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美唄市議会 平成19年第3回定例会 2007年9月19日

(1)財政改革について/(2)中心市街地の活性化について/(3)「食の駅」について/(4)(社)美唄地域人材開発センター運営協会について

2007年9月19日、美唄市議会の一般質問で、高橋幹夫議員が「財政改革について」「中心市街地の活性化について」「「食の駅」について」「(社)美唄地域人材開発センター運営協会について」について質問し、市長 桜井道夫が答弁しました。

質問者
高橋幹夫 議員
答弁者
市長 桜井道夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 高橋幹夫

平成 19 年第3回定例会にあたり、先に通告させていただきました大綱4点を市長にお伺いさせていただきます。まず、大綱の1点目は財政改革についてであります。まず、はじめに現在の新しい地方財政健全化法のもとで、美唄市立病院の事業会計これも含め、全ての会計の収支を連結した連結実質赤字比率、この財政健全化を判断し、その赤字が一定の比率以上であれば再生団体や財政再建団体になることがあるとお伺いしております。平成 18 年度決算におけるそうした連結収支の赤字はどの程度で、財政規模の何パーセント相当にあたるのかお伺いいたします。さらに、20%を超えているのであれば、地方財政再建化法のもとで、現行法のもとで財政再建団体となった夕張と同様の扱いを受ける再生団体や早期の健全化を求められる財政健全化団体となってしまうのではないでしょうか。この点をどのように認識されているのかお伺いいたします。次に、連結決算における赤字の見通しについてお尋ねいたします。これから決算特別委員会等で議論されますが、今年度も市立病院の不良債務が増えているとすれば、連結赤字も増えていくのではないかと考えます。行政側の認識をお尋ねいたします。関連して、20 年度の連結赤字の見通しはどのように把握しているのか、お聞かせください。最後に、赤字の解消の方法についてですが、自治体経営基盤の強化を図るために、どのような施策を講じられているのか質問の予定をさせていただいておりましたが、先日の同僚議員の質問の答弁にて、十分に理解できましたので今回は割愛をさせていただきます。次に、大綱の2点目であります。中心市街地の活性化についてご質問させていただきます。まず、はじめに中心市街地活性化に向けた今後の方向性についてでありますが、中心市街地活性化については先の議会にて同僚議員より地域経済の活性化対策として取り上げ、美唄市としての認識や今後のあり方などを確認しているところでございます。また、昨年9月より中心市街地活性化協議会設立準備委員会を設置した際にも、市幹部職員に参画していただいたことに対して、心より敬意を表するところであります。さて、この会議は美唄市中心市街地活性化基本計画を策定するために約 30 回もの準備委員会や小委員会、あるいはワークショップ等の勉強会や会議を行い、実施可能な事業の調査研究を行っていると聞き及んでおります。近隣市町村では岩見沢市、滝川市がすでに認定に向けて協議会を立ち上げるために動きだし、砂川にいたっては全国で類を見ない地方都市として認定を受け大きく注目を浴びているところでございます。本市としても、財政的に非常に厳しい状況であることは十分に承知しておりますが、地元経済の活性化におけるまちづくりを考えたときに、避けては通れない重要な問題と考え、さらに積極的に取り組む姿勢が望まれると考えられますが、他市町村より大きく遅れをとっている現状をどのように考えているのか、また、今後は企画の提案者である美唄市がどのようなビジョンをもって推進していくのかお尋ねいたします。次に、賑わい創出事業、子育て支援、買い物割引制度の対策についてお尋ねいたします。現在、国では社会経済にさまざまな影響を与える少子化の流れを変え、安心して子どもを産み育てることができるよう、次世代育成支援対策推進法に基づき、社会全体で少子化対策を推進するための子育て環境の総合的な整備及び出産や子育てに関する経済的負担の軽減について必要な措置を講じるよう各自治体に通達し、それを受けて道では平成 16 年安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを目的に、北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例を制定し、北海道独自の地域における子育て支援策として、せわずき・せわやき隊の組織化を進めているところでございます。このすきやき隊は各市町村で地域に根ざした活動をしておりますが、子育て支援の輪をさらに社会全体に広げていくために、今年度より道民育児の日、道民家庭の日運動の推進のほか、8項目の具体的な活動を掲げております。美唄市においては、この中で子育て世帯や子どもを対象とした割引等の設定、サービス品の提供などの特典を提供することにより、当該者への優遇とさらには商業者の販売促進につながるものとして、美唄商工会議所を中心として道の保健福祉部参事をお招きし、詳細についての内容説明や提案を受けたと聞き及んでおります。美唄商工会議所は、本事業の趣旨や商店の販売促進の観点から現行の商品券事業があるのでこれを活用したシステムづくりはできないかと検討し、全道ではじめての取り組みということもあり、モデル事業として実施できれば美唄の大きなPRにつながるとし、積極的に取り組んでおり、このことは期待も大きいことから道も注目をしているところでございます。国、道、市町村や各企業と一体となった取り組みが求められ、10 月からの実施に踏まえて美唄市としての認識をお伺いします。次に、大綱3点目の食の駅についてお尋ねいたします。まず、はじめに美唄市食の駅基本構想市民検討委員会の現状についてであります。食の駅については市民も強く関心を寄せており、賛否については多くの意見を有しているところであります。民意を反映させた市民と一体となった構想を計画するために、美唄市食の駅基本構想市民検討委員会を設置し、協議を進めると伺っております。そこで、いままで委員会における検討内容や、進捗状況などをお聞かせください。次に、市民懇談会における市民の反応についてでありますが、いままで美唄市は食の駅の実現に向けた市民説明を、市民懇談会をはじめさまざまな場面で行ってきたと伺っております。対応については市民によって行政側との認識の差が温度差として生じ、実現に向けて明確な答えをするのに非常に苦労したものと推測いたします。原因としては、美唄市の財政状況の問題や計画の不透明さが挙げられると認識しておりますが、今後企画を推進するにあたり市民の考えをどのように受け止め反映させていくのかお伺いいたします。次に、地域ICT利活用モデル事業としての関連における今後の計画についてでありますが、今年度美唄市はやる気のある地方が自由に独自の政策を展開することにより、魅力ある地方に生まれ変われるよう、地方独自のプロジェクトを自ら考え、前向きに取り組む地方自治体に対し、地方交付税等の支援措置を講じる頑張る地方応援プログラムを展開することになりました。このことは担当部署におけるアイディアと努力によって実現可能になった事業と、高く評価するところでございます。内容としてはいくつかのプロジェクトより構成され、特に観光振興交流プロジェクトにおいては食を中心とした情報の発信拠点として食の駅が位置づけられておりますが、この事業において食の駅はどのように反映されるのか、また今後はどのような展開が期待できるのかをお伺いいたします。最後に包括的な今後の方向性についてお尋ねいたしますが、食の駅については進捗状況からしていまなお一層の協議や議論を要すると考えます。また、財政問題や実施時期などを考慮し、市民の声を反映させながら実現に向けてさらに推進していかなくてはならないと考えますが、市長の考えをお聞かせください。次に、大綱4点目、社団法人美唄地域人材開発センター運営協会についてお尋ねいたします。美唄地域障害者雇用支援センター事業の廃止については、前回の議会においてもお伺いした案件ではありますが、市はこの件に対し雇用支援センターが中心となり、市と社会福祉法人とで協議中という説明もありました。このことを受け、当該施設内においても今後の対応策について模索していると聞き及んでおります。来年4月からの人材開発センター再編に伴い、当該施設が円滑なスタートをするためにも雇用支援センターや社会福祉法人あるいは国や道の関係機関など、今後の方針についてどのように協議を重ねてきたのかお伺いいたします。また、その協議を踏まえ実施まで半年余りの期間に障害者自立支援法による就労移行支援事業への移行や、空知圏域に1カ所の設置予定とする障害者就業生活支援センターに橋としての何らかの施策を早急に作成しなければならないと考えますが、具体的な支援策や対応策などはあるのかお伺いし、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

高橋議員の質問にお答えします。はじめに、財政改革について、財政再建団体を回避するための政策についてでありますが、夕張市の財政破綻につきましては、炭鉱閉山などに伴う負債の肩代わり、その後の大規模な観光施策の展開、三位一体の改革に伴う地方交付税の大幅な削減のほか、不適切な会計処理などさまざまな要因が挙げられるものと思われますが、行政運営にあたっては地方分権が進展する中にあって適正な財政規模に留意するとともに、市民との情報の共有を徹底し、地域経営の視点をもって自らの責任において自立した行政運営を行うことが重要であると認識しています。連結実質赤字比率につきましては、あくまでも現段階における北海道の調査に基づく試算でございますが、平成 18 年度決算ベースで19.2%と見込んでおります。今後、早期健全化並びに再生段階の基準等は年内中に政省令で定められる予定でありますが、市立病院の負債、不良債務の増加など極めて厳しい状況も想定されることから、今後とも連結ベースでの収支改善に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。次に、中心市街地活性化についてでありますが、高齢者人口が 30%を超える本市にとりまして、まちの機能集積や商業の振興などで中心市街地の活性化を図ることが大変重要であると認識しているところでございます。このことから、中心市街地活性化協議会設立準備委員会において、市の部長職を委員として参画させ、これまで準備委員会の全体会議や具体的な調査・検討を行う小委員会等の会議をあわせて約 30 回開催するなど、中心市街地の活性化方策について検討を重ねているところでございます。いずれにいたしましても、準備委員会が年内を目処に検討結果をまとめることとなっており、市といたしましてはこの結果を踏まえて中心市街地の活性化に向けた方向性づくりに取り組んでまいりたいと考えております。次に、賑わい創出事業などの対応についてでありますが、本市では次世代育成支援対策推進法に基づき「みんなで支え 楽しい子育て安心して子育てができる環境づくり」を基本理念に、「びばいっこすくすくプラン」を平成17 年3月に策定し、現在計画を推進しているところでございます。市として今年度の新たな子育て支援の1つとして、出産家庭を訪問し、子育て情報を提供する「びばいっこ訪問事業」のほか、1・2歳児がいる子育て家庭の指定ごみ袋購入費用を減免することとしております。一方、ボランティア団体ではファミリーサポート「ゆりかご」の託児サービスや「せわずき・せわやき隊」による子どもたちの見守りや安全活動など地域に応じた取り組みが市民レベルで展開されております。こうした中で、民間事業所等においては商工会議所が事業所と協力し、中学生以下のお子さんを持つ世帯が「びばい商品券」を1万円分購入した場合に 500 円分をプレゼントする事業を実施するほか、店で子どもたちが職業体験をする「こどもチャレンジショップ」が 10 月下旬に実施する予定となっております。こうした動きは地域全体で子育て家庭を応援する仕組みづくりにつながるものと考えております。「びばい商品券」の取り組みにつきましては、広報メロディやホームページなどを通じて市民への周知を図っていくほか、「こどもチャレンジショップ」については、市の賑わい創出事業として支援してまいりたいと考えております。次に、食の駅について、美唄市食の駅基本構想市民検討委員会の現状についてでありますが、これまでに3回の市民検討委員会を開催し、その内容につきましては、「食の駅」に関する市の基本的な考え方や農業及び観光交流についての現状や課題の説明のほか、各団体や直売組織の活動・実施状況などについて意見交換し、事業の内容について検討を行っております。今後は建設場所、事業費及び効果等について検討を重ねてまいりたいと考えており、11月末を目途に意見等を概ね集約したいと考えております。次に、市民懇談会における市民の反応についてでありますが、まちづくり懇談会等においての「食の駅」については、「早期実現への期待」や「整備にあたっての多様な検討の必要性」、「事業に関する情報提供の要請」、「財政負担のあり方」などさまざまな意見が寄せられております。今後こうしたご意見を参考に、検討を重ねてまいりたいと考えております。次に、地域ICT利活用モデル事業との関連における現状と今後の計画についてでありますが、本事業につきましては8月末に総務省と契約を締結し、現在設計委託業務の契約事務を進めております。今後におきましてはICTを活用した「情報提供・発信システム」や「農産品・特産品販売管理システム」などの機能のほか、情報を有する「美唄郷土データベース」構築のため、地域ICT利活用モデル構築事業推進協議会などを中心として美唄の多様な地域資源を多くの方々に知っていただけるようなアイディアを募り、「美唄ファン」獲得のためのシステムづくりを進めていまいりたいと考えております。本事業は「食」を通して道内外に本市のさまざまな情報を発信するシステムであり、「食の駅」との相乗効果により、より一層美唄をPRすることができるものと考えております。包括的な今後の方向性についてでありますが、まち全体の活性化を図るためには、本市の基幹産業である農業を中心に「食」という視点から商工業や観光などが連携する経済基盤を構築することが必要であると考えております。本市には日本一の直線道路や宮島沼をはじめとし、自然・文化・産業・農産品・特産品などさまざまな地域資源があります。「食の駅」はこれらの地域資源を最大限に活用して交流を促進し、農業・商業・観光などの面でさまざまな相乗効果が生まれるような活動の展開に結びつけるための不可欠な事業であり、その実現に向け市民、生産者等の理解と連携のもとに着実に推進してまいりたいと考えております。次に、美唄地域人材開発センター運営協議会について、障害者雇用支援センターについてでありますが、本センターは昨年度に施行されました「障害者自立支援法」により 23 年度をもって廃止となることから、「就労移行支援事業」や「障害者就業・生活支援センター」の運営について、これまでセンターが中心となり労働局や道及び市や社会福祉法人と話し合いが持たれてきたところであります。新事業の2事業が社会福祉法人において開設を予定していることから、現在地域障害者雇用支援センター職員の「障害者就業・生活支援センター」への移籍や、移籍後の地域人材開発センターの運営等について関係者と協議をしているところでございます。また、市といたしましては今年度道の「就労支援ネットワーク構築事業」を地域人材開発センターにおいて受託し、空知管内1カ所を予定している「障害者就業・生活支援センター」の本市への設置に向けて今後も積極的に要望活動をしてまいりたいと考えております。

質問 4番 高橋幹夫

いまのご答弁につきまして、自席から何点かご質問させていただきたいと思います。まず、中心市街地の活性化についてですけれども、準備委員会が年内を目途に検討結果をまとめてこのことを踏まえて方向性づくりに取り組むというようなご答弁でありましたが、今後実現に向けて活性化協議会の設立、そのための新会社の設立や基本計画の作成などについては多くの課題を残してくるものと考えますが、そこでその準備委員会がまとめ上げたことを踏まえた方向性づくりというものは、実際いつごろまでに決められるのかということをちょっとお伺いしたいと思います。この件に関しては、会議所を中心としていま非常に速いスピードで物事が進んでいると伺っておりますし、それから他市町村なんかを見ましても非常にスピードが早い動きで実施をされているといった部分がありますので、この方向性づくりも非常に貴重な、大事な部分でありますけれども、しっかりとまとめ上げるのにどのくらいを要するのかということ、大まかな目処で結構でございますのでお伺いしたいと思います。それと、子育て支援の買い物割引制度については、北海道でも本当に注目を浴びる事業の1つというようなことでございますので、さらに継続的な支援、それから今後の持続性を持った支援なんかも必要だと考えますけれども、この辺のまた市長の見解をお伺いしたいと考えます。それと、最後ですけれども、人材開発センターについてですが、支援策・対応策については関係諸団体との協議を進めているとのご答弁でありましたが、現在の問題点としてはセンターについてはさまざまな自助努力をしても事業費や管理費などを含めた運営費が著しく不足するということで、継続が極めて難しい状況にあると伺っております。この件に関しましては担当部署が、商工と福祉とそれぞれ違うという弊害もあると思いますが、お互いにこの辺につきましては問題意識を共有しながら画然たる連携をとって対処しなくてはならないと考えます。市として美唄地域の雇用対策と、それから人材育成、各企業、従業員のスキルアップまたは市民の教養や趣味などを学べるコミュニティの場として、当該施設を今後どのように導いていくのかお聞かせください。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

高橋議員の質問にお答えします。はじめに、中心市街地活性化の今後の方向性についてでありますが、現在準備委員会において年内を目途に検討結果を出すために協議を重ねているところでございます。市といたしましてはこの結果が出せた段階で、十分な庁内議論のもとでできるだけ早い時期に方向性を示してまいりたいと考えております。次に、びばい商品券についてでありますが、商工会議所が実施します商品券のプレゼント事業は、地域全体で子育て支援を応援する仕組みづくりを目指します本市にとりましても、また、北海道におきましてもはじめての取り組みでもあり、今後においても商工会議所や事業者が中心となり、この事業が継続して実施されることが望まれるところであります。市といたしましては事業趣旨の住民理解が一層深まるよう、さまざまな機会を通じて周知に努めてまいりたいと考えております。次に、地域人材開発センターについてでありますが、市といたしましては職業能力開発をはじめとする人材育成事業や、障害のある方の就業に向けた取り組みが重要であるとの考え方から、これまで支援をしてきたところであります。障害者雇用支援センターが廃止されますことから、廃止後の運営方法や今後の支援方法につきまして現在センターと協議を行っているところであります。

出典:美唄市議会 平成19年第3回定例会 2007年9月19日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる