みんなの議会

足寄町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

新型コロナウイルス感染症対策について

2020年12月10日、足寄町議会の一般質問で、田利正文議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江、国民健康保険病院事務長 川島英明が答弁しました。

質問者
田利正文 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江、国民健康保険病院事務長 川島英明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 田利正文

次に移りたいと思います。2点目です。新型コロナウイルス感染症対策についてです。新型コロナウイルス感染症が広がっています。足寄町での感染は今のところ報告されていませんが、多くの町民の方が心配し不安を抱えています。十勝医師会では、管内18町村中17町村でPCR検査をできる体制を取ったと報じられています。以下の件について伺います。町民が具合が悪くなったとき、かかりつけ医に電話をと言われていますが、町内の3医療機関ではカルテのあるなしにかかわらず、かかりつけ医としての対応はしてくれるのでしょうか。二つ目、保育所、児童館、学童保育所、学校、高齢者施設等で感染者が出たときのことを想定して、準備をしおく必要があると思うが、町としての対応は。三つ目、道が十勝全体から受け入れる宿泊施設(ホテル190床)を確保し、11月30日から受入れ可能と報じられましたが、単身者や車のない高齢者などが感染した場合、帯広市の宿泊施設や病院へ行かなければならなくなるが、この場合、ほかの人への感染を防ぐため公共交通機関は使えないと考えます。町として何らかの対応・支援があれば町民の皆さんも安心できると思いますがいかがでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

田利議員の新型コロナウイルス感染症対策についての一般質問にお答えいたします。1点目の町内の3医療機関ではカルテのあるなしにかかわらずかかりつけ医としての対応をしてくれるのかとの御質問ですが、現在国では発熱等の症状のある方の相談、受診の流れについて、まずはかかりつけ医の地域で身近な医療機関に電話相談をすること、相談する医療機関に迷う場合には、受診相談センターに相談することとしております。具体的には、疾患等があり日頃から通院している医療機関がある場合は、まずそのかかりつけ医に電話相談をしていただくことが基礎疾患の症状判断と併せて迅速な対応につながると考えられます。また、かかりつけ医がいない場合においては、原則として北海道新型コロナウイルス感染症健康相談センターに電話相談していただきますと、経過や症状の聞き取りが行われ、受診が必要な場合については、適切な医療機関を紹介するなどの対応をしていただけることとなっております。なお、地域の身近な医療機関に電話相談していただいた場合においても、症状などを聞き取り、適切な受診や相談先紹介等の対応をしていただけることとなっております。2点目の保育所、学校、高齢者施設等で感染者が出た場合を想定しての準備についてですが、現在北海道内では感染拡大が続いており、誰もが感染するリスクがあることから、本町においては、感染症が発生した場合に備え、施設内の消毒等に必要な消毒液やアルコール、手袋、ガウンなどの物品の確保を行っております。また、高齢者施設等への対応として、感染症に係る介護事業所説明会を開催し、防護服脱着実技の学習や意見交換、厚労省から発出されている感染対策の手引きや感染症発生机上訓練について周知を行っております。なお、高齢者等複合施設については、9月補正予算において、簡易陰圧装置設置工事の予算を議決いただいており、現在発注をしているところです。そのほか、町内栄養士会において、病院や高齢者施設で感染者が発生した場合における入院患者、入所者への食事提供について、協議を重ねており、現在町内の各施設が協力して食事を提供する仕組みが整っております。町内事業所等で新型コロナウイルス感染症が発生した場合におきましては、保健所の指導の下、各事業所などと連携を図り、できる限りの対応をしてまいりますが、まずは感染予防に向けて各事業所と連携を図ってまいります。3点目の単身者や車のない高齢者などが帯広市の宿泊施設や病院へ行く場合の交通手段についてですが、新型コロナウイルス感染症の疑いのある場合につきましては、議員仰せのとおり、感染拡大防止のために公共交通機関の利用はできませんので、傷病者が自力で受診や宿泊療養施設に移動できない場合については、保健所が搬送等の対応をすることとなっており、緊急性が高い場合等については、保健所から依頼を受け消防署で搬送対応することとなっております。また、本町におきましても、保健所から依頼があった場合については連携して対応してまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げ、田利議員の2点目の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 5番 田利正文

今の答弁を聞きましたら、町内の3医療機関でも対応はしてもらえるというふうに取っていいですね。分かりました。そのことについて、広報だとかで一般町民の方に、かかりつけ医があるけれども、いつもかかっているところちょっと違うだとか行きにくいだとかいろいろあれば、国保病院に電話してもいいですよ、きちんと対応しますよということを周知してほしいなという気がするのです。これされてましたか。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

このかかりつけ医を通して受診をするということは、ホームページのほうには周知をさせていただいているのですけれども、今度年末に向けて相談窓口ですとか、そういうものをまとめたものを新聞チラシで周知をする予定となっております。以上です。

質問 5番 田利正文

私より10歳上だったら81歳だと思うのですけれども、そういう女性の方、男性の方もいましたけれども、ホームページに載ってるからとよく言われるのだけれども、僕ら分からないと言いますね。ホームページだけではなくて、紙で欲しいなと言ってましたので、そういう町民の方もいらっしゃるということを念頭に置いて対応していただきたいと思います。それともう一つは、国保病院でPCR検査が今はできるのでしょうか、あるいはできるようになるのでしょうか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

ただいまの質問に対してお答えしたいと思います。当院では現在PCR検査の検体採取、こちらは実施しております。プラス、抗原検査の定性検査という検査と二通りを実施をしてございます。以上です。

質問 5番 田利正文

すみません、ちょっとよく聞き取れなかったのですけれども、できる体制にあるということでいいのですか。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

新型コロナウイルス感染症の検査方法は一般的にPCR検査と言われるものがあります。こちらについては、うちの病院で検査ができるわけではなくて、鼻咽頭ぬぐい液というもので検体を採取しまして、それを保健所のほうに送ると、保健所の方が取りに来るというような流れになってございます。抗原検査というのは、キットでインフルエンザの検査みたいな感じのキットで検査をすると、そういったものの二通りがあるということです。以上です。

質問 5番 田利正文

それは希望者ができる、あるいはドクターに相談してドクターが判断していいといった場合にできる、それはどのくらいかかるのでしょうか、例えば検査の結果が出るまでに。

答弁 国民健康保険病院事務長 川島英明(国民健康保険病院事務長は2024年12月まで)

PCR検査については、帯広のほうに送りますので、一日二日ぐらい程度かかるのかなと思います。抗原検査については、恐らく30分程度で検査結果が出るのかなというふうに考えております。以上です。希望者全員ができるかどうかということですが、こちらについては、医師の判断、ドクターの判断で必要だという方に対して検査をするということになってございます。以上です。

質問 5番 田利正文

2点目のほうに入りますけれども、たまたま何とか報道ニュースだかに出たのですね。どこでしたか、世田谷かどこかだと思うのですけれども、高齢者施設の施設長さんが顔も出して実名で場所も明らかにして、検査をやったのですね。安全を確保するためにということで、やったら職員の中から陽性者が出たというので相当びっくりしたと思うのですけれども、それで改めて入所者と職員と出入りの人たちを全部検査して、我が施設はこんなふうにやって安全ですよということを表明するためにやったというのが先駆例として出ていたのですね。そんなことがやっぱり必要なのかなと思って、特に老人ホーム、それからグループホーム、町立病院ですね。そこのところの入院患者、入所者でなくて、そこに働いている人をやっぱりり先にきちんと検査しておく必要があるのではないかという気がしたのですね。そういう考えはあるかどうか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの御質問なのですけれども、職員につきましては無症状の場合というのもあるのかもしれませんけれども、例えば濃厚接触者が近くにいたですとか、そのような感染の方が近くにいた場合には休むこともありますし、あとは発熱とか体調が不良のときにつきましては、職員については休むようにというふうになっておりますので、今現在は職員全員というか、老人ホームとか、医療職とかを検査をするというような予定はございません。

質問 5番 田利正文

考えてないということですね、今のところね。そうだと思うのですけれども、さっき例で話した施設のところ、そう思っていたのですよ、施設長さんも、うちの職員は大丈夫だと。ところが、社会的検査というのだそうですけれども、そういう施設、足寄町でいえば重要施設のところに働いている人たちのまず検査をやってみたら、案の定出たのですよ。案の定というか、逆ですね。ないと思っていたのが出たのです。ということがあるから、足寄町ではまだ感染者の報告がないと思いますけれども、そういう先手を打っておく必要があるのではないかというのが私の考えです。それについては、あえてもう一度聞きますけれども。

答弁 町長 渡辺俊一

そういう施設の中で、例えばその施設に入所されている方たちは、そんなに自由に施設を出てどこかに出かけられるだとかということはありませんので、基本的にはそこの施設の中にいれば一般的には安全というように考えられるところだと思います。職員はどうかというと、職員はやっぱりいろいろなところに出かける機会も確かにあるということはありますので、どこかでかかるだとかというようなことも考えられないことはないわけでありますけれども、現状の中では、先ほど福祉課長のほうからも言いましたように、一定症状がある方だとかというときにはきちんと休んだりだとか、それから病院に相談するだとか、そういうことは必要になってきますけれども、現状の中では特に症状等が見られないというような方たちについては、検査をするということを考えておりませんので、施設全体の職員を検査をする、PCR検査をするだとかということは今のところ考えてはいないということでありますので、御理解いただければと思います。以上でございます。

質問 5番 田利正文

これも正確な情報でなくて申し訳ないのですけれども、報道ニュースで出ていたのですけれども、現在内科医をやっている方で国会議員やっている方、自らの集まりに行って陽性になったのですね。どこでうつったか、いろいろ考えたら、内科医ですから詳しいですよね。そうしたら結局は飛沫感染ではないというのですよ。陽性者のそばにいた人とか、前にいた人が感染していない。なぜ私が感染したかといろいろと考えていったら、トイレだというのですね。男性の諸君に聞きたいけれどもというのですよ。あなたトイレ行って、おしっこをするときに、入る前に手を洗って入りますか、終わったら手は洗いますかと聞いたのです。大抵入る前に手を洗う人がいないそうです、男の方で。そこが間違いなのだというのですね。なぜかというと、粘膜のあるところから感染するのだと。今一生懸命飛沫感染だといって首から上だけ、目と鼻と口だけをいうけれども、違うのだと、その内科医の方言うのですよ。なるほどな、そういう見方もあるなと思って、ちょっとびっくりして見ていたのですけれどもね。手にウイルスがついたやつをおしっこするときに触りますよね。そういうのをあれするからふん尿からも当然ウイルスが出るのだから、トイレに入った人が次の人が使えば当然それはうつるということになるのだと思うのだけれどもと、その人は言うわけですよ。なるほどなと思いました。だから、2点目、3点目、全部ひっくるめて言ってしまいますけれども、町長の答弁の中で、まずは感染予防に向けての各事業所との連携を図ってまいりますとありますけれども、そこのところに今言ったような視点はあったでしょうか。首から上だけではなくて下も今必要なのだという予防の範囲の視点としてあったでしょうか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。

答弁 町長 渡辺俊一

お答えいたします。基本的には、一般的に言われているように、手洗いですとかうがいですとかというようなことが一般的な感染予防対策ということで言われている部分であって、国だとかでもそういうような発信をされているのかなというように思っていまして、基本的には国から発信されているような、言われているようなことをまずは一番基本だということで言われていますので、そういうことを基本にしながらやってきてますね。ですから、例えばトイレに行ったときのこと、今、田利議員からお話ありましたけれども、そういったところというのはあまり多分、私のところはそんなに気にしてはいない部分もありますし、ほかのところでもそういうことなのかなというように思っています。ただ、トイレ流すときに、蓋を閉めて流してくださいだとかというようなことはよく聞いたことは、聞いていたというか、そういうことはありますけれども、そのほかの部分については、やはり一般的な言われているようなことしか気にしていない部分、気にしている部分というのはそういったところかなというように思っています。以上でございます。

質問 5番 田利正文

1点目とか全部絡んで飛んでしまうのですけれども、いろいろ町民の方が不安に思った、あるいはそういう症状が出たときに相談しますよね。そのときに私のイメージで悪く残っているのは、保健所が人手不足で対応し切れなくて、何回電話してもつながらないと、つながったら、それは大丈夫だからまだいいですとかと言われてはねられるというふうに言っていて、陽性だと言われた方が自宅待機していて、そしてあんまり具合悪いから、そばにいる奥さんが電話しなさい、電話しなさいと言うけれども、いや、向こうも忙しいんだからといって遠慮していて亡くなってしまったという例がありましたよね。そういうイメージがどんとインプットされているものだから、本当に今帯広の保健所、人手は足りているのか、その辺の情報というのは分かるでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

具体的には聞いているわけではありませんけれども、今アパホテルさんだかを借り上げて、比較的軽い人たちの無症状だとかそういった人たちの療養の施設というようなことで借り上げたりとかをしていますけれども、そういったところに今帯広市だとか音更、幕別ですとか、そういったところの職員がサポートにというか、出ていっているという話であります。そこはやはり保健所の職員の方たちもなかなか手が足りなくなってきているといった部分で、そういう応援に行っているという形になっていまして、この後、ほかの町村にもそういう応援が来るということで聞いておりますので、一定程度帯広の保健所の職員の方々もずっと春先からずっと延々とコロナ対策というのをやっていらっしゃっていて、非常に大変な状況なのだろうというように思っていますし、そしてそういう施設がまた新たにできると、そこに対する対応をしなければならない職員も出てくるといった部分では、やはり人手不足というか、そこで対応する人、職員がいないと、足りなくなるということで、これからそれぞれの十勝管内の町村だとかにもいろいろと応援のお願いだとかというのは来るということになるのかなというように思っております。以上でございます。

質問 5番 田利正文

日本医師会の会長ですとか、東京医師会の会長が何かテレビで連日言っていますよね。医療崩壊にもうなっている、危機だというように相当言っているのだけれども、それを政治のほうが、行政のほうが受け止めてくれないと。なぜすぐ手を打ってくれないのだという話をしているのを聞きまして、僕らとすればそうだなという思いがあるものですから、先ほど保育所とか、グループホームとか、そういうところの事前の社会的検査という話をしましたけれども、これもこんな話があってすごく気になったのですね。グループホームのまだ動ける人がかかった場合に、陽性者になった場合に、介護とそれからコロナの両方をやらなければならないとなったときに、動けない人ならまだ別ですけれども、動き回れる人、回れるといったらちょっと語弊があるでしょうけれども、動ける人があちこち動いて歩くと大変なのですよね。すごい手間がかかるという話を聞いたのですね。それを例えば足寄で想像すると、グループホームに入っている方でまだ歩ける人が陽性になって、しかもある程度重くなってきたときに、それでもなおかつ動けるというときに、いろいろな問題を起こすだろうと思うのですよ。そのときにマンパワーが絶対に足りなくなると思うのですね。そうなってから、さあ、どうしようといっても多分大変だと思うのですね。そんなことがあったものですから、事前に社会的検査をする必要があるなというのが一つなのです。それから、もう一つは和歌山県だったでしょうかね。そのころはまだ帰国者・接触者外来でしたか、そこを通さないとPCR検査ができないという国の方針があった頃ですけれども、ある施設で11人ぐらいが出たと、陽性者が。そこにいる職員、入所者、それから出入りする人全部をPCR検査をしたいといったら当然国の方針とは違うからだめですよね。そうしたら、知事が何と言ったかといったら、和歌山県だったと思うのですけれども、和歌山県としては国の方針に従えないといって自らPCR検査を全部やったのですよ、500人近くのやつを。そうしてそれで止めたという例が報告されてましたから、そんなこともあるなと思って、今、答弁の中で、道がとか国がと言いましたけれども、町でもしこの施設のところでそんなことが起きたら、町の機能が麻痺するというようなところについてはやっぱり先手を打っておく必要があるのではないかという思いがありまして、社会的検査をしたらどうかという話をしたところです。ぜひ検討していただきたいというふうに思います。

出典:足寄町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる