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美唄市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月4日

(1)地域活性化対策事業等について/(2)新興感染症対策について/(3)教育問題について

2009年9月4日、美唄市議会の一般質問で、土井敏興議員が「地域活性化対策事業等について」「新興感染症対策について」「教育問題について」について質問し、市長 桜井道夫、教育長 板東知文が答弁しました。

質問者
土井敏興 議員
答弁者
市長 桜井道夫、教育長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 土井敏興

平成21年第3回市議会定例会に当たり、私は大綱3点につきまして、市長並びに教育長にお伺いをいたしたいと思います。大綱1点目は、地域活性化対策関連事業でありますが、雇用の喚起と美唄で生産されるものを広く内外に紹介、売り込みをかけるべく、地場産品アンテナショップが開設をされ、3名の新規雇用のもと、間もなく開設以来2カ月を迎えようとしておりますが、これまでの経過の中で出店者数、それらの品目数、開設営業時間、これまでの売上高、店舗入り込み数、さらにはそうした中における売れ筋商品にはどういったものがあるのか。それらの集約したものがあれば、お知らせをいただきたいと思います。また、利用者の声を把握すべくアンケート調査も実施をしているとのことでありますが、それらの結果から、どのようなことが見えてきているのか、これもわかれば、併せてお知らせをいただきたいと思います。次に、2年間にまたがる事業であります地域の魅力まるごとブランド化事業でありますけれども、その進捗状況はどのような段階になっているのか、まずお伺いをいたしたいと思います。先般、精度の高い事業計画をしていくためにモデル的に札幌の大学生を対象にしたツアーや、同じく札幌に住む親子を対象としたツアーも行われたことが新聞等で報道をされておりましたが、それぞれ参加人員、ツアーの具体的な内容、それらに対する参加者の声や評価、またそこから見えてきた課題などがあるとすれば、教えていただきたいと言うふうに思います。今後、地域資源を生かし、美唄の魅力を前面に出した本格的な事業展開につなげていくことになると思われますが、このたびのツアーの結果や、課題を踏まえて、時期や具体的な内容の組み立てなど、ツアー会社を交え、どのように企画をし、実施段階に移行していくおつもりなのか、お伺いをいたします。大綱2点目につきましては、新興感染症における、いわゆる新型インフルエンザでありますが、国内ではここに来て感染スピードが加速傾向を示し、急増している沖縄を筆頭に、本道も流行期に入ったと報道されるなど、また、関連して稚内市において感染の疑いのある死亡者が出るなど、少なからず心配されるところであり、今後通常のインフルエンザの流行期を迎える時期と相まって、慎重、かつ十分な対策等を講じていかなければならないところであります。よって、これらについて、順次お伺いをいたしたいと思います。まず、このインフルエンザ発生の要因と言いますか、原因と言ったらいいのでしょうか、それらについてと、発生における症状についてでありますが、さまざまなケースがあると思われますが、特定的疾患や基礎疾患を持つ方や、妊婦あるいは乳幼児、高齢者なども含め、特徴的なものについてお知らせをいただきたいと思います。- -15次に、感染者の発生状況についてでありますが、これまでの全国・全道及び岩見沢保健所管内の状況はどのようになっているのか。また、最近は集団発生も急増しており、直近の数字がわかれば教えていただきたいと思います。次に、市内においてもそう時間を待たずして、おそらく感染、発生があるものと私は考えるところでありますが、発生を確認した時点においては、迅速かつ的確な対応が求められるところでありますが、それらについては、どのような対策を取られるおつもりか、お伺いをいたします。次に、そうした中で最も重要なのは、まず感染を防ぐ、いわゆる感染予防対策と、発生後においては、その拡大を最小限に抑える拡大抑止対応策が何よりも求められるわけであります。そこで、3点についてお伺いをいたします。1点目は、周知の方法や医療機関との連携についてでありますが、独居老人を含め、より綿密な市民への周知の在り方や、医師会を初めとする、医療機関との連携をどのように図られるおつもりか、お伺いをいたします。2点目は、学校等を初め集団施設等に対する対策についてでありますが、教育施設関係につきましては、特に8月に入り、学校活動の再開に伴い、各地において集団感染が急激に増加をしており、看過できない状況を迎えていると言っても過言でないところに来ていると言えますが、そうした学校等におけるこれらの対応策について、これまでどのような対策をとられてきたのか。今後、ことに集団感染が発生した場合において、学校関係者、家庭との連携はもとより、学級閉鎖、あるいは学校閉鎖などの判断を含め、具体的にどのような対策を講じられるのか、教育長にお尋ねをいたします。教育施設を除く保育所や社会福祉施設などを初めとして、不特定多数の人が出入りする公共施設や商業施設など、あるいは近年建設をされた各戸への入り口に通じる共同利用型の通路を持つ公営集合住宅等については、多くの患者が発生する確率が高まるものと思われますが、どのような対策をとられるおつもりか、この点につきまして市長にお伺いをいたします。3点目は、重症化につながりやすい特定疾患や基礎疾患患者や、妊婦及び乳幼児等への対応、またワクチン等についてでありますが、その確保について、あるいは今後の接種時期の見通しや、優先順位及び接種費用の軽減策等については、どのようなお考えをお持ちなのか、お伺いをいたします。次に、大綱3点目の教育問題につきまして、教育長にお伺いいたします。1点目として、子どもの健全育成サポートシステムについてでありますが、平成16年8月に北海道教育委員会と北海道警察との間で児童生徒の非行等に関する情報の共有や、再発防止及び未然防止に向け、協定書を交わし、9月から運用が開始され、全道各自治体で取り組まれてきたところと思いますが、私も平成17年第2回定例会においてお尋ねをいたしましたが、本市における協定を含めた状況はその後どうなっているのか。また、学校において有効に活用した事例等があれば、お知らせをいただきたいと思います。また、- -16そのときの御答弁の中で、個人情報の扱いが課題であり、検討を要するとのことでしたが、そのことにつきまして、その後、どのような対応をされてきたのかも、お伺いをいたします。2点目は、食にかかわる教育についてでありますが、近年食生活の乱れが深刻化し、国民的課題となり、望ましい食生活習慣の形成を図るためには、若年世代に向け、食に関する指導を充実させることが生きる力の源になるとして、学校において食に関する指導と、学校教育の管理を一体的なものとして指導する栄養教諭制度が、平成11年4月にスタートしたわけでありますが、本市においては、ようやく本年度より中央小学校と東小学校にそれぞれ配置され、食に関する指導と、学校給食の管理が途についたところでありますが、着任した栄養教諭は、各校の教職員の協力を得ながら、意欲的に取り組んでいると伺っているところでありますが、しかしながら、2名で11校全部を受け持たなければならず、しかも給食センター栄養職員職も兼務とのことであり、非常に多忙な状況に置かれている現状を踏まえ、今後においては、これらの状況やかかわりをどのように整理をし、充実したものにしようとしていかれるおつもりか、お伺いをいたしたいと思います。3点目は、農業体験学習についてでありますが、本年度において大きな教育の柱にグリーン・ルネサンス推進事業が組み込まれ、本市の基幹産業である農業が持ち合わせる教育的効果を活用し、それを子供たちに五感で感じてもらい、地域農業者等の協力のもとに、子ども達が本来持っている力を引き出すべく、次年度の本格的実施に向け、小学校農業科設置検討事業が進められているとのことでありますが、その進捗状況はどのようになっているのか、お伺いをいたします。以上でこの場からの質問を終わります。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

土井議員の質問にお答えします。初めに、地域活性化対策事業等について、アンテナショップについてでありますが、本市の農産物や特産品を初め、宮島沼やアルテピアッツァ美唄などの地域資源を広くPRすることを目的に、アンテナショップ PiPa が本年7月11日にオープンし、市民の皆さんや国道を行きかうドライバーなど、多くの方々に立ち寄っていただいております。アンテナショップの出店者につきましては、農産物を扱う農家及び団体が14業者、特産品や加工品は17業者、花を扱う業者は2社、全体で33業者で販売品目については、季節野菜が53品目、米や農産加工品など46品目、花が30品目、合計129品目となっております。売り上げ状況については、7月は253万円の売り上げで、内訳は、季節野菜などの農産物が75万円、特産品や加工品が166万円、花が12万円となっております。また、8月の売り上げは全体で312万円で、季節野菜の農産物が70万円、特産品や加工品が231万円、花が11万円となっております。次に、営業時間については、午前10時から午後5時までで、来店者数の正確な数字は把握できておりませんが、お買い上げいただいた方について、レシート発行枚数で申し上げますと、7月は2,520人、8月は2,- -17701人となっております。次に、アンケート調査については、8月19日までの39日間実施し、128人から回答をいただいているところであります。アンテナショップを知ったきっかけは、新聞記事が22%と最も多く、次いで、テレビ放映が17%、国道通過時が16%の順となっております。来店者については、市内・市外がそれぞれ50%となっており、90%以上の方に興味がある商品が置いてあると回答をいただいております。また、商品構成については、51%の方が満足しており、この2カ月間の売れ筋はやきとり、やきそば、とりめし、ハスカップ炭酸水、米粉商品などの順になっております。アンテナショップにつきましては、これまでさまざまな意見、要望をいただいており、それらを検証・検討しながら、受託者である商工会議所と連携を図りながら、より魅力あるものとなるよう努めてまいりたいと考えております。次に、地域の魅力まるごとブランド化推進事業についてでありますが、この事業は、基幹産業である農業を中心に食や自然、炭鉱遺産などの地域資源を観光や特産品の開発、販路拡大などに幅広く活用し、地域の魅力をまるごとブランド化することにより、交流人口の増加を目指すとともに地域経済の活性化を図ることを目的とした事業であります。この事業の推進の主体となる地域の魅力まるごとブランド化検討委員会を7月28日に開催し、地域資源のブランド化や観光企画商品づくりに向けて、活用すべき地域資源について意見交換を行うと共に、郷土史料館における美唄の歴史の学習や、美唄の特産品の試食を行ったところであります。今後は、地域資源を活用した観光資源のあり方について検討し、モニターツアーを年度内に実施してまいりたいと考えております。次に、親子ふれあいツアーについてでありますが、このツアーは、地域の魅力まるごとブランド化推進事業とは別に、市・月形町・札幌国際大学を初め、林業試験場や関係事業所などが連携を図りながら、地域支援を活用し、札幌圏の親子を対象に夏休みの自由研究にも対応可能な日帰り体験ツアーを実験的に行うこととしたものであり、魅力あるツアーとするため事前検証としてコーステストを7月3日に、札幌国際大学の協力を得て、学生・教官20名の参加により実施し、ツアーに対するご意見をいただき、ツアーの内容に反映したところであります。7月31日のツアーは、参加人数が24名、うち子どもが10名で林業試験場において、樹木の学習や図鑑づくり、さらには農家でジャガイモ等の収穫体験を行ったところであります。また、8月6日のツアーは、参加人数が22名、うち子どもが7名で宮島水鳥湿地センターにおいて沼や田んぼのものや水生植物の観察、図鑑づくりを行うと共に、月形花工房で押し花とフラワーアレンジメントの体験を行ったところであります。参加者からは、両ツアーとも予想以上に楽しく内容が充実していた。普段体験できないことができて楽しかった。といったアンケート結果となった一方、関係者による実施後の検証においては、募集期間が短く、夏休みの自由研究ができるというセールスポイントが- -18十分に伝わらなかった。販売促進という面で、立ち上がりが遅かったなどの課題が明らかになったところであります。今後のブランド化推進事業の展開でありますが、次回の検討委員会において、親子体験ふれあいツアーの実施結果を生かし、1泊2日の観光企画商品の検討を予定しているところであります。こうした企画商品の検討を通じて、モニターツアーを実施していくこととしており、募集対象者や実施時期、ツアー取扱い旅行業者などについては、検討委員会において十分検討してまいりたいと考えております。次に、新興感染症対策について、新型インフルエンザ等についてでありますが、新型インフルエンザは、4月にメキシコで1,300人規模の集団感染が発生し、その後、世界各国に拡大したもので、症状は発熱や咳のほか、鼻水、くしゃみなどで感染力は強いものの弱毒性であり、軽症の場合は通常5日から1週間程度で症状は緩和するとされております。しかし、妊婦や体力の弱い高齢者などが重症化することがあり、特に透析患者や糖尿病など慢性疾患を持っている方は、免疫反応の低下により感染症にかかりやすく、全国では死亡例も報告されております。また、乳幼児についてもインフルエンザ脳症が発症した場合は死亡率が高く、治癒しても後遺症が残る場合があり、感染については十分な注意が必要であるとされております。次に、感染者の発生状況についてでありますが、国では7月24日以降は全数把握から、集団発生について重点的に把握するよう変更がなされたところであります。この時点で公表されている感染者数は全国で4,986名、全道で131名、岩見沢保健所管内で2名、市内での感染者の発生はなかったところでございます。8月以降の集団発生の状況につきましては、疑似所見患者を含め、全国では8月23日現在で7,478名、全道では8月24日現在で202名、岩見沢保健所管内で9名となっております。市内では8月19日に1名の方が発熱等の症状により自宅療養となったとの情報がありましたが、その後は集団発生や感染者の報告はございません。次に、発生時の対応策についてでありますが、新型インフルエンザについては、感染予防が第1であり、症状が出た場合は早目に医療機関での受診をしていただくことが重要と考えております。感染者が発生した場合は、それ以上感染が拡大しないよう、感染予防を一層重点的に実施するほか、発生時の患者の受け入れにつきましては、各医療機関の協力をいただきながら対応してまいりたいと考えております。次に、感染予防と抑止対応策についてでありますが、まず、周知につきましては、既に広報メロディーや市のホームページなどでお知らせしているほか、保健師活動や高齢者等を対象とした地域行事などを活用し、新型インフルエンザに対する感染予防の周知活動を行っているところです。今後は、道内及び近隣の自治体において、集団感染の報告も多くなっていることから、ひとり暮らしの高齢者などが多い地域では、民生委員や保健推進員など、地域で活動されている方々の協力をいただくとともに、自主組織や広報などを通じて、さらに感染予防の周知を図ることとして- -19いるところであります。医療機関との連携につきましては、これまで医療機関で受診する場合、保健所への連絡が必要でしたが、8月10日からあらかじめ医療機関に連絡をすることで直接受診することが可能となりましたので、患者の受け入れについては医師会を通じ協力を求めてまいりたいと考えております。次に、集団施設等に対する対策についてでありますが、保育所や高齢者を対象とした社会福祉施設では、感染のスピードも早く集団発生の確立が高まる恐れがあることから、徹底した感染予防対策が必要であると考えております。このため、関係課を通じて施設関係者への感染防止と啓発ポスターの掲示をお願いすると共に、市役所や学校を始め、不特定多数の方が利用する公共施設については、既に消毒液を配置し感染予防を行っているところでございます。また、公営住宅につきましては、個別世帯のドアノブの清掃や廊下の換気など感染防止について住宅管理人への協力をお願いしながら、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。次に、特定疾患患者への対応及びワクチン等の確保についてでありますが、重症化が懸念される疾患を持たれている方や妊婦などにつきましては、特に注意を要することから、感染予防の励行と感染した場合の対処について主治医とあらかじめ相談し、症状に変化があった場合は、早急に医療機関に受診するよう市民に周知を行っているところであり、今後も引き続き啓発に努めてまいります。また、ワクチンにつきましては、国では5,400万人分の確保を目標としており、国産で準備できるのは1,800万人分で、不足分については国外からの調達を視野に入れ、検討されていると承知をしております。ワクチン接種の優先順位につきましては、現在、国において医師や看護師などの医療従事者を最優先とし、基礎疾患を有している方や、妊婦・乳幼児などの対応についても検討されているところでありますので、市におきましても、国の検討結果に基づき、適切に対応してまいりたいと考えております。接種時期につきましては、国または道からの通知により対応することとし、接種料金の軽減策につきましては、市民の安全を守る観点から、その対策について国に対して要望してまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

土井議員のご質問にお答えします。初めに、新型インフルエンザに関する対応についてでありますが、これまでも文部科学省の新型インフルエンザ対策に関する行動計画や通知等に基づき、予防対策といたしましては、手洗い・うがいの励行、症状が出た方のマスクの着用、外出の自粛、人に咳やくしゃみをかけない咳エチケットの徹底、早期受診、早期治療などについて指導すると共に、児童生徒や教職員等に患者が発生した場合には、保健所等との連携などによる臨時休校など、適時適切な措置を講じることとしております。新型インフルエンザについては、本格的な流行が既に始まっている可能性があり、今後、感染化が急速に拡大することも十分に考えら- -20れることから、校長会などを通じて、さらに学校や家庭における感染予防の徹底について周知を図ると共に、保健所等、関係機関との連携、各幼稚園、小・中学校に対する来校者用消毒液の配備など、これらに努めているところでございます。次に、感染者が発生した場合の対応につきましては、厚生労働省が示した学校における新型インフルエンザ・クラスターサーベイランスの流れに基づき、直ちに出席停止の措置を講じ、保健所に連絡するなど、必要な措置を迅速に講じるとともに、同一学級、または部活動単位などの同一集団において2人以上のA型感染者が発生した場合には、校長、学校医、保健所との協議の上、学校閉鎖、学年閉鎖などの臨時休校の措置を行うこととしております。いずれにいたしましても、国、道の情報収集に努めると共に、保健所等、関係機関との連携を十分に図りながら、迅速かつ適切な対応に努めてまいりたいと考えております。次に、子どもの健全育成サポートシステムについてでありますが、本市においては、非行の再発防止や犯罪被害の未然防止など、児童生徒の健全育成をサポートすることを目的に、美唄市教育委員会と札幌方面美唄警察署との連携に関する協定書を平成18年3月6日に締結したところでございます。これまで、各小中学校では教育的配慮のもと、家出捜索や非行対応など、必要に応じて連携を図っているところでございます。なお、課題とされていた個人情報の取り扱いにつきましては、協定書の中に秘密保持の徹底等の項目を盛り込むことにより、適正に行っているところでございます。次に、食に関する教育についてでありますが、平成17年6月に成立した食育基本法では、食育を生きるうえでの基本であって、知育・徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけ、学校教育にはそれらを伝える食育の担い手としての役割が大きく求められています。また、このような観点から、栄養教諭制度の導入や、学校給食法の改正が行われております。栄養教諭は栄養に関する専門性と、教育に関する資質を有する教育職員として今年度中央小学校と東小学校に配置され、配置校を起点に他の小中学校9校をカバーしていくこととしており、食育の担い手として給食指導を始め、特別活動や教科等と関連させながら、担任や教科担任等、さらには家庭や地域との連携により、食に関する指導を推進していくこととしております。今年度においては、配置初年度ということもあり、配置校以外の活用については、年間10時間以内としているところでございます。また、栄養教諭は給食センターとの兼務発令ということもあり、今後の学校現場における活用状況なども踏まえ、他市における給食センターと栄養教諭のかかわりなども調査することといたしております。いずれにいたしましても、食に関する指導の充実に向けて、栄養教諭の配置拡充や財政措置など、引き続き国や道に要望してまいりたいと考えております。次に、農業体験学習についてでありますが、美唄市の特色ある教育として地域の力を結集し、本市の農業が持つ教育的効果を生かしな- -21がら、子どもたちの生きる力を地域全体で育んでいくため、これまで校長会等との協力により、これまで示してきました食農教育の視点を基本にして、さらにはこれまでの学校現場の状況を踏まえ、美唄らしい農業体験学習の体系的なあり方についての検討を行ってきたところでございます。その内容としましては、本市の現状と教育、農業体験学習の必要性と全体像、学年別規定カリキュラム、環境整備と課題などについての基本的な考え方をまとめたところであり、この考え方を基本として、現在実施に向けた事業計画書を策定しているところでございます。今後は事業計画書に基づき農業関係者や学識者、学校関係者などによる検討委員会を設置し、専門的な観点や、実務的な観点からさらに検討を加え、推進体制の整備を図ると共に、シンポジウムの開催などにより広く全市民的なコンセンサスを図りながら、子どもたち、保護者、地域に根ざし暮らしに学ぶという視点から美唄らしい食農教育となるよう、取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

質問 11番 土井敏興

それぞれご丁寧にお答えをいただきましてありがとうございます。それではこの席から2点について、市長に改めて少しくお伺いをいたしたいと思います。1点目は、アンテナショップについてでありますけれども、開設して約2ヶ月ということで、それ以来この経過の中で運営に当たっては、利用者の方々の声や、あるいはアンケートの結果を通して、それぞれ工夫をしながら今日まで努力をされてきたというふうに思うところでありますけれども、そういった中で、御利用されている方々から私も何人かの方からお話を伺っているところでありますけれども、そういった方のお話によりますと、利用するにあたって、ショップの入り口がよくわからなくて通過をしてしまうことがたまたまあるという事で、でき得るならば、やはりそれがよくわかるような目立つ看板の設置をしていただけないものかと、そういったこととか、あるいは、営業時間についても、やはり、この午後5時までというのは余りにも早い時間帯ではなかろうかと、もう少し時間的な延長をして、利用者が利用しやすい、そういう状況を考えていただくのはいかがなものでしょうかと、そういう声もありましたし、また、店内の陳列のスペースについても、それぞれスペースに限度があるようですから、全体として、総じてみた時に品揃えの数が少ないのではないかと。やはり、店に入って、品定めをする、そういう楽しみも与えるような部分というのが必要ではなかろうかと。そういう声があったり、あるいは、特に土日などの来店者の多いときには、物によっては開店後間もなく品切れをしてしまうというような状況もあって、その後に訪れた人方にとってみれば、空箱を眺めるような状況のときもあるようだというような話も聞こえておりますので、言い換えてみれば、そういった形になりますと、そのあとの品物が随時補充をされるような形であれば、利用される方々についても不便さを感じさせるということはないのかもしれませんけれども、そういった声が私のところにも実は寄せられて来ているわけであります。こういったことの状況を見ると、- -22やはりこれは言い換えてみれば、運営をする側、あるいは出店をしている方々のところに大きくかかわる問題ではないかというふうに思いますので、その点について、やはり利用される方々の、そういう利便性をしっかり満足をさせていくような対応策を講ずる必要があるんではないかなというふうに思っているところであります。開設をして、まだ2カ月ということで、なかなかその点については、日々対応が難しい要素もあるかと思いますけれども、先程のお話の中でも約2カ月で500万強という売り上げのようでありますけれども、8月については300万を超える売り上げがあったということでありますが、しかしながら、出店をされている業者の数で単純に割り返していくと、1社当たり3,000円強ぐらいの状況でありますから、必ずしも出店をされた方々が、満足のいくような状況下になってはいないのでないかというふうに思いますんで、その辺のところは、これは今後の課題というふうに、形になっていくんでしょうけれども、それよりも、やはり今のことを含めてやはり出店する側、重ねた形になりますけれども、出店する方々、あるいは運営に携わってる方々が、そういったことも踏まえた売り上げを上げていく、そして利用する方々に安心して利用していただけるような環境を提供していく。そういう対応策がいち早く求められているんじゃないかなというふうに思うわけであります。また、この後、秋の収穫期を迎えるわけですから、比較的少しの間はそういったものの陳列も十分可能なときがあるかと思いますけれども、やはり、それが過ぎますと、いわゆる生鮮・農産物関連については、端境期に入ってくるわけですから、そこの中で、来店者を確保すると言う意味においては、品揃えについて、更に工夫を凝らしていく必要があるんではないかというふうに思います。いずれにしても、魅力のある、そして、しかも愛されるショップに育てていくという形にしていくためには、先程申し上げましたように、運営に携わる側に立つ人はもちろんのこと、出店者の方々がやはり定期的に協議の場を設け、そして利用者のニーズを把握しながら、しっかりと議論を重ねていくことが何よりも大切でないかというふうに思うところでありますので、その辺についてどのような対応をお考えなのか、お伺いをしたいと思います。2点目につきましては、新型インフルエンザについてでありますけれども、今ほどの市長の御答弁では、本市におきましては先月1名の方が発熱症状を呈して、自宅療養という経過がありました。しかしながら、幸いにして現在のところは発生の報告はないということでありますが、全体の状況をみますと、ここに来て道内においては非常に加速度的に集団感染を含めて患者数が増加をしているわけでありますから、先程も申し上げましたけれども、本市においても、そう長く時を待たずして感染者の発生が起こるのは必至でありまして、場合によっては予想以上の拡大も私は懸念されるんではないかなというふうに思っているところであります。そういった中で、必要以上に市民を不安感にさらすようなことがあってはなりませんけれども、しかし、一方では、冷静に着実な対応策を打ち立ててい- -23くことが必要不可欠であることは言うまでもないというふうに思うわけであります。よって、感染のケースにもよるんでしょうけれども、時としてやはり、市民の皆さんや関係者の方々の協力も当然求めていかなければならないこともあるわけでして、特に想定外の発生があった場合には、果たして、市内の医療機関での対応が十分でなくなる心配も拭えないのではないかというふうに思うわけでありまして、改めてその辺の対応策について、5点ほどにわたりましてお伺いをいたしたいと思います。まず、1つ目につきましては、集団感染発生時における対応と市民周知のあり方について。2つ目につきましては、市内医療機関での受け入れ体制と、感染者が多く受け入れがオーバーしてしまった場合の市外医療機関との連携や対応について。3つ目には、医療施設における院内感染や二次感染防止対策について。4つ目には、ワクチンの確保については、先程のお話では時期、あるいはどの程度の量が確保されるかということについては、非常に不透明さはありますけれども、しかしながら、それが調達ができ得た時点における接種費用の市民負担に対しての具体的な軽減策について、あればお示しをいただきたいというふうに思います。5点目ですが、いずれにしても、最小限の感染にとどめるためにも、市として今後の感染防止、あるいは拡大防止に向けたきめ細かな対策が望まれるわけであり、それらについて改めてどのように対応されるおつもりか、お伺いをいたしたいと思います。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

土井議員の質問にお答えします。初めに、アンテナショップについてでありますが、営業時間や品ぞろえ、看板が目立たないなどのご意見やご要望を来店者などからもいただいており、速やかに対応するよう、現在受託者である商工会議所と協議しているところであります。また、冬場に向けての品ぞろえにつきましては、現在出店している業者において漬物などの加工品や、手づくりの工芸品などの出品を計画しており、今後、運営会議の中で新たな出店者の募集などについて協議してまいりたいと考えております。出店者協議会においては、多くの方々に利用していただけるよう、現在秋の収穫祭の開催、商品の補充、冬期間の商品構成などの検討に加え、商品の説明書やレシピをつくるなどの話し合いを進めているところであります。いずれにいたしましても、市、商工会議所、出店者と連携を図りながら、魅力あるアンテナショップづくりに向け取り組んでまいりたいと考えております。次に、新型インフルエンザ発生時の対応についてでありますが、市内で集団感染が発生した場合は、拡大防止のため施設の休業、閉鎖等の対応が考えられ、市民の行動としては感染しないために不要な外出を控える。マスクの着用と手洗いを励行する。症状がある場合は、医療機関で早めに受診するなどの対応が必要と考えており、市としましては、今後においても感染拡大防止について周知を図っ- -24てまいりたいと考えております。市内医療機関での患者の受け入れにつきましては、医師会を通じて受入体制の確保について要請してまいりたいと考えております。また、市外医療機関への受診につきましては、患者発生状況により保健所へ情報提供を行ない、保健所や道と連携しながら受け入れが図られるよう努めてまいりたいと考えております。院内の感染防止につきましては、既に医療機関に対し一般患者と接触しないための受診経路の確保や、受診時間帯を別に設けるなど、予防措置について保健所から通知されているところですが、市としましても、各医療機関に感染防止策の徹底をお願いしてまいりたいと考えております。接種費用の軽減につきましては、費用や回数のほか、国の補助など具体的な情報が不明であることから、今後国から明らかにされた時点で、国への要望も含め検討してまいりたいと考えております。今後の市の対応につきましては、感染防止や拡大防止のため、市民一丸となった行動が必要と考えており、自治組織関係者や施設関係者などの協力をいただきながら、感染予防に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、この度の発生につきましては、大流行が懸念されており、市民の生命・安全を守るため、市として最大限の対応をしてまいりたいと、このように考えているところでございます。私からは以上でございます。

出典:美唄市議会 平成21年第3回定例会 2009年9月4日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる