美唄市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月5日
(1)福祉行政について/(2)住宅改修促進制度について/(3)道路整備について/(4)教育行政について
2010年3月5日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「福祉行政について」「住宅改修促進制度について」「道路整備について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井道夫、都市整備部長 山口隆慶、教育長 板東知文が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡文子 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、都市整備部長 山口隆慶、教育長 板東知文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 吉岡文子
2010年第1回定例会にあたり、大綱4点について、市長、教育長に質問いたします。3月1日定例会初日に、市政執行方針で市長が取り上げられたブータンの国民総幸福量に関してですが、私なりに感じたことを少し申し述べたいと思います。結局のところ、幸福を何を基準としてとらえるのかが国家として問われていることになるのではないか。国民総生産の額が国民の幸福の基準とならないということは、今日の日本を見れば明白なこと。その大局として生まれた考え方が国民総幸福量なんだろうと考えます。私自身としては、日本共産党の党員として人生を歩んでいこうと考えたわけですから、社会の構成員全体が幸福になる方向を目指すという点では、ブータン王国の国民総幸福量の考え方に一致できることもあります。何分にも今日の日本の政治では、金と政治家に関する問題が多過ぎます。昨年、政治の舞台から下野した自民党、そして新たに政権の座についた民主党、どちらの政党も国民の幸福より、自分の政治活動のための資金づくりのために政治家をしているとしか思えない様相で、これでは国民に信頼される政治の実現は不可能です。改めて政治の向かう方向が問われていると感じています。大綱質問の1点目は、福祉行政についてです。その1つは、福祉灯油についてです。北海道消費者協会の調べの資料によれば、灯油の価格は、平成16年2月は45円、18年2月は77円、20年2月は98円、本年2月は74円となっています。一時期の高騰からは少し落ち着いていますが、平成16年と比較して見れば、現在の価格は負担増となっています。医療や身の回りのいろいろな品々が値下がりしている中、灯油の負担感は大きいものがあると感じます。新築住宅の中にはオール電化住宅もありますが、美唄市民の多くは暖房に灯油を使用している割合が大きいはずです。今年はしばれるという厳しい寒さもありました。そういった状況の中、本年、美唄市として福祉灯油を実現できた事を大いに評価したいと考えます。そこで、昨年と比較して本年の福祉灯油の申請数や受給状況はどのようだったのか伺います。次に、福祉灯油の今後についてですが、受給対象となっていない生活保護世帯への支給についてどのようにお考えか、お伺いいたします。福祉行政の2点目は、予防医療についてです。私は最近、子育て関連のインターネット上で「Know VPD」という運動を知りました。初めて知り得た知識ですので、理解はまだまだ浅いものです。VPDとは、ワクチンで防げる病気のことです。日本では毎年、多くの子どもたちがワクチンで予防できるはずのVPDに感染して、重い後遺症に苦しんだり、命を落としています。世界中に数多く- -35ある感染症の中でワクチンで防げる病気VPDはわずかです。防げる病気だけでも予防して、大切な子どもの命を守りましょう、というのがこの運動の目的です。前回の定例会で同僚議員からヒブワクチンへの質問がありましたが、最近、全国各地で自治体独自の助成制度が始まり出したものに、小児用肺炎球菌ワクチンと子宮頸がんワクチンがあります。これらについて、どのような認識を持っているのかをお聞きいたします。市内の医療機関で接種ができるのか、接種回数や費用などについてもお知らせ願います。大綱の2点目は、住宅改修について伺います。高齢者が自宅に住み続けられるための住宅改修への助成制度ということで、高齢化が進む中、高齢者への力強い応援となるでしょう。加えて、不況に苦しんでいる市内業者の仕事を増やすということで、業者さんへも応援となることでしょう。導入当初は利用者数がわずかだったと聞いていますが、その後、利用者増で補正予算を組んだという経緯もありました。利用の実績や改修の種類など、お知らせください。また、工事への市内業者の参加状況はどのようになっているのか、どれぐらいの数の業者さんが参加しているのか、お知らせ願います。大綱の3点目は、道路整備について伺います。まず初めに、道道砂川奈井江美唄線の進捗状況についてです。この道路は12号線の裏道のような位置に当たっており、信号機も比較的少ない事から、地元住民にとっては利用の機会も多いと思います。この道路の完成日時はどのようになっているでしょうか。また、この道道砂川奈井江美唄線とつながる和田公園東側の東5条通りの整備ですが、これはどのようになるでしょうか。と同時に、この東5条通りと旭通りの交差点付近は、南からの道路と互い違いの交差点で、角にはコンビニエンスストアもあり、実際に私自身がヒヤッとする思いをしたことがあります。市民生活の安全を守る立場から、何らかの方策が必要ではないかと考えますが、お考えをお聞きいたします。大綱の4点目は、教育行政について教育長にお伺いいたします。その1つ目は、国民読書年の独自の取り組みについてです。2008年6月6日、衆議院と参議院で国民読書年に関する決議が採択がされ、今年が国民読書年となり、全国で記念行事が行われる予定です。各地の図書館でもいろいろと企画があるようですが、本市ではどのような取り組みを予定しているのでしょうか、お伺いいたします。教育行政の2点目は、市立図書館についてです。1つ目は、図書館の利用の状況についてです。過去5年間の利用の状況、利用者数や貸し出し冊数などについてお伺いいたします。その2つ目は、蔵書へのいたずらなどの迷惑行為についてです。この迷惑行為については、近隣市の図書館において、目に余るような行為の報道もありました。本市の状況がどのようになっているのか、お伺いいたします。教育行政の3点目は、郷土史料館についてお伺いいたします。その1つは、データベース化の進捗状況に- -36ついてです。また、データベース化の資料の種類の数などについてもお伺いいたします。また、2つ目には、それらの活用ですが、市民の利用ができるのか、市立図書館のように外部から検索をかけてデータが取り出せるようになっているのかどうかについてお伺いいたします。教育行政の4点目は、歩くスキーについてです。広報メロディーなどでもお知らせしていましたが、スキーアドベンチャーなどのイベントで、歩くスキーを企画しており、持っていない市民の方には貸し出しをするとなっておりますが、これらの用具の管理状況について、どのようになっているのかお聞きいたします。また、市民への貸し出しについて、お金を取ったりしているのかどうか、その点についてもお伺いいたします。以上、この場からの質問を終わります。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、福祉行政について、福祉灯油についてでありますが、市民の皆さんへの周知方法につきましては、市のホームページと広報紙メロディーに掲載したほか、各老人クラブ、母子会などの関係団体や民生児童委員に依頼し、周知を図ったところであります。10月6日から12月18日までの申請期間における申請件数は420件で、前年度の413件に対し7件の増となっております。申請場所につきましては、郵送を含めた市役所での受け付けが389件、臨時申請を実施した南美唄福祉会館での受け付けが22件、東明本町市街町内会館での受け付けが9件となっております。支給決定世帯数は360件で、昨年度の334件に対し26件の増、非該当となった世帯数は60件で、前年度の79件に対し19件の減であり、非該当の理由は、そのほとんどが所得要件を超えるものとなっております。生活保護世帯の支給につきましては、生活保護の制度の中で11月から3月まで冬期加算として燃料費が支給されていることから対象にしていないものであり、平成22年度につきましても同様に考えております。次に、予防医療についてでありますが、まず、小児用肺炎球菌ワクチンについてでありますが、肺炎球菌による髄膜炎や肺炎などを予防するワクチンとして、本年2月から国内において接種が可能となったところであります。世界保健機関では、肺炎球菌感染症により、全世界で年間100万人以上の子どもが感染により死亡していることから、小児用肺炎球菌ワクチンの定期接種を優先的に導入するよう、すべての国に勧告してるところであります。ワクチンの接種は、生後2か月から9歳までが対象となっており、接種回数は年齢により異なり、生後2か月から6カ月の乳児は4回、生後7カ月から11カ月では3回、1歳は2回、2歳以上は1回で、1回当たりの接種費用は1万円程度と承知しております。次に、子宮頸がんワクチンについてでありますが、若い女性に増え続ける子宮頸がんを予防するワクチンとして、昨年12月から国内において接種が可能となったところであります。子宮頸がんはヒトパピローマウイルスへの感染を原因とするがんで、日本でも年間- -37約1万5,000人が発症していると報告されております。性体験のある女性の8割は1度はこのウイルスに感染し、ほとんどの場合免疫力により自然消滅しますが、感染した状態が長い間続くと、子宮頸がんを発症する場合があります。ワクチンの十分な効果を得るためには、3回の接種が必要で、接種の費用は合計5万円程度と承知しております。市としましては、ワクチン接種により髄膜炎や子宮頸がんなどの予防が図れることから、対象となる多くの方に接していただくことが望ましいと考えております。なお、現在のところ市内の医療機関では小児用肺炎球菌ワクチンと子宮頸がんワクチンの接種は行っていないと伺っております。次に、道路整備について、道道砂川奈井江美唄線の進捗状況と、歩道整備についてでありますが、平成18年度から市道かえで通りと交差する地点から、道道美唄富良野線までの延長約1,450メートルに着手し、このうち市道かえで通りと交差する地点から市道しらかば通りと交差する地点までの約950メートルについては、片側の歩道で平成21年度に完成し、現在の進捗率は事業量ベースで約66%となっており、未整備区間である市道しらかば通りと交差する地点から、道道美唄富良野線までの約500メートルについては、両側に歩道が設置され、平成22年度に完成する予定と伺っております。次に、東5条通りの整備と安全対策についてでありますが、東5条通りにつきましては、平成17年度までに道道美唄富良野線から旭通の間、約550メートルについて車道の改良と舗装整備を終えているとこであります。また、道道砂川奈井江美唄線が平成22年度に完成することにより、交通量が増えることも予想されることから、今後、歩行者への安全対策の向上に向けて検討してまいりたいと考えております。次に、東5条通りと旭通りの交差点の安全対策についてでありますが、交差点の安全対策として、平成18年に和田公園東側の東5条通りと旭通りの交差点に道路反射鏡を設置したところであります。また、昨年、美唄警察署との協議を踏まえ、旭通りから南側の東5条通り沿いに一時停止の規制標識があることを促す指示標識を設置したところであります。今後、美唄警察署と安全対策の一層の向上に向け、協議してまいりたいと考えております。なお、住宅改修促進制度の状況について、市内業者の工事参加につきましては、都市整備部長から答弁させていただきます。私からは以上でございます。
答弁 都市整備部長 山口隆慶(都市整備部長は2010年6月まで)
住宅改修促進制度につきまして、私の方から御答弁いたしたいと思います。制度の状況についてでありますが、高齢な方の居住環境の向上を図るため、住宅のバリアフリー化及び断熱、防寒改修を行う場合に、その経費の一部を助成するものであります。助成の対象は、市内に居住する60歳以上の方の住宅の段差解消や、高齢者に対応した浴槽並びに断熱窓の設置などに対し、対象工事費の3分の1以内、限度額を10万円以上、20万円以内とし、工事の請負については、市内の業者となっているところであります。- -38この制度の活用状況につきましては、平成20年度はバリアフリー改修が2件で、助成額は40万円、平成21年度はバリアフリー改修が22件、断熱・防寒改修が18件、合わせて40件で、助成額は727万8,000円となっております。次に、市内業者の工事参加についてでありますが、建築関係が14社27件、設備関係が2社3件、建具関係が3社10件、合わせて40件、工事費用といたしましては、約3,750万円となっております。以上でございます。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、国民読書年に当たり、本市独自の取り組みについてでありますが、図書館では5月の子どもの読書週間、11月の秋の読書週間に合わせ、特別展を開催するとともに、ミニコーナーでは、定期的にテーマを変え、本の貸し出し、本の展示を行うほか、国民読書年にちなんだ特設コーナーを設けるなど、子どもや地域の読書活動を推進してまいりたいと考えております。また、先月、中央小学校において開催したブックフェスティバルでは、PTAの皆さんと、道立図書館のご協力をいただき実現したものであり、多くの子どもたちが、珍しいたくさんの本に触れることができ、読書を通じた楽しいひとときを過ごすことができました。今後とも、図書館のネットワークを活用しながら、学校やボランティア団体等と連携し、子どもたちが読書に親しめる取り組みを進めるとともに、広報など、あらゆる機会を通して国民読書年の周知を図り、読書の楽しさや大切さを伝えてまいりたいと考えております。次に、市立図書館についてでありますが、過去5年間の利用状況を申し上げますと、平成16年度では、利用人数が2万9,191名で利用冊数が12万6,788冊、平成17年度では、利用人数が2万6,394名で利用冊数は11万4,941冊、平成18年度では、利用人数が2万6,276名で利用冊数は11万3,194冊、平成19年度では、利用人数が2万5,400名で利用冊数は11万2,301冊、平成20年度では、利用人数が2万5,045名で利用冊数は10万8,371冊となっております。次に、蔵書へのいたずら書きなど迷惑行為につきましては、利用に支障を来す状態で返却されるという事例はなく、高いモラルを持ってご利用いただいております。次に、郷土史料館についてでありますが、データベース化の進捗状況につきましては、これまで、台帳で管理し、検索や閲覧に時間を要していた資料の効果的利用を図るため、国の緊急雇用創出事業を活用し、収蔵品記録や文書資料3,323点、蔵書台帳2万0,016点、視聴覚資料1,891点の合計7,230点のデータベース化に取り組み、既に作業を終えているところでございます。また、市民利用につきましては、利用者がインターネット上で直接行う図書館蔵書検索システムと異なり、利用者の申し出により、職員が検索するパソコンシステムであり、資料の検索にこれまでより迅速かつ的確に対応できることから、利用者のサービスの向上が図られるものと考えております。- -39次に、歩くスキーについてでありますが、スキー用具につきましては、陸上競技場に歩くスキーコースが整備されたこと、また、スキーハイキングやスキーアドベンチャー等のスキー関連事業をぴぱの湯ゆ~りん館周辺コースで実施していることから、用具貸し出しがよりスムーズにできるように、パークゴルフ休憩所に保管・管理をしているところでございます。また、スキー用具の貸し出しにつきましては、教育委員会事務局、もしくはゆ~りん館に申し込みいただき、無料で貸し出しを行っております。以上でございます。
質問 1番 吉岡文子
自席から何点かについて、質問させていただきます。まず、福祉灯油についてですけれども、昨年より受給なさった数が増えているということは、職員の皆さんや地域の皆さんの努力があったからこその結果だと思っております。受給できる権利のある方は、みんな福祉灯油の活用をされたら本当にいいんじゃないかなというふうに考えております。生活保護世帯の支給を願うという発言は、20年の第1回定例会の質問でも取り上げましたが、そのときも、市長にはにべもなくはねつけられましたし、先ほどの御答弁においても冬期加算があるということでした。しかしながら、生活保護制度上の冬期加算というのは、さっきもありましたように、11月から3月までということで、この北海道で暮らす、特にこの美唄の暮らしの中では、ちょっとではなく、大きなずれがあるというふうに考えています。寒がりの方でしたら9月からもう火を入れ、または夏の間でも入れてる方もいらっしゃいますし、3月どころか、4月、5月まで、やはりストーブで暖をとらなければ寒い日もあるという状況になっています。制度上の冬は冬として、私どもも国に働きかけてもいますし、行政の方でも働きかけていると思いますけれども、加算がつかなくて、寒い気候で、食費を削って灯油代を捻出するというような市民がおられるのであれば、その方に福祉灯油の支給ができないのかというのが私の質問の意向です。生活保護世帯全体というのは難しいと思いますけれども、せめて高齢の方でも寒くて縮こまってるというような状況を少しでも救うためにも、福祉灯油の支給をできないのかというのが質問の趣旨です。他の自治体では、生活保護世帯への支給の例もありますから、市長の判断の1つだと思うんですけれども、お考えをお聞きしたいと思います。それから、予防医療についてですけれども、先ほどの市長の御答弁にもありましたように、WHOの勧告にもかかわらず、日本のこのワクチン接種の状況というのは、世界の常識からはるかに外れてるということを重く受けとめざるを得ません。どのように遅れているのかというのは、具体的にはここでは申し上げませんけれども、是非、市長には、この先程のVPDのホームページを見ていただきたいというふうに考えます。12月の議会で同僚議員が取り上げたヒブワクチン、また、今回私が質問しました小児用肺炎球菌ワクチン、子宮頸がんワクチンなど、自己負担で接種ということになれば、保護者負担は大きいものがあります。目先の行政の負担を考えれば、公費助成なんて荒唐無- -40稽だと思われるかもしれませんけれども、子育て支援策、そして予防することで、将来の医療費の負担を軽減できる、また保護者の間接的に発生する負担も軽減できるということも、ぜひ考慮に入れていただいて、本市でもこれらのワクチンに対して何らかの助成ができないのか、市長の考えをお聞きいたします。続いて、住宅改修制度ですけれども、不況にあえぐ市内の業者の皆さんに3,000万円以上のお金がおりるということは、大きな成果ではないかなというふうに考えています。私もできるだけ高齢者の方、住み続けられるような住宅改修とかあった場合には、この制度を紹介していきたいというふうに考えます。道路整備ですけれども、これは、何かあってからでは遅いんですよね。何かある前に、やはりきちんと何か危ないところは手立てを打ってほしい。そのことを是非、行政の方にお願いしたいと思います。それから、教育行政についてですけれども、国民読書年の取り組みについてですが、読書することの意義などの、その大きな問題について、改めてこの場でとうとうと申し述べようと思いませんけれども、1つだけ、小学生の学力が世界一と評価されているフィンランドでは、国民の図書館の利用率についても世界一だと調査結果が発表されています。私は、この年に美唄出身で日本を代表する作家の方が何人もいらっしゃいますので、美唄で育つ子どもたちに夢や希望を与えてくれる、そういった先輩の著作の紹介などを、過去にも紹介はされてきたと思いますが、国民読書年という記念すべき年次でもあることですから、ぜひ旺盛に企画していただいて、1人でも多くの市民の方に図書館を利用するきっかけをつくっていただきたいと思いますが、教育長のお考えをお聞きいたします。次に、公立図書館と指定管理者制度についてですが、最近、支庁レベルで指定管理者制度を導入するという報道があります。私は、民間に任せれば何もかもうまくいくという発想には大いに問題があると考えています。特に図書館の運営となれば、指定管理者制度では図書館の継続性、蓄積性を守ることが難しいこと、図書館の自立性、独立性の確保が保障されず、図書館の自由が脅かされること、指定管理者制度の目的が経費削減にあるので、図書館で働く人の一層低賃金化が進行し、不安定雇用を拡大させてしまうことなどが懸念されます。市立図書館への指定管理者制度についての教育長のお考えをお聞きいたします。同様に、郷土史料館についての指定管理者制度についても教育長のお考えをお聞きいたします。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。最初に、福祉灯油につきましては、生活保護世帯につきましては、冬期加算として一定の扶助がされておりますので、福祉灯油事業では支給対象にしていないということでございますけども、今ほど他市の事例等も御紹介ありましたんで、この辺り、時期的な問題も含めて、この実態等も把握してまいりたいと考えてございます。2点目の小児用の肺炎球菌ワクチンと子宮頸がんのワクチン、この公費助成についてでありますが、両ワクチンにつきましては、こ- -41のほど国内において接種が可能となり、発症予防に大きな期待が寄せられてきておりますが、現時点では任意接種のため高額な接種費用の負担が過大となっております。このため、市としましては、他の市町村の動向を踏まえると共に、ワクチン接種の普及に向けて、接種費用の公費助成について、全道市長会等と連携を図りながら、今後、国に要望してまいりたいと考えております。3点目の、住宅改修事業でございますけども、市が700万強の助成ということで、工事費は5倍くらいになるわけでございます。これは、市内事業者にとって、本当にいろいろ評価がされる事業でございます。今回予算にも増額計上してございますけども、今後、更に拡大して、市内業者の受注機会が得られるような制度にし、高齢者の方が住みよいまちづくり、というか美唄に長く住んでいただくような、この政策につながるよう努力してまいりたいと思っております。以上でございます。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、国民読書年についてでありますが、これまでも本市出身の作家としましては、後藤竜二氏の児童文学作品展や、講演会、高田三郎氏の絵本の原画展などを開催したところでございます。本年は特に、国民読書年に当たることから、図書館、児童室などに本市出身の作家の作品展示コーナーを設けるなど、子どもたちが本に関心を持ち、本に親しむことのできる読書活動の推進に取り組んでまいりたいと考えてございます。次に、指定管理者制度についてでありますが、本市では、平成18年度から公の施設に指定管理者制度を順次導入してきておりますが、指定管理者の基本方針では、公の施設の行政責任の確保に配慮しながら、判断基準に照らし、導入を決定することとしております。このため、図書館、学校など個別の法律により管理者が特定されている施設については、当面、指定管理者制度の対象としないこととしているところでございます。次に、郷土史料館でございますが、郷土史料館につきましては、現状の施設の運営形態から判断して、指定管理者制度になじまない事から、当面、対象施設としないことと考えているところでございます。以上です。
質問 1番 吉岡文子
予防医療のワクチンについてですけれども、今とても、マスコミとかでも、この先ほどから述べてまいりました子宮頸がんワクチンについて、芸能人の仁科亜季子さんもご自分がこの子宮頸がんを患ったという事で、ワクチンの公費負担についての発言をされているということもありますし、それから、全国的にも各自治体で、先ほど述べましたように、子育て支援などの観点から公費助成が始まってきています。先ほど、市長も述べられていましたけれども、年間1万5,000人の女性が罹患して3,500人の方が亡くなるというふうになっています。ワクチンと検診の二重構えで、この子宮頸がんワクチンは100%予防ができるという病気になったということが言えま- -42す。幌加内町が、全額助成が今年2月に決定されましたし、新潟県の魚沼市、埼玉県志木市、兵庫県明石市、東京杉並区でも公費助成が開始されています。このワクチンの接種に効果的なのが、性行動を始める前の10代全般とされることから、この年代に子宮頸がんやワクチンの大切さを知らせ、併せて、分別がわかる少女になってるわけですから、学校でも、親子でも、自分の体や性について学び、考える機会ととらえるならば、定例会初日に、教育長の教育行政執行方針がありましたけれども、その中で教育長が発言されていました性に関する指導について、より一層効果的な状況になるのではないでしょうか。本市の財政状況をかんがみれば、公費助成が困難というのもうなずけるところですけれども、それならば、なお一層のこと、市長には腰をすえて国や道への声をあげていただきたいと考えます。命を守りたいと繰り返した鳩山首相に、国としての制度の実現を求める声を、美唄市長として大きくあげていただきたいと思います。私も市長とは別の角度から声をあげていこうと思っております。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。子宮頸がんワクチンについてでありますが、子宮頸がんに対する予防効果は大変大きいものと認識しております。このようなことから、若い世代の女性が子宮頸がんに対する予防意識を高めていただくため、教育委員会とも連携し、正しい知識の普及に努めてまいりたいと考えております。また、ワクチン接種の普及には費用負担の軽減措置が不可欠であることから、市としましては、今後、接種費用の公費助成につきまして、全道市長会等とも連携を図りながら、国に対して強く要望してまいりたいと、このように考えております。いずれにいたしましても、この子宮頸がんワクチンというのが、非常に、7割から8割の効果があると。このことを踏まえて、今後、この点も国に対して強く要望してまいりたいと考えております。