みんなの議会

足寄町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日

多死社会における看取りの現状と課題

2022年6月16日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が「多死社会における看取りの現状と課題」について質問し、町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江、住民課長 金澤真澄、国民健康保険病院事務長 川島英明が答弁しました。

質問者
進藤晴子 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江、住民課長 金澤真澄、国民健康保険病院事務長 川島英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 進藤晴子

議長のお許しを頂きましたので、通告書に従い一般質問をさせていただきます。質問をするに当たり、申し上げたいことがございます。本日は看取りということについて質問させていただくため、人の死ということに触れてまいります。最近の世界情勢、また近くのお父様やお母様、お子様とか亡くなられた方、あと闘病中の方におかれましては、少し不快な部分もあるかとは思いますが、どうぞ御理解いただき質問させていただきますよう、よろしくお願いいたします。では、始めます。質問事項。多死社会における看取りの現状と課題。2021年度の出生数が84万人と過去最少を更新した一方で、年間の死亡者数がおよそ140万人と、20年前と比べ50万人も増加し、多死社会は確実に加速しているようです。団塊世代が人生の終わりを迎える2039年には、死者数が167万人に達する見込みです。多死社会は、国の財政を圧迫するほか、看取り場所の不足という問題があります。国民アンケートでは、半数以上の人が自宅で最期を迎えたいと答えていますが、実際は医療機関で亡くなる人が8割を超え、個人の意識と社会構造が追いついていないのが現状のようです。様々な多様性の尊重から、家族の在り方、死、看取りへの向き合い方、さらにはQOD(死の質)も問われ始めている今日、国は2006年に介護報酬に「看取り介護加算」を創設し、介護施設や在宅での看取り機能を強化、病院から介護施設や在宅に看取りをシフトしていく考えです。近く迎える多死社会を、看取り難民を出さないために我が足寄町ではどう準備していくのすか、以下の3点について伺います。1、足寄町におけるここ5年間の死者数とその死因・場所。2、足寄町の死者数の今後の推計は。3、本町における介護施設、グループホーム、在宅での看取りの現状と課題。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 渡辺俊一

進藤議員の多死社会における看取りの現状と課題についての一般質問にお答えいたします。1点目の足寄町におけるここ5年間の死者数とその死因・場所についての御質問ですが、厚生労働省の人口動態統計によりますと、平成28年から令和2年の5年間の死亡数は512人で、主な死因は疾病が350人、老衰が32人、不慮の事故が15人、死亡の場所につきましては、病院が389人、介護老人保健施設等56人、特別養護老人ホーム14人、自宅39人などとなっております。なお、本統計における自宅の集計には、自宅のほかグループホーム、サービス付高齢者向け住宅が含まれております。2点目の足寄町の死者数の今後の推計についてですが、国立社会保障・人口問題研究所が平成30年に行った足寄町の人口推計値を基に、厚生労働省が令和4年3月に公表した第23回生命表による死亡率を用いて算定しましたところ、令和7年度では119人、令和12年には118人、令和17年には116人、令和22年には115人、令和27年には103人となり、令和3年の死亡数128人からほぼ横ばいとなる推計となりました。次に3点目の、本町における介護施設、グループホーム、在宅での看取りの現状と課題についてお答えします。看取りとは、本人の気持ちや意思を十分に尊重した医療や介護を提供するとともに、住み慣れた自宅や介護施設等、本人が望む場所において人生の最期を迎えるまでの過程を見守ることと言われています。本町における看取りの現状については、特別養護老人ホームで看取りを行っているほか、町内の老人保健施設やグループホームにおきましても看取りを行っております。また、在宅におきましても、訪問診療や訪問看護、介護サービスを利用して、できる限り自宅で過ごされる方もいます。特別養護老人ホームにおける看取りにつきましては、令和元年から看取り介護に取り組み、令和2年に「看取り介護に関する指針」を整備して、職員研修を行うとともに足寄町国民健康保険病院と連携し、夜間・休日における連絡体制を整えて、正式に看取り介護を開始しました。実績としては、令和元年度6人、2年度7人、3年度は6人の入所者の看取りを行っております。なお、介護老人保健施設やグループホーム、自宅で看取りにより亡くなっている方の人数等については把握しておりません。次に、看取りの課題についてですが、特別養護老人ホームにおいては、施設での看取りはまだ広く認知されていないため、最期は病院を希望する家族が少なくないことから、施設での看取りに関する情報提供が必要であるほか、看取りに対する職員の不安解消のため、職員研修やカンファレンスを行い、多職種全体でフォローする体制を強化する必要があります。また、グループホームにおいては、利用者や家族が看取りを希望した場合に対応するための体制づくり、在宅においては、自宅で最期を迎えることへの本人や家族の不安軽減のための適切な情報提供を行っていく必要があると考えております。高齢化が進み、多死社会を迎えるに当たって、いつまでも足寄町に住み続けることができるよう、今後も必要な対応を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、進藤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 3番 進藤晴子

では、再質問をさせていただきます。答弁書にありますところで、1番に関してです。足寄町のここ5年間の死者数とその死因・場所についての答弁の中で、5年間の死亡者数は512人ということで、1年だと100人程度というのは統計のほうでデータがありましたので、大体そのくらいだろうなというふうには感じておりました。その中で、老衰が32人、この中で自宅で死亡された方の中には、この39人の中にはグループホームやサ高住のほうで亡くなられた方がおいでになるということは、足寄町にはサ高住はないわけでして、どこか違うところで亡くなられて、ここに住民票を置いてある方をカウントしているということで認識してよろしいでしょうか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

こちらに出てくる数値につきましては、足寄町に住民票を置いている方の集計となっておりますので、もしサ高住で亡くなる方がいたとしたら、足寄町に住民票をおいて町外の施設を利用されている方ということになります。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。できれば、私が知りたかったのは、この自宅で亡くなられる方、統計学的には東京都であるとかほかのところでも、自宅で亡くなる方の中には訪問診療と看取りを行ったそういう方と、あと亡くなられてから運ばれた方、その両者が集まっての自宅死ということになっているというふうに書いてありましたので、いろいろな方がいらっしゃったのだろうなと思いますが、この中で自宅で警察が介入して亡くなられて運ばれた方という数は大体分かりますか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

こちらにつきましては、どのような状況で亡くなっているかという報告までは頂いておりませんので、把握しておりません。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

ちょっと横道にそれるかもしれないのですけれども、今回看取りのことについて調べたときに、役場の中には死亡診断書は置いていないということはもちろん知っておりました、法務省に行ってしまうという。亡くなられた方のデータというのは、取っておかないものなのでしょうか。ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 住民課長 金澤真澄

戸籍制度におけます届け書については翌月法務局にお送りするのですが、人口動態の資料としては3年保存になってますので、3年間の死亡とかの人数については確認できると思います。

再質問 3番 進藤晴子

ありがとうございます。結局、検案書、死亡診断書に書かれてあるデータは役場には3年間置いてあるということですよね。ありがとうございます。もっと詳しく私が質問書のほうで出していたら、そこの値が出てきたのかなというふうに反省しております。なぜここを聞いたかといいますと、要は今回看取り、どうしてもネットとかで検索しますと、都会のことしかちょっと出てこなくて、こういう地域はどうなのだろうというところはちょっと定かではないのですが、都会のデータを基にすると、東京都で幅広く年間何百人も診てらっしゃる訪問診療をされている先生の資料を見てみますと、自分たちが看取りをしている患者数と、そして自宅死、看取りをした人と亡くなってから運ばれた人、その合わせたところから差し引くと、多分推測だけれども、東京都の場合は半分は亡くなってから運ばれている、それが看取り難民というふうにその先生はおっしゃっているのですけれども、そういう病院やそういう行政につなげられなかった人たち、自分で手を挙げられなかった人たち、そういう人が亡くなっている、そういう人が看取り難民というのだとその先生はおっしゃっているのです。足寄町で全体で39人、グループホームやサ高住のほうで亡くなられている方も含めますとやはり人数的にはもちろん少ないというのは分かっておりました。実際自分が仕事をしていながら、主人もちょっとそういう警察のほうのお仕事もしておりますので、検案に行く場合もございます。そういう方たちがいらっしゃるということは身にしみて分かっておりましたので、その看取り難民をどうしたらいいか。孤独死をやっぱりどうしたらいいのか、そういう人たちを拾い上げるためにはどうしたらいいのかなというところで、今、質問はさせていただきました。そういう人を増えることは危惧されますので、何とかその人たちを、そういう人たちがいないようにするためには、町としてどういう対処をしているのかなと思いまして、孤独死を防ぐ対策、いろいろやっていらっしゃるかと思いますが、今やっていらっしゃること、今後やっていかなくてはいけないこと、そして、第6次総合計画の中に緊急の通報システムというのをリースで借りていらっしゃって、町民の方に渡していらっしゃるということを聞いておりますので、その辺が人数は分かるのですけれども、実際それを使って、緊急通報システムを使ってアラートを出してきた患者さんというか、町民がいらっしゃるのかどうか、もし人数が分かったら教えてください。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの緊急通報システムの関係の御質問なのですけれども、緊急通報システムは今現在は大体95人ぐらいの方の御自宅のほうに設置をさせていただいております。この中で、今まで体調が悪くて通報された方の数字なのですけれども、令和3年度におきましては、体調悪くてという方が10件ございました。そのうちで、救急車で搬送された方が7件というふうになっております。また、令和2年度においても、14件の通報があって、そのうち7件が救急車で搬送をされております。以上でございます。

再質問 3番 進藤晴子

緊急通報システムは95人持っていて、10件前後ぐらいのそういう使われているということで、やはり役に立っているのだろうなと思います。ただ、足寄町の計画の中に人感センサーがついてないということは書いてあるのですけれども、すみません、実際私これ見たことがないので何とも言えないのですが、本当に意識がもうろうとしたときにはこれは使えないものなのでしょうか。あと、人感センサーがついている通報システムというのはどういうものなのでしょうか。よく分からないので、ちょっとそこだけ確認させてください。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

緊急通報システムの利用者数なのですけれども、先ほど95件と申し上げたのですけれども、令和3年度末で87件でございました。今、御質問のありました人感センサーの関係なのですけれども、例えば玄関に置いて、一日出入りがなかった場合に通報が来るとか、居間でもいいのですけれども、どちらかに置いて、一日動きがなかった場合に何らかの報告が来るというようなものとなっていると思います。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。そういうものもやっぱり少し必要なのかもしれないですね。そういうふうに感じました。ありがとうございます。先ほどもう一つ質問していました。この緊急通報システムも孤立死を防ぐためというか、そういう中の一つの対策だというふうに思うのですが、そのほかに何かありますでしょうか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

毎日何かをやっているわけではございませんけれども、例えば高齢者宅を訪問して体調が、全員ではないのですけれども、福祉課のほうで75歳以上の方の高齢者宅を何年かに一回か、年に一回か、何年かに一回になるかと思いますけれども、訪問をして体調がどうなのかというようなことを聞き取らせていただいたり、あとは例えば身寄りの方が、御家族とかそういう方が御近所にいらっしゃるとか、近くにいらっしゃるのかとか、そういうようなことを確認しながら、本当に、何というのでしょうか、周りに誰か支援していただける方がいないのかというようなことも確認をしております。そのほか、例えば安心電話で週にボランティアさんが電話をかけてお話をして、安否を確認をするとか、配食サービスをして、それも週に一回配食をして、食事を提供するとともに安否確認をするというようなこともさせていただいております。そのほか、協定とかがございまして、例えば郵便局さんとか新聞屋さんとか、そういう方からも何か異変があった場合には御連絡を頂くというようなことも協力を頂いているところです。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。様々な見守りを、いろいろな多方面から見守っていくという点で御苦労されていることがよく分かりました。足寄町のような人口ではないのですが、東京都板橋区に高島平という場所がございます。私、5年ぐらい住んでいたところなのですが、そこに巨大な団地がございまして、50年前にできた団地で、その頃は東洋一とか、そういうような名前がついた大きな団地なのですけれども、50年前なので、私が住んでいたときも出入りしている人たちを見ると高齢者が多いなと、これからどうするのだろうなというふうに思っていたところがございます。1万何百戸というものが造られて分譲と賃貸に分けて、その分譲のほうはこれから建て直すというような形になったらしいのですが、どうしてもそういう人たちはお金のない、そういう老人などは病院に通っていればそういう孤立死が起きないように拾い上げることもできるのですけれども、そこまで行けない人たち、老老介護、あと認知症が問題になっておりますが、認知症と認知症、御夫婦でそういう方になった場合は外にも出ないでずっと家の中にいるとか、そういう人たちがどうしてもやっぱり増えてくる。足寄の人口の比ではありませんけれども、そういう人たちをではどうしようかとなったときに、民生委員さんだけでは到底これはもうできない、行政だけではどうしようもないということで、やはり自治会が立ち上がって、そういう人たちをローラー作戦で定期的に回っているというような場所があるというふうに聞いております。足寄町でそこまでいかなくても、そういう人たち、今その人の環境であるとか、お身内がいるとかいないとか、誰と暮らしている、暮らしていても息子さんはほとんど仕事に行ってうちにいないとか、そういうような詳しい内容を把握しているのはやはり民生委員さんではないかなというふうに、福祉課も頑張っておられますが、民生委員さんのお仕事をちょっと聞きたいと思います。どのくらいの民生委員さんがいらっしゃって、しっかりした数でなくてもいいのですけれども、どのくらいの間隔で地域住民の見守りというか、おうち訪問をされていらっしゃるのか、その報告とかどういうふうにされているのか、民生委員さんのお仕事の内容を少し教えてください。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

まず民生委員の人数なのですけれども30人を超すぐらい、32人ぐらいだったと思います。お仕事なのですけれども、まず定期的に年に一回要援護者世帯といいまして、支援の必要な高齢者、障害者、あとひとり親の家庭ですとか、そういう方たちの名簿を取りまとめております。その際には、今コロナでなかなか訪問とかもできませんけれども、訪問させていただいて状況を確認させていただいていると思います。そのほか、生活困窮の方とかそういう方がいた場合に資金の提供に関して相談に乗ったりとか、日々の何か困り事とかありましたら民生委員さんを通じて役場のほうに報告いただくということになっております。御自宅等を各町民の方のおうちを訪問するというのは、何か月に一回訪問するとかそういうようなきまりは特にございませんけれども、例えば給付金があったときにまだ申請がされていないようなお宅を訪問して声かけをいただいたり、何か周りで困り事とかの話を聞いた場合に対応するとか、いろいろな臨機応変な対応をしていただいております。また、その活動に関しましては、活動報告書というのがございまして、そちらに記入をして提出をいただくということになっております。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

民生委員さんは大体自治会ごとではないでしょうけれども、その地域を民生委員さんとなっていると思うのですけれども、名簿をつくられて年に一回集まるというのは、そういう情報を民生委員に渡すということですか。民生委員さんからもらうのではなくて、民生委員さんに渡すというふうに捉えてよろしいですか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

すみません、ちょっと説明が悪くて申し訳ありません。年に一回民生委員さんが御自分の地区の、担当地区の方の支援の必要な方の名簿をつくって町のほうに提出をしていただいております。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。そこで情報を町は受け取るというふうに捉えてよろしいですね。あと、民生委員さんもなかなかなり手もいなくて大変だという話も伺っておりますが、結局訪問ができないというのは、コロナもありましたけれども、訪問はしなくても大丈夫ということなわけですよね。そうすると、その民生委員さんによったり、あとはその自治会の雰囲気であったり、例えば高齢者でいつも集まっている女性の方たちがいっぱいいらっしゃるところとか、自治会によって様々だと思うのですけれども、常に顔を合わせるということは別に必要としていないと言い方おかしいけれども、要望はしていないということなのですね、民生委員さんに。となると、違ったらすみません、言ってください。そうなると、あまり孤立死ということからすると、そのほかにもいろいろな仕事されていると思うのですけれども、孤立死の人を何とか救い上げるという意味では、なかなか民生委員さんの仕事だけでは大変なのかなと思うのですけれども、どうでしょう。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

民生委員さんにおきましては、お仕事をされている方もいらっしゃいますし、全てにおいていろいろな会合に顔を出していただくとか、そういうことまではお願いしてはおりません。また、地域でどのような方がいらっしゃるかというのは把握をされていますので、最近姿を見かけない方だとか、ちょっと本当に新聞がたまっているだとか、そういうような情報も周りの方が民生委員さんに伝えて役場に伝えてくると、情報を頂くということもありますので、民生委員さんがその地区で困り事を、何かあったら民生委員さんが対応していただけるということを地域の方が知っていただいて、情報をそこに寄せていただくだけでも、日々顔を合わせてなくても十分な支援に、十分といいますか、支援にはつながるのかなというふうに考えます。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。足寄のこの人数なので、ある程度顔は知っていらっしゃる民生委員さんが、ちょっと顔見ないなというところに気づく、あとは民生委員さんを頼ってみんながそういう相談事を持ちかけていく、それである程度の対応が取れているというふうに認識いたしました。ただ、その中には数は少ないかもしれないですけれども、通告書の中でも家族の在り方が足寄町でも変わってきているのではないかというふうに私は捉えております。なぜかといいますと、亡くなってから救急搬送をされた人の、数年前ですか、西町の方がおりましたが、一緒に、もともとうちの病院に通っていらっしゃった方でしばらく来ないなと思っていたところ、でも息子さんと一緒に暮らしているのである程度安心しておりました。まちの中の人も、いつもお米を買いにくるのに来ないのだけれどもどうなっているのかなという、商工会の方もいらっしゃいました。みんなやっぱり気にかけているのですね。すごくいいことだなというふうに感じたのですけれども、それが当たってしまいまして、結局息子さんと一緒に2階屋に暮らしていたのですけれども、昔なら朝御飯を一緒に食べる、夕飯も食べるときに帰ってこなければ心配する、そういうような家族背景があったと思うのですが、最近は息子さんが帰ってこなくても大して心配しない、親も。子供のほうも何か朝から、二、三日顔見ないけれども別に心配しないと。なぜなら自分との時間の使い方、一日の過ごし方が違うから、親子で、二人で暮らしていても。それもオーケーなのですよね。悪いとは私も思わないです。ただ、何かあったときに、救急車を呼んだりとかするときに遅くなってしまう、そういうのが今の現代社会の、それは足寄にもあり得るのかなというふうに最近思うのです。あとは、町なかだけではなく、市街地だけではなく、三方向の農家さんでもそうです。大体二世帯住宅で暮らされている方がいて、いつもどうしているのという話をそのお母さんに聞くと、息子さんはと、いや、もう1週間も2週間も顔も見てないと、隣に住んでいてもやっぱりそういう方もいらっしゃるし、それは人それぞれの生き方なのですよね。そういうところにやっぱり孤立死が隠れているのではないかというふうに私は思うわけです。何とかそういう人たちを救い上げるために、今やっていらっしゃること以外に何かないのかなと私は探してみたのですが、なかなかなくて、いい案というのは何かないでしょうか。ひとつお伺いします。

答弁 町長 渡辺俊一

もちろん何かいい案があれば、そういう方法というのを取られるのかなというように思っておりますけれども、なかなかいい方法というのは即戦力になるようなというか、そういうものというのはなかなかないのかなというように思っています。やはり地域の中でつながりをやっぱり持っていくということが一番大事なことなのかなというように思います。今、少子高齢化と、それから核家族化だとかいうのが進んでいるというのはもうずっと前から言われていることでありますけれども、そういう中でやはりだんだんだんだん家族が小さくなっていくというか、子供さんたち、昔でいけば親と子供さんたちと、それから子供さんたちが大きくなってお孫さんができても一家で住んでいるというような、そういう家庭というのはいっぱいあったわけでありますけれども、そういうのがだんだんなくなってきて、子供たちはどんどん外に出ていく。そうすると、それぞれの家族構成というか、その中で生活するということがだんだん増えてきているというような状況だというように思いますし、足寄町の中でも、子供たちがみんなやっぱり就職だとかそういうことで外に出ていって、夫婦だけが残る。夫婦もだんだん高齢化していって片方の方が亡くなったりとかして一人だけの世帯、単独の世帯になるだとかというのが日々進んでいるのかなというように思っていますし、足寄町においてもやはり夫婦世帯だとか、それから高齢者の一人暮らしの方だとかというのは増えてきているのだというように思っています。そういう中で、どう孤独死を防ぐのかというかということになると、いろいろな通報装置みたいなのもありますけれども、急に具合悪くなったときに、ではすぐにその通報ができるか、その人が本人一人しかいないわけですから、具合悪くなった本人が通報できるかというとなかなか、できる場合もありますけれどもできない場合もあるということなのだろうというように思っています。ですから、なかなかそこら辺で急に具合悪くなったときにというのはなかなか難しい部分があるかなと思っています。あと、ふだんからの日頃からの隣近所のお付き合いだとか、それから友達との付き合いだとか、そういったものを常にやるということがやっぱり一番孤独死というか、そういったものを防ぐことにつながっていくのかなというように思っています。そういうことを本人が望めばできるのですけれども、そういう方でない方もいらっしゃるというところもあって、なかなかそこら辺は難しいのかなというように思っています。そういう方たちについては、やはり定期的に誰かが訪問するだとか、そういうようなことになるかなと、そういう方法が必要なのかなというように思っています。それは先ほどからお話あったような民生委員さんであったり、それからさっき福祉課長のほうからも話ありましたけれども、例えばお弁当届けに行ったりだとか、それからボランティアの方たちに電話をかけていただいたりだとか、そういういろいろな形でいろいろな多方面からその人に声をかけるだとか、安否を確認するだとか、そういったことが必要なのかなというように思っています。それと、老人クラブで友愛訪問といって老人クラブの人たちがクラブの同じ会員の人たちのところにたまに訪問して歩くだとかと、そういう活動もやっているところもあるというように聞いておりますので、いろいろな多方面から、いろいろなところから声をかけていただくということが必要ではないかというように思います。そういうことが重なって行われることが、そういう孤独死だとかそういったものを少しでも防ぐことになるのかなと思っておりまして、なかなかこれで防げるだとかというものはやっぱり今段階ではなかなかないのかなと考えているところであります。以上でございます。

再質問 3番 進藤晴子

町長がまとめていただきましたのは確かにそうだと思います。ただ、町なかに住んでいて、私がもう少し刺激してもうちょっと頑張ってもらいたいなというのは自治会かなと。自治会にもいろいろな高齢者がいっぱいいますので、若者もおります。自治会がもう少しうまく動ければ、これは孤独死だけではなくて災害時の対策、災害時の避難のときの対策とか、それにもつながるものがあるので、ひとつそういうことで新しいところへ目を向けて、もうちょっと若い人たちに刺激していくということが必要なのかなというふうに感じた次第です。なぜこんなに孤独死、孤独死と言うのかといいますと、先ほどの答弁書で出ていたこの5年間のあれではちょっと出てきませんでしたが、推計のほうにはですね。2040年、高齢者がピークになったときに、単身者人口のピークもそこに来ると。なぜかといいますと、要はもう団塊世代のジュニアですね、今言うならば47歳から52歳の方たち、この人たちが2040年のときにはやはり同じように、なぜかその人たちは結婚してない方が多い。就職氷河期に遭遇して、なかなかいい就職先がなくて、やっぱり結婚はしないで子供もつくらないでおこうという人たちが日本全国の中では結構いらっしゃるというようなことで、本当に超ソロ社会に突入する、これは日本全国ですね、足寄はちょっと少しずれてくるかもしれませんが。そういう中で、国は医療費を削減することにより病院のベッド数を下げようとしている。ちょっとコロナで頓挫しておりますけれども、そういうふうに動いています。なので、死ぬ場所がなくなる、または孤独死も増えてくるという、そういうことが危惧されるわけです。なので、ここでちょっとしつこく今お伺いしたのですけれども、今足寄は大丈夫かもしれませんけれども、結構独身者おりますよね、見ていても。独身者の悪いわけではないのです、その人の生き方なので。ですが、あまりにも人数が増えてくると、そういう対応が困難になってくるときも来るかもしれないというように予測して、この質問をさせていただきました。ぜひ、自治会を少し改革ではないですけれども、刺激していただいて、何とかそういうところに力を貸していただけるような足寄町にしていただきたいなと思います。では、2番目のほうに移ります。今、ちょっと推計のこともちらっとお話ししましたが、答弁書の中で、すみません、しばらくは横ばいになる、死亡者数は、推計はというのは何となく分かっておりましたが、すみません、欲しかったのは2040年の実際の死亡者数なのですよね。そのときに、どのぐらいになるのかというのはちょっともし今お分かりになりましたら教えていただいてよろしいでしょうか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

2040年は115人というふうに推計をしております。

再質問 3番 進藤晴子

115人ということは、死者数は足寄はもう上がっていかないということというふうに捉えてよろしいですか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

死者数なのですけれども、足寄町におきましては、今高齢者人口が減少を始めている状態になっております。そのため、死者数につきましても、横ばいから、将来は高齢者の人口減少とともに減少していくというふうに捉えているところです。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。ちょっと私の予測と全然ずれてまして、要は私たちは死ぬベッドがあるのかどうか、今後先。死ぬときになって死ぬところがないというのは大変困ることで、それならば今対策を取らないと大変なことになると思って、今回この質問をしたわけですが、足寄においては大丈夫ということでよろしいですね。分かりました。では、ひとつ中で、足寄はベッド数は大丈夫かもしれませんけれども、質の面ではどうなのだろうか。死の質ということを通告書に私書きましたけれども、そちらのハードは大丈夫でも私たちの望む死は迎えられるのかどうかというところに移っていきたいと思いますが、その前に一つだけちょっと国のやり方で私にはよく分からないことがあるので、もし分かったら教えてください。病院の今8割、病院で亡くなる人は死者数の8割、足寄も先ほどの答弁書で8割ということで同じだなというふうに思ったのですが、その人たちの2割を介護のほうに回していく、在宅、介護施設に回していくというのは国の方針なのですが、本当にお金は医療のほうがそんなに高くつくのか、介護に回さなくてはいけないほど医療費というのは大変なのか、介護は安いのか。すみません、そこだけちょっとお伺いしたいのですけれどもよろしいでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

本当に介護に移行して在宅のほうが安いのかという御質問だと思うのですが、高齢者を前提に御説明をさせていただきますと、御本人の負担額、これについては収入とか自己負担の割合によって個々人で違いがあると思われますが、病院に入院した場合にまず診療報酬上の医療費として一日当たりの入院基本料、これが毎日かかってきます。さらに点滴だとか薬剤投与だとか、検査だとか、そういった治療費がかかってくるということになります。自己負担分については、高額医療制度というのがあるので差額ベッド代だとか食事代、おむつ代、こういったものは保険適用外という、制度の適用外ということになるのですが、これらを合わせますと結構な金額になるということで、大体うちの病院に入院している患者さん一月大体三十数万円ぐらいの全体の費用かかってくるということになります。在宅に移行した場合どうなのかということなのですが、医療費の部分でいいますと、例えば訪問診療だと今現在月2回から4回ということで、そこは医療行為ということで発生してきます。治療内容も限定されるということで、必然的に医療費としての費用は安くなるというのが一つ、さらには自己負担分についても、訪問診療は外来扱いということになりますので、制度上の自己負担額の限度額も入院よりは安くなるということになります。訪問診療の対象者というのは、介護認定を受けているという方がほとんどでないかなと思われますが、その場合、介護サービス医療としてかかってくるという部分が介護報酬に関係してくるのですが、この介護保険上の負担分が加わってくるということになります。医療費の分と介護分のサービス分が合算されてくると。そうなった場合でも、やっぱり在宅医療にかかる費用については、病気の種類だとか、がんの患者さんだとかいろいろな病気の種類だとか、介護度、介護のほうでいうと介護度などによって、個々のケースによってちょっと違ってくるのですけれども、一般的にはトータルでいくと、やっぱり入院に比べると費用は安くなるというふうに言われているというところでございます。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

ありがとうございます。むちゃな振りをしてすみませんでした。やっぱり病院に入っていて何もしなければいいのではないかと、私は患者さんや御家族の方が希望を聞いて、何もしなくてもいいんじゃないと思うことは多々今まであったのですけれども、でもやっぱり病院に入っている以上は部屋代もかかるし、入院費もかかる、いろいろなものが入ってくるので、やはり介護のほうが安くなるというふうに受け止めました。ありがとうございます。そして、人数的に死亡者数がそれほど増えないのでベッドは大丈夫。ただし、いろいろな方がおります。今、終活ということで、もうこれは随分前からですけれども、自分の死はどういうふうにしようかと自分で計画を立てていらっしゃる方もいます。もちろん当然御病気でお亡くなりになる方は別にして、この自然死、老衰の方たちにしてみれば、やっぱりある程度自分で計画を立てられる方たちもいらっしゃると思います。その死の質をもっと自分のその人に合った死に方をするという点でちょっとお聞きしたいと思います。取りあえず、数、場所は確保でオーケー、そうですね。その死の質という点では、看取りというものが、これも私も1年ぐらい前ですね、知っていたのが。たまたま国保病院の看護師さんがなかなか介護施設で看取りを取ってくれないのだと、看取りを取るとはどういう意味だろうと、そのときに私も初めて知りまして、今まで人を看取ると、自宅で看取ったと、そういう看取りは使ってましたけれども、そこに死に対して国が言ってみれば価値をつけた。死に価値をつけてサービスで提供するようにということで国がしてきたということに、そこで私は初めて気がついたわけです。いろいろ調べてみたら、今は日本全国で看取り士という新しい職業が出てきている。専門の方がやはり出てきているみたいなのですね。そういう人たちがいろいろな情報を全国に提供し、また介護施設とかに訪問し、そういう研修をしというふうにどんどん広がっているというふうに聞いております。今までは病院で亡くなって、そのときの対応してくださる看護師さんやそこの病院長や看護師長や、その人たちの人生観とか看護観とか、そういうもので対応されて、よかったという人もいれば、何あの対応というふうに思われる方もいたのではないかと思います。そこのところを均一に画一にサービスができるように、国がやはりそこに価値をつけて出してきたのだと私は思って、そのときに正直思ったのは、死ぬときまでお金なのと最初はそういうふうに思いました。でも調べているうちに、やっぱり看取りを、自然死ですね、老衰期に入ったときに先生のほうからお話があって、では何もしないで医療的なことはしないで看取りをしてもらおうかという話になって、自然に介護の人たちは枯れるという言葉使いますけれども、体が枯れていくのを待つ、みんなで受け止めてあげる、そういう緩やかな時間の中で死に、人生を全うするという、それは大変いいことなのかなと。人それぞれだと思います。なので、そういう看取りというサービスに今切り替わってきているというところを足寄の人たちは知っているのかな、これは足寄だけではありませんけれども、私は全然知らなかったのですけれども、情けないことに。そういうのももっともっとどこかにやっぱり答弁書にも書いてありましたけれども、そういうサービスがあるのだということをみんなに示して、もっともっと看取りが増えてきたらば、うちの施設ではこういう看取りをしているよ、病院は病院なりにやってらっしゃると思います。在宅でもこういうふうにしているよというところを手を挙げてもらって、いろいろな情報提供をすることによって、いろいろな多様性に、その人たちの生き方にやっぱり寄り添えるような死に方ができてくるのではないかなというのを、改めて今回勉強させていただいた次第です。3番目の質問なのですが、どこまで看取りが足寄町の中で進んでいるか。老人ホームのことは、私も施設長のほうからお伺いしまして、少しずつ進んでいるということで伺っております。そのほかのところに少しずつ聞いてみますと、グループホームもやってないというような話を私は電話で確認しました。そして、老健のほうはちょっと聞いてないですけれども、訪問看護をやっているステーションが本別にあります。そこの方に聞きましたら、令和3年度はちょっとしっかりした値は本別と足寄を含めて13人というふうに、在宅で看取られた方はという話をしていました。在宅で看取るというのも、もちろん看護師や介護士が介入してやろうとしているところなのですが、一番大変なのはお医者さんを連れてくること、探し出すことが非常に困難で、この地域性です。訪問診療をしている先生でないと、この看取りのドクターにはなれないそうなので、それをもともと帯広でかかっていらっしゃって本別や足寄に戻ってきたときに、さあ、ドクターをどうしようというところから始まるそうで、なかなか大変だという話を聞いておりました。あとは足寄の中の、要は介護職の方ですね、介護職の方が本当に最近少ないと。この看取りだけではなくて、いろいろなサービスもちょっとできないでいる状況にあるというふうに聞いております。足寄の中での介護職の今の問題、人数、介護職さんを増やすために町がやっていらっしゃること、いろいろあると思いますが、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

介護士を増やすための対応ということでよろしいでしょうか。以前からやっております、介護に関する職員の方が足寄町に就職していただいた場合には補助金を出すというような事業を以前から行っておりまして、今も継続的にやっております。また、あと資格を持った方が来ていただくというよりは育成ということもありまして、学校に介護士になれるような学校に行った方に修学資金を貸すということもやっております。また、今年度につきましては、足寄高校生を主に対象にした初任者研修をして、ヘルパーさんの資格を取れるような講習会をこれから開催していくことになっています。また、介護事業所の連絡協議会がありまして、そちらのほうではチラシを出して、町内の介護事業所でこのような人材を募集してますというようなチラシとかを出して、介護人材を確保できるように対応しているところです。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

御尽力いただいていることは私も承知しておりますが、今までやってきたことのそういう対応策の評価というのはどのようにお考えでしょうか。今の介護職の人数が少ないということから関して、今までやってきたその評価をちょっと少し、もし分かったら教えてください。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

まず、初任者研修ですね、高校生とか町民を対象にした初任者研修なのですけれども、そちらのほうを受けていただいた高校生が町内で介護職としてここ数年就職されておりますので、こういう職業もあるというか、こういう資格もあるというようなことを知っていただいて、資格を取っていただいて、そして町内に就職していただけるというのは一番いいことなのかなというふうに思っています。次に、修学資金のほうですけれども、それを貸付けを受けている方、まだ在学中ですので、今後町内に戻ってきて介護士として町内で働いていただけるといいなというふうに期待をしております。次に、就業支援等の補助金の関係なのですけれども、5年間までは補助金を出しておりまして、その後も定着している方もいらっしゃいますし、いろいろな事情により途中でお辞めになる方もおりますけれども、支援をした、補助金を出した方の半数程度が今も継続して働いていただけているのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

分かりました。それなりにやっぱり効果が出ていると、やっていらっしゃることの、分かりました。それでもなおかつ足りないというのは、どこにこれは問題があるというふうに考えられますか。もし入職されても辞めてしまう、それぞれの理由がもしある場合は別にしても、人が足りなくなってくる、どうしてもその人たちが人数も少ない、就職しても辞めてしまうというところは、どこに一番問題があると考えられますか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

例えば家庭の事情とかはやっぱりそれが一番大きいのかなというふうに思います。家庭の事情で転勤なりでここから、足寄町からいなくなる方もいらっしゃいますし、また町外に家族がいらっしゃる場合については、そちらの親御さんのほうに戻るとか、そういうこともあるのかなというふうに思います。あと、介護に対するやっぱりイメージというのも少しあるのかなというふうには思います。やっぱり大変だというようなことも、私たちも一生懸命やっていただいて、大変な仕事を一生懸命やっていただいているなというふうには本当に思うところですけれども、全体的にどうしてもそのようなところが取れないのかなというふうには思います。なので、介護に対するイメージを払拭するという意味では、今例えば足寄高校ですとか、足寄中学校ですとか、最近は本当にコロナの関係でなかなかできてはいないかもしれませんけれども、介護施設等で一日体験といいますか、そういう職業体験みたいなことをするような場も設けていただいておりまして、町内においては高齢者の方を支援するというか、触れ合うというようなことを経験して介護というものへのイメージというのでしょうかね、そういうものを変えていただくようなこともやっていただいているので、非常に今後本当に介護職になられる方が増えるといいなというふうにちょっと期待しているところではあります。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

介護職のイメージを変える、本当、でもそれは大切なことであると思いますし、高校生や、ほかの地域では中学生まで下ろしてそういう対応策を取られている地域があるというふうに伺っております。私はつらつら考えますと、最初入職して辞めていく、その辞めていくその5年間の間に、先ほど補助金が出るというお話ありましたけれども、その5年間たつといろいろなケアマネとかいろいろなものが取れるようになってくる、そうすると収入もアップする、そういうこともあるのかなというふうに思います。ただ、モチベーションですね。この間施設長とお話をしたときに、どうしてそういないのだろうという話になったときに、私の個人の考えとすれば、やはり介護職として介護士としてのモチベーションを維持できないからではないかと私は言ったのですね。だから、この看取りというものに加算がついて、この看取りを経験することによって介護士としてのプロとしての自覚が芽生えて、そしてそれがうまくいった、看取りを行った後にデスカンファレンスというのを開くそうなのです。終わった後に自分たち振り返りです。介護士だけではなく、携わった栄養士もみんな事務職も全部含めてデスカンファレンスをし、自分のやった振り返りをする。その中で一人一人が声かけられた、御本人様であるとか、家族の方から声かけられたことをみんなが持ち寄って、やっぱりよかったんだねと、このやり方はいいよねというところを認め合うことでモチベーションがアップする。私はこれが大切なのではないかというように私は訴えたのですけれども、そうだね、そうだねと施設長は聞いていたのですけれども、実際にそこで働いている人ですね。「でもね、最後はね、報酬だよ」と言われたのですね。すごいぐっさり来たのですけれども、介護士さんの報酬、ちまたで安いというようなイメージがまだあるかと思います。国のほうでは介護職員処遇改善加算とか、いろいろなものをそこの施設がいろいろなものをやっていれば加算、2万円だか3万円だか上乗せして介護士さんに与えて給料アップを図っているという、これもあるかと思いますけれども、どうしても平均とか見ていくと、二十歳から二十四、五歳まで入職して5年ぐらいまでの間の人は基本給も安い。その人が一人で入職してアパートを借りて一人で生活していくだけの収入があるかどうか、金額はいいです、あるかどうか、ちょっと教えていただいてよろしいでしょうか、大体足寄の介護士さんで。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

町内の介護職員の方のお給料の関係の御質問でしたけれども、民間の事業所の詳細なお給料の関係については把握しておりませんけれども、ただ社会福祉協議会におきましては、足寄町の初任給と同様の設定となっているほか、手当につきましても期末勤勉手当とか、そちらも町に準じて支給をしているというふうに聞いております。町の令和4年4月1日現在の高卒の基本給ですと15万円程度で、大卒ですと18万2,000円程度というふうに設定をしているところでございます。以上です。

再質問 3番 進藤晴子

初任給が高卒で15万円、大卒で18万円ちょっと。これは介護だけの問題ではないかもしれない、公務員の問題かもしれませんけれども、なかなか厳しいと、親元から通わないと食べていくのは厳しいと、何とか頑張ってもらいたいなというふうに思いますが。要は介護報酬が上がらない限りはどうしようもないというふうに思うのですけれども、それは国のことなので何とも言えませんが、何とか町独自で補助であるとか、そういうことをしているところはないのかなと思って、短い一般質問に対しての何日間の間で探しまくったのですが、どうも見つかりませんでした。足寄町ではそういうことを考えたことがあるのか、今後もしやれるのかどうか、町として介護職さんたちに補助を出して寄り集めることができるのかどうか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

今のお話でございますけれども、なかなかやはり町独自で補助だとかというのは何か難しいかなというように思っています。それぞれ民間の方々の水準というか、賃金水準だとかそういったものもいろいろありますので、なかなか町からの単純に補助だとかというのは難しいのかなと思います。やはり根本的な部分でいけばやっぱり介護保険だというように思っています。介護保険の報酬がやはりきちんとそれぞれの職場の賃金、そこで働いている人たちの賃金に見合ったものになっていかなければ、それは町が例えば補助をしたからといって、いつまでその制度が続けられるのかだとかという部分を考えていきますと、やっぱり根本的な部分、きちんと介護保険の中で介護人材が不足しているよ、介護人材の給与水準もやっぱりほかの産業から比べると低いですよということをやっぱりきちんと確認しながら上げていくという、そういうことがやっぱり必要なのかなと思っています。全体的にやはり今お話あったように、最終的にはいろいろな要因がありますけれども、その一つの大きな要因の一つというのはやっぱり賃金水準が低いというところがやはりなかなか人材が集まらない、それから安定しないというか確保がきちんとできない、安定的に仕事して続けていただけないという、そういったところなのだというように思いますので、それはやはりきちんと介護保険の中で解決していただかないと、一時的に町が補助して何とか人を集めるだとかということができたにしても、やはりそれは長続きしていかないだろうというように思っています。これからの高齢者一定のところまで来たらある程度横ばいになってきて、また少し下がっていくというような、そういうことで高齢者の数も一定程度の予測ができるところではありますけれども、やはりまだまだこれから介護人材の方たちの活躍していただかなければならない部分というのはいっぱいありますし、一定の人数が確保できないとそれこそ介護がきちんとできていかないということになりますので、やはり人材の確保をきちんとやっぱりこれからも進めていかなければならないなというように思っているところであります。なかなか一律簡単に単純にどうするというのはなかなか難しいですけれども、いろいろな形で今までもやってきていますが、人材の確保を今後も進めていきたいなというように思っているところであります。以上でございます。

再質問 3番 進藤晴子

多分そのとおりだと思うのですけれども、でも国がやはりそれは上げていかなければ根本的な問題にはならないということはもうもちろん重々承知なのですが、今大変な状況にあるようなふうに思うわけです、足寄町の介護。足寄だけではない、隣町もみんなそうですけれども、本当にサービスが受けられなくてという話はよく聞きます、直接御本人から。そうか、介護士さん少ないからねという話で止まってしまうのですけれども、やるせないようなそういうような、医療ではどうしようもない部分がありますので、何とかできないか。報酬を上げられない、補助はできないというなら、では住宅を提供するとか、そういう空いているおうちをどうにか無料で貸し出すとか、そういうような補助的な補助、そういうようなことというのはできないでしょうか。それだと、民間の例えばあづまさんであるとか、ああいう人たちも対象にして、そういうところを貸し出して、住むところが足寄は結構高いのではないかなというふうに思うのですけれども、そういうところを貸し出すことによって少し楽になるかなというふうにも思うのですが、いかがでしょう。

答弁 町長 渡辺俊一

いろいろなアイデアはあるのかなというように思います。今お話あったような住宅の支援を何とかできないかだとか、それぞれの人たちに対する賃金というのはなかなか難しいにしても、例えば住宅だとかそういったことができないかだとかというような、いろいろなアイデアはあるのかなというように思っています。なかなか今ここですぐに、ではこういうことがやったら介護人材が集まってきますだとかというのはなかなか言えないところでありますけれども、先ほども言いましたように、介護人材、絶対にこれからもまた必要ですし、やはり一定の数というか、人数がいないと介護ができないということでありますから、それに向けてはいろいろと皆さんからも、議員の皆さんからもまたいろいろとアイデアなども頂きながら、どういう方法がいいのか、検討していきたいというように思います。以上でございます。

再質問 3番 進藤晴子

待ったなしだと思います。ぜひ皆さんの知恵を絞り合って、そういう話し合う場も設けていただきたいなというふうに思って、一つでも先に進んでいけるようにというような思いです。これは最後になります。マザーテレサの言葉、今回介護のことをずっと探っていくときに、マザーテレサが「人生の99%が不幸であっても、たった残りの1%が幸せだったらば、その人の人生は幸せなものに変わる」この1%が看取りとするならば、人生終末期とするならば、私はもっと力を入れていかなくてはいけないと思うし、足寄町は「いくつになってもひとりになっても安心して暮らせる愛のまち」、暮らせるというのは死ぬときまでだと私は思うのですね。死んだ後にお身内の方が、なかなかいろいろなことあったけれども父さんいい人生だったねと笑い合えるような、そういうような最後の終末期を過ごせたら、やっぱり足寄いいねと。それが足寄町民の幸せなのではないかなというふうに、やっぱり私は思ったわけです。ひとつ気になったというか知りたかったのが、足寄の第6次総合計画の一番最後のところにアンケートがありますね。これ大変よくできてまして、前もよく見ていたのですが、現在の満足度、これから必要なものですね、必要度かな、重要度ですね。満足度と重要度に分けてデータ、アンケートを取っておりますが、医療はどうしても重要度は一番トップになります。今回の看取りの件に関しては、多分皆さん町民はこの医療の中に入っているのかなというふうに私は感じるのです。今後、この計画を立てていくときに、やっぱり足寄町民の幸せは死ぬところまでというふうに考えたときに、町民がどういう死に対する意識が持っているのか、今。自分の死、いろいろな世帯も変わってきてますし、多様性と言われている時代にどういうような感覚を持っているのかと知ることは大変重要なことでないかなと。都会や東京と足寄町でどれだけ違うとかということもありますし、まずはそれを知ることも、アンケートも必要ですし、そういう話し合う場、みんなが自分の死に対してフランクに話せるような、身内の中でもそうですけれども、町民の中でもそういう場所ができれば、何となく町民がどういうふうに思っているのだろうというのが分かるのではないかと思います。そうすると、どういう方向に進むべきか、足寄町は。特養もこれから建て替えます。もし看取りをどんどん進めていくのであれば、看取りをできる環境も整えなくてはいけません。いろいろとありますので、普通のお部屋ではだめだと思うのですね。そういういろいろなこと、あと国保病院の、それほど死者は増えないということだったので大丈夫かなとは思うのですけれども、国保病院のベッド数、人口に合わせてこれからも検討していくと、この間言われてましたけれども、そういう全体の箱としてのそれも考えていくには町民の意識というのはどこにあるかというのはやっぱり聞いていくべきだと、私は今回感じました。なので、QODにいかにして満足して死を迎えるか、この終末期の質を上げていくためにこれからも行政頑張っていただきたいと思いますし、足寄町、私たちが足寄に住んでいてよかったなと本当に思えるような足寄町になっていただくべく、この看取りが進んで孤立死が一人でも二人でもいないように、そういうような町民を巻き込んだそういう活発な活動を私は望みます。最後に、いろいろお聞きしましたが、町長から一言お伺いしまして、一般質問を閉じたいと思います。お願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

御質問、看取りということでの御質問でございました。なかなかまだまだ看取りという言葉自体が、最近だんだん聞かれてはきていますけれども、十分に町民の皆さん方の中に浸透しているかというとそうではないのかもしれないなと思っています。やはり足寄で生まれて足寄でずっと長いこと住んで、やっぱり住み慣れたこの足寄で亡くなるまで、最期まで足寄で住み続けたいなという思いの方というのはやっぱり多いのかなと思います。そういった意味で、今後も町民の皆さんがどういうことを望むのかというのはやっぱりそれぞれ個人個人でありますので、病院がいいなという方もいれば、やっぱり自宅で、亡くなるときは自宅で亡くなりたいなと思う方もいらっしゃったりだとか、いろいろな方たちがいらっしゃいますので、やはりそういう方たちの声をきちんと聞きながら、それぞれの方の望む最期といいますか、最期まで足寄で満足してというか、安心して暮らせる、そういった生活ができるように、そういった取組を今後も進めていきたいなと考えているところであります。以上でございます。

出典:足寄町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月16日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる