厚岸町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日
(1)床潭漁港整備と維持/(2)酪農家支援について/(3)偕楽団地尾未舗装部分の舗装促進について/(4)新任滝川教育長の取組について
2022年12月7日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「床潭漁港整備と維持」「酪農家支援について」「偕楽団地尾未舗装部分の舗装促進について」「新任滝川教育長の取組について」について質問し、町長 若狹、教育長 滝川、水産農政課長 髙橋、建設課長 渡部が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 滝川、水産農政課長 髙橋、建設課長 渡部
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷
通告してあります4項目について一般質問いたします。初めに、床潭漁港整備と維持です。床潭の前浜の皆さん、自分たちの利用する漁港整備に大きな期待と関心を持っておりますので、令和5年度実施予定の整備内容を説明してください。また、床潭漁港の末広側、マイナス2.0メートル泊地が浅くなり、マイナス2.0メートル物揚場前方なのですが、ここは特にひどく、カレイ刺網漁船が出漁時、船底が座礁し、僚船に曳航され、やっと脱出するなど難儀をしております。早期浚渫の要望がありますが、この対応はどのようになっているのかお尋ねいたします。酪農家支援について質問いたします。10月20日開催、第3回臨時会において、農業生産資材高騰対策対応に関する請願書を採択いたしました。その内容は、一つ目は飼料高騰対策をはじめ、農家の経営安定に資する対策を講ずること。二つ目は肥料原料等の急激な高騰対策として、厚岸町も新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、影響緩和対策を講ずることと理解いたしました。厚岸町は各々どのような対応をされるのかお尋ねいたします。3項目目です。偕楽団地尾未舗装部分の舗装促進について質問いたします。雨が降るたび道路の砂利が掘れ、水たまりができ、悪路となる団地内未舗装の森宅から堀建設細工場経由、中通りまでの道路舗装要望です。自治会要望は20年以上前から提出されていますが、住宅戸数や交通量を考慮し、優先順位を決めており、舗装するまで砕石の補充でご理解願いますとの町からの回答であります。せめて、見通しや今後の計画について説明が必要と考えます。ぜひ、実施に向け努力をすべきと考えますが、いかがでしょうか。4項目目です。新任滝川教育長の取組について質問いたします。教育長は、かつて指導室長として就任され、積極的で行動力のある人と印象を持っており、本町の教育行政へのリーダーシップをいかんなく発揮をしていただき、大いに期待をしております。教育長は、まちづくりは人づくり、人を育てるのが教育委員会の役割である、厚岸町に誇りと愛着を持った人を育てたいとの抱負をお持ちでございます。具体的にどのように取り組まれるのか、所見を伺います。特にふるさと教育です。厚岸町の郷土に誇りを持てる教育はどのように取り組まれますか。また、教育長は小中一貫義務教育学校、白糠学園の学校長でありました。厚岸町における小中一貫校をどのように考えておられるのかお尋ねし、1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
5番、南谷議員のご質問にお答えいたします。1点目の床潭漁港の整備と維持についてのうち、(1)の「令和5年度実施予定の整備内容は」についてでありますが、床潭漁港は、「水産生産基盤整備事業」及び「水産物供給基盤機能保全事業」により、管理者である北海道が整備を行っております。令和5年度は「水産生産基盤整備事業」により、西外防波堤、北外防波堤の整備と第1西防波堤の改良が、また「水産物供給基盤機能保全事業」により、北防波堤の機能保全対策、マイナス3メートル航路及びマイナス2.5メートル泊地の浚渫、マイナス2.5メートル物揚場の機能保全対策に伴う実施設計が予定されております。次に、(2)の「床潭漁港西側のマイナス2メートル泊地の早期浚渫要望への対応」についてでありますが、現時点では、令和5年度当初予算による浚渫工事予定はありませんが、漁業生産活動に支障がないよう、適正な推進の確保について早期に着手していただくよう、北海道に要望してまいります。続いて、2点目の酪農家支援についてのうち、「飼料高騰対策」についてでありますが、以前から国、飼料メーカー、生産者の3者が積み立てた資金を活用した「配合飼料価格安定制度」があり、補填を実施しているものの、現在の高止まりしている飼料費は、酪農経営に大きな影響を与えています。このような状況の中、国は、飼料価格高騰緊急対策事業として、二つの対策を図ることとしております。一つ目が「配合飼料価格高騰緊急特別対策」で、配合飼料価格安定制度による補填金のほか、令和4年度第3四半期に、1トン当たり6,750円の追加補填金を交付することとしております。二つ目が「国産粗飼料利用拡大緊急酪農対策」で、経産牛1頭当たり7,200円を補填することとしておりますが、都府県の1万円の補填金と比較し、1頭当たり2,800円の差額が生じています。先の臨時会で採択された請願書には、具体的な支援策についての記載はありませんが、釧路太田農業協働組合と協議した際、この差額に対する支援についての要望があり、これについて、協議を重ねた結果、町と釧路太田農業協働組合が2分の1ずつ支援することで内諾を得たところであります。また、町内には浜中農業協働組合の組合員もいることから、浜中町農業協働組合と協議し、釧路太田農業協働組合と同様の支援を行うことで内諾を得ております。町の支援内容については、経産牛1頭につき1,400円で7,000頭を見込み、支援額は980万円、これに両農協への事務委託料12万3,000円を加え、総額992万3,000円を本定例会提出の補正予算に計上しております。次に、「肥料原料等の高騰対策」についてでありますが、飼料の高騰対策同様に両農業協働組合と協議を行いましたが、国費による肥料価格高騰対策事業費補助金での価格高騰分に対する7割補助及び道費による化学肥料購入支援金、1トン当たり3,125円の給付が見込めることから、一定程度の支援がなされるものと考え、現段階においては、町独自の支援は行わず、今後の動向について注視していきたいと考えております。続いて、3点目の「偕楽団地の未舗装部分の舗装促進」についてでありますが、ご質問にある偕楽団地の未舗装部の舗装については、平成9年度から自治会要望があり、平成11年度から平成23年度にかけて、交通量や住宅件数を考慮して優先順位を決め、継続的に11路線の改良舗装工事を行ってきましたが、全ての路線を舗装するには至っておりません。道路整備事業は、大型事業や毎年各地域からの多くの要望に対する事業を、限られた財源の中で行っており、全ての要望にお応えできていない状況にあります。ご質問にある路線については、沿線の住宅件数が少ないことから、優先順位が高い路線とはなっていないため、今後の整備予定時期についてお示しできませんが、住民生活に支障が出ないよう維持管理を徹底するとともに、財源確保を含め、事業化に向けて、さらに検討してまいります。4点目のご質問については、教育長から答弁があります。
答弁 教育長 滝川
私からは、4点目の「教育長の取組について」お答えいたします。初めに、(1)「厚岸町の郷土に誇りを持てる教育を具体的にどのように取り組むのか」についてでありますが、私は、令和4年度の教育行政を進めるに当たり、町政執行方針、教育行政執行方針、教育大綱の理念の具体化を目指してまいります。その中で、教育大綱で示されている「ふるさと教育」について述べさせていただきます。子どもたちが地域について学び、地域の特色や魅力を学ぶことは、子どもたちがふるさとへの愛着や誇りを持ち、自己認識を育み、よりよく生きていくための基盤となるだけではなく、将来に向け、夢や希望を持って行動する原動力となり得るものです。一方で、グローバル化や科学技術の進展、そして歴史的に繰り返される感染症の流行や戦争、環境問題など、世界規模で解決されるべき問題が身近な生活に直結する社会にあって、学校教育には子どもたちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していく力の育成が強く求められております。私は、ふるさと教育を通して、グローバル化する国際社会に、主体的・協働的に課題を解決する資質・能力を育んでまいります。その具体的な学び方の一つとして、探究的な学習があります。子どもたちが、自分たちで課題を設定し、情報を集め、整理・分析を行い、まとめ・発表するといった「探究的な学びのプロセス」を大切にした学習方法です。地域を知り・学ぶことだけではなく、学んだことを発信していく、実践していく活動を通して、子どもたちが地域づくりに積極的に関わる主体者となる活動を進めてまいります。既に当町の各学校では、この学びのプロセスを活かしたふるさと教育や、自分の将来と結び付けるキャリア教育が始まっております。教育委員会といたしましては、厚岸町の自然や歴史、文化、産業、官民が一体となった取組など、厚岸町の持つ豊かな教育資源である「人」「もの」「こと」を活かした教育を進めてまいります。また、来年度は全国豊かな海づくり大会北海道大会が行われます。本大会を、ふるさと厚岸を見つめるよい機会と捉え、記念事業等に積極的に関わる取組を進めてまいります。私は、ふるさと厚岸に誇りと愛着を持ち続ける人を育むことを通して、これからの社会にたくましく生きていく人を育ててまいります。次に、(2)「当町における小中一貫校をどのように考えているか」についてでありますが、私は、令和2年4月から、校舎分離型小中一貫教育校である白糠小学校、令和4年4月から白糠中学校、そして8月からは校舎一体型義務教育学校である白糠学園の校長として勤務しておりました。小中一貫教育は、様々な形態がありますが、共通しているのが、小・中学校段階の教員が目指す子ども像を共有し、9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を進めることを目的としているところです。その一つである義務教育学校では、一人の校長の下、一つの教職員組織が置かれ、学年の段階の区切りを柔軟に設定したり、指導内容の入れ替え等を設置者の判断で実施することができます。これは、小学校から中学校への進学に際し、新しい環境での学習や生活に不適応を起こす、いわゆる「中一ギャップ」の緩和や、教員の授業改善の意欲の高まりに大きな成果があると考えられております。当町では、これまで小・中学校の連携や、接続を重視した学習活動や交流が行われてきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、学校間の交流等が制限または途切れた活動が数多くありました。私は、小・中学校段階の教員や児童・生徒が、お互いに情報交換や交流を行うことを通じて、小学校教育から中学校教育への円滑な接続を目指す小中連携教育を進めてまいります。また、湖南地区、湖北地区、太田地区それぞれにある小学校1校、中学校1校の、いわゆる1小1中のメリットを活かし、継続性・連続性を図った教育課程の編成を行うとともに、各地区に設置されているコミュニティ・スクールのメリットを活かした、小中連携教育の充実を図ってまいります。現在、学校が抱える課題は、社会の急激な変化に伴い、多様化・複雑化しております。当町の子どもたちにとって、どのような教育環境が効果的なのかを、小中連携教育、小中一貫教育を含め、今後も検討してまいります。
質問 南谷
令和5年度の漁港整備事業の計画内容はおおむね理解をいたしました。来年度の事業実施に当たっては、漁港や地元漁港期成会と連携を密にされ、しっかり取り組んでいただきたい。また、来年度以降の事業においても、早期完成を目指し、北海道へ強く要望していくべきと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
床潭漁港の整備事業についてでございます。これにつきましては、地元、厚岸漁業協同組合並びに地元の床潭漁港整備促進期成会の皆様と緊密な連携を取らせていただきまして、浜の要望を最大限実現できるように取り進めていきたいなと考えております。また、工事に当たっては、通常の漁業活動を行いながらの工事ということになります。盛漁期との兼ね合いで、通年施行ができない部分、そういった制約もございますけれども、早期の完成を目指すべく、北海道に今後も強く働きかけていきたいと考えております。
質問 南谷
床潭漁港内、末広側の物揚場前方の浚渫でございます。刺網漁業者の窮状を理解され、当初の年次計画をやりくりし、令和5年度に浚渫工事を進めていただける、当初の年次計画との調整など、地元としっかり調整をして、なるべく早く浚渫が、工事がされるよう努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
床潭漁港、末広側のマイナス2メーター泊地の浚渫の関係でございます。当該箇所につきましては、当初の事業の計画にはなかった部分ではございますけれども、令和5年度の床潭漁港整備の全体の事業予算の枠組の中で実施可能性もあるかもしれないということで、それまでは、特に今、支障になっている部分にボンデンとかで目印を付けていただいて、応急対応をしていただきたいといったような指示というか、指導を北海道のほうからもいただいております。今後における年次計画の調整につきましては、地元としての優先順位もお伺いしながら、それを十分にくみ取って、効果的な事業展開が図られるように取り進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 南谷
酪農家支援について再質問いたします。配合飼料高騰対策として、国は他都府県の1万円と比較し、北海道は1頭当たり2,800円マイナスの7,200円の補填、この差額2,800円を町と農協が2分の1助成し、町は1,400円掛ける7,000頭で980万円の助成となります。本定例会に補正計上されたと理解いたしました。よろしいですか。また、この助成はいつ実施されるのかお尋ねをさせていただきます。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
ただいまのご質問についてでございますけれども、差額の2,800円に係る2分の1の支援割合と予定頭数の7,000頭における980万円の助成については、ご質問者おっしゃるとおりでありまして、今回の補正予算のほうにも計上させていただいております。助成のスケジュールにつきましては、この定例会の補正予算が可決された暁には、速やかに給付申請をしていただいて、その手続を踏まえた後、各農家さんには年内支給ができるように事務手続を進めていきたいと考えております。
再質問 南谷
農協は当初、全額助成の要望があったと、ただいま答弁でありましたけれども、協議の結果、2分の1助成にした、こういう結果、半分になった、この辺について、もう少し詳しく説明してください。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
1回目の答弁のほうにもございましたけれども、農協としては、できれば多ければいいというようなお話もございましたけれども、厚岸町におきましては、太田農業協働組合の加入組合員、さらには浜中農協に加入している組合員もおられまして、そういった部分、混在している部分もございます。そういった中で、農家間格差というものが生まれないように、厚岸、浜中、両役場のほうと、あとJA釧路太田、さらにはJA浜中町のそれぞれで協議をさせていただきました。総体的に今回の助成においては、この支援割合を2分の1とさせていただきたいということで、足並みをそろえて取り組んでいきたいというような結論を得ましたので、今回の助成につきましては、半額の1,400円という形で支援をさせていただくというような結果に至ったところでございます。
再質問 南谷
次に、肥料価格高騰対策事業を含めた酪農家支援対策についてお尋ねをさせていただきます。酪農家は、肥料の高騰、売却費の価格の急落、生乳の減産とトリプル苦にさいなまれております。既に別寒辺牛の地区、昨年末から今年にかけて3件が離農しております。今年に入って、太田・尾幌地区でも1件ずつ、合計、昨年の12月から5件が離農しております。厚岸町にとっても離農者が増えると、税収をはじめ、農業水道使用料、この後の補正でもあるのですけれども、ここでも明らかに水道使用量の減となって影響が及んでおります。さらには、クラスター事業を推進して厚岸町はきたわけでございます。この支援をしてきたわけでございますが、大規模農家ほど、その影響が私は大きいと思います。むしろ、小さいというのでしょうか、小規模のところよりも大規模で設備投資をしたところは、大変な償還が迫ってくるわけでございます。これらのクラスター事業を最近取り進めた農業者にとっては、今後の相続が大いに危ぶまれます。町長の答弁では、国、道の動向を注視したいと答弁がありました。まずは私も国、道の動向をしっかり見定め、連動した対策を講じていただきたい。国にもしっかり、道にもしっかり、酪農家の窮状を訴えていただきたい。そして、その支援について、本町としても取り組んで、町の負担分も考えていただきたい。また、町として、町独自として町営牧場をはじめ、独自支援対策を検討していくべきだと思います。例えば、町営牧場を運営しています、厚岸町は。これらが酪農家に負担にならないように、少しでも軽減化されるようにとか、いろいろな方法があると思うのです。町としてできる仕事、事業、これらについてもしっかり目を向けて厚岸町独自の事業を取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
最初にお話ありました農家の離農状況、離農状況につきましては、私どもで押さえている範囲では、令和3年で2件、さらには今年、令和4年では3件といったところで、計5件の離農が今あると押さえております。また、農家に対する支援対策、国、道に対する支援対策、質問者おっしゃるとおりと考えておりますが、現在の飼料高騰、価格の個体の下落問題、また生乳の減産、これが一過性であるものなのか、今後長期化していくのかと、これが長期的に影響を及ぼしていくのか、こういった部分につきましては、今後もつぶさに注視していく必要があると考えています。そのためには、国、北海道の政策動向、こういったものに常にアンテナを張って、町としてどうやって対策を講じていくかと、そういった取るべき施策、こういったものにも反映をさせていかなければならないと思っております。また、町営牧場を含めた独自の支援策という部分でお話ございましたけれども、現在、町営牧場も一般の農家さん同様、餌の問題ですとか、資材の問題ですとか、また燃料費の高騰といった部分で、まさに三重苦という中で事業を展開しているところであるのですけれども、当面は昨年改訂されました牧場の使用料、こういったものは何とか再値上げをすることがないように、徹底した運営経費を洗い直すことであるとか、機械化、従前からもしてきておりますけれども、こういった部分で作業の効率化をさらに進めていくといったことをしながら、今年も舎外のパドックですとか、給水器など老朽した施設改善しておりますが、お預かりする牛の預託環境の向上を進めながら、支援に当たっていきたいと考えています。また、昨年夏から、ヒグマの被害が大変この地区の問題として惹起しているわけではございます。現在もこのヒグマの影響によりまして、放牧するエリアが制限されているといった中で、夏でも300頭以上の舎飼いを併用している状況という部分があります。本来、舎飼いの料金、適用するところではありますけれども、安全上の都合でやむなく舎飼いとなるような牛の預託料金につきましては、問題のヒグマが捕獲されるまでは何とか、また電気の策も盛んに延長をかけておりますけれども、そういった安全対策が整うまでの間に限って、町長の特認事項として認めていただいている夏季の放牧料金の適用といった、そういう時限措置もやって、農家さんの負担軽減ということもやって支援を行っておりますので、そういう部分を何とか組み合わせながら、今後も町としての酪農支援という形で取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 南谷
偕楽団地の舗装促進について再質問いたします。20年前から自治会要望で偕楽全体エリアの舗装要望が提出され、あそこに18路線のあるのです、道路全体で。そのうち、11路線が舗装完了したのですけれども、まだ7路線がいまだ未舗装で、ここ数年、工事はストップしたままであります。この道路を利用する人、住んでいる人にとって、20年以上自治会要望をしているのに、優先順位がと言われまして、いまだ未整備のままでございます。この人たちの思いが痛いほど分かります。例えば、年次的に少しでもいいから進めるとか、簡易舗装にするとか、何らかの手立てが必要だと思います。先に進める手立ても検討すべきだと考えます。検討と言っているのですけれども、検討したまままた20年置かれるのでしょうか。いかがでしょうか。
答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)
お答えいたします。ご質問者おっしゃるとおり、この未舗装部分の沿道にお住まいになられている方に関しましては、大変不便な思いをされているということは、私としても承知しているところでございます。2回目のご質問にあったように、18路線のうち11路線は既に、途中で終わっている路線もあるのですが、11路線舗装をしておりまして、残り7路線ということであります。そのうち、7路線のうち、全く住宅の張り付いていない、実は路線も1路線、2路線くらいあるわけなのですけれども、ご質問にある路線については、住宅も張り付いているといった現状は把握しております。かつては、有利な財源を元手に事業を促進してまいったわけですが、平成23年度を最後にここの偕楽団地の事業というのは、ちょっと見合わせているような状況にあります。1回目のご答弁にもありましたが、やはり利用実態を踏まえて、町全体の中での優先順位ということで、どうしても優先順位は高くはない現在状況にございます。ただ、2回目のご質問にもあったように、少しずつであるとか、簡易舗装であるとか、そういったご提言もいただきましたので、そういった部分も含め、あと財源の確保も含めた中で検討をしてまいりたいと。この先、具体的にいつできるのだというところに関しましては、なかなかいつまでにというのはお答えできませんが、我々としても自治会に対して、進捗状況であるとか、町の考え方であるとか、そういった部分を丁寧に説明しながら、ご理解をいただいてまいりたいなと考えてございます。
再質問 南谷
滝川教育長の取組について再質問いたします。まちづくりは人づくり、厚岸町に誇りと愛着を持った人を育てたい、私も全く同感でございます。ぜひ、子どもたちがこういう思いを持てるように、しっかり取り組んでいただきたいと思います。その上でお尋ねをさせていただきます。ふるさと教育です。本町の自然や産業のよさを、そこに関わっている人、働いている方々と十分コンセンサスを取られ、子どもたちがよく理解できるよう取り組んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 教育長 滝川
今、議員おっしゃられたとおり、とても大切なことは、厚岸町には先ほど述べましたように、人、もの、ことが本当に充実した町であります。特に人との関わりの中で学んでいくということがとても大切になってきます。そのために、事前に教職員がコンセンサスを取って、その教育の意義をきちんと理解していただいて、そして教育に取り組んでいく。ただ、その形としては、できれば子どもたちが直接話を聞いたり、直接アポを取ったり、そういう学習もとても実は必要になってきます。人と関わる中で、子どもたちが学んでいく中で地元のよさを理解していく。そのプロセスを、先ほど言いましたように探究的な学習の中に取組ながら進めて行きたいと思います。
再質問 南谷
次に、同じ問題で中学生には中学生が抱く仕事へのイメージと企業の現状のずれを減らす努力をぜひしていただきたい。特に子どもたちにとってよいことは、子どもたちにとって都合のよいと言うのですか、より有利なことは町としてもお金がかかることもあると思うのです。国の方針なり、道の方針として違うことを町として独自で取り組まなければならない。そういうことも、しっかり町長と相談をされ、教育長としてリーダーシップを発揮していただきたいと思いますが、そういう思いで取り組んでいただきたいと思いますがいかがですか。
答弁 教育長 滝川
最初のほうにありました中学生が抱く仕事のイメージについて埋めていただきたいというお話がありました。この厚岸町の子どもたちは、本当に愛着度、この町に対する思いがすごく高いデータが、いろいろなデータがあります。本当にこの町を愛しているのだなということが分かります。ただ、その中で、そこに仕事を求めるか、ずっと厚岸にいたいかというと、そこの数値は下がってくるのです。その辺のずれなんかもあって、私が指導室のときに、その状況から企業のほうが、このままではまずいということで、ぜひ厚岸町の企業を子どもたちに知らせていきたいのだということから、学校の体育館に企業の人たちが集まって、中学生の子どもたちに、今おっしゃっているずれみたいなもの、自分たちの企業が持っている熱い思いというのを直接中学生に伝えるという場面を持ち始めました。企業交流会と言って今年も行われたのですけれども、私が知っている管内の中では、これを行っている学校はありません。もしかしたらあるかもしれないのですけれども、私は分かりません。そのように、企業の方たちは本当にそういうのを子どもたちに伝えたい、地元の企業のよさを伝えたいのだという熱い思いを持っています。そういう環境が整っているので、今おっしゃられたような仕事のイメージだとか、中学生のキャリア教育も含めて、そこを十分に生かしていきたいなと思います。また、お金はかかるだろうということもおっしゃっておりました。やはり教育にはお金がかかります。これにつきましては、総合教育会議で町長と協議できる場面もありますし、何よりも町長はまちづくりは人づくりという熱い思いを持っておられ、私もその具現化のために厚岸町に誇りと愛着を持った人を育てたいということで進んでいきたいと思います。今、私ができることをしっかりやっていく、リーダーシップを取ってもらいたいということですので、しっかり行っていきたいと思いますし、お金がかからないこともたくさん実はあります。先ほど言いました、人、もの、こと、今厚岸にはたくさんそういうものがある。それを逆に今度は結んでいくということが、これからのふるさと教育には特に大切になってきます。しっかり、今ある教育資源を結んでいく、そういうところもしっかり進めながら、リーダーシップを発揮していきたいと思っています。
再質問 南谷
小中一貫義務教育学校についてお尋ねをいたします。答弁がありました。本町は地区ごとに、小中校が各地区ごとに1校、それぞれ他地区に先駆けて統合を進めてきたと理解をしております。ですから、学校の校舎が小中一貫校の関係で、地区に小学校、中学校、校舎は別々です。ですけれども、小中一貫義務教育学校が国のほうでも進めてきてる、そういう時代背景にあります。そういう中で、本町としても小中一貫義務教育学校の趣旨、これらを尊重して、しっかりと取り組んでいただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 教育長 滝川
これを進めるに当たって、学校の適正配置も含めて、先ほども答弁で述べましたように、しっかり協議してまいります。この中で大切なのが、やはり地域の実情とか、子どもたちの実態をしっかり理解した上でというのがとても大切になってきます。例えば、児童生徒の減少、それから中1ギャップを持っている子がとても多い地区、それから逆に外側になりますけれども、校舎が老朽化したり、私がいた白糠は近くの川が氾濫する危険域にあるので移転しなければならない、いろいろな要素があった中で、学校の小中一貫または義務教育学校というものが進んでまいります。そんなこともしっかり押さえながら考えていきたい、協議を続けていきたいと思いますし、逆に小中ばらばらのほうがいいのだという論議もあるのです。例えば、義務教育学校になると、小学校段階の卒業式や中学校段階の入学式はもうなくなります。そういう節目を大切にしている地区は、逆に一緒にならないで別々のほうがいいのではないかという論議もされています。今おっしゃられている背景なんかもしっかり捉えながら、常にこの子どもを取り巻く背景は複雑化したり多様化していきます。そこをしっかり捉えて、先ほど述べましたように小中連携教育、それから小中一貫教育も含めて、協議を続けてまいりたいと思います。
再質問 南谷
最後にしたいと思うのですけれども、校舎が別々でもということで前提で今お話をさせていただきました。太田地区でございます。皆さんご存知のように児童数が減っています。小学校も中学校も非常に、少ないから統合しろということではないのです。校舎も古くなってきています。太田地区にとっては、小中一貫義務教育学校が、国のほうと言うのですか、これらでもよさというのを強調しています、はっきり言って。そうすると、非常に児童数が少なくなってきている、こういう現状にもあります。そういうことを勘案すると、太田地区における小中一貫義務教育学校を検討する余地があるのではないかと斯様に思うのですがいかがでしょうか。
答弁 教育長 滝川
それぞれの、先ほど言いましたように、地区によって課題があります。例えば老朽化している地区、それから児童生徒が減少している地区、いろいろあるのですけれども、この趣旨でそれてはならないのが、連続した9年間の学びができるということが義務教育学校の大きなメリットなのです。では、今、太田地区、湖南地区、湖北地区できないかと言ったら今できるのです。それは、先ほどおっしゃられたように、1小1中だからです。その、まず1小1中のメリットを生かして、9年間の学びをしっかり系統を立てるということが、まずは教育の中身としては大切なのかなと思っています。ですから、先ほど言いましたように、教育の接続、それから連続した学びという、そういう形でまず進めていきたいなと思っています。
再質問 南谷
お金だけの問題では私はないと思うのです。生徒数が、児童数が少なくなれば、いろいろば授業も少なくなります。そういった意味では、同じ校舎に、一つの学校にしていくことによって、子どもたちにとってもよい点もあるし、義務教育学校の授業もやりやすい時代になる。地区としてはどうなのか、これはまた意見あると思うのです。でも、これらについても、やはり研究、検討は私は必要ではないのかなと斯様に思うのです。どっちがいいというのは分かりません。はっきり言って私も。それだけに、やはり教育長としてそういう問題について、しっかりとメスを入れて検討していただきたい、斯様に思いますがいかがでしょうか。
答弁 教育長 滝川
今おっしゃられたように、やはり地域の思い、そういうものもしっかり受け止めながら、それから今の教育の制度というのもしっかり利用しながら、子どもたちにとって一番いい教育環境は何なのかという側面でしっかり協議していきたいと思います。