みんなの議会

美唄市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日

(1)大雪被害の実態について/(2)秋まき小麦の廃耕面積について/(3)啄木の歌「一握の砂」について/(4)「心のノート」について/(5)武道の必修化、柔道について/(6)いじめ、不登校について

2012年6月19日、美唄市議会の一般質問で、森川明議員が「大雪被害の実態について」「秋まき小麦の廃耕面積について」「啄木の歌「一握の砂」について」「「心のノート」について」「武道の必修化、柔道について」「いじめ、不登校について」について質問し、市長 髙橋幹夫、総務部長 市川厚記、教育長 安田昌彰が答弁しました。

質問者
森川明 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、総務部長 市川厚記、教育長 安田昌彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 森川明

平成 24 年度第2回定例会にあたりまして、大綱6点について市長、教育長に質問をいたします。まず、1点目ですけれども、大雪被害の実態についてです。市の状況ですが、今年の冬は大雪猛威をまざまざと見せ付けられました。岩見沢市は、積雪 208 センチメートルは 349年ぶりの規模だという江戸時代以降の歴史的な大雪だったそうです。美唄の南部、私の住んでいる峰延地区は、岩見沢と積雪量は変わらず、連日雪との闘いが続き、大変に苦労をいたしました。被害状況も明らかになってきましたけれども、対応したこの豪雪に対し、市担当者の労苦に対しては、感謝をいたしております。そこで、伺いたいのは、市全体の被害額と公共施設と民間施設に分けて、対応した経過を含め、被害額を伺います。2つ目は、ごみの最終処分場の現況につい- -63てです。公共施設と民間を含めまして、樹木等の枝折れや、幹がさける被害は膨大なものでした。燃えるごみの収集日には、樹木等が山に積まれておりました。ごみ袋に貼るごみの処理券、1枚 80 円ですけれども、すぐ売れきりになったと。私の家は、20 枚ほど使い切ったという状況でした。この膨大な量をパッカー車で最終処分場に持ち込まれたわけですけれども、樹木等を取り出して再利用というのはできなかったものなのかどうかと。埋立地の当初計画より早く満杯になるのではないかというふうに大変心配しております。この件につきましては、同僚議員からも質問がありましたけれども、樹木の再利用できなかったのかを含めまして、この状況、現況についてお伺いをいたしたいと思います。3点目は、空き家条例の制定についてです。空知総合振興局の調査では、大雪による建物の被害は、4月末で管内 20 市町で合計 422 棟になると言っておりました。倒壊した建物は、所有者が解体をするなどの処理をせず、手つかずが残っております。市にも何棟かあるわけです。これを行政代執行などで強制的に解体はできないものなのかどうか、条例の制定が必要なわけであります。放置されているこの民間住宅という棟数が多くなればなるほど、非常に危険な状況があるわけですから、この条例制定に対する状況をお伺いをいたしたいと思います。2点目は、秋まき小麦の廃耕面積について、市の状況についてです。今年は、何度も言っておりますけれども、記録的な大雪によりまして、雪解けが遅れ、秋まき小麦の雪腐病が多発し、いわゆる耕作を取りやめる廃耕が全道で、5月 15 日現在、前年同期比が5倍の2,301 ヘクタールに上がったと、これは、北海道農業共済組合連合会が取りまとめた結果が発表されておりました。北海道全体の作付面積が 107,176 ヘクタールですから、占める割合は、2.1%で、20 年間の確定値と比較すると、6番目に高い結果だそうです。そういう状況に、空知の管内が 1,301 ヘクタールと突出している。作付面積に対する割合は 8.5%にもなっております。また、空知総合振興局は、これは農業改良普及センター等の調査ですけれども、6月1日現在、空知管内の廃耕は 1,180 ヘクタールとなり、最近では 2006 年の 1,590 ヘクタールに次ぐ多さと発表しておりました。空知管内全体の作付面積が 1 万5,291 ヘクタールですから、これは 7.7%に達しており、調査時点が 15 日間の違いがあったにせよ、かなりの差がある結果となっておりました。秋まき小麦が畑の積雪期間が 150 日を超えると病気が発生し、生育不良となります。作況では、空知総合振興局の発表では用水形成期が1週間遅れ、例年より茎数が不足し、その後の高温により、生育の回復しつつあるものの、収穫の大幅減が懸念をされていると、そう答えておりました。心配なのは、市の状況についてです。秋まき小麦につきまして、次の点についてお伺いをいたしたいと思います。1つは、市の廃耕面積と、戸数、作付面積に対する割合。2つ目は、廃耕後の作物と行政としての営農指導の状況。それから、3点目は、現在の生育状況についてです。- -643点目は、啄木の歌の「一握の砂」美国といえる停車場についてです。今年は、歌人石川啄木が亡くなって、100 年になります。ふるさと岩手県の渋民村、これは、現在の盛岡市ですけれども、没後 100 年に非常な盛り上がりを見せているとのことです。啄木は、北海道でわずか1年弱放浪の日々を過ごした後、上京し、開花されましたが、1世紀前に綴られた啄木のふるさとへの思いのメッセージが今多くの心に響いており、私もファンの一人として「一握の砂」とこれは竹輪書房で、全集8巻が出されておるわけですけれども、一通り目を通しました。なぜ、定例会質問に啄木の歌を持ち出したのか、既に、美唄駅前とホームにも立派な歌碑があります。これです。「石狩の、美国といえる停車場の柵に干してありし、赤き布片かな」石川啄木のこの歌です。この一説、美国の駅についてですけれども、美唄駅の間違いであるということは、広く市民には認識をされ、伝わっております。啄木の「第1歌集一握の砂」の一首ですが、最近になって、亡くなって 100 年を契機かもしれませんけれども、何か騒々しくなってきました。それは、美国というのは、美唄の駅でないという節です。後志管内の積丹町に美国はありますけれども、鉄道は通っておりません。時、1908 年明治 41 年啄木は小樽から釧路に向かう軌跡で岩見沢に、1月 19 日と20 日と2泊をしています。岩見沢駅長だった義理の兄、山本喜三郎宅に泊まり1月の 21 日に岩見沢駅午前 10 時半2番ホームから旅立ち美唄を通過をいたしました。当時の駅は、明治 24 年7月5日開業の近くでは、峰延と美唄と奈井江の各停車場しかありません。その時に車中で読んだ歌と思われていました。ところが、現在、美国を札幌近辺と説を唱える方が多くなってきました。また、忘れがたき人々は北海道の体験が、時系列に並べられている。その前後からしてみますと、美国は、札幌と小樽の間のどこかの停車場で読んだんでないか。これは札幌啄木会の代表の説がありました。1911 年明治 44 年の北大寮歌あるんですけれども、その歌詞として「藻岩の緑」の歌詞に、「あわれ美の国石狩の」とある点が強調もされているんです。いわゆる、それはもう札幌周辺でないかということです。さらには盛岡市の学芸員は、「赤い布切」の赤は啄木にとっては命の象徴であると。特定の駅をさしたものではない、自分は、北海道にこの地で生きているというこの証を表現したかったという説もあり、今、美唄駅をそれぞれ指定をしている訳です。メロディーの前の市政だより美唄をひもといてみますと、広報美唄ですけれども、平成元年 12 月1日号の美唄由来雑記では、「赤き布切」は、足の保温のためのつまごの中に巻く赤ケットだ、美国は、美唄の誤りであると解説をしています。これは、もう啄木のみぞ知ると、こういうことになるかもしれませんけれども、この美国は、何処の駅か、色んな説を先程言いましたけれども、こういう説を踏まえまして、是非、市長の率直な考え方を、この辺でお伺いをいたしたい。このように思います。4点目は、心のノートについて、教育長にお伺いします。校内暴力や青少年の凶悪犯罪が多発したと、そして、道徳教育に向けて文部科学省は、14 年の4月から 7 億 3,000 万円さらに増冊 3 億 8,000 万、合計 11 億 1,000 万- -65という膨大な予算を公表いたしまして、全児童全生徒に学校教育のいわゆる道徳教育の充実ということで、心のノートを配付したわけです。私自身、心のノートが4冊にまたがっておりますけれども、見たことがありませんでしたので、教育委員会学務課長にお願いをし、すべてを読むことができました。この件につきまして、次の点についてお伺いをいたしたいと思います。心のノートについての要約した内容と、それから、2つ目は、いつごろからの導入時期だったのか、3つ目は、使用を強制する動きがあったと聞きましたけれども、それは事実なのかどうかと、4点目は、実施後の成果をどうとらえているか、この点です。5点目は、武道の必修化、柔道についてです。以前にも質問したことはありますけれども、その後、どう経過をたどってるかということで、かかわる問題点につきまして、お伺いをいたしたいと思います。今年の4月から中学の新学習指導要領本格的に実施をされまして、男女問わず、1、2年生の体育の授業に武道が必修となりまして、市も柔道を選択をしました。で、それに対応する柔道着等の予算化もされたわけであります。しかし、実施となると、危険性と向かい合わせですけれど、課題も非常に多いわけです。注目すべきは、中央審議会では、日本古来の伝統的な行動と精神の復活を警鐘しつつ、技術的な指導よりも伝説を重んじる精神の指導に力点をおくという。つまり、「礼に始まり、礼に終わる。」この精神を鍛えるということで、余り無理をするなという、解釈に受け取りましたけれども、精神文化を教えはぐくむと言うまでには何かほど遠い現状と思っております。さらに、道教育委員会は、柔道の事故の危険性から、技の形がしっかりできるまでは投げはさせないとまで指導方法を言い切っているんです。課題は、全て解決済みと教育委員会は判断しているかもしれませんけど、次の点をお伺いをいたしたいと思います。これは、もう既に二学期から実施すると言っておりましたから、実施されるのかどうか、2つ目は、衛生安全の確保に問題点は多いのではないか。3点目は、指導者の研修はどのように行われてきたのか。4点目は、教師以外の外部指導者、これはあり得るのか。5点目は、礼儀に始まるんですから、日本の心を学ぶということになれば、体育の授業といえども、将来、将棋・囲碁もこれも加えてもいいんでないかという。率直な考え方、この点をお伺いします。最後の6点目になりますけれども、いじめ、不登校について、市の状況と対応についてお伺いします。文部科学省は、学校基本調査と問題行動調査これは毎年実施されているんですけれども、それを見てみますと、2010 年度道内で 4,731 件、前年度比 36.8%、と4割近くも増えてきていると、1,000 人当たりは 8.3件に、これは大きく北海道は、全国を上回っている程度の実態なんです。また、年間 30 日以上欠席した不登校についても、小学校、中学校で 1.8%減ったものの、高校では逆に11.9%も増えている。全国平均の5倍近い伸び率を連続して増加となってきている訳です。いろいろ要因があると思いますが、生活不安など情緒的混乱、無気力、また、いじめの原因で不登校になる。こういうケースもあると思います。親と学校とでは、要因分析はそれ- -66ぞれしてるんですけど、何かズレがあるんでないかと。いろんなケースが指摘をされ、学校は子どもの親の声を聞く姿勢が必要で、学校だけで抱え込まずに親の責任もあるわけですから、学校と親などとの連携をさらに深めて、解決の方向を見い出していかなければならないのではないかと思ってます。文部科学省が、不登校経験者を対象に、大規模な追跡調査を平成 10 年から 11 年にかけて連続して実施をいたしました。まだ、その結果等は公表されておりませんけれども、先に述べましたように、いじめが8万件、不登校を 11 万件にこれも年々ふえている現状では、迅速な対応が急務であるというふうに思っているわけであります。そこで、数々の取り組みについて実施していると思われますけれども、お伺いしたいのが、1点、昨年の4月から本年3月までのいじめの美唄市の不登校の件数、それから解決に向けての対応状況。3点目は、不登校は 30 日以上欠席したということになってますけれども、30 日の根拠、この点をお伺いをいたしたいと思います。以上、この場の質問といたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

森川議員の質問にお答えいたします。初めに、大雪被害の実態について、ごみの最終処分場の現況についてでありますが、豪雪により折れた樹木等がパッカー車によって、運び込まれた量については、他の可燃ごみと混合されているため把握できておりませんが、樹木等を直接搬入している量につきましては、約 70 トンとなっております。なお、再利用については、樹木を破砕後、チップ材とする方法がありますが、運搬費用等処理費が1トン当たり約 1 万 3,000 円と高額になることから、埋め立て処理をしているところでございます。また、このことから、現在の処分場の計画期間は平成 33 年度となっておりますが、埋立量が増加することから、埋め立ての計画期間が短縮になると予想されます。次に、空き家条例の制定についてでございますが、条例の制定につきましては、本市の場合、所有者が市外転出や死亡等により改善措置や指導、勧告、命令等は、実際できないものと考えられますが、全国的には、市による行政代執行を含めた条例が制定される動きが出てきており、今後、近隣の自治体とも情報を交換しながら条例制定も含め、空き家対策について検討してまいりたいと考えております。また、管理放棄された建物については、防災、防犯、景観上の観点から、地方自治体が解体撤去等を弾力的に対応できるよう法整備を行うとともに、その費用についての財政措置の拡充を国に要望したところであります。なお、昨年の消防査察の結果では、空き家等が 1,175 戸となっておりますが、大雪で倒壊し放置されている民間住宅の棟数については、全体は把握してないところでございます。次に、秋まき小麦の廃耕状況についてでありますが、5月末時点での廃耕見込み面積は411 ヘクタール、戸数は 144 戸となっており、このことによる廃耕割合は、20.7%で、また廃耕に伴う他作物への転作割合は、大豆へが60%、緑肥へが 26%、春まき小麦へが7%などとなっております。このことにより、今年の作付予定面積は、秋まき小麦が 1,498 ヘクタール、大豆が 1,343 ヘクタール、春まき小- -67麦が 341 ヘクタール、緑肥が 276 ヘクタールなどとなっております。廃耕に至るまでの技術指導としましては、空知農業改良普及センターや農協が生産者に対し、融雪剤散布による融雪促進や追肥量の増による茎数確保を指導してまいりましたが、茎数の少ないほ場については、廃耕とせざるを得なかったところであります。秋まき小麦の生育状況は、空知農業改良普及センターが6月1日現在でまとめた調査結果では、生育は3日遅れまでに回復しているものの、平年に比べ草丈が短く、茎数も少ない状況となっております。次に、啄木の歌「一握の砂」について、美国といえる停車場の解釈についてでありますが、第1歌集の「一握の砂」の一首である石狩の美国が何処の駅を指すのか、啄木ファンの間では、今も謎となっているところでありまして、さまざまな解釈がなされているところであります。また私といたしましては、啄木が読んだとされるこの歌が美唄であってほしいと思っており、この歌で、市民の皆さんが美唄に対する郷土愛をより一層、深めていただきたいと願っているところでございます。なお、大雪被害の市の実態につきましては、総務部長から答弁させていただきます。私からは以上です。

答弁 総務部長 市川厚記(総務部長は2014年9月まで)

大雪による市の被害実態につきましては、私から答弁をさせていただきます。公共施設の被害状況としましては、農業被害では7件、被害額は 8,276 万 1,000 円、建築土木被害では 48 件、被害額は 2,571 万 8,000円、民生被害では 12 件、被害額は 220 万 6,000円、衛生被害では4件、被害額は 1,636 万3,000 円、商工被害では6件、被害額は 167万円、教育被害では 44 件、被害額は 2,309 万円、その他被害では3件、被害額は 246 万6,000 円となっており、公共施設被害の合計は 124 件、被害額は 1 億 5,427 万 4,000 円となっております。ビニールハウス等の民間営農施設の倒壊等は 1,132 件、被害額は 1 億2,963 万 1,000 円なっており、公共施設と民間営農施設の合計で 1,256 件、被害額は 2 億8,390 万 5,000 円となっております。民間住宅等の被害については、被害額を含め、全体を把握しておりませんが、現在、建設関連団体を通じ、市内における被害復旧等の受注状況について調査をお願いしているところであります。なお、豪雪により、本市が発行した罹災証明については、住宅は、全壊9件、半壊2件、一部損壊 23 件、計 34 件、倉庫等は全壊 15 件、一部損壊5件、計 20 件で、住宅倉庫等合計で 54 件となっております。以上でございます。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えします。初めに、「心のノート」についてでありますが、「心のノート」は児童生徒が身につける道徳の内容をわかりやすく表し、道徳的価値について自ら考えるきっかけとなる。また、道徳の時間を始め、学校の教育活動のさまざまな場面で使用すると共に、児童生徒自らが書き込んだり家庭で話題にしたりするなど、生活のさまざまな場面においても活用することができるものであり、平成 14 年度に導入されております。次に、「心のノート」の活用につ- -68いてでありますが、各学校においては、道徳の全体計画が作成され、それを基に道徳の時間を中心にした年間指導計画が策定されております。その中で学年ごとに示されている内容項目や児童生徒の実態にあわせ、補助教材として「心のノート」の活用は計画されています。教育委員会としましては、全国的に発生している子供にかかる痛ましい出来事なども踏まえつつ、児童の発達段階、特性等を考慮した創意工夫ある指導が行われるよう各学校に指導を行っているところであります。道徳教育については、道徳の時間をかなめとして、学校の教育活動全体を通じて、命の尊さや、人とのかかわりの大切さ、社会とのかかわりの大切さを学び、自ら考える取り組みとして、児童生徒を育成する上で大変重要なことであります。また、道徳心の涵養や規範意識の育成は、学校のみではなく、家庭、学校と家庭が連携して取り組むことが望ましいと考えております。そのため、「心のノート」は、道徳の補助教材として児童生徒が自らの考えを書き込みながら、自らを見つめ、自らの行動を振り返り、道徳性や規範意識を学び、道徳的価値について考えるきっかけとして理解を深めていくことが出来るものと考えております。次に、武道の必修化、柔道について、武道の実施についてでありますが、中学校における武道の導入につきましては、本年度から中学校で新学習指導要領が完全実施され、本市では、柔道を選択したところであり、昨年度先行実施した峰延中学校を含め、秋以降の実施となります。柔道の授業実施に当たっては、安全性に十分配慮しながら進めていくことが必要であり、北海道教育委員会や関係団体との連携により、指導体制の充実に努めていくこととしております。また、柔道着につきましては、保護者負担の軽減に配慮し、教育委員会で購入して各学校に必要数を配備しており、これを生徒に貸与し、貸与期間中は自主管理によって衛生面に留意し、使用してもらうこととしております。指導者の研修につきましては、体育担当教諭に対し、北海道教育委員会が実施する研修会を積極的に受講させると共に、美唄柔道連盟との連携による外部講師の導入を図ってところであります。新学習指導要領において武道を必修とした狙いは、我が国の伝統的な武道を学ぶことにより、相手を尊重する精神や我が国の文化や伝統を身につけることはもとより、これからの国際社会において世界に生きる日本人としての誇りや自身を身につけることを目的として、体育の教科の中に取り入れたものであります。次に、いじめ、不登校について、本市のいじめ等の実態についてでありますが、平成 23年度におけるいじめのケースについては、小学校7件、中学校 27 件となっており、不登校児童生徒数については、小学校5名、中学校26 名となっております。次に、対応状況についてでありますが、いじめにつきましては、教職員間で実態の把握等、対応の共通理解を図り、児童生徒本人の心に寄り添う相談体制を築くとともに、道徳の時間や学級活動での指導を通じて、いじめを許さない風土づくりやいじめられた児童生徒の心に寄り添う指導の取り組み、児童生徒が自らの問題として、考えるための児童会、生徒会での取り組み、さらには、保護者PTAと連携した取り組み- -69を進めているところであり、必要に応じてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、児童相談所といった関係機関とも連携しながら、いじめの解消に努めております。また、いじめの早期発見、早期対応として、各学校においては、児童生徒へのアンケートの実施や面接、日記を活用した取り組みが行われており、いじめは絶対にしてはいけないという意識の育成にも努めてるところであります。その結果、平成 23 年度においては、すべてのいじめが解消されております。次に、不登校児童生徒の対応につきましては、主な理由として、集団不適応、無気力、複合型となっており、生徒指導にかかわる校内委員会で組織的に取り組むと共に、担任を中心に家庭訪問や電話連絡による粘り強い取り組み、放課後の登校や保健室登校といった登校場所の確保など、学校との接点づくりに努め、さらには適応指導教室への学校復帰を目指した対応、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーのほか電話等での相談体制を整えているところです。なお、不登校とする欠席日数につきましては、学校基本調査において、年度内に連続または断続して 30 日以上欠席した場合を長期欠席としております。以上で、ございます。

再質問 6番 森川明

それでは、自席から、意見等も含めまして、再質問いたしたいと思います。1点目の大雪の被害の状況ですけれども、公共施設、民間施設をあわせて、1,256 件の 2億 8,390 万 5,000 円との答弁でした。民間住宅の被害は、今、調査中ということですけれども、さらにそれが加わりますと、被害額が増えることであると思ってます。岩見沢市も、ここに広報がありますけれども、かなり、記録的な大雪被害ということで、それぞれ載せておりますけれども、岩見沢市は、6 億 7,000万円と、美唄の、約2倍以上も被害があったという現実があるわけですけれども、全く、その一面を見ましても、受難の年であったというふうに思っております。緊急性を考慮いたしまして、公共施設等の被害復旧に迅速にひとつ対応していただきたい、このように思います。2点目の、ごみの最終処分場の現況についてですけれども、とにかく大量にごみが出されましたので、最終処分場は、これも同様な同僚議員からも質問あった経過がありますけれども、大丈夫かということを常に心配をしていました。また、地域住民からも、もう満杯で捨てるところがないんでないかと、若干、大げさな表現ですけれども、そういう意見も数多くあったことも事実です。岩見沢市の場合は、お聞きをいたしますと、樹木等は、美唄と違って生ごみと一緒でないということですから、美唄はパッカー車に一堂に会して詰め込んでいるというような状況があるわけですけれども、岩見沢市の場合は、樹木等は別に保管をし、産廃業者で再利用しているという事を伺ったわけでございまして、その点を考えてみますと、美唄の状況どうかなということを質問として取り入れたということでございます。確かに美唄の場合は、分別は不可能であったと、また、直接搬入をされた量は、答弁では、確か 70 トンと言っておりました。この 70 トンについても再利用が出来ずに埋- -70め立て処理をしたということでした。お聞きをいたしますと、平成 33 年で満杯になるということもお答えとして伺っておりますので、今後さらなる対策が必要になってきているのではないかというふうに思われております。3点目の空き家条例の件につきましては、空き家等は、1,175 件ということで回答ございました。以前も定例会で、この種の質問も多く出た、こういう経過があるわけですけれども、今回の大雪によって、倒壊したのが増えてきてるという事で、この条例というのは、やっぱり必要でないかというふうにも思われるわけであります。滝川が既に条例が設置されたという事で、また、北竜町、三笠市、この間の新聞で見ますと、歌志内も検討に入っているということをお伺いをいたしております。また、相続放棄した不在家屋は老朽化をして全く危険です。周囲の環境への悪影響もあるわけですから、全国的な統一ルールというのをやはり、立法化措置が必要でないかなというのを考えているんです。その辺のあわせて取り進めを願いたいというふうに思っております。それから、2点目の、秋まき小麦の廃耕面積の関係は、今回の農作物の中で特に秋まき小麦ということで重点的に美唄市の状況をお聞きをいたしました。また、詳しくお答えをいただきました。廃耕見込みが 411 ヘクタールで、戸数は 144 戸あると、廃耕割合は、20.7%と、これは相当な数に上がってるっていうことであります。私は、これに伴って転作物の転作というのは大豆一辺倒ではないかなと、思っておりましたけれども、大豆が 60%で、緑肥が 26%、春まき小麦に7%、また、その他に7%という実態を知ることができました。秋まき小麦の作付面積は、1,298 ヘクタールであります。生育状況の遅れも今、お答えですと、3日まで回復をしたということでありますが、草丈が短く茎数が少ないとこういう現状では多くを望めないのではないかというふうに感じ取ってるわけです。この間、北海道新聞に、独立行政法人北海道農業研究センター畑作部は、十勝の芽室にあるんですけれども、その芽室の研究員の方が注目すべき点を申しておりました。いわゆる秋まき小麦ですけども、春の高温と夏の高温が重なったときいわゆる二重の条件の連動と、そういう表現を使っておりましたけれども、これは、不作になるという調査の結果が出されております。データも色々あるようです。春に、生育が遅れると、夏の暑さで葉と穂の登熟期間と重なって、実が細くなって停止終了になると、結論的にはそういうことなんです。対策としては、融雪剤散布とか農作業を早目に行うと。もともと暑さには、麦は弱いわけですから、高温に対する対応できる北海道の麦の品種開発を今、鋭意努力をしてるということですから、これは見守っていきたいなというふうに思ってるわけであります。5月 31 日には道農協畑作青果対策本部が道内の秋まき小麦が、11 万 1,500 ヘクタールと位置づけ、全道 9 万 4,627 ヘクタール、空知は 1 万 3,790ヘクタールという指標です。これが示されましたけれども、なかなか現実としては減ってきておりますので、厳しい状況にあるわけです。今後とも農業改良普及所と連携を密にしながら、生産者に対する技術営農指導を1つ強めていただきたいというふうに思います。- -713点目の、啄木の「一握の砂」です。美国は、美唄ではないという説、市長も、率直に、考えをお伺いしましたところ、この歌が美唄であってほしいという思い、これは、全く同感です。実は、質問の中でちょっと触れたんですけれども、理由付けの1つに、「啄木短歌の世界」の冊子によりますと、系統番号が出ているということなんですが、市長もご存知のことと思いますけど、例えば、有名な 315番は、「函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌矢ぐるまの花」と、これが 315 番です。次に、函館で歌った、倶知安で歌った、その後に、341 番目に、「石狩の美国といへる停車場の 柵に乾してありし 赤き布片かな」、これがあるんですよ。早すぎますね。あらっと思いました。そして、342 番目に、これも有名なんですけれども、「かなしきは小樽の町よ歌ふことなき人人の 声の荒さよ」、それが、美国の次に小樽が出てきてると。そして小樽、札幌読んだ後に続き、364 番目として、「みぞれ降る 石狩の野の汽車に読みし ツルゲエネフの物語かな」、これは、おそらく札幌周辺を歌ったということに載せられておりました。370 番が先ほど言いましたように、2泊した岩見沢でも歌を歌ってるんです。「乗合の砲兵士官の 剣の鞘 がちゃりと鳴るに思ひやぶれき」、こういう歌ですけれども、これは岩見沢の 370 番。そして 376 番に、「空知川雪に埋れて 鳥も見えず 岸辺の林に人ひとりゐき」、これもおそらく条件を見ますと滝川付近ではないかなと判断もするんですけれども、時系列に並べますと、確かに、ちょっと、札幌近郊か、小樽近くの駅か、と言ったらそうかなという説得力もあるというふうになるかもしれません。また、明治 44 年、1911 年の北大寮歌藻岩の緑の歌詞には「あわれ美の国石狩の」というのも、やっぱりありました。これは当時は、札幌近辺を美国と称していたということ。そういう説もありました。ですから、美唄ではないというのも、濃厚であるということです。また、さらに赤いきれは、啄木は、命の象徴であって特定の駅ではないんだと、北海道は、自分が生を実感をしている、これを表現として、赤い布片ということで歌っているんだという。これは、東北、盛岡の石川啄木記念館の学芸員の説もあるんです。広報美唄はメロディーの前身ですけれども、平成3年 12 月1日号の美唄由来雑記によりますと、石川啄木と北門新報の件に触れております。北門新報が自主的な経営者が美唄のその前身、沼貝村の桜井良三氏だと、桜井氏と啄木がその場で面接していれば、美唄の停車場の名が間違えることはなかったんではないかというふうに述べられているわけなんです。先の「赤き布片」これも、足の保温のための赤ケットであるということもこの上、記述をしているわけです。26 歳2カ月で亡くなった天才です。石川啄木は、車中で歌われた歌、この一節「美国」は、謎に包まれておりますけれども、調査をするうちに何か違いはあるのかなという感じも一瞬よぎりましたけれども。「美国」は、あくまでも美唄の間違いであるということを私は、信じております。以上、市長の関係つきましては、質問のお答えはいりません。感想を述べたということでご理解してください。次に、4点目の「心のノート」についてです。これらの4冊は、小学校の1、2年用、- -723、4年用、5、6年用、そして中学生用と、4冊になっておりまして、21 年度の改訂版ということで読ましていただきました。快く見せていただきました教育委員会には感謝しておりますけれども、内容を要約して見ますと、非常に、一つずつ見ていますと、感銘を受けた内容もあるんですよ。いわゆる心に響くという、「道」という文章だとか、または、あの「初めの一歩」だとか金子みすずの詩も載っているとか、全体的なレイアウトを見てみますと色合いも大変よろしいと。心に響くものもあったという事も事実でございます。いわゆる道徳的なこれが歌詞なのかなというような、考えさせられる一面もあったんですけど。反面、やっぱり理解しがたい面もありました。5、6年生用ページ、52 ページには、相田みつをも載っとります。「寄り添うこと、分かり合うこと」ということで、「瀬戸物と瀬戸物のぶつかり合い」ということで、最後、「柔らかい瀬戸物」というのはあるのかなという感じもしております。また、相田みつをの独特な字ですね。文字、これがひん曲がっておりまして、こういろいろある。児童に、どう心を捉えているのかなと、不思議な面も持ちました。また、同じく5、6年生用の 74 ページには、節義という漢字、難しいこれなかなか読めない字が出ていると。これについても、その何も解説なく、そういう難しい漢字がぽっと現れてきている。それとまた同じく、5、6年生用の 62 ページの「命を惜しむ」とこういう欄で奇跡に近い当たり前という事で、命は奇跡を結びつけているんだと、生きているんだと。生きていることが奇跡といえると、ここが何か結びつかないんですよね。あれっていう感じを持ちました。表現としては、何か変でないかなということを思いましたし、中学生用の 124 ページには、我が国を愛し、そして発展を願うと日本を愛することが狭くて排他的な自国賛否であると、そう思うかなと感じとしましてもその解釈の難しさを感じましたし、28 ページには、その世界の平和というというのが載っていました。NPO、NGOボランティアと載っているんですが、全く解説がされていないという、この辺も、ちょっと理解に苦しむ位置もあった。いずれにしても、「あのね、こんな道徳の勉強をしてる」とか、「道徳の時間を見つけるのが必要だ」とか、「道徳の時間を気にせずどう感じているか」と。それぞれこの四角に書く欄がありまして、何かその書かせるための教材ということで、はっきりいうと担当する先生も大変だなというような感じを受け取ったわけです。といいますと、実は、平成 15 年の第1回定例会とその時の特別委員会、この場で質問に「心のノート」があるということで、ひもといてみました。議事録を見たわけであります。当時の米田議員は、「心のノート」これにつきましては、質問に対して、当時の井村指導主事の答えです。教科書でも副読本でもないと、教材である。ただ、この活用には、強制であってはならないと。これは、文部科学省の基本的な考え方であるという。また、特定の価値観を子どもたちに押しつけるということは、どちらにせよやはり教育の本来のあり方でないというふうに考えております。「心のノート」の活用については、学校の方でも、そうした部分でこうした心の教育の活用につきましては、学校の方にもそうした部分のあり方- -73につきまして、指導、助言をしながら適切に対応してまいりたいと。そのまま書きましたけれども、そう指導主事は答弁をしております。さらに週刊誌で「週刊金曜日」というのが出されています。これは、教育庁が目通りしております。これと思いますけれども、「週刊金曜日」の 2003 年の6月6日 462 号に「心のノート」の作成担当者これは文部科学省の京大調査官ですよ。柴原弘志さんという方。この方は、学校や先生によって道徳の内容や時間数がばらばらという実情があり、「心のノート」を使うか使わないかは現場の自由で、道徳の学習指導要領は、イラストや写真を使ってわかりやすくしたものがこの「心のノート」であり、これをベースに道徳の授業を行うことは、文部科学省としては考えていない。ここまで言い切っているんですよ。教科書にも副読本でもなく、活用に介しては、ノート集は強制はあってはならないということも駄目押して書いておりました。先程、担当する先生も、これまた大変だなということを申しましたけれども、「心のノート」は児童生徒が主体的に自ら連続性を育んでいける教材なのか、心理学の専門家が創ったノートなんです。小中学生の道徳の時間、平成 14 年から週5日制となり、祝日も多くなってきたと、授業時間が減ってきてる中で、どのように協力し合い、時間を確保するのか。先生も多忙化と合わせまして、指導面ともいろいろ意見があるというふうに思っております。校長のリーダーシップのもとに、命の大切さ等の指導方法も最終的には、教える先生の責任にあるという事になっているのではないでしょうか。こうあるべきかという、内容一つ一つノートに記すことになるわけですけども、もっと自由な必要性、何かこの押しつけというような感じを全体的な意見として、私は受け取りました。そこで、質問なんですけれども、「心のノート」の現状につきましては、あくまでも補助教材で教科書でも副読本でもないという位置付けですか。また、文部科学省も先ほども触れましたが、作成担当調査官は、「心のノート」をベースに道徳の授業を行うことは考えていないと発言をしてるんです。このことから、使う使わないかは現場の判断と理解していいのかどうか。さらに活用の強制に関して、過去に、このようなことがなかったのか、あったのか。そういう点についてもちょっと触れていただきたい。このように思うわけです。5点目の、武道の必修についてですよ。2学期からと、秋からという、表現のお答えでした。これはもう実施せざるを得ないというのが本音でないかというふうにみておりますよ。衛生面で柔道着の洗濯等、また、保護者負担もありますし、安全対策は万全とは言えません。実に多くの方が事故で亡くなっているんです。重い腰を上げまして、公立学校教員採用候補者選考に保健・体育の教員にこういういわゆる実技に新たに今度、武道が加わったようです。また、研修会、体育教師も積極的に受講させる、しかしながら、短期間で実技をマスターするのは大変でないかと思ってますよ。実は切って持ってきたんですけれど。「月間武道」というのがあります。「心技体人を育てる総合誌武道」を教育長は読んだことがありますか。この武道という財団法人日本武道館の発行で、これが宝くじの社会貢献の広報事業の助成で受けてる本なんです。- -74しかし、それでありながら、月 530 円の有料であると。なかなかこの本どこから出しているのかなというチェックしてみますと見付からなかったんですが、岩見沢の図書館で毎月出されて並んでおりました。その中で、内容を見てみますと、教育勅語ですよ。に、学ぶと。これ天皇が国民に対して発表する言葉です。道徳論が国を変えていくという高い理想を進められている。ですから、中学校の武道必修化完全実施、この高く評価をしているんですよ。雑誌にもいろいろの種類がありますからね。これをわからないことがないというふうに判断しますけれども、その何かその必要性というのが武道の必要性が本当の押し付けでないのか。という感じが強く思って読めば読むほどすっきりしなかったと。こういう実態です。ですから、何度も言うように、安全対策というのをもっともっと目を向けるべきだというふうに思っております。文部科学省スポーツ・青少年局は、柔道について、安全対策の中で事故の環境をちょっと触れてますよ。事故の危険性が高い大外刈りや、体落などの技についてはすべての生徒に経験させるわけではないと説明してるんですよ。道教育委員会についても必修で、未経験者の体育教師が教えるのが心細い投げ技や固め技を完全に指導できるようになるのは難しいと、ここまでこれ言い切っているんですよ。ですから、文部科学省は、生徒の程度に応じてそれぞれの技能を見極める力を教師の短期間の中で研修に見つけるのは至難の技であると。こういうコメントもあるんです。安全確保に関して国のやる制度もないと。むしろ研修そのほうがおかしい。必修されなかったんですよ。今回の必修そのものがおかしい感がする。受身ばかりの練習で終わらせようと。ですから、伝説もなにもあったもんじゃないですよ。ごろごろ転んだその受身だけで終わったのかと。私はあえて最後に載せましたね。質問の中で。将棋・囲碁も体育の授業とはちょっと相反するっていう感じがあるかもしれませんけど、将来的とあえて加えました。といいますのは、先ほど言いましたようなこの武道の中にも将棋があるんですよ。いわゆる礼に始まり、礼に終わる。心を学ぶ。ですから、将棋・囲碁もやっぱり将来的には、考えたことに、非常にいわゆる中学校生徒ですか、入りやすい項目でないかなというふうに思っております。そして、武道となるとどうしてもその勝ち負けにこだわる。そうは、いかないわけですよ。そこで、実施に関わる問題点について再度質問をいたしたいと思います。平成 22 年までに、過去 28 年間の中学と高校の授業や部活動で、114 人が死亡してるんですよ。114 人も死んでると、安全を確保するための制度であり、一定の基準等がこれは絶対必要なんです。また、実施に当たって畳や壁等の安全対策は万全な状況になっているのかどうか。安全に、授業を進めるために道教育委員会は、危険な投げ技をしないとまで考え方を示してる。そういった柔道の根本につながる技の指導を避けてまで実施すると、何の意味もないんでないかというふうに思います。さらに外部指導者の招聘を進めているというその人たちの講師と謝礼の考え方はどのようになっているのか。最後にふれましたけれども、将棋・囲碁の導入については、全く答えがないという現状です。将来展望を込めてどのようになってるの- -75かをお伺いをいたしたいと思います。最後の6点目いじめ、不登校についてです。市の件数の多さに、これ増えているんですね。この間新聞に掲載されていましたけれども、大人の世界でもいじめが今、非常に横行しているという、職場でいびられた、仲間はずれにされたと。口をきいてくれない。何をやっても注意を受ける。こういうパターンはね、子どもと同じように思われます。ただ大人のいじめはストレートな形で来るんですから、ストレートな形でこないことが多いということですので、陰湿という表現が当たっていると思います。児童生徒の場合、いじめの叫び声です。大人に聞こえてくるのかどうか。これがなかなかね、やっぱり学校が、先生が、友達が、果てはおばあちゃんが甘やかすからだとなるのですよ。そこで、そういうことを思っているうちはいじめなんて、不登校も解決しませんよ。これは、先生方本当に悩んでいますね。そのためには、広い視野を持たせようとする先生も保護者も地域の大人たちもゼロに向けての対策を責めていかなければならんと。視野が狭いと申しました。閉塞感に陥って、仲間の間でも意識が内向きである。そして、どうしても、じめじめ陰湿になってきつつある。どうすべきか、物質的に単に報酬という言葉があります。こういう時代、いわゆる欲しいものは次から次へと買い与える今、経済状態が違うから、若干、変わってきたかもしれませんけども、そういう時代に入って、その意欲も暮らしぶりも次々と欲しい物を与えてるっていう事で、荒廃化しているのではないか。ですから、物質的に恵まれているから、満足している子どもたちはそういうわけではないです。児童生徒を、狭い世界から引っ張り出すために好奇心が旺盛なのでそこを引きだしていく、ここが必要だというふうに思ってる。答弁では、いじめ、平成 23年度において、すべてが解消されたというお答えをいただきました。これは取り組みの成果です。不登校、これは断トツに高校生に多いわけです。不登校を起こさせない、学校は有意義な場所であるという自覚、人間関係を重視し、暴力は絶対に許さない。また、常に親とそうであれば連携をとりつつ、対応し、何事も毅然たる態度で対処すると学校生活に魅力を感じる集団で学ぶことの意義。こういうのを見い出せるように、努力をしていかなければならないというふうに思っております。そこで、再質問の関係ですけれども、答弁にありました不登校に、児童生徒に対する学校復帰に向けた教室として設置している適応指導教室についてです。これらの運営内容と昨年度の通級児童生徒、この状況について、お伺いをいたしたいと思います。いじめのない、不登校の出ない、よりさらなる対策を教育委員会として努力を期待いたしまして、再質問を終わります。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えします。初めに、「心のノート」の活用についてでありますが、「心のノート」は、道徳教育の充実を図る観点から、道徳的価値についてみずから考えるきっかけとして、理解を深めることができる児童生徒用の道徳教材であり、補助教材として作成されたものであります。次に、学校における対応についてでありま- -76すが、平成 23 年3月の文部科学省の通知において、「心のノート」や「小学校道徳 読み物資料集」などを組み合わせた教材を作成し、児童の発達段階や、特性を考慮した創意工夫ある指導がなされるよう求められてるところであり、教育委員会といたしましても、各学校において学校や児童生徒の実態、地域の特性に応じた指導が行えることが、望ましいと考えております。次に、これまでの活用状況についてありますが、年間指導計画に沿った活用、あるいは全国的に発生した子どもたちにかかる痛ましい出来事を繰り返さないためにも、時期を得た活用を図られ、校長をはじめ、教職員がさまざまな教育活動を通して命の大切さや尊さを考えさせる取り組みを進めるよう指示しているところであります。次に、柔道の実施についてでありますが、初めに、安全な指導についてでありますが、北海道教育委員会では、指導にあたっての基本的な考え方や指導案などを示すと共に、体育担当教諭に対する研修の充実にも努めながら、北海道柔道連盟や北海道警察に対し、市町村教育委員会への協力要請を行うなど、安全に指導が進められるよう準備を行ってきてるところであり、事故防止の徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、具体的な指導についてでありますが、北海道教育委員会では、大外刈りなど、事故につながる危険性が高い技の指導上の注意点に関する資料を作成し、各学校に通知をしてるところであります。また、指導に当たっては、習熟度に応じた、段階的な指導の工夫を行うこととされており、最終段階では、ごく簡単な試合も組み込むこととしております。次に、外部指導者についてでありますが、美唄柔道連盟から学校支援地域本部事業にボランティア指導者として登録いただき、交通費程度の謝礼を支払っているところであります。次に、将棋・囲碁についてでありますが、新学習指導要領では、武道について礼節を重んじ、伝統的な行動の仕方を見守るとともに、技ができる味わいは、楽しみを味わい、基本動作や、基本となる技ができるようにすることにより、体力を高め、心身の調和的発達を図ることとされております。将棋や囲碁は、このねらいにはつながらないものと考えております。次に、適応指導教室についてでありますが、不登校児童生徒の学校復帰に向けた教室として、本市と奈井江町、浦臼町の3市町共同で、平成8年度から本市役所4回に設置しており、受け入れを行っております。教室においては、本人の主体的な学習を優先し、やる気と自信を培う指導とともに、本人、保護者の悩みを受けとめられるよう、相談体制にも配慮をしているところでございます。昨年度は、小学生2名中学生 13 名、合わせて 15 名の入級があり、このうち小学生2名中学生3名の5名が、学級復帰を果たしたところでございます。以上でございます。

再質問 6番 森川明

一言だけ、言わせてもらいます。何度も同じことを繰り返すのはいかがというふうに感じております。ただ、今の答弁の中でもその柔道に関しては、実施するに当たっては、例えば、畳や壁の関係はどう- -77だかと聞いたんですけれども、答えはないうちに進んできていると、そういうような状況ですし、それから、二度聞きましたけども、「心のノート」をやる活用の強制についてです。過去にそのようなことがあったのかどうかと、これはなかなか答えづらい一面もあるかもしませんけども、全く触れられていないとこういう状況があるんです。そこで、質問者の判断ですけれども、答えがなかったということは、「心のノート」の強制はなかったというふうに理解してますよ。少し長くなった質問になりましたけれども、一つ付け加えることがあればお願いいたしまして、これで私の質問は終わりたいと思います。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えします。はじめに、柔道の設備等の関係でございますが、柔道の実施につきましては、各学校体育館を使い、畳に代わる柔道用マットを用いて、十分な広さを確保した中で実施することとしています。次に、心のノートでございますが、教育委員会といたしましては各学校において児童や、学校や児童の実態、地域の特性に応じた指導が行えることが望ましいことと考えております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる