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美唄市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日

美唄市長の公約について

2019年9月9日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「美唄市長の公約について」質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
本郷幸治 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 本郷幸治

令和元年第3回市議会定例会にあたり、市長公約の栄幼稚園存続について、先の7月議会の定例会で質問をしましたが、明確な答弁がありませんでしたので、再度、以下4点について市長に質問させていただきます。1点目は、園児の安全対策について、先月、札幌市や江別市で、熊の出没が相次ぎ、住民生活や周辺の学校活動に大きな影響が出たところであります。市長は所信表明やまちづくり懇談会において、栄幼稚園は、幼児教育を行う上で最高の教育環境であると述べておりますが、市長もご承知のとおり、アルテ周辺は熊の出没が多い地域であり、8月には、アルテ付近で熊の出没があったところであります。市長は7月の一般質問や総合教育会議の中で、見守りによる安全対策をする旨の説明をしておりますが、NPO法人アルテピアッツァびばいと、どのような協議を行ったのかお伺いします。2点目は、総合教育会議での質疑について、8月21日の道新記事では、8月19日に開催された総合教育会議において、本年度末で閉園予定の栄幼稚園の存続に向けて、熊や不審者対策の見守り経費や老朽化した園舎の修繕を行うこと、さらには、現在と同じ園長1名、幼稚園教員2名の2学級体制を維持する考えを示したことに対して、4人の教育委員から、学校現場でもICT関係の予算要望が強い中、15名に満たない栄幼稚園に予算を投入するか疑問であること、また、いつまで存続するかなど、財源確保などに対する疑念の声が相次いだことに対して、市長は、財政的な問題は大人の都合、子どもにとって何が一番良いかという視点で考えていただければとの意見を述べたとの報道がありました。総合教育会議では、他にどのような意見が出されたのか、また、4人の教育委員が、存続について疑念を持っている中、教育委員が存続について同意しなくても、存続議案を提出するのか、市長にお伺いします。また、会議の席上、市長が述べた財政的な問題は大人の都合、子どもにとって何が一番良いかという視点で考えていただければという発言について、この意味するところは何なのか市長にお伺いします。3点目は、パブリックコメントについてであります。市長は、先週の同僚議員の一般質問に対して、パブリックコメントの手続きを踏まえ、12月の第4回市議会定例会に条例改正案を提出するとの答弁をされました。栄幼稚園については、園児の安全対策としての熊対策、不審者対策、施設の耐震化、教職員の人件費などに多くの時間をかけ、激論し、やむなく苦渋の選択をして、閉園を決めた経過があるため、今回のパブコメでは、存続に必要とされる見守り対策経費を含め、これまで議論してきた安全対策に要する経費等の概算事業費をしっかりと示した上で実施しないと、市民は存続すべきかどうかの判断ができないと考えます。そこで、市長にお伺いしますが、パブコメに市民が判断できるこれらの内容を示すのか、お伺いします。4点目は、幼稚園教諭について、現在20名に満たない15名前後の栄幼稚園に対して、改めてお聞きしますが、仮に存続とした場合、人件費に加え、老朽化している園舎の維持費等を含め、年間4,000万円以上の経費をかけて、園児数に関係なく、向こう何十年、栄幼稚園に経費をかける考えなのか。また、何年かして結果として閉園となった場合、新たに採用された幼稚園教員は解雇するのか、または配置転換するのかお聞きします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

本郷議員の質問にお答えいたします。市立栄幼稚園についてでありますが、園児の安全対策につきましては、これまでもNPO法人アルテピアッツァびばいにおいて、専門家の意見を聞きながら、熊との共生等の対応を行っており、熊の出没情報があった場合には、爆竹を数回鳴らすほか、職員による巡回の回数を増やすなど、関係機関と十分な連携を図りながら必要な対応に努めてきたところであります。今後とも熊の対策につきましては、NPO法人アルテピアッツァびばい等との関係機関と連携を密にしながら、園児の見守りに必要な対応を行い、しっかりとした安全対策を図ってまいりたいと考えております。次に、総合教育会議における教育委員からのご意見につきましては、存続の考え方に賛成であるとのご意見があった一方、幼稚園の管理運営、園舎の改修や安全確保などの課題に対するご意見等があったところであります。また、議案の提出につきましては、私といたしましては、総合教育会議の場でご理解を得られたものと受け止めているところであり、第4回市議会定例会に「美唄市立学校設置条例の一部改正をする条例を廃止する条例案」をご提案させていただき、ご審議をいただきたいと考えております。次に、私の発言の意図するところは、私は教育を考える上で、まず、地域の未来を担う子どもたちにとって、何が一番良いのかという視点で考えていただければという趣旨で述べたところでございます。次に、パブリックコメント手続きにおける相応の理由につきましては、アルテピアッツァ美唄の景観と一体化した安らぎと心和む空間をつくり、自然や彫刻と触れ合う中で、子どもたちの情操を育みながら幼稚園教育を行っている、全国でも他に類をみない幼稚園として高い評価を得ているところでございます。一方、市内の保護者ニーズもあることから、こうした本市の特色ある栄幼稚園を存続してまいりたいと考え、手続きを行おうとするものであります。なお、パブリックコメント手続きで提出されたご意見につきましては、意思決定の際に十分考慮してまいりたいと考えております。次に、幼稚園教諭の採用等につきましては、教育委員会と協議を行うとともに、法や条例に基づいた配置転換などの対応を行ってまいりたいと考えております。

質問 9番 本郷幸治

自席から何点か質問させていただきます。1点目は、総合教育会議での質疑についてでありますが、道新記事では、4人の教育委員の「栄幼稚園に予算を投入することは疑問」、「存続となってもいつまで続けられるのか」等の意見が掲載されていたほか、先ほどの答弁では、園舎の改修や安全確保などの課題に対する意見があったとのことでした。にもかかわらず、市長は議案提出について、教育委員会議の場で、理解が得られたと受け止めているとの答弁をされましたが、教育委員が存続の見通しや財源確保に疑念の意見を出している中、どうして議案提出に理解が得られたことになるのか、市長にお聞きするとともに、会議の席上で発言した財政的な問題は大人の都合という意味については、何らお答えがなかったので、その意味は何なのかお聞きします。次に、パブリックコメントについてであります。今ほどの答弁で、市長は美唄の景観と一体化した安らぎと心和む空間をつくり、自然や彫刻と触れ合う中で、子どもたちの情操教育を育みながら幼稚園教育を行う全国でも他に類を見ない幼稚園として高い評価を得ているとの答弁があり、パブコメに付すべき、もっと具体的な相応の理由についての答弁がありませんでした。また、市民が存続の可否を適切に判断するため、パブコメを実施する際、存続に必要とされる見守り対策経費を含め、これまで議論してきた安全対策に要する経費等の概算事業費をしっかりと示すのか、示さないのか、以上、お答えください。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

本郷議員のご質問にお答えいたします。市立栄幼稚園についてでありますが、これまで本市の幼児教育は、教育基本法の規定に基づき、幼児期の教育における生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものとして行ってきたところでございます。これまでの北海道における公立幼稚園の設置では、美唄市の幼稚園が全道の中でも先進的な役割を果たしてきており、この開設にあたりましては、先人の並々ならぬ努力と苦労があり、財政事情をはじめ多くの課題を克服しながら、全道における公立幼稚園設立の先進地として、幼児教育の発展のために果たした役割は、全道的にも大変大きかったものと認識しているところでございます。しかしながら、栄幼稚園の閉園にあたっての経過を見ますと、私は、同園の今日まで果たしてきた役割や重要性など、幼児教育に関してのしっかりとした議論がなされていなかったものと考えております。総合教育会議の中での議論につきましては、私といたしましては、幼稚園の管理運営、園舎の改修や熊対策など安全対策に今後とも課題はあるものの、将来においても、美唄市の幼児教育が果たしてきた役割をしっかりと踏まえながら、幼児教育を美唄の教育の価値として、次代に引き継がなければならないものと考え、丁寧に説明をし、教育委員の皆さんと議論を重ね、栄幼稚園の存続について、一定のご理解をいただいているものと認識しているところであります。このことから、第4回市議会定例会に存続に係る「美唄市立学校設置条例の一部を改正する条例を廃止する条例案」をご提案させていただき、ご審議をいただきたいと考えております。次に、私の発言の意図するところは、その地域の未来というものは、基本的に教育そのものだと考えてございます。その地域の大人たちが、地域にとっての教育、子どもたちをどのように育てたいのか、子どもたちに何を伝えたいのかということだと私は考えてございます。教育を見れば、そのまちの将来がわかるとも言われており、教育はとても大きな役割をもっているものと考えてございます。確かに財源は限られており、厳しい環境にはございますが、栄幼稚園の価値は豊かな情操を育むなど、美唄をふるさととするこれからの子どもたちの教育に非常に重要であると考えているところでございます。栄幼稚園は、本市の幼児教育が目指してきた理想の到達点として今日に至っており、これまでも、施設の老朽化、不審者や熊の出没に必要な対応を行ってきたところであり、そのことをもって、直接閉園の理由につながらないものと私は考えております。次に、パブリックコメント手続きをする際の安全対策に関する記述につきましては、これら費用等について、今後とも庁内で検討していくこととし、指定管理者であるNPO法人アルテピアッツァびばいと連携を密にしながら、園児の見守りや園舎の安全確保を図っていくため、必要な対応を行っていくことを示してまいりたいと考えております。

質問 9番 本郷幸治

ただいまの質問でのパブコメを実施する際、市民の判断材料として存続に必要とされる見守り対策経費を含め、これまで議論してきた安全対策に要する経費等の概算事業費をしっかりと示すのか示さないのかとの質問に対して、何ら答えておりません。再度、答弁願います。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

本郷議員の質問にお答えします。パブリックコメント手続きをする際の安全対策に関する記述につきましては、園児の安全対策、園舎の老朽化対策等について記載をする予定であります。記載の内容につきましては、従前の例を参考に対応してまいりたいと考えております。

質問 9番 本郷幸治

議長、議事進行。

質問 9番 本郷幸治

市長は、市民が存続の可否を適切に判断するため、私は何回も一般質問等で聞いています。パブコメを実施する際、存続に必要とされる見守り対策経費を含め、これまで議論してきた安全対策に要する経費等の概算事業費をしっかりと示すのか、示さないのかとの質問に対して、ただいま答弁がありましたけれども、記載の内容は、従前の例を参考に対応すると。これは要するに今までと変わらないという意味でしょう。市長の言う市民の市民による市民のための政治を信念に掲げる以上、パブコメを実施する際、市民が判断できる材料として前段で触れました経費のほか、不審者対策や令和4年に美唄富良野線が開通しますと、もっと来館者は増えるでしょう。その不審者対策や非常に問題のある耐震性、相当古い建物であります。耐震性に要する経費等の概算事業費を示す必要があると私は思いますが、これらの内容を示すのか、示さないのか、端的に答弁をお願いします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

本郷議員のご質問にお答えします。パブリックコメント手続きをする際の資料につきましては、1つ目には、栄幼稚園の平成30年度の幼稚園管理運営事業費、2つ目には、平成10年度に行った建物の改修費の金額、3つ目には、今後、安全対策等の経費が発生する可能性があること、この3点を記載してまいりたいと考えてございます。

出典:美唄市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる