みんなの議会

美唄市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月8日

(1)国民健康保険行政について/(2)財産管理について/(3)教育行政執行方針について

2010年3月8日、美唄市議会の一般質問で、紫藤政則議員が「国民健康保険行政について」「財産管理について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 桜井道夫、教育長 板東知文が答弁しました。

質問者
紫藤政則 議員
答弁者
市長 桜井道夫、教育長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 紫藤政則

2010年第1回定例市議会に当たりまして、私は大綱3点につきまして、市長並びに教育長に質問いたします。大綱の1点目は、国民健康保険行政についてであります。今ほど資格証、短期証に関わる質問がございました。1部重複する点がございますが、付け加えて質問をする内容もございますので、ご容赦をいただいて質問に入りたいと思います。国民健康保険につきましては、昭和36年ですから、1961年に全市町村が自主的に制度をスタートをした訳でございまして、既に半世紀に近い歳月が流れているわけでございます。この間、さまざまな変せんがございまして、特に、高齢化によりまして、新たな老人保健制度の創設やら、それから、悪名高い後期高齢者医療制度、これらを創設をするなどから、国民健康保険を取り巻く環境というのは、非常に目まぐるしく、また、厳しい状況に至っているということを私は承知をしてる訳でございます。ここでは、現在の国民健康保険制度が抱える問題点と、克服しなければならない課題がどこにあるのか。特に、既に、担税能力の限界と言われております国保税の負担、これらの状況を中心にしまして、美唄市として何ができるのか、保険者として何ができるのか、その辺を尋ねてみたいというふうに思います。具体的には9項目ございます。まず1つは、美唄市民が医療保険制度に、どういう制度に加入してるのか。制度別に加入状況を把握をしていれば、お示しいただきたい。2つ目は、これは、国民健康保険法にも記載をされておりますし、美唄市の国民健康保険条例の中にも記載をされておりますが、国民健康保険をどのように運営をしていくのか。市長が諮問をします国保運営協議会がございますが、これらの役割、そして、具体的な取り組み状況について、お示しいただきたいと思います。3点目は、国民健康保険税をどのように決めるのか。そして、保険者として、経営主体としての美唄市はどのような役割と権限を持っているのか。4つ目は、国保に加入している方々の年齢構成と、併せて、職業別の構成状況、農業、自営業、この業種を中心にして、国保というのは制度が創設をされましたが、現在では、年金者、もしくは無職者、ここが半数以上を占めてるという状況に立ち至っているわけでございまして、創設時点から大きく職業別の構成状況というのは変わっているというふうに理解をしております。現状の、この構成状況についてお答えをいただきたいと思います。5つは、負担状況でございます。具体的に、なかなかデータが、調べてもないわけでございますが、この美唄市の課税の状況というものを整理をしていただいて、平均的な家族構成、併せて、特徴的な職業、これらをベースにした所得がどのようになっているのか。そして、その所得、応能、応益があるわけでございますが、これらをベースにした税額がどのようになっているのか、特徴がわかるようにお示しをいただきたいわけでございます。6つ目、法定減免対象者でございますが、7割、5割、2割と国民健康保険法並びに政令で法定減免についての規定があるわけでございますが、これらの対象者、美唄市における対象者の平均所得、負担額がどのようになっているかお示しください。7つ目は、収納率と資格証明、短期保険証の発行状況の推移でございます。収納率の推移、資格証、短期証の発行が収納率に影響が来てるのかどうなのか、この辺の検証の意味も含めてお示しいただきたいと思います。8つ目、受診率の推移でございます。受診率につきましては、全体の受診率については、毎年示されます決算報告書の中にデータが出されてる訳ですが、このうち、言わば、資格証を発行している、言わば、滞納されてる方でございますが、資格証の発行者の受診率はどのようになってるのか。一般的には、非常に低い受診率というふうに承知をしてる訳でございますが、美唄はどのように推移をしているのか。3年程度の状況について、整理ができれば、お答えをいただきたいと思います。国保制度の最後でございますが、国保財政の現状と抱えている課題について、お答えをいただきたいと思います。私は、何度か委員会等で、国保財政の課題について質問をいたしております。既に、現在の財政調整機能の1つであります、国民健康保険の医療費等の不足がおきたときに支出をします基金の残高が、既に、この22年度の予算等を受けて、まさに、残高が少なくなる状況というのをお聞きをするわけでございます。国保の財政につきましては、国が50、そして被保険者が50、そういうスタートをいたしましたが、さらには財政力等の調整が歴史的にそういう調整がありまして、現在はその負担割合は変わっておりますけれども、基本は、国の助成を除いた額については、保険料で賄わなきゃならないという考え方の基本がございます。そういう国保の仕組みというものを考えましても、現在の状況を放置をできる、そういう財政状況ではないというふうに把握をしてる訳でございます。現状をどのように押さえて、そしてそれをどのように克服しようとしてるのか、整理をしてお答えをいただきたいと思います。大綱の2点目は、財産管理についてであります。財産管理のうち、公有財産の維持管理について、まずお尋ねをしたいと思います。公有財産の維持管理につきましては、地方自治法、さらには、財務規則でそのルールが示されているわけでございますが、美唄における維持管理の実態と、特に建物に関しまして、どのように維持管理をしているのか、お尋ねをしたいと思います。1つ目に、公有財産維持管理のルール、これは、地方自治法やら地方財政法、そして財務規則等、これらにあるルール、これらと美唄市の実態、整合性がとれているのか、この点についてお答えをいただきたい。2つ目は、建物の管理の現状と補修計画についてであります。2年前のリーマンブラザーズショック以降、国が経済対策、きめ細かな対策含めて、思いもかけない使い勝手のいいお金がおりてまいりました。おかげをもちまして、その国からの交付金を活用して、今日まで、平成20年、21年、さらには22年の繰り越しというものを含めて、建物の維持補修というのが進んだわけでございます。聞き及んでおります内容では、この維持補修をする際に、果たして全体の建物の維持管理状況というものを全部を把握をした上で、計画が立てられ、さらには優先順位が立てられているのかどうなのか。この辺、大きな疑問符がつくというふうに、私自身把握をしてる訳でございますが、この建物の管理の現状と補修計画について、具体的にどのように整理をしておられるのか、お答えをいただきたいと思います。公有財産管理の2点目につきましては、債権管理のあり方についてでございます。大きく債権の定義に入ります収入金の滞納状況と、債権管理の実態についてお尋ねをいたします。その1つは、地方自治法第240条第1項に言います債権、この債権の管理体制について。その2つは、美唄市各会計の収入金の滞納総額と主な内訳、そして、これもここ数年で結構ですが、その推移がわかるようにお答えをいただきたいと思います。1度、決算書等を見て、電卓をはじきました時に、9億を超える全会計での未収金、滞納が計算をされました。現状どのようになっているのか、これらについて具体的な数字を出していただいて、お示しをいただきたいと思います。3つ目、これは、一般会計に限定してでございますが、収入未済のうち、市税や使用料、手数料などを除く主なものの収入見通しでございます。具体的には、財産の売り払い収入、そして、開拓記念厚生会館の弁償金収入、さらには、ドッグラン、これは補助事業をしたわけでございますが、これらが、まだ未収というふうな決算状況と承知をしてございますが、これらに関しての未収金の状況と、今後の収入見通しについてお示しをいただきたいと思います。教育長に、大綱1点お伺いをしたいと思います。教育行政執行方針についてでございます。毎年示されます教育行政執行方針、これには各部門ごとに網羅をしておりまして、言葉悪いかもしれませんが、総花的な表現になっております。この教育行政執行方針を読んで、一体何を訴えたいのか。教育長は平成22年度の2010年度の教育行政を執行するに当たりまして、最も重要で、最も優先すべき施策をどのようにとらえているのか、伺い知れないわけであります。この際、お考えをお示しいただきたいと思います。教育行政執行方針の2つ目でございますが、教育の実践につきましては、学校がその実践の舞台、特に学校教育につきましては舞台になっているわけでございますが、この美唄の教育の実践、これらを教育長なりに把握をされた上で、美唄の教育において誇れることは一体どういう事で、足らざること、改めなければならないことは一体何があるのか。教育長は、御就任以来、1年4ヶ月になるんでしょうか、11からですから3月末で1年約4ヶ月と。この間ですね、長いか短いかは別にいたしまして、日々お仕事を通じて率直に感じた思い、この際、この場で吐露をしていただければありがたいと思います。よろしくお願いを申し上げます。以上申し上げまして、この場での質問を終わります。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

紫藤議員の質問にお答えします。初めに、国民健康保険行政について、制度と課題についてでありますが、医療保険制度の加入状況につきましては、本年1月末現在における本市の人口2万6,741人のうち、国民健康保険の加入者は8,128人、後期高齢者医療制度の該当者は4,644人となっております。また、生活保護受給者が約800人ございますので、残りの1万3,170人程度は、協会健保、共済組合などの被用者保険に加入しているものと考えられます。次に、国保運営協議会の役割などについてでありますが、農業2名、自営業2名による被保険者代表と、学識経験者などの公益代表及び保健医代表の合計12名で組織されており、それぞれの立場で国保事業の運営に係る事項について審議をしていただくほか、国保税や保険給付の変更などについて、諮問に応じ答申をいただくことになっております。次に、国保税については基本的に保険給付費や、保健事業などの支出から、国・道などの収入を差し引いた額を保険税で賄うこととされており、この金額を被保険者数で割り、税率等を決定することとなっております。保険者である市といたしましては、医療費の動向や所得状況の伸びなどを適切に見込み、保険税必要額を算定するなど健全な保険財政の運営に努めているところです。次に、本年1月末現在の国保加入者8,128人の年齢別人数と構成割合につきましては、ゼロ歳から19歳までが856人で10.5%、20歳から39歳までが1,107人で13.6%、40歳から64歳までが3,171人で39.0%、65歳から74歳までが2,994人で36.9%となっております。次に職業別の構成状況についてですが、国保税の課税においては、世帯課税となっており、世帯における主な所得を持って区分すると、平成21年度当初、賦課時点の業態別世帯数と構成割合は、合計4,852世帯のうち給与所得が1,691世帯で34.9%、農業所得は385世帯で7.9%、営業所得が244世帯で5.0%、年金所得が156世帯で3.2%、その他が2,376世帯で49.0%となっております。次に、国保税の負担状況についてでありますが、平成20年中における住民税の業態別平均所得を基に40歳から64歳までの2人世帯のケースで試算すると、給与所得257万1,000円の場合は、国保税額が37万3,000円程度、営業所得254万4,000の場合は、国保税額が37万円程度、農業所得428万9,000円の場合は、国保総額が58万5,000円程度、年金所得176万1,000の場合は、国保税額が27万4,000円程度となります。次に、軽減対象者の平均所得と負担額につきましては分析しておりませんが、例えば2人世帯において世帯内の総所得が33万円以下の場合は、7割軽減に該当し、世帯内の総所得が57万5,000円の場合は、5割軽減に該当し、世帯内の総所得が103万円以下の場合は、2割軽減に該当します。平成21年度の当初賦課におきましては、軽減に該当する世帯の合計が2,649世帯で、軽減金額の合計は1億0,814万円となっております。次に、過去3年間の収納率について申し上げますと、現年課税分につきましては、平成18年度91.8%、平成19年度91.6%、平成20年度92.0%、滞納繰越分につきましては、平成18年度7.4%、平成19年度6.5%、平成20年度8.4%となっております。また、短期証の発行件数につきましては、平成18年度411件、平成19年度389件、平成20年度393件。資格証の発行件数につきましては、平成18年度174件、平成19年度155件、平成20年度143件となっております。次に、受診率についてでありますが、受診率は被保険者1人が1年間に1件受診した場合を100%として算定することになっておりますが、過去3年間の推移を申し上げますと、平成18年度の一般分の受診率が1,322%、資格証の受診率が16%、平成19年度の一般分の受診率が1,373%、資格証の受診率が14%、平成20年度の一般分の受診率が1,482%、資格証の受診率が17%になっております。次に、国保財政の現状と課題についてでありますが、国民皆保険を支える国民健康保険制度は、身近な市町村を単位として運営されてきております。当初は、主に農林水産業や自営業の方が加入しておりましたが、半世紀を経過し、近年は年金収入者や無職の方などの加入が増加しており、また、医療の高度化や高齢化の影響などにより、医療費が増加を続けており、国民健康保険の事業運営はますます厳しいものとなってきております。本市においても高齢化や医療費の増加などから、1年先には基金の活用も困難になると予想しており、健全な国民健康保険財政の運営を図っていくためには、適切な国保税収入の確保に向けて試算割の取り扱いも含め、税率改正の検討が必要と考えているところであります。地域を取り巻く経済環境は厳しい状況にありますが、国民健康保険の安定的な運営を図るため、本市の国民健康保険の現状を十分説明し、被保険者の税の負担増について御理解いただけるよう努めてまいりたいと考えております。次に、財産管理について、公有財産の維持管理のルールと美唄市の実態についてでありますが、美唄市財務規則第181条において、公有財産管理者は、その管理する公有財産の維持保全の現状を把握し、適切に管理しなければならないこととされており、この規定に基づき、本市におきましては、市有財産管理システムにおいて建築年次や、構造、耐用年数などをデータ化し、個々の建物の現状把握を行っているところでございます。次に、建物の現状についてでありますが、行政財産につきましては278棟で耐用年数を超えているものは木造31棟、非木造27棟、教育財産につきましては119棟で、耐用年数を超えているものは、木造30棟、非木造5棟、普通財産につきましては74棟で、耐用年数を超えているものは木造32棟、非木造19棟となっているところであります。耐用年数を超えている建物の改修や、現に補修を要する建物につきましては、安全性や利用の実態などを十分踏まえ、補修の必要性や時期について判断してまいりたいと考えております。次に、債権管理のあり方についてでありますが、債権については地方自治法及び同施行令において、期限までに履行しないものがある時は、期限を指定してこれを督促しなければならないとされており、督促をした後、相当の期間を経過してもなお履行されないときは、徴収停止の措置をとる場合や、履行期限を延長する場合を除き、担保の処分、競売、強制執行、訴訟手続による履行の請求などの措置をとらなければならないこととされております。本市におきましても、地方自治法や美唄市財務規則に基づき、督促や強制執行等の必要な措置をとることとしています。次に、過去5年間の全会計の滞納総額は、1,000円単位で申し上げますと、平成16年度が10億1,669万円、平成17年度が10億5,006万3,000円、平成18年度が10億3,725万2,000円、平成19年度が10億6,109万7000円、平成20年度が9億4,380万1,000円となっており、平成16年度と比較すると、7,288万9,000円の減となっております。次に、平成20年度決算における滞納額1,000万円以上のものは、市税が3億5,998万6,000円、市営住宅使用料が1,858万円、生活保護費返還金収入が2,497万4,000円、開拓記念厚生会館弁償金収入が2,788万4,000円、土地区画整理事業に係る清算金収入が1,024万9,000円、国民健康保険税が3億8,481万8,000円、下水道分担金が1,597万9,000円、下水道使用料が2,232万7,000円、市立病院における診療費が1,036万6,000円、水道料金が3,305万4,000円となっております。次に、お尋ねのあった土地売り払い収入は、収入未済額429万9,000円のうち、348万1,000円が、昭和53年9月に工業団地用地を409万9,000円で法人に売却した後の土地代金の分割未納分であり、これまで法人に督促を行ってきたとこでありますが、その法人の代表者である連帯保証人が故人となっており、法定相続人も相続放棄をしていることから、現在、法的手続も含め検討しているところであります。残りの81万8,000円の滞納につきましては、分割返済により、本年1月に返済が完了しております。平成18年8月に交付したドッグラン事業補助金100万円につきましては、平成18年11月に事業を休止し、再開する意思がないことから、平成19年2月、要件不履行を理由に補助金の返還決定を行い、これまで納入催告書の送付のほか、本社訪問により返還を求めてきているところでありますが、変換には至っておりません。また、これまで法務局や弁護士と対応方法などについて相談しており、返還について引き続き交渉してまいります。開拓記念厚生会館弁償金につきましては、平成12年2月の最高裁判所の判決後、弁護士と相談し、会社の代表者に督促状を送付するとともに、毎年納付書を送付してきておりますが、現在まで納入されない状況にあります。なお、現在会社は休眠状態となっており、また、5月には民法上10年の時効期限を迎えることから、今後、弁護士とよく相談し、具体的な対応を検討してまいります。いずれにいたしましても、市税などを含め、債権については負担の公平性などの観点から、法令に基づく適正な管理手続きを行うことが求められておりますので、引き続き収納対策を強化してまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

紫藤議員のご質問にお答えします。重要で優先すべき施策についてでありますが、少子高齢、人口減少時代、グローバル化などの大きな時代の波の中で、地方は厳しい状況に置かれていますが、いつの時代も未来を切り開く力は地域の持つ教育力であると思います。それは地域に生きる人々が、これまで培ってきた知恵や経験を活かし、ともに学び、支え合いながら、地域の課題を解決するとともに、その生きる力をしっかりと次代を担う子どもたちに伝えていくことであると思います。子どもにとっては、生まれ育った地域での生活体験が、自ら学び、ともに学び合うことの動機づけや、意欲の大きなきっかけとなるとともに、生涯を通じた豊かな記憶として、生きる力の糧となるものです。本来、地域にとって子育てや教育は子どもたちをどのように育てたいのか、子どもたちに何を伝えたいのかということであり、それはまさに地域の未来にかかわる重要な問題とも言えます。今、地域に根ざし、暮らしに学ぶという視点から地域の持つ教育力を再認識し、学校、家庭、地域が、それぞれの役割と責任を担い、力を合わせて子どもたちを育てていくことが求められています。私たちが生きる時代は、生活に豊かさをもたらした反面、人と自然のかかわりや、人と人とのつながりを弱めてきました。このような時代にあって、自然と人が調和した、新たな取り組みが各地で広がりつつあり、子どもたち一人ひとりが、心豊かに生き生きとたくましく育つことを願って、地域の子どもは地域で育てようという動きも強まってきています。このような中で、地域に根差した食農教育では、最も身近な生活行為でありながら、人間の命の源である食と農をつなぐことによって、人々が共同して自然に働きかけ、食べ物をつくり、暮らしを立てるという、人間生活の根源を学ぶことができます。私たちの生活がいかに高度になろうとも、それが命の連鎖である自然の力と食農という人間の営みをもとにして築かれているという不変を知ることは、子どもたちの学習意欲をかきたてます。また、地域の人々によって歴史的に築かれてきた生活の知恵と文化を子どもたちに伝えていくことは、地域社会に大きな元気をもたらすことになるはずです。グリーン・ルネサンス推進事業は、自然と人の豊かな触れ合いを取り戻し、地域社会を人間の生活の場として再生することと、子どもたちに最高な学習の場を提供し、子どもたちの生きる力を育むこと、この2つを1つのものとしてとらえ、地域における信頼という確かなきずなによって、学校現場、教職員を支え、支援する取り組みであります。子どもたちが大人へなったとき、地域の生活文化や豊かな自然環境を継承し、そこで育ったことを自らの誇りとして生きていくことができるよう、地域に根ざし、暮らしに学ぶ教育の推進に全力で取り組んでまいります。次に、教育実践を通じて感じたことについてでありますが、教育行政に携わるものにあっては、まず、教育現場の状況をしっかりと把握することが大切であることから、機会あるごとに学校訪問を初め、学校行事、公開授業への参加とともに、すべての小中学校の教員一人ひとりの授業参観を実施したほか、人事面接などを通して、教職員と話をする機会を設けることに努めたところでございます。美唄の子どもたちは、各学校の特色と地域性を生かしながら、さまざま分野で非常に頑張っているという印象を改めて受けたところでもあり、子どもの元気な姿、活躍は、美唄の誇れる特徴であると考えております。この事は、子どもたち一人ひとりが、さまざまな社会的背景と課題を持ちつつも、各学校の教職員がしっかりと支え育んでいることによるものと考えております。特に、校長会においては、自らの学校運営はもちろんのこと、教育委員会と一体となって美唄らしい特色ある教育の実現や、教育上の課題解決など、市全体の教育の向上に向けて力を発揮していただいております。教育は、人間的な信頼関係の上に立って初めて成り立つものであり、それはあらゆる教育活動の基盤となるものです。信頼関係づくりは、学校現場における教職員の努力により、着実に進んでいると感じておりますが、今後ともより一層推進すべきものであると考えております。学校現場においては教職員の多忙化が進んでおりますので、子どもに向き合う時間を確保するため、教育の情報化など、さまざまな面から改善に努めてまいりましたが、抜本的改善のためには、学校職員の担い手である教職員の定数等の充実改善が必要であると考えております。今後は、現行制度を踏まえ、義務教育として果たすべき学校の役割を、教師の専門性を高めることを通じて最大限に発揮する方向へと教育現場を支援し、方向づけることが地域に今求められております。地域との連携を図りながら、教育現場の課題解決を改善に向けて、一つ一つの取り組みを積み重ねる努力が大切です。今後とも、地域における信頼という確かなきずなに支えられた学びの場づくりを願ってやまないところであります。以上でございます。

質問 13番 紫藤政則

順番は前後しますが、教育長に、今日一番楽しみにしていた質問でございまして、率直なところ、お尋ねをしたいと思います。今ほど、思いを伝えていただきました。少々長かったので、さて、何を言いたいのかなということを、今お聞きをして、私なりに整理をして、私の考えをお伝えをして、ぜひそのことが、今後の教育行政につながっていただければありがたいと、こんな趣旨で発言をさしていただきたいと思います。先週の金曜日に美唄で、教育と平和をテーマにした集まりがございまして、その中で、講師の先生のお話が終わった後、質問を私はいたしました。その視点は、今、教育を取り巻く環境というのは大変でして、本当に、先生方の毎日の日々の苦労というのを肌で感じているわけなんですが、私が小さい頃のことを思い出しますと、先生というのは極めて身近にありまして、当然自宅も学校のそばにありまして、気軽に遊びに行けたと。今は、車で通われて、岩見沢から通って来られる先生が多いという状況で、是非、美唄にお住まいいただいて、地域の中に、暮らしという視点で物を考えたときに、市民の一員として子どもたちと接していただけないだろうかと。そういう、そのために、じゃあどういう条件整備が必要なのかということで、是非、運動の中でも取り上げていただけないかということを、お話をいたしました。言ってることはもっともだが、なかなかそういうことにはならんと、こんなことで、終わった後ですね。何人かの先生ともちょっとお話をしましたが、学校に行きたいという気持ちよりも、早く帰りたいという気持ち、子どもも果たして学校にいて、そして学校のそばで、家に帰らないで遊んでいたいという思いが本当にあるのかどうなのか、この辺少し疑問ですということがございました。私が小さい頃、それから、私の子どもが小学校、中学校にお世話になった頃から見ますと、日にちはたっておりますけれども、私は、美唄の教育ということに限定せず、後になって学校を思うときに、まず浮かぶのは担任の先生でした。校長先生でもなきゃ、教育長でもなかったですね。ですから、いかに現場で日々子どもに接する第一線の先生の役割というのが、子ども達の人格の形成に大変大きな影響を及ぼすものかということを、私は実感で感じましたし、子どももそのことを家で話をします。そういう姿になってくれれば、目指すものは、教育長であっても、教育委員長さんであっても、学校長であっても、現場の先生であっても、父母であっても、もちろん子どもにとっても一緒だと思うんですよ。よく、小さなことは捨てて、大きなことでくっ付こうよって言いますけども、目指す方向さえ間違えないで行くことが、今一番欠けていて、難しいことだなという気がしてならないんです。明日からすぐ解決することじゃないですけれども、そのことを常に掲げてですね、掲げて、教育行政を執行してくという事が大事でないだろうかなというふうに、常々思ってたものですから。教育長が掲げられるこのグリーン・ルネサンスという問題についても、私は、美唄の基幹産業、農業ということを考えたときに、この学習を通じて農業やってみようと、そういう子どもができることを祈ってるわけなんです。この問題については、以前拙速を避けて、ぜひ現場の皆さんの合意形成をしていただいて、そして、持続可能な状況をつくっていただいて進めていただければということを申し上げた。この考えは変わっておりませんけれども。教育長よりも少し年上ということもございまして、教育行政はまったくの門外漢でございますけれども、今申し上げた点、お聞きをいただいて、何か思いがありましたらお答えをいただければ有り難い。新副市長に坂東氏という新聞も出てることでございまして、この3月で教育長去ると。恐らく断腸の思いだろう、1年何ヶ月で掲げた教育行政を全うできるわけはない。本来ですと、おれは嫌だと、もう少し続けたいというのが、私は、その仕事についた人の思いでなかろうかというふうに、嫌味たっぷりに申し上げれば、そういうことなんですけれども。新たな場所に入っても、その仕事は続けられるわけでございますから、そんな意味からしますとね、惜別の思いと、それから期待を込めて、今申し上げましたんで、御答弁いただければありがたいと思います。御答弁いただいたことに、それがいいとか悪いとかと言うつもりありませんので、思いの丈をお話ししていただきたいというふうに思います。少し饒舌になりましたが、市長に重ねてお尋ねをしたいと思います。国保の問題でございますけれども、先ほど御答弁ありましたように、国保に加入をしている美唄市民の皆さん、これは、後期高齢者の医療制度で3千数百人移行になりましたけども、依然として30%を超える方が国保に入っておられると。構成割合からすれば、一番の保険制度ということになろうかと思います。文字どおり機関制度だと言っていいかと思います。併せまして、私が申し上げるまでもなく、皆保険でございまして、国保に入るべき人が入らなければ、ペナルティーがありますし、申告等、意図的に誤れば過料まで科すという内容でございまして、非常に大きな縛りがあるということも事実でございます。このことを受けて、国保の運協のことでちょっとお尋ねをしたいんですが、今ほどのお話では、運協の構成ですね、被保険者代表ということで、これは構成員のうち4人を占めるということでございまして、これは定数が定められているわけでございますが、農業者が2名と自営業者が2名でございます。先ほどの御答弁にもありましたとおり、今や国民健康保険の被保険者の構成割合というのは、半数以上が年金者でありますし、それから、無収入者であります。今、その被保険者代表としておられる農業、自営業につきましては、構成割合が非常に少のうございます。美唄の場合、農業に関しては7.9%、自営業は5.0%ということでございまして、バランスを著しく失するんではないだろうかというふうに、単純に感じるわけでございます。被保険者を代表するという立場からしまして、公益委員等がおりますけれども、一生懸命やっていただいてることを否定するわけでは決してございませんが、タイミングを見られて、この運協の委員の性質について、1つ一考を講じていただきたい。被保険者を代表するということが文字どおり反映されるような委員構成であってほしいと、こう思うもんですから、その辺のお考えをお尋ねをする次第でございます。それから、先程、業態別平均所得ということでお答えがございました。長谷川さんからの質問にもありましたように、所得の1割を超える税額と。このケースでいきますと、年金者176万1,000円の所得と、この場合に27万4,000円、なんと15.5%の負担率になっております。他の給与所得等を見ましても、いずれも14%を超える内容でございまして、負担の限界を超えていると、担税能力を超えている税額なんだと。これはもう、今のいただいた御答弁からも明らかでございます。これ以上何を取るんだと、怒りの声が聞こえてくる気がするわけでございます。私は、このような状況下で、今後の国保財政考えますと、新たに負担を強いるような検討を直ちにやらなければ、そして速やかに結論を出さなければ、基金が枯渇をしてしまう。実質収支2,000万の黒で、平成20年終わりましたけれども、これが、実質収支が赤になり、連結決算に影響し、本体にも影響してくると、こういう状況が目に見える訳でございまして、こんな厳しい負担の状況をさらに現下の国保財政のことをシビアに見ますと、負担増を求めなきゃならない検討に入るという事でございます。そのためにも、現在の、先ほど申し上げました被用者として、その代表としてのこの国保の運営にかかわる、そういった皆さん方については、構成をバランスを失しないような内容で選任をしてくということが極めて大事だろうと。今後の国保財政をどうするかという議論においても大事なことでないかと思いますので、お答えをいただければというふうに思います。それから、受診率の関係でございます。お答えでは、一般1,482%、これはどういう意味か、これ被保険者1人が1年間に1件受診した割合と、こういう解説がございました。それを100とした場合、1診療科目だとすると、1年に1回病院にかかった場合、そういう場合を100とした時の受診率ということですと。ですから、1,400何がしという数字は、1年間平均すると、14回程度病院にかかってると。しかし、滞納者、資格証の取得者は、なんと17%、1,482%に対して、窓口で100%払わなければならない人は、病院にかかってる割合が17%だと。これを比較しますと、一般の被保険者の87分の1ということになります。6年間、病院に行かない、行っても1回ぐらいだと。こんな受診の状況が明らかになったわけでございます。先程、長谷川議員の質問にもありましたけれども、平成21年以降、子どもの病気に対する診療控えが学校現場に及びまして、病院に行けない子どもが出ていて、そして、養護の先生がその子どものために、本来やれない治療ですね、これをやらざるを得ない状況が出てると。昨年の夏にもこのことが大きく報じられました。これらを受けて、さらに今年に入って高校生に対する対応が、短期証交付しなさいということになったわけでございます。しかし、これも、申請行為が前提だというふうに承知をしております。私は、この国保が社会保障制度の1つだと、憲法の25条にあります、健康で文化的な最低限度をおくるための制度だと、これ書いてるわけですから、そういう制度だと思うんですけれども。このお話のありました、140数件の資格証の交付を受けている方々の健康状態が心配でならないわけであります。私はワンストップサービスということを、今までも申し上げてたことがございました。このたび、国の参与を辞職をした湯浅誠さんの講演も2回ほど聞きましたが、行政の窓口が文字どおりワンストップで方向が出るようなサービスが、今一番求められているということがございました。滞納も、それに伴って資格証を交付する人も、資格証はたちの悪い滞納者ということになってるわけですね、これ、定義は。悪質な滞納者だからそうなってる。しかし、本当にそうなんですね。これは現場ご苦労あろうかと思いますけれども、まず、命を守るという視点で、もう一度この資格証、短期証の交付者に対する健康状態、これらを把握をする、そういった体制を整えていただけないだろうかというふうに思うわけでございます。本来、この法によります7割、5割、2割の減額につきましても、生活保護基準というのはベースにしています。それから、市の減免基準によります、文字どおり減免にしましても、生活保護基準以下の人の場合は免除すると、こういうふうになってる訳でございます。その基準をどこで見るかというと、それは福祉担当なわけでございまして、生保を受けるための手続は生保の窓口に行かなきゃいけない訳でございます。一方、資格証なり短期証の交付は、国保の市民課の窓口になっているわけでございまして、これらの連携を取りながら、求める内容と、それから生活の状況がどうなってるのかということを把握をする。相談体制を、そういう意味での相談体制を確立をする。健康状態の把握を早急に行う。そのために人が不足してれば、それこそ臨時的な業務として人を張りつけてでもやるべきではないかと、ご答弁聞いてまして、つくづくそう思いました。是非、対応いただけないだろうか、このことについて御答弁をいただきたいと思います。国保に関しましては、重ねての質問は以上でございます。次に、財産管理に関して、私は、建物の管理状況に絞ったわけでございますけれども、財産の保全と、財産という認識を持てば、壊れたから修繕するという、これは修繕計画ですが、財産の価値を失わないように保全をするということが、これはルール上求められているわけでございます。ですから、これを手をこまねいて、財産の価値を下げるような管理体制をしていますと、その担当する職員、さらには財産管理者が業務をしっかり行わなかったということとイコールなわけでございます。市民の財産をどう保全するかということを考えますと、これは至極当然のことを地方自治法も書いてる訳でございます。地方財政法もそういうような視点でルールを決めているわけでございまして、そんな視点でまずはものを見ると言うことです。一方、これらを保全をするために、さらには補修をするために予算要求しても、いつも削られると。ですから、一応形式的に予算要求をする。こういう事があってはならない事が起きていることも、また、現実の姿だというふうに思うわけでございまして、今、この財産管理者がやるべき事は、まず、状況のチェックと、それから、今後どうしていくのかという計画書の策定と、その計画に1番、2番、3番と優先順位を付ける事なんです。これは、予算がなくてもやれることです。景気が、こういう状況が悪化をしておりますし、さらに、それらを受けて新しい地方財政対策も講じられておりまして、使い勝手のいい、そういった一括交付金的なものも拡大をしていくという流れになっていこうかと思います。その際、出てきてから、よいこらしょと、さてどうしようかじゃまずいわけでありまして、是非、早急に現場を把握をして、そして、今申し上げました計画づくり、優先順位づくりを行うべきだと、こう思いますが、御答弁をお願いをしたいと思います。それから、未収金の問題でございます。今のご答弁お聞きをしますと、5年間の滞納状況が出されました。マックスが平成19年、10億6,000万円余りが、いわば全会計滞ってるお金ということでございます。この昨年度の決算では、9億4,000万ということで7,200万、ピーク時と比較すると減になってると。これは、不納欠損の処理がありますから、新たな要素がない限り落ちてかなきゃならん訳でございますが、新たな滞納も増えているという状況でございまして、これが多いか少ないかといいますと、私は率直に多いと思います。これらの、どのように解消していくのかというのは、これもルールに基づいて、滞納の、最終的には処分というふうになるのかもしれませんが、債権の保全をしなきゃならんわけでございます。そこで、お尋ねをしますが、まず、開拓記念厚生会館の弁償金の問題でございます。これは、発端になりましたのが、1991年、私が市会議員になった、その年の12月のことでございまして、これらの事件が契機にして市と受託業者との間の司法の場での争いになりまして、その決着が平成12年、今年で10年を迎えて、この5月には晴れて滞納が無くなると言うんでしょうか、そんな時効を迎えるということだそうでございます。過去2回ぐらい、この事で質問をいたしましたが、会社もないし、返すと言っても、返す原資もないようだし、しかし、督促状は出さなきゃならんということで、紙を送っておられるようでございます。ちょっと旅費かかるかもしれませんけどね、この5月段階で時効期限を迎える前に、最後の力を振り絞って、市民の債権の保全のために動くべきでないかと、こんなふうに思いますが、いかがでしょうか。それと、もう1つ、ドッグラン。これも、私これ、予算か決算かで指摘をしています。最初は、うちの会社関係ないということ言ってたけども、弁護士を立てるということ言ってたけども、いやいや、払うということになりましたと。ここまで承知をしておりまして、たまたま20年の決算書を見ますと、未収金で残っているわけでございます。ここに、お答えありましたように、これは司法の場での対応も含めて相談をしていくということでございますが、なんでこれ、こういうふうにもめてるんでしょうか。市が補助指令に基づいて必要だと思って出した補助金ですよ、100万円。新産業の育成ですよ。職員も雇うから雇用にもつながると、地域振興にもつながると、そして、有望な、言わば業種でありますワンコを遊ばせる場所の提供と、こういうことでありました。しかし、いろいろありまして、これは会社と関係ない人間が対応したとか、そういう議論もあったわけでございますが、当初、なかなか渋ってるという状況が今も続いているのか、どういう争点になってるのか。徴税コストと、それから入るお金の関係ありますから、何が何でも司法に訴えることがいいとは申し上げませんけれども、市民の皆さんに説明する際にこれは納得できる話ではないと、私はこう思うんですけども。この辺、状況どうなってるのか、そして、どのような見通しを持っておられるのか、具体的に御答弁いただきたいと思います。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

紫藤議員の質問にお答えします。初めに、国民健康保険の制度と課題についてでありますが、国民健康保険の安定的な運営を図るため、広く市民の意見を反映できるよう、国保運営協議会委員の選任方法につきましては、今後検討してまいりたいと、このように考えてございます。税率等の改定に当たりましては、所得、階層別の負担状況や、資産割りによる影響など十分に精査し、応能割、応益割の配分や税率等について検討してまいりたいと考えております。それから、受診控えの対応といたしましては、18歳の年度末までの子について資格証の対象外としてるほか、資格証の世帯主が医療機関に対する医療費の一部払いが困難である旨の申し出があった場合は、短期証の交付ができるものとして取り扱うなど、受診の機会の確保に努めてるとこでございますが、先程、20年度の一般の受診率が1,482%、資格証の受診率が17%ですね、非常な実態が、この数字でわかる状況でございます。これにつきましても、私ども、やはり、本当に命を守るというか、そのようなことから、この資格証交付の世帯につきましては、今後調査しながら、対応、検討してまいりたいと、このように考えてございます。それから次に、建物の補修計画と優先順位でありますが、建物の計画的な維持保全は、歳出の平準化を図るなどの観点から、財政運営上の有効的な手段であるものと考えておりますが、他の事業との関係から、財政健全化を進める本市におきましては、現状、優先順位を含めた計画作成というのは、なかなか難しいものがあると考えております。今後におきましては、事務事業の評価において安全性を重点に、利用の実態や老朽化の程度などを判断し、できるだけ計画的な補修が出来るよう努めてまいりたいと考えております。次に、開拓記念厚生会館弁償金に係る今後の対応についてでありますが、改めて資産等の調査、整理を行い、これに基づき、法的にどういった対応が可能か、弁護士とよく相談の上、幅広く検討を行い、その結果を踏まえ、市としての対応方針を明らかにしてまいりたいと考えております。それから、ドッグランに係る補助金返還の債権回収に係るこれまでの対応と、今後の対応についての考え方でございますけども、債権回収の対応に向けまして、平成20年2月28日に職員が直接会社に伺い、代表者及び営業部長と面会し、補助金の制度や、このたびの件につきましては、補助金の返還が必要であることの説明を行い、会社から返還の意向について理解を得たところであります。こうした経過の中で返還金が納入されていないことから、市としては、催告書を送付し、併せて、随時電話で相手方と連絡をとっておりますが、代表者が不在のことが多いことから、昨年11月には会社に直接職員が訪問し、債権の回収に努めてきたとこであります。しかしながら、現時点においても返還されておりませんので、今後におきましては、弁護士とも相談し、債権回収が図られるよう、催告書や電話、訪問により返還を求め、債権回収が図られるよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

紫藤議員の御質問にお答えします。私、就任してから1年4ヶ月ということで、3月いっぱいで一応辞めることにいたしております。私は、地域に根ざし、暮らしに学ぶということで、やはり、これから子どもたち、非常に大変な時期を迎えてるし、我々が育った時代と、また違う意味で非常に大変だと思っております。そういう意味ではやはり、今まで以上に地域の子どもの生きる力といいますか、そういったものを、まさに美唄は、大人が生きてるわけですから、その力を少しでもやはり子どものためになるんであれば活かしていきたい。それも保護者とか先生だけじゃなくて、地域全体として、教育に関心を持って支えていくと、そういうことが逆に子どもにとってもすばらしい学習環境にもなりますし、すばらしい人間関係も形成できますし、逆に地域が学校に係わることによって、少子高齢化という中で、地域も逆に元気になると。子どもが活躍すると、それがまた地域の元気な、そういういい意味の相乗環境ですね、是非、地域システムとして作り出したい。そういう意味では、やはり、教育力というか、まさに我々自身が教育の責任者一人ひとりであって、もちろん教育専門家として教師の先生に子どもをゆだねる部分というのはあるわけですけども、基本はやはり我々住民であるということをしっかり持って、そういった中で、何が子どもたちにできるのか、また、先生をどう支えていくかってことは、地域に住む我々にとって1番大事なことかなと思っております。そういう意味では過去いろいろありましたけれども、人間として、やはり美唄に来ていただいて、知り合ったという中で、とにかく一緒にできる、そういう人間的な信頼関係をどう育んでいくかということは、私にとっても非常に大きな問題意識でしたし、そういった意味で必要なことをやろうと思ってましたし、できたのかは別なんですけども、そういった意味では少しずつ、やはり美唄の教育、美唄の課題を解決するという意味で、先生方が、先ほど申し上げましたけども、校長会含めていい方向に流れが変わってきてるという、これは自画自賛じゃないですけれども。確かに、美唄に行きたい、美唄に行けば学べる、それから、そういうことを思っていただけるような美唄の教育にしたい、それが結果的に美唄に生まれて美唄に育った子どもにとって、すばらしい生きる力の1つになるかなと思っています。いずれにしても教育は先生と子どもの中で、先生をいかに意欲的にやっていただくか、そのために必要な、当然、元気付け、勇気付け、やはり自信を持ってやっていただくと、そういう環境はやはり地域としてきちっととっていく。そして、基本的にはやはり地域がきちっと責任をとるという、そういった中で、先生を支えていく、かつまた、地域が地域の協力も高めながら、学校を利用しつつ、また、地域が元気になるという、そういう関係を作っていきたいということで思っています。3月以降につきましては、いろいろありますけど、いろんな意味で私も1年と4ヶ月たくさんの人に支えられてやってきたわけですから、当然、代わってもいろんな面で、できることはやっていきたいと思っておりますし、そういった中で培った信頼関係というものを地域として大事にしていきたいですし、まさに地域の未来、教育、子どもということで、いろんな面からもこれからも関わっていきたいと思っております。そういう意味では本当にこれまで、いろんな面でお世話になりましたすべての人に感謝申し上げたいと思っているところでございます。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

13番紫藤政則議員。

質問 13番 紫藤政則

教育長の決意表明、お聞きをいたしました。長いお話が聞かれなくなると、その場所からですね。今度はひとつ、ぜひコンパクトに御答弁いただけるように訓練をしていただければありがたいと、また嫌味を1つ申し上げまして、感想に変えたいと思います。市長から御答弁ございましたが、2点ほど最後の質問をしたいと思いますが、建物の改修計画ですね。優先順位は無理だと、こういうお話でございました。私は最近、学校と施設をちょっと回らせていただいて、現場の管理者が一番困ってるのは、どこが先で、どこが後か、この先どうなるのか。学校なり、施設にしてみたら、いの一番にやってもらわなきゃ、学校そのものの耐用年数にかかわるという危機感持っておられる。だけど、どうなるかわからんです。これね、優先順位というのは、私は、単にこの建物の補修計画だけじゃなくて、まちづくりの基本であります総合計画の基本計画、そして、今は実施計画と言わないで、発展計画とか展望計画とか、こういうふうに表現するのありますけれども、具体的にいつ何をしたいと思ってると、そのことを前提に示さなきゃ、結果として、出来ない、出来る以前の問題として、これうまくいきませんよ。市長は、施設管理なさったことあるのかどうかわかりませんけども。そうこうしてくうちにどうでもよくなるんですよ、施設の管理者。天井に穴あけて、ボタボタ漏るから、そして1カ所に落ちてくるように細工するんですよ。下にバケツを置いて。中、上のはりの状況どうなってるか、恐ろしい限りです。外壁もぼろぼろ落ちるんです。そこの改修計画がまだないと。見てない。私は、これは何回目の予算委員会かなんかで、学校の、この修繕ですね、これらをどうやって決めたのって言ったら、時間がなかったから委員会で決めましたということです。現場の人の声だとか、そういうものをこれからは把握しながら、この修繕なり改修なりの計画を進めていきたいというご答弁もあったわけです。言わば、本当の意味での財産の保全をしようという、そういうことをしていただくためにも、優先順位できないわけないんですよ、これ。それはしなきゃだめですよ。法律が言う財産の保全、管理、このためのルールに反する結果になるという、僕は恐れますけどね。財産の保全とか管理とか、こういうのは、日の当たらない仕事として見られてることが多い、特に施設に関して、何とか繕ってきなさいと。新規事業とか、目玉事業に目が向くと。しかし、これは人の財産、市民の財産、こういうふうに思ったら、少なくともそういう見方はしなくなると思う。これ再考いただけないですか、無理だって言いましたけど。それとドッグランですね、これ、何がそのネックになってるんですか、払うって言ったのが払わなくなったの。それもわからないんでしょうか。そこだけ教えてください。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

紫藤議員の質問にお答えします。各分野ごとの優先順位は付けられると思うんです。だから、福祉関係とか、道路は道路でやると。このことはできると思うんですけども、それを、トータルにどう付けるかというのは、これは非常に難しいのかなと。今まで、これは、いろんな意味で地方交付税等が非常に大幅に減った中で、やはり、維持修繕とういうのが、本当にそこに振り向ける財源がないような状態でした。ただ、きめ細かな、今回の交付金みたく1億5,000万ほどきたり、それから、先程言いましたように、一括交付金等が来るとなったら、これはやっぱり地域主権ということで、自らが掲げなきゃいけませんので、この間の財源状況を見ながら、これはいずれにしても計画的な行政運営というのはどうしても必要ですから、このあたりは、これから配慮してまいりたいということで、計画的なものという部分で、この補修計画ですか、このあたりの検討も進めてまいりたいなと思っております。ただこれは、いろんな意味で財源等がどうなるかということもありますので、私としてはそういう方向で、計画的な行政運営に努めてまいりたいと考えてございます。それから、2点目のドッグランの問題ですけども、私どもは理解をしていただいたと。これについて、理解していただいたんだから払ってもらえるだろうという部分でございます。これについては、いろいろ、この問題を、今後弁護士とも相談していかなければなりませんので、このあたりの部分の、なぜ払わないかという理由等につきましては、ここでは、私は明言を避けたいということで、これは、弁護士と調整の中でいろんな要素がありますんで、ここでは。私どもは払ってもらうのは当然だと思ってますから、なぜ払わないかという理由については、ここでは名言は避けさせていただきたいと、このように考えてございます。

出典:美唄市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月8日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる