美唄市議会 平成21年第2回定例会 2009年6月12日
(1)定額給付金給付事業について/(2)福祉行政について/(3)教育行政について
2009年6月12日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「定額給付金給付事業について」「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井道夫、総務部長 安田昌彰、商工交流部長 岡嶋博文、教育長 板東知文が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡文子 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、総務部長 安田昌彰、商工交流部長 岡嶋博文、教育長 板東知文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 吉岡文子
2009年第2回定例会に当たり大綱3点について市長及び教育長に質問いたします。質問に入る前に一言申し上げたいと思います。5月29日から6月4日、5日にかけて開催された美唄市議会として初めての議会報告会ですが、私も5ヶ所で50人以上の市民の皆さんと話し合いの場に参加してまいりました。多くの市民の皆さんの御参加をいただき、また貴重なご意見も数多く提案していただきました。ある会場では参加者のお一人からコピーを渡され、しっかり読んで今後の議員活動に生かしてほしいと激励されました。議員として今後ますます自分自身を磨き、市民の皆さんの負託に応えられるような議員活動をしていかなければならないと、各会場を後にするたびに感じておりました。同時に今年限りではなく、来年、再来年と、この議会報告会を続けていくことの重要性も痛感したところであります。一般質問に入ります。大綱の1点目は、定額給付金給付事業についてであります。この質問に関しては、午前中同僚議員からの質問もありましたが、立場が違いますので、重複を避けて質問したいと思いますが、重複の場合はお許しを願いたいと思います。この事業につきましては、新聞、マスコミが人気低迷の麻生内閣の選挙目当ての究極のばらまきであることを指摘してまいりましたが、私もそう感じております。元をたどれば- -50国民の税金をさもさも給付すると。上からの目線で対応した政権の姿勢は末期の悪あがきとしか思えません。第1点目には、本市の該当世帯数や給付金額、給付割合を伺います。また、支給日ごとに、その支給割合の変化と直近の状況について伺います。2点目には、郵送の戻り件数や、その後の対応、今後の取り組みについて伺いたいと思います。3点目には、さまざまな理由により別居を余儀なくされている家族の方の給付金の取り扱いについてでありますが、家庭内暴力や2月1日以降の離婚などへの対応は、どのようになっているでしょうかお伺いいたします。4点目には、定額給付金の給付に伴って市内で発行されたプレミアム付き美唄商品券について伺います。その事業の概要、実施状況について伺います。大綱の2点目は、福祉行政についてです。その1点目は、美唄市の生活保護世帯の現状についてであります。全国規模では2008年度の生活保護世帯数は、月平均で114万8,766世帯となり、前年度に比べ4万3,491世帯増加をしています。過去最高を更新する見込みとなっています。生活保護世帯数は2001年度から最多記録を更新し続けています。3月の生活保護受給人数は全国で165万4,612人に達しました。昨年12月から毎月1万人を超えるペースで増加しており、今年2月から3月にかけては1カ月で2万1,567人増えるなど、増加幅も拡大し続けています。2008年度の月平均は159万2,625人で、前年度確定数より4万9,304人増えました。昨年秋以降の世界経済危機の中で、非正規切りなどが横行し雇用が悪化しています。4月の完全失業が5.0%と、5年5ヶ月振りに5%台になるなどの影響が出ています。自民党・公明党政権の社会保障抑制路線のもとで全国的な傾向としては、美唄市ではあり得ないとは思いますけれども、自治体窓口で受給申込書を渡さないなど、水際作戦と呼ばれる厳しい受給抑制が行われています。それにもかかわらず、保護世帯数、実人数ともに1995年以降急上昇を続けており、構造改革の進行が貧困を拡大してきたことが明白になっています。さて、そこで本市における生活保護世帯の現状ですが、1点目には、過去5年間の被保護世帯数、被保護実人数、保護率について。2点目には、本市の生活保護世帯の特徴的な点についてお伺いいたします。福祉行政の2点目には、本年3月をもって全廃となった生活保護の中の母子加算についてお聞きいたします。教材費や給食費が払えない、具合が悪くても病院に行かずに学校保健室の薬でやり過ごすなど、日本の子供の貧困率は先進諸国の中でもかなり高い方に位置しています。とりわけひとり親世帯、主に母子世帯の子供の貧困率は、OECD経済協力開発機構の中でもトップクラスとなっています。にもかかわらず、現政府は母子世帯の命綱でもある生活保護の母子加算を廃止しました。母子加算の廃止に関する1点目は、本市の対象となった母子加算廃止世帯数と、減額となった金額。2点目には、本市の母子家庭に及ぼす影響- -51について、どのようになるのかお聞きいたします。大綱の3点目は、教育行政について教育長に質問いたします。それは、学校開放事業の利用者負担についてです。財政健全化計画で歳入確保策として、本年4月から実施されているはずですが、3月までと4月からの利用団体、利用者数を各学校ごとにお聞きします。また、近隣の自治体における同様の事業の対応についてお聞きいたします。以上この場からの質問を終わります。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。初めに、定額給付金給付事業について、郵送の戻り件数や、その後の対応についてでありますが、宛所不明として郵便局から返送された申請書が、当初123件ありました。現在まで世帯主からの申し出や住居情報の把握に努めた結果85件に送付し、残り38件が世帯主に届いていない状況にあります。今後につきましては、申請されていない方も含め、さまざまな機会を通じて制度の周知徹底に努めてまいりたいと考えております。次に、DV被害者などへの対応についてでありますが、現時点で把握しているものとして、2月1日の基準日には6世帯、基準日以降に3世帯の、合計9世帯のDV被害者の方がおりますが、すべての方が定額給付金の対象となっております。また、基準日以降に離婚された世帯は3件であり、制度の取り扱いでは離婚等により世帯分離した場合であっても、申請受給者については基準日の世帯主となっております。次に、福祉行政について、生活保護世帯の状況などについてでありますが、過去5年間の3月末の状況で申し上げますと、平成16年度は531世帯の767人で25.7パーミル、平成17年度は537世帯の759人で25.9パーミル、平成18年度は576世帯の804人で28.0パーミル、平成19年度は609世帯の850人で30.1パーミル、平成20年度は625世帯の846人で31.1パーミルとなっております。保護開始の要因はさまざまであり、全道と同様の傾向にありますが、預貯金が無く、疾病等により医療費が支払えなくなり、保護申請する方や、無年金者の方の申請が特に多くなってきております。また、高齢者で年金受給額が少ない中で、親族などからの支援を受け生活してきたものの、景気の悪化などにより支援が受けられず、生活が苦しくなり保護申請をする方々も増えてきているところであります。次に、母子加算廃止についてでありますが、母子加算廃止世帯数と減額になった金額は、平成21年3月末現在で申し上げますと、世帯数で42世帯、金額は245万7,240円となっております。次に、母子家庭世帯に及ぼす影響についてでありますが、この見直しでは、一律的に母子加算を廃止する一方で、世帯の自立に向けた就労職業訓練を受ける世帯に対し、ひとり親世帯就労促進費が新たに創設されたところであります。また、本年7月の保護費の支給から小学生には2,500円、中学生には4,330円、- -52高校生には母子世帯も含め、5,010円の学習支援費が支給されることとなっております。こうした措置が講じられてきたものの、景気が一段と悪化していく中にあって、生活に及ぼす影響も大きく、特に乳幼児を抱える母子世帯においては、就労も含め大変厳しい環境にあるものと考えております。なお、定額給付金の給付状況については総務部長から、プレミアム付き美唄商品券の発行については、商工交流部長から答弁させていただきます。私からは以上でございます。
答弁 総務部長 安田昌彰(総務部長は2010年3月まで)
定額貯金給付事業の該当世帯数や給付金額、給付状況につきましては、私から答弁させていただきます。定額給付金の給付状況についてでありますが、3月下旬、2月 1 日の基準日に該当する1万3,175世帯に申請書を郵送し、第1回目の支給日である4月17日には8,239世帯、支給額2億7,618万円、支給割合は62.6%。第2回目の4月24日では、累計で1万0,581世帯、支給額3億5,668万円、支給割合は80.4%。3回目の4月30日では、累計で1万1,127世帯で、支給額3億7,444万円、支給割合は84.5%。6月9日現在では、1万2,514世帯で、支給額4億1,114万円で、全体の95.0%が支給されている状況にあります。現時点での未申請世帯は2月1日基準日以降に死亡などにより給付対象外となっている世帯を除き、残り551世帯となっているところでございます。
答弁 商工交流部長 岡嶋博文
プレミアム付き美唄商品券の発行については、私から答弁させていただきます。プレミアム付き美唄商品券の発行についてでありますが、本事業は、国の平成20年度第2次補正予算による地域活性化生活対策臨時交付金を活用し、市内消費拡大促進を図ることを目的として、市と商工会議所、美唄商品券運営協議会が連携して取り組んだものでございます。この事業は美唄商品券に、一般世帯は20%、子育て世帯は25%のプレミアムを付け、総額5,000万円で販売したところであり、プレミアムの20%分と発行に係る経費を市が補助し、子育て世帯の上乗せ5%分については、運営協議会が負担を行っております。また、購入額の上限は1人3万円とし4月11日に販売しましたが、1,708名の方が購入され、販売当日で完売となったところでございます。なお、当日購入された方に対し、アンケート調査を実施し、その結果、購入者の年代別では20代から30代が14.3%、40代から50代が28.3%、60代以上が57.4%となっております。地域別では、条丁目地区にお住まいの方が71.7%、東明方面の方が5.6%、南美唄の方が6.3%、茶志内方面の方が3%、進徳・峰延方面の方が7%、開発・西美唄方面の方が3.5%となっております。職業別では自営業の方が9.1%、給与所得者の方が25.5%、年金受給者の方が4- -533.1%、その他が17.6%の結果となっているところでございます。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。学校施設開放事業の利用者負担金についてでありますが、5月末までの利用申し込み状況を平成20年度と21年度の比較で申し上げますと、利用増は茶志内小学校が2件から7件、東栄小学校が3件から5件、峰延小学校が2件から4件となっております。利用減は東中学校が4件から1件、美唄中学校が2件から1件、南美唄小学校が3件から1件となっております。また、西美唄小学校1件、東小学校2件、峰延中学校3件については、前年度と変わらない状況となっており、総数では20年度が光珠内中央小学校の1件を含め23件、本年度が25件となっており、全体での利用件数は増加してるところでございます。次に、利用者負担の状況についてでありますが、本市の利用者負担は1回当たり1時間の利用の場合70円で、暖房を使用した場合450円の割り増しを行うこととしております。また、本市の他に空知管内で利用者から負担金を徴収している市は3市となっております。その内容を申し上げますと、滝川市では1回当たり3時間以内の利用の場合、日中3,220円、夜間4,190円で冬期間はそれぞれ810円の割増金を利用者が負担することとなっております。また、砂川市では1回当たり1時間の利用の場合500円を。更に深川市では1回当たりの利用の場合、日中997円、夜間1,396円で、冬期間はそれぞれ5割増しの金額を利用者が負担することとなっております。
再質問 1番 吉岡文子
自席から再質問させていただきます。定額給付金に伴うプレミアム付き美唄商品券でありますけれども、今ほど伺いましても、非常に高齢の方のご利用が多かったというような数字があらわれておりますけれども、限られた年金収入で暮らしていらっしゃる市民の中には、事前にこの報道がされてプレミアム付きと、特典付きという報道がされていたこともあって、支給されるはずの定額給付金でこの商品券を購入しようと考えていた方も多くいらっしゃったという話でありました。また、そういった方々は4月11日という販売となったことで、非常に不公平感を持ってらっしゃることも、私の方に声が上がっていました。この日にちの設定では、余りにやはりそういった市民の期待を裏切って、余力のある方しか購入ができなかったという状態になっていると思います。定額給付金の支給状況を今ほど伺いましたけれども、3回目の支給4月30日、4月中で大体84.5%の方が受け取ってるってことがわかっています。やはり期待度も多かったので、私は全然その商品券の販売とか、そういうことに関しては素人ですけれども、素人の私でさえ大体市民の方がどういう行動をとって、この定額給付金というものを受け取るんだろうなってあたりのところが推測できるんですから、もちろん商工交流部の中の方たちは、もっとそういったことに敏感で、どういった市民が行動をとられるのかっていう- -54のは、当然推測できていたのではないかと思われるんですよね。わずか、20日余りですよ、4月11日からということになれば、4月30日の支給まで待つということであればね。3者でやっていることなので、そのあたりの経過がどのようになって決まったのかわかりませんけれども、今回、こういった行政と市民が協力して美唄の財政再建に取り組むとした今年は元年です。こういった形でいたずらに市民に不公平感をもたらすやり方は、行政として慎むべきであり、今後の課題として市民の方の多くが納得いく形での販売方法を追求していくべきだと、私は考えておりますけれども、市長のお考えをお伺いいたします。続きまして、福祉行政ですけれども、今ほど数字を伺いましたが、5年間で世帯数としては94世帯、保護率では5.4パーミルのアップという数字で、中高年の方が多くなっているというお話でありました。先ほども述べましたけれども、全国的な傾向として、厚生労働省は生活保護の抑制を、いろいろと謳っていらっしゃると思うんですよね。その中でもこういった伸びをしてるというのは、やはり美唄市民の方々の生活の苦しさが数字の中にもあらわれているのではないかというふうに思い計られます。私も最近相談を受けた70代の女性ですけれども、数年前に連れ合いを亡くされて一人暮らしになりました。夫婦お二人の暮らしのときには年金でもどうにかやり繰りをつけてられたのですけれども、彼女の年金にわずかばかりの遺族年金では暮らしていけない。支給年金わずか11万円、1月にすると5万5,000円ですけれども、それでその生活を何とかいろいろと取り崩しながら頑張ってこられたんですけれども、本年4月もう生活が立ち行かなくなったと私の方に相談がありまして、生活保護の申請をしたというケースがあります。また、母子加算の廃止に関しても、本市においては42世帯の加算が廃止されたという事で、金額も2百何十万ということでしたけれども、それはあくまで今年3月一番低くなった数字であってね、もっと本来は加算が大きかったはずです。それが段階的に減らされてきて、その数字になっているんだと思われますけれども、経済状況の厳しい中で、そういった母子家庭の方はどんなに心細い思いを募らせているかと私は察しています。私の存じ上げているお母さんは、深夜勤務をしながら3人のお子さんを育てています。側で見ていても綱渡りのような毎日で、はらはらして私は見守っています。少しでも収入が多くなるようにと、深夜勤務を自ら選んだということですが、本来は人間は睡眠の時刻になっている、そういった生活リズムを無視してまで体を酷使するということが、この後彼女の生活全般に悪影響を及ぼさなければいいと願うばかりであります。先ほどの御答弁では、母子加算廃止に代わって、新たにできた支援策が市長の方から説明されました。しかし、国全体から見ると、母子加算全廃で約204億円が削られた一方で、変わってできた高等学校等修学費59億円や、就労促進費約40億円、2009年度補正予算で盛り込まれた子供の学習支援の給付42億円を合わせても削られた200億円には遠く及ばないことが明らかになっていま- -55す。就労支援費では病気や障害や育児で働けない世帯には支援が全くされなくなることにもなっていますが、全国では病気などで働けない母子家庭は3万世帯にも及ぶとされています。子供の学習支援の給付の対象にならない0歳から5歳の子供のいる母子家庭が1万世帯、美唄市では先ほどこの母子加算廃止の対象となった世帯の支援はどのように変化したのか。私が今取り上げたこういった新たな制度がどのようになっているのか、もう一度その対象となった世帯数と支給金額について、市長にお聞きしたいと思います。北海道内ではこういった生活保護の母子加算の縮小廃止に抗議して、2007年の12月に札幌や小樽、北見に住む9人のお母さんたちが、これでは生存にもかかわるということで、生存権裁判へと行動を取り始めています。私も微力ですが、この行動に賛同して募金をしております。そうした中、道内の自治体からも母子加算の廃止に伴い、自治体独自で母子加算に変わる福祉給付金を始めた自治体が生まれたという事で、私は大変驚くとともに感激でこのニュースを聞いておりました。その自治体は旭川の隣に位置している東川町です。ちょっと読み上げますけど、「東川町は4月から生活保護世帯のひとり親世帯及び高齢者・住民税非課税でひとり親世帯の高校生に対して、月額8,000円の福祉給付金を支給することを決めました。これは、生活保護の母子加算が4月から全廃されることからお母さんたちの要望を受けて、町が決断したものです。月額8,000円は生活保護受給者が収入認定されない限度額を採用したものです。加えて、住民税非課税でひとり親世帯の高校生にも支給するものです。3月11日には条例案が可決され、17日に行われた第1回定例会の最終日には、それを盛り込んだ予算案が可決成立しました。お母さんたちの子を思う切実な願いがかなった瞬間でした。」とあります。これを進めた北海道東川町長の松岡市郎さんという方が4月20日日本共産党の新聞「赤旗」の発言ゼロキュウというところに登場されています。これもちょっと読み上げてみたいと思います。「3月町議会の提案では、雇用不安、生活保障への不安が広がっている町民が苦しい生活状況に置かれている時、町が福祉、暮らしを守る自治体の基本的な役割を発揮することが強く求められている。老齢加算、母子加算が廃止された生活保護世帯に激励の意味からも、福祉給付金を支給したいと説明しました。反対が出るかなと心配しましたが、全会一致でした。私は予算がない。前例がない。実施しているところがない。という言葉が嫌いです。職員には失敗してもいいから、どんどん提案しなさいと日ごろから言っています。住民のためになることなら何でも思い切ってやることが大切です。失敗を恐れていては何もできません。国の交付金の活用は高齢者支援や、子育て支援の事業に重点を置きました。町民は住み慣れたこの町でずっと過ごしたいと思っています。町がその思いを実現するために努力することは当然のことです。社会的弱者への支援はまだまだやらなければなりません。地方制度の改革が議論されています。広域連合で出来る事は大いに進めながら、町独自の個性を光らせるこ- -56とが大切だと思います。」こう東川町長の松岡市郎さんは述べていらっしゃいます。私は人口7,000人を少し超えるこの東川の取り組みに驚きと共感を持っておりますが、桜井市長はどうお考えになりますでしょうか。同じように8,000円の給付とはならないまでも、共感し、勇気を持って東川の町の取り組みに続いていこうというお気持ちはおありになりますでしょうか、お聞きしたいと思います。教育長の方にお伺いいたします。学校開放事業の利用者負担についてですけれども、私もスポーツ団体の代表としてこの説明会に参加していました。参加者からは財政再建計画の一環ということでもあり、大きな声での反対はなかったのですけれども、いったい市は何を考えてるのかと。体育センターが廃止し、学校開放も有料化になるということは、市民にスポーツをさせたくないということなんだろうかね、と。健康保持のためにというなら、スポーツしやすい環境づくりに努めるというのが本筋なんだと思うけれども、というようなお話がちらほら聞かれておりました。また、中には高齢者の冬期の健康維持のためにゲートボールをしている団体の方が参加されていましたが、その方たちは中心部からかなり距離があって、冬場の運転を考えたら地元の学校の体育館を借りるのが一番いいのだけれど、週2回暖房つきで借りるとなると、一人ひとりの負担も大きくなると嘆いておられました。高齢者の方々の楽しまれる競技ですから、休憩を取り入れながらの取り組みで、比較的時間が長くなるのも当然だと思われます。時間で料金設定するこの現行の制度では、なかなか負担が大きくなっていくというお話でありました。負担の公平を期するのは行政としては当然ですけれども、高齢者の方の楽しんでいるスポーツであること。また、中心部から遠く離れていて学校施設しかその地域には冬場にゲートボールを楽しめる施設がないこと。わざわざ中心部の体育館に通ってくることの危険や経費を考えて、せめて負担の軽減を図ることはできないものなのか、私はそこで感じました。同じスポーツを愛するものたちとして、たとえ私たちはその負担は市のように言われたとしても、高齢者に割り引いたとしても、他の者たちからそれでは不公平だというような不満は出てこないと思います。是非教育長にそのあたりのところをお考えいただきたいというふうに考えております。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。プレミアム付き商品券の販売日についてでありますが、商品券の販売を促進する上で消費が伸びる入学時期に合わせて準備を進めてきたところから、4月11日を販売日として実施したところであります。商品券が販売当日において完売したこともあり、定額給付金や年金受給で購入を予定された方が購入できなかったというお話を数多く寄せられたところであります。今後美唄商品券運営協議会では、一定のプレミアム付きの商品券を発行する予定がある事から、発行時期などについては、市民の皆様の御意見を踏まえ、実施の時期や販売方法- -57などについて、十分に検討した上で行われるよう運営協議会に申し入れてまいりたいと考えております。次に、生活保護受給の母子世帯についてでありますが、本市で受給中の42世帯のうちひとり親世帯就労促進費の支給対象世帯は12世帯で、支給金額は1世帯当たり月額1万円で支給総額は144万円となります。次に、学習支援費の支給対象世帯は34世帯で1人当たりの月額と対象児童数、支給総額を小学生及び中学生、高校生別に申し上げますと、小学生は月額2,500円の29人で87万円、中学生は月額4,330円の26人で135万0,960円、高校生は月額5,010円の20人で120万2,400円となります。次に、就学前の児童のみを持つ世帯で学習支援費の支給対象外となる世帯数は4世帯で1世帯当たりの平均が月額では6,940円、年間8万3,280円の減額となるところでございます。国においては母子加算の見直しに伴い、本年7月から支給の学習支援費のほか、これまでに高等学校等修学費やひとり親世帯就労促進費が創設されたところであり、就労促進費の有効活用を図ると共に、ハローワーク等の各関係機関と連携を図り、就学支援プログラムに基づき本市としては母子家庭の自立に向けて、きめ細かく対応してまいりたいと考えております。
答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えします。学校施設設開放事業の利用者負担についてでありますが、利用者負担の導入は利用する方々に等しく実費相当を負担していただくとの考え方で設けたものであり、現段階での高齢者への負担軽減については考えていないところでございます。なお、小中学生を中心とする利用団体については、学校活動の延長線上にあるとして位置づけていることから、減免対象としているところでございます。
再質問 1番 吉岡文子
生活保護の母子加算についてですけれども、私非常に感動して東川の取り組みや、町長さんのお言葉も市長に伝えたいと思って、この場から読み上げましたけれども、その点に対しては何も無かったというのは、さみしい限りであります。生活保護を受ける資格のある生活水準の人が実際に保護を受けている割合は、補足率と言われるそうですけれども、欧米諸国では7割から8割ですけれども、日本ではわずか1割から2割にすぎないと言われています。この背景には、制度自体の欠陥があると指摘されています。有名な話ですけれども、今や世界的ベストセラーとなったハリーポッターシリーズの作者、イギリス人のローリングさんは離婚してシングルマザーとなって、生活に困って、生活保護を受け、子供を育てながら小説を書いていました。子供を寝かせた後、カフェでコーヒーを飲みながら一生懸命に小説を書いていたわけですが、それが世界各国で翻訳出版され、今や高額納税者となっています。映画や出演俳優などへの経済波及効果は計り知れないとまで言われています。小説を育てるだけの余力があるのが、イギリスの公的補助と- -58言えます。一方、日本では母子家庭の加算の廃止についても、働いている同じような家庭環境の家庭より生活保護を受けている家庭の方が高いから、低い水準に下げるという逆転の理屈が横行してきました。第2、第3のローリングさんの誕生の芽を日本政府は自らの政策で摘み取ってしまっていたのかもしれません。桜井市長におかれましては、雇用状況が厳しい中、一人で子供を育て、働き、生活している本市の母子家庭の厳しい実態を直面し、先ほど私の紹介した東川とまではいかなくても、取り組みの精神をぜひ本市の行政にも反映させていただきたいと思うと同時に、国に対しても母子加算廃止の撤回を含め、さらなる支援を働きかけていいただきたいと考えますが、改めて市長のお考えをお伺いいたします。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
母子加算に関する本市の対応でございますけども、本当に母子家庭の生活実態というのは非常に厳しいものがあるというふうに、私も承知している部分でございます。国において、制度が変わって新しい制度が創設されたということでございますけども、それが、前制度よりも後退しているものならば、やはりこれはもう少し充実しなければ大変なことになるということで、私としても国に対して色々要望をこれからしてまいりたいなと考えてございます。まず、やはり行政として今まで以上にきめ細かな対応をして、母子家庭の充実に向けて何とか努められるよう努力してまいりたいと考えてございます。