みんなの議会

厚岸町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日

(1)上尾幌駐在所について/(2)きのこ産業について

2021年9月8日、厚岸町議会の一般質問で、金子勇議員が「上尾幌駐在所について」「きのこ産業について」について質問し、町長 若狹、町民課長 布施、水産農政課長 川越、総合政策課長 三浦が答弁しました。

質問者
金子勇 議員
答弁者
町長 若狹、町民課長 布施、水産農政課長 川越、総合政策課長 三浦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 金子

質問通告書のとおり、質問いたします。1、上尾幌駐在所について。(1)駐在所廃止後、上尾幌で町政懇談会等の開催を検討するとのことだが、その内容について、具体的に説明願いたい。2、きのこ産業について。(1)菌床センター運営開始から今日までの生産者の状況について。ア、廃業した生産者は何人いるか。イ、廃業した理由を把握しているのか。ウ、今後、廃業者が出ないようにするために、どのような対応策を取るべきか。(2)菌床販売について。ア、菌床を注文してから引渡までの期限があるか。イ、過去5年間で、引渡期限を越えて売買代金を支払った生産者はいるか。いるとすればね何人で何回あるのか。ウ、きのこ菌床センター条例施行規則別表備考2には、培養期間が60日を超える菌床については、実費を加算することができると規定しているが、この請求はしているのか。エ、菌床センターでは、しいたけ以外の菌床をつくって販売することができるのか。(3)生産施設用地について。ア、町が所有している生産施設用地は、きのこ生産以外の農業に使用することは可能か。仮に可能だとすれば、その場合、町で何らかの支援策を考えられないか。質問は以上です。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

8番、金子議員のご質問にお答えいたします。1点目の上尾幌駐在所について、「駐在所廃止後、上尾幌で町政懇談会等の開催を検討するとのことだが、その内容について具体的に説明願いたい」についてでありますが、7月31日に開催した上尾幌地区での駐在所廃止に関する説明会の際の意見として、「年に何回か地域住民から意見を聞くことは考えていないのか」との質問に対して、担当課長から「過去には地域で懇談会として意見を聞いた事もあり、検討したい」とお答えしたところであります。駐在所廃止後における地域住民の意見を聞く場については、来年4月以降に、自治会と相談をさせていただき、その必要性とあり方について、検討してまいりたいと考えております。続いて、2点目のきのこ産業についてのうち、(1)、アの「廃業した生産者は何人いるか」についてでありますが、現在までに、しいたけ菌床栽培に着業した生産者は36人で、そのうち廃業した生産者は28人であります。次に、イの「廃業した理由を把握しているのか」についてでありますが、個々の廃業理由については調査等を行っていないため、本人からの申し出があったもの以外については詳細な理由は把握しておりません。次に、ウの「今後、廃業者が出ないようにするために、どのような対策等を取るべきか」についてでありますが、生産者の経営の安定化を図ることが重要であることから、良質で安価な菌床を生産者へ供給し、生産技術について種菌メーカーの協力のもと指導を継続していくことが必要と考えております。次に、(2)、アの「菌床を注文してから引渡しまでの期限があるか」についてでありますが、条例や規則には引渡しの期限を規定していませんが、おおむね60日培養した菌床を販売することを目安としていることから、契約時に菌床センターと生産者で双方の都合に合わせた引渡期限を設定しております。次に、イの「過去5年間で、引渡期限を越えて売買代金を支払った生産者はいるか。いるとすれば、何人で何回あるのか」についてでありますが、当初契約時の引渡期限を越えて支払った生産者は5年間で3人おり、計8回であります。これらは、いずれもやむを得ない理由により契約に基づく期限の延長の申し入れがあったものであります。次に、ウの「きのこ菌床センター条例施行規則別表備考2には、培養期間が60日を超える菌床については、実費を加算することができると規定しているが、この請求はしているのか」についてでありますが、現在までに引渡期限の延長により60日を超えた場合であっても、その菌床のためだけに培養費用が掛かったケースはないことから実費の請求はしておりません。次に、エの「菌床センターでは、しいたけ以外の菌床をつくって販売することができるのか」についてでありますが、菌床センターで取り扱う品種については規則で定めており、現状では、しいたけ品種のみとなっていることから、しいたけ以外の菌種をつくって販売することはできません。次に、(3)、アの「町が所有している生産施設用地は、きのこ生産以外の農業に使用することは可能か。可能だとすれば、その場合、町で何らかの支援策を考えられないか」についてでありますが、生産施設用地については、平成10年に、きのこ生産者の誘致を目的に、きのこ栽培に必要なビニールハウス等の建設ができるよう、土地の取得と造成を行ったものでありますので、きのこ生産以外の用途に使用させることは考えておりません。以上でございます。

質問 金子

まず、上尾幌の駐在所のところです。先に5番議員も質問したので、そのことについて私も上尾幌在住の町議でして、上尾幌から次々と町の施設がなくなるのは仕方のないことだと思うのですが、地域住民も行政サービスが低下することを不安に思っているので、ぜひ住民の声も、先ほど言っていただいたように、十分に聞いて、取り進めていただきたいと思います。次に、菌床センターの運営されてからの生産者の廃業した生産者が何人いるかというところでは、36人のうち28人ということは、80%の人が廃業している状態だと思うのです。やはり廃業した人の数の多さというのは、ちょっと異常なくらい多いかなと思いまして、次につながる廃業した理由を把握しているのかというところで、調査をしていないということだったのですが、廃業した理由を明確に調べないと問題というのが分からない状況で、例えばどこか自分で飲食店をやっていて潰れたとか、廃業したとかというのとはまた違って、厚岸町は新規の生産者を今現在も募集している状況です。その募集している厚岸町が廃業した理由を調べない、問題も把握できていないという状態でいいのか。また、新規の生産者は故郷を離れ、新たな希望を持って厚岸に来て、人生を賭けている方も実際、生産者にいて、いろいろ話も聞いてきております。まずは、廃業者がなぜ28人も出てしまったのか、再度実態の調査をしていただきたいと思います。町長はどのようにお考えかお伺いしたいと思います。

答弁 町民課長 布施(町民課長は2021年9月まで)

お答えさせていただきます。十分、地域の意見を聞いて、取り進めてほしいということでありますので、そちらにつきましては、4月以降、自治会のほうと連絡を取りながら、廃止後の意見と、そこら辺、新たなものが出てくることもありますので、そこら辺は連絡を取って進めていきたいと思います。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

私のほうからは、きのこ生産者の廃業の関係でございます。今、28人廃業と申し上げましたが、この方たちにつきましては、ここ数年ではなく、菌床センターが平成8年度に供用開始をしてから25年間、この間の人数でございます。当時の菌床センターで町が支援を始めたきっかけでありますが、いわゆるほだ木で重労働、しかも高齢の方が多いという部分で、これらを軽作業かすることで新たな産業として違う道を歩みながら発展させることができないかということで、先の議会でもお答え申し上げましたが、その当時で2年後には生産量が3倍にもなっているということで、28人の中にはそのときにほだ木から移行された方が結構いらっしゃいました。ですので、25年間の間で当然高齢により廃業された方がこの中には結構な数がいらっしゃると考えております。また、今、新たに、新たな思いで厚岸町でしいたけのためにというお言葉あったかと思いますが、これにつきましては、当然その議員がおっしゃることもあろうかと思います。ただ、一つの生業としてやる上では、本人の様々な事情が絡んでおりますし、いろいろな自分のやり方によって成功する場合と若干そううまく波に乗れないケースもあろうかと思っております。その部分につきましては、当然、あらかじめそういうお話、相談があれば、センターとしても相談をしながら、今でも継続してやっている方もいらっしゃいます。それと、調査すべきではないかという部分でございますが、1回目の町長の答弁にもありましたとおり、特別に本人から伺っているもの以外については把握しておりませんが、それ以外についてはほとんどが高齢や体調の不良ですとか、そういう理由だと押さえているところでございます。それと、あらためて調査をするというのは、この25年間の中のやめられた方について、今となっては調査のしようがない方も当然いらっしゃいます。それと、それを調 査しなければ問題が分からないというようなご質問かと思いますが、町としてはこのきのこ菌床を使って生産する上で、こういうふうにやっていけば、今いらっしゃる方と同じように着業できると、きちんと生産できるということを考えておりまして、問題点につきましては、それなりに把握しているつもりでございます。

質問 金子

今、お答えいただいたように問題点、やめていった廃業理由というのは人それぞれで、何が事実かは分からないのですが、例えば調査してみるということから始めるということも考えていただきたいと思うのは、やはり新しくやる方が夢と希望を抱いて来て、ここに来て、生産者になろうと思って来ているのに、後からいろいろなことを聞いて、事実が思っていたのと違うと。やはり、そういう話を廃業した生産者や現在の生産者からも聞くので、いろいろ調査すること自体が何か問題があるのか分からないのですが、近々でも廃業した生産者っていて、自分も携帯電話の連絡先も分かるのです。やはり、全員に調査しろというのは理想ですけれども、現在、現状でできるとは思えないので、分かる範囲でもまず調査をして、こういう問題点があって、こういう問題点を解決するにはどうしたらいいか、新しくやりたいと思う人にこういう問題でこれだけやめていった人がいるよとかという説明もあってもいいくらいの、やはり投資をして人生を賭けてやらなくてはだめな業種だと思うので、あらためて調査のほうのご検討をしていただきたいと思います。続いて、廃業者が出ないための対策というところで、お答えいただいた内容はいろいろ町政執行方針だったり、いろいろなところに書いてある安価で良質な菌床の提供、そのとおりだと思うのです。やはり、いい菌床がないといいしいたけも出ない、そのとおりだと思います。ただ、平成10年頃、役場で新規の生産者を募集して、新規の生産者が上尾幌に来て、そのとき説明会をしたという話を聞いておりまして、そのときの説明会の内容というのは、100グラム平均100円で、1菌床から500グラム採れるという説明のもと、厚岸町は新規の生産者を募集しておりました。生産者に確認したところ、現在は森産業さんの買取価格も下がり、当時の正直半分近くになっていると現状聞いております。ただ、経費のほうはその当時というのはすごく灯油も安くて、大体大まかですけれども、全てにおいて経費というのは、その当時二十何年前、平成10年と比べて倍くらいになっていると生産者がやはり嘆いておりまして、その当時の町の対応策に今と比べて大きな進展が感じられないのです。その状況で新規の生産者を募集して、廃業者にならないと考えているのかどうかというところをお伺いしたいと思います。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

まず、大変申し訳ありません。センターのほうで、町のほうで今いらっしゃる生産者から伺っている内容と、ちょっと議員のほうが伺っている内容と合わない部分がありますが、ちょっとその辺はご勘弁いただきたいと思います。まず、人生を賭けて今後いらっしゃる方につきましては、そのようなことがないように、十分詳しい説明をさせていただきまして、その昔のこととはまた別な話として、十分に疑問点をお伝えした上で、またどのような課題があって、市場価格がどのように推移しているか。それと今世界的に中国産の菌床の流入というお話もございます。そのような背景も全て説明した上で、受入体制を築いてまいりたいと考えております。それと生産者が嘆いていらっしゃるというお言葉ですが、確かに、実は先ほど申し上げた中国産の菌床の影響もありまして、流通の中で単価が下がっているというお話はメーカーを通じて地域にも、また町のほうにも伺っているところであります。ただ、半値近くというのは、やはり商品の物にもよりますし、それとこれにあわせて、それも見越した上で、町のほうでは地域の要請を受けまして、菌床料金の値下げという形でさせていただいております。それで、今現在、確かに中国産の影響もありまして、市場価格が落ちているという部分は、私たちにとっても課題だと考えておりますが、今の段階で、生産者とお話している中では、これがすぐに廃業だとか、そういうような形で言うお話は伺っておりません。

質問 金子

町の考えは理解できました。言っていることは。そうすると、次、菌床の販売についてというところに入らせていただきます。イの引渡期限を越えた、何人、何回あるかというところで、要はお答えいただいた回数と人数というのは、菌床価格の見直しや陳情して価格が下がっている状態のときの回数だと思うのです。5年前からの話なので。その状態でも期限が遅く、期限というものがあるのかないのかも含めても60日を超えて持っていってるということは、やはり経営が厳しいということではないのかなと心配しているのですが、その辺はどうでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

今、引渡期限は最初の答弁のとおりございませんが、双方で設置した契約時の期限を越えた方という方は、今言った人数と回数でございます。ただ、その理由につきましては、病気による入院、いわゆる契約上にあるやむを得ない理由と認められるものという部分でございますので、それは経営の部分が苦しくて持っていかれていないということではございません。

質問 金子

分かりました。そうであれば安心できる部分ではあると思うのですが、次に、やはり今の話の中で、例えば菌床の価格というのは、おおむね60日で持っていくという想定の菌床の価格で菌床価格というのができていると思います。生産者の中には、菌床を培養期間30日で持っていかざるを得ない、持っていっている、そういう生産者もいまして、菌床価格は例えばいろいろな事由があり、60日超えて90日、百何十日ということ、いろいろな事情もあると思うのですが、培養するということは冬であれば特に暖房も使う、菌床というのは乾いてはだめなので水も毎日まいている、それには人件費もかかる、いろいろな経費もかかっていると思うのです。それで、培養期間60日以内で持っていっている生産者と60日を超えて持っていっている人、その生産者が同じ金額で菌床を買わないというのが公平性に欠けるのではないかと思っております。また、生産者からも自分は期日を生産者の中では、その期日があるから30日で持っていく、十何日で持っていってる玉もあると、だけれども値段は同じだという声も聞いております。まずは規則というか契約書のほうに1菌床当たり60日を超えた場合の実費というところの文言があるので、菌床1個当たり1日の、どのくらい培養費用がかかるかなど、基準というか、そういうものをつくってはどうでしょうかというところでお答えいただきたいと思います。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

60日を目安に出荷している部分で、今の30日で持っていかざるを得ないというような言葉だったかと思いますけれども、私が聞いている中では生産者の都合で持っていってる方はいらっしゃいますが、仕方なくということはないと思います、まず。それと、この菌床センターにつきましては、当初の目的どおり、生産者のために町がてこ入れする部分でございます。決して締め付けるようなというか、厳しくする部分については、取り決めとしてある部分については当然、今回は実費がかかっておりませんでしたので請求していないというお答えをさせていただきましたし、これはやみくもに理由もなく引渡期限を過ぎて、当然実費がかかったものについては、当然費用の請求について検討させていただきたいと考えております。まず、この60日というのは、実は過去には、今おっしゃった冬場に長期間菌床センターに置けば、自分のところに経費がかからないだろうというようなことが過去にあったと伺っております。これは60日という設定を、この備考に書いたのは、実は地域の皆さんと取り決めをした内容でございまして、生産者のほうも60日を超えて持っていくと、培養の仕方が、やはりそれぞれテクニックというか、あるものですから、超えて持っていきたくないと、60日で持っていきたいというような方ばかりです、今は。ですから、想定上ではそういう方はこの後出てこないのではないかと思っておりますが、当然、不公平のないような形では考えさせていただいておりますし、また、地域の方で30日、要は早めに持っていった場合のお話は、値下げをする前には、実は一つの値下げに変わる代替案として生産者とお話したことはございますが、値下げをしたことによりまして、その案について、そのお話というのは現在、正式にはいきていないのかなと考えているところでございます。

質問 金子

大体お話の内容が分かり、経緯も分かってきました。町側の言い分として。それでお願いしたいというか、こちらの要望という形かもしれないのですが、もし早めに持っていって、例えばその分安くなるなら早めに持っていきたいとかという生産者がいるとすれば、できる、できないは別として、相談に乗ってあげて、スタイルを、選択肢を増やして、やはりコロナで売上げも減少している生産者もいると思うので、そういう対応を協議しながら進めていただくような体制を取っていただきたいと思います。次、菌床センターでしいたけ以外の菌床をつくって販売することができるかと言うことで、現状はできないということでしたが、例えば今、菌床センターでしいたけ以外のものを実験的にでもいいので、何かやっているというところの、やっているか、やっていないか。あとはどのような状態か。そういうことを聞かせていただいてもよろしいでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

まず、最初の質問のほうでありますけれども、仮に30日、要は早めに引き取った場合についての価格の変更ができないかというようなお話は、今現在はあまり聞こえてきておりませんけれども、当然、様々な今までの経緯があるわけでございますから、そこを含めて検討することは考えたいと思います。そういうお話が出た場合につきましては。それと、現状の規則に乗っている品種以外でしいたけがないものですから、現状ではできませんというお答えですが、菌床センターにおきましては、現在、別な、しいたけではないきのこの品種につきまして、実は1年前よりも希望というか、やってみたいなというような思いを持たれている方が出てきたものですから、その可能性につきまして、菌床センターでそのしいたけ以外の品種について試験栽培を現在行っております。これにつきましては、当然、販売に至った場合については、種菌メーカーが設定している1個当たりからの収穫量が本当にうちが生産した菌床で採れるのかということで、現状は今、培養期間60日が過ぎまして、ちょうどこれから発生させて、メーカーさんに指導をいただきながら、本当に菌床センターでつくった菌床からメーカーが推奨するだけのグラム数が採れるのかというところを検討している段階でございます。

質問 金子

ということは、現状では試験的にやっていて、今試しているのはどのくらい採れて、生産者に売っていいレベルの菌床ができるかどうかを試しているということですか。例えば、それがメーカー側が500グラム採れるものだというところで300グラムしか採れない、700グラム採れた、こういうところを見極めるために試験栽培しているということでよろしいでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

まず、1菌床当たりの収穫量の確認、これは最大の目的であります。また、当然収穫したものについては、地域の生産者に影響のない範囲で、販売をして、それが果たしてこの地域の、その品種が求められる品種なのかどうか。同じ道内でも他地域では高値で取引されていても、この辺で果たして需要があるのか、そういうことについても確認をしたいと考えているところでございます。

質問 金子

ということは、生産者一人でも、例えばなのですけれども、まいたけでもしめじでもいいので、やりたいと思ったらセンターのほうに相談して、こういうものちょっとやって商売にしてみたいのだけれどもというお話があれば、町としては、例えば規則か何かでしいたけ以外をつくれないとか、そういうことはないということでよろしいのでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

基本的に町のほうは、そこまでの発展した考えは当初は持っておりません。また、現在も生産者の意向というのが明解に見えてきておりませんので、まだそこまでの想定はしておりませんし、ただ、しいたけ以外の品種につきましては、当然、皆さんもスーパー等でご存知かと思います。大手の企業が入っておりまして、そこに果たして流通に入れるのかという大きな壁があると私は思っております。まいたけであれ、ほかのしめじであれ、それを一人の方が、まずその方が本当に流通に乗せて、しいたけよりも高値、安定で取引できるのかということを、やはり町としては何でもセンターのスケジュール感もありますし、それに伴う消毒というのでしょうか、洗浄ですとか、品種によっては今やっているしいたけ以外のものについても、実はしいたけとちょっと違う形で、部屋を工夫しなければできないものもあります。そうなってくると、今の全ての生産者がやっているしいたけ生産自体に影響が出ないとも限りませんので、その当たりについては、一個人のご希望というか、やはり地域としてそこに向かっていくかどうかという部分がやはり重要であると考えておりますし、何よりもその方が果たしてその大手メーカーに勝てるような流通経路を持っていらっしゃるのかどうか、そういう部分も当然、センターの目的にきのこ生産に関する指導という部分ございますので、そこら辺はそのお話があった段階で検討する材料かと考えております。

質問 金子

丁寧な、詳しい詳細のほう、ありがとうございます。大体、考え方としてはどういうふうに考えているかというのが分かりました。次のところで、生産施設用地の話についてなのですが、生産施設用地というのはきのこ以外、現状できないという回答だったのですが、生産施設用地というのは一般財産ということで間違いないでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

財産の分類上は普通財産ということであります。

質問 金子

すみません、表現がちょっと、自分のほうが中途半端な内容で、普通財産ということですね。普通財産というのは、使用目的というのは何か、例えばきのこしかできないとか、そういうような使われ方をするものなのでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

町の財産管理する総合政策課からお答えさせていただきたいと思います普通財産でありますので、行政財産でいきますと公用、公共目的でありますが、普通財産でいきますと用途は決めてはおりません。ただ、今回のこの生産施設という部分では、今、こちらのほうが普通財産となっておりますが、やはり町の政策上、このきのこのやる生産者を一人でも増やしたいということで、この政策をもとに造成してきたということであります。そういった中では、普通財産とはいえ、やはり町の政策上、ぜひきのこをやるために、ここの部分につきましては、普通財産とはいえ、きのこの生産をしていただきたいということでございます。

質問 金子

ということは、ルール上は規制はないけれども、町としての要望できのこをやる人に使ってほしいのか、きのこをやる人しか使えないのかというところは、ちょっと回答と重複している部分があるかもしれないのですが、どちらになりますか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

最初の町長からの答弁でもありますように、このきのこの生産用地、施設用地ですから、町としての施策でここを造成してきのこ生産者を増やしていきたいという部分でありますので、普通財産とはいえ、町がやはり目的がありますので、そこの部分につきましては、きのこの生産施設として使っていただきたいということでございます。

質問 金子

町の考え方は理解できました。自分もいろいろ農業のことや上尾幌のきのこ以外の発展のこととかも含めて、国の農業担当者からアドバイスいただいた話がありまして、現状、しいたけ栽培の専業だけではなかなか厳しく、兼業することも必要だと国の農業担当者が考えておりました。なので、兼業というときに、例えば、先ほどメーカー側の買取が下がっているというお話は、もう課長たちも聞いているということだったのですが、そのときに夏と冬で価格差が結構大きいと聞いておりまして、そのときに、安いときに違うものをやって、しのいで高いときに売るとか、例えばですが要望があるか、ないか、生産者から要望があるか、ないかではなく、一つの選択肢としてそういう選択肢を取りたいと思ったときに、何か町としてご協力いただける部分とか、生産用地、上尾幌が、無理であれば上尾幌で今の現状のきのこの生産用地では無理かもしれないのですが、そういうところを何か考えていただきたいと、支援策も含めて、きのこ以外のことを兼業でやったりする方に対して、何か考えていただきたいと思うのですがどうでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。まず、私のほうからは町有地の土地の話をさせていただければと思います。例えば、先ほど議員もおっしゃったように、上尾幌以外で、例えばこういうような何かをやるといった場合は、確かに町には町有地あります。それは町の財産でありますので。ただ、やはり使用目的、それと、やはりその使用目的によって近隣に何か影響がないかというところを見ながら、その使用の許可をして、契約をさせていただくということになりますので、もしそういうようなご相談がありましたら、総合政策課のほうに言っていただければと思います。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

その他の農業等の関係でございますが、ちょっと具体的にどういうものかというのも分からない部分がございますけれども、特に今のご質問の中にある上尾幌の地域については、当然、施策の中で集約的に同じ品種をやることによって、効果的な生産ができるのではないかという目的もございますので、かといって今おっしゃった兼業の部分という部分を排除するつもりはございません。ただ一方で、本当に今後その業種が多くの方が着業されるものなのか、そうでないものか、そのものの具体な内容を伺った上で、それにつきましては、農業の兼業の関係につきましては、個別的にご相談いただければと考えております。

質問 金子

今、課長から伺った話の、水産農政課長のおっしゃっていた話だと、その兼業するものというか、そのやるものが、多くの人がやるかどうかというところにこだわっているような感じがするのですが、例えば新しいものをやってみようと思って、厚岸でやってみようと思って来る人もいると思うし、いてほしいと思うのですけれども、そういうときに、やはりみんなと同じ右向け右のものの商売をやる場合はいろいろ対応策があるし、そこの部分を重点的に、多くの人がやるもの、例えば厚岸町でいけば酪農業とかかもしれないのですが、それこそフルーツつくってみたいとか、バナナつくってみたいという人もいるかもしれないのですけれども、そういう考えの人をちょっと排除する的な感じにならないかなと危惧するのですがどうでしょうか。

答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)

今までにこの地域にないものを私は想像しておりますので、そういうものが、既存の支援策がないということでありますので、果たしてそれが大勢の方でないからということは申し上げておりません。果たして、相談受けたものが、例えば国や道のほうで、もしくは町の中で、違う角度で、例えば新規起業だとか、何かに引っかかるものがあるかもしれませんので、それについては具体的な内容をもって相談を受けるべくものということでございます。

質問 金子

分かりました。では、例えば厚岸町にないものでも新規でやりたいと思ったら、水産農政課のほうに、ちょっとこういうふうに考えていると相談に行けば、相談には乗ってもらえて、いろいろご協力、どこまでできるかは分からないけれども、お力沿いというか、できる部分でお力沿いいただけるということでよろしいと、今の話で思いましたので、これで終わりたいと思います。

出典:厚岸町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月8日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる