足寄町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日
足寄高校への給食提供における課題と対策
2017年9月13日、足寄町議会の一般質問で、榊原深雪議員が「足寄高校への給食提供における課題と対策」について質問し、教育委員会教育長 藤代和昭、教育次長 沼田聡が答弁しました。
- 質問者
- 榊原深雪 議員
- 答弁者
- 教育委員会教育長 藤代和昭、教育次長 沼田聡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 榊原深雪
議長のお許しをいただきましたので、一般質問通告書に従いまして質問をさせていただきます。足寄高校への給食提供における課題と対策について。足寄町給食センターは、ドライシステム化を導入し衛生管理に配慮した施設が整備され、平成27年度から供用開始しました。昨年12月には、全国学校給食甲子園で北海道・東北ブロック代表に選ばれ出場し、地場食材を生かして日本一の栄冠に輝きました。関係者の皆様に敬意を表する次第です。学校給食の効果として、次の4点が上げられます。①発育盛りの全員が栄養のバランスを考慮た食事が食べられる。②共稼ぎ世帯が多くなっていることから、弁当づくりが楽になる。③冬でも温かい昼食が食べられる。④同じ場所で同じものを食べることで、偏食の克服とコミュニケーションが図られるなど、給食そのものが食育の一環になっていると思います。足寄高校への給食提供は、議会の文教厚生常任委員会でも提言してきました。足寄高校の生徒の確保策の一つとして、給食が無償提供され2年になりました。ことし1月の文教厚生常任委員会で足寄高校に伺ったときに、給食に牛乳が出ていないことを知りました。①の観点から牛乳はカルシウムの消化吸収がよく発育盛りの高校生には理想的な食品であり、地元で生産されている畜産物を地産地消することからも足寄高校の給食に提供されるべきと考えます。足寄高校の給食に牛乳が提供されていない理由をお伺いいたします。
答弁 教育委員会教育長 藤代和昭(教育委員会教育長は2022年9月まで)
教育委員会から榊原議員の足寄高校への給食提供における課題と対策についての一般質問について、お答えいたします。足寄高等学校への給食の提供は、足寄高等学校の存続及び子育て支援として平成27年6月から提供を行っております。小中学校の義務教育における学校給食の提供については、学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資するものであり、かつ児童及び生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で重要な役割を果たすものであると規定されている学校給食法に基づくものであります。高等学校への給食の提供については、教育という一面よりも食事の提供ということが大きな役割と言えます。また小中学校への牛乳の提供は、学校給食法施行令に規定されておりますが、高等学校等義務教育以外の給食の提供は規定されておりません。議員御質問の足寄高校の給食に牛乳が提供されていない理由についてですが、事前に足寄高等学校が牛乳の提供を含めた生徒へのアンケートを実施した中で、足寄高等学校と協議の結果、牛乳の提供を見送ったところでありますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、榊原議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 2番 榊原深雪
ただいま答弁の中で、生徒へのアンケートを実施した中で足寄高校と協議の結果、牛乳の提供を見送ったところでありますとありますけれども、ここでもしアンケートの結果牛乳を希望する方が多かったとすると提供されたのでしょうか。お伺いいたします。
答弁 教育委員会教育長 藤代和昭(教育委員会教育長は2022年9月まで)
高校生、まずちょっと御理解、特段の御理解をお願いしたいのですが、いわゆる先ほども回答ありましたように、高校にはいわゆる給食はないのですよね。したがって高校の給食提供については高校の校長以下教職員の特段の理解と協力のもとで職務以外の業務、いわゆる俗に言う教育的サービスそしてお願いをしているという、そういうこちら側がちょっと弱いような感じなのですよね。そこで、牛乳の提供なのですが、御案内のように本町の酪農業は基幹産業であり、加えて食育の観点から当初当然牛乳の提供は想定しておりました。ところが先ほど来述べたように、生徒の希望がそういうことだ、半数、あのとき半数ちょっと提供はしていらないと。それをもって当時学校の権限と責任を委ねている校長が牛乳の提供は勘弁してほしい、そういう要望だったのですね。さらには、今アレルギー対応なども非常に給食の大きな問題にもなっておりますから、そういうことも含めて高校さんと協議をした結果、総合的に勘案し判断をして給食を提供しないと、そういうふうになりましたので、その辺の事情、まさにしんしゃくしていただければなと思っておりますので、どうぞ御理解をよろしくお願いいたします。
質問 2番 榊原深雪
答弁の中でアレルギー生徒がいるというお話もありましたけれども、28年度、平成28年度の足寄高校への食育事前アンケートの中ではアレルギーの方は少ないのですね。そして今お話の中にありましたけれども、半数以上の方が一応希望はされたのですよね。そういうことを観点すると、足寄町の高校の給食を出す以前に十勝では大樹高校や上士幌高校は給食は提供されておりました。無償ではありませんでしたけれども。その中で、9月2日の十勝毎日さんの新聞で食育の、大樹高校さんの給食の提供している牛乳が3割の生徒が残しているという報道がありまして、そこの中で食育をしたところ、やはり牛乳よりもジュースのほうを優先して飲んでしまうものですから、これで牛乳の大切さがわかったので、これからは積極的に飲みたいという生徒さんのコメントがありました。そういうことから、それでは大樹高校では給食の中で牛乳は出されているのかなと思ったところです。そして、食育の摂取状況、牛乳の摂取状況というのは、もちろん教育長などは牛乳の大切さはよくよく御存じだと思っておりますけれども、先ほど来の理由があったにせよ、私たちの町の子供たちを育てるという観点から見ると、牛乳の大切さという、この食育の一言でやはり生徒さんは飲む気になったというところがありますので、私たちの牛乳の利点、ちょっと調べましたら、70歳を超える長寿者の食生活に調査した結果、牛乳を飲んでいた人が特に長寿だったということも出ております。そして、牛乳などに含まれるカルシウムを毎日とると大腸がんにかかる危険性が低下すると。牛乳に関しては悪いことはないのですね。今こういった少子高齢化への時代に、日本の将来のためには若者を健康に育てあげることも重要な課題であると思います。そして先ほどアンケートということでありましたけれども、毎年生徒さんはかわるわけですよね。そのときの牛乳の希望者もどれぐらいか私は知りたいところなのですけれども、やはり牛乳の大切さということをもっと知っていただくために今後対策の中に、子育ての、先ほどの観点からということで、給食を提供していただきましたけれども、もう一歩進んだ食事の提供ということで、牛乳を提供していただけないかなと、再度協議していただけないかなと思っておりますけれども、いかがでしょうか。
答弁 教育次長 沼田聡(教育次長は2021年3月まで)
教育次長です。今何点かに分かれてお話があったと思いますけれども、まずアレルギーの関係について先に御回答させていただきますけれども、現状の中でアレルギーがあって弁当持参をしているという方は生徒さんは、高校1年生が1名と高校3年生が1名ということで、現在は、先ほど榊原議員が言われましたとおり、アレルギーの関係で弁当を持参をしているという方が、生徒が2名いらっしゃるということでございます。それから十勝管内の給食の提供及び牛乳の提供でございますけれども、先ほど榊原議員さんのほうでは、牛乳の提供につきましては、大樹町さんと恐らく今上士幌町さんと。違いますか。(発言する者あり)申しわけございません。給食の提供につきましては、現在足寄町を含めて6町になっております。6町の中で給食希望者全員に牛乳の提供をしているのは2町ということで、大樹町さんと広尾町さんが牛乳の提供を行っているということでございます。牛乳の提供を行ってるところ、先ほどカルシウムの関係で、栄養の関係のお話も出ましたけれども、その中で若干聞き取りをした中ではやっぱり牛乳、高校生ぐらいになると牛乳を飲む方、飲まない方、家庭においてそういう習慣づけもあるかと思いますけれども、少し残渣が残ってしまったりだとか、あとは最近になって牛乳を希望する生徒さんがだんだん少なくなっている、そういうようなお話もお聞きしました。それから、当然アンケートの関係につきましては、大体半々であったということで、この間当初教育長の話もありましたけれども、牛乳の提供もこちらのほうでも考えて学校給食センターの所長と足寄高等学校の先生方とずっと協議をさせていただいたのですけれども、最終的には足寄高等学校さんに牛乳を提供するかしないかの部分については、足寄高等学校さんのほうに一任するというか、判断を委ねさせていただきました。その結果として、詳細な記録はありませんけれども、いろいろと高等学校のほうで協議をしていただいて、終始検討していただいて、牛乳の提供は見送りとなったということでございます。アンケートの関係で、当時の高校生と今の高校生ではもう違うのではないだろうかというようなお話もされたと思いますけれども、この関係につきましては、今現在、平成29年度の中ではその当時アンケートをとった当時の中学3年生はいらっしゃいますけれども、来年の30年度になりましたら、当時アンケートに回答していただいた生徒さんはいなくなって全員卒業するということで、その当時のアンケートの回答と今の生徒さんの希望するしないの関係というのは、また変わってくる可能性はあるのかなというふうに思っております。ただ、若干高校に行っていろいろと校長先生、教頭先生交えながら、ちょっとお話をさせていただいたところ、当然先ほど教育長のほうからも答弁させていただきましたけれども、基本的に義務教育外の給食の指導であるということで、毎年4月を給食指導月間ということで、教職員の方、先生方の中でも給食を食べている人と弁当持ってる方がいらっしゃいますけれども、そういうことを区分なくローテーションの中で、4月にそれぞれ先生が張りついて給食の指導をしていただいているというようなお話もお聞きしました。それ以降、5月以降については、給食を食べている養護教諭を含めて何人かの先生が見守りをしながら、何かあったらそこで指導していただくということで、この間進んできたところでございます。高校のほうとしましては、さらにこれ以上業務外の学校給食の指導業務がさらに負担をかけるのはどうなのかというようなお話がございましたけれども、最終的には私どものほうとしてはスタンス的には、高等学校のほうからアクションがございまして、仮に給食を希望するということになればそれなりに協議をまた再開しなければならないのかなというふうに思っておりますけれども、そういう給食の提供を今のところ希望しない限りにおきましては、教育委員会としては今のところ牛乳の提供というものは現在のところ考えていないということで考えております。いろいありましたけれども、回答漏れがちょっとあるかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。
質問 2番 榊原深雪
細かく答弁いただきましてありがとうございます。給食の牛乳の関係というのは、私セットだと思っておりましたので、中学生までということであれば高校生の提供は難しいのかな。希望を募るのであれば難しいのかなと思っておりますけれども、牛乳とジュースを並べられたらどっちを選びますかといったら、やはり子供さんってジュースのほう選びますよね。でもその大樹高校さんで飲み残しがあった3割の生徒というより全体に食育をしたら、やはりこれからは飲んだほうが、聞いたら食育の観点からやはり飲んだほうがいいんだなということで、お話あったものですから、これはお昼食事と一緒にとれれば一番いいことだなと思って質問したわけです。それで牛乳に関しまして、飲まない理由の中に家にないからという、足寄の生徒さんですよ、牛乳が家にないから飲まないということだったのですね。一番牛乳の飲まない理由の中で多かったのが家にないからという回答だったのです。だから食品、健康食品、私にしたらほとんど牛乳というのはおいしいから冷蔵庫に入れておくというよりも健康になりたいから置いておくという感覚なのですね。ほかの方も生徒さんなども別にどっちでもいいのだったら要らないはと言うかもしれません、アンケートで。だけれどもやはり、今先ほどもくどいようですけれども、子供たち、町長がいつも成人式にお話になります子供は宝ということでお話になりますけれども、それまでに二十歳で成人式立派に迎えられるためにも、体づくりというのは成長期の一番大事なときだと思っております。その牛乳の果たす役割というのは、私大きいものだなと思っておりますけれども、保健師さんと家族の方と、中学生までのということで提供されているのであれば、家庭と保健師さん、行政ですね。そういう人たちの連携で、やはり牛乳を食育の観点からもっと浸透するように教育していただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 教育委員会教育長 藤代和昭(教育委員会教育長は2022年9月まで)
今教育次長のほうからも実態、実情についてちょっと述べさせていただきましたけれども、答弁でもお示ししたように、どうしても教育という観点でこちらのほうからあれするというのはなかなか無理があるという、その辺は御理解願えればなと思っております。牛乳についての効果については、これは誰しも異論が挟む余地はないわけなのですが、実態は私も現場にいたからわかるのですけれども、中学生あたりもう相当数余すのですよね。相当数余すのですよ。場合によっては元気盛りの子供ですから、その辺でこぼして、余ったのを落としてみたり、いろいろなことがあるのですね。そして、牛乳パックについては資源ごみというのですか、そういうことで、結構飲んだ後洗ってきてそこで保管して乾かして次どうのこうのって結構いろいろな子供たちにとっても、そういう作業というのですかね、先生方にとってもそういう指導みたいのもあるのですよね。そういうことで、そういうことを踏まえながら、2年前の実態と違いますからもう一度議員から御指摘がありましたように、高校の校長さんあたりに振って実態をちょっと確かめてもらって、新たな実態でもあれば再考というのですかね、検討してみたいなと思っています。ただ高校生ですから、ちょっと義務教育の中学生と違うし、健康問題などで、健康問題というのですかね、食育の一環として給食のあり方などもちょっとチョイスの仕方が違いますし、その辺の認識も違いますから、なかなかすばらしい飲み物ですよといっても、あ、そうですかと。これ一人、各学級に一人や二人がちょっと飲まないというのであれば先生方もそれなりに対応できると思うのですけれども、やっぱり半数近くの子供たちが飲まないで、場合によっては置いていっただとか、必要に応じたら例えばそういう保管場所も必要ですし、飲まない牛乳をですね。そんなことなども含めていろいろありますので、冒頭申し上げましたように、高校等に対してはいわゆる四つの側面の支援策で食事提供という、そういう部分ですから、を踏まえてもう一回高校の校長さんあたりにちょっとそういうテーブルに乗せられるかどうか、探ってみたいなと思っておりますので、よろしくお願いをしたいなと。前回と同じようなやっぱり半数近くが、牛乳を必要としませんと、そういうような状況が出たり牛乳のかわりに例えばジュースを出してくれだとか、そういう代替ですね。そういう場面、あるいは希望者だけとなった場合についてやっぱり公金の補助ということですから、やっぱり公平性の観点だとか、あるいはジュースなどの数だとか、料金の関係でなかなかネックになる部分もありますので、とりあえずは提供するとしたら全員に牛乳を提供と、そういうことが前の状態よりも改善される方向に行っているかどうかをちょっと探ってみたいなと思ってますので、その辺を含めて特段の御理解をよろしくお願いをいたします。
質問 2番 榊原深雪
先ほど給食のときの牛乳の飲み残しの話がありましたけれども、文教厚生常任委員会で学校など訪問したときに、給食を何カ所かで、3カ所以上でいただいたことあるのですけれども、ほとんどの生徒さんは飲んでました。その方たちが中学校、一緒の同じく中学校で給食とるときに今のお話でしたら残している方が多いというのを聞いてすごくショックでした。それで、牛乳の場合は給食と一緒に飲みたいと思っても持っていけないのですよね、生徒さんは、足高の場合は保管場所がないですからね。だから何かいい方法ないかなとか思うところなのですけれども、そうしたら今の高校生は給食とともに何を飲んでいるのでしょうか、方が多いのでしょうか。どう捉えておられますか。
答弁 教育次長 沼田聡(教育次長は2021年3月まで)
教育次長です。牛乳のかわりとしましては、一つは高校のほうに自販機3台設置しておりますので、自販機から飲み物を飲んでいらっしゃるという方もいらっしゃいますし、あとは家から水筒等で持って持参してという方もおります。ただ大抵の方は、毎日のメニューの中の汁物ですとか、デザートで給食の中で大体は賄っているというような話で、学校側からはお聞きしております。以上でございます。
質問 2番 榊原深雪
牛乳につきましてはこれほど、かすかな希望がありますけれども、一番育ち盛りの大切なときにやっぱり学校育てていくということの観点からやはり牛乳は大切な食品だなと私自身も思っております。私も高齢者でありますのでなるべく骨は折りたくないということで、毎日牛乳は欠かさず飲んでおりますけれども、戦後の厳しい食事の事情のときに、給食と牛乳というので助けられた部分がインパクトにありますので、今の生徒さんは満たされた食生活をされておりますけれども、基本的には満たされているばかりでやはり自分の嗜好品を優先するということは多いと思うのですね。そこのところをやはり家庭でも、義務教育の間にでも結構ですので、食育の観点からこういった食品は大切なのだよということきっとされて、今もされていると思いますけれども、やっぱり残すというところでまだ理解されていないところがあるのかなと思っておりますので、私たちの町のやっぱり酪農業も支える意味もありますので、そういうところを力を注いでいただけたらなと思います。これでこの質問は終わりたいと思います。