと同時に、本市も商工業、農業、福祉分野の継承者、担い手、人材不足が深刻な状況にあります。そして、移住・定住を促進させるためには、居住や教育、医療、子育てのほかに、雇用、就労環境についても整えていく必要が重要であると考えます。そのため、一つとして、移住者や市民を対象に資格取得による経費の補助や貸付に関する制度創設を検討するなど、人口減少に歯止めをしていくべきと考えますが、市長の考えを伺います。大綱2点目は、環境行政についてであります。一つに、公共合同墓の設置に向けた取り組み状況についてであります。これまで、本市において公共合同墓を設置すべきと数年にわたり、何度か質問をしてきました。昨今の世情をかんがみますと、人生の終盤と言うべき終活という言葉が流行る以前より、合同墓や合葬墓が静かに存在をしている中、急激に多様化する社会となり、お墓の継承においても不安を感じるなど、様々なケースにより、お墓の維持管理が厳しく、不安に感じる方もおられます。その中、今後の団塊の世代の高齢化が進み、既に宗教法人や民間事業者等において設置されているもののほか、近年、自治体などで設置する公共の合同墓が近隣自治体において設置されております。民間などで、合同墓を利用される方、公共合同墓を利用される方など、それぞれの状況や背景が違うことも考えられ、一定のすみ分けをしつつ、公共のものとして早急に設置すべきと考えてございます。これまでの市民アンケートにおいても、市民ニーズにおいても、必要性が高く、北海道内35市中22市が設置または供用開始間際であり、本年第1回定例会での市長答弁では地盤調査や設計など、本年度中に実施し、令和3年度に、整備工事に着手、10月頃に供用開始となりました。そこで、設置にあたり現在、具体的な設置場所や規模など、今年度においてどのように取り組みが進められているのか。また、予定通り進められるのか、市長に伺います。大綱3点目は、教育行政についてであります。一つに体育施設整備についてです。総合体育館についてであります。本市は、スポーツ健康都市宣言として、多くの屋内、屋外体育施設を有しており、日々市民やスポーツ愛好家、選手などが、健康のために汗を流しております。総合体育館は昭和63年に開設され、既に30年以上経過し、これまで屋根の大規模改修やトイレの洋式化、照明設備改修など大改修に努めていることは承知しているところであります。屋内施設として、バスケットボールやバレーボール、卓球やバドミントン、そしてフットサルなど多岐にわたり、高齢者の方にもカローリングなど、多くの市民が利用されるなど、市外の方も参加され、各種大会も開催されております。その中、第3回定例会決算特別委員会において、アリーナなど床が凸凹にゆがみ、フローリングが割れ、そのささくれにより、怪我をするかもしれないほど劣化しているが、対応しているのかなどの質問に対し、床の補強や小さな修繕など、対応措置は安全に努める旨の答弁がありました。聞くところによりますと、床の凸凹や割れそうな状況にもあり、危険で、各種全道大会等の開催が厳しく、大きな大会ができないのではないかという懸念の声もございます。そこで、まず総合体育館での各種大会開催回数や、関係者や選手を含む参加者数、また、全道大会など、どのような規模の大会が開催されているか、その利用状況について伺いますとともに、本施設は施設規模や地理的条件から見ても立地や利便性もよく、全道大会クラスでも利用され、市民のスポーツ愛好家もよく利用されておりますので、安心・安全に競技やスポーツを楽しんでいただくためにも、床の修繕が急務だと考えておりますので、今後の整備について、どうなのか、教育長に伺います。2点目は、サンスポーツランド美唄のテニスコートについてであります。本市のソフトテニスはとても盛んであり、全道大会や全国大会に出場する選手がいるほど、教育、人材育成という面でも美唄が誇れる小中学生のスポーツであります。練習場にはサンスポーツランド美唄のテニスコートを利用しており、ナイター設備、数年前には、くみ取り式トイレを簡易水洗の洋式化に改修されるなど、整備が続けられていることは承知しており、関係者にとっても有意義に活用されております。その中、テニスコート6面は整備され、全道大会等が開催されておりますが、老朽化している後の4面の改修が行われれば機能性が高くなり、男女ともに大会が同時に開催できたり、東日本大会など、大規模な大会の開催が視野に入り、より選手自身が洗練され、レベルアップへと繋がり、また関係人口が増えることも予想され、交流人口へと繋がり、全国に美唄の名が知れ渡るほど、経済効果波及も期待されるものではないでしょうか。そこで、テニスコートの現状、サンスポーツランド美唄全体とテニスコートの利用状況、そして大会開催数や関係者選手など、その参加者数について、伺いますとともに、テニスコートのコンディションや老朽化の状況と、整備改修の考え方について、教育長に伺います。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
松山議員の質問にお答えします。公共施設の整備についてでありますが、市立美唄病院の建替基本構想・基本計画の検討状況も踏まえながら、本市の地域包括ケアシステムをより一層推進するための機能を兼ね合わせることを基本とし、将来の人口減少や社会状況の変化などに対応することができるよう、用地のあり方を今後検討してまいります。次に、市民の皆さんとの情報共有と、整備の時期につきましては、現在行われている市民委員会での議論等を踏まえ、一定の方向が明確になった段階で、市民の皆さんにご説明してまいりたいと考えております。次に、国の補助金の申請時期や、補助金の目途につきましては、来年度に予定している基本設計の策定にあわせ、都市再生整備計画を作成し、北海道と、さらには国と協議してまいりたいと考えております。次に、長期財政推計につきましては、来年の3月に向け、現在策定を進めている第7期美唄市総合計画との整合性を十分図りながら、来年度予算編成と連動して作業を進めているところであり、推計期間につきましては、総合計画と同じく令和3年度から令和12年度までの10年間とし、国の地方財政対策等を踏まえ、毎年度、必要な見直しを行うこととしているところでございます。次に、財政推計における地方交付税の見通しについてでありますが、普通交付税の算定におきまして、基礎数値としまして人口を基礎とする項目が多いことから、5年ごとの国勢調査による標準財政規模の縮小といったものは避けられないものと考えておりまして、交付税総額につきましては今後、5年単位で減少するものと見込んでいるところでございます。次に、公共施設の建設にかかわる財源確保の見通しにつきましては、それぞれの事業の実施にあたり、公共施設等総合管理計画を踏まえるとともに、財源につきましては、国や道の補助金のほか、過疎対策事業債等の有効な起債の活用を検討しております。いずれにいたしましても、急速に進む人口減少に伴う市税や地方交付税の減収、地域経済や市財政の規模縮小に加え、少子高齢化による社会保障費の増大など、本市の財政状況は今後さらに厳しくなることが予想されますことから、これらの課題解決に向け、不断の行財政改革を取り組むほか、国の動向を注視し、社会情勢の変化を見極めながら、中長期的な財政見通しを踏まえた自治体運営に取り組んで参りたいと考えております。次に、人口減少対策についてでありますが、市では人口減少や高齢化が進む中、「美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、人口減少対策として様々なプロモーション活動のほか、助成制度の活用等を図り、移住・定住促進に努めてきたところであります。今後におきましては、本市の様々な施策を効率的かつ効果的に展開し、まちの魅力を高めるとともに、美唄独自の歴史・文化の発信など、人の呼び込み、呼び戻しの取り組みを計画的に行ってまいります。また、若者の地元定着を促進するほか、進学や就職で転出してもふるさとを想い、将来美唄に戻ってくる、さらには、関係人口として美唄市を応援していただけるよう、「美唄に暮らす喜びと誇り」、いわゆるシビックプライド、こういったものを育む取り組みを進める一方、就労につながる新たな支援制度のあり方について、さらに検討を進めて参りたいと考えております。次に、公共合同墓の設置に向けた取り組み状況についてでありますが、設置場所につきましては、火葬場周辺の市有地を予定しており、規模につきましては、1,500体程度の収容規模を予定しておりますが、今後の少子高齢化や核家族化の進行、社会経済情勢の変化により、市民のお墓に対する意識に変化が生じており、公共合同墓の利用を求める人がさらに増えていることから、市民の皆様のニーズに対応した人生の終末にふさわしいものを整備する必要があると考えており、現在、様々な面から検討を加えているところでございます。また、今年度の取り組みにつきましては、先進地である三笠市や赤平市の視察のほか、予定地の地盤調査の実施や、整備予定地の現地確認等を行ったところでございます。今後につきましては、このような考え方から、設計段階におきましても、提案型のプロポーザル方式などを検討しているところでございます。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
松山議員の質問にお答えいたします。体育施設の整備についてでありますが、はじめに総合体育館につきましては、昭和63年に開設され、32年が経過し、屋根については平成26年度に大規模改修をしたところであります。また、大会開催につきましては、平成29年度から令和元年度までの3年間の年間平均で全道大会7回、管内の大会17回、市内の大会18回、大会関係利用者数も年間平均で9,888人となるなど、市民はもとより近隣市町村も含め、スポーツ交流人口の増加に大きく寄与している施設となっております。次に、総合体育館のアリーナにつきましては、専門業者による現地での点検を実施しており、今後どのような改修整備を行うかなど、十分検討してまいりたいと考えております。次に、サン・スポーツランド美唄につきましては、昭和62年に開設し、平成3年度にクレーテニスコートとして4面、平成22年度に人工芝テニスコートとして6面の改修を行い、あわせて10面の利用が可能となっています。テニスコートの利用者数は、平成29年度1万4,437人、その他の施設で1,078人、平成30年度1万215人、その他の施設で1,183人、令和元年度で1万1,735人、その他の施設で769人とテニスコート利用者が大半となっている状況が続いているところです。次に、大会の開催につきましては、平成29年度から令和元年度までの3年間の年間平均で全道大会を5回、管内大会で2回、市内大会で4回、大会関係利用者数が年間平均で4,241人となるなど、市民はもとより、近隣市町村を含め、スポーツ交流人口の増加に大きく寄与している施設となっております。現在、クレーテニスコートは改修後29年が経過し、経年による痛みや使用による損耗が進んでおり、実際に利用している団体等の意見も伺いながら、今後とも、改修整備について検討して参ります。
再質問 8番 松山教宗
自席より2点、再質問をいたしたいと思います。1点目は、環境行政の公共合同墓についてでありますがぜひ、令和3年度の供用に向け、進めていただきたいと思いますとともに、使用料や使用条件の設定、納骨後の管理運営など、これがある意味、大事な部分でありますので、どのように考えていくのか伺いますとともに、条例改正が必要であると思いますので、今後のスケジュールについても、市長に伺いたいと思います。2点目は、教育行政の体育施設整備についてでありますが、両施設とも、スポーツ協会や少年団から整備改修の要望が出ていると思いますが、早急に改修すべきと考えますので、どのように進めていくのか、教育長に伺います。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
松山議員の質問にお答えします。合同墓の整備後の管理、あり方等についてでありますが、合同墓の市民ニーズは非常に高いと考えております。こういったことからできるだけ早く、来年度において、整備に着手してまいりたいと考えております。また合同墓の使用料、それから使用条件、それから収納後の管理などにつきましては、他市先進地の管理状況、さらに利用状況、こういったものを十分検討しながら、市民の皆様が期待している内容になるよう、十分検討してまいりたいと思っております。今後につきましては、周辺地域の住民説明会の開催や、関係する条例改正など、整備に向けた取り組みを計画的に進めてまいりたいと考えてございます。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
松山議員の質問にお答えいたします。体育施設の整備についてでありますが、多くの競技・種目の利用が可能で、利用者数が多く、市民への影響がより大きい施設の整備を優先して進めて参りたいと考えております。いずれにいたしましても、各体育施設につきましては、全般的に老朽化が進んでいることから、今後とも計画的な改修に努めて参ります。
再々質問 8番 松山教宗
再々質問を1点、伺いたいと思います。教育行政、体育施設整備についてでありますけども、今、答弁いただきましたように市民の影響がより大きい施設の整備を優先して進めてまいりたいと考えております、とございましたけれども、総合体育館のアリーナの床の整備、またサンスポーツランドのテニスコートも残り4面の改修整備、どちらも早急に改修すべきと考えます。しかし、両方同時にすることは厳しいと理解はしてございますけども、早急性、安全性、経年劣化や財源など、しっかり考えていただき、順次、優先順位を持ってぜひ、整備・改修にあたるべきと考えてございますけど、改めてどうしていくのか、教育長にお伺いします。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
松山議員の質問にお答えいたします。体育施設の整備についてでありますが、教育委員会といたしましては、総合体育館アリーナの改修を進めてまいりたいと考えておりますが、いずれにいたしましても、市長部局と十分協議し、進めて参ります。