みんなの議会

美唄市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日

(1)美唄市総合計画等について/(2)地方創生について/(3)都市計画行政について/(4)環境行政について

2020年3月6日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「美唄市総合計画等について」「地方創生について」「都市計画行政について」「環境行政について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松山教宗

令和2年第1回定例会において、大綱4点について市長に伺います。大綱1点目は、美唄市総合計画等についてであります。1つに、第6期総合計画の達成状況についてであります。総合計画策定に関し、我が国の地方公共団体の多くは、まちづくりの基本理念や目標、方針などを定める基本構想、基本構想に基づく具体的な施策に示す基本計画、基本計画に基づく具体的な事業を示す実施計画などからなる総合計画を策定し、これに基づいて行政運営を行っております。本市におきましても、美唄市まちづくり基本条例において、この計画の策定を規定しており、さらにこの条例では、まちづくりの理念として、市民などとの情報の共有を規定し、市民は、総合計画等の計画の策定、実施及び評価の各段階に参画できることを規定しております。本市はこれまで、10年間を期間として、総合計画を策定してきており、現在の第6期美唄市総合計画は、平成23年度から令和2年度までを期間として、活力あるまちづくりに取り組んできたものと認識しております。そこで市長に伺います。現在の第6期美唄市総合計画は、来年度末で計画が終了しますが、現段階におけるこの計画の達成状況に関して、各施策の検証方法と直近の検証結果について伺います。2つに、第7期美唄市総合計画の策定状況についてであります。この計画を策定するにあたっては、多くの市民の方が参加・協働して協議を重ねてきたことと思いますが、これまでの市民などとの協働の仕組みと検証状況ついて伺います。また、この計画策定に向けた全体スケジュールを伺います。3つに、次期の美唄市過疎自立促進市町村計画や国土利用美唄市計画の策定の重要性と総合計画との整合性についてもあわせて伺います。大綱2点目は、地方創生についてであります。1つに、美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてであります。1つ目として、第1期の創生総合戦略は、国の地方創生施策により、平成27年度より始まり、本年3月末に終了することは認識しております。創生総合戦略は、4つの基本目標を柱として策定され、地方創生関連交付金などが措置され、この地方創生関連交付金を活用した本市におけるこれまでの取り組みとしては、平成27年第1回定例会で議決された地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金を財源とした地方創生先行型事業と、地域消費換気・生活支援型事業を皮切りに、これまで多くの地方創生関連交付金を活用して、事業に取り組んできました。この5年間の地方創生関連交付金を対象とした事業費の約4億6,000万円のうち、国からは、約3億4,000万円を交付されてきております。そこで、終了するにあたり、設定した目標の検証方法と検証結果について、どのように分析しているのか伺います。2つ目として、現在策定している第2期創生総合戦略の策定状況について、第1期創生総合戦略の検証結果に基づき策定するものと推察しておりますが、効果的な事業として、特に留意している点について、新聞報道等にもありましたが、(仮称)ふるさと美唄応援団の創設についての具体的な考え方について、あわせて、素案には、本市の地方創生、観光交流人口をつくるべく重要と考える令和4年に開通予定の道道美唄富良野線の取り組みがなかったが、どのように考えているのか市長に伺います。2つに、地域経済活性化の取り組みと財源確保についてであります。本市の地域経済活性化には、観光振興並びに商工業振興が重要であると考えます。国の進める観光立国化により、地方にもインバウンドを中心とした観光客の流れや呼び込む仕組みづくり、受入体制の構築も急務であり、本市の新産業としての観光振興が必要不可欠です。また、地元経済の活性化とは、内需の拡大も含むと考えますし、中心市街地元気創出事業への地域おこし協力隊の増員や他分野においても積極的に活用すべく、私はこれまで推進等について、昨年第4回定例会においても質問をしてきました。今年度においては、増員し事業に取り組まれ、中心市街地への人の流れや経済活性化などの効果があったと認識しております。本市の人口減少や高齢化に対し、持続可能なまちづくりを進める上では、これからも地域経済活性化への取り組みが必要です。その中、新年度より始まる第2期美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)の基本目標である「産業を元気にして安定した雇用を創出する」ことや、「美唄の魅力を発信し新しいひとの流れをつくる」ためには、商工業振興及び観光交流などの地域経済の活性化は、より大切な施策であると考えます。そこで、新年度では、地域経済の活性化については、どのような事業内容で取り組もうとしているのか。また、推進するには各事業間の連携が必要であると考えますが、どのような連携を図ろうと考えているのか。あわせて、事業構築にあたり、厳しい財政状況の中での財源確保について、どのように考えているのか伺います。3つに、子育て支援についてであります。昨年8月より、本市では、子育て支援として、小学校6年生までの医療機関窓口での医療費の自己負担額全額助成、医療費無料化が始まりました。この支援は、多くの自治体において行われていますが、子育て支援のみならず、若者世代の定住者や移住者にとっても、安心して本市に暮らす選択の1つになると考えられ、引き続き、新年度においても乳幼児等医療費助成事業として進められることが示されていることは承知しているところであります。その中、兵庫県三田市においては、未就学児から中学生までの全額助成をしておりますが、一昨年頃より、所得制限や一部負担の上限を復活させるなど、改正がされる自治体もあります。しかし、本市においても課題はあるかと考えますが、しっかりと未来を担う若い世代に対する必要な支援策として、今後、中学生または高校生まで拡充することも必要と考え、より安心・安全に本市に若者世代が移住・定住のできる支援策、あわせて、人口減少問題、地域課題の解決や環境づくりの必要な取り組みであると考えます。そこで、小学校6年生までの医療費の全額助成を、今後は中学生・高校生まで拡充する考えはあるのか、市長の考えについて伺います。4つに、移住・定住施策についてであります。本市においては、さまざまな移住・定住施策が進められておりますが、平成30年度には、市所有地の分譲地制度が始まり、現在、26区画中、5区画程度が売却されたことは伺っており、成果が出ていると承知をしております。この度の市政執行方針には、市長は、少子高齢化、人口減少、格差といった地域課題に全力で取り組むと述べられましたが、その課題への取り組みとして、子育て世代や若者世代の市外への流出を防ぐことが重要であると考えます。このため、市政執行方針にある移住・定住の推進の新たな制度として、中古住宅を購入した子育て世帯や若者世帯の定住に対しても助成すると述べていますが、拡充の目的とその内容、また、助成制度の交付要綱の改正など、より活用しやすくすべきと考えますので、まず、今後の考え方を伺うとともに、土地や住宅などへの助成制度だけではなく、住宅建設にあたり、借入金利を引き下げる制度として、子育て支援型と地域活性型のフラット35というものがあります。これは、地方公共団体と住宅金融支援機構が連携することで借入金利が下がる制度であり、北海道内各自治体で活用されていると聞いておりますが、私は導入すべきだと考えますが、この制度の内容や連携している自治体、制度導入の考え方について、市長に伺います。大綱3点目は、都市計画行政についてであります。1つに、立地適正化計画についてです。現在、本市においては、全国の多くの地方都市と同様、急速な人口減少や高齢化といった問題に直面しております。この問題は、本市のみならず、他の自治体においても対策が急がれており、移住・定住事業など、さまざまな施策が実施されてきましたが、これらの効果により、人口減少を防ぐことができた成功例は、わずかな自治体しかありません。ご承知のとおり、国立社会保障・人口問題研究所による将来推計人口では、美唄市の人口は、2040年には今の半分ほどになるというデータが公表されております。これらをしっかりと認識しながら、人口減少対策、高齢化対策を行っていかなければ、将来の本市は、人口減少に歯止めをかけることはなく、衰退の一途をたどることも考えられます。そうなると、地域産業の停滞、中心市街地の空洞化、市街地の格差などを招く結果となり、市民を支えるサービスの提供が困難になっていくことが懸念されます。このような中、美唄市コンパクトシティ構想が平成29年度末に策定されましたが、まちづくりのこれまでの課題や今後の施策方針などが示され、少ない人口であっても、市民生活の満足度が高められるようなにぎわい創出をした魅力あるコンパクトなまちづくりの骨子が示されました。さらには、このコンパクトシティ構想をベースとして、平成30年度末には立地適正化計画が策定され、居住機能や都市機能の誘導のほか、これまで都市計画において位置づけられてこなかった医療、福祉、介護、文化などの公共施設の集約化についても明記されていますことから、この立地適正化計画を円滑に推進していくことが、今後の本市のまちづくりにおいて重要であると考えます。このことから、立地適正化計画に関する次の3点について市長に伺います。1点目として、市長は今後、立地適正化計画に基づくまちづくりの推進をどのように進めていくのか。2点目として、立地適正化計画の具体的施策の整理の中で、いなほ団地、進徳東団地及び南美唄団地の3団地を旧美唄工業高校跡地に集約するとしておりますが、先の定例会において、市長からは、立地適正化計画を見直し検討するとの答弁がありました。そうなると、当然、旧美唄工業高校跡地の活用方法も変更になる可能性があるということだと考えます。土地利用に関して、譲渡契約時に北海道と取り交わした約束が変わってしまいますので、新たに北海道との協議が必要になってきますが、この北海道との協議については、現在どのようになっているのか。また、協議が終わっていないのなら、その経過はどのようになったのか。3点目として、立地適正化計画策定にあたっては、公募による市民委員や市職員で構成された美唄市立地適正化計画策定委員会が設置され、本計画策定に向けて協議を重ねてこられたことと思いますが、今回の見直し検討するにあたって、各委員の皆さんに対する周知の必要性があるのかどうかなどについて、市長に伺います。大綱4点目は、環境行政についてであります。1つに、公共合同墓の取り組み状況についてであります。約8年前より、北海道内各自治体において設置されてきている公共の合同墓について、本市についても数年前より議論が起こり、私も前任期より質問をしてきました。昨年、第1回定例会においても一般質問をし、この後の定例会においても同僚議員からの質問もありましたが、答弁は変わらずでありました。この件については、平成29年度に市民アンケートがとられ、7割の方が必要と答え、現在においても市民が待ち望み、ぜひ設置してほしいとの声が届いております。そこで、新年度では、都市基盤整備として、合同墓の設置に向けた地盤調査を行うとありますが、これは設置に向けてのことと考えますが、設置場所や規模、設置に向けた今後の取り組みについて市長に伺います。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

松山議員の質問にお答えします。第6期総合計画の達成状況についてでありますが、初めに、各施策の検証方法につきましては、美唄市まちづくり基本条例第26条に基づき、総合計画等の重要な計画、政策、施策、事務事業について評価を実施しているところでございます。本市の第6期美唄市総合計画であるびばい未来交響プラン後期基本計画では、まちづくりの基本的な方向性を分野別に分類し、施策として位置づけており、それぞれの施策には、目標として5年後のまちの目指すべき姿を明示するとともに、数値目標として、まちづくり成果指標を設定しております。このため、施策評価は、びばい未来交響プランを構成する各施策の目標、方向性、成果などを自己点検し、より効果的な取り組み内容を検討するための手段として、施策評価表を取りまとめているところでございます。次に、各施策の直近の検証結果につきましては、同じく美唄市まちづくり基本条例第30条に「市民は、条例の改廃、総合計画とこれに基づく各種計画の策定、実施及び評価の各段階に参画することができます」と定められていることから、美唄市総合計画審議会において、平成30年度の施策評価表について説明し、さまざまなご意見をいただき、事業の見直しや予算に反映しているところでございます。次に、第7期総合計画の策定状況についてでありますが、市民との協働による検討状況につきましては、美唄市まちづくり基本条例第30条による市民参画を基本としまして、計画の策定にあたっては、これまで、美唄市総合計画審議会を3回開催したほか、部会を8回開催しております。また、市民公募2名や関係団体からの推薦等20名、市職員25名で構成する美唄市総合計画等市民検討会議を設置し、全体会議をこれまで3回開催したほか、部会を11回開催し、検討を進めているところでございます。次に、策定に向けた今後のスケジュールにつきましては、本定例会で基本構想案を配付し、4月に基本構想案のパブリックコメント手続きと市民検討会議において基本計画の策定作業を進め、6月に第2回市議会定例会の第7期美唄市総合計画調査特別委員会で、基本計画の策定に向けた中間報告を行い、7月に美唄市総合計画審議会へ総合計画案を諮問、8月に審議会から答申をいただく予定でございます。9月に基本計画(素案)を第3回市議会定例会の特別委員会で説明を行い、10月に基本計画案のパブリックコメント手続きを行います。さらに、12月に総合計画案を第4回市議会定例会の特別委員会で説明を行い、来年3月に計画を完成してまいりたいと考えております。また、基本計画に示した施策を推進するために必要な実施計画「事務事業インデックス」につきましては、7月から事業ヒアリングを行い、11月には事務事業インデックスを作成し、来年3月には完成したいと考えているところでございます。次に、次期の美唄市過疎地域自立促進市町村計画や国土利用美唄市計画の策定の重要性の認識と総合計画との整合性についてでありますが、美唄市過疎地域自立促進市町村計画につきましては、この計画を策定することにより、財政的な優遇措置が受けられ、財源確保の点で有効であると認識しているところでございます。また、国土利用美唄市計画につきましては、国土利用計画法に基づき本市の区域における総合的、計画的な国土の利用を確保するための土地利用行政の指針となるものであると認識しているところであります。次に、総合計画との整合性につきましては、美唄市過疎地域自立促進市町村計画については、総合計画の下位計画に位置付けられることから、その整合性を図り、策定を進めてまいりたいと考えております。また、国土利用美唄市計画につきましては、総合計画基本構想における土地利用の方向性を示しているものであることから、総合計画、基本構想と整合性を図り、策定を進めてまいりたいと考えております。次に、地方創生について、美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略についてでありますが、第1期総合戦略で設定いたしました目標の検証方法と検証結果につきましては、4つの目標ごとに設定された重要業績評価指標の達成状況を美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部及び美唄市総合計画審議会戦略専門部会において、毎年度確認を行い、その効果を検証することとしております。その直近の検証結果につきましては、農業振興では「農産物の高付加価値化」、観光・交流では「関係人口の創出・拡大」、子育て支援では「子育て環境の充実」など、地方創生の取り組みに資する意見をいただき、第2期総合戦略に反映したところでございます。次に、第2期総合戦略における特に留意した点につきましては、国の第2期総合戦略が示す基本目標を踏まえ、本市の創生を進めるための4つの目標としまして「産業を元気にして安定した雇用を創出する」「美唄の魅力を発信し新しいひとの流れをつくる」「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」「人口減少下においても、誰もが幸せに暮らせるまちをつくる」、この4点を定め、雇用の創出や関係人口の創出・拡大、子育て支援、安全・安心な地域づくりの推進などを効果的な施策として取り組んでまいりたいと考えているところでございます。また、(仮称)美唄市応援団につきましては、関係人口の創出や拡大を図るため、本市の出身者やゆかりのある方、企業などを対象に、本市を応援してくださる方々の輪を全国に広げ、交流・連携を通じて、都市と地方とのつながりを強めるなど、活力あるまちづくりの推進を図ってまいりたいと考えております。次に、令和4年度に開通する予定の道道美唄富良野線につきましては、開通後の交通量や人の流れ等の調査などを行った上で、必要な取り組みを判断してまいりたいと考えております。次に、地域経済の活性化についてでありますが、その主な事業内容につきましては、中小企業等振興補助事業により、商店街の賑わい創出などを支援するほか、空き店舗の活用促進や新産業の創出などの助成制度を新たに創設いたします。また、新たな取り組みといたしましては、スポーツビジネス起業化支援事業として、スポーツを通じた地域活性化を促進するため、地域おこし協力隊を配置することとしております。さらに、美唄らしい観光地域づくりと中心市街地活性化の取り組みといたしましては、地域資源を活用した観光地づくり推進事業と中心市街地元気創出事業との連携を強化するとともに、本市の特色である「食・農・アート・歴史文化」などの地域資源を生かしたコンテンツを創出し、駅前ホテルの開業などを契機とした通過型から滞在型観光への転換を図りながら、駅前から中心市街地への人の流れを一体的、連続的に創出してまいりたいと考えております。次に、各事業間の連携につきましては、地域経済の活性化を図るため、分野横断的な連携や継続的な実施が重要であることから、令和2年度から3年間を計画期間として、地方創生推進交付金に係る実施計画を国に申請しているところでございます。この事業を推進する中で、外国人人材なども活用して、農泊や日本遺産、自転車などを活用した観光商品づくりを促進するとともに、美唄観光物産協会や関係団体、観光に関わる企業などとも連携を図りながら、美唄らしい観光地域づくりを推進することで、現時点では、観光消費額の3億円増及び観光客の30万人増を目標として、全市を挙げて、食と観光による稼ぐ力を高めてまいりたいと考えております。その財源の確保につきましては、日本全体における人口減少社会の本格的到来や本市の厳しい財政状況の中におきまして、地域外からの需要獲得に向けた新たなチャレンジ、挑戦を行うためには、しっかりとした財源の確保も必要と考えております。このため、地方創生推進交付金を活用した事業では、事業費の2分の1を地方創生推進交付金として、さらに、残り2分の1の9割は地方交付税として措置されるほか、地域おこし協力隊制度では、一人あたり440万円を上限とした特別交付税措置がありますので、これらの財源を有効に活用するとともに、その確保に努めてまいりたいと考えております。次に、子育て支援についてでありますが、乳幼児等医療費助成事業につきましては、本市においては、子育て世代の経済的負担を軽減し、移住・定住の促進にもつながる重要な施策と認識しており、令和元年8月から、小学校6年生までの自己負担額の全額助成を開始したところでございます。子どもの医療費の拡充につきましては、これまで、地方自治体が先行して実施しておりますが、子育て支援策や少子化対策にとって、根幹をなすものであることから、社会保障の観点からも、すべての子どもが均一に医療給付を受けられるよう、これまで同様、市長会など関係機関・団体と共に道や国へ強く要望してまいりたいと考えております。次に、移住・定住施策についてでありますが、移住・定住の助成制度の拡充につきましては、本市の年齢別人口推移では、20代と30代が4割以上減少している状況にあるため、この制度の拡充を行おうとするものであり、拡充内容につきましては、令和2年4月1日から、15歳未満の子どもがいる子育て世帯や夫婦のどちらかが40歳未満の若者夫婦世帯の方を対象に、中古住宅購入費の10分の1以内で、最大30万円の助成を行う内容となっております。また、助成制度の改正につきましては、令和2年度から、住宅助成の転入要件を、これまで転入の日から1年以内としていたものから、3年以内に改正し、多くの方に助成制度を利用していただけるよう見直しを行ったところでございます。次に、住宅金融支援機構のフラット35の制度内容につきましては、子育て支援や地域活性化を目的に、住宅助成制度を創設している地方公共団体において、住民がその制度を活用した場合、当初5年間の固定金利を0.25%引き下げる制度でございます。このフラット35の対象者につきましては、若者子育て世帯などを対象とした子育て支援型とUIJターンなどを対象とした地域活性化型があると伺っております。また、道内では、令和元年12月現在、32の地方公共団体が、住宅支援機構と連携している状況でございます。市といたしましては、人口減少の抑制につながる効果的な制度の1つであると考えていることから、今後、住宅金融支援機構と協議してまいりたいと考えております。次に、都市計画行政について、立地適正化計画に基づくまちづくりの推進につきましては、今後、基幹産業の農業はもとより、地域医療や生涯学習、中心市街地活性化など、さまざまな施策との整合性を図りながら進めていかなければならないものと考えております。このため、美唄市まちづくり基本条例に基づき、さまざまな分野・業種からのご意見を十分に伺いながら、市民の皆さんとのしっかりとした合意形成を図ってまいりたいと考えております。今後の立地適正化計画の推進にあたりましては、上位計画である美唄市総合計画及び美唄市都市計画マスタープランとの整合性を図りながら取り組んでまいりたいと考えております。次に、美唄工業高校跡地の活用についてでありますが、昨年末から建替え対象となっている3団地の入居者に対しまして、新団地建設に関する意向調査を進めてまいりました。今後はこの調査結果を踏まえて、新団地建設の場所や規模について検討してまいりますので、美唄工業高校跡地の活用につきましても、新団地建設を含め、検討してまいりたいと考えております。また、美唄工業高校跡地の活用につきましては、北海道との契約事項に変更が生じる場合は、改めて北海道と協議してまいりたいと考えております。次に、立地適正化計画策定委員会委員への周知についてでありますが、美唄市立地適正化計画策定委員会設置要綱第4条において、委員の任期は計画策定終了までとなっており、現在は、委員が不在の状況にありますので、今後のまちづくりを検討していく上で、立地適正化計画の見直しが生じた場合には、新たに市民公募による策定委員会を設置して、見直しについて議論してまいりたいと考えております。次に、環境行政について、公共合同墓の取り組み状況についてでありますが、これまでの他市の設置状況や先進地視察などを踏まえ、設置場所につきましては、火葬場周辺の市有地を予定しているところでございます。規模につきましては、現時点で、人口が本市と同規模の自治体の状況を参考に、概ね1,500体の収容規模を想定しているところでございます。また、設置に向けた今後の取り組みにつきましては、令和2年度に地盤調査を実施するとともに、広く市民の意見をお聞きし、パブリックコメントや周辺地域の住民説明会の開催、使用料の設定及び使用要件等の検討の後、令和3年度に整備工事に着手し、同年10月からの供用開始を予定しているところでございます。

再質問 8番 松山教宗

自席より再質問を2点、いたしたいと思います。まず、地域経済活性化についてでありますが、地域おこし協力隊について、現状の活動の中で、課題をどのように把握し整理をしているのか。そして、新年度に向け、どのような仕組みづくりや役割をもって配置し、より効果的、有効的な展開として進めていこうと思うのか、まず考えを伺うと同時に、食と観光のまちづくり推進主体の構築とは、いわゆるまちづくり会社のような組織を作るということになるでしょうか。その際には、各関係団体とは、どのような手順や協議などを行い進めていくのか伺います。次に、美唄工業高校跡地についてでありますが、昨年、第3回定例会の答弁には、3団地の意向調査については、昨年11月以降に実施し、建替えが必要か、需要はどうなのかを含めて検討して、建替え計画を進めてまいりたいとありました。関係する入居者の方々は、その後、意向調査の結果がどうだったのか、また意向調査の結果を踏まえて、今後、どのような取り組みをされ進めていくのかといったことを大変心配していると考えられます。よって、意向調査の結果について、現時点での回収率と旧美唄工業高校跡地への新築を希望する入居者は、全体のどれくらいの方々が希望していたのか。また、その割合とその他の意見は概ねどうだったのか。さらに、市として、その結果を踏まえ、今後の方向性を決めた上で、早急に地元への周知を図っていくべきだと考えますが、これらについて市長にお伺いします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

松山議員の質問にお答えします。初めに、地域経済の活性化についてでありますが、地域おこし協力隊の活動における課題につきましては、活動分野が商業や観光振興に限定されており、また、採用形態が非常勤特別職員であるため、活動内容に制限が生じて、隊員の特性を十分に生かしきれていないことなどがあげられているところでございます。そうしたことから、令和2年度以降、活動分野をまちづくり全般の取り組みに広げるとともに、協力隊が移住者や市民と交流し、定住しやすい環境を整備してまいりたいと考えております。また、本年4月から施行される会計年度任用職員と委託契約の選択制を導入することで、より自由度が高い活動ができるよう改善してまいります。こうした方針をもとに、中心地の賑わい創出に3名を配置し、商工会議所のほか、駅前ホテルや商店街組織などと連携を図りながら、イベントの企画開催や駅前から中心市街地への誘客を促進してまいります。また、インバウンドをはじめとする観光振興のため、外国人を含めた4名を配置し、タイムリーな情報発信や相談対応のほか、観光資源の掘り起こしなどを行ってまいります。新たな分野では、スポーツビジネス分野に2名を配置し、5月に始まるベースボールリーグに参画する美唄球団と地元企業をつなげるほか、球団の情報発信とあわせて、美唄の魅力を発信してまいります。さらには、移住・定住推進に1名を配置し、空き家バンクの管理・運営やホームページを活用したきめ細かな情報発信を行ってまいりたいと考えております。美唄観光物産協会や関係団体、観光に関わる企業などとの連携につきましては、インバウンドなどの観光客の受け入れ拡大や特産品の販路拡大のためには、受け入れ体制の整備や魅力ある観光資源の磨き上げが必要であり、これらを一体的にマネジメントし、観光地域づくりの舵取り役となる事業推進措置が必要であると考えております。こうした推進組織づくりには、市がリーダーシップを発揮しながら、美唄観光物産協会や関係団体、企業などと協調して取り進むことが重要と考えております。これまで、観光物産協会などと協議を行ってきたところでありますが、地方創生事業に取り組む3カ年の中で、分野横断的な連携はもちろん、いわゆるオール美唄体制による美唄らしい食と観光地域づくりの推進主体の組織化に取り組んでまいりたいと考えております。次に、意向調査の結果についてでございますが、現在、調査対象となる174世帯のうち、171世帯から回答を得ているところでございます。回収率は、98.3%となっております。現段階の調査結果としましては、新団地への移住を希望している方が107世帯ありまして、全体の61.5%となってございます。また、新団地建設場所に関する調査では、新団地への移住を希望している方のうち88世帯、82.2%が旧美唄工業高校跡地への新築による移住を希望しているところでございます。さらに、新団地ではなく、市内の他の団地への入居を希望してる方につきましては、27世帯、全体の15.5%となってございます。市といたしましては、このような結果を踏まえて素案を策定いたしまして、今後とも入居者や地元住民に対する説明会を開催しながら、ご理解が得られるよう、市営住宅の建替え事業の推進に取り組んでまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる