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美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月17日

(1)基本姿勢と考え方について/(2)次期美唄市総合計画について

2019年7月17日、美唄市議会の一般質問で、山崎一広議員が「基本姿勢と考え方について」「次期美唄市総合計画について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
山崎一広 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 山崎一広

令和元年第2回市議会定例会にあたり、大綱2点について市長にお伺いいたします。市政への維新を求める市民の声を背に、そして力に初当選、しかし、これからの4年間の道のりは、苦難の道か、いばらの道か、非常に厳しい市政運営が予想されており、舵取りが大変かと思われます。「初志貫徹」「変えよう美唄、市民の力で」「市民が主役のまちづくり」と言われておりますとおり、市民のために市政にご尽力されることを期待しているところであり、頑張っていただきたいと思います。そこで、市長にお聞きいたします。大綱の1点目は、基本姿勢とその考え方についてですが、選挙期間中に市民の方々にお約束した公約について、市立美唄病院の建替えについてであります。先ほど来、同僚議員からも同様の質問がございます。若干かぶる部分もございますが、再質問その他で若干、私の質問が違いますので、続けさせていただきます。昨年6月12日に、12名で構成する市立美唄病院の建替え等に関する市民委員会を設置し、約5カ月半にわたり協議を重ね、昨年11月24日に提言書を提出しており、そして、このメンバーには、医師会の会長や一般市民の方々もおり、一応終了していると私は判断しておりますが、これらの提言書を無視して、改めて合意形成に向けて取り組もうとしているのか、お聞きします。その2つに、通院バスの交通手段の確保についてですが、関係機関と必要な取り組みを進めると言われております。現時点では決まっていないと思いますが、お考えとして、どこからどこへ通院バスを走らせるのか、もしわかれば、少し具体的にお聞かせください。その3つ目に、医師確保についてです。地域包括ケアシステムの確立に努め、何でも相談にのることができる総合的な医療、プライマリ・ケア充実を目指しますと言われましたが、ここまでこじれてきますと、医師の確保は、かなり厳しいものと思われます。市立美唄病院の院長も、とりあえず来年3月末で退職ということをお聞きしておりますが、これらもあわせてお聞きいたします。次に、これらを進めるための今後のスケジュールについてです。特に、市民への改めての説明についてですが、現時点でけっこうですので、今後、示されてくると思いますが、当然、今定例会終了後には、昨年まで実施しておりましたまちづくり懇談会という名称でございますが、名称は別にいたしまして、病院問題につきましても、市民説明会を開催していくべきだと考えられますので、このことについてお聞かせ願います。大綱の2点目は、次期総合計画、第7期総合計画について、お聞きいたします。この質問は、先の3月議会で、前市長にもお聞きしております。板東市政に変わられたことから、改めてお聞きいたします。総合計画については、平成23年に地方自治法の一部改正により、基本構想の策定の義務付け規定が廃止され、各地方公共団体の判断によるものと改正されました。これを受け、各地方公共団体では、総合計画の策定にあたっては、この法律の施行以降、各地方公共団体の判断で、この計画が策定され、行政運営を行っていると伺っております。本市におきましても、平成23年度からの第6期美唄市総合計画が来年度末で計画期間を終了し、次期美唄市総合計画の策定期間としては、残り1年半となりました。板東市長は、まちづくりは、市民の、市民による、市民のための政治が基本と言われておりますことから、この計画づくりにおいては、板東市長自身のこれまでの行政経験を生かしながら、市民の暮らしをしっかりと支えていく施策に結びつけ、そのための生きた計画にするために、早急に着手しなければならないと思います。また、地方版総合戦略についても、政府は、2020年度までの人口減少対策の具体的施策を盛り込んだ総合戦略を策定し、全ての地方自治体に、これに対応した地方版総合戦略の策定を求め、本市においても、これまで取り組んできたことと思います。そこで、次の6点について伺います。その1つに、次期総合計画の重要性を鑑みた上で、策定に向けた市長の認識についてお伺いします。その2つに、次期総合計画の今後の策定作業における市民等との協働のしくみについてでございます。3つに、この計画の策定スケジュールについて伺います。4つに、美唄市まち・ひと・しごと創生総合戦略の効果検証について伺います。5つに、次期総合戦略の策定作業における市民との協働の仕組みについてでございます。最後に、次期総合戦略の策定スケジュールについて、どのように検証し、どのように策定するのか、お聞きいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

山崎議員の質問にお答えします。初めに、基本姿勢と考え方について、選挙期間中にお約束した公約の実現についてでありますが、市立美唄病院の建替えにつきましては、しっかりとした将来の見通しを踏まえ、美唄にふさわしい病院建替え計画を作らなければならないと考えております。このことから、改めて市民や医師会との合意形成を図るため、地域における各医療機関の機能や人員体制等を踏まえた課題の抽出とともに、あるべき医療提供体制の実現に向けた施策について、市民を含めた幅広い関係者で、検討を行ってまいりたいと考えております。次に、通院バスなどの交通手段の確保につきましては、現行の市民バス路線の運行のほか、市民の皆さんの市外医療機関への通院の利便性を図ることを目指しているところであります。運行につきましては、将来的な医療の広域連携を踏まえ、受け入れ先の医療機関との協議のほか、医師会やバス事業者など、関係機関の動向を見据えながら、調査検討してまいりたいと考えております。次に、医師確保につきましては、これまで道内、医育大学との連携をはじめとし、医師派遣要請や民間紹介会社への登録、さらにはホームページの募集、人脈により、求人活動を行っているところであります。現在、日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部の事務局を市立美唄病院が担当しており、その活動を通して、総合診療医のより一層の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、今後のスケジュール等につきましては、持続可能な医療提供体制を実現するため、これまでの基本計画、基本設計を検証し、しっかりとした将来見通しを踏まえ、美唄にふさわしい病院建替え計画をつくり、国、道、医師会等関係機関と協議・検討していくこととしております。検討内容につきましては、逐次ホームページ上に公開するほか、広報紙メロディーへの掲載を考えているところであります。また、市民の皆さんへの情報提供につきましては、市民自らが判断できる情報をしっかりと提供するために、市民説明会を開催し、市民と行政の情報共有、相互理解を深めながら、市民の皆さんの意見や考え方、要望などを市政に反映できるように進めてまいりたいと考えております。次に、次期美唄市総合計画について、第7期総合計画についてでありますが、策定に向けた私の認識につきましては、美唄市まちづくり基本条例で規定している市民主体のまちづくり、情報の共有、協働のまちづくりを基本原則として策定を進めることが、何より大切であると認識しているところであります。市民との協働の仕組みにつきましては、市議会での議論をはじめ、総合計画審議会や本年7月中に設置する市民検討会議での検討など、市民の皆さんの多様な意見をいただきながら、私をトップとした副市長、教育長、各部長職で構成する策定委員会での協議会や、課長職で構成する庁内検討委員会での検討の中で、策定作業を進めていくとともに、広報紙メロディーや市ホームページなどで、協議内容等について、逐次広く市民の皆さんに情報提供してまいりたいと考えております。策定スケジュールにつきましては、本年度は基本構想の策定を、来年度は基本計画の策定に取り組み、秋ごろには、素案としてパブリックコメント手続きを実施するなど、必要な作業を進めた上で、令和3年1月をめどに、この計画の完成を予定しているところであります。次に、現在の総合戦略の効果検証につきましては、外部有識者の代表である産学官金労言、産は民間企業、学は高校・大学、官は市役所、金は地方銀行、労は労働組合、言は地方のメディアでございますが、産学官金労言の皆さんで組織する戦略専門部会において、数値目標に対するKPI達成度の状況や事業実績の報告を行い、さまざまな意見をいただいているところであります。次に、次期総合戦略の策定作業における市民、道との協働の仕組みにつきましては、戦略専門部会の皆さんとの意見交換を踏まえ、策定作業を進めていくとともに、その経過については、広報紙メロディーや市ホームページなどを通じて、市民の皆さんにお知らせしてまいりたいと考えております。次に、次期総合戦略の策定スケジュールにつきましては、本年6月に示された国のまち・ひと・しごと創生方針2019等を踏まえ、現在の総合戦略の効果検証に基づき、新たな戦略の素案をまとめ、本年2月にパブリックコメント手続きを行った上で、本年度末に完成を予定しております。

再質問 5番 山崎一広

自席から再質問させていただきます。最初に、医師会、市民との合意形成ですけれども、市民合意と市長は言われておりますけれども、どのような手法をとられるのか。まさか住民投票でやるなどということにはならないかと思います。住民投票も3つに大別されておりますし、憲法に基づく住民投票、法律に基づく住民投票、条例に基づく住民投票、近隣では、たしか苫小牧市が制定していると承知しております。地域において、住民のうち、一定の資格をもつ人の投票により、立法、公職の罷免などの意思決定を行う手法なども考えられますし、混同しないように注意する必要があるかと思います。それと通院バスは、ある意味、民間病院を圧迫するのではないかと、死活問題にも発展するおそれがあるのではないかと思います。と言いますのは、なぜ市で幼稚園や保育所のバスを運行していないか、市長も役所に奉職された際、教育委員会におられたかと思いますが、私も教育委員会におりました。その時に、やはり市が運行すると民間は非常に煙たがり、嫌がります。同じように、市が通院バスを出すということになりますと、医師会との話し合いが、十分に必要ではないかと思います。バスを運行する、どこからどこに患者を持っていく、このように単純なことではないかと思います。この辺しっかりと医師会と話し合っていくべきかと思いますし、議論しなければダメだと思います。この辺、いかがお考えなのかをお聞きしたいと思います。それと医師確保、先ほど砂川の病院長とも話し合ったと言われますけれども、私の耳に入ってくるのは、砂川も岩見沢も、美唄市がどのようになっていくのだろうと警戒しております。特に、先ほど同僚議員からも総合的な医療、プライマリ・ケアの充実を目指して、何でも相談にのることができると、確かにそうです。すでにプライマリ・ケア学会は10年以上、本市に来ております。札幌医大の木村先生、3年前に訳あって札幌医大に戻られましたけれども、今でも週1回、美唄に通勤しておりますし、夜間診療も日中の診療もされておられます。このような先生を手放した。本当に美唄市としては痛いと思います。一昨年でしたか、学生さんが、プライマリの研修医として美唄市で研修しました。本当にこのプライマリ・ケアを進めれば、研修医を含めて、美唄市に多くの若手が来られるかと思います。この辺の活用も含めて、ぜひ検討されるべきかと思いますので、考えがあればお聞かせ願いたいと思います。それと、所信表明を改めて検証いたしますと、市民が主役のまちづくりで2点ほど、中長期財政運営方針や公共施設等総合管理計画の見直し、職員の定員適正化計画の策定、美唄にふさわしい病院建替え計画の策定、総合的な医療プライマリ・ケアの充実、通院バスの交通手段の確保、企業誘致型から地元企業支援型に必要な条例改正、栄幼稚園の存続、小中学校一体となった生涯学習センターの建設、大きく分けて、約8つの見直しや策定などがございますけれども、これは、今までは企画調整会議、政策会議、そして市長が辞められてからできました経営会議、昔は庁議と言っておりましたが、段階的に庁内で議論を踏まえて、職員間で意思を統一して、政策として決定してきたところです。これらを踏まえないで改めてお聞きしますが、市長ご自身で決められたのか、この辺をお聞きしたいと思います。中央小学校の問題につきましては、先ほど同僚議員からもありましたので、これはやめさせていただきます。栄幼稚園、生涯学習センターの構想も、美唄に見合った病院も同様と見ました。私にはどうも市長独自の判断、トップダウンで決めたのではないかと感じます。独裁的に見えますけれども、まだ副市長も教育長もおられない中で、先ほどからのご答弁でも、個別の答弁は避けさせていただきたいと。たしかにまだ1カ月も経っていない中で、どのように進めるのだ、どのように行くのだと、これは非常に難しい、お答えできないと思いますけれども、現時点でお答えできる部分でけっこうですので、お答え願いたいと思います。それと総合計画、ご答弁の中で7月中に市民検討委員会を設置し検討すると、そして令和3年1月をめどに、計画の完成と言われました。特に総合戦略については、最終年度であります。まち・ひと・しごと創世以下を一体的に推進することと言われております。今ちょうど参議院選挙が盛んです。地方版で、ぜひともこれらの予算獲得も含めて、市長は東京事務所にもおられました。東京の大学も出ておりますので、どうか、この辺、国と地方、そして市と道とあわせまして、途切れないように、この計画を進めていただきたいと思います。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、市民との合意形成についてでありますが、美唄市まちづくり基本条例第23条第1項では、説明・応答責任としまして、執行機関は政策立案、実施及び評価に至る過程において、その結果・内容・効果等をわかりやすく説明しますと規定しております。私は、条例の理念にあります市民との協働や情報の共有化を図るという原則に基づき、市民との合意形成を図ってまいりたいと考えております。次に、近隣病院との関係につきましては、現在、地域医療構想において、病院の病床機能を高度急性期、急性期、回復期、慢性期と4種類に分類した上で、地域連携による効率的な医療供給体制の実現を目指しているところでございます。現在、市立美唄病院では、主に高度急性期や急性期の患者を近隣病院に受け入れていただいている状況ですが、受け入れ先の病院からは、回復期や慢性期の患者は地元でしっかり診てもらいたいと、そういった希望を求められているところでございます。こうした課題の解決も含め、地域医療構想調整会議での議論や関係医療機関との協議を踏まえ、市立病院の果たすべき役割について、さらに検討してまいりたいと考えております。それから、通院バスについてでございますけれども、通院バスによる交通手段の確保についてでありますが、将来的な医療の広域連携を踏まえ、受け入れ先の医療機関との協議のほか、医師会など、関係機関との協議を進め、広域連携の見通しをもとに進めてまいりたいと考えているところでございますが、今、議員のご指摘にありました民業圧迫にならないように、そういった面につきましては、先ほどの地域医療構想の中で、それぞれ機能別、病院別に計画がありますので、そういったことを踏まえて、しっかりと民業圧迫にならないような役割分担の中で進めてまいりたいと考えております。最後ですが、医師確保についてでございます。現在、総合診療医等について、札医大との関係も少しずつでございますが、もててきている状況でございます。こういったことから、総合診療医の確保に向けて、私自身、先頭に立って、しっかりとした計画策定とともに、医療を担う医師の確保に向けて、最大限努力してまいりたいと考えているところでございます。

出典:美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月17日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる